JPH0431758A - 蛍光検出型ゲル電気泳動装置 - Google Patents
蛍光検出型ゲル電気泳動装置Info
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- JPH0431758A JPH0431758A JP2136709A JP13670990A JPH0431758A JP H0431758 A JPH0431758 A JP H0431758A JP 2136709 A JP2136709 A JP 2136709A JP 13670990 A JP13670990 A JP 13670990A JP H0431758 A JPH0431758 A JP H0431758A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はDNA塩基配列決定などに用いる装置であって
、蛍光ラベルしたサンプルをゲル電気泳動させ、泳動方
向と直交する方向に蛍光の励起・受光光学系を走査し、
泳動パターンを検出するゲル電気泳動装置に関するもの
である。
、蛍光ラベルしたサンプルをゲル電気泳動させ、泳動方
向と直交する方向に蛍光の励起・受光光学系を走査し、
泳動パターンを検出するゲル電気泳動装置に関するもの
である。
(従来の技術)
蛍光ラベルしたサンプルとは、プライマ一部又はダイオ
キシ部に蛍光ラベルし、サンガーの方法で調整したDN
A断片であり、この蛍光ラベルしたサンプルをゲル電気
泳動して得られる展開パターンはそのままDNAの塩基
配列を与える。
キシ部に蛍光ラベルし、サンガーの方法で調整したDN
A断片であり、この蛍光ラベルしたサンプルをゲル電気
泳動して得られる展開パターンはそのままDNAの塩基
配列を与える。
蛍光検出型ゲル電気泳動装置の一例は特開昭63−31
3035号公報に記載されている。その引例の装置は、
第4図に示されるものであり、ガラス板に挾まれて図で
紙面垂直方向に延びる泳動ゲル104に蛍光ラベルした
サンプルが紙面垂直方向に泳動する。ステージ239は
ガイドレール233に案内され、モ〒り237で駆動さ
れる捧ネジ252の回転によって泳動方向と直交する図
の上下方向に走査される。ステージ239には集光レン
ズ260が設けられ、励起光であるレーザビーム250
がミラー251で反射されてレンズ260に入射し、ス
テージ239上のミラー255で反射されて泳動ゲル1
04の測定部分を照射する。その測定部分から出た蛍光
はステージ239に設けられた集光レンズ221で集光
され、干渉フィルタ223で分光されてレンズ225を
通り、光電子増倍管229で検知される。
3035号公報に記載されている。その引例の装置は、
第4図に示されるものであり、ガラス板に挾まれて図で
紙面垂直方向に延びる泳動ゲル104に蛍光ラベルした
サンプルが紙面垂直方向に泳動する。ステージ239は
ガイドレール233に案内され、モ〒り237で駆動さ
れる捧ネジ252の回転によって泳動方向と直交する図
の上下方向に走査される。ステージ239には集光レン
ズ260が設けられ、励起光であるレーザビーム250
がミラー251で反射されてレンズ260に入射し、ス
テージ239上のミラー255で反射されて泳動ゲル1
04の測定部分を照射する。その測定部分から出た蛍光
はステージ239に設けられた集光レンズ221で集光
され、干渉フィルタ223で分光されてレンズ225を
通り、光電子増倍管229で検知される。
(発明が解決しようとする課題)
第4図の装置では、泳動ゲル104と走査方向(ネジ2
52とガイドレール233で決まる)、及び集光レンズ
260への励起光の入射方向の王者が全く平行で、かつ
泳動ゲル104の位置は走査のどの場所でも全く一致し
ていなければならない。この条件はゲル104を交換し
たときでも、常に満たされていなければならない。
52とガイドレール233で決まる)、及び集光レンズ
260への励起光の入射方向の王者が全く平行で、かつ
泳動ゲル104の位置は走査のどの場所でも全く一致し
ていなければならない。この条件はゲル104を交換し
たときでも、常に満たされていなければならない。
第5図はこの条件が満たされていなり1場合を示したも
のである。走査のある場所Aでは励起光250により照
明されたゲル部分は正しく受光光学系の光軸上にあり、
強い信号が得られるが、ゲル104が挾まれているガラ
スの厚さが変化したり、ゲル104とネジ252の平行
度が不十分な場合など、走査の別の場所Bでは図のよう
に励起光250により照明されたゲル部分と受光光学系
の光軸との間にずれが生じ、信号強度が弱くなり、はな
はだしい場合には信号が検出されなくなる。このように
、信号強度が場所により変化する結果を生じる。
のである。走査のある場所Aでは励起光250により照
明されたゲル部分は正しく受光光学系の光軸上にあり、
強い信号が得られるが、ゲル104が挾まれているガラ
スの厚さが変化したり、ゲル104とネジ252の平行
度が不十分な場合など、走査の別の場所Bでは図のよう
に励起光250により照明されたゲル部分と受光光学系
の光軸との間にずれが生じ、信号強度が弱くなり、はな
はだしい場合には信号が検出されなくなる。このように
、信号強度が場所により変化する結果を生じる。
レンズ225はこのずれを軽減するために設けられたも
のであるが、それでもこの光学系の場合、入射角θが散
乱光を減少させるために20〜35度ぐらいと小さく設
定されているため、ガラスの厚さの不均一や平行度の誤
差によるゲル104とステージ239との距離Xの変動
によるゲル104の励起場所と受光光学系の光軸とのず
れを十分補償できるものではない。
のであるが、それでもこの光学系の場合、入射角θが散
乱光を減少させるために20〜35度ぐらいと小さく設
定されているため、ガラスの厚さの不均一や平行度の誤
差によるゲル104とステージ239との距離Xの変動
によるゲル104の励起場所と受光光学系の光軸とのず
れを十分補償できるものではない。
本発明は第4図のように励起・受光光学系を泳動方向と
直交する方向に走査しなから泳動パターンを検出する装
置において、ゲルと走査方向及び励起光入射方向の厳密
な平行関係が保たれない場合においても、正しく蛍光検
出を行なうことのできるゲル電気泳動装置を提供するこ
とを目的とするものである。
直交する方向に走査しなから泳動パターンを検出する装
置において、ゲルと走査方向及び励起光入射方向の厳密
な平行関係が保たれない場合においても、正しく蛍光検
出を行なうことのできるゲル電気泳動装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明では、泳動ゲルのうち励起光で照明された部分の
位置と受光光学系光軸との位置のずれを検出するずれ検
出手段と、励起光光路と受光光学系光軸との相対的位置
関係を変化させる移動手段と、ずれ検出手段の検出出力
を増幅する増幅器と、その増幅された信号出力で移動手
段をずれを解消する方向に動かす負帰還回路とを備えて
いる。
位置と受光光学系光軸との位置のずれを検出するずれ検
出手段と、励起光光路と受光光学系光軸との相対的位置
関係を変化させる移動手段と、ずれ検出手段の検出出力
を増幅する増幅器と、その増幅された信号出力で移動手
段をずれを解消する方向に動かす負帰還回路とを備えて
いる。
(作用)
泳動ゲルのうち励起光で照明された部分が受光光学系の
光軸上の位置からずれると、それに応じてずれ検出手段
が信号を発生し、負帰還回路を介して調整手段がずれ信
号が減少する方向に励起光と受光光学系光軸との相対位
置を変化させ、結果として走査の全領域でいつでも泳動
ゲルの照明された位置が受光光学系の光軸上にあり、走
査の全領域で信号強度が一定となる。
光軸上の位置からずれると、それに応じてずれ検出手段
が信号を発生し、負帰還回路を介して調整手段がずれ信
号が減少する方向に励起光と受光光学系光軸との相対位
置を変化させ、結果として走査の全領域でいつでも泳動
ゲルの照明された位置が受光光学系の光軸上にあり、走
査の全領域で信号強度が一定となる。
(実施例)
第1図は一実施例を表わす。
2は泳動ゲルであり5例えば6%ポリアクリルアミドに
てなり、ガラス板(例えば厚さ5mmのパイレックスガ
ラス板)に挾まれて、例えば0゜35 m mの厚さに
形成され、紙面垂直方向に立てられている。泳動ゲル2
には蛍光ラベルしたサンプルが紙面垂直方向に電気泳動
される。サンプルは例えば蛍光物質FITCでラベルさ
れており、488nmのアルゴンイオンレーザで励起さ
れて520nmの蛍光を発する。
てなり、ガラス板(例えば厚さ5mmのパイレックスガ
ラス板)に挾まれて、例えば0゜35 m mの厚さに
形成され、紙面垂直方向に立てられている。泳動ゲル2
には蛍光ラベルしたサンプルが紙面垂直方向に電気泳動
される。サンプルは例えば蛍光物質FITCでラベルさ
れており、488nmのアルゴンイオンレーザで励起さ
れて520nmの蛍光を発する。
3はステージであり、クロスローラやアリ溝などのガイ
トローラ(図示略)により案内され、モータ鮭動される
棒ネジ(図示略)の回転により能動されて泳動方向と直
交する方向に走査される。
トローラ(図示略)により案内され、モータ鮭動される
棒ネジ(図示略)の回転により能動されて泳動方向と直
交する方向に走査される。
ステージ3上には励起光であるアルゴンイオンレーザビ
ーム1を受ける集光レンズ4が設けられており、励起光
ビーム1は泳動ゲル2及びステージ3の走査方向に平行
に入射し、レンズ4で集光される。レンズ4で集光され
た励起光ビーム1を泳動ゲル2に入射させるために、ス
テージ3上にはミラー5が設けられており、ミラー5は
ガルバノスキャナ(例えばGeneral Scann
ing社の6120Dなど)26により回転角を変化さ
せることができるようになっている。ガルバノスキャナ
26に流す電流によりミラー5の回転角が制御される。
ーム1を受ける集光レンズ4が設けられており、励起光
ビーム1は泳動ゲル2及びステージ3の走査方向に平行
に入射し、レンズ4で集光される。レンズ4で集光され
た励起光ビーム1を泳動ゲル2に入射させるために、ス
テージ3上にはミラー5が設けられており、ミラー5は
ガルバノスキャナ(例えばGeneral Scann
ing社の6120Dなど)26により回転角を変化さ
せることができるようになっている。ガルバノスキャナ
26に流す電流によりミラー5の回転角が制御される。
受光光学系に入射する散乱光を減少させるために、入射
角θが20〜35度ぐらいになるように、励起光学系と
受光光学系が設定されている励起光ビーム1による泳動
ゲル2の照明位置からの光を集光し検出するために、ス
テージ3上には、対物レンズ6、対物レンズ6で集光さ
れた光を検出系と制御系とに分離するハーフミラ−7、
ハーフミラ−7で反射された光を集光する集光レンズ8
、及び集光レンズ8で集光された光を受光する位置検出
素子(例えば浜松ホトニクス社の82153など)9が
設けられている。位置検出素子9からは位置を示す電流
出力X1とx2が取り出される。
角θが20〜35度ぐらいになるように、励起光学系と
受光光学系が設定されている励起光ビーム1による泳動
ゲル2の照明位置からの光を集光し検出するために、ス
テージ3上には、対物レンズ6、対物レンズ6で集光さ
れた光を検出系と制御系とに分離するハーフミラ−7、
ハーフミラ−7で反射された光を集光する集光レンズ8
、及び集光レンズ8で集光された光を受光する位置検出
素子(例えば浜松ホトニクス社の82153など)9が
設けられている。位置検出素子9からは位置を示す電流
出力X1とx2が取り出される。
10は位置検出素子9からの2つの出力X1゜X2から
(X1+X2)と(Xi−X2)を算出する演算回路、
11はその2つの演算回路出力(X1+X2)、(Xi
−X2)の除算(Xi−X2)/ (X1十X2)を行
なう除算回路(例えばアナログデバイセズ社のAD53
3など)、12はその除算出力を増幅する増幅器である
。13は増幅器12の出力によりガルバノスキャナ26
を駆動するガルバノミラ−駆動回路であり、ガルバノミ
ラ−駆動回路13が増幅器12の出力を0にする方向に
ミラー5の回転角を制御するように負帰還回路が構成さ
れている。
(X1+X2)と(Xi−X2)を算出する演算回路、
11はその2つの演算回路出力(X1+X2)、(Xi
−X2)の除算(Xi−X2)/ (X1十X2)を行
なう除算回路(例えばアナログデバイセズ社のAD53
3など)、12はその除算出力を増幅する増幅器である
。13は増幅器12の出力によりガルバノスキャナ26
を駆動するガルバノミラ−駆動回路であり、ガルバノミ
ラ−駆動回路13が増幅器12の出力を0にする方向に
ミラー5の回転角を制御するように負帰還回路が構成さ
れている。
ステージ3上には、ハーフミラ−7を通過した残りの光
を520nmの干渉フィルタ14を経て集光するために
集光レンズ15が設けられており、集光レンズ15で集
光された蛍光を検出するために光電子増倍管16が設け
られている。集光レンズ15は干渉フィルタ14を通っ
た平行で幅の広い光束を光電子増倍管16の光電面の大
きさに縮小するためのものであり、光電面が広ければ省
略してもよい。
を520nmの干渉フィルタ14を経て集光するために
集光レンズ15が設けられており、集光レンズ15で集
光された蛍光を検出するために光電子増倍管16が設け
られている。集光レンズ15は干渉フィルタ14を通っ
た平行で幅の広い光束を光電子増倍管16の光電面の大
きさに縮小するためのものであり、光電面が広ければ省
略してもよい。
次に、本実施例の動作について説明する。
励起光ビーム1がミラー5で反射されて泳動ゲル2に入
射し、泳動ゲル2の照明位置からの光は対物レンズ6で
集光されてハーフミラ−7に入射し、ハーフミラ−7で
反射された光は集光レンズ8により位置検出素子9上に
スポットを作る。そのスポットは蛍光が極めて強い場合
は蛍光光であるが、DNA塩基配列決定用のように蛍光
が弱い場合はほとんど励起光のゲルによる散乱光から成
り立っているが、それでも照明位置を検出するには差し
支えない。位置検出素子9の2つの検出出力Xi、X2
が演算回路10と除算回路11を経て算出される出力 (XI−X2)/ (X1+X2) は位置検出素子9上のスポットの位置に比例したもので
あり、ちょうどそのスポットが位置検出素子9の中央に
きたときに出力が0となるように設定されている。その
除算回路11の出力は直ちに受光光学系の光軸と励起光
照明位置のずれ信号となる。この信号が増幅されてガル
バノミラ−駆動回路13にずれを打ち消す方向に入力さ
れて、走査のいかなる場所においても励起光照明位置を
受光光学系の光軸上におくことができる。
射し、泳動ゲル2の照明位置からの光は対物レンズ6で
集光されてハーフミラ−7に入射し、ハーフミラ−7で
反射された光は集光レンズ8により位置検出素子9上に
スポットを作る。そのスポットは蛍光が極めて強い場合
は蛍光光であるが、DNA塩基配列決定用のように蛍光
が弱い場合はほとんど励起光のゲルによる散乱光から成
り立っているが、それでも照明位置を検出するには差し
支えない。位置検出素子9の2つの検出出力Xi、X2
が演算回路10と除算回路11を経て算出される出力 (XI−X2)/ (X1+X2) は位置検出素子9上のスポットの位置に比例したもので
あり、ちょうどそのスポットが位置検出素子9の中央に
きたときに出力が0となるように設定されている。その
除算回路11の出力は直ちに受光光学系の光軸と励起光
照明位置のずれ信号となる。この信号が増幅されてガル
バノミラ−駆動回路13にずれを打ち消す方向に入力さ
れて、走査のいかなる場所においても励起光照明位置を
受光光学系の光軸上におくことができる。
このように励起光照明位置が受光光学系の光軸上にくる
ように制御された状態でハーフミラ−7からの残りの蛍
光が干渉フィルタ14を経て集光レンズ15で集光され
、光電子増倍管16で検出されるので、光軸ずれのない
、すなわち走査方向に対して感度がどこでも一定な信頼
性ある測定を行なうことができる。
ように制御された状態でハーフミラ−7からの残りの蛍
光が干渉フィルタ14を経て集光レンズ15で集光され
、光電子増倍管16で検出されるので、光軸ずれのない
、すなわち走査方向に対して感度がどこでも一定な信頼
性ある測定を行なうことができる。
第2図は他の実施例を表わす。
第2図では走査されるステージ3上には励起光学系と受
光光学系の一部のみを設け、他の部分は固定されたステ
ージ20上に設けた実施例である。
光光学系の一部のみを設け、他の部分は固定されたステ
ージ20上に設けた実施例である。
泳動ゲル2と平行に、かっ泳動方向と直交する方向に走
査されるステージ3上には、泳動ゲル2に平行に入射す
る励起光ビーム1を集光する集光レンズ4が設けられ、
集光レンズ4で集光された励起光ビーム1を泳動ゲル2
に入射させるために、圧電素子19(例えばトーキン社
のLANシリーズの製品など)で駆動されるミラー5が
設けられている。圧電素子19に印加される電圧により
ミラー5は矢印のように前後方向に移動して励起光ビー
ム1のゲル2への入射位置を変化させる。
査されるステージ3上には、泳動ゲル2に平行に入射す
る励起光ビーム1を集光する集光レンズ4が設けられ、
集光レンズ4で集光された励起光ビーム1を泳動ゲル2
に入射させるために、圧電素子19(例えばトーキン社
のLANシリーズの製品など)で駆動されるミラー5が
設けられている。圧電素子19に印加される電圧により
ミラー5は矢印のように前後方向に移動して励起光ビー
ム1のゲル2への入射位置を変化させる。
泳動ゲル2の照明位置からの光を受光するために、ステ
ージ3上には対物レンズ6と、対物レンズ6で集光され
た光を走査方向と平行にステージ3の外部へ導くための
ミラー17が設けられている。
ージ3上には対物レンズ6と、対物レンズ6で集光され
た光を走査方向と平行にステージ3の外部へ導くための
ミラー17が設けられている。
固定されたステージ20上には、制御系として、ミラー
17からの光を分離するためのハーフミラ−18,ハー
フミラ−18を通過した光を集光する集光レンズ8、及
び位置検出素子9が設けられている。10,11.12
は第1図と同じくそれぞれ演算回路、除算回路及び増幅
器である。13aは圧電素子19の駆動回路であり、増
幅器12の信号はゲル2上の照明位置が受光光学系の光
軸上からずれるのを少なくする方向に駆動回路13aに
入力される。
17からの光を分離するためのハーフミラ−18,ハー
フミラ−18を通過した光を集光する集光レンズ8、及
び位置検出素子9が設けられている。10,11.12
は第1図と同じくそれぞれ演算回路、除算回路及び増幅
器である。13aは圧電素子19の駆動回路であり、増
幅器12の信号はゲル2上の照明位置が受光光学系の光
軸上からずれるのを少なくする方向に駆動回路13aに
入力される。
固定ステージ20上には、検出系として、ハーフミラ−
18で反射された光が入射する干渉フィルタ14、干渉
フィルタ14を通った光を集光する集光レンズ15、及
び集光レンズ15で集光された光を検出する光電子増倍
管16が設けられている。
18で反射された光が入射する干渉フィルタ14、干渉
フィルタ14を通った光を集光する集光レンズ15、及
び集光レンズ15で集光された光を検出する光電子増倍
管16が設けられている。
第2図の実施例において、ゲル2の照明位置がらの光は
対物レンズ6、ミラー17、ハーフミラ−18及び集光
レンズ8を経て位置検出素子9上にスポットを形成し、
そのスポット位置の信号は演算回路10、除算回路11
、増幅器12を経て駆動回路13aから圧電素子19に
負帰還され、励起光レーザ1のゲル照明位置が受光光学
系の光軸上にくるように偏向される。そのように制御さ
れた状態で干渉フィルタ14から集光レンズ15を経て
光電子増倍管16で蛍光検出が行なわれる。
対物レンズ6、ミラー17、ハーフミラ−18及び集光
レンズ8を経て位置検出素子9上にスポットを形成し、
そのスポット位置の信号は演算回路10、除算回路11
、増幅器12を経て駆動回路13aから圧電素子19に
負帰還され、励起光レーザ1のゲル照明位置が受光光学
系の光軸上にくるように偏向される。そのように制御さ
れた状態で干渉フィルタ14から集光レンズ15を経て
光電子増倍管16で蛍光検出が行なわれる。
第2図の実施例では、走査用ステージ3の外部で蛍光検
量と照明位置のずれ検出を行なうので、走査系が軽量化
され、耐久性や走査性能が良くなる。
量と照明位置のずれ検出を行なうので、走査系が軽量化
され、耐久性や走査性能が良くなる。
移動手段としてはミラー5をガルバノスキャナ26で回
転させたり、圧電素子19で移動させるものの他に、ミ
ラー5をステッピングモータで移動させるものであって
もよい。さらに、第3図に示されるように、ミラー5を
固定し、励起光ビーム1を音響光学素子21を介してミ
ラー5に入射させ、ゲルの照明位置と受光光学系の光軸
とのずれに応じて駆動回路から音響光学素子21に駆動
電圧を印加するようにしてもよい。
転させたり、圧電素子19で移動させるものの他に、ミ
ラー5をステッピングモータで移動させるものであって
もよい。さらに、第3図に示されるように、ミラー5を
固定し、励起光ビーム1を音響光学素子21を介してミ
ラー5に入射させ、ゲルの照明位置と受光光学系の光軸
とのずれに応じて駆動回路から音響光学素子21に駆動
電圧を印加するようにしてもよい。
また、第2図の実施例において、ミラー5を移動させる
代わりに、泳動ゲル2の照明位置からの光を反射させる
ミラー17を、例えばサーボモータで駆動してゲルの照
明位置からの光が正しく光電子増倍管16に入射するよ
うに負帰還制御する゛ようにしてもよい。
代わりに、泳動ゲル2の照明位置からの光を反射させる
ミラー17を、例えばサーボモータで駆動してゲルの照
明位置からの光が正しく光電子増倍管16に入射するよ
うに負帰還制御する゛ようにしてもよい。
(発明の効果)
本発明では泳動ゲルのうち励起光ビームで照明されてい
る部分と受光光学系光軸とのずれを検出し、そのずれを
なくすように励起光光路と受光光学系光軸との相対的位
置関係に負帰還をかけるようにしたので、加工誤差、組
立て誤差、調整誤差によって必然的に起こる励起光ビー
ムの泳動ゲル中の照明位置と受光光学系光軸とのずれを
自動的に解消することができ、感度が走査点の場所によ
す異なるという問題を克服することができる。
る部分と受光光学系光軸とのずれを検出し、そのずれを
なくすように励起光光路と受光光学系光軸との相対的位
置関係に負帰還をかけるようにしたので、加工誤差、組
立て誤差、調整誤差によって必然的に起こる励起光ビー
ムの泳動ゲル中の照明位置と受光光学系光軸とのずれを
自動的に解消することができ、感度が走査点の場所によ
す異なるという問題を克服することができる。
また、加工誤差や組立て誤差、調整誤差などが仮りにあ
ったとしても、性能に影響がでないことになり、加工、
組立て、調整が楽になり、装置コストが低下する。
ったとしても、性能に影響がでないことになり、加工、
組立て、調整が楽になり、装置コストが低下する。
例における移動手段の例を示す概略平面図、第4図は従
来のゲル電気泳動装置を示す概略平面図、第5図は第4
図の問題点を示す要部平面図である。 1・・・・・・励起光ビーム、2・・目・・泳動ゲル、
3・・・・・・走査ステージ、5・・・・・・ミラー
7・・・・・・ハーフミラ9・・・・・・位置検出素子
、10・・・・・・演算回路、11・・・・・・除算回
路、12・・・・・・増幅器、13・旧・・ガルバノミ
ラ−駆動回路、13a・・・・・・圧電素子駆動回路、
14・・・・・・干渉フィルタ、16・・目・・光電子
増倍管、19・・・・・・圧電素子、21・・・・・・
音響光学素子。 26・・・・・・ガルバノスキャナ。 特許出願人 株式会社島津製作所
来のゲル電気泳動装置を示す概略平面図、第5図は第4
図の問題点を示す要部平面図である。 1・・・・・・励起光ビーム、2・・目・・泳動ゲル、
3・・・・・・走査ステージ、5・・・・・・ミラー
7・・・・・・ハーフミラ9・・・・・・位置検出素子
、10・・・・・・演算回路、11・・・・・・除算回
路、12・・・・・・増幅器、13・旧・・ガルバノミ
ラ−駆動回路、13a・・・・・・圧電素子駆動回路、
14・・・・・・干渉フィルタ、16・・目・・光電子
増倍管、19・・・・・・圧電素子、21・・・・・・
音響光学素子。 26・・・・・・ガルバノスキャナ。 特許出願人 株式会社島津製作所
Claims (1)
- (1)蛍光ラベルしたサンプルをゲル電気泳動させ、泳
動方向と直交する方向に蛍光の励起・受光光学系を走査
して泳動パターンを検出する装置において、泳動ゲルの
うち励起光で照明された部分の位置と受光光学系光軸と
の位置のずれを検出するずれ検出手段と、励起光光路と
受光光学系光軸との相対的位置関係を変化させる移動手
段と、前記ずれ検出手段の検出出力を増幅する増幅器と
、その増幅された信号出力で前記移動手段を前記ずれを
解消する方向に動かす負帰還回路とを備えた蛍光検出型
ゲル電気泳動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2136709A JP2676980B2 (ja) | 1990-05-26 | 1990-05-26 | 蛍光検出型ゲル電気泳動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2136709A JP2676980B2 (ja) | 1990-05-26 | 1990-05-26 | 蛍光検出型ゲル電気泳動装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0431758A true JPH0431758A (ja) | 1992-02-03 |
JP2676980B2 JP2676980B2 (ja) | 1997-11-17 |
Family
ID=15181656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2136709A Expired - Fee Related JP2676980B2 (ja) | 1990-05-26 | 1990-05-26 | 蛍光検出型ゲル電気泳動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2676980B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-26 JP JP2136709A patent/JP2676980B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2676980B2 (ja) | 1997-11-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |