JPH0241748Y2 - - Google Patents

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JPH0241748Y2
JPH0241748Y2 JP1983061442U JP6144283U JPH0241748Y2 JP H0241748 Y2 JPH0241748 Y2 JP H0241748Y2 JP 1983061442 U JP1983061442 U JP 1983061442U JP 6144283 U JP6144283 U JP 6144283U JP H0241748 Y2 JPH0241748 Y2 JP H0241748Y2
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JP
Japan
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transistor
gas leak
voltage
output terminals
output
Prior art date
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JP1983061442U
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JPS59169693U (ja
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Priority to JP6144283U priority Critical patent/JPS59169693U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トラブル検出型ガス漏れ警報装置に
関するものである。
従来、ガス漏れ警報器として第1図に示すよう
なものがあつた。
図示警報器は、2つのトランジスタQ1,Q2
有し、トランジスタQ1のコレクタを+B電源に
接続すると共に、コレクタ−ベース間に抵抗R2
を、エミツタと一方の出力端T1との間にダイオ
ードDを、ベースとアームとの間に2つのツエナ
ーダイオードZD1,ZD2をそれぞれ接続してい
る。トランジスタQ2は、そのコレクタ−エミツ
タが一方のツエナーダイオードZD2と並列に接続
され、そのベースにガス漏れ検知信号が印加され
ると、オフされる。
以上のような構成により、+B電源が加えられ
たとき、ガス漏れ検知信号が印加されていなけれ
ばトランジスタQ2はオンしているため、トラン
ジスタQ1のベース電圧はツエナーダイオードZD1
によつて設定され、出力端T1,T2間には例えば
6Vの電圧が発生される。ガス漏れ検知信号が印
加されると、トランジスタQ2がオフされ、トラ
ンジスタQ2のベース電圧が2つのツエナーダイ
オードZD1,ZD2によつて設定され、出力端T1
T2間には例えば12Vの電圧が発生される。この
出力端T1,T2間の電圧の6Vから12Vへの変化に
より、例えば集中管理室でガス漏れ警報が認識さ
れる。この警報器では、その電源コードが引抜か
れると+B電源の電圧が零になるため、出力端
T1,T2の電圧も0Vになり、このことによつて電
源コードが引抜かれたことも管理室に報知するこ
とができる。
すなわち、第2図に示すように、正常時の出力
電圧は6V、ガス漏れ警報時の出力電圧は12V、
そして電源コードの引抜き時の出力電圧は0Vと
なる。
従つて、自殺などの自損行為の際にユーザが電
源コードを引抜いたとき、そのことが管理室に報
知されることになる。
ところが、第1図に示す警報器を1軒の家の各
部屋に設けて複数個の警報器を並列運転している
場合には、全ての部屋の電源コードが引抜かれな
い限り、管理室には依然6Vの信号が送られるこ
とになり、任意の限られた警報器の電源コードの
引抜きは報知することができない。
本考案は叙上したような従来のものの欠点を除
去するためになされたもので、ガス漏れ警報器が
並列運転であつても、自損行為のために電源コー
ドが引抜かれたことを第3者に報知できるトラブ
ル検出型ガス漏れ警報装置を提供することを目的
としている。
この目的を達成するため本考案により成された
トラブル検出型ガス漏れ警報装置は、各々が一対
の出力端を有し、該一対の出力端の一方に出力す
る出力電圧のレベルを変えてガス漏れを警報する
と共に、所定値以下への前記出力電圧のレベル変
化により電源コードの引抜きを報知する複数のガ
ス漏れ警報器を備え、該複数のガス漏れ警報器を
前記一対の出力端子の対応する端子間を接続する
信号線によつて並列接続してなるトラブル検出型
ガス漏れ警報装置において、前記複数のガス漏れ
警報器の各々が、前記一対の出力端間に接続さ
れ、オンによつて出力端間を短絡する第1のトラ
ンジスタと、前記一方の出力端の電圧によつて前
記第1のトランジスタをオン状態にバイアスする
バイアス抵抗と、前記第1のトランジスタのベー
スと他方の出力端との間に接続され、電源供給時
にオンして前記第1のトランジスタをオフ状態に
保持する第2のトランジスタとを備えることを特
徴としている。
以上の構成において、電源コードの引抜きによ
つて任意のガス漏れ警報器の電源供給がなくなつ
たとき、第2のトランジスタがオフするようにな
つて第1のトランジスタがオフ状態に保持されな
くなり、またこのとき他のガス漏れ警報器が正常
に働いていて一対の出力端の一方に他のガス漏れ
警報器の出力電圧が現れていれば、この一方の出
力端の電圧によるバイアス抵抗のバイアスによつ
て第1のトランジスタがオン状態にされるため、
このオンした第1のトランジスタによつて、相互
接続された複数のガス漏れ警報器の共通出力回路
である一対の出力端が短絡されるようになる。従
つて、一対の出力端の出力電圧のレベルが所定値
以下に変化するようになり、これによりトラブル
を検出して電源コードの引抜きを報知することが
できる。
以下本考案の実施例を第3図以降を参照しなが
ら説明するが、第1図中のものと同等のものには
同一符号を付してある。
第3図は本考案による警報装置を2台並列運転
した例を示し、装置A,Bの出力端T1,T2を信
号線Ls上で相互接続している。
本考案による装置は、第1図の従来の警報器に
おいて、その出力端T1,T2間に、トランジスタ
Q3のコレクタ−エミツタを接続すると共にトラ
ンジスタQ4のコレクタ−エミツタを抵抗R3を介
して接続し、トランジスタQ3のベースとトラン
ジスタQ4のコレクタを相互に接続し、かつトラ
ンジスタQ4のベースを抵抗R4を介してトランジ
スタQ1のコレクタに接続したものである。
トランジスタQ4は+B電源が加えられている
ときオンし、このトランジスタQ4のオンにより
トランジスタQ3はオフする。
今、装置Aの電源コードが引抜かれ、その+B
電源がなくなると、トランジスタQ4はオフする。
このとき装置Bがその出力に6Vの電圧を出力し
ているとすると、トランジスタQ4のオフにより
トランジスタQ3は抵抗R3を介してベース電流が
供給されてオンする。このトランジスタQ3のオ
ンにより、第4図に示すように出力端T1の電圧
が時点t1以降急速に低下する。この出力端T1の電
圧が約2V以下に低下した時点t2において、トラ
ンジスタQ3はそのオン状態を維持できなくなり、
オフするようになる。このトランジスタQ3のオ
フにより、出力端T1の電圧は上昇するようにな
り、約2V以上に上昇した時点t3でトランジスタ
Q3を再度オンさせるようになる。このため出力
端T1の電圧は再び低下する。トランジスタQ3
以後も同じような動作を繰り返すため、出力端
T1の電圧は2Vを中心に小さな範囲内で変動す
る。
一般に、集中管理室の監視盤などにおいては、
0,6,12Vの3信号の識別スレツシユホールド
レベルは、第5図に示すように3V,9Vであり、
3V以下では自損行為による電源コード引抜きの
トラブルを判別し、9V以上では警報を判別する。
従つて、電源コード引抜きにより、出力端T1
電圧が第4図に示すように約2Vを中心に小さな
範囲で変動している場合には、これをトラブルと
して判別することができる。
以上のように本考案によれば、ガス漏れ警報器
が並列運転されても、自損行為による電源コード
の引抜きが検出できるようになり、しかも単に出
力端にスイツチ素子とその制御回路を追加するだ
けでよいためコスト上昇はほんの僅かですむ。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の回路例を示す回路図、第
2図は第1図の装置の出力レベルを示す図、第3
図は本考案による装置を並列運転した状態を示す
回路図、第4図は第3図の回路の動作を説明する
ための図、第5図は集中管理室での識別スレツシ
ユホールドレベルを示す図である。 Q3……トランジスタ(スイツチ素子)、Q4……
トランジスタ(制御手段)。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 各々が一対の出力端を有し、該一対の出力端の
    一方に出力する出力電圧のレベルを変えてガス漏
    れを警報すると共に、所定値以下への前記出力電
    圧のレベル変化により電源コードの引抜きを報知
    する複数のガス漏れ警報器を備え、該複数のガス
    漏れ警報器を前記一対の出力端子の対応する端子
    間を接続する信号線によつて並列接続してなるト
    ラブル検出型ガス漏れ警報装置において、 前記各ガス漏れ警報器が、 前記一対の出力端間に接続され、オンによつて
    出力端間を短絡する第1のトランジスタと、 前記一方の出力端の電圧によつて前記第1のト
    ランジスタをオン状態にバイアスするバイアス抵
    抗と、 前記第1のトランジスタのベースと他方の出力
    端との間に接続され、電源供給時にオンして前記
    第1のトランジスタをオフ状態に保持する第2の
    トランジスタとを備える、 ことを特徴とするトラブル検出型ガス漏れ警報装
    置。
JP6144283U 1983-04-26 1983-04-26 トラブル検出型ガス漏れ警報装置 Granted JPS59169693U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6144283U JPS59169693U (ja) 1983-04-26 1983-04-26 トラブル検出型ガス漏れ警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6144283U JPS59169693U (ja) 1983-04-26 1983-04-26 トラブル検出型ガス漏れ警報装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59169693U JPS59169693U (ja) 1984-11-13
JPH0241748Y2 true JPH0241748Y2 (ja) 1990-11-07

Family

ID=30191650

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6144283U Granted JPS59169693U (ja) 1983-04-26 1983-04-26 トラブル検出型ガス漏れ警報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS59169693U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS635120Y2 (ja) * 1980-11-05 1988-02-10

Also Published As

Publication number Publication date
JPS59169693U (ja) 1984-11-13

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