JPH0431010Y2 - - Google Patents

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JPH0431010Y2
JPH0431010Y2 JP1987175144U JP17514487U JPH0431010Y2 JP H0431010 Y2 JPH0431010 Y2 JP H0431010Y2 JP 1987175144 U JP1987175144 U JP 1987175144U JP 17514487 U JP17514487 U JP 17514487U JP H0431010 Y2 JPH0431010 Y2 JP H0431010Y2
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pot
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bottom ring
thread
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ポツトの底体取付け構造に関す
る。
〔従来の技術〕
ポツトの底体は、ポツト胴体の下端内周に固定
した底リングにねじ結合により取付けられる。こ
の場合のねじは従来1条ねじを形成したものであ
つた。
底体は、その中央部のねじ穴に嵌合される締上
げ体を支持し、締上げ体は容器の底面を強固に締
上げる作用をなすものである。この場合、締付け
力に対する反力が底体に作用するため、底体の上
面に放射方向のリブを突設し、底体を補強してい
る。
一方、容器の底面には、真空引きのためのチツ
プが残存しているが、ポツトの全高が左程問題と
ならない場合は容器の底面中央部に形成された、
いわゆるセンターチツプタイプのものを使用し、
全高をできるだけ低くする必要がある場合は、中
央部から側方に偏心した位置に形成された、いわ
ゆるサンドチツプタイプのものを使用する。
サイドチツプタイプの容器を使用した場合、チ
ツプと補強リブとの干渉を避けるために、締上げ
体の径を比較的大きく形成し、その締上げ体にチ
ツプ挿入溝を設け、チツプをその溝に挿入して締
上げを行なうようにした手段は、チツプと補強リ
ブとの干渉を避ける一つの有効な手段である(実
開昭60−123140号参照)。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上掲の広報の手段によると、締上げ体の径が大
きくなる分だけ底体の内径が大になるため、底体
の補強リブが短くなり、底体の強度が低下する問
題がある。
そこで、この考案は、チツプとリブとの干渉を
避ける一方、底体の強度を十分大きく維持できる
底体取付け構造を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決するために、この考案はポ
ツト胴体の下端内周に底リングを嵌め、上記底リ
ングの内周にねじ結合により底体を取付け、ポツ
ト胴体の内部に収納したサイドチツプタイプの容
器の底面を、底体の内周面にねじ結合した締上げ
体により締上げたポツトの底体取付け構造におい
て、上記底体の外周壁と内周壁との間に形成した
多数の放射状のリブ間にチツプ挿入部を形成し、
上記底リング内周面と底体外周面に周方向に所定
の間隔をおいて多条部分ねじと非ねじ部とを交互
に形成し、上記の非ねじ部相互の間隔を他方の多
条部分ねじを嵌入しうる間隔に形成し、底体の底
リングに対する回動規制部を設けると共に、上記
チツプ挿入部の底体中心に対する開き角を、上記
多条ねじ相互のねじ結合時の最大回転角度と同等
かそれより若干大きく設定した構成としたもので
ある。
〔作用〕
底体の多条部分ねじを底リングの非ねじ部分に
嵌め、同時に内びんのチツプを底体のチツプ挿入
部の一方のリブに接近して挿入する。次に底体を
ねじ回転させ、底リングにねじ結合すると、チツ
プは、チツプ挿入部の他方のリブ側に移動する。
その後底体内周にねじ結合した締上げ体を回転さ
せて容器をその底面から締上げる。
〔実施例〕
添付の図面に示す実施例のエアーポツトは、第
1図及び第2図に示すように、エアーポンプ収納
部1を肩体2の前部、かつ吐出口3の直上に設
け、ポツト上部において全高を低くする一つの工
夫を加えている。この考案の実施例は、上記のよ
うなエアーポツトにおいて、底体4の取付け構造
に工夫を加え、この部分においてもポツトの全高
を低くするようにしたものである。
即ち、ポツトの胴体5の下端内周面には、底リ
ング6が回止めを施して嵌合され、その底リング
6の内周面に底体4がねじ結合により取付けられ
る。
底リング6の内周面には、第3図に示すよう
に、周方向に2条雌ねじを部分的に形成した2条
部分雌ねじ7(以下、単に雌ねじ7という)と非
ねじ部8とが一定間隔をおいて形成されている。
また、底リング6の上端内周面に、その全周にわ
たり補強リブ9を形成している。この補強リブ9
は、雌ねじ7相互間の非ねじ部8の部分にのみ形
成するだけでもよい。
底体4は外周壁10と内周壁11を有し、外周
壁10に2条雄ねじを部分的に形成した2条部分
雄ねじ12(以下、単に雄ねじ12という)と、
非ねじ部13とを一定間隔をおいて形成してい
る。
上記の底リング6の非ねじ部8の周方向の長さ
は、底体4の雄ねじ12より長く形成され、その
非ねじ部8の下端から雄ねじ12を嵌入できるよ
うになつている。
また、底体4の非ねじ部13の周方向の長さ
も、底リング6の雌ねじ7より長く形成され、そ
の非ねじ部13の上端から雌ねじ7を嵌入できる
ようになつている。
底リング6の1個所の雌ねじ7の終端には、ス
トツパ14が設けられる。
底体4の内周壁11には、締上げ体15とねじ
結合する雌ねじ16が形成され、またその内周壁
11と外周壁10との間に放射状のリブ17が多
数形成されている。多数のリブ17のうち2つの
リブ17の間は他のリブ17の間より広い間隔を
もつて形成され、その2つのリブ17間にチツプ
挿入部18を形成している。チツプ挿入部18の
周方向の長さ、即ち、チツプ挿入部18の両端の
リブ17が底体4の中心に対する開らき角は、底
体4が底リング6にねじ結合して回転する場合の
最大回転角と同等かそれより大きくなるよう定め
られている。
実施例の底体取付け構造は上述のごとき構成で
あり、その組立方法は、胴体5の下端内周に予め
底リング6を嵌合したのち(第3図矢印参照)、
容器である中びん20を肩体2及び胴体5内の所
定の位置に挿入し、底リング6の非ねじ部8の下
端から、底体4の雄ねじ12を嵌入することによ
り、底体4を底リング6の内周に嵌め、同時にチ
ツプ挿入部18に、中びん20のチツプ19を一
方のリブ17に接近させて挿入する。そのうえで
底体4を回転させる。そうすると、雄ねじ12と
雌ねじ7は相互にねじ結合しながら一定角度だけ
回転して、一個所の雄ねじ12が雌ねじ7のスト
ツパ14に当たり、それ以上の回動は阻止され
る。
この場合、チツプ19はチツプ挿入部18の一
方のリブ17から他方のリブ17まで相対的に移
動する。
底体4を上記のように底リング6にねじ結合し
たのち、締上げ体15を底体4の内周壁11の雌
ねじ16にねじ結合し、その締上げ体15を中び
ん20の底面に押圧し、中びん20を締上げる。
〔考案の効果〕
以上のように、この考案は底リングと底体のね
じ結合を多条部分ねじにより行なうようにしたた
め、ねじ結合のための回転角が小さい範囲で雌ね
じと雄ねじの接触面積が従来の場合と同程度の面
積となり、同程度の締付力がえられる。このた
め、チツプとリブの干渉は、上記の回転角の最大
値又はそれより若干大きい回転角の範囲の長さの
チツプ挿入部を底体に設けるだけで防ぐことがで
き、そのチツプ挿入部以外の部分には底体を補強
するリブを設けることができるので、底体の強度
の低下をもたらすことがない。更に、サイドチツ
プタイプの容器が使用できるので、ポツトの全高
を低くできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例のエアーポツトの斜視図、第2
図は同上の拡大断面図、第3図は同上の一部分解
斜視図である。 1……ポンプ収納部、2……肩体、3……吐出
口、4……底体、5……胴体、6……底リング、
7……2条部分雌ねじ、8……非ねじ部、10…
…外周壁、11……内周壁、12……2条部分雄
ねじ、13……非ねじ部、17……補強リブ、1
8……チツプ挿入部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポツト胴体の下端内周に底リングを嵌め、上記
    底リングの内周にねじ結合により底体を取付け、
    ポツト胴体の内部に収納したサイドチツプタイプ
    の容器の底面を、底体の内周面にねじ結合した締
    上げ体により締上げたポツトの底体取付け構造に
    おいて、上記底体の外周壁と内周壁との間に形成
    した多数の放射状のリブ間にチツプ挿入部を形成
    し、上記底リング内周面と底体外周面に周方向に
    所定の間隔をおいて多条部分ねじと非ねじ部とを
    交互に形成し、上記の非ねじ部相互の間隔を他方
    の多条部分ねじを嵌入しうる間隔に形成し、底体
    の底リングに対する回動規制部を設けると共に、
    上記チツプ挿入部の底体中心に対する開き角を、
    上記多条ねじ相互のねじ結合時の最大回転角度と
    同等かそれより若干大きく設定したことを特徴と
    するポツトの底体取付け構造。
JP1987175144U 1987-11-16 1987-11-16 Expired JPH0431010Y2 (ja)

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JP1987175144U JPH0431010Y2 (ja) 1987-11-16 1987-11-16

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JP1987175144U JPH0431010Y2 (ja) 1987-11-16 1987-11-16

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JPH0179431U JPH0179431U (ja) 1989-05-29
JPH0431010Y2 true JPH0431010Y2 (ja) 1992-07-27

Family

ID=31466956

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585643B2 (ja) * 1979-12-03 1983-02-01 ヤンマー農機株式会社 コンバインの扱深さ調節装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS585643B2 (ja) * 1979-12-03 1983-02-01 ヤンマー農機株式会社 コンバインの扱深さ調節装置

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Publication number Publication date
JPH0179431U (ja) 1989-05-29

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