JPH0431831Y2 - - Google Patents

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JPH0431831Y2
JPH0431831Y2 JP1985104293U JP10429385U JPH0431831Y2 JP H0431831 Y2 JPH0431831 Y2 JP H0431831Y2 JP 1985104293 U JP1985104293 U JP 1985104293U JP 10429385 U JP10429385 U JP 10429385U JP H0431831 Y2 JPH0431831 Y2 JP H0431831Y2
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JP
Japan
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metal plate
thin metal
piezoelectric element
surface side
ceramic actuator
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JP1985104293U
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JPS6214990U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はビデオカメラのオートフオーカス機能
であるレンズ微少振動用の駆動部に用いられるセ
ラミツクアクチユエータに関するものである。
従来の技術 従来、この種のセラミツクアクチユエータは、
第4図A,B及び第5図に示すような構成であつ
た。以下、図面を用いて説明する。尚、図中で同
一個所については同一番号を付している。
リング状の薄金属板1の上下面にリング状の圧
電素子2a,2bが極性方向を揃えた並列型に貼
合わされている。薄金属板1の内周部にはビデオ
カメラのレンズを取り付けるための内枠3が結合
され、又、薄金属板1の外周部にはアクチユエー
タ支持用の外枠4が結合されている。それぞれの
圧電素子2a,2bと薄金属板1には電圧入力用
のリード線5a,5b,5cがハンダ付により接
続固定されており、薄金属板1にリード線5aが
圧電素子2aにリード線5bが、また圧電素子2
bにリード線5cが接続されて引出されているも
のであつた。
このように構成された従来のセラミツクアクチ
ユエータの動作について以下に説明する。圧電素
子2a,2bに接続したリード線5b,5cと薄
金属板1に接続したリード線5aの間に直流電圧
を印加すると、上面側の圧電素子2aは径方向に
伸び、また下面側の圧電素子2bは反対に径方向
に縮むようになり、このセラミツクアクチユエー
タを支持する外枠4を基準として内周部に結合さ
れた内枠3が頂点となつた湾曲状態にそれぞれの
圧電素子2a,2bが撓むことになる。この原理
から、入力電圧として交流電圧を印加すると上記
圧電素子2a,2bの伸縮ならびに湾曲状態は交
互に逆方向になり、外枠4を基準として内枠3は
圧電素子2a,2b面に対し垂直な直線往復運動
を行うようになる。このため、ビデオカメラのレ
ンズ鏡筒内(図示せず)に外枠4を介して収納さ
れたセラミツクアクチユエータは、内枠3に結合
した結像のためのレンズ(図示せず)を鏡筒の光
軸と平行に微少振動させて、フオーカス状態をビ
デオカメラ回路側で検出し、制御を行うように構
成されたものであつた。
考案が解決しようとする問題点 しかしながらこのような従来の構成では、リー
ド線5a〜5cが上下面別々に引出されているた
めアクチユエータの組込み配線時に薄金属板1と
各圧電素子2a,2bのリード線5a,5cの端
部を同一個所に持つてくる必要性より、下面側素
子2bのリード線5cは長くして外枠4の外周を
経由して配線することが必要で、線長さの使い分
けに依るセラミツクアクチユエータの組立て上
で、またこのセラミツクアクチユエータを器具へ
組込むユーザー側において複数のリード線が分離
して取出されているために配線作業がやりにくい
等の問題があつた。
本考案はこのような問題点を解決するもので、
アクチユエータの組立ておよび器具への組込みを
容易にすることを目的とするものである。
問題点を解決するための手段 この問題点を解決するために本考案によるセラ
ミツクアクチユエータは上下面に圧電素子を貼合
わせた薄金属板の外周近傍に小孔を設け、下面側
に貼合わせた圧電素子に接続したリード線を上記
小孔を挿通して上面側へ引出すようにしたもので
ある。
作 用 この構成により、それぞれの圧電素子ならびに
薄金属板に接続するリード線はすべて同一長さに
することが可能となり共用化が図れ、組立ても容
易で、かつ、このセラミツクアクチユエータを器
具へ組込む場合に配線が容易となり作業性が向上
するものである。
実施例 以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明す
る。第1図A,Bはセラミツクアクチユエータの
斜視図及び断面図、第2図は要部断面図、第3図
は要部部品の斜視図であり、同一個所については
同一番号を付している。
まず、リング状の薄金属板6の上下面にリング
状の圧電素子7a,7bが極性方向を揃えた並列
型に同心状に貼合わされている。薄金属板6の内
周部にはビデオカメラのレンズを取り付けるため
の内枠8が結合され、又、薄金属板6の外周部に
はアクチユエータを支持固定するための外枠9が
結合されている。薄金属板6とこの薄金属板6の
上下面にそれぞれ貼合わされた圧電素子7a,7
bには電圧入力用のリード線10a,10b,1
0cがハンダ付により接続固定され、下面側に貼
合わされた圧電素子7bに接続されたリード線1
0cの一端は上記薄金属板6の外周近傍に設けら
れた小孔6aを挿通し、上面側へ引出されるよう
に構成したものである。
このように構成された本考案によるセラミツク
アクチユエータの動作は、従来例で説明したセラ
ミツクアクチユエータの動作と同じであるため、
説明を省略する。
考案の効果 以上のように本考案によれば、薄金属板の外周
近傍に小孔を設け、下面側の圧電素子のリード線
をその小孔を挿通させるように引出すことによ
り、アクチユエータを構成する部品であるリード
線の長さを同一寸法化することが可能となり経済
的効果も上がり、また、アクチユエータを器具に
組込むユーザー側においても、複数のリード線が
同じ所にまとまつているために組込み及び配線が
容易になるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本考案の一実施例によるセラミ
ツクアクチユエータを示す斜視図及び断面図、第
2図は要部拡大断面図、第3図は要部部品である
薄金属板を示す斜視図、第4図A,Bは従来例を
示すセラミツクアクチユエータの斜視図及び断面
図、第5図は従来例の薄金属板を示す斜視図であ
る。 6……薄金属板、6a……小孔、7a,7b…
…圧電素子、8……内枠、9……外枠、10a,
10b,10c……リード線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外周近傍に小孔6aを有するリング状の薄金属
    板6と、この薄金属板6の上下面に極性方向を揃
    えた並列型で、かつ同心状にそれぞれ貼合わせら
    れたリング状の圧電素子7a,7bと、上記薄金
    属板6の内周、外周部にそれぞれ結合された内枠
    8、外枠9と、上記それぞれの圧電素子7a,7
    bと薄金属板6にハンダ付により接続されたリー
    ド線10a,10b,10cとからなり、上記下
    面側の圧電素子7bに接続したリード線10cを
    薄金属板6の小孔6aより上面側に引出してなる
    セラミツクアクチユエータ。
JP1985104293U 1985-07-09 1985-07-09 Expired JPH0431831Y2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6074981A (ja) * 1983-09-30 1985-04-27 Hitachi Maxell Ltd 捩りモ−ドの振動子を用いた圧電平板モ−タ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58172391U (ja) * 1982-05-10 1983-11-17 日本特殊陶業株式会社 微動変位制御装置

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JPS6214990U (ja) 1987-01-29

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