JP3012394B2 - 警報装置 - Google Patents

警報装置

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JP3012394B2
JP3012394B2 JP4082442A JP8244292A JP3012394B2 JP 3012394 B2 JP3012394 B2 JP 3012394B2 JP 4082442 A JP4082442 A JP 4082442A JP 8244292 A JP8244292 A JP 8244292A JP 3012394 B2 JP3012394 B2 JP 3012394B2
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茂雄 小坂
和弘 安田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば受水設備の貯
水槽において満水や減水等を報知する場合のように、各
種設備の異常報知に用いる警報装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、各種設備の異常報知を行う警
報装置としては、設備の状態を監視する感知器からの感
知出力に基づいて警報灯を点灯させるとともに警報ブザ
ーを鳴動させるようにしたものが提供されている。この
種の警報装置では、警報ブザーが鳴動し続けると耳障り
であるから、異常が発生したことを管理者が確認した後
には警報ブザーの鳴動を停止させることができるよう
に、警報ブザーの鳴動時に操作することによって鳴動を
停止させることができる停止スイッチを備えているのが
普通である。また、異常発生時に警報灯が確実に点灯す
るかどうかを確認するために通常時に動作試験を行うこ
とが必要であって、警報灯を点灯させる操作をすること
ができる確認スイッチを設けているのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成で
は、警報ブザーの鳴動を停止させる停止スイッチと、警
報灯の動作試験を行う確認スイッチとを個別に設けてい
るから、警報装置には停止スイッチと確認スイッチとの
操作部が個別に必要になる。停止スイッチや確認スイッ
チは使用頻度が低いにもかかわらず、それぞれ個別に操
作部を占有するということは、盤面における他の機能の
占有面積を圧迫することになる。すなわち、異常発生時
には警報灯の点灯を視認しやすくし、かつ、警報灯に対
応する異常発生箇所の場所名を視認しやすくすれば、異
常の発生に対する迅速な対処につながるから、警報灯や
警報灯に対応する場所名の表記が占める面積を大きくす
るのが望ましい。しかしながら、使用頻度の低い停止ス
イッチや確認スイッチによる占有面積が大きくなると、
警報灯や表記の占有面積が小さくなったり、警報装置の
盤面が大型化するというような問題が生じるのである。
【0004】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、停止スイッチと確認スイッチとを1つのスイ
ッチで兼用できるようにすることによって、使用頻度の
低い操作部の占有面積を低減した警報装置を提供しよう
とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、感知器から感知出力が発生す
ると警報灯を点灯させるとともに警報ブザーを鳴動させ
る警報装置において、警報ブザーへの給電経路に挿入さ
れた鳴動制御用スイッチング素子を備えるブザー制御回
路と、警報灯を備え感知器から感知出力が発生すると警
報灯を点灯させるとともに鳴動制御用スイッチング素子
をオンにする鳴動信号を発生する表示回路と、操作時に
鳴動制御用スイッチング素子をオフにする操作信号を発
生する停止兼確認スイッチと、操作信号に呼応して点灯
信号を発生するチェック回路とを備え、表示回路は点灯
信号を受けると警報灯を点灯させるのである。
【0006】請求項2の発明では、チェック回路は、操
作信号を受けると一定時間後に点灯信号を出力する。請
求項3の発明では、チェック回路は、点灯信号を発生し
ている期間に表示回路から発生する鳴動信号を受けると
点灯信号の発生を停止する。請求項4の発明では、表示
回路からの鳴動信号を受けると反転して外部回路に移報
報知を行う移報用スイッチ要素を備えた移報制御回路が
付加され、移報制御回路は、操作信号が発生したときに
移報用スイッチ要素を従前の状態に保持するのである。
【0007】請求項5の発明では、移報用スイッチ要素
は移報リレーであって、移報制御回路は、移報リレーの
コイルへの給電経路に挿入され鳴動信号によってオンに
なり操作信号によりオフになるオフ優先のリレー制御用
スイッチング素子と、移報リレーのコイルに並列的に接
続されリレー制御用スイッチング素子がオンからオフに
なったときに移報リレーのコイルに所定時間通電するこ
とができるコンデンサとを備える。
【0008】請求項6の発明では、移報用スイッチ要素
は移報リレーであって、移報制御回路は、移報リレーの
コイルへの給電経路に挿入され停止兼確認スイッチの操
作により操作信号を発生させている間はオフになる常閉
接点と、移報リレーのコイルに並列的に接続されリレー
制御用スイッチング素子がオンからオフになったときに
移報リレーのコイルに所定時間通電することができるコ
ンデンサとを備えている。
【0009】
【作用】請求項1の構成によれば、停止兼確認スイッチ
は、警報ブザーが鳴動しているときに操作すると警報ブ
ザーの給電経路に挿入された鳴動制御用スイッチング素
子をオフにする操作信号を発生するから、警報ブザーの
鳴動時に鳴動を停止させることができる。また、操作信
号に呼応して点灯信号を発生するチェック回路を設け、
表示回路は点灯信号を受けて警報灯を点灯させるから、
停止兼確認スイッチを操作すれば、警報灯を強制的に点
灯させて動作試験を行うことができるのである。すなわ
ち、停止兼確認スイッチの操作によって、鳴動中の警報
ブザーの停止と、警報灯の動作試験とを行うことができ
るのであって、1つの操作部で2つの機能を実現できる
のである。その結果、使用頻度の低い2機能について操
作部の占有面積を小さくすることができるのである。
【0010】請求項2の構成によれば、操作信号を受け
て一定時間後に点灯信号を発生するようにチェック回路
を構成しているので、警報ブザーの鳴動中に停止兼確認
スイッチを操作して点灯信号が発生する前までの短時間
だけ操作信号を発生させたときには、警報ブザーが停止
するのみであって警報灯の表示状態に影響を与えないの
であり、複数個の警報灯を設けている場合に、停止兼確
認スイッチを操作しても警報灯の表示状態を変化させず
に警報ブザーの鳴動のみを停止させることが可能になる
のである。一方、チェック回路から点灯信号が発生する
よりも長い時間に亙って操作信号を発生させれば、警報
灯が点灯して動作試験を行うことができる。要するに、
実際の異常報知の際に警報ブザーの鳴動を停止させる操
作と、動作試験で警報灯を点灯させる操作とを、操作時
間の差で区別することができるのである。
【0011】請求項3の構成によれば、点灯信号を発生
している期間に表示回路から発生する鳴動信号を受ける
と点灯信号の発生を停止するようにチェック回路が構成
されているので、停止兼確認スイッチを操作して動作試
験を行っている期間に異常の発生が感知器で検出された
ときに、動作試験に優先して感知出力に対応するように
警報灯を点灯させることができ、異常の報知を行うこと
ができるのである。
【0012】請求項4の構成によれば、表示回路からの
鳴動信号に呼応して外部回路に移報報知を行う移報用ス
イッチ要素を設け、操作信号が発生したときに移報用ス
イッチ要素を従前の状態に保持するので、警報灯の動作
試験の際に停止兼確認スイッチを操作しても移報用スイ
ッチ要素が反転することはなく外部回路を誤って動作さ
せることがないのである。また、異常発生時に停止兼確
認スイッチを操作して警報ブザーの鳴動を停止させたと
きには、移報用スイッチ要素の反転状態を維持するか
ら、外部回路に異常発生を報知し続けることができるの
である。
【0013】請求項5および請求項6の構成は望ましい
実施態様であって、移報用スイッチ要素として移報リレ
ーを用いるとともに、移報リレーのコイルに並列的にコ
ンデンサを接続することによって鳴動信号の発生時に警
報ブザーを停止させるように停止兼確認スイッチを操作
しても移報リレーの接点である移報接点が反転しないよ
うにしているのである。また、停止兼確認スイッチの操
作時にオフになるリレー制御用スイッチング素子または
常閉接点を設けているので、警報灯の動作試験の際に停
止兼確認スイッチを操作しても移報リレーのコイルに通
電されず、移報リレーの移報接点が反転しないのであ
り、外部回路を誤って動作させることがないのである。
【0014】
【実施例】
(実施例1)図1に警報装置の回路構成を示す。感知器
1 〜S4 は、設備の各部位の状態を検出するととも
に、検出量に応じてオン・オフの2値の感知出力を発生
する。各感知器S1 〜S4 の一端は共通接続されて警報
装置の共通入力端子TC に接続され、各感知器S1 〜S
4 の他端はそれぞれ警報装置の各入力端子T1 〜T4
接続される。
【0015】警報装置は、商用電源に接続される電源端
子TP1,TP2を備え、電源端子TP1,TP2は商用電源を
降圧し整流平滑化して直流を得る電源回路1に接続され
る。電源回路1は、両電源端子TP1,TP2に接続される
商用電源を、電源スイッチSWおよびヒューズFを介し
てトランスTrの1次巻線に接続する。トランスTrの
1次巻線にはタップが設けられ、1次巻線の一端とタッ
プとのいずれか一方を選択的に商用電源に接続すること
によって、100Vと200Vとの電源電圧に対応でき
るようになっている。電源電圧は警報装置の内部に設け
た接続ピンSEL1 を差し替えることによって選択され
る。また、トランスTrの1次巻線の両端間にはサージ
吸収素子Z11が並列接続される。
【0016】商用電源電圧を降圧するトランスTrの2
次巻線には、トランスTrの2次出力を全波整流するブ
リッジ整流器REが接続され、ブリッジ整流器REの出
力は平滑用コンデンサC11により平滑化される。この平
滑用コンデンサC11の両端電圧により各回路に給電され
る。また、平滑用コンデンサC11の両端間には、限流用
抵抗R11と発光ダイオードよりなる通電表示灯L11との
直列回路が並列に接続される。通電時に平滑用コンデン
サC11の両端に所定の端子電圧が得られると通電表示灯
11が点灯する。
【0017】各入力端子T1 〜T4 は、それぞれ表示回
路21 〜24 に接続される。各表示回路21 〜24 は各
感知器S1 〜S4 に対応して設けられるが、同構成を有
しているから、1つの感知器S1 に対応する表示回路2
1 についてのみ説明する。すなわち、表示回路21 は、
図2に示すように、感知器S1 に直列接続される抵抗R
21と、感知器S1 に並列接続されるサージ吸収素子Z21
と、カソードを共通接続した一対のダイオードD21,D
22よりなり一方のダイオードD21のアノードを入力端子
1 に接続したオア回路と、オア回路の出力端に接続さ
れた限流用抵抗R22と発光ダイオードよりなる警報灯L
21との直列回路と、アノードが入力端子T1 に接続され
たダイオードD23と、抵抗R21の両端間に並列に接続さ
れたコンデンサC21と抵抗R23との直列回路よりなる微
分回路と、コンデンサC21と抵抗R23との接続点にアノ
ードが接続されたダイオードD24とからなる。各表示回
路21 〜24 のダイオードD22はアノード同士が共通接
続されてチェック回路3に接続される。また、各表示回
路21 〜24 の警報灯L21〜L24はカソード同士が共通
接続されてフリッカ回路4に接続され、ダイオードD23
はカソード同士が共通接続されてブザー制御回路5に接
続され、さらに、ダイオードD24はカソード同士が共通
接続されてブザー停止解除回路6に接続される。
【0018】各表示回路21 〜24 は、上記構成を有す
るから、オア回路を構成するダイオードD21,D22の一
方の入力がHレベルになれば警報灯L21〜L24が点灯す
る。すなわち、対応する感知器S1 〜S4 からオンの感
知出力が発生するか、チェック回路3の出力がHレベル
になれば警報灯L21〜L24が点灯する。また、対応する
感知器S1 〜S4 の感知出力がオンになれば、ダイオー
ドD23を通してブザー制御回路5に対して鳴動信号bu
が送出される。さらに、対応する感知器S1 〜S4 の感
知出力がオンであれば、コンデンサC21が充電される間
に抵抗R23に電流が流れ、抵抗R23の端子電圧がダイオ
ードD24の順方向電圧を越えている期間にダイオードD
24を通してブザー停止解除回路6に対して電流信号であ
る停止解除信号rsが送出される。
【0019】チェック回路3は、図3に示すように、抵
抗R31とコンデンサC31とを直列接続した時定数回路を
備え、この時定数回路は停止兼確認スイッチPBの常開
接点r1 に直列接続され、この直列回路は平滑用コンデ
ンサC11の両端間に接続される。停止兼確認スイッチP
Bは押釦スイッチであって押操作中だけ常開接点r1
オンになる。コンデンサC31には2個の抵抗R32,R33
の直列回路が並列接続され、両抵抗R32,R33の接続点
にnpn型のトランジスタQ31のベースが接続される。
トランジスタQ31のコレクタ−エミッタには、2個の抵
抗R34,R35の直列回路が直列接続され、両抵抗R34
35の接続点にpnp型のトランジスタQ32のベースが
接続される。トランジスタQ32のコレクタ−エミッタ
は、平滑用コンデンサC11の正極と各表示回路21 〜2
4 に設けたダイオードD22のアノードとの間に接続され
る。
【0020】したがって、停止兼確認スイッチPBの常
開接点r1 がオンになって操作信号がチェック回路3に
入力されると、抵抗R31を通してコンデンサC31が充電
される。所定時間後にコンデンサC31の端子電圧が所定
電圧まで上昇するとトランジスタQ31がオンになり、ト
ランジスタQ31がオンになれば抵抗R34,R35に電流が
流れてトランジスタQ32がオンになってチェック回路3
から点灯信号が出力される。その結果、各表示回路21
〜24 に対応する感知器S1 〜S4 の出力がオフでもす
べての表示回路21 〜24 の警報灯L21〜L24を点灯さ
せることができるのである。要するに、停止兼確認スイ
ッチPBを一定時間以上押し続ければ、停止兼確認スイ
ッチPBを押してから一定時間が経過した後に、すべて
の表示回路21 〜24 の警報灯L21〜L24が一斉に点灯
することになる。また、停止兼確認スイッチPBを一定
時間以上押し続けずに押力を解除した場合にはコンデン
サC31の端子電圧が十分に上昇せず、トランジスタQ31
がオンにならないから、警報灯L21〜L24は点灯しな
い。
【0021】フリッカ回路4は、図4に示すように、比
較的長周期(たとえば、1秒程度)の一定周期でパルス
を出力する発振回路4aと、発振回路4aの出力によっ
て各表示回路21 〜24 の警報灯L21〜L24およびブザ
ー回路7の警報ブザーBzを駆動する駆動回路4bとを
備える。駆動回路4bは発振回路4aの出力を反転する
否定回路NT41を備え、否定回路NT41の出力端子には
2個の抵抗R41,R42の直列回路が接続される。両抵抗
41,R42の接続点にはnpn型のトランジスタQ41
ベースが接続され、否定回路NT41の出力に対応してト
ランジスタQ41がオン・オフする。すなわち、トランジ
スタQ41は発振回路4aから出力されるパルスに同期し
てオン・オフする。トランジスタQ41のエミッタ−コレ
クタは、2個の抵抗R43,R44およびダイオードD41
直列接続される。ダイオードD41はカソードがダイオー
ドD42のカソードと共通接続されてオア回路を構成す
る。ダイオードD42は表示回路21 〜24 に設けた警報
灯L21〜L24に接続され、各表示回路21 〜24 に対応
する感知器S1 〜S4 の出力がオンであるときに、トラ
ンジスタQ41がオンになれば警報灯L21〜L24が点灯す
るようになっている。したがって、警報灯L21〜L24
発振回路4aから出力されるパルスに同期して間欠的に
点灯される。一方、抵抗R43,R44の接続点はpnp型
のトランジスタQ42のベースに接続される。トランジス
タQ42はトランジスタQ41がオンになるとオンになる。
このトランジスタQ42のコレクタ−エミッタはブザー回
路7への給電路に挿入される。
【0022】ところで、図1には表示回路21 〜24
4個の場合を示しているが、感知器S1 〜S4 の個数が
多いときには、表示回路21 〜24 を8個設けることも
できる。その場合には、図1に示されていない他の4個
の表示回路21 〜24 の警報灯L21〜L24は、フリッカ
回路4の駆動回路4bにおいて否定回路NT41の出力端
子に接続した否定回路NT42の出力に対応させて間欠的
に点灯させるようにする。すなわち、図1に示した4個
の警報灯L21〜L24と図示していない4個の警報灯L21
〜L24とを交互に点灯させるのである。このように、警
報灯L21〜L24を4個ずつ点灯させるようにして8個の
警報灯L21〜L24を同時に点灯させないようにするこに
よって、電源回路1の容量を4個の警報灯L21〜L24
点灯させることができるように確保すればよいことにな
り、トランスTrや平滑用コンデンサC11を4個分とし
て設計しながらも、最大8個まで警報灯L21〜L24を点
灯させることが可能になるのである。
【0023】ブザー制御回路5は、図5に示すように、
停止兼解除スイッチPBに直列接続された抵抗R51およ
びコンデンサC51の直列回路を備え、コンデンサC51
は抵抗R52が並列接続される。抵抗R51とコンデンサC
51との接続点にはサイリスタSCRのゲートが接続され
る。サイリスタSCRには発光ダイオードよりなる停止
灯L51が抵抗R53とともに直列接続される。この直列回
路は各点灯回路21 〜24 におけるダイオードD23のカ
ソードと平滑用コンデンサC11の負極との間に接続され
る。また、停止灯L51とサイリスタSCRとの直列回路
には抵抗R54およびコンデンサC52の直列回路が並列接
続され、コンデンサC52には2個の抵抗R55,R56が並
列接続される。両抵抗R55,R56の接続点には鳴動制御
用スイッチング素子であるトランジスタQ51のベースが
接続され、トランジスタQ51のコレクタ−エミッタは、
圧電素子よりなる警報ブザーBzを備えたブザー回路7
の給電経路に挿入される。
【0024】したがって、ブザー制御回路5では、各点
灯回路21 〜24 に対応する感知器S1 〜S4 の出力が
オンになったときに発生する鳴動信号buを受けて、ダ
イオードD23−抵抗R53−抵抗R54を通して抵抗R55
56の直列回路に電流が流れてトランジスタQ51がオン
になる。ここに、コンデンサC52は雑音による誤動作防
止用に設けられている。トランジスタQ51がオンになれ
ば、トランジスタQ42がオンである期間はブザー回路7
に給電されるから、ブザー回路7に設けた圧電素子より
なる警報ブザーBzがフリッカ回路4の発振回路4aか
ら出力されるパルスの周期に同期して間欠的に鳴動する
ことになる。この状態において、警報ブザーBzの鳴動
を停止させるには、停止兼確認スイッチPBの常開接点
1 をオンにする。すなわち、停止兼確認スイッチPB
をオンにして操作信号を発生させると、サイリスタSC
Rにゲート電流が流れてサイリスタSCRがオンにな
り、停止灯L51が点灯する。ここで、抵抗R51,R52
よびコンデンサC51は、サイリスタSCRのゲートにト
リガ電圧を印加するとともに、停止兼確認スイッチPB
のチャタリングによる誤動作を防止する機能を有する。
サイリスタSCRがオンになれば、コンデンサC52の両
端が短絡されてトランジスタQ51のベース電位が下が
り、トランジスタQ51がオフになる。その結果、ブザー
Bzの鳴動が停止する。停止灯L51はいずれかの感知器
1 〜S4 の出力がオンであって、ブザーBzの鳴動を
強制的に停止させた状態であることを示すことになる。
また、どの感知器S1 〜S4 の出力がオンであるかは、
各表示回路21 〜24 における警報灯L21〜L24の点灯
状態を見ればわかる。
【0025】ところで、サイリスタSCRと停止灯L51
との直列回路には、ブザー停止解除回路6に設けたトラ
ンジスタQ61のコレクタ−エミッタが並列接続される。
トランジスタQ61のベースには、各表示回路21 〜24
に設けたダイオードD24のカソードが抵抗R61を介して
接続される。また、トランジスタQ61のベースには平滑
用コンデンサC11の負極との間に抵抗R62とコンデンサ
61との並列回路が雑音による誤動作防止のために接続
される。したがって、停止兼確認スイッチPBによりブ
ザーBzの鳴動を強制的に停止させている状態で、いず
れかの感知器S 1 〜S4 の出力がオンになれば、対応す
る表示回路21 〜24 に設けたコンデンサC21と抵抗R
23とからなる微分回路からダイオードD24を通して短時
間だけトランジスタQ61にベース電流が流れ、トランジ
スタQ61が短時間だけオンになる。要するに、停止解除
信号rsを受けてトランジスタQ61がオンになる。トラ
ンジスタQ61がオンになれば、サイリスタSCRの両端
間に電圧が印加されなくなり、このとき停止兼確認スイ
ッチPBがオンでなければサイリスタSCRはオフにな
る。すなわち、トランジスタQ51が再びオンになり、警
報ブザーBzが間欠的に鳴動するようになる。要する
に、いずれかの感知器S1 〜S4 の出力がオンになって
警報ブザーBzが鳴動した状態で停止兼確認スイッチP
Bを押せば警報ブザーBzの鳴動が停止するが、その間
に、他の感知器S1 〜S4 の出力がオンになれば、警報
ブザーBzが再び鳴動して他の感知器S1 〜S4 の出力
がオンになったことを報知するのである。
【0026】表示回路21 〜24 に設けたダイオードD
23のカソードには、外部装置を連動させるための移報用
スイッチ要素である移報リレーRyのコイルの一端が接
続され、移報リレーRyのコイルの他端は平滑用コンデ
ンサC1 の負極とトランジスタQ51のコレクタとのいず
れか一方に選択的に接続される。移報リレーRyのコイ
ルをどちらに接続するかは、回路基板において電路間を
接続するジャンパ線や回路基板上に設けたジャンパスイ
ッチのような選択手段SEL2 によって選択する。ま
た、移報リレーRyのコイルには保護用のダイオードD
81が並列接続される。ここにおいて、移報リレーRyの
コイルの上記他端を平滑用コンデンサC11の負極に接続
した場合には、移報リレーRyの接点rは感知器S1
4 の出力のオン・オフに対応するように開閉され、移
報リレーRyのコイルの上記他端をトランジスタQ51
コレクタに接続した場合には、移報リレーRyの接点で
ある移報接点rx はトランジスタQ51のオン・オフに対
応するように開閉されることになる。移報接点rx は移
報端子Tx1,Tx2に接続される。
【0027】上記構成では、感知器S1 〜S4 の感知出
力がオンになって警報ブザーBzが鳴動したときに、警
報ブザーBzの鳴動を停止させるには、停止兼確認スイ
ッチPBを押操作すればよいのである。また、各表示回
路21 〜24 の警報灯L21〜L24の点灯試験を行う場合
には、停止兼確認スイッチPBをチェック回路3に設定
された所定時間以上に亙って押し続けて警報灯L21〜L
24が点灯するかどうかを確認し、警報灯L21〜L24が点
灯すれば警報灯L21〜L24が正常であることがわかるの
である。このように、警報ブザーBzの鳴動停止と警報
灯L21〜L24の動作試験とについて停止兼確認スイッチ
PBの押操作の操作時間に差を設けたことにより、警報
ブザーBzの鳴動停止の操作によって警報灯L21〜L24
がすべて点灯してしまい、どの感知器S1 〜S4 が感知
出力をオンにしたのかが区別できなくなることを防止し
ているのである。
【0028】(実施例2)本実施例は、チェック回路3
の構成が実施例1とは異なる。すなわち、図6および図
7に示すように、実施例1においてチェック回路3に設
けていたコンデンサC31に代えてトランジスタQ33のコ
レクタ−エミッタを抵抗R32,R33の直列回路の両端間
に並列接続し、表示回路21 〜24 に設けたダイオード
23のカソードと平滑用コンデンサC11の負極との間に
2個の抵抗R36,R37の直列回路を接続し、トランジス
タQ33のベースを両抵抗R36,R37の接続点に接続した
点で実施例1と相違する。
【0029】この構成では、実施例1と同様に、警報ブ
ザーBzが鳴動しているときに停止兼確認スイッチPB
をオンにすれば、警報ブザーBzの鳴動が停止する。一
方、すべての感知器S1 〜S4 の出力がオフであるとき
にはトランジスタQ33はオフであるから、停止兼確認ス
イッチPBをオンにするとトランジスタQ31がただちに
オンになり、すべての表示回路21 〜24 の警報灯L21
〜L24が点灯する。また、警報灯L21〜L24の動作試験
を行っている状態において、いずれかの感知器S1 〜S
4 の感知出力がオンになれば、抵抗R36,R37の両端に
電圧が印加されてトランジスタQ33がオンになり、トラ
ンジスタQ31はオフになる。すなわち、感知器S1 〜S
4 の感知出力がオンになれば、警報灯L21〜L24の動作
試験を停止させて異常を表示できるようにしているので
ある。他の構成および動作は実施例1と同様である。
【0030】(実施例3)本実施例では、図8に示すよ
うに構成される。実施例1では、各表示回路21〜24
における警報灯L21〜L24と各感知器S1 〜S4 および
チェック回路3との間には2個のダイオードD21,D22
よりなるオア回路を挿入していたが、本実施例ではオア
回路を設けず、図9に示すように、抵抗R21,R22と、
コンデンサC21と、ダイオードD23とのアノードを共通
接続し、共通接続点に対してダイオードD25を介してチ
ェック回路3を接続した構成を有している。各表示回路
1〜24 のダイオードD25のアノードは共通接続され
てチェック回路3の出力端であるトランジスタQ32のコ
レクタに接続される。したがって、停止兼確認スイッチ
PBがオンになれば、一定時間後にすべての表示回路2
1 〜24 の警報灯L21〜L24が点灯する。
【0031】また、停止兼確認スイッチPBには、移報
リレーRyを制御するための移報制御回路8が接続され
る。移報制御回路8は、図10に示すように、移報リレ
ーRyのコイルにコレクタ−エミッタが直列接続された
トランジスタQ81を備える。表示回路21 〜24 のダイ
オードD23と平滑用コンデンサC11の負極との間には、
3個の抵抗R81,R82,R83の直列回路が挿入され、負
極側の2個の抵抗R82,R83の接続点にトランジスタQ
81のベースが接続される。したがって、各表示回路21
〜24 に対応する感知器S1 〜S4 のいずれかの出力が
オンになると、トランジスタQ81がオンになり、移報リ
レーRyのコイルに通電されることになる。移報リレー
Ryのコイルには抵抗R86が直列接続され、また、保護
ダイオードD81が並列接続される。さらに、移報リレー
Ryのコイルと抵抗R86との直列回路にはコンデンサC
81が並列接続され、トランジスタQ81がオンからオフに
なっても一定時間は移報リレーRyのコイルにコンデン
サC81から通電されるようにしてある。抵抗R82,R83
の直列回路にはトランジスタQ82のコレクタ−エミッタ
が並列接続される。このトランジスタQ82のベースは、
停止兼確認スイッチPBに直列接続された2個の抵抗R
84,R85の接続点に接続される。したがって、停止兼確
認スイッチPBをオンにすれば、トランジスタQ82がオ
ンになり、トランジスタQ81がオフになって移報リレー
Ryのコイルへの通電が停止する。
【0032】上記構成において、トランジスタQ81,Q
82を設けて停止兼確認スイッチPBをオンにしたときに
移報リレーRyのコイルへの通電が停止するようにして
いるのは、停止兼確認スイッチPBをオンにしたとき
に、移報リレーRyのコイルに通電されて外部回路に異
常として報知されるのを防止するためである。移報リレ
ーRyのコイルへの通電が禁止されるのは、停止兼確認
スイッチPBをオンにしている間だけであるから、停止
兼確認スイッチPBをオフにすれば、感知器S1〜S4
がオンになるのに伴って移報リレーRyのコイルに通電
することができる。さらに、移報リレーRyと抵抗R81
との直列回路にコンデンサC81が並列接続されているか
ら、警報ブザーBzの鳴動を停止させるために停止兼確
認スイッチPBをオンにした後、一定時間は移報リレー
Ryのコイルへの通電状態が継続されて、外部回路への
異常報知が継続できるようにしてある。他の構成および
動作は実施例1と同様である。
【0033】(実施例4)本実施例は、図11に示すよ
うに、実施例3の回路構成に対してチェック回路3を省
略したものである。すなわち、停止兼確認スイッチPB
の一端をダイオードD25に直接接続している。この接続
線をチェック回路3とみなせば、操作信号がすなわち点
灯信号になる。したがって、いずれかの感知器S1 〜S
4 の出力がオンになって警報ブザーBzが鳴動したと
き、警報ブザーBzの鳴動を停止させるために停止兼確
認スイッチPBをオンにすれば、すべての表示回路21
〜24の警報灯L21〜L24が点灯するが、停止兼確認ス
イッチPBをオフにすれば、出力がオンになっている感
知器S1 〜S4 に対応する表示回路21 〜24 の警報灯
21〜L24のみが点灯するから、警報装置としてとくに
問題が生じることはない。また、動作試験の際には、停
止兼確認スイッチPBをオンにすれば、すべての表示回
路21 〜24 の警報灯L21〜L24が点灯して警報灯L21
〜L24の動作試験を行うことができる。他の構成および
動作は実施例3と同様である。
【0034】(実施例5)本実施例は、図12に示すよ
うに、実施例3の回路構成に対して、停止兼確認スイッ
チPBに、押操作によりオフになる常閉接点r2 を設け
るとともに、移報制御回路8を省略し、サイリスタSC
Rと停止灯L51と抵抗R53との直列回路に対して、移報
リレーRyのコイルと停止兼確認スイッチPBの常閉接
点r2 との直列回路を並列に接続したものである。ま
た、移報リレーRyのコイルにはコンデンサC81と保護
用のダイオードD81とが並列接続される。
【0035】この構成では、すべての感知器S1 〜S4
の出力がオフであるときに、停止兼確認スイッチPBを
押操作すれば、実施例1と同様に一定時間後にすべての
表示回路21 〜24 の警報灯L21〜L24が点灯して動作
試験を行うことができる。このとき、移報リレーRyの
コイルは停止兼確認スイッチPBの常閉接点がオフにな
ることによってダイオードD23から切り離されるから、
停止兼確認スイッチPBの操作によって外部回路が動作
することがなく、実施例3と同様に試験動作による誤報
の発生を防止できるのである。また、いずれかの感知器
1 〜S4 の出力がオンになって警報ブザーBzが鳴動
しているときに、警報ブザーBzの鳴動を停止させるた
めに停止兼確認スイッチPBを押操作すると常閉接点r
2 がオフになり、押操作中にはダイオードD23を通して
の移報リレーRyのコイルへの通電が行われないことに
なるが、コンデンサC81によって移報リレーRyのコイ
ルへの通電が継続され、外部回路の動作を継続させるこ
とができるのである。他の構成および動作は実施例3と
同様である。
【0036】(実施例6)本実施例は、図13に示すよ
うに、実施例5の回路構成からチェック回路3を省略し
たものであって、停止兼確認スイッチPBの常開接点r
1 の一端にすべての表示回路21 〜24 のダイオードD
25のアノードを接続している。この構成では、停止兼確
認スイッチPBを押操作すれば、すべての警報灯L21
24がただちに点灯する。すなわち、警報ブザーBzが
鳴動中であるかどうかにかかわらず、停止兼確認スイッ
チPBの押操作ですべての警報灯L21〜L24が点灯す
る。他の構成および動作は、実施例5と同様である。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明では、停止兼確認スイッ
チは、警報ブザーが鳴動しているときに操作すると警報
ブザーの給電経路に挿入された鳴動制御用スイッチング
素子をオフにする操作信号を発生するから、警報ブザー
の鳴動時に鳴動を停止させることができる。また、操作
信号に呼応して点灯信号を発生するチェック回路を設
け、表示回路は点灯信号を受けて警報灯を点灯させるか
ら、停止兼確認スイッチを操作すれば、警報灯を強制的
に点灯させて動作試験を行うことができる。すなわち、
停止兼確認スイッチの操作によって、鳴動中の警報ブザ
ーの停止と、警報灯の動作試験とを行うことができ、1
つの操作部で2つの機能を実現できるという効果を奏す
る。その結果、使用頻度の低い2機能について操作部の
占有面積を小さくすることができるという利点がある。
【0038】請求項2の発明では、操作信号を受けて一
定時間後に点灯信号を発生するようにチェック回路を構
成しているので、警報ブザーの鳴動中に停止兼確認スイ
ッチを操作して点灯信号が発生する前までの短時間だけ
操作信号を発生させたときには、警報ブザーが停止する
のみであって警報灯の表示状態に影響を与えないのであ
り、複数個の警報灯を設けている場合に、停止兼確認ス
イッチを操作しても警報灯の表示状態を変化させずに警
報ブザーの鳴動のみを停止させることが可能になるので
ある。一方、チェック回路から点灯信号が発生するより
も長い時間に亙って操作信号を発生させれば、警報灯が
点灯して動作試験を行うことができる。要するに、実際
の異常報知の際に警報ブザーの鳴動を停止させる操作
と、動作試験で警報灯を点灯させる操作とを、操作時間
の差で区別することができるという効果を奏する。
【0039】請求項3の発明では、点灯信号を発生して
いる期間に表示回路から発生する鳴動信号を受けると点
灯信号の発生を停止するようにチェック回路が構成され
ているので、停止兼確認スイッチを操作して動作試験を
行っている期間に異常の発生が感知器で検出されたとき
には、動作試験に優先して感知出力に対応するように警
報灯を点灯させることができ、異常の報知を行うことが
できるという利点がある。
【0040】請求項4の発明では、表示回路からの鳴動
信号に呼応して外部回路に移報報知を行う移報用スイッ
チ要素を設け、操作信号が発生したときに移報用スイッ
チ要素を従前の状態に保持するので、警報灯の動作試験
の際に停止兼確認スイッチを操作しても移報用スイッチ
要素が反転することはなく外部回路を誤って動作させる
ことがないのである。また、異常発生時に停止兼確認ス
イッチを操作して警報ブザーの鳴動を停止させたときに
は、移報用スイッチ要素の反転状態を維持するから、外
部回路に異常発生を報知し続けることができるという利
点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1を示す回路図である。
【図2】実施例1の表示回路を示す回路図である。
【図3】実施例1のチェック回路を示す回路図である。
【図4】実施例1のフリッカ回路を示す回路図である。
【図5】実施例1のブザー制御回路およびブザー停止解
除回路を示す回路図である。
【図6】実施例2を示す回路図である。
【図7】実施例2のチェック回路を示す回路図である。
【図8】実施例3を示す回路図である。
【図9】実施例3の表示回路を示す回路図である。
【図10】実施例3のチェック回路を示す回路図であ
る。
【図11】実施例4を示す回路図である。
【図12】実施例5を示す回路図である。
【図13】実施例6を示す回路図である。
【符号の説明】
1 電源回路 21 表示回路 22 表示回路 23 表示回路 24 表示回路 3 チェック回路 4 フリッカ回路 5 ブザー制御回路 6 ブザー停止解除回路 7 ブザー回路 8 移報制御回路 Bz 警報ブザー C81 コンデンサ L21 警報灯 L22 警報灯 L23 警報灯 L24 警報灯 PB 停止兼確認スイッチ Q51 トランジスタ(鳴動制御用スイッチング素子) Q81 トランジスタ(リレー制御用スイッチング素子) r1 常開接点 r2 常閉接点 rx 移報接点 Ry リレー S1 感知器 S2 感知器 S3 感知器 S4 感知器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 19/00 - 21/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感知器から感知出力が発生すると警報灯
    を点灯させるとともに警報ブザーを鳴動させる警報装置
    において、警報ブザーへの給電経路に挿入された鳴動制
    御用スイッチング素子を備えるブザー制御回路と、警報
    灯を備え感知器から感知出力が発生すると警報灯を点灯
    させるとともに鳴動制御用スイッチング素子をオンにす
    る鳴動信号を発生する表示回路と、操作時に鳴動制御用
    スイッチング素子をオフにする操作信号を発生する停止
    兼確認スイッチと、操作信号に呼応して点灯信号を発生
    するチェック回路とを備え、表示回路は点灯信号を受け
    ると警報灯を点灯させることを特徴とする警報装置。
  2. 【請求項2】 チェック回路は、操作信号を受けると一
    定時間後に点灯信号を出力することを特徴とする請求項
    1記載の警報装置。
  3. 【請求項3】 チェック回路は、点灯信号を発生してい
    る期間に表示回路から発生する鳴動信号を受けると点灯
    信号の発生を停止することを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の警報装置。
  4. 【請求項4】 表示回路からの鳴動信号を受けると反転
    して外部回路に移報報知を行う移報用スイッチ要素を備
    えた移報制御回路が付加され、移報制御回路は、操作信
    号が発生したときに移報用スイッチ要素を従前の状態に
    保持することを特徴とする請求項1ないし請求項3のい
    ずれかに記載の警報装置。
  5. 【請求項5】 移報用スイッチ要素は移報リレーであっ
    て、移報制御回路は、移報リレーのコイルへの給電経路
    に挿入され鳴動信号によってオンになり操作信号により
    オフになるオフ優先のリレー制御用スイッチング素子
    と、移報リレーのコイルに並列的に接続されリレー制御
    用スイッチング素子がオンからオフになったときに移報
    リレーのコイルに所定時間通電することができるコンデ
    ンサとを備えることを特徴とする請求項4記載の警報装
    置。
  6. 【請求項6】 移報用スイッチ要素は移報リレーであっ
    て、移報制御回路は、移報リレーのコイルへの給電経路
    に挿入され停止兼確認スイッチの操作により操作信号を
    発生させている間はオフになる常閉接点と、移報リレー
    のコイルに並列的に接続されリレー制御用スイッチング
    素子がオンからオフになったときに移報リレーのコイル
    に所定時間通電することができるコンデンサとを備える
    ことを特徴とする請求項4記載の警報装置。
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