JPH0431119A - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

Info

Publication number
JPH0431119A
JPH0431119A JP2403718A JP40371890A JPH0431119A JP H0431119 A JPH0431119 A JP H0431119A JP 2403718 A JP2403718 A JP 2403718A JP 40371890 A JP40371890 A JP 40371890A JP H0431119 A JPH0431119 A JP H0431119A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film damper
signal
detected
electric motor
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2403718A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3278851B2 (ja
Inventor
Koichi Ito
公一 伊藤
Akihito Higashihara
昭仁 東原
Hideo Asano
秀夫 浅野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP40371890A priority Critical patent/JP3278851B2/ja
Priority to US07/705,808 priority patent/US5145456A/en
Priority to DE69101806T priority patent/DE69101806T2/de
Priority to EP91108841A priority patent/EP0459473B1/en
Publication of JPH0431119A publication Critical patent/JPH0431119A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3278851B2 publication Critical patent/JP3278851B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00664Construction or arrangement of damper doors
    • B60H1/00692Damper doors moved by translation, e.g. curtain doors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60HARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
    • B60H1/00Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
    • B60H1/00642Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
    • B60H1/00664Construction or arrangement of damper doors
    • B60H2001/00728Film doors

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air-Conditioning For Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
[00013
【産業上の利用分野] 本発明は、選択的に空気を通過させる車両用空気調和装
置に関し、特に膜状部材を有する車両用空気調和装置に
用いて有効である。 [0002] 【従来の技術】 従来、例えば特開昭63−166618号公報および特
開昭64−85809号公報においては、開口部を有す
る膜状部材をケーシング内で移動させることによって複
数の吹出口のうち1つまたは2つ以上の吹出口を選択し
て、空調空気の車室内への吹き出し方向を切替える車両
用空気調和装置が提案されてX/)る。 [0003] なお、この膜状部材は、車室内に配設された操作パネル
に設けられた吹出口切替レバーにリンク機構を介して連
結されており、吹出口切替レバーの設定位置に応じて移
動量が定められていた。ところカミこの車両用空気調和
装置は、使用者の操作によって膜状部材を移動させてい
るので、使用者の負担が大きい。 そこで、この吹出口切替レバーの設定位置に応じて膜状
部材を電動モータにより予め設定された設定距離だけ移
動させて使用者の負担を軽くするものが考えられる。 [0004]
【発明が解決しようとする課題】
ところが、膜状部材を電動モータにより駆動するものは
、ある設定距離だけ移動させて選択して吹出口と開口部
とを対向させようとしても、電動モータのバックラッシ
ュ、膜状部材のたるみ、あるいは電動モータと膜状部材
とを連結する駆動用アームの剛性不足等の要因によって
、膜状部材の停止位置が一定とならないというおそれが
あった。 [0005] この結果、閉じたい吹出口から空調空気が漏れたり、2
つ以上の吹出口を選択する中間吹出モードにおける風量
割合が膜状部材を移動させるたびに異なってしまうとい
う課題があった。 本発明は、膜状部材を移動させるときに常に一定の停止
位置に停止させ、膜状部材の開口部を任意の位置に確実
に停止させることのできる車両用空気調和装置の提供を
目的とする。 [0006]
【課題を解決するための手段】
本発明の車両用空気調和装置は、空気が通過する空気通
路部を有するケーシングと、開口部を有し、このケーシ
ング内に前記空気通路部に対向した状態で移動可能に配
設され、前記空気通路部の開閉を行う膜状部材と、この
膜状部材を移動させる変移手段とを備え、 前記膜状部材は、この膜状部材の開口部の位置を知らせ
る被検出部を有し、前記変移手段は、前記被検出部を検
出する検出手段を有し、この検出手段により、前記膜状
部材の開口部の位置を任意に選択して、作動させる技術
手段を採用した[0007]
【作用】
ケーシングに形成された空気通路部の開閉を行うとき、
変移手段によって膜状部材が移動する。そして、検出手
段によって膜状部材の被検出部が検出された際に、膜状
部材の移動を止めると、空気通路部と膜状部材に形成さ
れた開口部とが常に一定の位置で対向する。 [0008]
【発明の効果】
膜状部材を移動させるときに常に一定の停止位置に膜状
部材を止めることができるので、空気通路部から空気が
漏れたり、選択された中間モードにおける風量割合が膜
状部材を移動させるたびに異なるという不具合を解消で
きる。 [0009]
【実施例】
本発明の車面用空気調和装置を図に示す実施例に基づき
説明する。 図1ないし図11は本発明の第1実施例を示す。図1は
自動車用空気調和装置の吹出口切替箱の図である。 自動車用空気調和装置1は、吹出口切替箱2.フィルム
ダンパ3および移動量制御装置4を備え、車室内の暖房
、冷房または除湿を行うものである。 [0010) 吹出口切替箱2は、本発明のケーシングであって、内部
にヒータコア等の空調器具を配設している。また、吹出
口切替箱2の側面には、デフロスタ吹出ロ21ベント吹
出口22およびフット吹出口23が形成されている。デ
フロスタ吹出口21は、本発明の空気通路部であって、
フロントガラスに向かって空調空気を吹き出すところで
ある。ベント吹出口22は、本発明の空気通路部であっ
て、使用者の上半身に向かって空調空気を吹き出すとこ
ろである。フット吹出口23は本発明の空気通路部であ
って、使用者の足元に向かって空調空気を吹き出すとこ
ろである。 [0011] フィルムダンパ3は、本発明の膜状部材であって、例え
ば可撓性のポリエチレン樹脂により構成され、エンドレ
スとなるように両端部が連結されている。このフィルム
ダンパ3は、図2ないし図7にも示すように、吹出口切
替箱2に回転自在に支持された複数の支軸24に張設さ
れて吹出口切替箱2内に各吹出口21〜23に対向した
状態で移動可能に配設されている。また、フィルムダン
パ3には第1〜第3開口部31〜33および被検出部3
4が形成されている。 [0012] 第1開口部31は、図2においても最も端縁側に形成さ
れ、フィトデフ(F/D)モード時およびデフロスタ(
DEF)モード時にデフロスタ吹出口21に対向して、
デフロスタ吹出口21を開口させる部分である。第2開
口部32は、ベント(VENT)モード時およびパイレ
ベル(B/L)モード時にベント吹出口22に対向して
、ベント吹出口22を開口させる部分である。第3開口
部33はパイレベルモード時、フット(FOOT)モー
ド時およびフットデフモード時にフット吹出口23に対
向して、フット吹出口23を開口させる部分である。 [0013] 被検出部34は、第1〜第5目標穴35〜39を有する
。第2目標穴36は、ベントモード時のフィルムダンパ
3の停止位置を知らせるものである。第2目標穴36は
、パイレベルモード時のフィルムダンパ3の停止位置を
知らせるものである。第3目標穴37は、フットモード
時のフィルムダンパ3の停止位置を知らせるものである
。第4目標穴38は、フットデフモード時のフィルムダ
ンパ3の停止位置を知らせるものである。第5目標穴3
9は複数段けられ、デフロスタモード時のフィルムダン
パ3の停止位置を知らせるものである。 [0014] 移動量制御装置4は、本発明の変移手段であって、図8
に示すように、電動モータ5.リミットスイッチ6、パ
ワーアシストコントローラ7、吹出モード設定部8およ
びマイクロコンピュータ9から構成される。 電動モータ5は、吹出口切替箱2に固定され、作動電圧
が供給されると所定の回転角度範囲内で駆動用アーム5
1を揺動運動させる。この駆動用アーム51は一端が電
動モータ5の出力軸に連結され、他端がフィルムダンパ
3の面端部分を係止している。そして、駆動用アーム5
1は、電動モータ5の出力軸を軸心として揺動運動する
ことによってフィルムダンパ3を正回転運動または逆回
転運動させる。 [0015] リミットスイッチ6は、本発明の検出手段であって、吹
出口切替箱2に固定されている。このリミットスイッチ
6は、図9および図10にも示すように、第1〜第3接
触子61〜63がフィルムダンパ3の外周面または被接
触子64に接触する。このリミットスイッチ6は、第1
接触子61が被接触子64に接触するとすなわち、第4
目標穴38および第5目標穴39を検出すると、マイク
ロコンピュータ9に第1オン信号を送る。また、リミッ
トスイッチ6は、第1接触子61が被接触子64から離
れると、すなわち、第4目標穴38および第5目標穴3
9を検出していないと、マイクロコンピュータ9に第1
オフ信号を送る。 [0016] 同様に、第2接触子62また第3接触子63と被接触子
64とが接触すると第2オン信号または第3オン信号が
マイクロコンピュータ9に送られる。よって、これらの
第1〜第3オン・オフ信号は、フィルムダンパ3の現在
位置をマイクロコンピュータ9に知らせるための現在位
置信号となる。 パワーアシストコントローラ7は、マイクロコンピュー
タ9から送られてくる信号に応じて、電動モータ5が正
回転、逆回転または回転停止するように電動モータ5の
通電制御を行う。 [0017] 吹出モード設定部8は、車室内の操作パネルに設けられ
た吹出モード設定スイッチの設定状態、あるいは室内の
温度、室内の湿度または日射量等の車室内の環境状態を
検出するセンサの出力状態に応じた吹出モードの選択信
号を作り、この選択信号をマイクロコンピュータ9に送
る。 マイクロコンピュータ9は、モード検出機能91.制御
機能92および判定機能93を有する。 [0018] モード検出機能91は、吹出モード設定部8から出力さ
れた吹出モードの選択信号を検出して、その選択信号に
対応したフィルムダンパ3の目的位置信号を求め、この
目的位置信号を制御機能92および判定機能93に送る
。 制御機能92は、モード検出機能91から送られてきた
目的位置信号、リミットスイッチ6から出力されたフィ
ルムダンパ3の現在位置信号または後記する停止信号に
応じて、パワーアシストコントローラ7を通電制御して
電動モータ5を正回転運動、逆回転運動または停止させ
る。 [0019] 判定機能93は、リミットスイッチ6から出力されたフ
ィルムダンパ3の現在位置信号、ならびにモード検出機
能91から送られてきた目的位置信号からフィルムダン
パ3の停止位置を判定する。この判定機能93は、フィ
ルムダンパ3が停止位置となったとき、すなわち、目的
位置と現在位置とが合致したときに制御機能92に電動
モータ5の回転を停止させるように停止信号を送る。な
お、現在位置の判定は、現在位置信号の各オン信号また
は各オフ信号の入力が、時差がある場合も考えられるの
で、所定時間(例えば0.1〜0.2秒)内に同時にま
たは続けて入力した信号を現在位置信号として読み込む
と良い。 [0020]
【表1】 なお、表1の1は第1〜第3接触子61〜63と被接触
子64とが接触して第1〜第3オン信号が出力されるこ
とを表し、0は接触子と被接触子とが接触せず第1〜第
3オフ信号が出力されていることを表す。 図11は本発明に関するマイクロコンピュータ9の制御
を表すフローチャートである。 [0021] 吹出モード設定部8から出力された吹出モードの選択信
号を検出して、フィルムダンパ3を移動させる際の目的
位置(OBJ)を読み込む(ステップSL)。 そして、リミットスイッチ6から出力されたフィルムダ
ンパ3の現在位置信号を検出して、フィルムダンパ3の
現在位置(NOW)を読み込む(ステップS2)[00
22] つぎに、現在位置と目的位置とを比較して、現在位置と
目的位置とが合致(OBJ=NOW)しているか否かを
判定する(ステップS3)。0BJ=NOWである(Y
es)時、リターンする。 ステップS3において、○BJ=NOWではない(N 
o )時、現在位置と目的位置とを比較して、現在位置
から目的位置までフィルムダンパ3を駆動するのに電動
モータ5を正回転させた方が良いか否かを判定する(ス
テップS4)。電動モータ5を正回転させた方が良い(
Yes)時、電動モータ5を正回転させるようにパワー
アシストコントローラ7を通電制御する(ステップS5
)。 [0023] ステップS4において、逆に電動モータ5を逆回転させ
て方が良い(N o )時電動モータ5を逆回転させる
ようにパワーアシストコントローラ7を通電制御する(
ステップS6)。 そして、再度、リミットスイッチ6から出力されたフィ
ルムダンパ3の現在位置信号を検出して、フィルムダン
パ3の現在位置(NOW)を読み込む(ステップS7)
。 [0024] つぎに、現在位置と目的位置とを比較して、現在位置と
目的位置とが合致(○BJ=NOW)しているか否かを
判定する(ステップS8)。0BJ=NOWではない(
N’o)時、ステップS7の制御を行う。 ステップS8において、0BJ=NOWである(Yes
)時、電動モータ5の回転を停止させるようにパワーア
シストコントローラ7を通電制御する(ステップS9)
。その後にリターンする。 [0025] 本実施例の自動車用空気調和装置1の作動を図1ないし
図10に基づき説明する。 吹出モード設定部8から出力される吹出モード(例えば
VENTモード)の選択信号に応じた目的位置信号(例
えばO,0,1)を読み込むと同時に、マイクロコンピ
ュータ9は、リミットスイッチ6から出力される現在位
置信号を読み込む。例えばB/Lモードの時、フィルム
ダンパ3は、リミットスイッチ6の第2接触子62と被
接触子64とのみが接触する回転位置に存する。すなわ
ち、リミットスイッチ6によりフィルムダンパ3に形成
された第2目標穴36のみ検出されるので、第1オフ信
号、第2オン信号および第2オフ信号(0,1,0)の
現在位置信号がマイクロコンピュータ9に送られる。 [0026] そして、マイクロコンピュータ9は、目的位置と現在位
置とを比較して、目的位置と現在位置とが相違する場合
、電動モータ5を正回転させるようにノ<ワーアシスト
コントローラ7に信号を送る。このため、電動モータ5
は、駆動用アーム51を介してフィルムダンパ3を矢印
方向(図4に示す)に移動させてし)<。このとき、マ
イクロコンピュータ9は再度、現在位置信号を読み込む
。なお、未だ吹出口切替箱2に形成されたベント吹出口
22とフィルムダン/<3に形成された第2開口部32
とが対向する回動位置にフィルムダンパ3が駆動されて
し)なり)ときには、リミットスイッチ6の第1〜第3
接触子61〜63と被接触子64とが1つも接触しない
。すなわち、リミットスイッチ6により第1〜第5目標
穴35〜39のいずれも検出されないので、第1オフ信
号、第2オフ信号および第3オフ信号(0,0,0)の
現在位置信号がマイクロコンピュータ9に送られる。 このため、電動モータ5によるフィルムダンパ3の駆動
が継続される。 [0027] そして、例えばリミットスイッチ6の第3接触子63と
被接触子64とのみが接触する回動位置にフィルムダン
パ3が存すると、リミットスイ・ノチ6により第1目標
穴35のみ検出されるので、第1オフ信号、第2オフ信
号およ゛び第3オフ信号(0,0,1)の現在位置信号
がマイクロコンピュータ9に送られる。 したがって、マイクロコンピュータ9は、目的位置信号
と現在位置信号と力τ合致したと判断して、電動モータ
5の回転を停止させるように7(ワーアシストコントロ
ーラ7に信号を送る。このため、電動モータ5によるフ
ィルムダンノく3の駆動が停止し、図3に示すように、
ベント吹出口22と第2開口部32と力(対向して、ベ
ント吹出口22から使用者の上半身に向かって空調空気
が吹き出される。 [0028] 同様に吹出モード設定部8からB/Lモードの選択信号
が出力されると、電動モータ5によって図4に示す回動
位置にフィルムダンパ3が駆動され、F○OTモードの
選択信号が出力されると、電動モータ5によって図5に
示す回動位置にフィルムダンパ3が駆動される。また、
F/Dモードの選択信号が出力されると電動モータ5に
よって図6に示す回動位置にフィルムダンパ3が駆動さ
れ、DEFモードの選択信号が出力されると、電動モー
タ5によって図7に示す回動位置にフィルムダンパ3が
駆動される。 [0029] したがって、リミットスイッチ6によって選択された吹
出モードに応じた被検出部34を検出した際に電動モー
タ5の回転を停止させることによって、たとえ電動モー
タ5のバックラッシュ、フィルムダンパ3のたるみ、あ
るいは駆動用アーム51の剛性が不足していても、常に
一定の停止位置にフィルムダンパ3を止めることができ
る。このため、閉じたい吹出口から空調空気が漏れたり
、2つ以上の吹出口を選択するB/Lモード、F/Dモ
ードなどの中間吹出モードにおける風量割合がフィルム
ダンパ3を移動させるたびに異なるという不具合を解消
することができる。 [0030] 図13は本発明の車両用空気調和装置の第2実施例を示
す。 この実施例では、第1実施例のリミットスイッチ6の代
わりに、検出手段として投光器101と受光器102と
を有する透過形光型スイッチ100を用いた例を示す。 この光電スイッチ100は、不透明なフィルムダンパ3
を投光器101と受光器102と図15は本発明の車両
用空気調和装置の第5実施例を示す。 [0031] この実施例では、第]実施例のリミットスイッチ6の代
わりに超音波センサ130を用いている。この超音波セ
ンサ130は、送信した超音波パルスのエコーを検出す
るもので、エコーを検出できない時を穴等の被検出部3
4を検出したときであると判断する。 図16は本発明の車両用空気調和装置の第6実施例を示
す。 [0032] この実施例では、フィルムダンパ3の表面に被着された
磁気テープ141を用い、検出手段として磁気ヘッド1
42を用いている。この磁気テープ141は、磁化され
た磁性体部分と磁化されていない非磁性体部分とが形成
されている。磁気ヘッド142は、微小ギャップをもつ
磁性体にコイルを巻いた構造をしている[0033] そして、磁気ヘッド142は、磁気テープ141を伴っ
てフィルムダンパ、3が移動した際に、磁気テープ14
1の磁性体部分が下方に位置するとその磁性体部分から
の磁束がコイルに作用して起電力が発生する。この起電
力が発生したときを被検出物を検出したときであると判
断することができる。 図17は本発明の車両用空気調和装置の第7実施例を示
す。 [0034] この実施例では、フィルムダンパ3に印刷されたバーコ
ード151を用い、検出手段としてバーコード151を
読み取るスキャナ152を用いている。そしてフィルム
ダンパ3の停止位置のバーコード151の縦線の幅(被
検出部)とその他の場所のバーコード151の縦線の幅
とを相違させることにより、フィルムダンパ3の停止位
置を検出することができる。 [0035] なお、バーコード151の代わりに文字、符号などの印
しをフィルムダンパ3に設けて、その印しを読み取る光
学式読取装置で読み取っても良い。 変形例として検出手段は、第1〜第7実施例で挙げた以
外の検出手段を用いても良い。 膜状部材の被検出部の配置は、3bit方式(図18)
 1列3穴方式(図19) あるいは1bit方式(図
20)でも良い。 [0036] 空気通路部の個数は1個でも良い。この場合、フィルム
ダンパにより空気通路部の面積が調節され、例えば風量
が調節できる。 このように、空気通路部の個数は1個以上であれば何個
でも良い。 なお、上記実施例ではフィルムダンパを吹出口切替えダ
ンパとして用いたが、内外気切替えダンパ、エアミック
スダンパなどの、ダンパを用いて空気通路部の切替えを
行う部分であればどこに用いても良く、種々の部分に対
応可能である。 [0037] 次に、第8実施例を図21ないし図29に基づいて説明
する。なお第8実施例では、車両の中央部に設置される
センタ置きユニットに本発明を適用した。 図21は第8実施例のエアコンユニット(自動車用空調
装置)の断面図を表す。自動車用空気調和装置201の
ダクト202の最上流部にはブロワ203が配置されて
いる。ダク)202のほぼ中央部でかつブロワ203の
下流側の部分には、空気を冷却するためのエバポレータ
204が配置されている。エバポレータ204の下流側
でかつダクト202の底部側の部分には、ヒータコア2
05がエバポレータ204に対してほぼ垂直に配置され
ている。 [0038] 通路206はヒータコア205の上流部に形成されてお
り、通路206を通った空気はヒータコア205を貫流
し、加熱され、温風となる。また通路207はエバポレ
ータ204によって冷却された空気が通路206をバイ
パスする通路である。 エバポレータ204の下流側でかつダクト202の底部
には、巻取り軸208が回転自在にダクト202に固定
されている。また電動モータ209が巻取り軸208と
連動しており、巻取り軸208を駆動する。またエバポ
レータ204の下流側でかつエバポレータ204の上端
部に対向する位置には、巻取り軸210が回転自在にダ
クト202に固定されている。 [0039] フィルムダンパ211は、その一端部が巻取り軸208
に連結され、他端部が巻取り軸210に連結されている
。そしてフィルムダンパ211は、通路206から通路
207に渡って張設され、ヒータコア205のエバポレ
ータ204側側面に接している。またフィルムダンパ2
11を移動させることにより、通路206を通る冷風の
量と通路207を通る冷風の量とを任意に調節し、吹出
空気の温度を任意に調節する。 [0040] またダクト202の最下流部には、フロントガラスに向
かって空調空気を吹き出すデフ吹出口212が設けられ
ている。同じくダクト202の最下流部で、デフ吹出口
212のブロワ203側隣には、乗員の上半身に向かっ
て空調空気を吹き出すベント吹出口213が設けらてい
る。またデフ吹出口212の直下流側のダクト202に
は、乗員の足元に向かって空調空気を吹き出すヒート吹
出口214が設けられている。 [0041] ベント吹出口213のブロワ3側端部で、ダクト202
の内側には、巻取り軸215が回転自在にダクト202
に固定されている。また電動モータ216が巻取り軸2
15と連動しており、巻取り軸215を駆動する。また
ヒート吹出口214のヒータコア205側端部で、ヒー
タコア205の中央下流部に、巻取り軸217が回転自
在にダクト202に固定されている。 [0042] またデフ吹出口212とベント吹出口213との中間に
位置するダクト202の内側には、シャフト218が回
転自在にダクト202に固定されている。またデフ吹出
口212とヒート吹出口214との中間に位置するダク
ト202の内側には、シャフト219が回転自在にダク
ト202に固定されている。 フィルムダンパ220は、その一端部が巻取り軸215
に連結され、他端部が巻取り軸217に連結されている
。そしてフィルムダンパ220は、シャフト218とダ
クト202との隙間部及びシャフト219とダクト20
2との隙間部を通ることによって、ベント吹出口213
.デフ吹出口212.及びヒート吹出口214に渡って
張設されている。 [0043] フォトインタラプタ221.フォトインタラプタ222
は、ヒート吹出口214の図中奥側の側端部に設置され
ている。 エバポレータ204の直下流の上方部分には、シャフト
224が回転自在にダクト202に固定されている。そ
して冷風バイパス用板ダンパ223は、その−端がシャ
フト224に固定され、シャフト224を軸に冷風バイ
パス225を開閉するように設置されている。なお冷風
バイパス用板ダンパ223は、最大冷房時にのみ、図2
1中−点鎖線部分まで開く。 [0044] 図22はフィルムダンパ220の展開図を表す。この実
施例では、図22に示すように、フィルムダンパ220
には被検出部として穴226が設けられている。また穴
226はフィルムダンパ220の移動方向に平行な側端
部に、−列で等間隔に並んでいる。また−列で等間隔に
並べられた穴226の両端には、長穴226a、長穴2
26zが設けられる。またフィルムダンパ220には、
開口部227、開口部228が形成されている。 [0045] 図23はフィルムダンパ220の組付は状態を一部省略
して模式的に示す分解斜視図である。 フォトインタラプタ221.フォトインタラプタ222
は図23に示すようにコ字型をしており、フィルムダン
パ220の側端部に、穴226を上下からはさむように
設けられる。そして電動モータ216によりフィルムダ
ンパ220が移動した時に穴226を順次検出するよう
に、ダクト202に固定されている。 [0046] なお、フォトインタラプタ221.フォトインタラプタ
222は、穴226を検出している時はオン状態となっ
ており、穴でないフィルム部分を検出している時はオフ
状態となっている。そしてフォトインタラプタ221.
フォトインタラプタ222がオフからオンに変化する時
、フォトインタラプタ221.フォトインタラプタ22
2は後述するマイクロコンピュータ231に信号を送る
。 [0047] 図24は、フィルムダンパ220の位置制御を行う制御
装置のブロック構成を示す図である。なお図中矢印は信
号の出力方向を示す。 パワーアシストコントローラ229は、後述するマイク
ロコンピュータ231から送られてくる信号に応じて、
電動モータ216が正回転、逆回転または回転停止する
ように電動モータ216の通電制御を行う。 [0048] 吹出モード設定部230は、車室内の操作パネルに設け
られた吹出モード設定スイッチの設定状態、あるいは室
内の温度、室外の温度または日射量等の車室内外の環境
状態を検出するセンサの出力状態に応じた吹出モードの
選択信号を作る。そしてこの選択信号を後述するマイク
ロコンピュータ231に送る。 マイクロコンピュータ231は、モード検出機能231
a、制御機能231b及び判定機能231cを有する。 [0049] モード検出機能231aは、吹出モード設定部230か
ら出力された吹出モードの選択信号を検出して、その選
択信号に対応したフィルムダンパ220の目的位置信号
を求め、この目的位置信号を制御機能231b及び判定
機能231cに送る。 制御機能231bは、モード検出機能231aがら送ら
れてきた信号、フォトインタラプタ221.フォトイン
タラプタ222から出力された信号に応じて、パワーア
シストコントローラ229を通電制御して電動モータ2
16を正回転、逆回転または停止させる。 [0050] 判定機能231cはフォトインタラプタ221.フォト
インタラプタ222がら出力されたフィルムダンパ22
0の現在位置信号、及びモード検出機能231aから送
られてきた目的位置信号から、フィルムダンパ220の
停止位置を判定する。この判定機能231cは、フィル
ムダンパ220が停止位置となった時、すなわち目的位
置と現在位置とが合致した時に、制御機能231bに電
動モータ216の回転を停止させるように停止信号を送
る。 [0051] また、フォトインクラブタ221とフォトインタラプタ
222との間隔L1と穴226のそれぞれの間隔L2と
は異なったものに設定されている。つまり、nをフォト
インタラプタの個数として、Ll、L2の関係は数式1
%式%]
【1】 のように設定されている。 第8実施例の場合n=2であるから、穴226のそれぞ
れの間隔L2はフォトインタラプタ221とフォトイン
タラプタ222との間隔L1の2/3に設定されている
。 [0053] またフィルムダンパ220が移動している時、一方のフ
ォトインタラプタがオンしてから、もう一方のフォトイ
ンタラプタがオンするまでにフィルムダンパく220が
移動した量をL3とすると、L3は数式2%式%]
【2】 第8実施例の場合n = 2であるから、一方のフォト
インタラプタがオンしてから、もう一方のフォトインタ
ラプタがオンするまでに、フィルムダンパ220が移動
した量L3は、フォトインタラプタ221とフォトイン
タラプタ222との間隔L1の1/3である。つまり、
穴226のそれぞれの間隔L2の1/2である。 [0055] 次に、この実施例の作動について説明する。 まず、フィルムダンパ220の移動に伴うフォトインタ
ラプタ221とフォトインタラプタ222との出力信号
の変化と、これらの出力信号に応じてマイクロコンピュ
ータ231がどのようにフィルムダンパ220の位置を
検出するのかを図25及び図26に基づいて説明する。 [0056] 図25はフィルムダンパ220の移動に伴う、フォトイ
ンタラプタ221.フォトインタラプタ222及び穴2
26の相対位置関係と、それぞれのポジションを示した
説明図である。 図26はフィルムダンパ220の移動に伴う、フォトイ
ンタラプタからの出力信号を示す波形図である。図26
の波形(a)は、フォトインタラプタ221からの出力
信号を、図26の波形(b)はフォトインタラプタ22
2からの出力信号をそれぞれ示している。 [0057] また、図26の横軸に示した数字は図25に示したポジ
ションを示してし)る。 この実施例では、マイクロコンピュータ231は、フォ
トインタラプタ221とフォトインタラプタ222との
出力信号のいずれかがオフからオンに変化すると、電動
モータ216の正転、逆転に応じてカウント値を1づつ
増加、減少させて基準位置(ポジションO)からのフィ
ルムダンパ220の位置を求める。 [0058] ここで図25(a)に示す位置をポジションOとする。 図25(a)に示す位置とは、フォトインタラプタ22
1が長穴226aを検出し、同時にフォトインタラプタ
222が穴226bを検出する位置である。 フィルムダンパ220がポジション0の位置にある時、
フォトインタラプタ221、フォトインタラプタ222
から出力′される信号は、図26のポジションOに示さ
れるように両方ともオンとなる。 [0059] 次にフィルムダンパ220を図25(a)に示す位置か
ら、図の矢印方向にL3だけ移動させる。すると穴22
6は、フォトインタラプタ221.フォトインタラプタ
222に対して、図25(b)に示す位置に到達する。 図25(b)に示す位置とは、フォトインタラプタ22
1が長穴226aの最も穴226b側の端部を検出し、
フォトインタラプタ222が穴226bとフて226c
との中間のフィルム部分を検出する位置である。このよ
うな図25 (b)に示す位置をポジション1とする。 [00601 フィルムダンパ220がポジション1に達するまでの間
、図26のポジション1に示されるように、フォトイン
タラプタ221.フォトインタラプタ222からは、オ
フからオンに変化する信号は出力されない。よってマイ
クロコンピュータ231は信号をカウントしない。 さらにフィルムダンパ220を図25(b)に示す位置
から、図の矢印方向にL3だけ移動させる。すると穴2
26は、フォトインタラプタ221.フォトインタラプ
タ222に対して、図25(c)に示す位置に到達する
。 [0061] 図25 (c)に示す位置とは、フォトインタラプタ2
21が長穴226aと穴226bの中間を検出し、フォ
トインタラプタ222が穴226Cを検出する位置であ
る。このような図25(c)に示す位置をポジション2
とする。 フィルムダンパ220がポジション2の位置に達しな時
、図26のポジション2に示されるように、フォトイン
タラプタ222がオフからオンに変化する信号を出力す
る。よってマイクロコンピュータ231は信号を1つカ
ウントする。 [0062] 同様にフィルムダンパ220が矢印の方向に移動すると
、フィルムダンパ220は図25(d)に示す位置に到
達する。そして図25(d)に示す位置をポジション3
とする。 フィルムダンパ220がポジション3の位置に達した時
、図26のポジション3に示されるように、フォトイン
タラプタ221がオフからオンに変化する信号を出力す
る。よってマイクロコンピュータ231は信号を1つカ
ウントする。 [0063] 同様にフィルムダンパ220が矢印の方向に移動すると
、フィルムダンパ220は図25(e)に示す位置に到
達する。図25(e)に示す位置をポジション4とする
。 フィルムダンパ220がポジション4の位置に達した時
、図26のポジション4に示されるように、フォトイン
タラプタ222がオフからオンに変化する信号を出力す
る。よってマイクロコンピュータ231は信号を1つカ
ウントする。 [0064] 同様にフィルムダンパ220が矢印の方向に移動し続け
ると、フィルムダンパ220はやがて図25 (f)に
示す、他方の端の位置に到達する。図25.(f)に示
す位置とは、フォトインタラプタ221が穴226yを
検出し、同時にフォトインタラプタ222が長穴226
zを検出する位置である。このような図25(f)に示
すポジションは穴226の数により変わるが、この実施
例の場合37とする。 [0065] フィルムダンパ220がポジション37の位置に達した
時、フォトインタラプタ221がオフからオンに変化す
る信号を出力する。よってマイクロコンピュータ231
は信号を1つカウントする。 以上示したように、フィルムダンパ220がポジション
Oからポジション1に達するまでの間を除くと、フィル
ムダンパ220がL3だけ移動する度に、マイクロコン
ピュータ231がフォトインタラプタ221.フォトイ
ンタラプタ222から出力される信号をカウントする。 [0066] 次に、上記構成に基づくマイクロコンピュータ231の
制御を図27に基づいて説明する。なお、この制御を説
明するにおいて、デフモード、ヒートデフモード、ヒー
トモード、パイレベルモード、及びベントモードが成立
するフィルムダンパ220のポジションはそれぞれ、0
,9,15,23.及び37である。 図27は、この実施例でのマイクロコンピュータ231
の制御を表すフローチャートである。なお、図27と図
28とは図中のl−l−点鎖線で接続され、−連のフロ
ーチャートとなっている。 [0067] 本実によるエアコンユニットを取り付けて、マイクロコ
ンピュータ231に電源を付与すると、マイクロコンピ
ュータ231は、まずステップS1において、フィルム
ダンパ220の現在位置が両端のポジションに位置する
か否かを、フォトインタラプタ221とフォトインタラ
プタ222とが同時にオンしているか否かで判定する。 [0068] ステップS1にて、両端のポジションに位置しない(N
○)と判定した時、電動モータ216を逆転させてデフ
モードの成立する方向へフィルムダンパ220を移動さ
せる(ステップS2)。 ここで電動モータ216を逆転させる方向とは、フィル
ムダンパ220をベントモードからデフモードに向かっ
て移動させる方向であり、電動モータ216を正転させ
る方向とは、フィルムダンパ220をデフモードからベ
ントモードに向かって移動させる方向である。 [0069] そしてフォトインタラプタ221とフォトインタラプタ
222の両方が同時に穴226を検出しく以下、フォト
インタラプタ221とフォトインタラプタ222の両方
が同時に穴226を検出し、両方が信号を出力すること
を、2信号を出力すると記す) 2信号を出力している
か否かを判定する(ステップS3)。 ステップS3にて2信号を出力している(YES)と判
定し−な時、電動モータ216を停止させる(ステップ
S4)。これによりデフモードが成立する。またステッ
プS3にて2信号を出力していない(NO)と判定した
時、ステップS2の制御を行う。 [0070] またステップS1にて、フィルムダンパ220の現在位
置が両端のポジションすなわちポジションOまたはポジ
ション37である(YES)と判定したとする。 ここでステップS1にて判定したフィルムダンパ220
の現在位置が、どちらのポジションであるのかを識別す
るために、まず電動モータ216を逆転させる(ステッ
プS5)。そしてフィルムダンパ220が移動してから
最初に出力される割り込み信号、すなわちフォトインタ
ラプタがオフからオンに変化した時に出力される信号、
が出力された時、2信号を出力しているか否かを判定す
る(ステップS6)。 [0071] ここでステップS6において、2信号を出力していない
(NO)と判定した場合には、ステップS1で判定され
たフィルムダンパ220のポジションは37であったこ
とを示している。 すなわち、ステップS5にて電動モータ216を逆転さ
せたところ、ポジション37にあったフィルムダンパ2
20がポジション35に達して、フォトインタラプタ2
21が最初の割り込み信号を出力し、ステップS6にて
2信号を出力していない(NO)と判定しなということ
である。 [0072] このようにステップS6において、2信号を出力してい
ない(No)と判定した時、さらに電動モータ216を
逆転させてポジションOの方向へフィルムダンパ220
を移動させる(ステップS7)。 そしてステップS3と同様に、2信号を出力しているか
否かを判定しくステップS8) 2信号を出力していな
ければ(No)ステップS7の制御を繰り返し行い、2
信号を出力したら(YES)  つまりポジションOに
達したら、電動モータ216を停止させる(ステップS
9)。 [0073] 一方、ステップS6において、最初の割り込み信号が出
力された時に2信号を出力している(YES)と判定し
た場合には、ステップS1で判定したフィルムダンパ2
20のポジションはOであったことを示している。 すなわち、ステップS5にて電動モータ216を逆転さ
せたところ、ポジションOにあったフィルムダンパ22
0が、フォトインタラプタ221,222の両方とも長
穴226aを検出する位置まで移動して、フォトインタ
ラプタ222が最初の割り込み信号を出力し、ステップ
S6にて2信号を出力している(YES)と判定したと
いうことである。 [0074] そこで今度は、ステップS5とは逆に電動モータ216
を正転させて、フィルムダンパ220をポジション37
の方向へ移動させる(ステップ510)。そして割り込
み信号が出力されたか否かを判定しくステップ511)
 割り込み信号が出力されなければ(NO)そのままス
テップSIOの制御を行う。割り込み信号が出力されれ
ば(YES)  この時フィルムダンパ220がポジシ
ョンOに達したことになるので、電動モータ216を停
止させる(ステップ512)。 [007’5] 以上のように、イニシャライズとしてフィルムダンパ2
20のポジションをOにした後、吹出モード設定部23
0から送られてくる吹出モードの選択信号を検出して、
フィルムダンパ220を移動させる際の目的位置(○B
J)を読み込む(ステップ513)。そして目的位置と
現在位置(NOW)を比較して、目的位置と現在位置が
等しいか否かを判定する(ステップ514)。○BJ=
NOWである(YES)時、その現在位置を記憶して(
ステップ515) 再びステップ313の制御を行う。 [0076] ステップS14にて、○BJ=NOWではない(NO)
と判定した時、今度はOBJ>NOWであるか否かを判
定する(ステップ816)。OBJ>NOWである(Y
ES)時、電動モータ216を正転させる(ステップ5
17)。ここで電動モータ216が正転した直後に、フ
ィルムダンパ220の現在位置が両端のポジションであ
るか否かを判定する(ステップ518)。 [0077] ステップS18にて両端のポジションではない(No)
と判定した時、マイクロコンピュータ231は信号を1
つカウントしてNOWを1つ加算する(ステップ520
)。 ステップS18にて両端のポジションである(YES)
と判定した時、すなわちN0W=OまたはN0W=37
であると判定した時、N0W=0をN0W=1に、N0
W=37をN0W=36にそれぞれ変換して記憶する(
ステップ519)。そしてステップS20の制御を行う
。 このように、フィルムダンパ220がポジションOで停
止したらN0W=1として記′1意することで、フィル
ムダンパ220がポジションOからポジション1へ移動
した時に、フォトインタラプタから立ち上がり信号が出
力されないことによる停止位置のずれを防止することが
できる。また一方、フィルムダンパ220がポジション
37で停止した場合にも、同様の理由からN0W=36
として記憶する。このような制御を両端処理と呼ぶ。 [0078] またステップS16にてOBJ>NOWでない(NO)
時、電動モータ216を逆転させる(ステップ521)
。そして電動モータ216が逆転した直後に、ステップ
S18と同様にフィルムダンパの現在位置が両端のポジ
ションであるか否かを判定する(ステップ522)。 ステップS18にて両端のポジションではない(NO)
と判定したらステップS20の制御を行い、両端のポジ
ションである(YES)と判定したら両端処理を行って
(ステップ523) それからステップShoの制御を
行う。 [0079] ステップS20にて、マイクロコンピュータ231が信
号を1つカウントしてNOWを1つ加算した後、ステッ
プS15と同じように○BJ=NOWであるか否かを判
定する(ステップ524)。 ○BJ=NOWではない(NO)と判定すればステップ
S16の制御を行い、○BJ=NOWである(YES)
と判定すれば電動モータ216を停止させる(ステップ
525)。そして0BJ=NOWが成立した時のNOW
の値をステップS15にて記憶する。 [0080] 次に、上記フローチャートを使って、実際の吹出口モー
ド切替えを行った場合を図279図28、及び図29に
基づいて説明する。 図29は、各吹出モードにおける、フォトインタラプタ
221.フォトインタラプタ222及び穴226の相対
位置関係と、その時のNOWの値、さらに吹出口とフィ
ルムとの相対位置関係とを示す図である。なお図29中
の右端には、上述の両端処理を行った結果のNOWの値
の変化を0.1,37.36として示している。 [0081] 図27及び図28において、まず最初にステップS1か
らステップS12にかけて、フィルムダンパ220がデ
フモードとなるように設定した。つまりフィルムダンパ
220が図29 (a)に示す位置関係となるように設
定した。 次に、現在デフモードになっているフィルムダンパ22
0をヒートデフモードにする。つまりフィルムダンパ2
20を、図28(a)に示す位置から図28(b)に示
す位置まで移動させる。 [0082] この時、図27及び図28においてN0W=0.○BJ
=9であるので、ステップ313で0BJ=9を読み込
み、ステップS14にてNOと判定する。そして次のス
テップS16にてYESと判定し、ステップS17にて
電動モータ216は正転する。 N0W=0であるので、ステップS18にてYESと判
定し、ステップSL9にて両側処理を行いN0W=1と
なる。そしてステップShoにてマイクロコンピュータ
231が信号を1つカウントし、N0W=2となる。そ
してステップS24にてNOと判定し、再びステップS
16の制御を行う。 [0083] そしてステップS16にてYESと判定し、ステップS
18にて電動モータ216は正転する。 今度はN0W=2であるので、ステップS18にてNO
と判定し、ステップS20にてマイクロコンピュータ2
31が信号を1つカウントし、N0W=3となる。そし
てステップS24にてNOと判定し、再びステップS1
6の制御を行う[0084] この動作を繰り返し、ステップS20にてN0W=9と
なったら、すなわちフィルムダンパ220がポジション
9に達したら、ステップS24にて0BJ=N○W(Y
ES)と判定する。そしてステップS25にて電動モー
タ216が停止した後、ステップS15にてマイクロコ
ンピュータ231がN0W=9を記憶しステップ313
の制御を再び行う。 [0085] 今度は、現在成立しているヒートデフモードを図28(
d)に示すようなパイレベルモードにする。この場合、
ステップS15でN0W=9が記憶されている時に、ス
テップS13で○BJ=23という信号が読み込まれ、
ステ・ノブS14にてNOと判定する。そして、ステッ
プ816にてYESと判定し、ステップS17にて電動
モータ216は正転する。 [0086] N0W=9であるので、ステップS18にてNOと判定
し、ステップS20にて、マイクロコンピュータ231
が信号を1つカウントして、N0W=10となる。この
時点でフィルムダンパ220はポジション10にある。 そしてステップS24にてNOと判定し、ステップS1
6の制御に戻る。 この動作を繰り返し、ステップS20にてN0W=23
となったら、すなわちフィルムダンパ220がポジショ
ン23に達したら、ステップS24でOBJ=NOW 
(YES)と判定し、ステップS25で電動モータ21
6を停止する。またステップS15にてマイクロコンピ
ュータ231がN0W=23を記憶し、ステップS13
の制御を再び行う。 [0087] 今度は逆に、現在成立しているパイレベルモードを、図
28(a)に示すようなデフモードにする。この場合、
ステップS15にてN0W=23を記憶している時に、
ステップS13にて○BJ=0という信号が読み込まれ
、ステップS14にてNOと判定する。そして、ステッ
プS16にてNOと判定し、ステップS21により電動
モータ216は逆転する。 [0088] N0W=23であるので、ステップS22にてNOと判
定し、ステップS20にてマイクロコンピュータ231
が信号を1つカウントして、N0W=22となる。この
時点でフィルムダンパ220はポジション22にある。 そしてステップS24にてNOと判定し、ステップS1
6の制御に戻る。 この動作を繰り返し、ステップS20にてN0W=0と
なったら、すなわちフィルムダンパのポジションが0に
なったら、ステップS24にて0BJ=NOW(YES
)と判定し、ステップS25で電動モータ216を停止
する。そしてステップS15にてマイクロコンピュータ
231がN0W=0を記憶し、ステップ313の制御を
再び行う。 [0089] この実施例ではこのようにして、フィルムダンパを用い
た吹出口モード切替えが行われる。 以上詳述したように、本実施例ではイニシャライズをす
ることによって、実際に製品を作る時に、検出手段の組
付は場所を任意に選ぶことができる。 また本実施例では、ポジションOとポジション37との
間でフィルムダンパを往復移動させた。すなわち図25
(a)または図25  (f)に示すように、2つのフ
ォトインタラプタが同時にオンするところをフィルムダ
ンパの往復移動の端部とした。 [0090] このため、フィルムダンパをポジションOからポジショ
ン1まで移動させる際に、マイクロコンピュータが信号
をカウントしないので、フィルムダンノ悸移動させたい
位置と実際に停止する位置との間にずれが生じた。また
フィルムダンパ<をポジション37からポジション36
まで移動させる時も、マイクロコンピュータが信号をカ
ウントしないので、フィルムダンパを移動させたい位置
と実際に停止する位置との間にずれが生じた。 [0091] しかし両端処理を行うことにより、上記のずれを生じる
ことがなく、フィルムダンパを停止させたい位置に正確
に停止させることができる。 また数式1と数式2よりL2とL3の比は、数式3[0
092]
【数3】 L2/L3=n となる。そして数式3にn=2を代入すると、L3 =
L2 /2となり、これはL3が、それぞれの穴226
の間隔L2の半分であることを意味する。 これはフィルムダンパ220がそれぞれの穴226の間
隔の半分L3だけ移動するたびに、2つのフォトインタ
ラプタ221,222のどちらか一方が穴226を検出
していることを意味する。つまりフィルムダンパ220
がそれぞれの穴226の間隔L2だけ移動すると、2つ
のフォトインタラプタ221,222によって穴226
が2回検出されることになる。換言すればフィルムダン
パ220が2回停止できることになる。以上に示したよ
うに、穴226が一列に等間隔で並んでいる場合、1つ
のフォトインタラプタで穴226を検出するのに比べて
、2つのフォトインタラプタで交互に穴226を検出し
た場合、2倍の停止位置を得ることができる。つまりフ
ィルムダンパ220をさらに正確な位置で停止させるこ
とができる。 [0093] 逆に、正確な停止位置を必要としない時は、穴226の
数を少なくして、フィルムダンパ220の開口部面積を
広くしたり、引っ張り強度を強くすることができる。 またこの実施例では、被検出部としてフィルム材に検出
用の穴を設けたが、透過性の有るフィルム材に印刷を施
し、黒色部を設けて、これを被検出部としても良い。 [0094] また検出手段としてフォトインタラプタを使用したが、
リミットスイッチの様な電気接点を使用しても良い。 またモード切替え用だけでなく、エアミックス用として
使用しても良い。また各吹出口切替えモードのポジショ
ンは任意に選んでも良い。 以上に述べた第8実施例において、ダクト202は本発
明のケーシングに、フィルムダンパ220は本発明の膜
状部材に、電動モータ216.パワーアシストコントロ
ーラ229.吹出モード設定部、及びマイクロコンピュ
ータ231は本発明の変移手段に、穴226は本発明の
被検出部に、フォトインタラプタ221フオトインタラ
プタ222は本発明の検出手段にそれぞれ相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例における吹出口切替え箱の斜視図
である。
【図2】 第1実施例におけるフィルムダンパの展開図
である。
【図3】 第1実施例における各吹出モード時のフィル
ムダンパの停止位置を示す作動説明図である。
【図4】 第1実施例における各吹出モード時のフィル
ムダンパの停止位置を示す作動説明図である。
【図5】 第1実施例における各吹出モード時のフィル
ムダンパの停止位置を示す作動説明図である。
【図6】 第1実施例における各吹出モード時のフィル
ムダンパの停止位置を示す作動説明図である。
【図7】 第1実施例における各吹出モード時のフィル
ムダンパの停止位置を示す作動説明図である。
【図8】 第1実施例における移動量制御装置のブロッ
ク図である。
【図9】 第1実施例におけるリミットスイッチの動作
を示す作動説明図である。
【図101  第1実施例におけるリミットスイッチの
動作を示す作動説明図である。 【図11】 第1実施例におけるマイクロコンピュータ
の制御を表すフローチャートである。
【図12】 第2実施例における透過形光型スイッチと
フィルムダンパとを示す断面図である。
【図13】 第3実施例における直接反射形光室スイッ
チとフィルムダンパとを示す断面図である。
【図14】 第4実施例における2つの電極と誘電体膜
を装着したフィルムダンパとを示す断面図である。
【図15】 第5実施例における超音波センサとフィル
ムダンパとを示す断面図である。
【図16】 第6実施例−における磁気ヘッドと磁気テ
ープを被着したフィルムダンパとを示す斜視図である 
  。
【図17】 第7実施例におけるスキャナとバーコード
を印刷したフィルムダンパとを示す斜視図である。
【図18】 変形例を示す概略図である。
【図19】 変形例を示す概略図である。
【図20】 変形例を示す概略図である。
【図21】 第8実施例で用いたエアコンユニットの断
面図である。
【図22】 第8実施例におけるフィルムダンパの展開
図である。
【図23】 第8実施例におけるフィルムダンパの組付
は状態を示す分解斜視図である。
【図24】 第8実施例におけるフィルムダンパの位置
制御を行う制御装置のブロック図である。
【図25】 第8実施例におけるフィルムダンパの移動
に伴った、2つのフォトインタラプタと被検出部の相対
位置関係と、それぞれのポジションを示す説明図である
【図26】 第8実施例におけるフィルムダンパの移動
に対する、フォトインタラブタからの出力信号を示す波
形図である。
【図27】 第8実施例におけるマイクロコンピュータ
による吹出口制御を表すフローチャートである。
【図28】 第8実施例におけるマイクロコンピュータ
による吹出口制御を表すフローチャートである。
【図29】 第8実施例の各吹出モードにおける、2つ
のフォトインタラプタと被検出部の相対位置関係と、各
吹出モードにおけるNOWを示す説明図である
【符号の説明】
1 自動車用空気調和装置 2 吹出口切替え箱 3 フィルムダンパ 4 移動量制御装置 6 リミットスイッチ 21 デフロスタ吹出口 22 ベント吹出口 23 ワット吹出口 31 第1開口部 32 第2開口部 33 第3開口部 34 被検出部 100 透過形光電スイッチ 110  直接反射形光型スイッチ 122 第1電極 123 第1電極 130 超音波センサ 141 磁気テープ 142 磁気ヘッド 151 バーコード スキャナ 自動車用空気調和装置 ダクト フィルムダンパ デフ吹出口 ベント吹出口 ヒート吹出口 222 フォトインタラプタ 被検出部
【書類名】
【図1】 図面 1−自V斗絹q涜錫i惇雨甲蛯畑幼裟工)?−−−喫肥
0t77暫届(/7−シング°)3−ミーフィルムタ゛
ン/ゾ(月美妖”hオ才)4−釣11制卸襞l(変今勇
−) 6−−ラミ3./Hスイツチ(神田令方と)21−−一
子”フO又タ呟肥口(盛峻艙兎8各部)22−−−べ゛
ントD欠止o (6丘連婦部)31−ミー手1藺口邪 32−−一第2閉口部
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】 特開平4−31119 (3g)
【図13】
【図14】
【図15】
【図17】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図25】
【図26】 、\
【図28】
【図29】
JP40371890A 1990-05-29 1990-12-19 車両用空気調和装置 Expired - Lifetime JP3278851B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP40371890A JP3278851B2 (ja) 1990-05-29 1990-12-19 車両用空気調和装置
US07/705,808 US5145456A (en) 1990-05-29 1991-05-28 Automotive air-conditioner
DE69101806T DE69101806T2 (de) 1990-05-29 1991-05-29 Kraftfahrzeugklimaanlage.
EP91108841A EP0459473B1 (en) 1990-05-29 1991-05-29 Automotive air-conditioner

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13923990 1990-05-29
JP2-139239 1990-05-29
JP40371890A JP3278851B2 (ja) 1990-05-29 1990-12-19 車両用空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0431119A true JPH0431119A (ja) 1992-02-03
JP3278851B2 JP3278851B2 (ja) 2002-04-30

Family

ID=26472109

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP40371890A Expired - Lifetime JP3278851B2 (ja) 1990-05-29 1990-12-19 車両用空気調和装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5145456A (ja)
EP (1) EP0459473B1 (ja)
JP (1) JP3278851B2 (ja)
DE (1) DE69101806T2 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2998387B2 (ja) * 1991-03-19 2000-01-11 株式会社デンソー 車両用空調装置
EP0545320B1 (en) * 1991-11-29 1997-01-29 Nippondenso Co., Ltd. Air passage changeover device
US5461875A (en) * 1993-06-24 1995-10-31 Samsung Electronics Co., Ltd. Automatic outlet opening/closing apparatus of air-conditioner and control method thereof
DE69508516T2 (de) * 1994-10-07 1999-07-15 Denso Corp Klimaanlage mit einer Luftklappe aus Folie
JP3663752B2 (ja) * 1995-11-10 2005-06-22 株式会社デンソー 空気通路切替装置および車両用空調装置
JP3493093B2 (ja) * 1996-02-16 2004-02-03 本田技研工業株式会社 車両用空調装置のダンパ機構
FR2746717B1 (fr) * 1996-03-29 1998-05-22 Valeo Climatisation Dispositif de commande d'un flux d'air, destine en particulier a une installation de chauffage et/ou climatisation de vehicule automobile
FR2746716B1 (fr) * 1996-03-29 1998-05-22 Valeo Climatisation Dispositif de commande d'un flux d'air, notamment pour une installation de chauffage et/ou climatisation de vehicule automobile
FR2746715B1 (fr) * 1996-03-29 1998-05-22 Valeo Climatisation Dispositif de commande d'un flux d'air, en particulier pour une installation de chauffage et/ou climatisation de vehicule automobile
US6409143B1 (en) * 2000-02-02 2002-06-25 Ewc Controls Incorporated Damper assembly with an electro-optical controller for positioning the damper vanes
ES2287558T3 (es) * 2002-08-16 2007-12-16 BEHR GMBH & CO. KG Casete de cinta transportadora para su utilizacion en un dispositivo de control.
US6979258B2 (en) * 2003-01-13 2005-12-27 Delphi Technologies, Inc. Point contact valve seats for film applications
US6981915B2 (en) * 2004-03-15 2006-01-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Airflow volume control system
US7527551B2 (en) 2004-08-27 2009-05-05 Delphi Technologies, Inc. Sliding valve, especially for heating, ventilation and air conditioning system
US7371161B2 (en) * 2004-08-27 2008-05-13 Delphi Technologies, Inc. Sliding film valve driven at edge
US7503234B2 (en) * 2005-05-26 2009-03-17 Delphi Technologies, Inc. One lever tilt and telescope mechanism
US8845404B2 (en) * 2006-02-14 2014-09-30 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Ventilation tile with collapsible damper
DE102007008045A1 (de) * 2007-02-17 2008-08-21 Bayerische Motoren Werke Aktiengesellschaft Mehrweg-Fluidverteileinrichtung
US8639651B2 (en) * 2009-10-30 2014-01-28 Hewlett-Packard Development Company, L. P. Manipulating environmental conditions in an infrastructure
US8744631B2 (en) 2011-01-28 2014-06-03 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Manipulating environmental conditions in an infrastructure
GB2547678A (en) * 2016-02-25 2017-08-30 Johnson Electric Sa Method of maintaining a position of an airflow-direction control element of a HVAC system

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2577564A (en) * 1946-07-27 1951-12-04 Rca Corp Fluid flow control system
JPS5876318A (ja) * 1981-10-30 1983-05-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 空調機の風量制御方法および装置
US4481451A (en) * 1982-08-20 1984-11-06 Johnson Service Company Electronically controlled positioner for pneumatic actuators
IT210804Z2 (it) * 1987-06-26 1989-01-11 Borletti Climatizzazione Distributore a tamburo per impianti di climatizzazione di autoveicoli

Also Published As

Publication number Publication date
DE69101806T2 (de) 1994-11-10
US5145456A (en) 1992-09-08
DE69101806D1 (de) 1994-06-01
JP3278851B2 (ja) 2002-04-30
EP0459473B1 (en) 1994-04-27
EP0459473A1 (en) 1991-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0431119A (ja) 車両用空気調和装置
US6449981B1 (en) Air passage controlling system for air conditioning apparatus
US4858518A (en) Control apparatus for automobile air conditioning systems
US5342027A (en) Damper position control device for automotive air conditioning system
US4698980A (en) Apparatus for controlling vehicle air conditioner
US4335340A (en) Electric reversible motor control
JP3700318B2 (ja) リンク機構
JP4483526B2 (ja) 電動アクチュエータ
JP5563433B2 (ja) 車両用空調装置
JPH04221220A (ja) 車両用空調装置
JPH05231707A (ja) 空気通路切替装置
JP3185388B2 (ja) スイッチ位置記憶装置
JPS62234716A (ja) サ−ボモ−タの制御回路
JP2882018B2 (ja) ダンパ駆動装置
JPH0939545A (ja) エアコンの故障補償方法及び故障補償装置
KR880000916B1 (ko) 차량용 공기조화장치의 송풍기 제어장치
JPS6152712A (ja) サ−ボモ−タ制御装置
JPS61205506A (ja) 車両用エアコンデイシヨナの吹出モ−ド制御装置
JPS6318246Y2 (ja)
JPS5839930Y2 (ja) 自動車空調装置の制御装置
JPH0723048B2 (ja) 車両用空気調和制御装置
JPS6177514A (ja) 自動車用空調装置の操作制御装置
JP2000358396A (ja) 電動アクチュエータ
JPS61135816A (ja) 自動車用空調装置の操作制御装置
JPH0481319A (ja) 車両用空気調和装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020122

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080222

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110222

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term