JPH0431616B2 - - Google Patents

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JPH0431616B2
JPH0431616B2 JP604687A JP604687A JPH0431616B2 JP H0431616 B2 JPH0431616 B2 JP H0431616B2 JP 604687 A JP604687 A JP 604687A JP 604687 A JP604687 A JP 604687A JP H0431616 B2 JPH0431616 B2 JP H0431616B2
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call
loop
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call loop
circuit
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JP604687A
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、料金の不足または不正操作に応じ、
強制的に通話の切断を行なう公衆電話機に関する
ものである。
〔従来の技術〕
課金式の公衆電話機においては、投入硬貨また
は挿入された料金カード等の金額が不足となり、
あるいは、不正操作がなされたとき、これらを検
出して通話を強制的に切断する目的上、通話ルー
プへ直列に挿入された強制切断回路を備えてお
り、これを開放状態として通話ループを切断し、
交換機を強制的に復旧させるものとなつている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかし、強制切断回路は、一般にトランジスタ
等の半導体スイツチング素子により構成されてお
り、これが何等かの原因により異常状態となれ
ば、これ以降の強制切断が不能となり、例えば、
市内通話料金により市外通話を反復する等の不正
操作が可能になる問題を生じている。
なお、この対策としては、強制切断回路を複数
設ければよいが、この場合には部品点数の増加に
より高価となる問題を生ずる。
〔問題点を解決するための手段〕
前述の問題を解決するため、本発明はつぎの手
段により構成するものとなつている。
すなわち、上述の公衆電話機において、第3図
に示すとおり、フツクスイツチHS2により通話ル
ープの閉成が検知されると、直ちに強制切断回路
4に対し局の交換機が復旧しない程度の短時間の
み通話ループを開放状態にするための瞬断信号
SC1を送出する通話ループ瞬断手段Aと、双方向
検知回路5等からの信号によつて通話ループが
閉成されているか否かを検出するループ検出手段
Bと、通話ループ瞬断手段から瞬断信号が送出さ
れている間に前記ループ検出手段が通話ループの
閉成を検出したとき有料通話を禁止する通話制御
手段Cとを設けたものである。
〔作用〕
発信時にオフフツクして通話ループを閉成する
と、直ちに強制切断回路4の自己診断がなされ
る。すなわち、瞬断信号により強制切断回路を短
時間だけ開放状態にする。強制切断回路が正常に
動作していれば通話ループは開放状態になるが、
強制切断回路が異常の場合は通話ループは閉成状
態になる。
したがつて、瞬断信号が送出されている間に通
話ループが閉成状態になると、強制切断回路は異
常であり、硬貨不足や不正操作が発生しても通話
ループの強制切断が出来なつてしまうため、フラ
グ信号等をセツトして有料通話を禁止にしてしま
う。
〔実施例〕
以下、実施例を示す図によつて本発明の詳細を
説明する。
第1図は、要部を示す構成図であり、電話回線
の接続される線路端子L1,L2に対し、フツクス
イツチHS1、ループ電流検知手段としての片方向
検知回路(以下、SDT)1、ダイオードブリツ
ジ(以下、DB)2、電源回路(以下、PS)3、
強制切断回路(以下、CB)4、および、ループ
電流検知手段としての双方向検知回路(以下、
BDT)5を介し、通話ループの閉成を行なう通
話回路(以下、TKC)6が接続しており、オフ
フツクに応ずるフツクスイツチHS1のオンにより
通話ループが閉成されると、電話回線を介する交
換機の電源により線路端子L1を正極とするルー
プ電流が通じ、TKC6中のダイヤルキーおよび
ダイヤル回路によるダイヤル発信に応じ、交換機
が交換接続を行なつたうえ、相手側が応答すれ
ば、これに伴つて交換機が線路端子L2を正極と
する転極信号を送出するため、SDT1および
BDT5の各検知出力としての信号,に基づ
き、マイクロプロセツサ等のプロセツサ(以下、
CPU)およびメモリ等からなる制御回路(以下、
CNT)7が転極信号の到来を検出し、「硬貨処理
ユニツト(以下、CPS)8を制御し、投入されて
待機中の硬貨を収納するものとなり、かつ、
TKC6による相手側との通話が自在になるもの
となつている。
なお、通話の継続に応じ、相手側との対地距離
により定まる単位通話時間の経過毎にも転極信号
が到来するため、これによつても同様に硬貨の収
納による課金が行なわれる。
すなわち、SDT1およびBDT3は、各々通話
ループへ挿入されたフオトカプラ(以下、PC)
9,10の発光ダイオード(以下、LED)と電
流制限用の抵抗器R1,R3、これらと並列に接続
された反対方向電流の側路用および過電圧印加防
止用のバリスタVR1,VR2、PC9,10の受光
トランジスタ(以下、PTR)、これのコレクタへ
電源V1を印加する抵抗器R2,R4により構成され
ており、オフフツクに応ずる通話ループ閉成時に
通ずる線路端子L1を正極とするループ電流によ
り、これに対し順方向として挿入されているPC
9のLEDが発光し、対向するPTRをオンとして
これのコレクタ電位を「H」(高レベル)から
「L」(低レベル)へ転じ、この信号を一定方向
のループ電流による検知出力として送出し、
CNT7へ与えるのに対し、転極信号が到来すれ
ば、PC9のLEDへ通ぜず、これが滅光してPRT
をオフするため、このときは信号が「H」とな
つてCNT7へ与えられる。
また、BDT5は、入力側を線路端子L1,L2
としたDB2の出力側へ挿入されており、線路端
子L1,L2の極性にかゝわらず常に一定極性のル
ープ電流が通じ、これに対し順方向として挿入さ
れたPC10のLEDが発光し、対向するPTRをオ
ンとして「L」の信号を送出し、CNT7へ与
えるため、線路端子L1,L2とDB2との間に通ず
るループ電流としては、双方向のループ電流を検
知したものとなる。
したがつて、CNT7においてオフフツクによ
る通話ループの閉成時に、SDT1およびBDT5
からの各信号,に基づき、線路端子L1,L2
中のいずれが正極性として接続されたかの判断を
行なうことができると共に、これを基準として転
極信号の到来を確実に検出することができるた
め、線路端子L1,L2の接続極性にかゝわらず、
転極信号に応ずる硬貨収納を正確に行なうことが
できるものとなつている。
なお、この各信号,に基づく接続極性の判
断および転極信号の検出状況については、本出願
人の別途出願による「公衆電話機の転極信号検出
回路」(実用新案登録願、昭和61年12月26日)に
より詳細が開示されている。
一方、線路端子L1,L2に対しては、フツクス
イツチHS1のブレイク極およびコンデンサC1を介
し、着信表示回路(以下、RDP)11が橋絡接
続されており、これにより16Hzの呼出信号到来を
検出し、この検出々力をCNT7へ与えると共に、
着信音の放出により着信の報知を行なうものとな
つている。
また、PS3は、DB2により一定極性となつた
ループ電流に対し、ツエナー電圧を生ずる方向と
して挿入した定電圧ダイオードZDのツエナー電
圧により、放電阻止用のダイオードD1,D2を介
しコンデンサC1,C2を各個に充電のうえ、これ
らの端子電圧V1,V2を電源として各部へ供給し
ており、CB4は、PS3と同じく一定極性のルー
プ電流に対し、順方向としてコレクタ・エミツタ
間を挿入したトランジスタ(以下、TR)Q1、こ
れのベース抵抗器R5、および、制御用のTR・Q2
〜Q4、抵抗器R6,R9により構成され、CNT7か
らの制御信号SC1が「H」の間は、TR・Q4,Q3
がオフであり、TR・Q2はベース抵抗器R6による
順方向バイアスの印加によりオンとなつているた
め、TR・Q1もオンとなつているのに対し、制御
信号SC1が「L」となれば、TR・Q4,Q3のオン
により、TR・Q2のベース・エミツタ間が短絡さ
れ、TR・Q2,Q1がオフへ転じ、通話ループを開
放するものとなつている。
このほか、CNT7は、本出願人の別途出願に
よる「公衆電話機の自己診断方式」(特開昭55−
71348号公報)により開示されている自己診断方
式を有し、オフフツクに応ずるフツクスイツチ
HS2の出力に応じ各部の初期状態をチエツクし、
異常の有無を診断するものとなつており、これに
ついで制御信号SC1を短時間「L」として送出
し、CB4を瞬時の間開放状態としたうえ、この
間におけるBDT5からの信号をチエツクし、
CB4が正規にオフとなるか否かを判断するもの
となつている。
第2図は、CNT7中のCPUによる制御状況の
フローチヤートであり、オフフツクに応ずる通話
ループの閉成にしたがい、前述の「自己診断処
理」101を行なつてから、RDP11の検出々
力に基づき「着信?」102を判断し、これがY
(YES)であれば、無料により応答通話を許容す
る「着信通話処理」103を行なう。
これに対し、ステツプ102がN(NO)のと
きは、制御信号SC1を例えば約10msecの間「L」
とし、これを通話ループ瞬断信号としてCB4へ
送出し、CB4にこの間のみ「ループ開放」11
1を行なわせ、この状態においてBDT5からの
信号をチエツクし、「ループ閉成?」112を
判断し、これがYの場合はCB4の異常であり
「有料通話禁止フラグ・セツト」113を行なつ
てから、制御信号SC1を「H」へ復し「ループ閉
成」114を行なう。
たゞし、ステツプ112がNの場合はCB4が
正常であり、直接ステツプ114へ移行する。
ついで、ダイヤル発信によるループ電流のオ
フ、オンをBDT5からの信号により検出し、
これに応じて「ダイヤル番号制御」121を行な
い、最初の3桁等により発信番号が無料番号か有
料番号かを判別し、これの「制御終了?」122
がYとなれば「無料番号?」131のN、ステツ
プ113と対応する「フラグ・セツト?」132
のN、および、投入硬貨が所定額以上であること
の「クレジツトあり?」133のYを介し、「通
話制御」141により通話の許容状態とし、か
つ、硬貨収納等の制御を行なつた後、フツクスイ
ツチHS2の出力に応ずる「オンフツク?」142
がYとなるのにしたがい、一連の制御を終了す
る。
以上に対し、ステツプ131がYのときは「無
料通話処理」151により、硬貨収収納を行なわ
ずに通話を許容し、ステツプ132がYの場合に
は「ダイヤル禁止」152により、制御信号SC2
をTKC6へ送出してダイヤル回路の機能を停止
させ、これ以降のダイヤル発信を不可能とし、通
話の禁止状態とする。
また、ステツプ133のNに応じては、制御信
号SC1を例えば数100msecの間「L」とし、交換
機が復旧するのに十分な時間CB4を開放させ、
「強制切断」153を行なう。
したがつて、ステツプ111,112により、
CB4が交換機の復旧しない程度の短時間のみ開
放状態になるものとして制御され、この間に
BDT5の検知出力による自己診断がなされ、若
し、CB4が開放状態とならなければステツプ1
52の実行により、これ以降のダイヤル発信が不
可能となるため、CB4のTR・Q1がコレクタ・
エミツタ間の短絡を生じ、または、TR・Q1〜Q4
の不良等を生じた場合にも、不正操作による通話
を確実に阻止することができる。
たゞし、通話ループの状態を検知するのは、
BDT5によるほか、DB2の線路端子L1,L2側へ
互に逆並列としたPCを挿入し、これらによりい
ずれの方向のループ電流も検出するものとし、各
検出々力の論理和により検知を行なつてもよく、
第1図の構成は、条件に応じた選定が任意がある
等、種々の変形が自在である。
〔発明の効果〕
以上の説明により明らかなとおり本発明によれ
ば、強制切断回路に異常を生じ、強制切断が不能
となつても、これの自己チエツクがなされ、この
結果に応じて有料通話が禁止されるため、不正操
作による通話を確実に阻止できるものとなり、課
金式の各種公衆電話機において顕著な効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は要部の構
成図、第2図は制御状況のフローチヤート、第3
図は本発明の機能ブロツク図である。 2…DB(ダイオードブリツジ)、4…PS(電源
回路)、5…BDT(双方向検知回路)、6…TKC
(通話回路)、7…CNT(制御回路)、8…CPS(硬
貨処理ユニツト)、HS1…フツクスイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 通話ループへ直列に挿入された強制切断回路
    を備え、料金不足時または不正操作の検出時に前
    記強制切断回路を開放して通話を強制的に切断す
    る公衆電話機において、 前記通話ループの閉成後直ちに前記強制切断回
    路に対し、局の交換機が復旧しない程度の短時間
    のみ通話ループを開放状態にするための瞬断信号
    を送出する通話ループ瞬断手段と、 前記通話ループが閉成されているか否かを検出
    するループ検出手段と、 前記通話ループ瞬断手段から瞬断信号が送出さ
    れている間に前記ループ検出手段が通話ループの
    閉成を検出したとき有料通話を禁止する通話制御
    手段と 設けたことを特徴とする公衆電話機。
JP604687A 1987-01-16 1987-01-16 公衆電話機 Granted JPS63175566A (ja)

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JP604687A JPS63175566A (ja) 1987-01-16 1987-01-16 公衆電話機

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JP604687A JPS63175566A (ja) 1987-01-16 1987-01-16 公衆電話機

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JPS63175566A JPS63175566A (ja) 1988-07-19
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JP604687A Granted JPS63175566A (ja) 1987-01-16 1987-01-16 公衆電話機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4989239A (en) * 1989-09-15 1991-01-29 Mars Incorporated Method and apparatus for preventing pay telephone fraud and reducing handset vandalism
KR20020032900A (ko) * 2000-10-27 2002-05-04 허정회 음성데이타 다중화장치를 내장한 공중전화기

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JPS63175566A (ja) 1988-07-19

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