JPH04318012A - ウレタン変性ポリエステル樹脂の製造法 - Google Patents

ウレタン変性ポリエステル樹脂の製造法

Info

Publication number
JPH04318012A
JPH04318012A JP3085204A JP8520491A JPH04318012A JP H04318012 A JPH04318012 A JP H04318012A JP 3085204 A JP3085204 A JP 3085204A JP 8520491 A JP8520491 A JP 8520491A JP H04318012 A JPH04318012 A JP H04318012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
polyester resin
resin
urethane
molecular weight
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3085204A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2941080B2 (ja
Inventor
Masaaki Hata
正昭 秦
Akira Misawa
三沢 晃
Toshihiko Kawabata
川端 俊彦
Mitsuo Onobusa
小野房 光雄
Kazuo Hisamatsu
久松 和男
Soshichi Hisaie
久家 惣七
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Original Assignee
Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Toatsu Chemicals Inc filed Critical Mitsui Toatsu Chemicals Inc
Priority to JP3085204A priority Critical patent/JP2941080B2/ja
Publication of JPH04318012A publication Critical patent/JPH04318012A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2941080B2 publication Critical patent/JP2941080B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)
  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粉体塗料やトナーバイン
ダー等各種バインダー用ポリエステル樹脂に関し、更に
詳しくは顔料分散性の高い部分ゲル含有ウレタン変成ポ
リエステル樹脂の製造に関する。
【0002】
【従来の技術】粉体塗料やトナーバインダー等各種バイ
ンダー用ポリエステル樹脂には一般に流動性の良い分子
量範囲1000〜10000 位のものが使用されてい
る。しかし、これら流動性の良い樹脂はバインダーとし
ての強度が弱いため、上記ポリエステル樹脂に鎖伸長や
部分架橋させ樹脂強度を向上させる方法が一般にとられ
ている。 特に溶融時の流動性と樹脂強度とのバランスを確保する
ためには低分子量体から高分子量体迄分子量分布の広い
ものが良いとされており、部分的に3官能の酸や多価ア
ルコールを用いて鎖伸長や架橋をおこなわせたポリエス
テル樹脂が用いられている。一般に高分子量体と低分子
量体との分布を表す尺度として、Mw/Mnが用いられ
ているがこれは通常GPCで求めるため溶剤に溶解する
ことが前提である。トナーバインダーの場合、部分的に
溶剤に溶解しない部分を含む程度迄高分子量化する事が
必要とする場合も多い。特に、溶剤不溶分はゲル分とし
て表しており5〜50%位含有する程度迄高分子化した
ものが用いられている。これらゲル分は凝集力・接着力
を増し定着強度やオフセット性に非常に有効である。し
かし、粉体塗料やトナー製造時における溶融混練の際、
種々の顔染料やカーボンブラック等はゲルの内部に入り
難いので均一分散し難く、荷電調整剤等が均一に分布せ
ず荷電分布が不均一に成り易い。従って、部分ゲルを含
有し且つ流動性があり且つ顔料分散性の良好な樹脂の開
発が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、先にポ
リエステル樹脂に多価イソシアネートでもって高分子化
したウレタン変性ポリエステル樹脂を製造する技術を開
発した(特願昭61−016799等)。更に、部分ゲ
ルを有し且つ溶融流動性が優れたウレタン変性ポリエス
テル樹脂も開発してきた(特願平2−004495)。 しかし、この部分ゲルを有する樹脂を製造するには、2
軸押出機等で製造されたウレタン変性ポリエステル樹脂
を、そのままダンボール等の容器に排出させ、粉砕する
に充分に低い温度になる迄自然放冷して製造していた。 この方法では、放冷に時間を要し、樹脂の製造を効率よ
く行うことが難しい。さらには放冷する場所が足りない
時に、樹脂を積み重ねて放置する場合、また夏場での作
業等には、さらに冷却に時間を要し、生産性を一段と低
下させる原因となっている。そこで生産性を上げるため
に、2軸押出機等で製造されたウレタン変性ポリエステ
ル樹脂をスチールベルトクーラーに導入し急冷する方法
も試みられているが、この場合、理由は定かではないが
、部分ゲルを有する樹脂を製造することができず、現状
では溶融流動性が優れた部分ゲルを有するウレタン変性
ポリエステル樹脂を製造するには、上記の自然放冷によ
るしか他に方法がないのが現状である。
【0004】即ち、本発明の目的は、部分ゲルを含有し
且つ顔料分散性の良好な樹脂を効率よく製造することに
有る。
【0005】
【問題を解決するための手段】本発明者等は、上記ウレ
タン変性ポリエステル樹脂の製造条件を、鋭意検討した
結果、部分ゲルを含有し且つ溶融流動性が良い顔料分散
性に優れたウレタン変性ポリエステル樹脂の製造方法を
見出し、本発明を完成したものである。即ち、本発明は
数平均分子量が1000〜10000 、OH価が5以
下で、且つ、Tg点が40℃以上であるポリエステル樹
脂(A)と、数平均分子量が1000〜5000でOH
価が10〜60であるポリエステル樹脂(B)との重量
比が20:80〜90:10であり、ポリエステル樹脂
(A)と(B)との全ポリエステル樹脂のOH基1モル
当たり、1.03〜1.3 モルのNCOを含有するジ
イソシアネート化合物(C)を用い、160 〜220
 ℃でジイソシアネート化合物を80〜98%反応させ
、次いで110 〜150 ℃で10〜300 分反応
させたのち、冷却することを特徴とするウレタン変性ポ
リエステル樹脂(D)の製造法である。
【0006】本発明に用いられるポリエステル樹脂(A
),又はポリエステル樹脂(B)は、多価カルボン酸と
多価アルコールの重縮合によって得られるものである。 多価カルボン酸としては例えば、マロン酸、コハク酸、
グルタル酸、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸、
ヘキサヒドロ無水フタル酸などの脂肪族二塩基酸、及び
無水フタル酸、フタル酸、テレフタル酸、イソフタル酸
等の芳香族二塩基酸及びこれらの低級アルキルエステル
を例示することができる。これらの中で芳香族二塩基酸
及びこれらの低級アルキルエステルが特に好ましい。
【0007】又、多価アルコールとしては、例えばエチ
レングリコール、 1,2−プロピレングリコール、 
1,3−プロピレングリコール、 1,3−ブチレング
リコール、1,4 −ブチレングリコール、1, 6−
ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、ジエチレ
ングリコール、ジプロピレングリコール、水添ビスフェ
ノールA、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加
物、ビスフェノールAエチレンオキサイド付加物等のジ
オール、及びグリセリン、トリメチロールプロパン、ト
リメチロールエタン等のトリオールを例示することがで
きる。これらの中で特にビスフェノールAエチレンオキ
サイド付加物やビスフェノールAプロピレンオキサイド
付加物が好ましい。
【0008】当該ポリエステル樹脂(A)の分子量は、
数平均分子量で1000〜10000が好ましく、数平
均分子量が1000未満ではTg点が40℃以上の物が
得られ難く、得られるウレタン変性ポリエステル樹脂(
D)の耐熱性が悪くなる。また、数平均分子量が100
00より大きいと得られるウレタン変性ポリエステル樹
脂(D)の粘度が非常にあがり樹脂の流動性が損なわれ
て好ましくない。
【0009】またポリエステル樹脂(A)のTg 点は
40℃以上が好ましく、40℃以下では得られるウレタ
ン変性ポリエステル樹脂(D)の耐熱性が悪くなる。ポ
リエステル樹脂(B)は、ポリエステル樹脂(A)と同
様の方法で得られる数平均分子量が1000〜5000
でOH価が10〜60であるポリエステル樹脂が使用さ
れる。
【0010】またポリエステル樹脂(B)の分子量は数
平均分子量で1000〜5000であり、特に2000
〜5000が好ましい。ポリエステル樹脂(B)の数平
均分子量が1000未満では高分子化し難く 5000
 を超えるとゲル分が少なくなり顔料分散性が悪化して
好ましくない。
【0011】またポリエステル樹脂(B)の両末端はO
H基である必要が有る。末端にエステル基やカルボキシ
ル基が増加すると高分子化され難くなりゲル分が生成し
ないので好ましくなく、カルボキシル基の場合は酸価と
して2 以下にすることが好ましい。OH価が 60 
以上である場合、分子量小さく高分子化し難く、逆に1
0未満ではゲル分が少なくなり顔料分散性が悪化して好
ましくない。
【0012】ポリエステル樹脂(A)とポリエステル樹
脂(B)は任意の割合で用いられるが、本願発明の効果
が発揮される好ましい範囲は、(A)と(B)との重量
比で20:80〜90:10である。ポリエステル樹脂
(A)が20以下および90以上でも利用できるが、本
願発明の効果は多少低減する。
【0013】ポリエステル樹脂(A)及び(B)の合成
法としては、溶融重縮合法、溶液重縮合法、界面重縮合
法等の公知の合成法が利用出来る。数平均分子量100
0〜10000 ,OH価5以下、更にTg 点が40
℃以上を有するポリエステル樹脂(A)を製造するには
、原料多価カルボン酸・多価アルコールのモル比、多価
カルボン酸・多価アルコールの選択、さらに反応時の縮
合度を調整する等の通常の方法により製造できる。また
数平均分子量1000〜10000 ,OH価10〜6
0のポリエステル樹脂(B)の製造についても(A)と
同様にして製造出来るが、3価以上の多価アルコールの
使用比率は全使用アルコール中10モル%以下が好まし
い。それ以上の比率を使用すると通常のゲルと同じよう
に分散性の悪いゲルとなり好ましくない。又、本発明の
イソシアネート化合物(C)としては、例えばヘキサメ
チレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート
、トリレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソ
シアネート、キシリレンジイソシアネート、テトラメチ
ルキシリレンジイソシアネート等を例示することができ
る。
【0014】イソシアネート化合物(C)の通常用いら
れる範囲は、ポリエステル樹脂(B)のOH基1モル当
量当り1.03〜1.30モル当量であり、特に1.0
5〜1.30モル当量が好ましい。イソシアネート化合
物が1.03モル当量未満では、ゲルが生成しなく顔料
分散性が低下して好ましくなく、1.30モル当量を越
えると増粘が著しく樹脂の流動性低下し実用上好ましく
ない。
【0015】ポリエステル樹脂のウレタン変性する方法
は、例えば以下のような方法が用いられる。即ち、ポリ
エステル樹脂(A)及び(B)の粉体混合物を反応器に
仕込み、更にイソシアネート化合物(C)を注入して、
160 〜220 ℃で2分〜1時間反応させ、ついで
出てきた樹脂を110 ℃〜150 ℃で10〜300
 分反応させることによりウレタン変成ポリエステル樹
脂が得られる。通常OH基とイソシアネートとの反応は
このような高温では混合と同時に反応し数分で反応率8
0〜98%になり略平衡に達する(反応率はIRで残存
NCO量を求めて推算する)。次いで反応率80〜98
%の樹脂を110 〜150 ℃の恒温槽に入れ10分
〜300 分放置して残存NCOを反応させて反応を完
結させる。この二段目の反応でゲルが発生し、顔料分散
性と溶融粘姓とのバランスの優れた樹脂となる。
【0016】本発明に於いて、ゲル分は100ml ス
クリュウ管に樹脂2.5g取り、溶剤として酢酸エチル
47.5g を加えて、25℃で3時間以上振盪させ樹
脂を溶解させる。一昼夜放置したのち上澄み液を分取し
、溶剤中の樹脂の溶解量を乾燥法で求め不溶解分を算出
する。この不溶解分をゲル分とした。ゲル分は3〜30
%好ましくは5〜25 %である。
【0017】本発明に於いて数平均分子量(Mn)はG
PC法により求めたもので、単分散標準ポリスチレンで
検量線を作成した換算分子量である。測定条件は下記の
通り。 GPC装置;  JASCO TWINCLE HPL
CDETECTOR  ;  SHODEX RI S
E−31COLUMN    ;  SHODEX G
PCA−80M*2+KF−802溶    媒  ;
  TETRAHYDROFURAN流    速  
;  1.2ml /min.
【0018】
【実施例】次に実施例により本発明を具体的に説明する
。なお、以降「部」は、特にことわらない限り重量部を
表わす。
【0019】製造例I〜X 本例はポリエステル樹脂(A)及び(B)の製  造例
である。5l4口フラスコに、還流冷却器、水又はアル
コール分離装置、窒素ガス導入管、温度計、及び攪拌装
置を附し、表−1 及び表−2に示した多塩基酸と多価
アルコールを仕込み、フラスコ内に窒素を導入し攪拌し
ながら 220〜240 ℃で脱水重縮合を行い、酸価
又は水酸基価が所定の値になったところで系内を徐々に
真空にして最終的に240 ℃ 5mmHgで1時間反
応を行い反応をストップしポリエステル樹脂(A)及び
(B)I〜Xを得た。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】実施例1〜21 本例はウレタン変性ポリエステル樹脂(D)の製造例で
ある。上記により得られたポリエステル樹脂(A)及び
(B)をそれぞれ 0.5〜1mmの粒径に粉砕し、表
−3に示した混合割合に計量し、ヘンシェルミキサーで
予備混合した。これを二軸押出機((株)日本製鋼所製
 TEX−30)によりウレタン変性化した。押出条件
としては、樹脂温度が170 ℃になるように押出機シ
リンダー温度を設定し、スクリュー回転数は樹脂の平均
滞留時間が10分間となるように調整した。ウレタン変
性化は、予備混合した樹脂を定量フィーダーを用いて、
押出機に所定量の速度で連続的に供給し溶融混練し、押
出機に設けた注入口より表−3に示した所定量のイソシ
アネート化合物(トリレンジイソシアネート)(C)を
定量ポンプを用いて連続的に供給し反応を行わせた。ダ
イスより出た樹脂をバットに受け、次いで 80 ℃〜
180 ℃に20℃間隔にセットした恒温槽にに入れ3
0分反応させ後取り出してバットを氷水中に浮かして急
冷後粉砕した。この様にして得られた樹脂(D)につい
て物性値を測定し結果を表−3に示した。この表から判
るように120 〜140 ℃でゲル分が多量出来てい
ることが判る。
【0023】実施例2 上記により得られたポリエステル樹脂(A)及び(B)
をそれぞれ 0.5〜1mmの粒径に粉砕し、表−3に
示した混合割合に計量し、ヘンシェルミキサーで予備混
合した。これを二軸押出機((株)日本製鋼所製 TE
X−30)によりウレタン変性化した。押出条件として
は、樹脂温度が170℃になるように押出機シリンダー
温度を設定し、スクリュー回転数は樹脂の平均滞留時間
が10分間となるように調整した。ウレタン変性化は、
予備混合した樹脂を定量フィーダーを用いて、押出機に
所定量の速度で連続的に供給し溶融混練し、押出機に設
けた注入口より表−3に示した所定量のイソシアネート
化合物(トリレンジイソシアネート)(C)を定量ポン
プを用いて連続的に供給し反応を行わせた。ダイスより
出た樹脂をバットに受け、次いで140 ℃にセットし
た恒温槽にに入れ 0・10・20・60・90各分反
応させ後取り出してバットを氷水中に浮かして急冷後粉
砕した。この様にして得られた樹脂(D)について物性
値を測定し結果を表−3に示した。
【0024】実施例3 上記により得られたポリエステル樹脂(A)及び(B)
をそれぞれ 0.5〜1mmの粒径に粉砕し、表−3に
示した混合割合に計量し、ヘンシェルミキサーで予備混
合した。これを二軸押出機((株)日本製鋼所製 TE
X−30)によりウレタン変性化した。押出条件として
は、樹脂温度が170 ℃になるように押出機シリンダ
ー温度を設定し、スクリュー回転数は樹脂の平均滞留時
間が10分間となるように調整した。ウレタン変性化は
、予備混合した樹脂を定量フィーダーを用いて、押出機
に所定量の速度で連続的に供給し溶融混練し、押出機に
設けた注入口より表−3に示した所定量のイソシアネー
ト化合物(トリレンジイソシアネート)(C)を定量ポ
ンプを用いて連続的に供給し反応を行わせた。ダイスよ
り出た樹脂をバットに受け、次いで140 ℃にセット
した恒温槽に入れ 30 分反応させ後取り出してバッ
トを氷水中に浮かして急冷後粉砕した。この様にして得
られた樹脂(D)について物性値を測定し結果を表−3
に示した。
【0025】
【表3】
【0026】
【表4】 1)トリレンジイソシアネート 2)ブロッキング性;1mm以下に粉砕した樹脂を温度
50℃、相対湿度50%の環境下に1週間放置した後の
粉体の凝集の程度を目視にて以下の様に測定した。 ◎;全く凝集していない ○;わずかに凝集しているが、容器を軽く振るとほぐれ
る △;容器を良く振ってもほぐれない凝集物がある×;完
全に団塊化している 3)溶融粘性;樹脂1gをフローテスターに入れ、オリ
フィス 1mmφ*1mm・荷重20kg・6 ℃/分
で昇温した時  流動開始した温度( ピストンが降下
し始めた温度) をTi とし、1/2 g流出した時
の温度をTm とする4)分散性;製造例1〜21によ
って得られたウレタン変性ポリエステル樹脂(D)10
0重量部に対して顔料としてMBX−20アゾレッド(
 積水化成(株)製)0.2重量部をヘンシェルミキサ
ーにて分散混合した後、二軸混練機 PCM30(池貝
鉄工(株)製)にて140 ℃で溶融混練して塊状樹脂
を得た。この組成物の一部を、150 ℃に加熱してあ
るガラス板に取り、カバーグラスをスペーサーにしても
う一枚の加熱してあったガラス板を上から押さえて均一
の厚みの薄膜を得た。これを各々3 個作成し顕微鏡に
て拡大して顔料の個数を1 個につき10*10視野計
測した。この結果より標準偏差・ゆがみを算出し分散性
を比較した。
【0027】
【発明の効果】表−3に示した溶融粘性について、Tg
 は低い程流動性が高く、Tm は低いほど溶融粘性が
高いことを示しており、また、分散性に於いては、ゆが
みの数字が小さい程均一に分散していることを示してい
る。 即ち、本発明の方法によって生成したゲル含有樹脂は分
散特性が良好で、かつ流動性も良好であり、実用上優れ
た性能を有している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  数平均分子量が1000〜10000
     、OH価が5以下で、且つ、Tg点が40℃以上であ
    るポリエステル樹脂(A)と、数平均分子量が1000
    〜5000でOH価が10〜60であるポリエステル樹
    脂(B)との重量比が20:80〜90:10であり、
    ポリエステル樹脂(A)と(B)との全ポリエステル樹
    脂のOH基1モル当たり、1.03〜1.3 モルのN
    COを含有するジイソシアネート化合物(C)を用い、
    160 〜220 ℃でジイソシアネート化合物を80
    〜98%反応させ、次いで110 〜150 ℃で10
    〜300 分反応させたのち、冷却することを特徴とす
    るウレタン変性ポリエステル樹脂(D)の製造法。
JP3085204A 1991-04-17 1991-04-17 ウレタン変性ポリエステル樹脂の製造法 Expired - Lifetime JP2941080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3085204A JP2941080B2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 ウレタン変性ポリエステル樹脂の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3085204A JP2941080B2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 ウレタン変性ポリエステル樹脂の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04318012A true JPH04318012A (ja) 1992-11-09
JP2941080B2 JP2941080B2 (ja) 1999-08-25

Family

ID=13852081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3085204A Expired - Lifetime JP2941080B2 (ja) 1991-04-17 1991-04-17 ウレタン変性ポリエステル樹脂の製造法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2941080B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016191917A (ja) * 2015-03-30 2016-11-10 三洋化成工業株式会社 トナーバインダーの製造方法
JP2016191918A (ja) * 2015-03-30 2016-11-10 三洋化成工業株式会社 トナーバインダーの製造方法
JP2016194688A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 三洋化成工業株式会社 トナーバインダーの製造方法
JP2017151435A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 三洋化成工業株式会社 トナーバインダーの製造方法及びトナーの製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016191917A (ja) * 2015-03-30 2016-11-10 三洋化成工業株式会社 トナーバインダーの製造方法
JP2016191918A (ja) * 2015-03-30 2016-11-10 三洋化成工業株式会社 トナーバインダーの製造方法
JP2016194688A (ja) * 2015-03-31 2016-11-17 三洋化成工業株式会社 トナーバインダーの製造方法
JP2017151435A (ja) * 2016-02-22 2017-08-31 三洋化成工業株式会社 トナーバインダーの製造方法及びトナーの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2941080B2 (ja) 1999-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5202212A (en) Toner composition for electrophotography
AU2005242169A1 (en) Continuous method for manufacturing an acid functional blocked solid isocyanate
US6248843B1 (en) Powder coatings based on branched oligoesters and triazole blocked polyisocyanates
CZ2001980A3 (cs) Prostředek pro tvorbu povlaků
JPH04103678A (ja) 粉体塗料組成物
JPS6356659A (ja) 電子写真用トナ−組成物
JPH04318012A (ja) ウレタン変性ポリエステル樹脂の製造法
CN104017417A (zh) 一种粉末涂料用流平剂及其制备方法、一种粉末涂料
JP3654766B2 (ja) 電子写真用トナー組成物
US5102977A (en) Internally catalyzed sulfonate bearing hydroxyl terminated powder coating polyesters
JPH04211272A (ja) 電子写真用トナー組成物
EP1824898A1 (en) Process for preparing a polyester resin
EP0438269B1 (en) Toner composition for electrophotography
US20060128906A1 (en) Process for preparing a polyester resin
WO2004065465A1 (ja) マスターバッチ及びそれを用いたトナー
JP3654767B2 (ja) 電子写真用トナー組成物
CN110903471A (zh) 一种粉末涂料用有机硅改性聚酯共聚物及其制备方法
JP2010070670A (ja) 粉末状熱可塑性ポリウレタン樹脂組成物、並びにそれを用いたシート状ポリウレタン樹脂成形物及びその製造方法
JPH0439325A (ja) ポリエステル樹脂組成物及び粉体塗料組成物
JP2678318B2 (ja) 熱可塑性ポリウレタン樹脂用組成物
JP2694055B2 (ja) インキ
JPS588430B2 (ja) フンタイトリヨウヨウジユシソセイブツ
CN117925106A (zh) 一种低光弯曲粉末涂料及其制备方法
WO2023065131A1 (zh) 一种饱和聚酯共聚物及其制备方法和应用
CN117510685A (zh) 一种抗流挂树脂及其制备方法和在汽车高温清漆中的应用

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080618

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090618

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100618

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110618

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term