JPH0431433Y2 - - Google Patents

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JPH0431433Y2
JPH0431433Y2 JP1986009638U JP963886U JPH0431433Y2 JP H0431433 Y2 JPH0431433 Y2 JP H0431433Y2 JP 1986009638 U JP1986009638 U JP 1986009638U JP 963886 U JP963886 U JP 963886U JP H0431433 Y2 JPH0431433 Y2 JP H0431433Y2
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frame
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glass
vertical
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JP1986009638U
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は、各種開閉体と嵌殺しのガラスとを
隣合わせて備えたサツシに関するものである。
(従来の技術) 従来、開閉体と嵌殺しのガラスとを隣合わせに
備えたサツシとしては、例えば実開昭53−153737
号公報や実開昭55−147465号公報などに記載され
ているものがある。これらのサツシは、上下枠と
左右の竪枠とから成る基本枠に、一辺側に設けた
軸を中心にして回動操作する障子と嵌殺しのガラ
スとを組込んだものであつて、双方の間には方立
を設けている。前記上下枠,竪枠および方立は、
障子の屋内面に当接するタイト材を嵌着するため
の突片を有しており、前記障子を前記基本枠に直
接取付けるようにしてある。また、ガラスの組込
みに際しては、前記上下枠、竪枠および方立に、
前記突片とともにガラス嵌殺し用の溝を構成する
押縁材などを取付けて前記ガラスを嵌殺し状態で
保持するようにしている。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、上記したようなサツシの場合、回動
操作する障子に限らず、上げ下げ窓,引違い窓あ
るいは回動可能ながらりの如き開閉体の組込みも
当然考えられ、実際に様々な組合わせが要望され
ているのであるが、従来のように回動操作する障
子を直接基本枠に取付けるようにした各々の枠お
よび方立を用いる場合には、各開閉体に応じた枠
や方立等の部品が必要であり、その結果、部品点
数が膨大なものとなつて生産や部品管理が繁雑に
なるといつた問題点があつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
て成されたもので、基本枠に対して共通した係合
部分を有する開閉体用枠を用いて要望に応じた種
類の開閉体と嵌殺しのガラスとの組込みを行うこ
とができると共に、部分点数の大幅な削減を実現
することができるサツシを提供することを目的と
している。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) この考案によるサツシは、相対向面にガラス嵌
殺し用溝部を有する上下枠と、左右の竪枠とで形
成された枠内空間部を前記上下枠間に組込んだ方
立で複数の空間部に分割し、一つの空間部を形成
する隣合う竪枠と方立あるいは方立同士に設けら
れた係止部に、開閉体用枠を構成する開閉体用竪
枠の枠外周面に設けた係合片を係合すると共に、
前記ガラス嵌殺し用溝部内に、前記開閉体用枠を
構成する開閉体用上下枠の各枠外周面に設けた係
合片を嵌着し、残る空間部にガラスを嵌殺し状態
で組込んで成ることを特徴としている。
(実施例) 以下、この考案を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は、この考案の一実施例を
説明する図であつて、この実施例では出窓に適用
したサツシを例示している。
すなわち、出窓は、建物壁部の屋外側に張出し
た箱形を成すものであつて、相対向面にガラス嵌
殺し用溝部1a,2aを有する上枠1および下枠
2と、建物壁部に沿つて固定した左右の竪枠3
(第2図に右側のみ図示)とで枠内空間部を形成
すると共に、前記上枠1および下枠2に上下端部
を固定した二本の方立4,4で前記枠内空間部を
三つの空間部に分割しており、正面には、パネル
障子5を中央にしてその両側にガラス6,6を嵌
殺し状態で設け、両側面も嵌殺しのガラス7で構
成してある。また、この実施例における上枠1お
よび下枠2は、一本の形材から成るものであつ
て、その成形にあたつては、形材の屋外壁だけを
残した状態にして、平面から見て屋内側へ90°の
角度で広がるV字形の切欠きを形成し、この切欠
きが小さくなる方向に形材を折曲げることによつ
てほぼ直角のコーナー部を形成している。したが
つて、出窓自体のコーナー部においては、正面の
ガラス6と側面のガラス7とをコーキング材等で
接合し、竪枠が無い構造になつている。
前記パネル障子5は、開閉体用上枠8と開閉体
用下枠9と二本の開閉体用竪枠10,10とから
成る開閉体用枠11に、竪軸のヒンジ12を介し
て回動自在に取付けてあり、この開閉体用枠11
を上下枠1,2および二本の方立4,4で形成さ
れた空間部に組込んでいる。なお、前記パネル障
子5の屋外面には格子13が取付けてあり、屋内
側には、横方向に移動可能な網戸14が設けてあ
る。前記両方立4,4は、相対向する面の二箇所
に、屋外向きの鉤状を成す係止部4a,4bを
夫々有している。そして、前記開閉体用枠11を
組込むには、開閉体用枠11を構成する開閉体用
上枠8の枠外面である上面および開閉体用下枠9
の枠外面である下面に形成した各一対の係合片8
a,8a,9a,9aを上枠1および下枠2の各
ガラス嵌殺し用溝部1a,2a内に夫々嵌着し
(第1図に示す)、開閉体用枠11を構成する各開
閉体用竪枠10,10の各枠外周面に設けた屋外
側係合片10aおよび屋内側係合片10bを各方
立4,4の係止部4a,4bに夫々係合する。こ
れにより、前記開閉体用枠11は、上下枠1,2
および両方立4,4間に組込まれた状態となり、
ねじ止め等を施すことなくこの状態が保たれる。
さらに、前記開閉体用枠11は、方立4に形成し
た屋外側片4cの屋内面と前記開閉体用竪枠10
の屋外面との間にパツキング15を介装すること
により、完全に固定(第2図に示す)される。
また、両方立4,4の相反する面および竪枠3
の屋外面には、別体の押縁材16とともに各ガラ
ス嵌殺し用溝部4d,4d,3aを形成する突片
4e,4e,3bが形成してある。そして、前記
開閉体用枠11を設けた空間部以外の残る空間部
において、各ガラス6,7の上下端部を上枠1お
よび下枠2のガラス嵌殺し用溝部1a,2aに
夫々係合固着し、コーナー部と反対側の側端部を
方立4および竪枠3のガラス嵌殺し用溝部4d,
3aに夫々係合固着することによつて前記ガラス
6,7を嵌殺し状態にする。
第3図および第4図は、この考案の他の実施例
を説明する図であつて、この実施例は、前述の実
施例で説明した出窓よりも張出し量の小さい窓に
おけるサツシを例示している。
すなわち、このサツシは、相対向面にガラス嵌
殺し用溝部21a,22aを有する上枠21およ
び下枠22と、建物開口部に固定した左右の竪枠
23(第4図に右側のみ図示)とで枠内空間部を
形成すると共に、方立24で枠内空間部を複数の
空間部に分割しており、一つの空間部である竪枠
23と方立24との間に、固定障子25と可動障
子26とを組込んで上げ下げ窓を構成し、残る空
間部である方立24と他の方立あるいは他方の竪
枠(図示しない)との間に、ガラス27を嵌殺し
状態で設けている。
前記両障子25,26のうち固定障子25は、
開閉体用上枠28と開閉体用下枠29と二本の開
閉体用竪枠30,30とから成る開閉体用枠31
の上半分に固定してあり、可動障子26は、前記
固定障子25の屋内側に沿つて上下動自在になつ
ている。なお、前記開閉体用枠31を構成する上
下枠28,29および竪枠30には、前述の実施
例と同様の係合片28a,29aおよび屋外側係
合片30a,屋内側係合片30bが形成してあ
る。
また、この実施例では、竪枠23と方立24と
の相対向面に前述の実施例と同様の係止部23
a,23b,24a,24bが形成してある。し
たがつて、上げ下げ窓を保持する開閉体用枠31
を組込む場合には、上下は前述の実施例と同様で
あるが、一方の開閉体用竪枠30(第4図の右側
の枠)を竪枠23の係止部23a,23bに係合
し、他方の開閉体用竪枠30を方立24の係止部
24a,24bに係合する。さらに、ガラス27
は、上枠21および下枠22のガラス嵌殺し用溝
部21a,22aと、方立24における係止部の
反対面に設けたガラス嵌殺し用溝部24cと、他
の方立あるいは竪枠に設けたガラス嵌殺し用溝部
(図示略)とに各端部を係合固着して嵌殺し状態
となる。なお、上記方立24におけるガラス嵌殺
し用溝部24cは、当該方立24から突設した突
片24dと別体の押縁材32とで形成されてい
る。さらにこの実施例では、ガラス27の屋外面
に格子33を設けると共に、開閉体用枠31の屋
外部分に、可動障子26と同様に上下動自在な網
戸34を設けている。
つまり、上記各実施例で例示したサツシは、上
下枠のガラス嵌殺し用溝部と、方立あるいは竪枠
に設けた係止部とに対して、開閉体用枠の各係合
片を統一化しておけば、各種開閉体と嵌殺しのガ
ラスとの組合わせを自在に行うことができる。さ
らに、当該サツシにおける竪枠は、開閉体用枠を
組込む位置によつて係止部あるいはガラス嵌殺し
用溝部を有するが、予め両者を有する、または係
合部とガラス嵌殺し用溝部を形成しうるもの(例
えば突片)とを有する構造にすることも良く、こ
のようにすればより広い範囲にわたつて竪枠を共
通化することができる。
[考案の効果] 以上説明してきたように、この考案のサツシに
よれば、基本となる枠に対して共通した係合部分
を有する開閉体用枠を用いて要望に応じた種類の
開閉体と嵌殺しのガラスとの組込みを選択的に行
うことができると共に、共通の部品を用いること
から部品点数を大幅に削減することができ、さら
に、ねじ止めを行うことなく前記開閉体用枠を確
実に固定することが可能であつて、作業を著しく
容易なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例によるサツシを適
用した出窓を説明する垂直断面図、第2図は第1
図に示す出窓の片側省略の水平断面図、第3図は
この考案の他の実施例によるサツシを適用した窓
を説明する垂直断面図、第4図は第3図に示す窓
の片側省略の水平断面図である。 1,21……上枠、2,22……下枠、1a,
2a,21a,22a……ガラス嵌殺し用溝部、
3,23……竪枠、4,24……方立、4a,4
b,23a,23b,24a,24b……係止
部、6,7,27……ガラス、8,28……開閉
体用上枠、8a,28a……(開閉体用上枠の)
の係合片、9,29……開閉体用下枠、9a,2
9a……(開閉体用下枠の)係合片、10,30
……開閉体用竪枠、10a,30a……(開閉体
用竪枠の)係合片、11,31……開閉体用枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 相対向面にガラス嵌殺し用溝部を有する上下枠
    と、左右の竪枠とで形成された枠内空間部を前記
    上下枠間に組込んだ方立で複数の空間部に分割
    し、一つの空間部を形成する隣合う竪枠と方立あ
    るいは方立同士に設けられた係止部に、開閉体用
    枠を構成する開閉体用竪枠の枠外周面に設けた係
    合片を係合すると共に、前記ガラス嵌殺し用溝部
    内に、前記開閉体用枠を構成する開閉体用上下枠
    の各枠外周面に設けた係合片を嵌着し、残る空間
    部にガラスを嵌殺し状態で組込んで成ることを特
    徴とするサツシ。
JP1986009638U 1986-01-28 1986-01-28 Expired JPH0431433Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986009638U JPH0431433Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986009638U JPH0431433Y2 (ja) 1986-01-28 1986-01-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62133882U JPS62133882U (ja) 1987-08-24
JPH0431433Y2 true JPH0431433Y2 (ja) 1992-07-28

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ID=30795138

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS611256Y2 (ja) * 1980-03-10 1986-01-16
JPS60130984U (ja) * 1984-02-10 1985-09-02 不二サッシ株式会社 開口部上下枠の構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62133882U (ja) 1987-08-24

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