JPH04314418A - 内視鏡洗浄消毒装置 - Google Patents

内視鏡洗浄消毒装置

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JPH04314418A
JPH04314418A JP3108880A JP10888091A JPH04314418A JP H04314418 A JPH04314418 A JP H04314418A JP 3108880 A JP3108880 A JP 3108880A JP 10888091 A JP10888091 A JP 10888091A JP H04314418 A JPH04314418 A JP H04314418A
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endoscope
cleaning
work
adapter
air
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JP3108880A
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English (en)
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Hisao Yabe
久雄 矢部
Daisaku Negoro
大作 根来
Hideo Ito
秀雄 伊藤
Yoshihiro Iida
飯田 善洋
Ichiro Nakamura
一郎 中村
Akira Suzuki
明 鈴木
Yoshinao Ooaki
義直 大明
Koji Koda
幸田 好司
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Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は使用済みの内視鏡を洗浄
消毒する内視鏡洗浄消毒装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、例えば患者の治療等に使用され
た使用済みの内視鏡は内視鏡洗浄消毒装置によって洗浄
消毒されて滅菌されたのち、再使用される。この種の内
視鏡洗浄消毒装置としては例えば特開平63−2529
56号公報に示されている構成のものが知られている。
【0003】この洗浄消毒装置には洗浄槽内に内視鏡の
載置台およびこの載置台に装着された内視鏡に洗浄液を
吹き付ける噴射ノズルがそれぞれ設けられている。そし
て、内視鏡の洗浄消毒作業時には噴射ノズルから載置台
上の内視鏡に洗浄液を吹き付けてこの内視鏡の表面に付
着されている汚物などを洗い流すとともに、場合によっ
てはさらにこの洗浄槽内にすすぎ水を供給してすすぎ洗
いしたのち、この洗浄槽内を消毒液で満たし、内視鏡を
消毒液中に浸漬させて消毒を行ない、その後、温風等を
吹き付けて内視鏡を乾燥させるようにしている。
【0004】また、内視鏡の操作部に設けられた各種シ
リンダ口金や処置具挿入口に送液チューブのコネクタを
水密的に接続し、この送液チューブから洗浄液、消毒液
、すすぎ水を順次送り込むことによって送気送水通路や
、吸引通路、処置具挿通チャンネルなどの内部管路を洗
浄、消毒するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成のものにあっては内視鏡の内部管路の洗浄、消毒等の
作業時には内視鏡側の各種シリンダ口金や処置具挿入口
に送液チューブのコネクタがそれぞれ接続され、内視鏡
内の複数種類の内部管路に同時に一括して送液されるよ
うになっている。
【0006】しかしながら、内視鏡内に配設されている
複数の内部管路は管路の種類に応じて内径寸法が異なる
ので、送液流体の流通抵抗も異なる。例えば、一般的な
内視鏡では吸引チューブの内径寸法に比べて送気送水チ
ューブの内径寸法の方が小さいので、これらのチューブ
内に同時に洗浄液等を流した場合には送気送水チューブ
側には洗浄液が流れにくくなる。そのため、送気送水チ
ューブのように内径寸法が小さい小径の管路内には洗浄
液や消毒液等が十分に供給されないおそれがあったので
、小径の管路内では洗浄、消毒等の作業が不十分なもの
となるおそれがあった。
【0007】さらに、送気送水チューブの先端部は送液
流体の流通抵抗の大きな噴射ノズルに連結されているの
で、内視鏡使用時に汚染され易い挿入部側の送気送水チ
ューブ内には洗浄液や消毒液等が一層流れにくくなる問
題があった。
【0008】なお、人間の病気の中には例えばエイズや
、B型肝炎等のように感染し易い、危険な感染症がある
。そのため、内視鏡のように患者の体内に直接挿入され
る医療機器では他人への感染を確実に予防するために内
視鏡の外表面および全ての内部管路の洗浄、消毒等の作
業を確実に行なうことが要望されているのが実情であっ
た。
【0009】本発明は、前記事情に着目してなされたも
ので、内視鏡の外表面および全ての内部管路の洗浄、消
毒等の作業を確実に行なうことができる内視鏡洗浄消毒
装置を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は複数の工程に分
割された内視鏡の洗浄消毒作業に対応する複数の作業部
を前記内視鏡の洗浄消毒作業の工程順序にしたがって順
次並設するとともに、前記内視鏡内の洗浄消毒作業の対
象管路に適宜着脱可能に連結される内視鏡連結部と管路
洗浄消毒用の流体を供給する流体供給源側に連結される
供給源側連結部とを備えた洗浄アダプタを前記内視鏡内
の対象管路の管路洗浄消毒作業の複数の作業工程毎にそ
れぞれ設けたものである。
【0011】
【作用】上記の構成において、内視鏡の洗浄消毒作業時
には内視鏡の洗浄消毒作業の工程順序にしたがって複数
の作業部でそれぞれ別個の洗浄消毒作業を行なわせると
ともに、内視鏡内の対象管路の管路洗浄消毒作業の複数
の作業工程毎に最適な洗浄アダプタを内視鏡内の洗浄消
毒作業の対象管路に適宜付け替えながら内視鏡管路の洗
浄消毒作業を行なわせるようにしたものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1(A)、(B)は例えば内視鏡洗浄消毒作
業専用の作業室内に設置される内視鏡洗浄消毒装置1全
体の概略構成を示すものである。
【0013】この内視鏡洗浄消毒装置1の装置本体1a
には図2に示すように洗浄消毒作業室の床面2a上に設
置される作業台ユニット3およびこの作業台ユニット3
の奥部に立設された立設部4がそれぞれ設けられている
。この立設部4は洗浄消毒作業室の側壁面2bに沿って
配設されている。
【0014】また、作業台ユニット3には図1(B)に
示すように複数の工程に分割された内視鏡の洗浄消毒作
業に対応する複数の作業部3a,3b,3c,3d,3
e,3f,3gが内視鏡の洗浄消毒作業の工程順序にし
たがって順次並設されている。
【0015】作業台ユニット3の1番目の作業工程(第
1の処理S1)を行なう第1の作業部3aには第1超音
波洗浄槽7、第2超音波洗浄槽8、ゴミ箱9がそれぞれ
設けられている。この場合、第1超音波洗浄槽7および
第2超音波洗浄槽8内には洗浄消毒液が収容されている
。この第1の作業部3aの隣には2番目の作業工程(第
2の処理S2)を行なう第2の作業部3bが配置されて
いる。
【0016】この第2の作業部3bには第3超音波洗浄
槽10および第1シンク11がそれぞれ配設されている
。この第3超音波洗浄槽10内には洗浄消毒液が収容さ
れている。また、第1シンク11内は空の状態で保持さ
れている。さらに、この第2の作業部3bの隣には3番
目の作業工程(第3の処理S3)を行なう第3の作業部
3cが配置されている。
【0017】この第3の作業部3cには第2シンク12
が配設されている。この第2シンク12内には洗浄液が
収容されている。また、第3の作業部3cの隣には4番
目の作業工程(第4の処理S4)を行なう第4の作業部
3dが配置されている。
【0018】この第4の作業部3dには複数、例えば4
つの第3シンク13a,13b,13c,13dが並設
されている。これらの第3シンク13a〜13d内には
消毒液がそれぞれ収容されている。また、第4の作業部
3dの隣には5番目の作業工程(第5の処理S5)を行
なう第5の作業部3eが配置されている。
【0019】この第5の作業部3eには第4シンク14
が配設されている。この第4シンク14内には清浄水が
収容されている。また、第5の作業部3eの隣には6番
目の作業工程(第6の処理S6)を行なう第6の作業部
3fが配置されている。
【0020】この第6の作業部3fには第5シンク15
が配設されている。この第5シンク15内は空の状態で
保持されている。また、第6の作業部3fの隣には7番
目の作業工程(第7の処理S7)を行なう第7の作業部
3gが配置されている。この第7の作業部3gには作業
台16が配設されている。
【0021】さらに、装置本体1aの立設部4には上部
側に各作業部3a〜3gでの内視鏡の洗浄消毒作業方法
を示す複数の作業方法表示パネル5…がそれぞれ並設さ
れている。この作業方法表示パネル5には図5に示すよ
うに例えば「作業部位」を示す「文字」が「アイコン」
とともに表示されているとともに、各作業部位の「作業
順」を示す「番号」が表示されている。
【0022】この場合、例えば洗浄消毒作業の対象とな
る内視鏡の吸引系を示す文字が「A」、送気送水系を示
す文字が「B」、鉗子起上系を示す文字が「C」、前方
送水系を示す文字が「D」としてそれぞれ各作業方法表
示パネル5上に表示されている。そして、この実施例の
内視鏡洗浄消毒装置1ではA系、B系、D系を備えた「
第1種の内視鏡」およびA系、B系、C系を備えた「第
2種の内視鏡」の2種類の内視鏡が洗浄消毒作業の対象
となっており、内視鏡の外表面および両方の種類の内視
鏡での共有部を示す文字が「O」として表示されている
【0023】また、立設部4の各作業方法表示パネル5
…の下側にはそれぞれの作業方法表示パネル5で示され
た作業で使用する洗浄消毒用の用具置き場6がそれぞれ
設けられている。これらの用具置き場6…には例えば洗
浄用ブラシ、毛付きスポンジ24および管路洗浄具23
等が所定の位置に収容されている。
【0024】この管路洗浄具23には図3に示すように
アダプタチューブ25とこのアダプタチューブ25の先
端に着脱自在に連結された洗浄アダプタ26とが設けら
れている。この場合、洗浄アダプタ26は内視鏡内の洗
浄消毒作業の対象管路の作業種類に合わせて複数種類設
けられている。
【0025】例えば、図4(A)に示す第1のアダプタ
本体27にはアダプタチューブ25に連結される連結管
路(供給源側連結部)27aと、二又状に分岐された一
対の分岐管路27b,27cとが設けられている。そし
て、一方の分岐管路27bの先端には図7に示すような
洗浄消毒作業の対象となる内視鏡51の鉗子栓取付け座
62に着脱可能に連結される第1の内視鏡連結部27d
、他方の分岐管路27cの先端には内視鏡51の吸引ボ
タン取付け座80に着脱可能に連結される第2の内視鏡
連結部27eがそれぞれ形成されている。
【0026】また、図4(B)に示す第2のアダプタ本
体28にはアダプタチューブ25に連結される連結管路
(供給源側連結部)28a、単一の連結管路28cおよ
び連結アーム28bがそれぞれ設けられている。そして
、連結アーム28bの先端には内視鏡51の鉗子栓取付
け座62に着脱可能に連結される第1の内視鏡連結部2
8d、連結管路28cの先端には内視鏡51の吸引ボタ
ン取付け座80に着脱可能に連結される第2の内視鏡連
結部27eがそれぞれ形成されている。
【0027】さらに、第2のアダプタ本体28の連結管
路28cの先端側には内視鏡51の吸引シリンダ78内
に挿入される先端挿入部28fが延設されている。この
先端挿入部28fの外周面には内視鏡51の第2吸引接
続チューブ58dに連結される連結口28gが形成され
ている。
【0028】また、管路洗浄具23のアダプタチューブ
25の基端部側は流体供給管22の先端部に連結されて
いる。この流体供給管22の基端部側は図3(A)に示
す液体供給用の加圧ポンプ19aまたは同図(B)に示
すエアポンプ19bに連結されている。この場合、加圧
ポンプ19aは図2に示すように消毒液タンク20、ま
たは洗浄液タンク、清浄水タンクにさらに連結されてい
る。
【0029】さらに、各加圧ポンプ19aおよびエアポ
ンプ19bはそれぞれフットスイッチ18に接続されて
いる。これらのフットスイッチ18…は図1(A)に示
すように作業台ユニット3の前板下部に形成された複数
のフットスイッチ装着穴17…内にそれぞれ配設されて
いる。そして、各フットスイッチ18の踏み込み操作に
ともないその踏み込み操作されたフットスイッチ18に
接続されている加圧ポンプ19aまたはエアポンプ19
bが駆動されるようになっている。
【0030】また、第4の作業部3dには図6に示すタ
イマ装置29が装着されている。このタイマ装置29に
はタイマ回路30が設けられている。このタイマ回路3
0には時間設定用の例えば3種類のタイマースタートス
イッチ32a,32b,32cが接続されているととも
に、消毒中の状態を示す消毒中表示ランプ31aおよび
消毒終了状態を示す終了表示ランプ31bが接続されて
いる。そして、タイマースタートスイッチ32a,32
b,32cを適宜選択することにより、消毒作業の作業
時間を3種類に設定できるようになっている。
【0031】また、図7はこの実施例の内視鏡洗浄消毒
装置1で洗浄対象となるA系、B系、D系を備えた「第
1種」の内視鏡51全体の概略構成を示すもので、52
は内視鏡51の操作部である。この操作部52の前端に
は細長の挿入部53の基端部が連結されている。さらに
、この操作部52の側部にはユニバーサルコード54の
基端部が連結されている。
【0032】このユニバーサルコード54の先端には図
示しない光源装置に接続されるコネクタ部55が設けら
れている。そして、このコネクタ部55を光源装置に接
続することにより、この光源装置内の光源から内視鏡5
1内に配設されたライトガイド56の入射端面に照明光
が供給される。このライトガイド56はファイババンド
ルで構成されており、光源装置から入射端面に供給され
た照明光を伝送し、挿入部53の先端構成部57の先端
面に固着された他方の出射端面から前方の被写体側に照
明光を出射するようになっている。
【0033】さらに、先端構成部57の先端面には観察
窓、ライトガイド56の出射端面、処置具挿通チャンネ
ル61を兼ねる上流側吸引チューブ(洗浄消毒作業の対
象管路)58aの開口部、送気送水ノズル65および前
方送水チューブ84の噴出口がそれぞれ配設されている
。そして、ライトガイド56の出射端面からの照明光に
よって照明された被写体は先端構成部57の観察窓の奥
に配設された対物レンズ系によって、その焦点面に配設
された固体撮像素子(SID)に結像される。この固体
撮像素子によって光電変換された光学像は電気信号にな
り、電気ケーブルを経て、コネクタ部55の電気接点へ
と導かれる。
【0034】次に、内視鏡51内に配設される管路系に
ついて説明する。挿入部53内には吸引を行うための上
流側吸引チューブ(洗浄消毒作業の対象管路)58a、
送気を行うための下流側送気チューブ(洗浄消毒作業の
対象管路)59a、送水を行うための下流側送水チュー
ブ(洗浄消毒作業の対象管路)60a、前方送水チュー
ブ84がそれぞれ設けてある。
【0035】これらの送気チューブ59a及び送水チュ
ーブ60aの先端側は挿入部53の先端部付近で合流し
て一本の共通の送気送水チューブ(洗浄消毒作業の対象
管路)64となり、この送気送水チューブ64の先端の
送気送水ノズル65を経て送気、あるいは送水された気
体あるいは(洗浄水等の)液体を観察窓の外表面に吹き
付けることができるようにしてある。
【0036】上流側吸引チューブ58aの基端部側はY
字状の管路接続具を介して第1吸引接続チューブ58b
および第2吸引接続チューブ58dの一端にそれぞれ連
結されている。この場合、第1吸引接続チューブ58b
の他端は操作部52のグリップ部に突設された処置具導
入口体側の管路に連結されている。この処置具導入口体
の端縁部位には鉗子栓取付け座62が形成されている。 そして、この鉗子栓取付け座62には第1吸引接続チュ
ーブ58bの他端側の開口部によって形成される処置具
導入口を常時は閉塞状態で保持する弾性材料からなる鉗
子栓63が着脱可能に連結されている。この鉗子栓63
には鉗子等の処置具を挿通するスリットが形成されてい
る。このスリットは処置具挿通時以外の通常時には鉗子
栓63の弾力によって閉塞状態で保持されている。
【0037】また、第2吸引接続チューブ58dの他端
部側および下流側送気チューブ59a、下流側送水チュ
ーブ60aの後端側は操作部52から延出されたユニバ
ーサルコード54内に配設された下流側吸引チューブ5
8c、上流側送気チューブ59b、上流側送水チューブ
60b側に吸引切換装置72および送気送水切換装置7
1を介してそれぞれ連結されている。
【0038】また、ユニバーサルコード54の先端のコ
ネクタ部55には送気送水口金66および吸引口金67
がそれぞれ突設されている。この場合、送気送水口金6
6には洗浄水が通る送水管路と気体が通る送気管路とが
設けられており、それぞれ上流側送水チューブ60b、
上流側送気チューブ59bに接続されている。そして、
送気送水口金66には送水タンク68側の連結管が連結
される。
【0039】この送水タンク68側の連結管には送気送
水口金66の送水管路および送気管路にそれぞれ接続さ
れる送水管路および送気管路が設けられている。なお、
送水タンク68の上部にはポンプ69から吐出された高
圧空気を供給するエアチューブが連結されている。そし
て、ポンプ69から吐出された高圧空気が送水タンク6
8内に供給され、送水タンク68内が加圧されるように
なっている。
【0040】さらに、下流側吸引チューブ58cの後端
は吸引口金67に接続されている。この吸引口金67に
は図示しない吸引ポンプ、吸引ビンに連通する吸引チュ
ーブ70が接続されている。
【0041】また、操作部52の送気送水切換装置71
には操作部52内に形成された送気送水シリンダ73、
この送気送水シリンダ73内に摺動自在に装着された送
気送水ピストン74、このピストン74の頭部に形成さ
れた送気送水ボタン71a、送気送水ボタン取付けゴム
76、リターンスプリング77等の構成部品が設けられ
ている。この場合、送気送水シリンダ73の開口端縁部
には送気送水ボタン取付け座75が突設されている。
【0042】さらに、送気送水ピストン74、送気送水
ボタン71a、送気送水ボタン取付けゴム76、リター
ンスプリング77等の構成部品は操作部52に対して着
脱可能に装着される送気送水ボタンユニットとして一体
的に組み付けられている。そして、この送気送水ボタン
ユニットは送気送水ピストン74が送気送水シリンダ7
3内に挿入された状態で送気送水ボタン取付けゴム76
が送気送水ボタン取付け座75に嵌着されることにより
、操作部52に装着されるようになっている。
【0043】また、送気送水シリンダ73には下流側送
気チューブ59a、下流側送水チューブ60aの後端部
および上流側送気チューブ59b、上流側送水チューブ
60bの先端部がそれぞれ連結されており、この送気送
水切換装置71の送気送水ボタン71aを操作すること
によって、送気及び送水動作を切換えられるようにして
ある。
【0044】さらに、吸引切換装置72には操作部52
内に形成された吸引シリンダ78、この吸引シリンダ7
8内に摺動自在に装着された吸引ピストン79、このピ
ストン79の頭部に形成された吸引ボタン72a、吸引
ボタン取付けゴム81、リターンスプリング82等の構
成部品が設けられている。この場合、吸引シリンダ78
の開口端縁部には吸引ボタン取付け座80が突設されて
いる。
【0045】さらに、吸引ピストン79、吸引ボタン7
2a、吸引ボタン取付けゴム81、リターンスプリング
82等の構成部品は操作部52に対して着脱可能に装着
される吸引ボタンユニットとして一体的に組み付けられ
ている。そして、この吸引ボタンユニットは吸引ピスト
ン79が吸引シリンダ78内に挿入された状態で吸引ボ
タン取付けゴム81が吸引ボタン取付け座80に嵌着さ
れることにより、操作部52に装着されるようになって
いる。
【0046】また、吸引シリンダ78には第2吸引接続
チューブ58dの他端部および下流側吸引チューブ58
cの先端部がそれぞれ連結されており、この吸引切換装
置72の吸引ボタン72aを操作することによって、吸
引の切換を行なうことができるようになっている。
【0047】さらに、前方送水チューブ84の基端部側
は操作部52のグリップ部に突設された前方送水口金8
3内の管路に連結されている。この前方送水口金83に
は接続チューブ85を介してシリンジ86が接続され、
このシリンジ86の操作によって給水されるようになっ
ている。
【0048】また、操作部52の外表面には内視鏡洗浄
消毒装置1による洗浄消毒作業の作業方法を表示する作
業表示ラベル87が貼着されている。この作業表示ラベ
ル87には図7の「第1種」の内視鏡51のようにO系
、A系、B系、D系の洗浄消毒が必要な場合には「OA
BD」の文字が表示されている。なお、A系、B系、C
系を備えた「第2種の内視鏡」の場合はこの作業表示ラ
ベル87に「OABC」の文字が表示されている。
【0049】次に、上記構成の内視鏡洗浄消毒装置1に
よる「第1種」の内視鏡51の洗浄消毒作業について説
明する。まず、後掲する表1に示す前処理(SF)が行
なわれる。
【0050】
【表1】 この前処理の1番目の作業工程(SF−1)では内視鏡
51による検査終了後、内視鏡51が患者から取外され
る。次に、内視鏡51の挿入部53がアルコールガーゼ
で拭き取られた(SF−2)のち、消毒液が5秒間吸引
され(SF−3)、続いて5秒間の送水作業(SF−4
)、5秒間の送気作業(SF−5)が順次行なわれる。
【0051】さらに、次の作業工程(SF−6)では内
視鏡51のコネクタ部55が光源装置から取外されると
ともに、内視鏡51の送気送水口金66から送水タンク
68側の連結管、吸引口金67から吸引チューブ70、
前方送水口金83から接続チューブ85がそれぞれ取外
される。そして、この状態で前処理が終了し、内視鏡5
1が内視鏡洗浄消毒装置1が設置されている内視鏡洗浄
消毒作業専用の作業室内に移動される(SF−7)。
【0052】この作業室内ではまず、内視鏡洗浄消毒装
置1の第1の作業部3aで、後掲する表2に示す第1の
処理(S1)が行なわれる。
【0053】
【表2】 この第1の処理ではまず、内視鏡51の送気送水ボタン
ユニットの送気送水ボタン取付けゴム76が送気送水ボ
タン取付け座75から取外され、取外された送気送水ボ
タンユニットが第1超音波洗浄槽7内に入れられる(S
1−1)。続いて、同様に内視鏡51の吸引ボタンユニ
ットの吸引ボタン取付けゴム81が吸引ボタン取付け座
80から取外され、取外された吸引ボタンユニットが第
2超音波洗浄槽8内に入れられる(S1−2)。さらに
、内視鏡51の鉗子栓63が鉗子栓取付け座62から取
外され、ゴミ箱9内に捨てられる(S1−3)。
【0054】次に、「O1」の文字が表示されている作
業方法表示パネル5の足元のフットスイッチ18が踏込
み操作される。これにより、第1超音波洗浄槽7および
第2超音波洗浄槽8が5分間超音波振動し、送気送水ボ
タンユニットおよび吸引ボタンユニットがそれぞれ超音
波洗浄される(S1−4)。このS1−4の作業の終了
後、内視鏡51は第2の作業部3bの第1シンク11内
に入れられる(S1−5)。そして、この第1シンク1
1内で後掲する表3に示す第2の処理(S2)が行なわ
れる。
【0055】
【表3】 この第2の処理ではまず、「A1」の文字が表示されて
いる作業方法表示パネル5の下の用具置き場6内に収容
されているブラシを内視鏡51の鉗子栓取付け座62か
ら第1吸引接続チューブ58bおよび上流側吸引チュー
ブ58aのチューブ内に挿入し、これらのチューブ内面
をブラッシングして洗浄する(S2−1)。そして、S
2−1の作業の使用済みブラシが第3超音波洗浄槽10
内に入れられる(S2−2)。
【0056】次に、「A2」の表示パネル5の位置の用
具置き場6内に収容されているブラシを内視鏡51の吸
引シリンダ78内を通して第2吸引接続チューブ58d
および下流側吸引チューブ58c内に入れ、これらのチ
ューブ内面をブラッシングして洗浄する(S2−3)。 そして、S2−3の作業の使用済みブラシが第3超音波
洗浄槽10内に入れられる(S2−4)。
【0057】次に、第3超音波洗浄槽10の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作される。これにより、第3
超音波洗浄槽10が超音波振動し、S2−1の作業およ
びS2−3の作業の使用済みブラシがそれぞれ5分間超
音波洗浄される(S2−5)。このS2−5の作業の終
了後、「A3」の表示パネル5に示される作業(後掲す
る表4に示す)が行なわれる(S2−6)。
【0058】
【表4】 この「A3」の位置の用具置き場6内には洗浄アダプタ
26の第1のアダプタ本体27を備えた管路洗浄具23
が収容されている。そして、この「A3」位置の作業で
は管路洗浄具23のアダプタ本体27が内視鏡51の鉗
子栓取付け座62と吸引ボタン取付け座80とに接続さ
れる。
【0059】この状態で、「A3」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6の第1のアダプタ本体27を通して内視鏡51の吸引
シリンダ78、上流側吸引チューブ58a、第1吸引接
続チューブ58b、第2吸引接続チューブ58d、下流
側吸引チューブ58c内にそれぞれ水が供給され、洗浄
される。この洗浄作業が終了するとこの「A3」位置の
洗浄アダプタ26の第1のアダプタ本体27が内視鏡5
1側から取外される。
【0060】このS2−6の作業の終了後、内視鏡51
は第3の作業部3cの第2シンク12内に入れられる(
S2−7)。そして、この第2シンク12内で後掲する
表5に示す第3の処理(S3)が行なわれる。
【0061】
【表5】 この第3の処理ではまず、「O2」の位置の用具置き場
6内に収容されている毛付きスポンジで、内視鏡51の
外表面がブラッシングして洗浄される(S3−1)。
【0062】このS3−1の作業後、「A4」の表示パ
ネル5に示される作業(S3−2)、「A5」の表示パ
ネル5に示される作業(S3−3)、「A6」の表示パ
ネル5に示される作業(S3−4)、「B1」の表示パ
ネル5に示される作業(S3−5)、「B2」の表示パ
ネル5に示される作業(S3−6)、「B3」の表示パ
ネル5に示される作業(S3−7)、「C1」の表示パ
ネル5に示される作業(S3−8)、「D1」の表示パ
ネル5に示される作業(S3−9)が順次行なわれる。 これらの各作業の内容は後掲する表6に示す通りである
【0063】
【表6】 すなわち、「A4」の作業では「A4」位置の用具置き
場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使用される
。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の鉗子栓取付け座
62と吸引ボタン取付け座80とに接続される。なお、
ここで使用される洗浄アダプタ26は第2のアダプタ本
体28であり、内視鏡51の鉗子栓取付け座62との連
結部は閉塞されている。
【0064】この状態で、「A4」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6の第2のアダプタ本体28を通して内視鏡51の上流
側吸引チューブ58a、第2吸引接続チューブ58d内
にそれぞれ高圧洗浄液が供給され、洗浄される。この洗
浄作業が終了するとこの「A4」位置の洗浄アダプタ2
6の第2のアダプタ本体28が内視鏡51側から取外さ
れる。
【0065】また、「A5」の作業では「A5」位置の
用具置き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使
用される。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の鉗子栓
取付け座62と吸引ボタン取付け座80とに接続される
。なお、ここで使用される洗浄アダプタ26は内視鏡5
1の吸引ボタン取付け座80との連結部が閉塞されてい
る。
【0066】この状態で、「A5」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の上流側吸引チュ
ーブ58a、第1吸引接続チューブ58b内にそれぞれ
高圧洗浄液が供給され、洗浄される。この洗浄作業が終
了するとこの「A5」位置の洗浄アダプタ26のアダプ
タ本体が内視鏡51側から取外される。
【0067】「A6」の作業では「A6」位置の用具置
き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使用され
る。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の鉗子栓取付け
座62と吸引ボタン取付け座80とに接続される。なお
、ここで使用される洗浄アダプタ26は内視鏡51の下
流側吸引チューブ58cのみに高圧洗浄液を供給するも
のである。
【0068】この状態で、「A6」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の下流側吸引チュ
ーブ58c内に高圧洗浄液が供給され、洗浄される。こ
の洗浄作業が終了するとこの「A6」位置の洗浄アダプ
タ26のアダプタ本体が内視鏡51側から取外される。
【0069】また、「B1」の作業では「B1」位置の
用具置き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使
用される。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の送気送
水ボタン取付け座75に接続される。なお、ここで使用
される洗浄アダプタ26は内視鏡51の下流側送気チュ
ーブ59a内に高圧洗浄液を供給するものである。
【0070】この状態で、「B1」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の下流側送気チュ
ーブ59a、送気送水チューブ64、送気送水ノズル6
5内にそれぞれ高圧洗浄液が供給され、洗浄される。こ
の洗浄作業が終了するとこの「B1」位置の洗浄アダプ
タ26のアダプタ本体が内視鏡51側から取外される。
【0071】「B2」の作業では「B2」位置の用具置
き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使用され
る。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の送気送水ボタ
ン取付け座75に接続される。なお、ここで使用される
洗浄アダプタ26は内視鏡51の下流側送水チューブ6
0a内に高圧洗浄液を供給するものである。
【0072】この状態で、「B2」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の下流側送水チュ
ーブ60a、送気送水チューブ64、送気送水ノズル6
5内にそれぞれ高圧洗浄液が供給され、洗浄される。こ
の洗浄作業が終了するとこの「B2」位置の洗浄アダプ
タ26のアダプタ本体が内視鏡51側から取外される。
【0073】「B3」の作業では「B3」位置の用具置
き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使用され
る。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の送気送水ボタ
ン取付け座75に接続される。なお、ここで使用される
洗浄アダプタ26は内視鏡51の上流側送気チューブ5
9bおよび上流側送水チューブ60b内に高圧洗浄液を
供給するものである。
【0074】この状態で、「B3」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の上流側送気チュ
ーブ59bおよび上流側送水チューブ60b内にそれぞ
れ高圧洗浄液が供給され、洗浄される。この洗浄作業が
終了するとこの「B3」位置の洗浄アダプタ26のアダ
プタ本体が内視鏡51側から取外される。
【0075】なお、「C1」の作業は鉗子起上系を備え
た「第2種の内視鏡」のみで行なわれる作業である。し
たがって、この実施例の「第1種」の内視鏡51では「
B3」の作業後、この「C1」の作業が省略され、「D
1」の作業が行なわれる。
【0076】「D1」の作業では「D1」位置の用具置
き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使用され
る。この洗浄アダプタ26は内視鏡の前方送水口金83
に接続される。なお、ここで使用される洗浄アダプタ2
6は内視鏡51の前方送水チューブ84内に高圧洗浄液
を供給するものである。
【0077】この状態で、「D1」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の前方送水チュー
ブ84内に高圧洗浄液が供給され、洗浄される。この洗
浄作業が終了するとこの「D1」位置の洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体が内視鏡51側から取外される。
【0078】なお、「C1」の作業では「C1」位置の
用具置き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使
用される。この洗浄アダプタ26は内視鏡の鉗子起上パ
イプ洗浄口に接続される。ここで使用される洗浄アダプ
タ26は内視鏡の鉗子起上パイプ洗浄口内に高圧洗浄液
を供給するものである。
【0079】この状態で、「C1」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の鉗子起上パイプ
内に高圧洗浄液が供給され、洗浄される。この洗浄作業
が終了するとこの「C1」位置の洗浄アダプタ26のア
ダプタ本体が内視鏡51側から取外される。
【0080】また、この実施例の「第1種」の内視鏡5
1の「D1」の作業、或いは「第2種の内視鏡」の「C
1」の作業が終了すると内視鏡51は第4の作業部3d
のいずれかの第3シンク、例えば第3シンク13a内に
入れられる(S3ー10)。そして、この第3シンク1
3内の消毒液内に内視鏡51全体が浸漬されて内視鏡5
1の外表面全体の消毒が行なわれるとともに、後掲する
表7に示す第4の処理(S4)が行なわれる。
【0081】
【表7】 この第4の処理では「A7」の表示パネル5に示される
作業(S4−1)、「B4」の表示パネル5に示される
作業(S4−2)、「B5」の表示パネル5に示される
作業(S4−3)、「C2」の表示パネル5に示される
作業(S4−4)、「D2」の表示パネル5に示される
作業(S4−5)が順次行なわれる。これらの各作業の
内容は後掲する表8に示す通りである。
【0082】
【表8】 すなわち、「A7」の作業では「A7」位置の用具置き
場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使用される
。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の鉗子栓取付け座
62と吸引ボタン取付け座80とに接続される。なお、
ここで使用される洗浄アダプタ26は第1のアダプタ本
体27である。
【0083】この状態で、「A7」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6の第1のアダプタ本体27を通して内視鏡51の吸引
シリンダ78、上流側吸引チューブ58a、第1吸引接
続チューブ58b、第2吸引接続チューブ58d、下流
側吸引チューブ58c内にそれぞれ消毒液が供給される
。この消毒作業が終了するとこの「A7」位置の洗浄ア
ダプタ26の第1のアダプタ本体27が内視鏡51側か
ら取外される。
【0084】また、「B4」の作業では「B4」位置の
用具置き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使
用される。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の送気送
水ボタン取付け座75に接続される。なお、ここで使用
される洗浄アダプタ26は内視鏡51の下流側送気チュ
ーブ59aおよび下流側送水チューブ60a内に消毒液
を供給するものである。
【0085】この状態で、「B4」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の下流側送気チュ
ーブ59a、下流側送水チューブ60a、送気送水チュ
ーブ64、送気送水ノズル65内にそれぞれ消毒液が供
給される。この消毒作業が終了するとこの「B4」位置
の洗浄アダプタ26のアダプタ本体が内視鏡51側から
取外される。
【0086】また、「B5」の作業では「B5」位置の
用具置き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使
用される。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の送気送
水ボタン取付け座75に接続される。なお、ここで使用
される洗浄アダプタ26は内視鏡51の上流側送気チュ
ーブ59bおよび上流側送水チューブ60b内に消毒液
を供給するものである。
【0087】この状態で、「B5」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の送気送水シリン
ダ73、上流側送気チューブ59bおよび上流側送水チ
ューブ60b内にそれぞれ消毒液が供給される。この消
毒作業が終了するとこの「B5」位置の洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体が内視鏡51側から取外される。
【0088】また、次の「C2」の作業は鉗子起上系を
備えた「第2種の内視鏡」のみで行なわれる作業であり
、この実施例の「第1種」の内視鏡51では「B5」の
作業後、この「C2」の作業が省略され、「D2」の作
業が行なわれる。
【0089】「D2」の作業では「D2」位置の用具置
き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使用され
る。この洗浄アダプタ26は内視鏡の前方送水口金83
に接続される。なお、ここで使用される洗浄アダプタ2
6は内視鏡51の前方送水チューブ84内に消毒液を供
給するものである。
【0090】この状態で、「D2」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の前方送水チュー
ブ84内に消毒液が供給される。この消毒作業が終了す
るとこの「D2」位置の洗浄アダプタ26のアダプタ本
体が内視鏡51側から取外される。
【0091】なお、「第2種の内視鏡」のみで行なわれ
る「C2」の作業では「C2」位置の用具置き場6内に
収容されている洗浄アダプタ26が使用される。この洗
浄アダプタ26は内視鏡の鉗子起上パイプ洗浄口に接続
される。ここで使用される洗浄アダプタ26は内視鏡の
鉗子起上パイプ洗浄口内に消毒液を供給するものである
【0092】この状態で、「C2」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の鉗子起上パイプ
内に消毒液が供給される。この消毒作業が終了するとこ
の「C2」位置の洗浄アダプタ26のアダプタ本体が内
視鏡51側から取外される。
【0093】なお、上記各消毒作業の作業時間はタイマ
装置29のタイマースタートスイッチ32a,32b,
32cを適宜選択することにより、3種類に設定できる
ようになっており、内視鏡51の汚染レベルに応じて適
宜のタイマースタートスイッチ32a,32b,32c
が選択されて押圧される。そして、消毒作業中は消毒中
表示ランプ31aが点灯される(S4−6)。
【0094】また、設定時間が経過すると、消毒中表示
ランプ31aが消え、終了表示ランプ31bが点灯され
て消毒作業が終了する(S4−7)。この消毒作業の終
了後、内視鏡51は第5の作業部3eの第4シンク14
内に入れられる(S4−8)。そして、この第4シンク
14内で後掲する表9に示す第5の処理(S5)が行な
われる。
【0095】
【表9】 この第5の処理では「A8」の表示パネル5に示される
作業(S5−1)、「B6」の表示パネル5に示される
作業(S5−2)、「B7」の表示パネル5に示される
作業(S5−3)、「C3」の表示パネル5に示される
作業(S5−4)、「D3」の表示パネル5に示される
作業(S5−5)が順次行なわれる。これらの各作業の
内容は後掲する表10に示す通りである。
【0096】
【表10】 すなわち、「A8」の作業では「A8」位置の用具置き
場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使用される
。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の鉗子栓取付け座
62と吸引ボタン取付け座80とに接続される。なお、
ここで使用される洗浄アダプタ26は第1のアダプタ本
体27である。
【0097】この状態で、「A8」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6の第1のアダプタ本体27を通して内視鏡51の吸引
シリンダ78、上流側吸引チューブ58a、第1吸引接
続チューブ58b、第2吸引接続チューブ58d、下流
側吸引チューブ58c内にそれぞれ清浄水が供給されて
すすぎ作業が行なわれる。このすすぎ作業が終了すると
この「A8」位置の洗浄アダプタ26の第1のアダプタ
本体27が内視鏡51側から取外される。
【0098】また、「B6」の作業では「B6」位置の
用具置き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使
用される。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の送気送
水ボタン取付け座75に接続される。なお、ここで使用
される洗浄アダプタ26は内視鏡51の下流側送気チュ
ーブ59aおよび下流側送水チューブ60a内に清浄水
を供給するものである。
【0099】この状態で、「B6」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の下流側送気チュ
ーブ59a、下流側送水チューブ60a、送気送水チュ
ーブ64、送気送水ノズル65内にそれぞれ清浄水が供
給されてすすぎ作業が行なわれる。このすすぎ作業が終
了するとこの「B6」位置の洗浄アダプタ26のアダプ
タ本体が内視鏡51側から取外される。
【0100】また、「B7」の作業では「B7」位置の
用具置き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使
用される。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の送気送
水ボタン取付け座75に接続される。なお、ここで使用
される洗浄アダプタ26は内視鏡51の上流側送気チュ
ーブ59bおよび上流側送水チューブ60b内に清浄水
を供給するものである。
【0101】この状態で、「B7」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の送気送水シリン
ダ73、上流側送気チューブ59bおよび上流側送水チ
ューブ60b内にそれぞれ清浄水が供給されてすすぎ作
業が行なわれる。このすすぎ作業が終了するとこの「B
7」位置の洗浄アダプタ26のアダプタ本体が内視鏡5
1側から取外される。
【0102】また、次の「C3」の作業は鉗子起上系を
備えた「第2種の内視鏡」のみで行なわれる作業であり
、この実施例の「第1種」の内視鏡51では「B7」の
作業後、この「C3」の作業が省略され、「D3」の作
業が行なわれる。
【0103】「D3」の作業では「D3」位置の用具置
き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使用され
る。この洗浄アダプタ26は内視鏡の前方送水口金83
に接続される。なお、ここで使用される洗浄アダプタ2
6は内視鏡51の前方送水チューブ84内に清浄水を供
給するものである。
【0104】この状態で、「D3」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の前方送水チュー
ブ84内に清浄水が供給されてすすぎ作業が行なわれる
。このすすぎ作業が終了するとこの「D3」位置の洗浄
アダプタ26のアダプタ本体が内視鏡51側から取外さ
れる。
【0105】なお、「第2種の内視鏡」のみで行なわれ
る「C3」の作業では「C3」位置の用具置き場6内に
収容されている洗浄アダプタ26が使用される。この洗
浄アダプタ26は内視鏡の鉗子起上パイプ洗浄口に接続
される。ここで使用される洗浄アダプタ26は内視鏡の
鉗子起上パイプ洗浄口内に清浄水を供給するものである
【0106】この状態で、「C3」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の鉗子起上パイプ
内に清浄水が供給されてすすぎ作業が行なわれる。この
すすぎ作業が終了するとこの「C3」位置の洗浄アダプ
タ26のアダプタ本体が内視鏡51側から取外される。
【0107】また、この実施例の「第1種」の内視鏡5
1の「D3」の作業、或いは「第2種の内視鏡」の「C
3」の作業が終了すると内視鏡51は第6の作業部3f
の第5シンク15内に入れられる(S5−6)。そして
、この第5シンク15内で、後掲する表11に示す第6
の処理(S6)が行なわれる。
【0108】
【表11】 この第6の処理では「A9」の表示パネル5に示される
作業(S6−1)、「C4」の表示パネル5に示される
作業(S6−2)、「D4」の表示パネル5に示される
作業(S6−3)、「B8」の表示パネル5に示される
作業(S6−4)、「B9」の表示パネル5に示される
作業(S6−5)、「B10」の表示パネル5に示され
る作業(S6−6)が順次行なわれる。これらの各作業
の内容は後掲する表12に示す通りである。
【0109】
【表12】 すなわち、「A9」の作業では「A9」位置の用具置き
場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使用される
。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の鉗子栓取付け座
62と吸引ボタン取付け座80とに接続される。なお、
ここで使用される洗浄アダプタ26は第1のアダプタ本
体27である。
【0110】この状態で、「A9」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6の第1のアダプタ本体27を通して内視鏡51の吸引
シリンダ78、上流側吸引チューブ58a、第1吸引接
続チューブ58b、第2吸引接続チューブ58d、下流
側吸引チューブ58c内にそれぞれ高圧空気が供給され
て乾燥作業が行なわれる。この乾燥作業が終了するとこ
の「A9」位置の洗浄アダプタ26の第1のアダプタ本
体27が内視鏡51側から取外される。
【0111】また、次の「C4」の作業は鉗子起上系を
備えた「第2種の内視鏡」のみで行なわれる作業であり
、この実施例の「第1種」の内視鏡51では「A9」の
作業後、この「C4」の作業が省略され、「D4」の作
業が行なわれる。
【0112】「D4」の作業では「D4」位置の用具置
き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使用され
る。この洗浄アダプタ26は内視鏡の前方送水口金83
に接続される。なお、ここで使用される洗浄アダプタ2
6は内視鏡51の前方送水チューブ84内に高圧空気を
供給するものである。
【0113】この状態で、「D4」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の前方送水チュー
ブ84内に高圧空気が供給されて乾燥作業が行なわれる
。この乾燥作業が終了するとこの「D4」位置の洗浄ア
ダプタ26のアダプタ本体が内視鏡51側から取外され
る。
【0114】また、「B8」の作業では「B8」位置の
用具置き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が使
用される。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の送気送
水ボタン取付け座75に接続される。なお、ここで使用
される洗浄アダプタ26は内視鏡51の上流側送水チュ
ーブ60b内に高圧空気を供給するものである。
【0115】この状態で、「B8」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の上流側送水チュ
ーブ60b内に高圧空気が供給されて乾燥作業が行なわ
れる。この乾燥作業が終了するとこの「B8」位置の洗
浄アダプタ26のアダプタ本体が内視鏡51側から取外
される。
【0116】同様に、「B9」の作業では「B9」位置
の用具置き場6内に収容されている洗浄アダプタ26が
使用される。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の送気
送水ボタン取付け座75に接続される。なお、ここで使
用される洗浄アダプタ26は内視鏡51の上流側送気チ
ューブ59b内に高圧空気を供給するものである。
【0117】この状態で、「B9」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の上流側送気チュ
ーブ59b内に高圧空気が供給されて乾燥作業が行なわ
れる。この乾燥作業が終了するとこの「B9」位置の洗
浄アダプタ26のアダプタ本体が内視鏡51側から取外
される。
【0118】また、「B10」の作業では「B10」位
置の用具置き場6内に収容されている洗浄アダプタ26
が使用される。この洗浄アダプタ26は内視鏡51の送
気送水ボタン取付け座75に接続される。なお、ここで
使用される洗浄アダプタ26は内視鏡51の下流側送気
チューブ59aおよび下流側送水チューブ60a内に清
浄水を供給するものである。
【0119】この状態で、「B10」の位置の足元のフ
ットスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ
26のアダプタ本体を通して内視鏡51の下流側送気チ
ューブ59a、下流側送水チューブ60a、送気送水チ
ューブ64、送気送水ノズル65内にそれぞれ高圧空気
が供給されて乾燥作業が行なわれる。この乾燥作業が終
了するとこの「B10」位置の洗浄アダプタ26のアダ
プタ本体が内視鏡51側から取外される。
【0120】なお、「第2種の内視鏡」のみで行なわれ
る「C4」の作業では「C4」位置の用具置き場6内に
収容されている洗浄アダプタ26が使用される。この洗
浄アダプタ26は内視鏡の鉗子起上パイプ洗浄口に接続
される。ここで使用される洗浄アダプタ26は内視鏡の
鉗子起上パイプ洗浄口内に高圧空気を供給するものであ
る。
【0121】この状態で、「C4」の位置の足元のフッ
トスイッチ18が踏込み操作されると、洗浄アダプタ2
6のアダプタ本体を通して内視鏡51の鉗子起上パイプ
内に高圧空気が供給されて乾燥作業が行なわれる。この
乾燥作業が終了するとこの「C4」位置の洗浄アダプタ
26のアダプタ本体が内視鏡51側から取外される。
【0122】また、「B10」の作業が終了すると第7
の作業部3gの作業台16上に清浄綿が敷かれ(S6−
7)、続いてこの作業台16の上に内視鏡51が載置さ
れる(S6−8)。そして、この作業台16の上で後掲
する表13に示す第7の処理(S7)が行なわれる。
【0123】
【表13】 この第7の処理では「A10」位置の用具置き場6内に
収容されている清潔な吸引ボタンユニットが内視鏡51
の吸引シリンダ78に装着される(S7−1)。さらに
、「A11」位置の用具置き場6内に収容されている清
潔な鉗子栓63が内視鏡51の鉗子栓取付け座62に装
着され(S7−2)、続いて「B11」位置の用具置き
場6内に収容されている清潔な送気送水ボタンユニット
が内視鏡51の送気送水シリンダ73に装着される(S
7−3)。
【0124】次に、「O3」位置の用具置き場6内に収
容されている清潔な清浄綿で内視鏡51の外表面に付着
されている水を拭き取る(S7−4)。その後、上記各
工程を経て洗浄消毒された内視鏡51を清潔な内視鏡置
き場に運び(S7−5)、この内視鏡51の洗浄消毒作
業が終了する。
【0125】また、内視鏡51の洗浄消毒作業の終了後
、第1超音波洗浄槽7内の送気送水ボタンユニットがオ
ートクレーブ滅菌され、「B11」位置の用具置き場6
内に収容される(S7−6)。
【0126】さらに、第2超音波洗浄槽8内の吸引ボタ
ンユニットがオートクレーブ滅菌され、「A10」位置
の用具置き場6内に収容される(S7−7)。また、新
品の滅菌済みの鉗子栓63が「A10」位置の用具置き
場6内に収容される(S7−8)。
【0127】最後に、第3超音波洗浄槽10内のS2−
1の作業およびS2−3の作業の使用済みブラシがオー
トクレーブ滅菌され、各々「A1」位置および「A2」
位置の用具置き場6内に収容される(S7−9)。
【0128】そこで、上記構成のものにあっては複数の
工程に分割された内視鏡51の洗浄消毒作業に対応する
複数の作業部(第1〜第7の作業部3a〜3g)を内視
鏡51の洗浄消毒作業の工程順序にしたがって順次並設
し、内視鏡51の洗浄消毒作業時には内視鏡51の洗浄
消毒作業の工程順序にしたがって第1〜第7の作業部3
a〜3gでそれぞれ別個の洗浄消毒作業を行なわせると
ともに、内視鏡51内の対象管路の管路洗浄消毒作業の
複数の作業工程毎に最適な洗浄アダプタ26を内視鏡5
1内の洗浄消毒作業の対象管路に適宜付け替えながら内
視鏡管路の洗浄消毒作業を行なわせ、流通抵抗の大きな
管路には単独で洗浄液や消毒液等を供給するようにした
ので、内視鏡51の外表面およびこの内視鏡51内に配
設されている内径寸法が異なる複数の内部管路のそれぞ
れの洗浄、消毒等の作業を確実に行なうことができる。 そのため、送気送水チューブのような内径寸法が小さい
小径の管路内や流通抵抗の大きな噴射ノズル等にも洗浄
液や消毒液等を十分に供給することができるので、従来
に比べて内視鏡51の外表面および複数の内部管路の全
ての洗浄、消毒等の作業を確実に行なうことができる。
【0129】さらに、内視鏡洗浄消毒装置1内には複数
の工程に分割された内視鏡51の洗浄消毒作業に対応す
る複数の作業部(第1〜第7の作業部3a〜3g)を内
視鏡51の洗浄消毒作業の工程順序にしたがって順次並
設し、装置本体1aの立設部4に各作業部3a〜3gで
の内視鏡51の洗浄消毒作業方法を示す複数の作業方法
表示パネル5…をそれぞれ並設させるとともに、内視鏡
51の操作部52の外表面には内視鏡洗浄消毒装置1に
よる洗浄消毒作業の作業方法を表示する作業表示ラベル
87を貼着し、作業表示ラベル87と内視鏡洗浄消毒装
置1側の作業方法表示パネル5…の表示内容とを合わせ
て内視鏡51の洗浄消毒作業を順次進めるようにしたの
で、内視鏡51の洗浄消毒作業を間違いなく確実に行な
うことができる。
【0130】また、内視鏡洗浄消毒装置1の第4の作業
部3dには4つの第3シンク13a,13b,13c,
13dを並設したので、手間がかかり易い消毒作業を同
時に4本の内視鏡51に施すことができ、作業能率の向
上を図ることができる。
【0131】なお、内視鏡洗浄消毒装置1の第1の作業
部3aの入り口に内視鏡の機種を判別する機種判別操作
部を設け、例えばこの機種判別操作部に機種名をインプ
ットすることにより、必要な作業の作業方法表示パネル
5…の上に表示ランプが点灯する構成にしてもよい。
【0132】また、図8は鉗子起上系(C系)を備えた
「第2種」の側視型の内視鏡101 の洗浄消毒ユニッ
ト105 を示すものである。図8中で、102aはこ
の内視鏡101 の挿入部、102bは操作部、102
cはユニバーサルコード、102dはこのユニバーサル
コード102cの先端のコネクタ部、103 は挿入部
102aの先端構成部である。
【0133】さらに、洗浄消毒ユニット105 には内
視鏡101 を収容する洗浄消毒槽106 が設けられ
ている。この洗浄消毒槽106 内には内視鏡101 
を所定位置に位置決めする内視鏡掛け107 ,107
 が設けられている。
【0134】また、洗浄消毒槽106 の周壁部には内
視鏡101 の操作部102bに設けられた図10に示
す鉗子起上レバー115 に洗浄液、消毒液等を噴射す
る第1の液体噴射部108 および先端構成部103 
内に設けられた図11に示す鉗子起上台104 に洗浄
液、消毒液等を噴射する第2の液体噴射部109 がそ
れぞれ設けられている。これらの第1の液体噴射部10
8 および第2の液体噴射部109 は液体供給管11
1 を介して例えば三方切換え弁等の制御手段112 
に連結されている。さらに、この制御手段112 には
洗浄タンク113 および消毒タンク114 がそれぞ
れ連結されている。
【0135】また、この洗浄消毒ユニット105 には
図9に示すように鉗子起上台104 を動かす起上台揺
動機構110 が設けられている。この場合、鉗子起上
台104 を操作する操作部102bの鉗子起上レバー
115 は図10に示すように回転軸116 を中心に
回転自在に支持されたピニオンギヤ117 側に固定さ
れている。さらに、このギヤ117に噛合されたラック
118 には鉗子起上ワイヤ119 の一端が連結され
ている。この鉗子起上ワイヤ119 の他端は鉗子起上
台104 側に固定されている。
【0136】この鉗子起上台104 の基端部は図11
に示すように先端構成部103 の本体121に回動ピ
ン120 を中心に回動自在に連結されている。そして
、この鉗子起上台104 は鉗子起上レバー115 に
よって図11中に実線で示すように先端構成部103 
の起上台収容室123 内に収容された収容位置と同図
中に仮想線で示すように起上台収容室123 内で起立
された鉗子起上位置との間で先端構成部本体121 に
設けられた回動ピン120 を中心に回動操作されるよ
うになっている。なお、124 はこの鉗子起上台10
4 に形成された処置具誘導溝である。
【0137】また、起上台揺動機構110 には図10
に示すように鉗子起上レバー115 に係合する略コ字
状の揺動アーム125 が設けられている。この揺動ア
ーム125 は回動軸126 の一端に固定されている
。さらに、この回動軸126 の他端部は洗浄消毒槽1
06 の内底部に形成された貫通口を介して洗浄消毒槽
106 の下側の機械室内の駆動モータ127 に連結
されている。この駆動モータ127 は制御回路128
 に接続されている。さらに、この制御回路128 に
は起上台揺動機構110 のスイッチが接続されている
。 そして、起上台揺動機構110 のスイッチがオン操作
された場合には駆動モータ127 が正逆回転し、この
駆動モータ127 によって回動軸126 を介して揺
動する揺動アーム125 の動作にともない鉗子起上レ
バー115 が揺動操作されて鉗子起上台104 が動
かされるようになっている。
【0138】そこで、上記構成の洗浄消毒ユニット10
5 を例えば内視鏡洗浄消毒装置1の第1〜第5の各シ
ンク11〜15に採用することにより、鉗子起上台10
4 の裏側部分や先端構成部103 の起上台収容室1
23 の内底面のように汚れが落ちにくい部分を確実に
洗浄消毒することができる。
【0139】さらに、先端構成部103 の本体121
 に装着される先端カバー103aに起上台収容室12
3 に連通させた洗浄液導入用の貫通口103bを設け
るとともに、鉗子起上台104 の本体104a裏側部
分に水流誘導溝104bを設け、鉗子起上台104 の
裏側部分や先端構成部103 の起上台収容室123 
の内底面のように汚れが落ちにくい部分に付着した汚物
を鉗子起上台本体104aの水流誘導溝104bと先端
カバー103aの貫通口103bとの間に形成される渦
流によって洗い流せる構成にしてもよい。なお、先端カ
バー103aの貫通口103bは起上台収容室123 
の周囲に複数設けてもよい。
【0140】また、図12(A)、(B)に示すように
洗浄消毒ユニット105 とは別体の独立した起上台揺
動具131 を設けてもよい。この起上台揺動具131
 の本体132 には揺動アーム125 の駆動モータ
127 が収納されている。さらに、この起上台揺動具
本体132 には図12(C)に示す内視鏡保持アーム
133 が突設されている。
【0141】そこで、上記構成のものにあっては例えば
内視鏡洗浄消毒装置1の第1〜第5の各シンク11〜1
5内の内視鏡51に装着した状態でセットすることによ
り、鉗子起上台104 の裏側部分や先端構成部103
 の起上台収容室123 の内底面のように汚れが落ち
にくい部分を確実に洗浄消毒することができる。この場
合、内視鏡洗浄消毒装置1の第1〜第5の各シンク11
〜15の構造を変更する必要がないので、第1〜第5の
各シンク11〜15の構成の簡略化を図ることができる
【0142】さらに、図13(A)に示すように内視鏡
101 の操作部102b内に鉗子起上台104 の鉗
子起上ワイヤ119 に連結されたリニアモータ141
 を設け、かつ操作部102bにこのリニアモータ14
1 のスイッチ143 を設け、これらのリニアモータ
141 およびスイッチ143 をコネクタ部142 
に接続させるとともに、図13(B)に示すように洗浄
消毒ユニット105 における洗浄消毒槽106 の周
壁部にこのコネクタ部142 に接続されるコネクタ受
部145 を設け、このコネクタ受部145 を洗浄消
毒ユニット105 内の鉗子起上制御ユニット144 
に接続してもよい。この場合、内視鏡101 の通常使
用時(内視鏡検査時)にはコネクタ部142 がモータ
制御ユニット146に接続されるようになっている。
【0143】また、図14は内視鏡洗浄消毒装置1によ
る洗浄消毒済みの内視鏡153 を保存する内視鏡消毒
装置151 を示すものである。この内視鏡消毒装置1
51 は例えば無菌室内に設置される。また、内視鏡消
毒装置151 の本体151aには消毒槽152 が設
けられており、この消毒槽152 内に収容された消毒
液内に内視鏡153 が浸漬されるようになっている。 さらに、この消毒装置本体151aには消毒液の原液が
収容される消毒液原液槽155 が設けられている。
【0144】この消毒液原液槽155 内の消毒液の原
液は次亜塩素酸ナトリウムと塩化ナトリウムとが1:1
6.5に混合されたものである。さらに、消毒液原液槽
155 には原液供給管156 の一端が連結されてい
る。この原液供給管156 の他端は消毒液原液槽15
5 側に連結されている。この原液供給管156 の中
途部にはポンプ157 が介設されている。このポンプ
157 は制御回路158 に接続されている。
【0145】また、消毒槽152 内には内視鏡153
 の管路内にこの消毒槽152 内の消毒液を供給する
消毒液供給装置160 が設けられている。この消毒液
供給装置160 内にはモータ160Mによって駆動さ
れる送液ポンプが収容されている。そして、この消毒液
供給装置160 のチューブ159 を介して内視鏡1
53 の管路内に消毒槽152 内の消毒液が供給され
るようになっている。なお、この消毒液供給装置160
 のモータ160Mは制御回路158 に接続されてい
る。
【0146】そして、この内視鏡消毒装置151 の使
用時には制御回路158 によってポンプ157 が2
4時間に1回駆動され、消毒液原液槽155 内の消毒
液の原液が消毒槽152内に供給されるようになってい
る。この場合、消毒槽152 内の消毒液の薬効は約2
4時間程度になっているので、消毒槽152 内の消毒
液の薬効を維持するために24時間毎に消毒液原液槽1
55 内の消毒液の原液が消毒槽152 内に追加投入
されるようになっている。また、このときの消毒液の原
液の供給量は消毒槽152 内の消毒液の次亜塩素酸ナ
トリウム濃度が125ppm程度になる量に設定されて
いる。そして、この消毒液の薬効は少なくとも水道水中
の細菌類を死滅させる程度の滅菌力になっている。
【0147】さらに、ポンプ157 の駆動後、消毒液
供給装置160 内の送液ポンプが10分間程度駆動さ
れ、内視鏡153 の管路内に消毒槽152 内の新し
い消毒液が供給されるとともに、消毒槽152 内が撹
拌されるようになっている。
【0148】また、内視鏡153 の使用時には例えば
無菌室内で内視鏡検査が行なわれる。この場合、例えば
滅菌済みのゴム手袋をして消毒槽152 内の内視鏡1
53 を引上げ、ガス滅菌済みの送気ポンプで管路内を
排水し、滅菌布で内視鏡153 の外表面の水滴を拭き
取る。ここで、内視鏡153 に送水管路が設けられて
いる場合には一度滅菌水を内視鏡153 の送水管路内
に送水する。なお、管路内に微量の消毒液が残り、それ
が体腔内に入っても全く害はない。また、消毒液は3%
程度の過酸化水素水(H2 O2 )溶液であってもよ
い。
【0149】したがって、内視鏡洗浄消毒装置1による
洗浄消毒済みの内視鏡153 を上記構成の内視鏡消毒
装置151 を使用して保存することにより、人体に対
して害が大きい強い消毒液で消毒した場合のように実際
の内視鏡153 の使用前に再度水洗いする面倒な作業
を省略することができる。そのため、水洗時に水道水中
に含まれている細菌類や流し台に付着している細菌類等
によって内視鏡153 が汚染されることを確実に防止
することができる。
【0150】なお、内視鏡洗浄消毒装置1による第5の
処理のS5−5のすすぎ作業が終了した内視鏡153 
を上記構成の内視鏡消毒装置151 を使用して保存す
る構成にしてもよい。
【0151】また、内視鏡洗浄消毒装置1の第1超音波
洗浄槽7および第2超音波洗浄槽8の内底部に図15に
示す超音波振動伝達ピン171 を取付け、この超音波
振動伝達ピン171 を吸引ボタンユニット、送気送水
ボタンユニット等の穴内に挿入させた状態で、送気送水
ボタンユニットおよび吸引ボタンユニットを第1超音波
洗浄槽7および第2超音波洗浄槽8内に装着させる構成
にしてもよい。この場合、超音波振動伝達ピン171 
の下端部は第1超音波洗浄槽7および第2超音波洗浄槽
8の超音波振動子7a,8aに固定されている。
【0152】そこで、上記構成のものにあっては複雑な
形状の送気送水ボタンユニットおよび吸引ボタンユニッ
トに超音波振動子7a,8aの超音波振動を確実に伝達
させることができるので、送気送水ボタンユニットおよ
び吸引ボタンユニットの洗浄効果を高めることができる
【0153】また、図16は内視鏡51内に配設される
管路系の構成を改良したものである。これは、下流側送
気チューブ59aに下流側送水チューブ60aの内径寸
法D1 よりも小径な内径寸法D2 の小径管路部18
2 を設け、送気送水シリンダ73内を経て下流側送気
チューブ59aおよび下流側送水チューブ60a内に洗
浄液を流した際に下流側送気チューブ59aおよび下流
側送水チューブ60a内にそれぞれ均等に洗浄液が流れ
るようにしたものである。
【0154】さらに、下流側吸引チューブ58cの内径
寸法D4 は上流側吸引チューブ58a(内径寸法D3
 )の流路抵抗に応じて設定されており、吸引シリンダ
78内を経て下流側吸引チューブ58cおよび上流側吸
引チューブ58a内に洗浄液を流した際に下流側吸引チ
ューブ58cおよび上流側吸引チューブ58a内にそれ
ぞれ均等に洗浄液が流れるようにしている。
【0155】そこで、上記構成のものにあっては内視鏡
51内に配設される内部管路の洗浄作業時に各管路に略
均一に洗浄液を流すことができるので、洗浄性の向上を
図ることができる。
【0156】なお、この発明は上記各実施例に限定され
るものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲で種
々変形実施できることは勿論である。
【0157】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
複数の工程に分割された内視鏡の洗浄消毒作業に対応す
る複数の作業部を前記内視鏡の洗浄消毒作業の工程順序
にしたがって順次並設するとともに、前記内視鏡内の洗
浄消毒作業の対象管路に適宜着脱可能に連結される内視
鏡連結部と管路洗浄消毒用の流体を供給する流体供給源
側に連結される供給源側連結部とを備えた洗浄アダプタ
を前記内視鏡内の対象管路の管路洗浄消毒作業の複数の
作業工程毎にそれぞれ設けたので、内視鏡の外表面およ
び全ての内部管路の洗浄、消毒等の作業を確実に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】  この発明の一実施例の内視鏡洗浄消毒装置
全体の概略構成を示すもので、(A)は正面図、(B)
は平面図。
【図2】  図1のX−X線断面図。
【図3】  洗浄アダプタの連結状態を示すもので、(
A)は液供給源側との連結状態を示す概略構成図、(B
)は空気供給源側との連結状態を示す概略構成図。
【図4】  洗浄アダプタと内視鏡との連結状態を示す
もので、(A)は第1の洗浄アダプタを示す要部の縦断
面図、(B)は第2の洗浄アダプタを示す要部の縦断面
図。
【図5】  作業方法表示パネルを示す正面図。
【図6】  タイマ装置を示す概略構成図。
【図7】  洗浄対象内視鏡を示す概略構成図。
【図8】  鉗子起上台を備えた側視型内視鏡の洗浄消
毒ユニットの概略構成を示す平面図。
【図9】  鉗子起上台の揺動機構を示す要部の縦断面
図。
【図10】  揺動アームと鉗子起上レバーとの連結状
態を示す概略構成図。
【図11】  鉗子起上台の取付け状態を示す要部の縦
断面図。
【図12】  鉗子起上台揺動具を示すもので、(A)
は揺動具の取付け状態を示す側面図、(B)は同平面図
、(C)は保持アームを示す正面図。
【図13】  鉗子起上台の揺動機構のさらに別の構成
例を示すもので、(A)は鉗子起上台の起上操作機構を
示す概略構成図、(B)は洗浄槽内への内視鏡の取付け
状態を示す平面図。
【図14】  内視鏡消毒装置を示す概略構成図。
【図15】  超音波振動伝達ピンの取付け状態を示す
要部の縦断面図。
【図16】  内視鏡の他の構成例を示す概略構成図。
【符号の説明】
3a,3b,3c,3d,3e,3f,3g…作業部,
26…洗浄アダプタ,51,101 …内視鏡,58a
…上流側吸引チューブ(流体管路),58b…第1吸引
接続チューブ(流体管路),58c…下流側吸引チュー
ブ(流体管路),58d…第2吸引接続チューブ(流体
管路),59a…下流側送気チューブ(流体管路),5
9b…上流側送気チューブ(流体管路),60a…下流
側送水チューブ,60b…上流側送水チューブ(流体管
路)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  複数の工程に分割された内視鏡の洗浄
    消毒作業に対応する複数の作業部を前記内視鏡の洗浄消
    毒作業の工程順序にしたがって順次並設するとともに、
    前記内視鏡内の洗浄消毒作業の対象管路に適宜着脱可能
    に連結される内視鏡連結部と管路洗浄消毒用の流体を供
    給する流体供給源側に連結される供給源側連結部とを備
    えた洗浄アダプタを前記内視鏡内の対象管路の管路洗浄
    消毒作業の複数の作業工程毎にそれぞれ設けたことを特
    徴とする内視鏡洗浄消毒装置。
JP3108880A 1991-04-12 1991-04-12 内視鏡洗浄消毒装置 Withdrawn JPH04314418A (ja)

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