JPH051605A - 内燃機関制御装置 - Google Patents

内燃機関制御装置

Info

Publication number
JPH051605A
JPH051605A JP15185391A JP15185391A JPH051605A JP H051605 A JPH051605 A JP H051605A JP 15185391 A JP15185391 A JP 15185391A JP 15185391 A JP15185391 A JP 15185391A JP H051605 A JPH051605 A JP H051605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
idle
signal
judgment
internal combustion
combustion engine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15185391A
Other languages
English (en)
Inventor
Wataru Fukui
渉 福井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP15185391A priority Critical patent/JPH051605A/ja
Publication of JPH051605A publication Critical patent/JPH051605A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、アイドルスイッチが故障しても
アイドル速度制御モードに入ることのできる内燃機関制
御装置を得る。 【構成】 アイドルスイッチ4の故障を判定するアイド
ルスイッチ故障判定部51と、アイドルスイッチ4の故障
判定時にアイドル状態を判定するアイドル判定部55と、
アイドル信号Aが生成されたとき又はアイドル状態が判
定されたときにアイドル速度制御により制御信号E及び
Fを生成する運転制御部59とをECU5Aに設け、通常は
アイドル信号Aの有無に基づいて運転制御を行い、アイ
ドルスイッチ4の故障が判定されたときには運転状態に
基づいてアイドル状態を判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジン(内燃機関)
のアイドル運転領域においてアイドル速度制御を行う内
燃機関制御装置に関し、特にアイドルスイッチの故障時
にもアイドル状態を判定できる内燃機関制御装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、内燃機関の運転制御において
は、各種の制御信号が用いられており、例えば、燃料噴
射信号により各気筒に供給される燃料の量及びタイミン
グ等を制御すると共に、点火信号により各気筒の点火コ
イルに対する通電電流及び点火時期等を制御している。
又、アイドル運転領域においては、例えばエアコン起動
時等の負荷急増によりエンスト(エンジンストール)が起
こり易いため、アイドル速度制御モードに基づいて低回
転数で安定に追従制御させる必要がある。
【0003】図3は従来の内燃機関制御装置の概略を示
すブロック図であり、図において、1は内燃機関のイン
テークマニホールド圧力即ちブースト圧Pを検出する圧
力検出器、2は内燃機関の回転数Rを検出する回転検出
器、3は流入空気量等に基づいて内燃機関の負荷Lを検
出する負荷検出器、4はスロットルの全閉状態から内燃
機関のアイドル運転状態を検出してアイドル信号Aを生
成するアイドルスイッチである。
【0004】5はマイクロコンピュータを備えたECU
であり、ブースト圧P、回転数R、負荷L、アイドル信
号Aに基づいて、内燃機関の各気筒に対する制御信号即
ち点火信号E及び燃料噴射信号F等を生成する。点火信
号Eは点火コイル(図示せず)の一次巻線に印加されて爆
発行程のタイミングを制御し、燃料噴射信号Fはインジ
ェクタ(図示せず)を駆動して空燃比を最適(例えば、14.
7)に制御する。
【0005】次に、図4のフローチャートを参照しなが
ら、図3に示した従来の内燃機関制御装置の動作につい
て説明する。アクセルが操作されている通常運転時にお
いては、アイドルスイッチ4が動作しないためアイドル
信号Aは発生せず、アイドル信号Aの発生検出ステップ
S1から直ちにリターンする。従って、ECU5は、ブー
スト圧P、回転数R及び負荷Lから運転領域を判定し、
最適な出力トルクを与えるための制御信号E及びFを生
成する。
【0006】一方、スロットルが全閉となってアイドル
スイッチ4がオン動作し、アイドル信号Aが発生してE
CU5に入力されると(ステップS1)、ECU5は、内燃
機関のアイドル速度制御(ステップS2)を開始する。即
ち、各検出器1〜3から、ブースト圧P、回転数R及び
負荷Lを取り込み、トルク及びトルク変動の小さい制御
信号に相当する点火信号E及び燃料噴射信号Fを生成す
る。又、スロットル全閉により負圧となったブースト圧
Pの急減に対応してバイパスエアーの開閉制御等も行
う。
【0007】しかしながら、アイドルスイッチ4が故障
した場合には、ECU5がアイドル速度制御モードに入
ることができず、前述したような負荷変動によってエン
ストが発生するおそれがある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の内燃機関制御装
置は以上のように、アイドルスイッチ4の故障を判定す
る機能を具備していないので、アイドルスイッチ4の故
障によりアイドル信号Aが得られない場合、回転数Rが
負荷変動に追従できずにエンストしてしまうおそれがあ
るという問題点があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、アイドルスイッチが故障しても
アイドル速度制御モードに入ることのできる内燃機関制
御装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内燃機関
制御装置は、アイドルスイッチの故障を判定するアイド
ルスイッチ故障判定部と、アイドルスイッチの故障判定
時にアイドル状態を判定するアイドル判定部と、アイド
ル信号が生成されたとき又はアイドル状態が判定された
ときにアイドル速度制御により制御信号を生成する運転
制御部とをECUに設けたものである。
【0011】
【作用】この発明においては、通常はアイドル信号の有
無に基づいて運転制御を行い、アイドルスイッチの故障
が判定されたときには運転状態に基づいてアイドル状態
を判定し、アイドル状態が判定されたときにはアイドル
速度制御を行う。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例を示すブロック図であ
り、5AはECU5に対応しており、1〜4は前述と同様
のものである。この場合、ECU5Aは、アイドルスイッ
チ4の故障を判定するアイドルスイッチ故障判定部51
と、アイドルスイッチ4の故障判定時にアイドル状態を
判定するアイドル判定部55と、アイドル信号Aが生成さ
れたとき又はアイドル判定部55がアイドル判定したとき
にアイドル速度制御モードで制御信号E及びFを生成す
る運転制御部59とを備えている。
【0013】アイドルスイッチ故障判定部51は、アイド
ル信号Aの発生間隔Tが所定時間TAを越えたときに故障
判定信号B1を生成するタイマ52と、ブースト圧P、回転
数R及び負荷Lに基づく所定運転領域でアイドル信号A
が得られないときに故障判定信号B2を生成する運転領域
判定部53とを備えている。アイドルスイッチ故障判定部
51は、各故障判定信号B1及びB2の論理和又は論理積を最
終的な故障判定信号としてもよく、タイマ52又は運転領
域判定部53の一方のみを用いてもよい。
【0014】アイドル判定部55は、アイドルスイッチ故
障判定信号B1又はB2が得られたときに回転数Rが所定値
RA未満であればアイドル判定信号C1を生成する回転数
判定部56と、回転数Rが所定値RA以上のときにブース
ト圧Pに基づいて低負荷状態か否かを判定し、低負荷で
あればアイドル判定信号C2を生成する低負荷判定部57と
を備えている。
【0015】次に、図2のフローチャートを参照しなが
ら、図1に示したこの発明の一実施例の動作について説
明する。まず、ECU5Aは、アイドルスイッチ故障判定
部51において、アイドルスイッチ4が故障か否かを判定
する(ステップS0)。
【0016】通常は、アイドルスイッチ4が正常であ
り、故障判定信号C1及びC2が生成されないため、アイド
ル判定部55は動作せず、運転制御部59は、アイドル信号
Aの有無のみに基づいて制御信号E及びFを生成する。
即ち、前述と同様にアイドル信号Aが発生したか否かを
判定し(ステップS1)、アイドル信号Aが発生すればアイ
ドル速度制御(ステップS2)を実行する。
【0017】故障判定ステップS0において、タイマ52
は、アイドル信号Aの発生間隔Tを所定時間TAと比較
し、所定時間TAが経過してもアイドル信号Aが得られ
ない場合、即ち、T>TAの場合に、アイドルスイッチ
4の故障を表わす故障判定信号B1を生成する。又、運転
領域判定部53は、当然アイドル信号Aが発生すべき所定
運転領域でアイドル信号Aが得られない場合に、アイド
ルスイッチ4の故障と判定して故障判定信号B2を生成す
る。
【0018】もし、アイドルスイッチ4の故障判定信号
B1又はB2が生成されると、アイドル判定部55内の回転数
判定部56は、回転数Rを検出し(ステップS3)、回転数R
が所定値RA未満(R<RA)か否かを判定する(ステッ
プS4)。尚、所定値RAは、エンストを起こし得る直前
の回転数に設定されているものとする。もし、回転数R
が所定値RA未満であれば、内燃機関がアイドル状態で
あると判定し、アイドル判定信号C1を生成して運転制御
部59をアイドル速度制御モード(ステップS2)にする。
【0019】一方、回転数判定部56において回転数Rが
所定値RA以上と判定(ステップS4)された場合、低負荷
判定部57は、回転数Rの逆数に相当する回転周期TRを
変換係数α倍した値とブースト圧Pとを比較し、P≦T
R・αを満たすか否かを判定する(ステップS5)。もし、
低負荷であってスロットルが全閉となり、ブースト圧P
が負圧で小さくなれば、低負荷判定部57は、アイドル状
態を判定してアイドル判定信号C2を生成し、運転制御部
59をアイドル速度制御モード(ステップS2)にする。
【0020】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、アイド
ルスイッチの故障を判定するアイドルスイッチ故障判定
部と、アイドルスイッチの故障判定時にアイドル状態を
判定するアイドル判定部と、アイドル信号が生成された
とき又はアイドル状態が判定されたときにアイドル速度
制御により制御信号を生成する運転制御部とをECUに
設け、通常はアイドル信号の有無に基づいて運転制御を
行い、アイドルスイッチの故障が判定されたときには運
転状態に基づいてアイドル状態を判定するようにしたの
で、アイドルスイッチが故障してもアイドル速度制御モ
ードに入ることのできる内燃機関制御装置が得られる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図3】従来の内燃機関制御装置を示すブロック図であ
る。
【図4】図3の装置の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 圧力検出器 2 回転検出器 3 負荷検出器 4 アイドルスイッチ 5A ECU 51 アイドルスイッチ故障判定部 55 アイドル判定部 59 運転制御部 S0 アイドルスイッチの故障を判定するステップ S2 アイドル速度制御を行うステップ S4、S5 アイドル状態を判定するステップ A アイドル信号 E、F 制御信号 L 負荷 P ブースト圧 R 回転数

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 内燃機関のブースト圧を検出する圧力検
    出器と、内燃機関の回転数を検出する回転検出器と、前
    記内燃機関の負荷を検出する負荷検出器と、前記内燃機
    関のアイドル状態を検出してアイドル信号を生成するア
    イドルスイッチと、前記ブースト圧、前記回転数、前記
    負荷及び前記アイドル信号に基づいて前記内燃機関に対
    する制御信号を生成するECUと、を備えた内燃機関制
    御装置において、前記ECUは、前記アイドルスイッチ
    の故障を判定するアイドルスイッチ故障判定部と、前記
    アイドルスイッチの故障判定時にアイドル状態を判定す
    るアイドル判定部と、前記アイドル信号が生成されたと
    き又は前記アイドル状態が判定されたときにアイドル速
    度制御により前記制御信号を生成する運転制御部と、を
    含むことを特徴とする内燃機関制御装置。
JP15185391A 1991-06-24 1991-06-24 内燃機関制御装置 Pending JPH051605A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15185391A JPH051605A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 内燃機関制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15185391A JPH051605A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 内燃機関制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH051605A true JPH051605A (ja) 1993-01-08

Family

ID=15527699

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15185391A Pending JPH051605A (ja) 1991-06-24 1991-06-24 内燃機関制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH051605A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6345420B1 (en) 1999-04-15 2002-02-12 Bridgestone Corporation Mounting structure for energy absorber
US11511684B2 (en) 2018-12-12 2022-11-29 Honda Motor Co., Ltd. Article fixation apparatus and article fixation structure assembly method

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6345420B1 (en) 1999-04-15 2002-02-12 Bridgestone Corporation Mounting structure for energy absorber
US11511684B2 (en) 2018-12-12 2022-11-29 Honda Motor Co., Ltd. Article fixation apparatus and article fixation structure assembly method

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6647959B2 (en) Fail-safe device for electronic throttle control system
US6135085A (en) Control apparatus for use in internal combustion engine
JPH0697002B2 (ja) 空燃比センサの良否判定装置
JPH08226354A (ja) 内燃機関の排気還流装置における診断装置
JP3910759B2 (ja) エンジン制御装置
JP2661396B2 (ja) Egr制御装置の故障診断装置
JP2000282931A (ja) 内燃機関の制御方法および装置
JP3075181B2 (ja) 排気ガス再循環装置の異常判定装置
JPH051605A (ja) 内燃機関制御装置
JPH04370356A (ja) 排気ガス再循環制御装置の故障診断装置
JP2845198B2 (ja) 排気ガス再循環装置の異常判定装置
JP4118403B2 (ja) 電制スロットル式内燃機関のフェイルセーフ制御装置
JP2001182602A (ja) エンジン制御装置
JP2004036434A (ja) スロットル弁駆動装置の故障診断装置
JP2600521B2 (ja) 排気ガス還流制御装置の故障診断装置
JP3873877B2 (ja) 内燃機関用吸入空気量センサの故障検出装置
JP3401905B2 (ja) 内燃機関用吸入空気量センサの故障検出装置
JPH09151769A (ja) 内燃機関のアイドル回転速度制御装置の診断装置
JP2985488B2 (ja) 排気ガス再循環装置の故障診断装置
JP2682762B2 (ja) 内燃機関制御装置
JP3089390B2 (ja) 内燃機関の排気還流装置における診断装置
JPS59231148A (ja) 内燃エンジンの燃料噴射制御装置
JPH0440539B2 (ja)
JPS63263258A (ja) 排気ガス再循環装置のダイアグノ−シス装置
KR0168370B1 (ko) 자동차의 흡기온 센서 고장 진단 방법