JPH0431648A - Ficdソレノイドバルブ故障診断装置 - Google Patents

Ficdソレノイドバルブ故障診断装置

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JPH0431648A
JPH0431648A JP13437290A JP13437290A JPH0431648A JP H0431648 A JPH0431648 A JP H0431648A JP 13437290 A JP13437290 A JP 13437290A JP 13437290 A JP13437290 A JP 13437290A JP H0431648 A JPH0431648 A JP H0431648A
Authority
JP
Japan
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air conditioner
control signal
valve
signal value
solenoid valve
Prior art date
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Pending
Application number
JP13437290A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Nunokawa
布川 和嘉
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、エアコン作動時にアイドル回転数を補正す
るソレノイドバルブ(FICDソレノイドバルブ)の故
障診断装置に関する。
(従来の技術) 従来より、エンジン集中電子制御システムでは、第7図
に示す如く、各種センサ信号(Sl、S2゜・・Ss)
が入力されるコントロールユニット1の制御信号Fによ
りインテークマニホールド2の入口に設けられたスロッ
トルバルブ3の開度を制御するとともに、スロットルバ
ルブ3のバイパス通路4には、エンジンの補助空気量を
制御する弁として、エンジン回転数を目標アイドル回転
数に調整するAACバルブ5.エアレギュレータ6、エ
アコン作動時にアイドル回転数を補正するFICDソレ
ノイドバルブ7を設けている。
ここで、FICDソレノイドバルブ7は、エアコン作動
時においてエンジンが負荷増大によってエンストになる
ことを防止するための補助空気弁で、エアコン作動時に
はエンジン回転目標値を大きくしてバルブ開度を大きく
し、エンジン回転数をアップ(約80Orpm)してい
る。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記の如きFICDソレノイドバルブが故障
し、開状態あるいは閉状態のまま固着することがある。
そして、開状態で固着した場合は、エアコンスイッチに
、場合によってはハイアイドル不具合となる。これは、
アイドル回転目標値になるよう、AACバルブを全閉に
しても、エンジン回転がアイドル回転目標値にならない
場合があるためである(以下、これを開モード故障とい
う)。また閉状態で固着した場合(以下、これを閉モー
ド故障という)は、エアコンON時アイドル不安定とな
る。
一方、アイドル不安定の故障原因としては、上記の如き
FICDソレノイドバルブの故障のほか、燃料系ではフ
ューエルインジェクタや燃圧制御系のアクチュエータの
故障が考えられ、また、点火系においては、プラグやイ
グナイタ等の故障が考えられる。
したがって、従来においてはアイドル不安定という故障
状態が発生しても、故障部位の特定がしづらいという不
具合があった。
また、従来アイドル不安定が発生した場合のFICDソ
レノイドバルブの点検方法としては、エアコンスイッチ
をONtだとき、これに追随してアイドル回転数がアッ
プするか否かで判断していたが、エアコンスイッチをO
Nにすると、たとえFICDソレノイドバルブが故障し
ていても、目標とするアイドル回転数を達成すべくAA
Cバルブが作動し、一定時間経過するとエンジン回転数
は目標回転数となる。
このため、FICDソレノイドバルブの故障を発見する
ためには、エアコンスイッチON直後のアイドル回転数
の微妙な上昇具合を経験と勘に頼って判断しなければな
らないという不具合があった。
この発明は、上記の如き従来の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、簡易。
迅速にFICDソレノイドバルブの故障を発見すること
のできるF I CDソレノイドバルブ故障診断装置を
提供することにある。
(課題を解決するための手段) この発明は、上記目的を達成するために、エアコン停止
時にAACバルブに供給されるアイドル回転数制御信号
値を検出するエアコン停止時アイドル回転数制御信号値
検出手段と、 エアコン作動時にAACバルブに供給されるアイドル回
転数制御信号値を検出するエアコン作動時アイドル回転
数制御信号値検出手段と、エアコン作動時に検出される
アイドル回転数制御信号値がエアコン停止時に検出され
るアイドル回転数制御信号値より所定値以上大きい場合
、FICDソレノイドバルブが故障したと判別する故障
診断手段と、 を有することを特徴とする。
(作用) この発明では、FICDソレノイドバルブ正常時には、
エアコンを停止状態から作動状態にしたときFICDソ
レノイドバルブが開くので、AACバルブに供給される
アイドル回転数制御信号値がそれまでより小さくなるの
に対して、開モードであれ閉モードであれFICDソレ
ノイドバルブが故障したときは、エアコンを停止状態か
ら作動状態にしたとき、AACバルブをそれまでよりも
さらに開くようAACバルブに供給されるアイドル回転
数制御信号値が大きくなることに着目し、エアコン停止
時に検出されるアイドル回転数制御信号値に対して、エ
アコンを作動状態にしたときに検出されるアイドル回転
数制御信号値が一定値以上大きい場合、FICDソレノ
イドバルブが故障したと判別するようにしている。
(実施例の説明) 以下、この発明を図面に基づいて説明する。
第1図はこの発明が適用された実施例の基本構成を示す
ブロック図である。
同図において、10は車載側システムで、そのうちエン
ジンコントロールユニッ) (ECM)11では、各種
のセンサ12(水温センサ、アイドルスイッチセンサ、
ニュートラルスイッチセンサ等)からのセンサ出力に基
づいて、エアコンブレッサ、FICDソレノイドバルブ
、AACバルブ等のアクチュエータ13を駆動制御して
いる。
一方、20は車載側のECMIIに接続された故障診断
器で、■10(入出力インターフェース)21、CPU
22.ROM23.RAM24等を含んでいる。
また、30はキーボードやタッチスクリーン等より構成
される入力手段で、故障診断器20に対して各種情報を
入力したり、診断器20の指示に従って各種情報を入力
する。
また、40はCRT等よりなる表示手段で、故障診断器
20での診断結果を表示する。なお、入力手段がタッチ
スクリーン等の場合、表示手段40と兼用することがで
きる。
以上が本実施例装置の全体構成である。
ところで、第2図にはFICDソレノイドバルブ正常時
において、エアコンスイッチをONした場合の、(a)
エアコンコンプレッサの動作状態と(b)そのときAA
Cバルブに供給されるアイドル回転数制御信号値fが示
され、また第3図にはFICDソレノイドバルブ故障時
(この場合、閉モード故障である)において、エアコン
スイ・ソチをONした場合の、(a)エアコンコンプレ
ッサの動作状態と(b)そのときAACバルブに供給さ
れるアイドル回転数制御信号値fが示されている。
ここで、AACバルブに供給されるアイドル回転数制御
信号値fに着目すると、第2図に示す如く、FICDソ
レノイドバルブ正常時においては、コンプレッサが停止
状態Sから作動状態MとなるとFICDソレノイドバル
ブが開かれるので、AACバルブはそれまでの開度を維
持する必要がなく、アイドル回転数制御信号値fはAA
C/(ルブを閉じるように低レベル(PWM信号におけ
るデユーティ比が小さい)の制御信号値f、を出力して
いる。
一方、F I CDソレノイドバルブ故障時においては
、FICDソレノイドバルブは閉じっばなしなので、コ
ンプレッサが停止状態Sから作動状態Mとなると、本来
FICDソレノイドバルブによって補われるはずの補助
空気量を補うべく、AACバルブをさらに開くよう、そ
れまでよりもハイレベルの制御信号f2を出力している
なお、第3図にはFICDソレノイドバルブが閉モード
故障の場合を示したが、開モード故障の場合も、コンプ
レッサを停止状態から作動状態にした場合、アイドル回
転数制御信号値fはそれまでより上昇する。これは、開
モード故障の場合は閉モード故障の場合よりAACバル
ブは閉じているが、コンプレッサが作動状態となるとそ
の分補助空気量を増やす必要があるからである。
したがって、閉モード故障であれ、開モード故障であれ
、FICDソレノイドバルブが故障の場合、コンプレッ
サが作動状態になると、人ACバルブをさらに開くよう
アイドル回転数制御信号値fは大きくなる。
そこで、コンプレッサ作動状態となる前後のアイドル回
転数制御信号値を検出して、コンプレッサ作動状態のア
イドル回転数制御信号値がそれまでより一定値以上大き
くなったら、FICDソレノイドバルブが故障している
と判別しようとするのが本実施例である。
以下、第4図(a)、(b)のフローチャートを参照し
ながら、この場合故障診断器20で実行されるFICD
ソレノイドバルブの故障判別処理手順を説明する。
入力手段30のキーボード等の操作によりプログラムが
スタートすると、まず表示手段40のCR7画面上に「
エンジンを始動して下さい」との指示が出力され、これ
により、オペレータ(サービスマン等)は車両のイグニ
ッションキーを操作してエンジンを始動させる。
こうしてエンジンが始動されると、エンジン回転数が基
準値a1を越えたか否かが調べられ(ステップ100)
、エンジン回転数が基準値a1より大であることが確認
されると(ステップ100でYES)、次にニュートラ
ルスイッチセンサ。
アイドルスイッチセンサ、水温センサの各センサ出力に
よりエンジンが暖機運転中であるか否かの判別がなされ
る(ステップ110,120.15O)。
ここで、ニュートラルスイッチがONで(ステップ11
0でYES)、アイドルスイッチがONで(ステップ1
20でYES)、水温センサ値の値が所定の基準値d、
以下の場合(ステップ150でNO)、暖機中と判断さ
れる。
−4、ニュートラルスイッチ、アイドルスイッチがON
でない場合、表示手段40の画面上にはステップ130
.140のメツセージを表示する。
次に、水温が基準値d、を越えて暖機が終了したと判断
されると(ステップ150でYES)、タイマを初期状
態にしてt=Qにセットし、以後、データ記録を開始し
、AACバルブに供給されるアイドル回転数制御信号値
fを逐次検出する(ステップ160)。
なお、この場合の信号値fの検出は、ECMllからA
ACバルブに供給されているPWM信号のデユーティ比
を検出することにより行なう。
こうして、AACバルブに供給されるアイドル回転数制
御信号値fを検出しつつ一定時間経過して、経過時間t
がtlを越えると(ステップ170でYES)、次にエ
アコンコンプレッサを作動状態にする命令をECMII
に送り、コンプレッサを作動状態、すなわちエアコンコ
ンプレッサ作動フラグを1にセットする(ステップ18
0)。
こうして、コンプレッサが作動状態とされると、次にコ
ンプレッサへの作動信号送出後にAACバルブに供給さ
れるアイドル回転数制御信号値を検出するのに十分な時
間t2を経過しているか否かが調べられ(ステップ19
0)、t2を経過していると(ステップ190でYES
)、アイドル回転数制御信号値fのデータ収集処理を終
了しくステップ200)、また、エアコンコンプレッサ
作動フラグを0にしてエアコンを停止状態にする(ステ
ップ210)。
こうして、ステップ160〜ステツプ200までの処理
により、エアコン停止時(Q<t<t+)および作動時
(t、<t<t2)にAACバルブに供給されるアイド
ル回転数制御信号値fが検出されると、次にエアコン停
止時にAACバルブに供給されていたアイドル回転数制
御信号値をdI +エアコン作動時にAACバルブに供
給されていたアイドル回転数制御信号値をd2として、
d2−d、が所定の基準値dellを越えているか否か
が調べられる(ステップ220)。
この場合、既に述べたように、FICDソレノイドバル
ブが正常なら、エアコンON時にはFICDソレノイド
バルブが開くので、AACバルブに供給されるアイドル
回転数制御信号値は小さくなり、dl〉d2となる。し
たがって、ステップ220の判別結果はNoとなり、ス
テップ240のFICD系正常の判定結果となる。
一方、閉モードであれ開モードであれ、FICDソレノ
イドバルブが故障している場合、エアコンON時にもF
ICDソレノイドバルブは動作しないので、AACバル
ブはさらに開度を大きくする必要があり、アイドル回転
数制御信号値も大きくなる。
したがって、d、<d2となり、基準値de11をFI
CDソレノイドバルブが故障であることを顕著に表わす
しきい値幅に設定すると、d2−d、>dellの場合
(ステップ220でYES)、FICD系が故障である
ことが確実に検出できることになる。
そして、この場合は、表示手段40にrF I CD系
異常」の表示をし、サービスマン等に知らせる。
なお、上記実施例では、エアコンコンプレッサ作動前に
AACバルブに供給されているアイドル回転数制御信号
値d1と、エアコン作動中にAACバルブに供給されて
いる信号値d2を比較することによって、FICDソレ
ノイドバルブの故障を判別したが、ステップ180でエ
アコンを作動状態にした後は、随時そのときAACバル
ブに供給されるアイドル回転数制御信号値fと、エアコ
ンコンプレッサ作動前の制御値d、を比較し、f−d、
がdellを上回った時点でF I CDソレノイドバ
ルブ故障と判別してもよい。この場合、判別処理を迅速
に行なうことができる。
また、別の判別方法としては、エアコンコンブレッサを
作動状態にした後(11<1<12)におけるエンジン
回転数の単位時間当たりの変化量を検出し、この変化量
が所定のしきい値を上回ったか否かでFICDソレノイ
ドバルブの故障を判別してもよい。
以上説明したように、この実施例では、FICDソレノ
イドバルブが故障の場合、エアコンコンプレッサを作動
状態にすると、AACバルブを制御するアイドル回転数
制御信号値が大きくなることに着目し、エンジンが暖機
後運転中であることが検出された場合のエアコンコンプ
レッサ作動前のアイドル回転数制御信号値と、エアコン
コンプレッサ作動後のアイドル回転数制御信号値の差が
所定の基準値以上の場合は、FICDソレノイドバルブ
が故障したと判断するようにした。
このため、サービスマンは、従来の如く故障部位の特定
に煩わされることなく、簡易、迅速にFICDソレノイ
ドバルブの故障を診断できることになる。
次に、FICDソレノイドバルブの制御を工〉ジンコン
トロールユニットで行なっていない場合のFICDソレ
ノイドバルブの故障診断方法を説明する。
第5図は、上記の如く、FICDソレノイドバルブがエ
ンジンコントロールユニットで制御されない場合の回路
図であるが、この場合、エアコンスイッチ50がONさ
れるとリレー51が駆動され、これによってFICDソ
レノイドバルブ52およびエアコンコンプレッサ53が
作動状態となるよう構成されている。
ところで、この場合も、FICDソレノイドバルブ52
が故障していると、エアコンコンプレッサ53作動時に
補われるべき補助空気量が補われないので、AACバル
ブのバルブ開度はそれまで以上とされ、したがってAA
Cバルブに供給されるアイドル回転数制御信号値はそれ
までより大きくなる。
したがって、この第2の実施例においても、上記第1の
実施例同様、エアコンコンプレッサ作動前後にAACバ
ルブに供給されるアイドル回転数制御信号値に着目して
、FICDソレノイドバルブの故障診断が行なわれるよ
う構成されている。
以下、第6図のフローチャートを参照しながら、この場
合に故障診断器20で実行されるFICDソレノイドバ
ルブの故障診断処理手順を説明する。
なお、第6図に示す処理に先立って、エンジンが暖機後
運転中であることを検出するため、上記第1の実施例に
おける第4図(a)のステップ100〜ステツプ150
の処理がなされるが、この場合の処理は上記第1の実施
例の場合とまったく同様なので、重複説明は省略する。
そして、続くステップ300の処理では、タイマを初期
状態にして1−0とセットし、以後データ記録を開始し
、AACバルブに供給されるアイドル回転数制御信号値
fを逐次検出する。
なお、この場合の信号値fの検出は、ECMllからA
ACバルブに送出されているPWM信号のデユーティ比
を検出することにより行なう。
次に、例えば、「10秒以内にエアコンスイッチをON
にして下さい」の表示を表示手段40に表示する(ステ
ップ310)。この指示に従ってサービスマンはエアコ
ンスイッチをONし、コンプレッサは作動状態とされる
こうして、コンプレッサが作動状態にされると、次にコ
ンプレッサへの作動信号送出後にAACバルブに供給さ
れるアイドル回転数制御信号値の変化を検出するのに十
分な時間t2を経過しているか否かが調べられ(ステッ
プ320)、t2を経過すると(ステップ320でYE
S)、アイドル回転数制御信号値fのデータ収集処理を
終了する(ステップ330)。
こうして、ステップ300〜ステツプ330までの処理
により、エアコンコンプレッサ作動前後にAACバルブ
に供給されるアイドル回転数制御信号値fが検出される
と、次に、エアコン作動前にAACバルブに供給されて
いたアイドル回転数制御信号値をd I +エアコン作
動時にAACバルブに供給されていたアイドル回転数制
御信号値をd2として、d2−d、が所定の基準値de
llを越えているか否かが調べられる(ステップ340
)。
この場合、既に述べたように、FICDソレノイドバル
ブが正常なら、エアコンON時にはFICDソレノイド
バルブが開くので、AACバルブに供給されるアイドル
回転数制御信号値は小さくなり、d、>d2となるので
、ステップ340の判定結果はNoとなり、ステップ3
60のFICD系正常の判定結果となる。
一方、FICDソレノイドバルブが故障している場合、
エアコンON時にもFICDソレノイドバルブは動作し
ないので、AACバルブはさらに開度を大きくする必要
があり、このためアイドル回転数制御信号値も大きくな
る。
従って、dl〈d2となり、基準値dellをFICD
ソレノイドバルブが故障であることを顕著に表わすしき
い値幅に設定すると、d2−d。
>dellの場合(ステップ340でYES)、F I
 CD系が故障であることを確実に検出できることにな
る。
この場合、表示手段40にrFICD系異常」の表示を
し、サービスマン等に知らせる。
以上説明したように、この第2の実施例では、FICD
ソレノイドバルブがエンジンコントロールユニットで制
御されない場合の故障診断方法を説明したが、この場合
も上記第1の実施例同様、サービスマンは、従来の如(
故障部位の特定に煩わされることなく、簡易、迅速にF
ICDソレノイドバルブの故障を診断できることになる
なお、この実施例でも、上記第1の実施例同様、ステッ
プ310でエアコンコンプレッサを作動状態にした後は
、随時そのときAACバルブに供給されるアイドル回転
数制御信号値d2とエアコンコンプレッサ作動前の制御
値d1を比較し、d2−d、がdellを上回った時点
でFICDソレノイドバルブ故障と判別してもよい。こ
の場合、判別処理を迅速に行なうことができる。
また、上記第1の実施例同様、エアコンコンプレッサを
作動状態にした後におけるエンジン回転数の単位時間当
たりの変化量を検出し、この変化量が所定のしきい値を
上回ったか否かでFICDソレノイドバルブの故障診断
をしてもよい。
なお、上記各実施例では、オフボード診断器での診断方
法を説明したが、オンボード診断器で上記の如き診断方
法を利用することも可能である。
(発明の効果) 本発明に係るFICDソレノイドバルブ故障診断装置は
、上記の如く、エアコン作動時に検出されるアイドル回
転数制御信号値がエアコン停止時に検出されるアイドル
回転数制御信号値より所定値以上大きい場合、FICD
ソレノイドバルブが故障したと判別するよ・うにしたの
で、簡易、迅速にFICDソレノイドバルブの故障を発
見することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用された実施例の全体構成を示すブ
ロック図、第2図はFICDソレノイドバルブ正常時に
おけるコンプレッサの動作状態とそのときのアイドル回
転数制御信号値の説明図、第3図はFICDソレノイド
バルブ故障時におけるコンプレッサの動作状態とそのと
きのアイドル回転数制御信号値の説明図、第4図(a)
、第4図(b)は第1の実施例におけるFICDソレノ
イドバルブ故障診断の処理手順を示すフローチャート、
第5図はFICDソレノイドバルブがエンジンコントロ
ールユニットで制御されない場合の回路図、第6図は第
2の実施例におけるFICDソレノイドバルブ故障診断
の処理手順を示すフローチャート、第7図はFICDソ
レノイドバルブが設けられた部分の説明図である。 5・・・AACバルブ 7・・・FICDソレノイドバルブ 11・・・ECM 12・・・センサ 13・・・アクチュエータ 20・・・故障診断器 30・・・入力手段 40・・・表示手段 50・・・エアコンスイッチ 51・・・リレー 52・・・FICDソレノイドバルブ 53・・・エアコンコンプレッサ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.エアコン停止時にAACバルブに供給されるアイド
    ル回転数制御信号値を検出するエアコン停止時アイドル
    回転数制御信号値検出手段と、エアコン作動時にAAC
    バルブに供給されるアイドル回転数制御信号値を検出す
    るエアコン作動時アイドル回転数制御信号値検出手段と
    、 エアコン作動時に検出されるアイドル回転数制御信号値
    がエアコン停止時に検出されるアイドル回転数制御信号
    値より所定値以上大きい場合、FICDソレノイドバル
    ブが故障したと判別する故障診断手段と、 を有することを特徴とするFICDソレノイドバルブ故
    障診断装置。
JP13437290A 1990-05-24 1990-05-24 Ficdソレノイドバルブ故障診断装置 Pending JPH0431648A (ja)

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JP13437290A JPH0431648A (ja) 1990-05-24 1990-05-24 Ficdソレノイドバルブ故障診断装置

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JP13437290A JPH0431648A (ja) 1990-05-24 1990-05-24 Ficdソレノイドバルブ故障診断装置

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JP (1) JPH0431648A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5724941A (en) * 1995-01-30 1998-03-10 Nippondenso Co., Ltd. Malfunction diagnosis device of an internal combustion engine controller

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5724941A (en) * 1995-01-30 1998-03-10 Nippondenso Co., Ltd. Malfunction diagnosis device of an internal combustion engine controller

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