JPH04312002A - 誘電体フィルタ - Google Patents

誘電体フィルタ

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JPH04312002A
JPH04312002A JP7805691A JP7805691A JPH04312002A JP H04312002 A JPH04312002 A JP H04312002A JP 7805691 A JP7805691 A JP 7805691A JP 7805691 A JP7805691 A JP 7805691A JP H04312002 A JPH04312002 A JP H04312002A
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JP
Japan
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electrodes
filter
dielectric
grooves
dielectric substrate
Prior art date
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Pending
Application number
JP7805691A
Other languages
English (en)
Inventor
Haruo Matsumoto
治雄 松本
Tadahiro Yorita
寄田 忠弘
Yasuo Yamada
康雄 山田
Hirobumi Miyamoto
博文 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は誘電体フィルタに関し
、特にたとえばトリプレート構造を有する誘電体フィル
タに関する。
【0002】
【従来の技術】図15を参照して、従来のトリプレート
構造を有する誘電体フィルタ1はマイクロストリップラ
インフィルタ2を含む。マイクロストリップラインフィ
ルタ2は誘電体基板3を含み、誘電体基板3の上面には
共振電極4が形成され、その上面から誘電体基板5が貼
り合わされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】誘電体フィルタ1のQ
を大きくするには、共振電極4の断面積すなわち幅ある
いは厚みを大きくすればよい。しかし、共振電極4の幅
を大きくすれば、誘電体フィルタ1自体の外形寸法が大
きくなってしまい、また、共振電極4の厚みを大きくす
れば、誘電体基板3と5との接合状態が悪くなり、剥離
しやすくなってしまう。
【0004】それゆえに、この発明の主たる目的は、外
形寸法を大きくせずかつ剥離を生ずることなくQを大き
くできる、誘電体フィルタを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1の誘電
体基板,第1の誘電体基板の上面に配置される第2の誘
電体基板ならびに第1および第2の誘電体基板のそれぞ
れの接合面に対向するように形成される第1および第2
の共振電極を含む誘電体フィルタにおいて、第1および
第2の誘電体基板の少なくとも一方の接合面に溝を形成
し、第1および第2の共振電極の対応のものを溝の内面
に形成したことを特徴とする、誘電体フィルタである。
【0006】
【作用】溝の内面に共振電極を形成することによって、
共振電極の幅すなわち断面積が実質的に大きくなり、し
たがってQが大きくなる。
【0007】
【発明の効果】この発明によれば、共振電極の断面積を
実質的に大きくできるので、誘電体フィルタ自体の外形
寸法を大きくすることなくQを大きくすることができる
。また、共振電極は溝中に形成されるため、第1および
第2の誘電体基板の接合面から突出しないので、第1お
よび第2の誘電体基板の接合が良好となり、剥離するこ
とはない。
【0008】さらに、溝の断面形状や寸法を変更するこ
とによって、溝の断面積を調節すれば、Qを調節でき、
設計の自由度も向上する。この発明の上述の目的,その
他の目的,特徴および利点は、図面を参照して行う以下
の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0009】
【実施例】図1を参照して、この実施例の誘電体フィル
タ10は、2段のトリプレート構造を有し、BPF(バ
ンドパスフィルタ)として用いられる。誘電体フィルタ
10はマイクロストリップラインフィルタ12を含む。 マイクロストリップラインフィルタ12は板状の誘電体
基板14を含み、その上面には幅方向に延びる2つの溝
16aおよび16bが形成される。溝16aおよび16
bの断面形状は、たとえば図2に示すように角状に形成
される。溝16aおよび16bの内面全面には、それぞ
れ共振電極18aおよび18bが形成される。そして、
共振電極18aおよび18bとそれぞれ電気的に接続さ
れる入出力電極20aおよび20bが、誘電体基板14
の上面から短辺側両側面を通り、図3に示すように誘電
体基板14の下面の一部にまで形成される。また、誘電
体基板14の下面および側面には、共振電極18aおよ
び18bと電気的に接続されるアース電極21が形成さ
れる。
【0010】このマイクロストリップラインフィルタ1
2の上面には板状の誘電体基板22が貼り合わされる。 誘電体基板22の下面のうち、溝16aおよび16bす
なわち共振電極18aおよび18bに対向する位置には
、それぞれ共振電極24aおよび24bが形成され、共
振電極24aおよび24bは、それぞれ共振電極18a
および18bに電気的に接続される。また、誘電体共振
器22の上面および側面には、共振電極24aおよび2
4bと電気的に接続されるアース電極26が形成される
【0011】なお、溝16aや16bの断面形状は、角
状に限らず、図4に示す半円状や、図5に示す三角形状
であってもよく、その組み合わせは任意である。また、
図6を参照して、他の実施例の誘電体フィルタ30は、
誘電体基板32の下面にも溝が形成されている点におい
て誘電体フィルタ10と異なる。すなわち、誘電体フィ
ルタ30は、先の実施例と同様のマイクロストリップラ
インフィルタ12を含み、その上面に誘電体基板32が
貼り合わされる。誘電体基板32の下面のうち、溝16
aおよび16bに対向する位置には、それぞれたとえば
断面角状の溝34aおよび34bが形成される。溝34
aおよび34bの内面全面には、それぞれ共振電極36
aおよび36bが形成される。そして、誘電体基板32
の上面および側面には、共振電極36aおよび36bと
電気的に接続されるアース電極37が形成される。
【0012】そして、溝16aおよび16bがそれぞれ
溝34aおよび34bに対向するように、マイクロスト
リップラインフィルタ12の上面に誘電体基板32を貼
り合わせたとき、図7に示すように、共振電極18aお
よび18bがそれぞれ共振電極36aおよび36bに電
気的に接続される。そして、溝16aおよび16bがそ
れぞれ溝34aおよび34bに対向することにより、断
面角形の空間が形成される。
【0013】なお、溝16a,16b,34aまたは3
4bの断面形状は、それぞれ半円状や三角形状であって
もよく、その組み合わせは任意である。溝16a,16
b,34aおよび34bの断面形状が半円状であれば、
溝16aおよび16bがそれぞれ溝34aおよび34b
に対向するように、マイクロストリップラインフィルタ
12の上面に誘電体基板32を貼り合わせることにより
、図8に示すように断面円形の空間が形成される。また
、溝16a,16b,34aおよび34bの断面形状が
三角形状であれば、溝16aおよび16bがそれぞれ溝
34aおよび34bに対向するように、マイクロストリ
ップラインフィルタ12の上面に誘電体基板32を貼り
合わせることにより、図9に示すように断面四角形の空
間が形成される。
【0014】また、図10に示すその他の実施例の誘電
体フィルタ40のように形成してもよい。誘電体フィル
タ40は、誘電体基板42の上面および誘電体基板44
の下面に、それぞれ1つずつ互い違いに溝46および4
8を形成したものである。溝46および48の内面全面
には、それぞれ共振電極50および52が形成される。 そして、誘電体基板42の上面および誘電体基板44の
下面には、それぞれ共振電極52および50に対向する
位置に共振電極54および56が形成される。なお、入
出力電極およびアース電極は、上述の実施例と同様に形
成されるので、その説明は省略する。
【0015】なお、図6に示す実施例においては、点線
円38で示す部分のように、溝34aは、誘電体基板3
2の幅方向の途中までしか形成されていなかったが、図
11に示すように、誘電体基板32の長辺側端面58に
まで延長して形成されてもよい。このとき、溝34aの
延長された部分60の内面には電極は形成されない。た
だし、上述の各実施例の他の溝16a,16b,34b
,46および48や、後述の実施例の溝についても同様
に適用され、溝は誘電体基板の端面にまで形成され得る
【0016】また、この発明は、図12および図13に
それぞれ示すような1段のトリプレート構造を有する誘
電体フィルタ70および80にも適用され得る。さらに
、図14に示すように、溝をステップ状に形成すること
により、設計の自由度を上げることも可能である。この
ようなステップ状の溝は、上述の各実施例に適用できる
【0017】また、誘電体フィルタ40,70または8
0における溝の断面形状も上述の実施例と同様、角状の
みならず、半円状や三角形状であってもよい。さらに、
溝の内面に形成される共振電極は、必ずしも溝の内面全
面に形成される必要はない。なお、図2,図4,図5,
図7,図8および図9の溝の断面形状を示す部分断面図
では、図面の複雑化を避けるために、溝や共振電極の参
照番号に“a”のみを付して図示したが、その他の溝や
共振電極についても同様に適用し得ることはいうまでも
ない。
【0018】また、この発明は、誘電体フィルタをBE
F(バンドエリミネーションフィルタ)として用いる場
合についても同様に適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】溝の断面形状を示す部分断面図である。
【図3】図1の実施例のマイクロストリップラインフィ
ルタを示す斜視図である。
【図4】溝の断面形状の変形例を示す部分断面図である
【図5】溝の断面形状のその他の変形例を示す部分断面
図である。
【図6】この発明の他の実施例を示す分解斜視図である
【図7】図6の実施例の溝の断面形状を示す部分断面図
である。
【図8】溝の断面形状の変形例を示す部分断面図である
【図9】溝の断面形状のその他の変形例を示す部分断面
図である。
【図10】この発明のその他の実施例を示す分解斜視図
である。
【図11】溝の変形例を示す要部斜視図である。
【図12】この発明のさらにその他の実施例を示す分解
斜視図である。
【図13】この発明の他の実施例を示す分解斜視図であ
る。
【図14】溝の他の変形例を示す斜視図である。
【図15】従来技術を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
10,30,40,70,80  …誘電体フィルタ1
2                        
  …マイクロストリップラインフィルタ 14,22,32,42,44  …誘電体基板16a
,16b,34a,34b,46,48  …溝18a
,18b,24a,24b,36a,36b,44,5
0,52,54,56               
           …共振電極

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の誘電体基板,前記第1の誘電体基板
    の上面に配置される第2の誘電体基板ならびに前記第1
    および第2の誘電体基板のそれぞれの接合面に対向する
    ように形成される第1および第2の共振電極を含む誘電
    体フィルタにおいて、前記第1および第2の誘電体基板
    の少なくとも一方の前記接合面に溝を形成し、前記第1
    および第2の共振電極の対応のものを前記溝の内面に形
    成したことを特徴とする、誘電体フィルタ。
JP7805691A 1991-04-11 1991-04-11 誘電体フィルタ Pending JPH04312002A (ja)

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970506