JPH04314610A - 減衰力制御装置 - Google Patents

減衰力制御装置

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Publication number
JPH04314610A
JPH04314610A JP337291A JP337291A JPH04314610A JP H04314610 A JPH04314610 A JP H04314610A JP 337291 A JP337291 A JP 337291A JP 337291 A JP337291 A JP 337291A JP H04314610 A JPH04314610 A JP H04314610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damping force
load
shock absorber
control
force control
Prior art date
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Pending
Application number
JP337291A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Takahashi
哲 高橋
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Hitachi Unisia Automotive Ltd
Original Assignee
Atsugi Unisia Corp
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Publication date
Application filed by Atsugi Unisia Corp filed Critical Atsugi Unisia Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両のばね上−ばね下
間に設けられた緩衝器の減衰力特性を制御する減衰力制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、減衰力制御装置としては、例えば
、特開昭63−305014号公報に記載されているよ
うなものが知られている。
【0003】この減衰力制御装置は、緩衝器を介して車
体側へ伝達される荷重を荷重センサで検出することによ
って減衰力を検出し、この検出減衰力値に基づいて緩衝
器の減衰力特性を切り換え制御するようにしたものであ
った。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の減衰力制御装置にあっては、以下に述べるよ
うな問題があった。
【0005】即ち、図6に示すように、荷重センサで検
出される荷重データ■には、液圧反力に基づいて車体側
に伝達される荷重(減衰力)■だけでなく、緩衝器のフ
リクションに基づいて車体側に伝達される荷重(減衰力
)分■が含まれていることから、液圧反力に基づいて発
生する純粋な減衰力データ■に基づく精度の高い減衰力
制御が行なえないという問題があった。
【0006】本発明は、このような問題に着目して成さ
れたもので、液圧反力に基づいて発生する純粋な減衰力
データによる精度の高い減衰力制御が可能な減衰力制御
装置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、制御手段に
、前記荷重センサで検出された荷重から、緩衝器のフリ
クションに基づく荷重入力分を差し引くフリクション補
正部を設けて上記目的を達成するようにした。
【0008】即ち、本発明の減衰力制御装置では、図1
のクレーム対応図に示す通り、緩衝器aの減衰力特性を
複数段階に変更可能な減衰力変更手段bと、緩衝器aの
発生荷重を検出する荷重センサcと、該荷重センサcか
らの入力信号に基づき緩衝器aの減衰力特性を最適制御
すべく減衰力変更手段bに切換信号を出力する減衰力制
御部dを有した制御手段eとを備えた減衰力制御装置に
おいて、前記制御手段eに、前記荷重センサcで検出さ
れた荷重から、緩衝器aのフリクションに基づく荷重入
力分を差し引くフリクション補正部fを設けた。
【0009】
【作用】本発明の作用について説明する。尚、説明中の
符号は、図1に対応している。本発明では、荷重センサ
cにおいて緩衝器aで発生する荷重を検出し、さらに制
御手段eのフリクション補正部fでは、前記荷重センサ
cで検出された荷重から、緩衝器aのフリクションに基
づく荷重入力分を差し引いた値を求める。そして、制御
手段eの減衰力制御部dでは、前記補正荷重値に基づい
て制御信号を出力し、これにより、緩衝器aの減衰力変
更手段bが最適の減衰力特性に変更制御される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述する
【0011】まず、実施例の構成について説明する。 尚、この実施例では、緩衝器として減衰力特性を7段階
の減衰ポジションに切り換えることのできるものを例に
とって説明する。
【0012】図2は、本発明一実施例の減衰力制御装置
を示す全体図であり、図において1は減衰力可変型の緩
衝器、2はパルスモータ、3は上下加速度センサ、4は
荷重センサ、6はコントローラを示している。
【0013】前記緩衝器1は、ピストンロッド内に設け
られた調整子等の減衰力変更手段7が回転して伸側,圧
側の減衰力レンジを同時に低減衰ポジションから高減衰
ポジションまで7段階に切り換え可能に形成されている
【0014】前記パルスモータ2は、緩衝器1の減衰力
変更手段7を作動させるもので、このパルスモータ2は
、7段階に位置を変え、それにより、減衰力変更手段7
は、減衰力レンジが低減衰ポジション■から高減衰ポジ
ション■まで7段階に変化する。
【0015】前記上下加速度センサ3は、ばね上の上下
方向加速度に応じた電気信号を出力するもので、ばね上
の車体に取り付けられている。
【0016】前記荷重センサ4は、ばね上−ばね下間の
相対速度を計測することによって、緩衝器1で発生する
減衰力を検出するための手段として設けられたもので、
例えば、緩衝器1の車体マウント部に設けられて緩衝器
1から車体への入力荷重を検出してその荷重に応じた電
気信号を出力する。
【0017】前記コントローラ6は、加速度センサ3及
び荷重センサ4からの入力信号に基づいて、緩衝器1を
最適の減衰力特性とすべく、パルスモータ2に切換信号
を出力する。尚、本実施例は、最適減衰力特性制御とし
て、記憶したデータマップを索引する制御方式を用いて
いる。即ち、このコントローラ6は、両センサ3,4か
ら信号を入力するインタフェース回路61、入力された
アナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路
62、メモリ回路63に記憶されているデータマップD
M(図3)に基づき索引,判定等の制御を行なう減衰力
制御部及び減衰力可変領域をシフトする減衰力可変領域
制御部としてのCPU64、このCPU64の制御結果
に基づきパルスモータ2に切換信号を出力する駆動回路
65を備えている。
【0018】ここで、メモリ回路63に記憶されている
前記データマップDMについて説明する。このデータマ
ップDMは、図3に示すように、減衰力変更手段7の減
衰力レンジを7段階に切り換え制御すべく、7枚のデー
タマップDM1 〜DM7 が記憶されている。また、
このデータマップDMは、上欄と左欄との交点である左
上コーナ部に減衰力変更手段7の減衰力レンジの段階が
示され、上欄には上下加速度センサ3から入力される上
下加速度データAから求めた上下速度データA′の値が
示され、左欄に荷重センサ4から入力される荷重データ
[ばね上−ばね下相対速度に相当]Dから、予め算出さ
れた緩衝器のフリクションに基づく荷重入力分を差し引
いた補正荷重データD0 の値が示され、各升目内には
7段階の減衰力レンジの内、上下速度データA’と補正
荷重データD0 の値に対応した最適の減衰力レンジ(
パルスモータ2の切換位置)が示されている。
【0019】次に、このコントローラ6の制御内容を、
図4に示すフローチャートに基づき説明する。
【0020】まず、ステップ101において初期設定を
行う。即ち、荷重データD及び上下加速度データAの符
合を+(伸行程側荷重及び上向き加速度)に設定する。 尚、このデータマップDMは、メモリ回路63において
いわゆるROMの部分からRAMの部分へ呼び出され、
この際に、所定の並び換えが成されるものである。
【0021】次に、ステップ102では、荷重センサ4
から入力されるアナログの電気信号である荷重信号をデ
ジタル変換する。そして、続くステップ103で荷重デ
ータDをCPU64に読み込む。
【0022】また、ステップ104では、上下加速度セ
ンサ3から入力されるアナログの電気信号である加速度
信号をデジタル変換する。そして、続くステップ105
では加速度データAをCPU64内に読み込み、ステッ
プ200に進む。
【0023】ステップ200では、前記荷重データDか
ら、予め算出された緩衝器のフリクションに基づく荷重
入力分を差し引いた補正荷重データD0 を求め、ステ
ップ106に進む。
【0024】ステップ106では、最前列のデータマッ
プDMに基づき補正荷重データD0と上下加速度データ
Aから求めた上下速度データA’の値に応じたパルスモ
ータ2の切換段階(=最適減衰ポジション)を索引する
。即ち、この場合、まず、減衰力変更手段7の切換段階
と一致している最前列のデータマップDMを参照し、そ
の次に、そのデータマップDMにおいて、両データD0
 ,A’の値に対応した切換段階(=最適減衰ポジショ
ン)を索引するものである。
【0025】続くステップ107では、ステップ106
の索引結果に応じて駆動回路65からパルスモータ2に
切換信号を出力する。
【0026】続くステップ108では、パルスモータ2
の停止位置(減衰力変更手段7の減衰ポジション■〜■
)に対応したデータマップDMを読み込み、以上で1回
の作動流れを終了する。
【0027】コントローラ6では、以上の流れを繰り返
すものである。このように、コントローラ6のうち、ス
テップ200を行う部分が、請求の範囲でいうフリクシ
ョン補正部に相当し、一方、その他の部分が請求の範囲
でいう減衰力制御部に相当する。
【0028】以上説明したように、この実施例の減衰力
制御装置では、荷重センサ4で検出された荷重データD
から、予め算出された緩衝器のフリクションに基づく荷
重入力分を差し引いた補正荷重データD0 を求め、こ
の補正荷重データD0 に基づいて減衰力特性の制御を
行なうようにしたため、液圧反力に基づいて発生する純
粋な減衰力データによる精度の高い減衰力制御が可能に
なるという特徴を有している。
【0029】また、実施例では、入力信号に基づき演算
することなく、メモリ回路63に記憶されたデータマッ
プDMを索引して最適減衰力を設定するようにしている
ために、コントローラ6の構成を簡単にでき、それによ
りコストダウンを図ることができると同時に、コストダ
ウンを図っても、索引するだけであるので制御応答性は
高くすることができるという特徴を有している。
【0030】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、例えば、実施例では、減衰力変更手段により減
衰力レンジを7段階に切り換えるようにした例を示した
が、この切換段数は、複数段階であれば、何段階に切り
換えるようにしてもよい。また、実施例では、具体的制
御方式として、記憶部に記憶したデータマップを索引す
るようにした例を示したが、例えば、特開昭63−62
38号に示されているような演算による制御方式であっ
てもよい。尚、車両挙動を検出するセンサとしては、車
速センサ,舵角センサ等の他の車両挙動センサを用いる
ことができる。
【0031】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の減衰
力制御装置では、制御手段に、荷重センサで検出された
荷重から、緩衝器のフリクションに基づく荷重入力分を
差し引くフリクション補正部を設けた手段としたため、
液圧反力に基づいて発生する純粋な減衰力データによる
精度の高い減衰力制御が可能になるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のクレーム対応図である。
【図2】本発明一実施例の減衰力制御装置を示す全体図
である。
【図3】データマップを示す概念図である。
【図4】コントローラの作動流れを示すフローチャート
である。
【図5】ピストンのストローク速度に対する荷重特性図
である。
【符号の説明】
a  緩衝器 b  減衰力変更手段 c  荷重センサ d  減衰力制御部 e  制御手段 f  フリクション補正部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  緩衝器の減衰力特性を複数段階に変更
    可能な減衰力変更手段と、緩衝器の発生荷重を検出する
    荷重センサと、該荷重センサからの入力信号に基づき緩
    衝器の減衰力特性を最適制御すべく減衰力変更手段に切
    換信号を出力する減衰力制御部を有した制御手段とを備
    えた減衰力制御装置において、前記制御手段に、前記荷
    重センサで検出された荷重から、緩衝器のフリクション
    に基づく荷重入力分を差し引くフリクション補正部を設
    けたことを特徴とする減衰力制御装置。
JP337291A 1991-01-16 1991-01-16 減衰力制御装置 Pending JPH04314610A (ja)

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JP337291A JPH04314610A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 減衰力制御装置

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JP337291A JPH04314610A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 減衰力制御装置

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JPH04314610A true JPH04314610A (ja) 1992-11-05

Family

ID=11555521

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP337291A Pending JPH04314610A (ja) 1991-01-16 1991-01-16 減衰力制御装置

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JP (1) JPH04314610A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021532317A (ja) * 2018-07-29 2021-11-25 ▲陳▼▲剛▼ 支持ダンパー、及び、それを用いた車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021532317A (ja) * 2018-07-29 2021-11-25 ▲陳▼▲剛▼ 支持ダンパー、及び、それを用いた車

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