JP2000320382A - エンジンのフェイルセーフ装置 - Google Patents

エンジンのフェイルセーフ装置

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JP2000320382A
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  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 基幹センサ(例えば吸入空気流量検出用のエ
アフローセンサ)の故障により、始動不能となる事態を
回避する。 【解決手段】 エンジンを所定回クランキングしても始
動できない始動不能状態(CN≧所定値;CNは始動失
敗回数)を検出する(S1)。前記始動不能状態の検出
時は、エンジン制御用の基幹センサ(エアフローセン
サ)に代えて代替手段(スロットル開度及びエンジン回
転数の検出手段)を用いるフェイルセーフモードに切換
えて、始動を行わせる(S9)。前記フェイルセーフモ
ードにてエンジンを始動できた場合に、前記基幹センサ
の故障と診断する(S10,S11)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車用エンジン
のフェイルセーフ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車用エンジンにおいて
は、エンジン制御用のセンサの故障診断を行って、故障
と診断した場合には、当該センサに代え、代替手段を用
いるフェイルセーフモードに切換えている。
【0003】例えば、吸入空気流量検出用のエアフロー
センサが故障と診断した場合、これに代えて、スロット
ル開度及びエンジン回転数の検出手段を用いている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
エンジン制御用のセンサは、センサの検出部分で得られ
た信号を処理するための信号処理回路を内蔵しているも
のが増加し、またその回路も複雑になってきている。
【0005】回路の複雑化に伴い、回路故障時の信号出
力パターンも複雑になってきており、特に基幹センサが
故障した場合、故障診断制御で故障検出できずに、エン
ストに至る場合がある。
【0006】この場合、次回のエンジン始動時に故障検
出できればよいが、始動時は各センサの出力信号が小さ
いため、正常時と故障時とでのセンサ出力差が電圧誤差
要因に対して小さいので、誤診断の可能性が高く、故障
診断制御が成立しない場合がある。このため、フェイル
セーフモードに移行できずに、始動不能状態となること
があった。
【0007】例えば、図4は吸入空気流量に対するエア
フローセンサ出力の特性図である。従来のセンサ故障時
出力は、ハイ出力貼りつきや、ロー出力貼りつきが主で
あったが、回路の複雑化に伴い、センサ故障時出力とし
て、センサ正常時出力と近似した中間的出力をとる場合
が出てきている。
【0008】この場合、図示Aの領域(高吸入空気流
量)では、センサ正常時出力とセンサ故障時出力とに差
を生じるので、故障診断可能であるが、図示Bの領域
(低吸入空気流量)では、センサ正常時出力のバラツキ
(上限〜下限)とセンサ故障時出力のバラツキとがラッ
プしてしまい、故障診断できないのである。
【0009】従って、エンジンを始動した場合に、図5
に示すように、クランキング中は、低吸入空気流量であ
るので、センサ正常時出力とセンサ故障時出力との差が
小さく、故障を生じていたとしても、故障検出できず、
フェイルセーフモードに移行できないまま、リーンエラ
ーにより完爆に至ることなく、エンストしてしまう。
【0010】本発明は、このような実状に鑑み、エンジ
ン制御用の基幹センサの故障により始動不能となる事態
を回避できるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1に係
る発明では、図1に示すように、エンジンを所定回クラ
ンキングしても始動できない始動不能状態を検出する始
動不能状態検出手段と、前記始動不能状態の検出時に、
エンジン制御用の基幹センサに代えて代替手段を用いる
フェイルセーフモードに切換えて、始動を行わせるフェ
イルセーフモード移行手段と、を設けて、エンジンのフ
ェイルセーフ装置を構成する。
【0012】請求項2に係る発明では、前記フェイルセ
ーフモードにてエンジンを始動できた場合に、前記基幹
センサの故障と診断する基幹センサ故障診断手段を設け
たことを特徴とする(図1参照)。
【0013】請求項3に係る発明では、クランキング回
転数を検出する手段を有し、前記フェイルセーフモード
移行手段は、前記始動不能状態の検出時で、かつクラン
キング回転数が所定値以上であった場合にのみ、前記フ
ェイルセーフモードに切換えて、始動を行わせることを
特徴とする。
【0014】請求項4に係る発明では、前記基幹センサ
は、燃料噴射量の演算に用いるエンジン負荷検出用のセ
ンサであることを特徴とする。請求項5に係る発明で
は、前記基幹センサは、吸入空気流量検出用のエアフロ
ーセンサであり、代替手段はスロットル開度及びエンジ
ン回転数の検出手段であることを特徴とする。
【0015】請求項6に係る発明では、前記基幹センサ
は、吸入負圧検出用の圧力センサであり、代替手段はス
ロットル開度及びエンジン回転数の検出手段であること
を特徴とする。
【0016】請求項7に係る発明では、前記基幹センサ
は、スロットル開度検出用のスロットルセンサであり、
代替手段はアクセル開度検出用のアクセルセンサである
ことを特徴とする。
【0017】請求項8に係る発明では、前記基幹センサ
は、アクセル開度検出用のアクセルセンサであり、代替
手段はスロットル開度検出用のスロットルセンサである
ことを特徴とする。
【0018】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、エンジン
を所定回クランキングしても始動できない場合に、エン
ジン制御用の基幹センサに代えて代替手段を用いるフェ
イルセーフモードに切換えて、始動を行わせることで、
基幹センサの故障により始動不能となる事態を回避でき
るという効果が得られる。
【0019】請求項2に係る発明によれば、フェイルセ
ーフモードにてエンジンを始動できた場合に、基幹セン
サの故障と診断して、修理を促すことができる。請求項
3に係る発明によれば、始動不能状態の検出時で、かつ
クランキング回転数が所定値以上であった場合にのみ、
フェイルセーフモードに切換えて、始動を行わせること
で、基幹センサの故障でなく、バッテリ電圧不良による
始動不能状態を除外できる。
【0020】請求項4に係る発明によれば、燃料噴射量
の演算に用いるエンジン負荷検出用のセンサの故障によ
り始動不能となる事態を回避できる。請求項5に係る発
明によれば、吸入空気流量検出用のエアフローセンサの
故障時に、代替手段としてスロットル開度及びエンジン
回転数の検出手段を用いて、確実にフェイルセーフ運転
を行うことができる。
【0021】請求項6に係る発明によれば、吸入負圧検
出用の圧力センサの故障時に、代替手段としてスロット
ル開度及びエンジン回転数の検出手段を用いて、確実に
フェイルセーフ運転を行うことができる。
【0022】請求項7に係る発明によれば、スロットル
センサの故障時に、代替手段としてアクセルセンサを用
いて、確実にフェイルセーフ運転を行うことができる。
請求項8に係る発明によれば、アクセルセンサの故障時
に、代替手段としてスロットルセンサを用いて、確実に
フェイルセーフ運転を行うことができる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態につい
て説明する。図2は本発明の一実施形態を示す自動車用
エンジンのシステム図(燃料噴射弁の制御回路図)であ
る。
【0024】燃料噴射弁1は、各気筒毎に吸気系又は燃
焼室に設けられ、マイクロコンピュータ内蔵のコントロ
ールユニット2から、エンジン回転に同期して所定のタ
イミングで出力される噴射パルス信号により開弁して、
所定圧力に調圧された燃料を噴射供給する。
【0025】コントロールユニット2には、燃料噴射量
の演算のため、クランク軸回転に同期してパルス信号を
出力しこれによりエンジン回転数Nを検出可能なクラン
ク角センサ3、吸入空気流量Qを検出するエアフローセ
ンサ4、吸入負圧(吸気管圧力)Pを検出する圧力セン
サ5、スロットル開度αを検出するスロットルセンサ
6、アクセル開度(アクセルペダル踏込み量)APOを
検出するアクセルセンサ7、更にスタートスイッチ8等
から、信号が入力されている。
【0026】ここにおいて、コントロールユニット2
は、例えば、吸入空気流量Qとエンジン回転数Nとか
ら、基本燃料噴射量Tp=K×Q/N(Kを定数)演算
し、これに各種補正を施して、最終的な燃料噴射量Ti
=Tp×COEF(COEFは各種補正係数)を演算
し、これによって燃料噴射弁1への噴射パルス信号のパ
ルス幅を定める。
【0027】エンジン回転数N検出用のクランク角セン
サ3については、その出力はパルス信号であり、中間的
出力をとることはないので、従来の故障診断処理にて、
始動時の低回転域でも正確に故障診断可能である。
【0028】これに対して、吸入空気流量Q検出用のエ
アフローセンサ4については、中間的出力をとるので、
従来の故障診断処理では、始動時の低回転域で正確な故
障診断を行うことが難しい。従って、この場合、吸入空
気流量Q検出用のエアフローセンサ4が本発明に係るフ
ェイルセーフ制御の対象とするエンジン負荷検出用の基
幹センサに相当する。
【0029】基本燃料噴射量Tpの演算方式としては、
この他、次のようなものがある。 (1)吸入負圧Pとエンジン回転数Nとから基本燃料噴
射量Tpを演算する方式。この場合は、吸入負圧P検出
用の圧力センサ5が本発明に係るフェイルセーフ制御の
対象とするエンジン負荷検出用の基幹センサとなる。
【0030】(2)スロットル開度αとエンジン回転数
Nとから基本燃料噴射量Tpを演算する方式。この場合
は、スロットル開度α検出用のスロットルセンサ6が本
発明に係るフェイルセーフ制御の対象とするエンジン負
荷検出用の基幹センサとなる。
【0031】(3)アクセル開度αとエンジン回転数N
とから基本燃料噴射量Tpを演算する方式。この場合
は、アクセル開度APO検出用のアクセルセンサ7が本
発明に係るフェイルセーフ制御の対象とするエンジン負
荷検出用の基幹センサとなる。
【0032】図3はコントロールユニット2によりなさ
れる本発明に係る始動時の故障診断処理ルーチンを示し
ている。本ルーチンは、スタートスイッチがOFF→O
Nになることにより、クランキングの開始と共に、実行
される。
【0033】ステップ1(図にはS1と記す。以下同
様)では、クランキング回数(始動失敗回数)CNを読
込み、CN≧所定値か否かを判定する。最初は、CN<
所定値であるので、ステップ2へ進む。
【0034】ステップ2では、通常モード、例えば、エ
アフローセンサ4及びクランク角センサ3を用い、吸入
空気流量Qとエンジン回転数Nとから基本燃料噴射量T
pを演算する方式に設定して、始動を行わせる。
【0035】ステップ3では、始動したか否か、具体的
にはクランキング後のエンジン回転数が所定値以上とな
ったか否かを判定する。始動に成功した場合は、ステッ
プ4へ進んで、クランキング回数(始動失敗回数)CN
=0とし、ステップ5へ進んで、通常モードでのエンジ
ン運転を行わせる。そして、かかるエンジン運転中、通
常診断、すなわち、所定の診断領域(高回転・高負荷条
件)にて、基幹センサ(エアフローセンサ4)の出力を
予め定めた故障診断用の上限値及び下限値と比較して、
基幹センサ(エアフローセンサ4)の故障診断を行う。
【0036】始動に失敗した場合は、ステップ6へ進ん
で、クランキング中のエンジン回転数(クランキング回
転数)が所定値以上であったか否かを判定し、クランキ
ング回転数が高かった場合は、ステップ7へ進んで、ク
ランキング回数(始動失敗回数)CNを1アップする
(CN=CN+1)。
【0037】クランキング回転数が低かった場合は、基
幹センサの故障ではなく、バッテリ電圧不良と推定でき
るので、ステップ8へ進んで、バッテリ電圧不良と診断
し、必要な警告を行う。
【0038】次に始動失敗後に再始動する場合について
説明する。この場合は、スタートスイッチがOFF→O
Nになることにより、クランキングの開始と共に、ステ
ップ1で、クランキング回数(始動失敗回数)CNを読
込み、CN≧所定値(例えば3〜5)か否かを判定す
る。
【0039】CN<所定値の場合は、前述のように、ス
テップ2へ進んで、再度、通常モード、すなわち、エア
フローセンサ4及びクランク角センサ3を用い、吸入空
気流量Qとエンジン回転数Nとから基本燃料噴射量Tp
を演算する方式に設定して、始動を行わせる。
【0040】これに対し、CN≧所定値の場合、すなわ
ち、エンジンを所定回クランキングしても始動できない
始動不能状態であり、かつクランキング回転数が所定値
以上であった場合は、ステップ9へ進む。従って、この
部分が始動不能状態検出手段に相当する。
【0041】ステップ9では、エンジン制御用の基幹セ
ンサ(エアフローセンサ4)に代えて代替手段を用いる
フェイルセーフモード、例えば、スロットルセンサ6及
びクランク角センサ3を用い、スロットル開度αとエン
ジン回転数Nとから基本燃料噴射量Tpを演算する方式
(いわゆるα−N方式)に切換えて、始動を行わせる。
この部分がフェイルセーフモード移行手段に相当する。
【0042】この場合、スロットル開度αとエンジン回
転数Nとから吸入空気流量Qを推定し、推定した吸入空
気流量Qとエンジン回転数Nとから基本燃料噴射量Tp
を求めてもよいし、スロットル開度αとエンジン回転数
Nとから直接、基本燃料噴射量Tpを求めるようにして
もよい。
【0043】ステップ10では、始動したか否か、具体
的にはクランキング後のエンジン回転数が所定値以上と
なったか否かを判定する。始動に成功した場合は、ステ
ップ11へ進んで、基幹センサ(エアフローセンサ4)
の故障と診断する。この部分が基幹センサ故障診断手段
に相当する。
【0044】そして、ステップ12へ進んで、フェイル
セーフモードでのエンジン運転を行わせる。かかるエン
ジン運転中、通常診断、すなわち、所定の診断領域(高
回転・高負荷条件)にて、基幹センサ(エアフローセン
サ4)の出力を予め定めた故障診断用の上限値及び下限
値と比較して、基幹センサ(エアフローセンサ4)の故
障診断を行う。ステップ11での故障診断は推定であ
り、ステップ12での故障診断により、前記推定が正し
かったか否かを検証できる。
【0045】始動に失敗した場合は、ステップ13へ進
んで、基幹センサ(エアフローセンサ4)以外が故障と
診断する。以上のように、通常モードが、吸入空気流量
Qとエンジン回転数Nとから基本燃料噴射量Tpを演算
する方式である場合は、エンジンを所定回クランキング
しても始動できない始動不能状態の検出時に、基幹セン
サであるエアフローセンサ4の故障とみなし、エアフロ
ーセンサ4に代えて、代替手段としてスロットルセンサ
6及びクランク角センサ3を用い、スロットル開度αと
エンジン回転数Nとから基本燃料噴射量Tpを演算する
フェイルセーフモードに移行して、始動を行わせるので
ある。
【0046】尚、基本燃料噴射量Tpの演算方式が上記
(1)〜(3)の場合は、次のようになる。 (1)通常モードが、吸入負圧Pとエンジン回転数Nと
から基本燃料噴射量Tpを演算する方式である場合は、
エンジンを所定回クランキングしても始動できない始動
不能状態の検出時に、基幹センサである圧力センサ5の
故障とみなし、圧力センサ5に代えて、代替手段として
スロットルセンサ6及びクランク角センサ3を用い、ス
ロットル開度αとエンジン回転数Nとから基本燃料噴射
量Tpを演算するフェイルセーフモードに移行して、始
動を行わせる。
【0047】(2)通常モードが、スロットル開度αと
エンジン回転数Nとから基本燃料噴射量Tpを演算する
方式である場合は、エンジンを所定回クランキングして
も始動できない始動不能状態の検出時に、基幹センサで
あるスロットルセンサ6の故障とみなし、スロットルセ
ンサ6に代えて、代替手段としてアクセルセンサ7を用
い、アクセル開度APOとエンジン回転数Nとから基本
燃料噴射量Tpを演算するフェイルセーフモードに移行
して、始動を行わせる。
【0048】(3)通常モードが、アクセル開度APO
とエンジン回転数Nとから基本燃料噴射量Tpを演算す
る方式である場合は、エンジンを所定回クランキングし
ても始動できない始動不能状態の検出時に、基幹センサ
であるアクセルセンサ7の故障とみなし、アクセルセン
サ7に代えて、代替手段としてスロットルセンサ6を用
い、スロットル開度αとエンジン回転数Nとから基本燃
料噴射量Tpを演算するフェイルセーフモードに移行し
て、始動を行わせる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示す機能ブロック図
【図2】 本発明の一実施形態を示すシステム図
【図3】 始動時の故障診断処理ルーチンのフローチャ
ート
【図4】 従来の問題点を示すエアフローセンサの出力
特性図
【図5】 従来の問題点を示す始動時のタイムチャート
【符号の説明】
1 燃料噴射弁 2 コントロールユニット 3 クランク角センサ 4 エアフローセンサ 5 圧力センサ 6 スロットルセンサ 7 アクセルセンサ 8 スタートスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02D 45/00 366 F02D 45/00 366E Fターム(参考) 3G084 BA13 CA01 DA00 DA27 DA30 EA03 EB22 EC03 FA07 FA10 FA11 FA33 FA36 3G301 HA01 HA04 JA00 JB01 JB07 JB09 KA01 LA01 LB03 LB04 MA11 NB01 NE19 NE23 PA01Z PA07Z PA11Z PB03A PE01Z PE03Z PF03Z PF16Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンを所定回クランキングしても始動
    できない始動不能状態を検出する始動不能状態検出手段
    と、 前記始動不能状態の検出時に、エンジン制御用の基幹セ
    ンサに代えて代替手段を用いるフェイルセーフモードに
    切換えて、始動を行わせるフェイルセーフモード移行手
    段と、 を設けたことを特徴とするエンジンのフェイルセーフ装
    置。
  2. 【請求項2】前記フェイルセーフモードにてエンジンを
    始動できた場合に、前記基幹センサの故障と診断する基
    幹センサ故障診断手段を設けたことを特徴とする請求項
    1記載のエンジンのフェイルセーフ装置。
  3. 【請求項3】クランキング回転数を検出する手段を有
    し、前記フェイルセーフモード移行手段は、前記始動不
    能状態の検出時で、かつクランキング回転数が所定値以
    上であった場合にのみ、前記フェイルセーフモードに切
    換えて、始動を行わせることを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載のエンジンのフェイルセーフ装置。
  4. 【請求項4】前記基幹センサは、燃料噴射量の演算に用
    いるエンジン負荷検出用のセンサであることを特徴とす
    る請求項1〜請求項3のいずれか1つに記載のエンジン
    のフェイルセーフ装置。
  5. 【請求項5】前記基幹センサは、吸入空気流量検出用の
    エアフローセンサであり、代替手段はスロットル開度及
    びエンジン回転数の検出手段であることを特徴とする請
    求項4記載のエンジンのフェイルセーフ装置。
  6. 【請求項6】前記基幹センサは、吸入負圧検出用の圧力
    センサであり、代替手段はスロットル開度及びエンジン
    回転数の検出手段であることを特徴とする請求項4記載
    のエンジンのフェイルセーフ装置。
  7. 【請求項7】前記基幹センサは、スロットル開度検出用
    のスロットルセンサであり、代替手段はアクセル開度検
    出用のアクセルセンサであることを特徴とする請求項4
    記載のエンジンのフェイルセーフ装置。
  8. 【請求項8】前記基幹センサは、アクセル開度検出用の
    アクセルセンサであり、代替手段はスロットル開度検出
    用のスロットルセンサであることを特徴とする請求項4
    記載のエンジンのフェイルセーフ装置。
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