JPH043172A - 静電荷像現像用マゼンタトナー及びその関連技術 - Google Patents

静電荷像現像用マゼンタトナー及びその関連技術

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JPH043172A
JPH043172A JP2105807A JP10580790A JPH043172A JP H043172 A JPH043172 A JP H043172A JP 2105807 A JP2105807 A JP 2105807A JP 10580790 A JP10580790 A JP 10580790A JP H043172 A JPH043172 A JP H043172A
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JP
Japan
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alkyl
toner
control agent
charge control
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JP2105807A
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English (en)
Inventor
Masahiro Otsuka
大塚 政洋
Toru Tamura
亨 田村
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Orient Chemical Industries Ltd
Original Assignee
Orient Chemical Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は、ジシアノイミダゾール系モノアゾ染料又はそ
の染料を含有する着色樹脂組成物を有するところの、電
子写真、静電記録、静電印刷等に利用される静電荷像現
像用マゼンタトナー及びその着色樹脂組成物に関する。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題]近年、
複写機、印刷機等の使用目的が多種多様となり、必要に
応じて所望の画像が得られる様々な色を呈するカラート
ナーが必要とされてきている。就中、イエロー、マゼン
タ及びシアン色を呈する所謂三原色トナーは、フルカラ
ー画像を得るために重要である。
この種のカラートナーは、基本的には、トナー用樹脂と
着色剤からなる。そしてトナーの帯電特性を良くするた
めに、淡色或は無色の正電荷又は負電荷付与性の荷電制
御剤が加えられることが多い。このトナーを二成分系現
像剤として使用する場合は、帯電、露光により感光体上
に形成された静電潜像を、キャリヤと混合して帯電させ
たトナーで現像し、トナー像を転写紙等に転写すること
により可視化している。
ところで、カラー電子写真法等において、減法混色の三
原色であるイエロー、マゼンタ及びシアン色の各トナー
像の重ね合わゼによりフルカラー画像を得るためには、
色再現のための分光特性及び透明性の良いことがそれぞ
れのトナーに要求される。
カラートナー用着色剤としては、一般に有機顔料が最も
多く便用されている。しかしながら有機顔料は、結着樹
脂に対する相溶性に欠け、重ね合わせ現像による透明性
が要求されるカラートナーの着色には不適当なものが多
い。
そこで、上記のような条件を可及的に満足させようとす
る技術として、例えば、特開昭62−295069号に
は、様々な油溶性染料や分散染料を用いたカラートナー
が開示されており、特開昭62−15555号には、ロ
ーダミン系染料を用いたマゼンタトナー、特開平1−2
17465号、特開平2−51165には、アントラキ
ノン系分散染料を用いたマゼンタトナー等が提案されて
いる。また特開昭62−52560号及び特開昭62−
75645号には、透光性が改善されたカラートナーが
提案されている。
ところが、樹脂に可溶な油溶性染料や分散染料を用いた
カラートナーは、長期間に亙る繰り返し使用によって複
写画像の品質が低下するおそれがあり5この点が解決す
べき課題となっていた。
[課眩を解決するための手段] 本発明の静電荷像現像用マゼンタトナーは、上記目的を
達成するために、下記一般式[I][式[11中、R,
R’及びR2は、C,−C,□のアルキル基、C1〜C
1mのアルコキシアルキル基、ヒドロキシアルキル基、
β−シアノエチル基β−クロロエチル基、アリル基、ア
ラルキル基又はアリール基を示し、 Xは、水素原子、低級アルコキシ基、メチル基又はハロ
ゲン原子を示し、 Yは、メチル基、メトキシ基、ホルミルアミノ基アルキ
ル(C,−C,)カルボニルアミノ基、アルキル(C,
〜C,)スルホニルアミノ基又はアルコキシ(C,〜C
11)カルボニルアミノ基を示す。] で表わされるジシアノイミダゾール系モノアゾ染料の少
な(とも1種及び樹脂を備えてなるものとしている。
また本発明の静電荷像現像用マゼンタトナーは、上記目
的を達成するために、上記一般式[I]で表わされるジ
シアノイミダゾール系モノアゾ染料の少なくとも1種と
、結着樹脂と、荷電制御剤とを備えてなり、結着樹脂及
び荷電制御剤は実質的に無色であるものとしている。
また、本発明の静電荷像現像用マゼンタトナーは、重合
性組成物を重合開始剤の存在下重合して得られる組成物
において、前記重合性組成物が、重合性単量体及び一般
式[I]で表わされるジシアノイミダゾール系モノアゾ
染料の少なくとも1種を有するものである着色樹脂組成
物を備えたものとすることができる。
本発明に用いられる一般式[1]で表わされる染料は公
知であり、例えばDaniel  5haWらの方法(
米国特許第4.097,475号)に準じて合成される
上配式Ell中、C,−C,、のアルキル基、C3〜C
+xのアルコキシアルキル基、ヒドロキシアルキル基、
低級アルコキシ基、アルキル(C。
〜C,)カルボニルアミノ基、アルキルCC,〜C,)
スルホニルアミノ基及びアルコキシ(CI〜C,)カル
ボニルアミノ基は枝分れがあってもよいものであって、
例久ばそれぞれ、メチル、エチル、ブチル、イソアミル
、オクチル、2−エチルヘキシル、ノニル、ドデシル、
メトキシエチルエトキシエチル、ヘキシルオキシエチル
、β−ヒドロキシエチル、3−ヒドロキシブチル、メト
キシ、エトキシ、イソプロポキシ、5ec−ブトキシ5
エチルカルボニルアミノ、メチルスルホニルアミノ、エ
トキシカルボニルアミノ等を挙げることができる。
また上記式[Il中、アラルキル基及びアリール基は、
フェニル基、ハロゲン原子、低級アルキル基又は低級ア
ルコキシ基等で置換されているものであってもよく、例
久ばそれぞれ、ベンジル、フェニルエチル、メチルベン
ジル、2−(4−フロロフェニル)エチル、2−(4−
メチルフェニル)エチル、ナフチルメチル、フェニル、
メトキシフェニル、トリル、キシリル、ビフェニリル、
ナフチル等を挙げることができる。
次に、本発明に用いられる一般式[I]で表わされる染
料の具体例を、第1表に示す。第1表中のえwaxの欄
は、溶媒としてクロロホルムを用いて、8451A  
ダイオード アレイ スペクトロフォトメータ(商品名
、ヒユーレット バラカード社製)により測定した各染
料例の可視吸収極大を示す。
第 表 本発明の静電荷像現像用マゼンタトナーは、従来公知の
ほとんどのトナー用の樹脂或は結着樹脂を備えるものと
することができる。本発明においてトナー用の樹脂或は
結着樹脂として好適に使用されるためには、透明性を有
すること、実質的に無色であること(トナー画像に色調
障害を生じない程度の色であること)、本発明のジシア
ノイミダゾール系モノアゾ染料を溶解乃至溶融混和し得
ること、それ自体において又は荷電制御剤の添加等によ
り正又は負に帯電することが可能であること、適当な熱
又は圧力下で流動性を有すること、微粒化が可能である
こと、などの特性が要求される。
このような樹脂として、例えば、ポリスチレン系樹脂、
アクリル及びアクリル系樹脂、スチレン(メタ)アクリ
ル酸エステル共重合体、ポリエステル系樹脂等を好適に
使用できる。使用し得るものとして、そのほかに例えば
エポキシ樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂、ポ
リエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリオレフィン
等が挙げられる。これらの樹脂は、単独で或は数種をブ
レンドして用いることもできる。
また1本発明の静電荷像m像用マゼンタトナーは、トナ
ーの帯電特性を向上させるために、正電荷付与性又は負
電荷付与性の荷電制御剤を含有することができる。荷電
制御剤としては、実質的に無色のものが好ましい。実質
的に無色というのはトナー画像に色調障害を生じない程
度の色であることを意味する。
負電荷付与性荷電制御剤として負帯電性トナーに好適に
使用できる荷電制御剤として、芳香族0−オキシカルボ
ン酸の金属錯体および芳香族0−アミノカルボン酸の金
属錯体を挙げることができる。具体的には、特公昭55
−42752号公報に開示されているサリチル酸または
アルキルサリチル酸の金E1m体(例えば、3,5−ジ
ターシャリブチルサリチル酸のクロム錯体、サリチル酸
のクロム錯体)、特開昭61−69073に開示されて
いる芳香族0−オキシカルボン酸の亜鉛錯体(例えば、
3.5−ジターシャリブチルサリチル酸の亜鉛錯体、オ
キシナフトエ酸の亜鉛錯体)、特開昭63−20886
5号公報、特開平1−105262号公報等に開示され
ている芳香族O−オキシカルボン酸のアルミニウム錯体
、芳香族0−アミノカルボン酸のアルミニウム錯体、特
開昭61−73963号公報に開示されている芳香族ダ
イカルボン酸のクロムまたは亜鉛錯体等を例示すること
ができる。
また正電荷付与性荷電制御剤として正帯電性トナーに好
適に使用できる荷電制御剤として、第四アンモニウム塩
化合物およびポリアミン系化合物を挙げることができる
。具体的には、米国特許4654.175、持分平1−
54694号公報、持分平1−54694号公報、持分
平1−54696号公報等に開示されている4級アンモ
ニウム塩化合物、特公昭53−13284号公報に開示
されているポリアミン樹脂などを例示することができる
。この種の荷電制御剤としては1例えばボントロンE−
81,ボントロンE−84,ボントロンE−88、ボン
トロンP−51,ボントロンP−52(それぞれ商品名
、オリヱント化学工業(株)製)等を使用することがで
きる。
上記着色樹脂組成物及びマゼンタトナーに用い得る重合
性単量体としては、ビニル芳香族単量体(例えば、スチ
レン、a−メチルスチレン)、アクリル系単量体(例λ
ば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸
フェニル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸ブチル、
メタクリル酸−2−エチルヘキシル、β−ヒドロキシア
クリル酸エチル等)、ビニルエステル(例λば、酢酸ビ
ニル、プロピオン酸ビニル)、ビニルエーテル(例えば
、ビニル−〇−ブチルエーテル、ビニルフェニルエーテ
ル)、不飽和モノオレフィン(例えば、エチレン、プロ
ピレン)などを例示することができる。
上配看色樹脂組成物及びマゼンタトナーに用い得る重合
開始剤としては、2,2°−アゾビスイソブチロニトリ
ル、2,2゛−アゾビス−2−メチルブチロニトリル、
2−t−ブチルアゾ−2−シアノプロパン等のアゾ系開
始剤やt−ブチルヒドロペルオキシド、ジ−t−ブチル
ペルオキシド、過酸化ベンゾイル等の過酸化物などの開
始剤を例示することができる。
上記着色樹脂組成物の製造には任意の重合方法が採用さ
れ得るが、溶液重合あるいは!!濁重合、塊状重合等が
実用的である。
本発明トナーにおいては、一般式[T]で表わされるジ
シアノイミダゾール系モノアゾ染料を、樹脂或は結着樹
脂!00重量部に対して0.5〜10重量部配合される
ことが好ましい。更に好ましくは1〜5重量部である。
本発明の着色樹脂組成物中の一般式[11で表わされる
ジシアノイミダゾール系モノアゾ染料の配合量としては
、10〜20重量%が好ましい。
また着色樹脂組成物を備える本発明トナーにおいては、
本発明の着色樹脂組成物を、樹脂或は結を樹脂100重
量部に対して2〜50重量部配合することが好ましい。
更に好ましくは5〜20重量部である。
尚本発明トナーでは、その目的及び効果を損わない範囲
において他の着色剤を併用することも可能である。
また荷電制御剤は、トナー用の樹脂或は結f樹脂1.0
0重量部に対して0.1〜10重量部配合されることが
好ましい。更に好ましくは0.5〜5重量部である。
またトナーの品質を向上させる上で、荷電制御剤のほか
に例えば流動性改質剤、画像剥離防止剤等の添加剤を内
添又は外添させることが好ましい。
本発明の静電荷像現像用マゼンタトナーは、個人ば次の
ように製造される。
すなわち、一般式[Ijで表わされるジシアノイミダゾ
ール系モノアゾ染料又はその染料を含有するところの本
発明の着色樹脂組成物、樹脂或は結1fl脂、荷電制御
剤、及び必要に応じて磁性材料、流動化剤等をボールミ
ルその他の混合機により十分混合した後、加熱ロール、
ニーダ、エクストルーダ等の熱混線機を用いて溶融混線
し、冷却固化後、粉砕及び分級することにより、平均粒
径5〜20umのトナーを得ることができる。
また、結1樹脂溶液中に材料を分散した後、噴霧乾燥す
ることにより得る方法、結着樹脂を構成すべき単量体に
所定材料を混合して乳化懸濁液とした後に重合させてト
ナーを得る重合法トナー製造法(例えば、特開平1−2
60461号公報、特開平2−32365号公報記載の
方法)等を応用することもできる。
本発明のトナーを2成分現像剤として用いる場合には、
トナーをキャリヤ粉と混合して用い、2成分磁気ブラシ
現像法等により現像することができる。
キャリヤとしては、公知のものが全て使用可能である。
例示するならば、粒径50〜200μm程度の鉄粉、ニ
ッケル粉、フェライト粉、ガラスピーズ等、或は、これ
らの表面をアクリル酸エステル共重合体、スチレン−ア
クリル酸エステル共重合体、スチレン−メタクリル酸エ
ステル共重合体、シリコーン樹脂、ポリアミド樹脂、フ
ッ化エチレン系樹脂等でコーティングしたもの等が挙げ
られる。
本発明のトナーを1成分現像剤として用いる場合には、
上記のようにしてトナーを製造する際に例えば鉄粉、ニ
ッケル扮、フェライト粉等の強磁性材料製の微粉体を少
量添加分散させて用いることができる。この場合の現像
法としては、個人ば接触現像法、ジャンピング現像法等
を挙げることができる。
[発明の効果] 本発明の静電荷像現像用マゼンタトナーは、分光特性及
び透明性が良好で、フルカラー用トナーとして良好な色
再現が可能であり、而も長期間に亙る繰り返し便用によ
っても良好な複写画像を得ることができる。
また本発明の着色樹脂組成物は、トナー用の樹脂に対す
る相溶性に優れ、その着色樹脂組成物を備えた本発明の
トナーは、−層透明性に優れると共に、フルカラー用ト
ナーとしてより優れた色再現が可能である。
更に、実質的に無色の結着樹脂及び荷電制御剤を備えた
本発明の静電荷像現像用マゼンタトナーは、トナー画像
に色調障害を引き起し難いことは勿論、連続使用や環境
の変化にかかわらず均一かつ安定した摩擦帯電特性を実
現し得る。
[実施例1 次に実施例を挙げて本発明の詳細な説明するが、勿論本
発明は何らこれらのみに限定されるものではない。なお
、以下の記述においては、「重量部」を「部」と略す。
着色樹脂組成物の調整例 の スチレン140部、n−ブチルメタクリレート60部、
ヒドロキシエチルメタクリレート50部、染料例(1)
30部及びトルエン300部を、還流冷却管付三ツロフ
ラスコにとり、アゾイソブチロニトリル2部を加えて8
5〜100℃で10時間重合した0反応終了後、未反応
の単1体及びトルエンを除去して1着色樹脂組成物■を
得た。
の スチレン100部、n−ブチルメタクリレート100部
、ヒドロキシエチルメタクリレート50部、染料例(2
)50部及びトルエン300部を、還流冷却管付三ツロ
フラスコにとり、アゾイソブチロニトリル5部を加えて
75〜90℃で10時間重合した0反応終了後、未反応
の単量体及びトルエンを除去して、着色樹脂組成物■を
得た。
〜の 染料をそれぞれ第1表に示した染料例(3)〜(15)
に代え、重合開始剤及びその使用量を適宜選択し、上記
調整例と同様に処理して、着色樹脂組成物■〜■を得た
実施例1 スチレン・アクリル系共重合体[ハイマーTB−100
0(商品名)、三洋化成社製]・・ 100部 染料例(1)              2部荷電制
御剤[ポントロンE−84(商品名)、オリエント化学
工業社製] ・・・    1部上記配合物を高速ミキ
サーで均一にプレミキシングした1次いで、エクストル
ーダで溶融混練し、冷却後振動ミルで粗粉砕した。得ら
れた粗砕物を分級機付きのエアージェットミルを用いて
微粉砕して、粒径5〜20μmの微粉末とした。そして
、これに対してコロイダルシリカ1重量%を添加してト
ナーとした。
得られたトナー5部に対して、樹脂コーティングされた
鉄粉キャリヤ(F813−150 (商品名)、日本鉄
粉社製)95部を混合して現像剤を調製した。
本現像剤の初期ブローオフ帯電量は−20,1μC/g
であった。この現像剤の低温低温(5℃、相対湿度30
%)および高温高温(35℃、相対湿度、90%)での
各初期ブローオフ帯電量はそれぞれ−20,2μC/g
および−205μC/ gと非常に安定であった。
また、本現像剤を用いて市販の複写機(セレンドラム使
用のもの)にてトナーの画像を形成したところ、カブリ
のない鮮明かつ光沢のあるマゼンタ色の画像が得られ、
長期間にわたり繰り返し使用しても変化のない安定な複
写画像を得ることができた。
実施例2 ポリエステル[HP−301(商品名)、日本合成化学
工業社製〕    ・・・・ 100部染料例(2) 
            2部荷電制御剤[ボントロン
E−81(商品名)、オリエント化学工業社製コ ・・
・・   1部低重合プロピレン[ビスコール550−
P C商品名)、三洋化成社製]  ・・・・  10
部上記配合物を実施例1と同様に処理してトナーを得た
。得られたトナー3部に対して鉄粉キャリヤ(TEFV
200/300 (商品名)、日本鉄粉社製)97部を
混合し、現像剤を調製した。本現像剤の初期ブローオフ
帯電量は−22,5μC/gであった。
本現像剤を用いて実施例1と同様にして複写したところ
、カブリのない細線再現性の良好なマゼンタ色の画像が
得られ、長期間にわたり繰り返し便用しても変化のない
安定な複写画像を得ることができた。
実施例3 スチレン・アクリル系共重合体[ハイマーTB−100
0(商品名)、三洋化成社製1・・・・ 100部 着色樹脂組成物■          15部荷電制御
剤[ボントロンE−84(商品名)、オリエント化学工
業社製] ・・・・   1部ポリプロピレン樹脂[ビ
スコール550−P(商品名)、三洋化成社製] ・・
・ lO部上記配合物を実施例1と同様に処理してトナ
ーを得た。得られたトナー3部に対して鉄粉キャリヤ(
TEFV200/300 (商品名)、日本鉄粉社製)
97部を混合し、現像剤を調製した。本現像剤の初期ブ
ローオフ帯電量は−20,5μC/gであった。
本現像剤を用いてキャノン社製カラー複写機を使用して
複写したところ、カブリのない極めて鮮明なマゼンタ色
の画像が得られ、長期間にわたり繰り返し使用しても変
化のない安定な複写画像を得ることができた。更に、シ
アントナー及びイエロートナーと組合せて複写したとこ
ろ極めて原稿の色再現性の良好なフルカラー画像が得ら
れた。
実施例4 スチしン・アクI/ル系共重合体EハイマーTB−1,
000(商品名)、三洋化成社製コ・・・・ 100部 着色樹脂組成物■          100部荷電制
御剤ボンドロンP−51(商品名)、オリエント化学工
業社製] ・・・・ 12部ポリプロピレン樹脂[ビス
コール550−P(商品名)、三洋化成社製J ・・・
・ 10部上記配合物を実施例1と同様に処理してトナ
ーを得た。得られたトナー3部に対して鉄粉キャリヤ(
TEFV200/300 (商品名)、日本鉄粉社v)
97部を混合し、現像剤を調製した。本現像剤の初期ブ
ローオフ帯電量は+22.3μC/gであった。
本現像剤を用いてキャノン社製カラー複写機を使用して
複写したところ、カブリのない極めて鮮明なマゼンタ色
の画像が得られ、長期間にわたり繰り返し便用しても変
化のない安定な複写画像を得ることができた。
また、OHP用シートにコピーした画像を0HPCオー
バーへッドブロジエクタ)によりスクリーンに投影した
ところ、マゼンタ色の鮮明な像が得られた。
実施例5 スチレン・アクリル系共重合体[ハイマーTB−100
0(商品名)、三洋化成社製]・・・・ 100部 染料例(1,1)             10部三
二酸化鉄(Fez Os )  ・・・・  10部荷
電制御剤[ボントロンP−51(商品名)、オリエント
化学工業社製] ・・・・   1部ポリプロピレン樹
脂[ビスコール550−P(商品名)、三洋化成社製]
 ・・・・ 10部上記配合物をボールミルで均一に予
備混合し、プレミックスを調製した。次いで、2軸押し
出し機(PCM−30(商品名)、池貝製作社製)を用
いて溶M混線し、冷却後、粗粉砕、微粉砕及び分級を行
って、5〜15μmの粒径を有する1成分トナーを調製
した。
本トナーを用い、市販の複写機[NP−201(商品名
)、キャノン社製]にてトナーの画像を形成したところ
、カブリのない良質なマゼンタ色の画像が得られた。
比較例1 実施例1で用いたジシアノイミダゾール系モノアゾ染料
[染料例(1)]を、C,1,5olbent  Re
dl17に代えた他は、実施例1と同様にトナーを調製
し複写画像を形成したところ、初期の複写画像は鮮明な
マゼンタ色であったが、長時間繰り返し複写すると、全
体的に色が薄くなってムラが生じ、汚染も認められた。
手続補正書(自発) 平成2年 1¥30日 一一一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・[ I ] [式[ I ]中、R、R^1及びR^2は、C_1〜C
    _1_2のアルキル基、C_3〜C_1_2のアルコキ
    シアルキル基、ヒドロキシアルキル基、β−シアノエチ
    ル基、β−クロロエチル基、アリル基、アラルキル基又
    はアリール基を示し、 Xは、水素原子、低級アルコキシ基、メチル基又はハロ
    ゲン原子を示し、 Yは、メチル基、メトキシ基、ホルミルアミノ基、アル
    キル(C_1〜C_8)カルボニルアミノ基、アルキル
    (C_1〜C_8)スルホニルアミノ基又はアルコキシ
    (C_1〜C_8)カルボニルアミノ基を示す。] で表わされるジシアノイミダゾール系モノアゾ染料の少
    なくとも1種及び樹脂を備えてなる静電荷像現像用マゼ
    ンタトナー。 2、一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・[ I ] [式[ I ]中、R、R^1及びR^2は、C_1〜C
    _1_2のアルキル基、C_3〜C_1_2のアルコキ
    シアルキル基、ヒドロキシアルキル基、β−シアノエチ
    ル基、β−クロロエチル基、アリル基、アラルキル基又
    はアリール基を示し、 Xは、水素原子、低級アルコキシ基、メチル基又はハロ
    ゲン原子を示し、 Yは、メチル基、メトキシ基、ホルミルアミノ基、アル
    キル(C_1〜C_8)カルボニルアミノ基、アルキル
    (C_1〜C_8)スルホニルアミノ基又はアルコキシ
    (C_1〜C_8)カルボニルアミノ基を示す。] で表わされるジシアノイミダゾール系モノアゾ染料の少
    なくとも1種と、結着樹脂と、荷電制御剤とを備えてな
    り、結着樹脂及び荷電制御剤は実質的に無色であること
    を特徴とする静電荷像現像用マゼンタトナー。 3、荷電制御剤が、芳香族o−オキシカルボン酸の金属
    錯体および芳香族o−アミノカルボン酸の金属錯体から
    なる群より選ばれた負電荷付与性荷電制御剤である請求
    項2記載の静電荷像現像用マゼンタトナー。 4、荷電制御剤が、四級アンモニウム塩化合物およびポ
    リアミン系化合物からなる群より選ばれた正電荷付与性
    荷電制御剤である請求項2記載の静電荷像現像用マゼン
    タトナー。5、重合性組成物を重合開始剤の存在下重合
    して得られる組成物において、前記重合性組成物が、重
    合性単量体及び一般式[ I ] ▲数式、化学式、表等があります▼・・・・[ I ] [式〔 I ]中、R、R^1及びR^2は、C_1〜C
    _1_2のアルキル基、C_3−C_1_2のアルコキ
    シアルキル基、ヒドロキシアルキル基、β−シアノエチ
    ル基、β−クロロエチル基、アリル基、アラルキル基又
    はアリール基を示し、 Xは、水素原子、低級アルコキシ基、メチル基又はハロ
    ゲン原子を示し、 Yは、メチル基、メトキシ基、ホルミルアミノ基、アル
    キル(C_1〜C_8)カルボニルアミノ基、アルキル
    (C_1〜C_8)スルホニルアミノ基又はアルコキシ
    (C_1〜C_8)カルボニルアミノ基を示す。] で表わされるジシアノイミダゾール系モノアゾ染料の少
    なくとも1種を有するものであることを特徴とする着色
    樹脂組成物。 6、請求項5の着色樹脂組成物を備えた静電荷像現像用
    マゼンタトナー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1270300A3 (en) * 2001-06-27 2004-11-10 Nissan Motor Company, Limited Support bracket for power unit
JP2006263637A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Juki Corp 接着剤吐出装置
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