JPH04310303A - 切削工具 - Google Patents
切削工具Info
- Publication number
- JPH04310303A JPH04310303A JP9954791A JP9954791A JPH04310303A JP H04310303 A JPH04310303 A JP H04310303A JP 9954791 A JP9954791 A JP 9954791A JP 9954791 A JP9954791 A JP 9954791A JP H04310303 A JPH04310303 A JP H04310303A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- cutting edge
- tip
- edge part
- cbn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
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- 239000010432 diamond Substances 0.000 claims abstract description 19
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract description 12
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Landscapes
- Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばアルミニウム合
金と鋳鉄のような異種の材料を接合した被削材に対し、
特に両者の接合部の切削加工を行なうに適した切削工具
に関する。
金と鋳鉄のような異種の材料を接合した被削材に対し、
特に両者の接合部の切削加工を行なうに適した切削工具
に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えばアルミニウム合金のような
軟質金属と、これより硬い鋼材等を接合したような被削
材に対して、その接合部を切削するには種々の問題が発
生していた。すなわち、例えば両者の接合部を旋削加工
するような際は接合部を境にして切削抵抗が異なるため
、接合面で切刃のチッピング（欠損）を生じ易くなる一
方、例えばチッピングを避けるための超硬チップの切刃
を用いると切削能率や切削精度が低下する等の問題が生
じ、又、一方の部材の切削に適した切削速度にすると他
方の部材との間に構成刃先が生じ易くなる等の不具合で
ある。そこで、かかるチッピング等の不具合を防止する
ため、例えば特開平１−３０６１０４号のような切削方
法が開示されている。この方法は刃先のすくい面を鏡面
仕上げすることにより、ワ−クのすべり性を良好にし、
鋼材の切削に適した低速にしてもアルミニウム合金側で
の構成刃先の発生を有効に防止するようにしたものであ
る。
軟質金属と、これより硬い鋼材等を接合したような被削
材に対して、その接合部を切削するには種々の問題が発
生していた。すなわち、例えば両者の接合部を旋削加工
するような際は接合部を境にして切削抵抗が異なるため
、接合面で切刃のチッピング（欠損）を生じ易くなる一
方、例えばチッピングを避けるための超硬チップの切刃
を用いると切削能率や切削精度が低下する等の問題が生
じ、又、一方の部材の切削に適した切削速度にすると他
方の部材との間に構成刃先が生じ易くなる等の不具合で
ある。そこで、かかるチッピング等の不具合を防止する
ため、例えば特開平１−３０６１０４号のような切削方
法が開示されている。この方法は刃先のすくい面を鏡面
仕上げすることにより、ワ−クのすべり性を良好にし、
鋼材の切削に適した低速にしてもアルミニウム合金側で
の構成刃先の発生を有効に防止するようにしたものであ
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述のような方
法の場合、切刃に超硬チップを用いると刃先のチッピン
グは比較的有効に防止出来るものの、切削精度や切削能
率の点で劣り、一方これらを向上させるために超高圧焼
結体を用いると、依然チッピングが生じ易くなり、超高
圧焼結体の特性を十分に発揮させ得ないという問題があ
った。
法の場合、切刃に超硬チップを用いると刃先のチッピン
グは比較的有効に防止出来るものの、切削精度や切削能
率の点で劣り、一方これらを向上させるために超高圧焼
結体を用いると、依然チッピングが生じ易くなり、超高
圧焼結体の特性を十分に発揮させ得ないという問題があ
った。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明は、送り方向に沿って第１の切刃部と第２の切
刃部が設けられた切削工具において、第２の切刃部の先
端を第１の切刃部より切込み方向側に突出させ、第１の
切刃部をＣＢＮチップで形成し、第２の切刃部をダイヤ
モンドチップで形成した。
め本発明は、送り方向に沿って第１の切刃部と第２の切
刃部が設けられた切削工具において、第２の切刃部の先
端を第１の切刃部より切込み方向側に突出させ、第１の
切刃部をＣＢＮチップで形成し、第２の切刃部をダイヤ
モンドチップで形成した。
【０００５】
【作用】一般にＣＢＮチップはＣＢＮ（立方晶窒化ホウ
素）の微粉末をＣｏ、Ｎｉ等をバインダとして高温高圧
で焼結したものであるが、超硬チップに較べて硬度や耐
熱性が高く、鋼や鋳鉄の切削に適しているが、軟質金属
の切削では面粗度を精密に仕上げることが出来ない。一
方、ダイヤモンドチップは硬度が高いだけでなく、切刃
を鋭利に研ぐことが出来るので軟質金属の精密な鏡面仕
上げに適しているが、耐熱性が低く、又比較的もろいた
め鋼の切削には適していないとされている。このため本
発明のように、加工送り方向の前方側にＣＢＮチップの
第１の切刃部を配置し、後方側にダイヤモンドチップの
第２の切刃部を配置して切削加工を行ない、加工取代の
多い荒取用として第１の切刃部のＣＢＮチップを用い、
面粗度の必要な仕上げ取用としてダイヤモンドチップを
用いれば、切削能率、切削精度共向上する。
素）の微粉末をＣｏ、Ｎｉ等をバインダとして高温高圧
で焼結したものであるが、超硬チップに較べて硬度や耐
熱性が高く、鋼や鋳鉄の切削に適しているが、軟質金属
の切削では面粗度を精密に仕上げることが出来ない。一
方、ダイヤモンドチップは硬度が高いだけでなく、切刃
を鋭利に研ぐことが出来るので軟質金属の精密な鏡面仕
上げに適しているが、耐熱性が低く、又比較的もろいた
め鋼の切削には適していないとされている。このため本
発明のように、加工送り方向の前方側にＣＢＮチップの
第１の切刃部を配置し、後方側にダイヤモンドチップの
第２の切刃部を配置して切削加工を行ない、加工取代の
多い荒取用として第１の切刃部のＣＢＮチップを用い、
面粗度の必要な仕上げ取用としてダイヤモンドチップを
用いれば、切削能率、切削精度共向上する。
【０００６】
【実施例】本発明の切削工具の一実施例について添付し
た図面に基づき説明する。図１は本発明の切削工具とワ
−クを示し、（Ａ）図が正面視による加工状態図、（Ｂ
）図が側面視による加工状態図、図２はバイトの拡大図
で（Ａ）図が正面図、（Ｂ）図が側面図、図３は図２（
Ａ）図のＡ部拡大図である。本発明の切削工具は中ぐり
盤用バイトとして適用されており、図１に示すような被
削材Ｗの旋削加工に用いられる。この被削材Ｗは、例え
ば鋳鉄Ｗ１とアルミニウム合金Ｗ２を組合せて一体にし
たものであり、両者の接合部を中ぐりバ−１に設けたバ
イト２で加工するようにしている。
た図面に基づき説明する。図１は本発明の切削工具とワ
−クを示し、（Ａ）図が正面視による加工状態図、（Ｂ
）図が側面視による加工状態図、図２はバイトの拡大図
で（Ａ）図が正面図、（Ｂ）図が側面図、図３は図２（
Ａ）図のＡ部拡大図である。本発明の切削工具は中ぐり
盤用バイトとして適用されており、図１に示すような被
削材Ｗの旋削加工に用いられる。この被削材Ｗは、例え
ば鋳鉄Ｗ１とアルミニウム合金Ｗ２を組合せて一体にし
たものであり、両者の接合部を中ぐりバ−１に設けたバ
イト２で加工するようにしている。
【０００７】ところでかかる異種の材料を組み合せた被
削材Ｗの接合部を切削するにあたり、前述のようにＣＢ
Ｎチップを用いて従来の方法で切削すると、鋳鉄Ｗ１部
の切削では切刃のチッピングは防止出来るが、アルミニ
ウム合金Ｗ２部の切削では切刃にアルミニウムの切粉が
溶着し、加工面の面粗度を低下させるという不具合があ
る。又、ダイヤモンドチップを用いて従来の方法で切削
すると、鋳鉄Ｗ１とアルミニウム合金Ｗ２の合せ面で切
削抵抗が変動し、耐衝撃性の低いダイヤモンドチップに
チッピングが生じ易い。しかもダイヤモンドはＣＢＮに
較べて耐熱性が劣ることから、切削温度が高くなると摩
耗し易い。
削材Ｗの接合部を切削するにあたり、前述のようにＣＢ
Ｎチップを用いて従来の方法で切削すると、鋳鉄Ｗ１部
の切削では切刃のチッピングは防止出来るが、アルミニ
ウム合金Ｗ２部の切削では切刃にアルミニウムの切粉が
溶着し、加工面の面粗度を低下させるという不具合があ
る。又、ダイヤモンドチップを用いて従来の方法で切削
すると、鋳鉄Ｗ１とアルミニウム合金Ｗ２の合せ面で切
削抵抗が変動し、耐衝撃性の低いダイヤモンドチップに
チッピングが生じ易い。しかもダイヤモンドはＣＢＮに
較べて耐熱性が劣ることから、切削温度が高くなると摩
耗し易い。
【０００８】そこで本発明の実施例では、図２、図３に
示すように送り方向（図３の矢示方向）に沿って第１の
切刃部３と第２の切刃部４を設け、第１の切刃部３をＣ
ＢＮチップとし、第２の切刃部４をダイヤモンドチップ
とした。そしてこれら各切刃部３，４の先端形状を、送
り方向に沿って段部５を介して連なる凸形状にするとと
もに、第２の切刃部４の先端が第１の切刃部３の先端よ
りも微少量ｄだけ切込方向側に突出するようにしている
。そして例えば後方のダイヤモンドチップの切刃は鋭利
にしておく。
示すように送り方向（図３の矢示方向）に沿って第１の
切刃部３と第２の切刃部４を設け、第１の切刃部３をＣ
ＢＮチップとし、第２の切刃部４をダイヤモンドチップ
とした。そしてこれら各切刃部３，４の先端形状を、送
り方向に沿って段部５を介して連なる凸形状にするとと
もに、第２の切刃部４の先端が第１の切刃部３の先端よ
りも微少量ｄだけ切込方向側に突出するようにしている
。そして例えば後方のダイヤモンドチップの切刃は鋭利
にしておく。
【０００９】かかる構成による切削工具において、先行
切刃であるＣＢＮの第１の切刃部３によって加工取代の
多い荒加工を行なわしめ、引き続いてダイヤモンドの第
２の切刃部４で加工取代の少ない仕上げ加工を行なわし
める。つまりＣＢＮチップによって鋳鉄Ｗ１部の切削を
効果的に行ない、同時に切削されるアルミニウムＷ２部
の加工面の面粗度が低下するのをダイヤモンドチップに
よって精密に仕上げる。この際、ダイヤモンドチップは
鋳鉄Ｗ１部の加工も行なうこととなるが、この加工取代
は極少のため切削温度も左程上がらずダイヤモンドチッ
プは摩耗しにくい。このため本発明による場合は、切削
能率を高めることが出来、反面切削精度を低下させるよ
うな不具合がない。尚、本切削工具は、実施例の用に中
ぐり盤用バイトに限られるものでないことは勿論である
。
切刃であるＣＢＮの第１の切刃部３によって加工取代の
多い荒加工を行なわしめ、引き続いてダイヤモンドの第
２の切刃部４で加工取代の少ない仕上げ加工を行なわし
める。つまりＣＢＮチップによって鋳鉄Ｗ１部の切削を
効果的に行ない、同時に切削されるアルミニウムＷ２部
の加工面の面粗度が低下するのをダイヤモンドチップに
よって精密に仕上げる。この際、ダイヤモンドチップは
鋳鉄Ｗ１部の加工も行なうこととなるが、この加工取代
は極少のため切削温度も左程上がらずダイヤモンドチッ
プは摩耗しにくい。このため本発明による場合は、切削
能率を高めることが出来、反面切削精度を低下させるよ
うな不具合がない。尚、本切削工具は、実施例の用に中
ぐり盤用バイトに限られるものでないことは勿論である
。
【００１０】
【発明の効果】以上のように本発明の切削工具は荒切削
用のＣＢＮチップと仕上用のダイヤモンドチップを用い
て第１、第２の切刃部を設け、両者の刃先先端の突出量
に極少の差をもたせることで、加工精度のよい切削を極
めて能率的に行なうことが出来る。しかも各切刃部の特
性に合致した切削を行なわしているため、刃具寿命が延
びるという効果を奏する。
用のＣＢＮチップと仕上用のダイヤモンドチップを用い
て第１、第２の切刃部を設け、両者の刃先先端の突出量
に極少の差をもたせることで、加工精度のよい切削を極
めて能率的に行なうことが出来る。しかも各切刃部の特
性に合致した切削を行なわしているため、刃具寿命が延
びるという効果を奏する。
【図１】切削工具とワ−クを示し、（Ａ）図が加工状態
を示す正面図、（Ｂ）図が加工状態を示す側面図
を示す正面図、（Ｂ）図が加工状態を示す側面図
【図２
】バイトの拡大図で（Ａ）図が正面図、（Ｂ）図が側面
図
】バイトの拡大図で（Ａ）図が正面図、（Ｂ）図が側面
図
【図３】図２（Ａ）図のＡ部拡大図
Claims (1)
- 【請求項１】 送り方向に沿って第１の切刃部と第２
の切刃部が設けられた切削工具において、前記第２の切
刃部の先端を第１の切刃部の先端より切込み方向側に突
出させ、第１の切刃部をＣＢＮチップで形成し、又第２
の切刃部をダイヤモンドチップで形成したことを特徴と
する切削工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9954791A JPH04310303A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 切削工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9954791A JPH04310303A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 切削工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04310303A true JPH04310303A (ja) | 1992-11-02 |
Family
ID=14250211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9954791A Withdrawn JPH04310303A (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | 切削工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04310303A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5653152A (en) * | 1995-09-01 | 1997-08-05 | Kennametal Inc. | Toolholder for roughing and finishing a workpiece |
| US5655860A (en) * | 1995-05-12 | 1997-08-12 | Kennametal Inc. | Milling cutter and method of milling |
| US6913428B2 (en) * | 2001-12-04 | 2005-07-05 | Mapal Fabrik Fur Prazisionswerkzeuge Dr. Kress Kg | Tool for the precision machining of surfaces |
| FR2927555A3 (fr) * | 2008-02-20 | 2009-08-21 | Renault Sas | Outil tournant d'alesage comportant un element de degrossissage et un element de finition dont l'arrete comporte une partie courbe-lame d'alesage associee |
| WO2014099648A1 (en) * | 2012-12-19 | 2014-06-26 | The Timken Company | Dual tip cutter and method of hard turning |
-
1991
- 1991-04-04 JP JP9954791A patent/JPH04310303A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5655860A (en) * | 1995-05-12 | 1997-08-12 | Kennametal Inc. | Milling cutter and method of milling |
| US5672031A (en) * | 1995-05-12 | 1997-09-30 | Kennametal Inc. | Milling cutter |
| US5653152A (en) * | 1995-09-01 | 1997-08-05 | Kennametal Inc. | Toolholder for roughing and finishing a workpiece |
| US6913428B2 (en) * | 2001-12-04 | 2005-07-05 | Mapal Fabrik Fur Prazisionswerkzeuge Dr. Kress Kg | Tool for the precision machining of surfaces |
| FR2927555A3 (fr) * | 2008-02-20 | 2009-08-21 | Renault Sas | Outil tournant d'alesage comportant un element de degrossissage et un element de finition dont l'arrete comporte une partie courbe-lame d'alesage associee |
| WO2014099648A1 (en) * | 2012-12-19 | 2014-06-26 | The Timken Company | Dual tip cutter and method of hard turning |
| US9592558B2 (en) | 2012-12-19 | 2017-03-14 | The Timken Company | Dual tip cutter and method of hard turning |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19980711 |