JPH04315112A - レンズ体 - Google Patents

レンズ体

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JPH04315112A
JPH04315112A JP8209791A JP8209791A JPH04315112A JP H04315112 A JPH04315112 A JP H04315112A JP 8209791 A JP8209791 A JP 8209791A JP 8209791 A JP8209791 A JP 8209791A JP H04315112 A JPH04315112 A JP H04315112A
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JP
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lens
lens barrel
fixing ring
optical axis
lens holder
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JP8209791A
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Hidekuni Niiyama
秀邦 新山
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Nidec Copal Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レンズ等をレンズ鏡筒
に対して、光軸方向に位置調整する機能を有するレンズ
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラや、ビデオカメラ等に使用される
レンズにおいては、通常、鏡筒の寸法公差による焦点位
置の誤差や、光学系の収差を吸収するために、組立時に
前レンズ群を光軸方向に移動させて、前レンズ群と後レ
ンズ群の間隔の微調整を行っている。
【0003】従来、この位置調整の機構は、図5に示し
た様に、前レンズ群の固定されたレンズホルダー22を
、鏡筒20に対して回転させ、これにより、レンズホル
ダー22と鏡筒20とに形成されたネジ22a、20a
に沿って、前レンズ群の位置を矢印方向(光軸方向)に
移動させ、前レンズ群と後レンズ群の間隔が所定の値と
なったところで、ダブルナット24で、レンズホルダー
22を鏡筒20に固定する様に構成されるものであった
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例の様な、ダブルナットを用いる方法では、例えば
図6に示した様に、鏡筒の設計上の制約等により、鏡筒
20の内側と外側の両方にネジ部を形成しなければなら
なくなった場合などでは、鏡筒20の強度低下を招くこ
とになる。そのため、場合によっては、鏡筒20の肉厚
を厚くする等の方策が必要になり、結果として、レンズ
全体の大型化を招くと言う問題点がある。
【0005】また、この様に、鏡筒20の内側と外側に
ネジ部を形成しようとした場合には、鏡筒20を成形加
工するための金型の設計が不可能になったり、たとえ、
不可能でないとしても、金型の構造が複雑化することが
考えられる。また、ダブルナット24を締めつけて、レ
ンズホルダー22を固定するときに、時間がかかるため
、その締めつけ作業中に、レンズホルダー22の位置が
ずれてしまうということが起こりやすい。
【0006】さらには、図7に示した様に、レンズホル
ダー22以外の被固定物26がある場合には、ダブルナ
ット28を追加する必要があり、狭い間隔に並んだダブ
ルナット24、28を別々に締めつけることは難しく、
作業性の悪いものとなる。従って、本発明は、上述の課
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、レンズ鏡筒の大型化を招くことなく、簡単な作業で
、正確に、レンズ群およびその他の被固定物をレンズ鏡
筒に固定することが出来るようなレンズ体を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決し、目
的を達成するために、本発明のレンズ体は、光軸を中心
軸とする円筒面上に形成された第1のネジ部および、該
第1のネジ部に隣接して形成され、該第1のネジ部の直
径よりも外方に張り出したフランジ部とを有するレンズ
ホルダーと、前記レンズホルダーに形成された第1のネ
ジ部と螺合する第2のネジ部および、外周面上に形成さ
れた円筒状の嵌合部および、該嵌合部の外径よりも外側
に突出する突起部を有するレンズ鏡筒と、前記突起部に
当接するカム面を有し、前記嵌合部に嵌合した状態にお
いて、前記レンズ鏡筒に対して光軸を中心に回転させる
ことにより、前記カム面が前記突起部に当接して、光軸
に平行な方向にスライドする固定リングとを具備し、前
記第1および第2のネジ部を螺合させた状態において、
前記固定リングを前記レンズ鏡筒に対して回転させるこ
とにより、前記固定リングを光軸に平行な方向に移動さ
せ、前記固定リングの端面が、前記フランジ部を光軸方
向に押圧して、前記レンズホルダーを前記レンズ鏡筒に
固定することを特徴としている。
【0008】
【作用】以上の様に、この発明に係わるレンズ体は構成
されているので、固定リングをレンズ鏡筒の回りに数度
から数十度回転させるだけで、いわゆるワンタッチで固
定することが出来るとともに、レンズ鏡筒の内側と外側
の両方にネジ部を形成する必要がないので、レンズ鏡筒
の大型化を招くことなく、簡単な作業で、正確に、レン
ズ群およびその他の被固定物をレンズ鏡筒に固定するこ
とが出来る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な一実施例について、添
付図面を参照して詳細に説明する。図1は、一実施例の
レンズ体の構成を示した分解斜視図である。略円筒形の
形状をした鏡筒10は、樹脂、あるいは金属等を成形加
工したものであり、その光軸方向先端部の内周面には、
多条ネジからなる雌ネジ部10aが一体的に形成されて
いる。また、雌ネジ部10aが形成されている円筒の外
周部は、鏡筒10の図中下側の部位10dよりも小径に
されており、固定リング14の内周面と嵌合して、固定
リング14を回転可能に保持する嵌合部10bが形成さ
れている。この嵌合部10bの図中下端には、鏡筒10
の下側の部位10dから半島状に伸びた突起部10cが
形成されている。この突起部10cは、鏡筒10の外周
に3か所、等間隔で形成されている。
【0010】また、この鏡筒10の、図中下方延長上に
は、不図示の後レンズ群が配置されており、鏡筒10に
対して光軸方向に移動可能にされている。そして、後レ
ンズ群を光軸方向に移動させることにより、後述するレ
ンズホルダー12に保持されている前レンズ群と、後レ
ンズ群との間隔を変化させて、後レンズ群の後方に配置
されたフイルム、あるいは撮像素子等に被写体像を結像
させる様にされている。すなわち、いわゆるインナーフ
ォーカス式の光学系が採用されている。
【0011】一方、固定リング14の下端には、鏡筒1
0に形成された突起部10cに対応した位置(円周上3
か所)に、図示した様に光軸方向に斜めに傾斜したカム
面14aが形成されている。固定リング14の内径は、
鏡筒10の嵌合部10bの外径よりも僅かに大きくされ
ているので、固定リング14は、鏡筒10に装着される
ことにより、鏡筒10の回りで回転可能となる。そして
、固定リング14を鏡筒10に装着した状態では、固定
リング14の下端のカム面14aは、鏡筒10の突起部
10cの上端部に当接している。
【0012】また、レンズホルダー12の光軸方向の先
端部に近い位置には鏡筒10に形成された雌ネジ部10
aに螺合する雄ネジ部12aが形成されている。また、
雌ネジ部12aの上側(更に光軸方向先端部)には、雄
ネジ部12aよりも外方に突出したフランジ部12bが
形成されている。上記の様に構成された鏡筒10、固定
リング14およびレンズホルダー12を組み立てるには
、まず、鏡筒10の嵌合部10bに固定リング14を矢
印方向に装着し、その後、レンズホルダー12を、雄ネ
ジ部12aが鏡筒10の雌ネジ部10aに螺合する様に
装着する。
【0013】この様に鏡筒10、固定リング14および
レンズホルダー12を組み合わせた状態を示した斜視図
が図2である。図2に従って、レンズホルダー12に保
持されている前レンズ群の位置合わせ動作について説明
する。図2においてまず、固定リング14を矢印D方向
に回転させておく。次に、後レンズ群を所定の位置に移
動させる。この状態で、前レンズ群と後レンズ群のレン
ズ間隔が所定の値となる様に、鏡筒10に対して、レン
ズホルダー12を矢印A方向または、B方向に回転させ
ることにより、レンズホルダー12を光軸方向に移動さ
せる。
【0014】この状態において、固定リング14を矢印
C方向に回転させると、固定リング14のカム面14a
が、鏡筒10の突起部10cに当接しながら、固定リン
グ14が矢印E方向にスライドする。これにより、固定
リング14の端面14bがレンズホルダー12のフラン
ジ部12bを矢印E方向に押圧することになる。従って
、レンズホルダー12は、雄ネジ部12aが鏡筒10の
雌ネジ部10aに螺合した状態で、光軸方向の前側(図
中左側)に突っぱられることになるので、雄ネジ部12
aと雌ネジ部10aのネジ面同士が押圧されて、互いの
摩擦力により固定されることとなる。ここで、固定リン
グ14に形成されたカム面14aの傾きは、この固定リ
ング14の設計時に任意に設定可能であるので、このカ
ム面14aの傾きを変えることにより、より早く固定す
る様にしたり、微妙な調整が出来る様にしたりすること
も可能である。
【0015】次に、固定動作が終了した状態の部分断面
図を示したものが図3である。図2に示した矢印C方向
に、固定リング14を回転させることにより、固定リン
グ14が図中二点鎖線で示した位置から、実線で示した
位置に移動し、レンズホルダー12および、固定リング
14が鏡筒10に固定される様子を示している。また、
図4は、例えば、鏡筒10に対して、レンズホルダー1
2以外の被固定物である部材18を取りつける様にした
変形例を示した部分断面図である。この様に、レンズホ
ルダー12以外の部材18を固定する場合には、鏡筒1
0にフランジ部10fを形成し、部材18に、一実施例
における突起部10cに相当する突起部18aを形成す
る様にすれば、一実施例と全く同様に、固定リング14
を数度から数十度回転させることにより、簡単に、レン
ズホルダー12および、部材18を固定することが出来
る。つまり、従来例のダブルナットを用いたものでは、
2つの被固定物があった場合には、2つのダブルナット
が必要とされたが、この変形例によれば、2つの部品を
取りつけるのに、一つの固定リング14のみで済むため
、部品点数の削減を図ることが出来る。また、ネジを使
用しないことにより、組立性の向上を図ることが出来る
【0016】なお、上記実施例では、インナーフォーカ
スタイプのレンズについて説明したが、本発明は、これ
に限定されることなく、前レンズ群の繰り出しにより焦
点合わせを行うタイプのレンズにも、全く同様に適用で
きることは言うまでもない。
【0017】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のレンズ体に
よれば、固定リングをレンズ鏡筒の回りに数度から数十
度回転させるだけで、いわゆるワンタッチで固定するこ
とが出来るとともに、レンズ鏡筒の内側と外側の両方に
ネジ部を形成する必要がないので、レンズ鏡筒の大型化
を招くことなく、簡単な作業で、正確に、レンズ群およ
びその他の被固定物をレンズ鏡筒に固定することが出来
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例のレンズ体の構成を示した分解斜視図
である。
【図2】レンズ体を組み立てた状態を示した斜視図であ
る。
【図3】レンズ体の部分断面図である。
【図4】一実施例の変形例を示した部分断面図である。
【図5】従来例を示した部分断面図である。
【図6】従来例を示した部分断面図である。
【図7】従来例を示した部分断面図である。
【符号の説明】
10    鏡筒 12    レンズホルダー 14    固定リング 16    固定鏡筒 18    部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  光軸を中心軸とする円筒面上に形成さ
    れた第1のネジ部および、該第1のネジ部に隣接して形
    成され、該第1のネジ部の直径よりも外方に張り出した
    フランジ部とを有するレンズホルダーと、前記レンズホ
    ルダーに形成された第1のネジ部と螺合する第2のネジ
    部および、外周面上に形成された円筒状の嵌合部および
    、該嵌合部の外径よりも外側に突出する突起部を有する
    レンズ鏡筒と、前記突起部に当接するカム面を有し、前
    記嵌合部に嵌合した状態において、前記レンズ鏡筒に対
    して光軸を中心に回転させることにより、前記カム面が
    前記突起部に当接して、光軸に平行な方向にスライドす
    る固定リングとを具備し、前記第1および第2のネジ部
    を螺合させた状態において、前記固定リングを前記レン
    ズ鏡筒に対して回転させることにより、前記固定リング
    を光軸に平行な方向に移動させ、前記固定リングの端面
    が、前記フランジ部を光軸方向に押圧して、前記レンズ
    ホルダーを前記レンズ鏡筒に固定することを特徴とする
    レンズ体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006091461A (ja) * 2004-09-24 2006-04-06 Auto Network Gijutsu Kenkyusho:Kk レンズ固定部構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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