JPH04310330A - 選択式吸着装置 - Google Patents

選択式吸着装置

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JPH04310330A
JPH04310330A JP10312291A JP10312291A JPH04310330A JP H04310330 A JPH04310330 A JP H04310330A JP 10312291 A JP10312291 A JP 10312291A JP 10312291 A JP10312291 A JP 10312291A JP H04310330 A JPH04310330 A JP H04310330A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
negative pressure
pin
valve body
suction
insertion hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10312291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Furuya
古谷 均
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Communication Equipment Co Ltd filed Critical Toyo Communication Equipment Co Ltd
Priority to JP10312291A priority Critical patent/JPH04310330A/ja
Publication of JPH04310330A publication Critical patent/JPH04310330A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント基板等の吸着搬
送に使用する吸着装置の改良に関する。
【0002】
【従来技術】電子機器、通信機器等に用いられるプリン
ト基板の製造工程は、未加工の基板に導体パターンを形
成した後で各種部品を搭載する等の各種工程とを含む。
【0003】図4は、積層した基板を一枚づつ搬送路に
移送する装置を示す平面図であり、基板21を次工程に
搬送するプリント基板搬送路(レール)22の近傍に位
置する回動支軸23には、回動アーム24の一端が水平
方向に回動自在に枢着されている。回動アーム24の幅
中央部には長さ方向に伸びる長穴25が貫通形成され、
この長穴25には2本のスライドアーム27、28が移
動可能に支持されている。
【0004】各スライドアーム27、28も幅中央部に
長さ方向へ伸びる長孔29、30を有し、締め付けネジ
31を回動アーム24の長穴25と各スライドアームの
長孔29、30内に挿通して締め付けることにより、各
スライドアーム27、28を回動アーム24の適所に所
定の取付け角度で位置決め固定することができる。
【0005】また、各長孔29、30には夫々締め付け
ネジ33、34が挿通されており、各締め付けネジ33
、34の一端には吸盤固定具35、36が止着されてい
る。
【0006】吸盤固定具35、36の下面には図示しな
い吸盤が配置されており、各吸盤固定具を適所まで移動
させた上で各締め付けネジ33、34を締め付けて各吸
盤固定具35、36を固定することにより、吸着しよう
とする基板の形状に応じて的確に吸着することが可能と
なる。
【0007】これを詳述すると、各吸盤固定具35、3
6に設けた吸盤が基板面の適所を吸着するように吸盤固
定具の位置を定めた状態で、図示のように堆積した基板
21の内の最上部の基板の上面に各吸盤固定具が位置す
る様に回動アーム24を移動させ、吸盤固定具を基板上
面に降下させて圧接すると、吸盤固定具に設けた吸盤が
基板面に吸着する。この状態で回動アーム24を搬送路
22の高さまで上昇させてから矢印方向に所定角度回動
し、吸盤による吸着を解除すると、基板21は搬送路2
2上に的確に移送される。
【0008】しかしながら、上記移送装置は、各アーム
や吸盤固定具の事前セットが面倒であるばかりか、取り
扱う基板の形状が変更した場合にはセットをし直す必要
が生じる。更に、基板中に孔、切欠き等がある場合には
この孔を回避した位置に吸盤固定具を配置する等の煩雑
な操作が必要となる。
【0009】
【発明の目的】本発明は上記に鑑みてなされたものであ
り、吸着対象となる基板の形状、孔や切欠きの有無に関
係なく、何れかの吸着パッドによって確実に吸着して移
送することを可能とする選択式吸着装置を提供すること
を目的としている。
【0010】
【発明の概要】上記目的を達成するために本発明は以下
の如き構成をとる。
【0011】即ち、本発明は、被吸着対象を吸着するた
めに支持板上に複数個配列される吸着装置であって、各
吸着装置は該支持板上に一体化した基台と、該基台の外
面に取付けた吸着パッドと、該吸着パッドの中心部から
基台内部に貫通形成したピン挿通孔と、該ピン挿通孔内
に進退可能に遊嵌したピンと、該ピンの軸方向内側端部
に一体化した弁体と、該弁体を収納するために該支持板
内部に形成された弁収納室と、該支持板を貫通して設け
られた第1の負圧導入路と、該負圧導入路と該弁収納室
とを連通する第2の負圧導入路と、該弁収納室と該第2
の負圧導入路との境界に位置し該弁体が閉止方向に移動
した時に閉止される連通孔とを備え、該ピン挿通孔は該
ピンとの間に負圧導入用の空所を有するとともに、該ピ
ン挿通孔の内側端部開口は該弁体が前記閉止方向に移動
したときに前記連通孔と同時に閉止され且つ前記弁体が
開放方向に移動した時に前記連通孔と同時に開放されて
前記吸着パッド中心部に負圧を導入せしめること、前記
ピンの先端部が前記吸着パッドよりも外方に突出してい
るときに前記弁体は前記ピン挿通孔の内側端部開口及び
前記連通孔を同時に閉止するとともに、該前記ピンの先
端部が前記被吸着対象によって前記基台内部に押し込ま
れた時に前記ピン挿通孔の内側端部開口及び前記連通孔
を開放すること及び前記支持板の一部が前記基台を兼ね
ることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施例】以下、添付図面に示した好適な実施例
に基づいて本発明を詳細に説明する。
【0013】図1(a) 及び(b) は本発明の一実
施例の吸着装置の構成及び動作を示す説明図であり、こ
の吸着装置1は図3に示した如き支持板2上に適当な間
隔で多数配置する。支持板2は例えば図4の従来例にお
ける回動アーム24に固定的或は長手方向に移動可能に
取り付ける。各吸着装置1は図1(a) (b) に示
すように支持板2の片面上に一体的に突設した基台3と
、基台3の面上に止着した断面八字状の薄肉弾性部材か
らなる吸着パッド(吸盤)4と、支持板2の他面で開口
し支持板2を貫通した第1の負圧導入路5と、第1の導
入路5と連通し基台3の内部に形成した第2の負圧導入
路6と、第2の負圧導入路6と連通した状態で支持板2
内部に形成した弁収納室7と、吸着パッド4の中央部に
相当する第2の負圧導入路6の内壁に突設したピン支持
突部8と、ピン支持突部8を内外方向に貫通するピン挿
通孔9と、ピン挿通孔9により進退自在に支持されたピ
ン10と、ピン10の軸方向内側端部に一体化され弁収
納室7内に位置する弁体11と、支持板2と基台3との
接合面に介在する仕切り板13等を有する。
【0014】挿通孔9の形状は例えば図2(a) ,(
b) に示すようにピン10の外径方向に通気用の十分
な負圧導入用空所9aが形成されるように寸法設定する
とともに、挿通孔9の上端部はピン支持突部8の上端面
において開口せしめる。
【0015】仕切り板13には連通孔13a,13bを
設けて各導入路5、6と、弁収納室7とを十分に連通さ
せるように配慮する。また、弁体11の下面(孔13b
側)には弾性材料から成るパッキン15を一体化する。
【0016】第1の負圧導入路5の外側端部は図示しな
いコンバム(真空発生機)と連通せしめ、各導入路5、
6及び弁収納室7内にコンバムからの負圧を導入する。
【0017】図1(a) に示すようにプリント基板を
吸着していない場合には負圧導入路5、6からの負圧に
よって弁体11が吸引されて弁体のパッキン15が連通
孔13b周縁に密着して連通孔13bを閉止するととも
に、パッキン15がピン支持突部8の端面に密着してピ
ン挿通孔9の開口端部を閉止する。弁体11と一体のピ
ン10は吸着パッド4よりも下方へ突出することとなる
【0018】プリント基板Pを吸着する場合には、図1
(a) の状態にある吸着装置1の吸着パッド4を図1
(b) に示すようにプリント基板Pに圧接する。する
と、突出していたピン10がプリント基板Pによって内
部に押し込まれるため、弁体11が連通孔13bの周縁
及びピン支持突部8端面から離間して連通孔13b及び
挿通孔9を開放する。連通孔13b及び挿通孔9が開放
すると、連通孔13bから導入された負圧が挿通孔9内
を介して吸着パッド4とプリント基板Pの板面との間に
導入される。このため、吸着パッド4は基板Pを強固に
吸着することが可能となる。
【0019】基板Pに穴や切欠きが存する場合には、当
該穴等に吸着パッドを押し付けてもピン10の先端部が
内部に押し込まれることがないため、負圧が挿通孔9内
に進入することがなく、吸着することがない。
【0020】従って、図3に示すように支持板上に多数
の吸着装置1を適当な間隔を有した配列(例えばマトリ
クス状)で配置しておくことにより、作動しない吸着パ
ッドを除いた他の吸着パッドによって強く吸着すること
が可能となり、あらゆる形状の基板を吸着することがで
きる。
【0021】上記実施例においては、別部材である支持
板2と基台3とを接合した例を示したが、両者は一体構
造物であってもよい。
【0022】以上のように本発明によれば、予め適当な
間隔で支持板上に配列した多数の吸着装置の内のいくつ
かが基板上の穴、切欠き、凹所等の吸着不能部分に対面
した場合においても、他の吸着装置が強い負圧吸引力に
より正常に作動するため、吸着パッドの位置をセットし
直す等の煩雑な操作が不要となる。
【0023】上記実施例では吸着対象としてプリント基
板を示したが、本発明の吸着装置は基板以外の吸着対象
物の吸着、搬送にも適用可能である。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、吸着対象
となる基板の形状、孔や切欠きの有無に関係なく、何れ
かの吸着パッドによって確実に吸着して移送することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 及び(b) は本発明の一実施例の構
成を示す断面図である。
【図2】(a) 及び(b) はピン及び挿通孔の形状
を示す説明図である。
【図3】吸着装置の配列の一例を示す図である。
【図4】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1  吸着装置、2  支持板、3  基台、4  吸
着パッド、5  第1の負圧導入路、6  第2の負圧
導入路、7  弁収納室、8  ピン支持突部、9  
ピン挿通孔、10  ピン、11  弁体、13  仕
切り板、13a,13b  孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被吸着対象を吸着するために支持板上に複
    数個配列される吸着装置であって、各吸着装置は該支持
    板上に一体化した基台と、該基台の外面に取付けた吸着
    パッドと、該吸着パッドの中心部から基台内部に貫通形
    成したピン挿通孔と、該ピン挿通孔内に進退可能に遊嵌
    したピンと、該ピンの軸方向内側端部に一体化した弁体
    と、該弁体を収納するために該支持板内部に形成された
    弁収納室と、該支持板を貫通して設けられた第1の負圧
    導入路と、該負圧導入路と該弁収納室とを連通する第2
    の負圧導入路と、該弁収納室と該第2の負圧導入路との
    境界に位置し該弁体が閉止方向に移動した時に閉止され
    る連通孔とを備え、該ピン挿通孔は該ピンとの間に負圧
    導入用の空所を有するとともに、該ピン挿通孔の内側端
    部開口は該弁体が前記閉止方向に移動したときに前記連
    通孔と同時に閉止され且つ前記弁体が開放方向に移動し
    た時に前記連通孔と同時に開放されて前記吸着パッド中
    心部に負圧を導入せしめることを特徴とする選択式吸着
    装置。
  2. 【請求項2】前記ピンの先端部が前記吸着パッドよりも
    外方に突出しているときに前記弁体は前記ピン挿通孔の
    内側端部開口及び前記連通孔を同時に閉止するとともに
    、該前記ピンの先端部が前記被吸着対象によって前記基
    台内部に押し込まれた時に前記ピン挿通孔の内側端部開
    口及び前記連通孔を開放することを特徴とする請求項1
    記載の選択式吸着装置。
  3. 【請求項3】前記支持板の一部が前記基台を兼ねること
    を特徴とする請求項1又は2記載の選択式吸着装置。
JP10312291A 1991-04-08 1991-04-08 選択式吸着装置 Pending JPH04310330A (ja)

Priority Applications (1)

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JP10312291A JPH04310330A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 選択式吸着装置

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JP10312291A JPH04310330A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 選択式吸着装置

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JPH04310330A true JPH04310330A (ja) 1992-11-02

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ID=14345779

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JP10312291A Pending JPH04310330A (ja) 1991-04-08 1991-04-08 選択式吸着装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021084223A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 浙江研基科技有限公司 工作機械用のt字型加工品の負圧吸引把持機構

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021084223A (ja) * 2019-11-27 2021-06-03 浙江研基科技有限公司 工作機械用のt字型加工品の負圧吸引把持機構

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