JPH0431808Y2 - - Google Patents

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JPH0431808Y2
JPH0431808Y2 JP1984026488U JP2648884U JPH0431808Y2 JP H0431808 Y2 JPH0431808 Y2 JP H0431808Y2 JP 1984026488 U JP1984026488 U JP 1984026488U JP 2648884 U JP2648884 U JP 2648884U JP H0431808 Y2 JPH0431808 Y2 JP H0431808Y2
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JP
Japan
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motor
inner cover
air passage
outside
hot air
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JP1984026488U
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JPS60138353U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は機械類等に熱によつて変位が起るこ
とにより機械精度に悪影響を及ぼす工作機械など
の発熱源となる駆動モータの熱遮断構造に関す
る。
従来技術 従来工作機械例えば旋盤などでは第1図のよう
にモータが脚内に収容され、ベルトの掛かるプー
リー部は露出しないようにしたカバーが設けられ
ており、モータに設けたフアンによつて外気取入
口より流入する空気で冷却している。工作機械で
はモータの発停が頻繁に繰返されるためモータの
発熱は相当に大きく、モータ外周から発する輻射
熱による熱伝達およびこの発熱により昇温された
空気はカバーによつて外に放熱されず機械の脚、
ベツド内を通つて排気されていたゝめモータ側の
脚、ベツドに部分的に温度上昇が起り熱変位によ
つて機械の静的精度を低下させる問題が起きてい
た。
目 的 従つて本発明は上記に鑑みなされたもので駆動
モータの熱を脚、ベツドに影響を与えないように
放出するとゝもに輻射熱の影響をなくし冷却効果
を向上させたモータの熱遮断構造を提供しようと
するものである。
解決手段 機械駆動用モータを囲む外カバー部材と、該外
カバー部材とモータとの間に冷気通路と熱気通路
を分離形成する断熱材でなる内カバーを設け、該
外カバー部材には外気を流入させる換気用フアン
を設け、該内カバーには流入された外気の一部は
内カバーの外側の冷気通路を通るように導き他を
内カバーの内側の熱気通路に導き入れる開口部を
前記換気用フアンに対向して設け、前記内カバー
の熱気通路に接続して機外に開口させて前記モー
タからの熱気を搬出するダクトを設けてなるもの
である。
実施例 以下本考案の実施例を図面にもとづき説明す
る。旋盤のベツドまたは脚に付属される図示しな
いベース上に固定された駆動モータ1は出力軸の
プーリ2よりベルトによつて図示しない主軸を回
転させる。モータ1は主軸台後部カバー4につゞ
いて従来と同じように外カバーを兼ねる脚内に格
納設置されているが、更に脚壁の内側に断熱性を
有する材料でつくられた内カバー5を設け、その
外側の脚壁との間を冷気通路に内側を熱気通路に
分離形成し、熱気通路をダクト側に開口してモー
タ1を囲んでいる。このダクト側の開口5aは図
示しないダクトによつて熱気をベツド、脚につた
えることがないように機外に向けた排気口に通じ
ている。更に脚壁3の側面には換気用フアン6が
モータ部に外気を導入するように設けられてお
り、この外気を吸い込み大部分を内カバー5の内
側の熱気通路とモータ内部を通るように導き、他
を内カバー5の外側の冷気通路に流すように内カ
バー5にも換気用フアン6に対向したフード付の
流入口5bが設けられている。
このように構成されているため換気用フアン6
を回転させると外気は直接内カバー5内に送り込
まれ熱くなつているモータの外面にふれて熱気を
奪うとゝもにモータフアンによつてモータ1内部
からも熱気を取り冷却しながらダクトを通つて排
気口より機外に排気される。また換気用フアン6
によつて送り込まれた外気の一部は内カバー5の
外周を通つてベツド、また脚内に送り込まれベツ
ド、脚を冷却する。
効 果 以上詳述したように本考案はモータを格納した
外カバーの脚の内側に断熱材でなる内カバーを設
けダクトによつてモータの熱気を直接機外に排出
するようになしたので、発停或いは連続運転で発
生したモータの熱は脚壁に輻射されることなくま
たモータによつて温められた空気は熱気通路を通
り直接ダクトより排出されてベツド、脚の温度上
昇は防止され、更に内カバーの周りから機内に外
気が送り込まれて冷気層が形成されるのでベース
などから伝熱によつて生じる温度上昇も冷却され
て、ベツド、脚の温度上昇は完全に防止され、熱
変位の悪影響がなくなり機械の静的精度が維持さ
れる安定した加工精度を得ることに寄与できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のカバーを示す図、第2図は本考
案のカバーを示す図である。 1……モータ、3……脚壁、5……内カバー、
6……換気用フアン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機械駆動用モータを囲む外カバー部材と、該外
    カバー部材とモータとの間に冷気通路と熱気通路
    を分離形成する断熱材でなる内カバーを設け、該
    外カバー部材には外気を流入させる換気用フアン
    を設け、該内カバーには流入された外気の一部は
    内カバーの外側の冷気通路を通るように導き他を
    内カバーの内側の熱気通路に導き入れる開口部を
    前記換気用フアンに対向して設け、前記内カバー
    の熱気通路に接続して機外に開口させて前記モー
    タからの熱気を排出するダクトを設けたことを特
    徴とするモータの熱遮断構造。
JP2648884U 1984-02-24 1984-02-24 モ−タの熱遮断構造 Granted JPS60138353U (ja)

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JP2648884U JPS60138353U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 モ−タの熱遮断構造

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JP2648884U JPS60138353U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 モ−タの熱遮断構造

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JPS60138353U JPS60138353U (ja) 1985-09-13
JPH0431808Y2 true JPH0431808Y2 (ja) 1992-07-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4636509B2 (ja) * 2006-05-24 2011-02-23 本田技研工業株式会社 電動モータの冷却構造

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4997701U (ja) * 1972-12-15 1974-08-22

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JPS60138353U (ja) 1985-09-13

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