JPH0431679Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0431679Y2 JPH0431679Y2 JP1983118733U JP11873383U JPH0431679Y2 JP H0431679 Y2 JPH0431679 Y2 JP H0431679Y2 JP 1983118733 U JP1983118733 U JP 1983118733U JP 11873383 U JP11873383 U JP 11873383U JP H0431679 Y2 JPH0431679 Y2 JP H0431679Y2
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- JP
- Japan
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- circuit
- power
- constant voltage
- voltage
- supplied
- Prior art date
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 23
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 claims description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 3
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 2
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 2
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Alarm Systems (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔技術分野〕
この考案は住宅情報盤に関するものである。
〔背景技術〕
住宅情報盤は、検定規格によつて、火災・ガス
警報のメイン回路と防犯、連絡、インタホン回路
等の付属回路とに分けられ、付属回路が短絡して
もメイン回路の機能に異常をきたしてはならない
とされている。したがつて付属回路の入力部には
一般にヒユーズやブレーカを入れるが、寸法上の
問題や取り替えの問題等により半導体による定電
流回路を入れる場合が多い。
警報のメイン回路と防犯、連絡、インタホン回路
等の付属回路とに分けられ、付属回路が短絡して
もメイン回路の機能に異常をきたしてはならない
とされている。したがつて付属回路の入力部には
一般にヒユーズやブレーカを入れるが、寸法上の
問題や取り替えの問題等により半導体による定電
流回路を入れる場合が多い。
第1図はこのような住宅情報盤のブロツク図を
示し、商用電源1にヒユーズ2を介して電源トラ
ンス3の1次巻線を接続し、この電源トランス3
の2次出力をダイオードブリツジ4で全波整流し
たのち、定電圧回路5,6に加えている。定電圧
回路5からは火災警報回路7とガス警報回路8と
ガス警報器の電源遮断および断線を検出するガス
断線検出回路9とに給電され、定電圧回路6から
は定電流回路10を介して防犯、連絡、インタホ
ン回路等の付属回路11に給電される。
示し、商用電源1にヒユーズ2を介して電源トラ
ンス3の1次巻線を接続し、この電源トランス3
の2次出力をダイオードブリツジ4で全波整流し
たのち、定電圧回路5,6に加えている。定電圧
回路5からは火災警報回路7とガス警報回路8と
ガス警報器の電源遮断および断線を検出するガス
断線検出回路9とに給電され、定電圧回路6から
は定電流回路10を介して防犯、連絡、インタホ
ン回路等の付属回路11に給電される。
このように、定電流回路10を入れた場合、付
属回路11が短絡しても一定電流以上の電流が流
れないため、ヒユーズ2も切れずトランス3等を
損傷することもなく、メイン回路7,8,9の機
能に異常をきたすことはない。なお、メイン回路
7,8,9の短絡はヒユーズ2が断線して保護す
る。
属回路11が短絡しても一定電流以上の電流が流
れないため、ヒユーズ2も切れずトランス3等を
損傷することもなく、メイン回路7,8,9の機
能に異常をきたすことはない。なお、メイン回路
7,8,9の短絡はヒユーズ2が断線して保護す
る。
しかし、付属回路11が電源短絡すれば付属回
路11の機能は働かず、また定電圧回路6にも過
剰な電力ストレスがかかるため、それに耐えるだ
けの大きな容量の半導体が必要となり、コストア
ツプの要因となる。このような問題を避けるには
付属回路11の短絡を警報すればよい。
路11の機能は働かず、また定電圧回路6にも過
剰な電力ストレスがかかるため、それに耐えるだ
けの大きな容量の半導体が必要となり、コストア
ツプの要因となる。このような問題を避けるには
付属回路11の短絡を警報すればよい。
この考案は付属回路の短絡を安価に警報するこ
とができる住宅情報盤を提供することを目的とす
る。
とができる住宅情報盤を提供することを目的とす
る。
この考案の住宅情報盤は、交流電源を整流する
整流回路と、この整流回路より給電される第1お
よび第2の定電圧回路と、前記第1の定電圧回路
より給電される火災・ガス警報回路と、前記第1
の定電圧回路より給電されて前記火災・ガス警報
回路の検知器の断線による電圧低下を検知して警
報を発する断線検知回路と、前記第2の定電圧回
路より給電される定電流回路と、この定電流回路
より給電される付属回路と、この付属回路の電源
入力端と前記断線検知回路の電圧検知端とを接続
する接続手段とを備え、 前記断線検知回路は、前記火災・ガス警報回路
の出力端に第1の逆流阻止ダイオードを介して抵
抗を接続し、この抵抗および前記第1の逆流阻止
ダイオードの接続点とPNP型の電圧検出用トラ
ンジスタのベースとの間に第1の定電圧素子を接
続し、前記電圧検出用トランジスタの導通に応答
して作動する警報装置を設けた構成とし、 前記接続手段は、前記第1の定電圧素子の一端
または他端と前記付属回路の電源入力端との間に
接続される第2の逆流阻止ダイオードおよび第2
の定電圧素子の直列回路で構成している。
整流回路と、この整流回路より給電される第1お
よび第2の定電圧回路と、前記第1の定電圧回路
より給電される火災・ガス警報回路と、前記第1
の定電圧回路より給電されて前記火災・ガス警報
回路の検知器の断線による電圧低下を検知して警
報を発する断線検知回路と、前記第2の定電圧回
路より給電される定電流回路と、この定電流回路
より給電される付属回路と、この付属回路の電源
入力端と前記断線検知回路の電圧検知端とを接続
する接続手段とを備え、 前記断線検知回路は、前記火災・ガス警報回路
の出力端に第1の逆流阻止ダイオードを介して抵
抗を接続し、この抵抗および前記第1の逆流阻止
ダイオードの接続点とPNP型の電圧検出用トラ
ンジスタのベースとの間に第1の定電圧素子を接
続し、前記電圧検出用トランジスタの導通に応答
して作動する警報装置を設けた構成とし、 前記接続手段は、前記第1の定電圧素子の一端
または他端と前記付属回路の電源入力端との間に
接続される第2の逆流阻止ダイオードおよび第2
の定電圧素子の直列回路で構成している。
この考案の一実施例を第2図および第3図に基
づいて説明する。この住宅情報盤は、第2図に示
すように、ガス断線検知回路9の電圧検出端と付
属回路11の電源入力端とを逆流阻止用ダイオー
ドD2および定電圧素子であるツエナーダイオー
ドZD2の直列回路で接続したものである。このよ
うにすれば、ガス断線検知回路9が付属回路11
の電源短絡による電源入力端の電圧低下を検知し
て警報を発することになり、付属回路11の短絡
を検知できる。
づいて説明する。この住宅情報盤は、第2図に示
すように、ガス断線検知回路9の電圧検出端と付
属回路11の電源入力端とを逆流阻止用ダイオー
ドD2および定電圧素子であるツエナーダイオー
ドZD2の直列回路で接続したものである。このよ
うにすれば、ガス断線検知回路9が付属回路11
の電源短絡による電源入力端の電圧低下を検知し
て警報を発することになり、付属回路11の短絡
を検知できる。
以下、より詳しく説明する。
第3図はガス断線検知回路9の具体的構成と、
ダイオードD2およびツエナーダイオードZD2の接
続状態を示している。図において、Tr1は駆動用
のNPN型のトランジスタ、Tr2は電圧検出用の
PNP型のトランジスタ、R1〜R5は抵抗、D1は逆
流阻止用ダイオード、ZD1は定電圧素子であるツ
エナーダイオード、C1はコンデンサ、Gはガス
警報器、Bはリレー、表示灯、ブザー等の警報装
置、V1は定電圧回路5の電圧である。
ダイオードD2およびツエナーダイオードZD2の接
続状態を示している。図において、Tr1は駆動用
のNPN型のトランジスタ、Tr2は電圧検出用の
PNP型のトランジスタ、R1〜R5は抵抗、D1は逆
流阻止用ダイオード、ZD1は定電圧素子であるツ
エナーダイオード、C1はコンデンサ、Gはガス
警報器、Bはリレー、表示灯、ブザー等の警報装
置、V1は定電圧回路5の電圧である。
ガス警報器Gは、常時6V、警報時12V、断線
0Vとなる。ガス警報器Gからの出力電圧をV2と
すると、トランジスタTr2のベース・エミツタ間
には、ツエナーダイオードZD1のツエナー電圧を
VZD1としたときに (V1−V2−VZD1)/R2+R3×R2 の電圧が加わり、ツエナーダイオードZD1のツエ
ナー電圧VZD1および抵抗R2,R3の値を適当に選
ぶことにより、V2=0(断線時)においてトラン
ジスタTr2がオンとなり、したがつてトランジス
タTr1がオンとなつて警報装置が作動することに
なる。
0Vとなる。ガス警報器Gからの出力電圧をV2と
すると、トランジスタTr2のベース・エミツタ間
には、ツエナーダイオードZD1のツエナー電圧を
VZD1としたときに (V1−V2−VZD1)/R2+R3×R2 の電圧が加わり、ツエナーダイオードZD1のツエ
ナー電圧VZD1および抵抗R2,R3の値を適当に選
ぶことにより、V2=0(断線時)においてトラン
ジスタTr2がオンとなり、したがつてトランジス
タTr1がオンとなつて警報装置が作動することに
なる。
同様に、付属回路11が電源短絡した場合、
V3=0となるため、トランジスタTr2のベース・
エミツタ間には、ツエナーダイオードZD2のツエ
ナー電圧をVZD2としたときに (V1−VZD1−VZD2−V3)/R2+R3×R2 の電圧が加わり、ツエナー電圧VZD2を適当に選ぶ
ことによりV3=0(短絡時)においてトランジス
タTr2がオンとなり、トランジスタTr1がオンと
なつて警報装置Bが作動する。
V3=0となるため、トランジスタTr2のベース・
エミツタ間には、ツエナーダイオードZD2のツエ
ナー電圧をVZD2としたときに (V1−VZD1−VZD2−V3)/R2+R3×R2 の電圧が加わり、ツエナー電圧VZD2を適当に選ぶ
ことによりV3=0(短絡時)においてトランジス
タTr2がオンとなり、トランジスタTr1がオンと
なつて警報装置Bが作動する。
なお、ダイオードD2およびツエナーダイオー
ドZD2は破線の位置に接続してもよい。
ドZD2は破線の位置に接続してもよい。
このように構成した結果、ガス断線検知回路9
の電圧検出端と付属回路11の電源入力端とをダ
イオードD2およびツエナーダイオードZD2の直列
回路で接続するだけの簡単かつ安価な構成で、付
属回路11の電源短絡による異常を検知して警報
することができ、この警報によつて電源遮断する
ことができ、したがつて、付属回路11の電源回
路に過大な容量のものを必要としなくなり、安価
に設計できる。
の電圧検出端と付属回路11の電源入力端とをダ
イオードD2およびツエナーダイオードZD2の直列
回路で接続するだけの簡単かつ安価な構成で、付
属回路11の電源短絡による異常を検知して警報
することができ、この警報によつて電源遮断する
ことができ、したがつて、付属回路11の電源回
路に過大な容量のものを必要としなくなり、安価
に設計できる。
この考案の住宅情報盤によれば、火災・ガス警
報回路の断線を検知する断線検知回路を利用して
付属回路の短絡、つまり断線とは異なるモードの
故障を、第2の逆流阻止ダイオードおよび第2の
定電圧素子の直列回路のみを追加するという簡単
かつ安価な構成で検知して警報を発することがで
きる。
報回路の断線を検知する断線検知回路を利用して
付属回路の短絡、つまり断線とは異なるモードの
故障を、第2の逆流阻止ダイオードおよび第2の
定電圧素子の直列回路のみを追加するという簡単
かつ安価な構成で検知して警報を発することがで
きる。
第1図は従来の住宅情報盤のブロツク図、第2
図はこの考案の一実施例のブロツク図、第3図は
その要部の具体回路図である。 3……電源トランス、4……ダイオードブリツ
ジ、5,6……定電圧回路、7……火災警報回
路、8……ガス警報回路、9……ガス断線検知回
路、10……定電流回路、11……付属回路、
D2……ダイオード、ZD2……ツエナーダイオー
ド。
図はこの考案の一実施例のブロツク図、第3図は
その要部の具体回路図である。 3……電源トランス、4……ダイオードブリツ
ジ、5,6……定電圧回路、7……火災警報回
路、8……ガス警報回路、9……ガス断線検知回
路、10……定電流回路、11……付属回路、
D2……ダイオード、ZD2……ツエナーダイオー
ド。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 交流電源を整流する整流回路と、この整流回路
より給電される第1および第2の定電圧回路と、
前記第1の定電圧回路より給電される火災・ガス
警報回路と、前記第1の定電圧回路より給電され
て前記火災・ガス警報回路の検知器の断線による
電圧低下を検知して警報を発生する断線検知回路
と、前記第2の定電圧回路より給電される定電流
回路と、この定電流回路より給電される付属回路
と、この付属回路の電源入力端と前記断線検知回
路の電圧検知端とを接続する接続手段とを備え、 前記断線検知回路は、前記火災・ガス警報回路
の出力端に第1の逆流阻止ダイオードを介して抵
抗を接続し、この抵抗および前記第1の逆流阻止
ダイオードの接続点とPNP型の電圧検出用トラ
ンジスタのベースとの間に第1の定電圧素子を接
続し、前記電圧検出用トランジスタの導通に応答
して作動する警報装置を設けた構成とし、 前記接続手段は、前記第1の定電圧素子の一端
または他端と前記付属回路の電源入力端との間に
接続される第2の逆流阻止ダイオードおよび第2
の定電圧素子の直列回路で構成した住宅情報盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11873383U JPS6025095U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 住宅情報盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11873383U JPS6025095U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 住宅情報盤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6025095U JPS6025095U (ja) | 1985-02-20 |
JPH0431679Y2 true JPH0431679Y2 (ja) | 1992-07-29 |
Family
ID=30272784
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11873383U Granted JPS6025095U (ja) | 1983-07-28 | 1983-07-28 | 住宅情報盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6025095U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5567888A (en) * | 1978-11-15 | 1980-05-22 | Matsushita Electric Works Ltd | Fire alarm |
-
1983
- 1983-07-28 JP JP11873383U patent/JPS6025095U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5567888A (en) * | 1978-11-15 | 1980-05-22 | Matsushita Electric Works Ltd | Fire alarm |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6025095U (ja) | 1985-02-20 |
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