JP2546235Y2 - ガスボンベ - Google Patents

ガスボンベ

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JP2546235Y2
JP2546235Y2 JP9560691U JP9560691U JP2546235Y2 JP 2546235 Y2 JP2546235 Y2 JP 2546235Y2 JP 9560691 U JP9560691 U JP 9560691U JP 9560691 U JP9560691 U JP 9560691U JP 2546235 Y2 JP2546235 Y2 JP 2546235Y2
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JP
Japan
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gas cylinder
valve
plate
end plate
stay
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JP9560691U
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JPH0545397U (ja
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敏文 田光
和夫 鈴木
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
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  • Filling Or Discharging Of Gas Storage Vessels (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、容器本体の上面にバ
ルブを設けたガスボンベに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のガスボンベとしては、図
3に示すように、円筒状に形成された胴板1の上下をそ
れぞれ上側鏡板2及び下側鏡板3で密閉した構造の容器
本体4と、この容器本体4の上側鏡板2の中央部に上方
に突き出すように設けられたバルブ5(一部のみ図示)
と、このバルブ5を保護するために設けられたキャップ
6とを備えたものが知られている。容器本体4は、内容
量の大小に関係なく胴板1の径が同一に形成されてお
り、容量の大きなものほど背の高いものとなっている。
そして、例えばLPガスボンベとして最も普及している
50kg型のものは、最も容量が大きく、したがって最も
背の高いものとなっている。
【0003】上記のように構成されたガスボンベにおい
ては、バルブ5を介して内部のガスを外部に供給してい
る。この際、キャップ6は、地震等でガスボンベが万が
一転倒した場合にバルブ5を保護する役目をしている。
また、このキャップ6は、ガスボンベの輸送時にバルブ
を保護する役目も果たしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ガスボンベにおいては、バルブ5が上側鏡板2から上方
に突き出しているとともに、このバルブ5を保護するた
めのキャップ6が設けられているから、もともと背の高
いガスボンベである上に、さらに全体の高さが高くなっ
てしまうという問題があった。
【0005】この考案は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、鏡板からのバルブの突出
を防止することによって、全体の高さを低く抑えること
のできるガスボンベを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この考案は、上面がこの上面中央部を頂上として曲
面状に膨らむ鏡板で形成された容器本体と、この容器本
体の前記鏡板の中央部に取り付けられたバルブとを備え
たガスボンベであって、前記鏡板には、前記中央部から
ほぼ垂直に陥没する壁部を起点にして半径方向の外側に
延びる凹部を形成し、前記バルブを、前記壁部に取り付
けて前記凹部内に延在させていることを特徴としてい
る。
【0007】
【作用】上記のように構成されたガスボンベにおいて
は、鏡板の中央部の垂直に陥没する壁部にバルブを取り
付けているから、このバルブが凹部内に納まり鏡板から
上側に突き出すことがない。しかも、バルブが凹部内に
あって、鏡板全体で保護されているから、従来用いてい
たようなキャップが必要ない。したがって、全体の高さ
を低く抑えることができる。
【0008】
【実施例】以下、この考案の一実施例を図1〜図2を参
照して説明する。
【0009】図1において、11は円筒状に形成された
胴板であり、この胴板11の上下にはそれぞれ上側鏡板
(鏡板)12及び下側鏡板13が溶接により接合されて
いる。そして、これらの胴板11、上側鏡板12及び下
側鏡板13によって、密閉された容器本体14が形成さ
れている。上側鏡板12は、容器本体14の上面を形成
するものであって、その中央部が頂上となるように上方
に湾曲した曲面で形成されており、中央部から半径方向
外側に向けて断面凹状の溝(凹部)15が形成されてい
る。この溝15は、上側鏡板12の中央部にほぼ垂直方
向に陥没した壁部16を起点にして半径方向外側へ水平
に延びるように形成されたものである。
【0010】壁部16には、容器本体14内のガスを外
部に供給するためのバルブ17がネジにより接合されて
いる。このバルブ17は、壁部16から溝15内を半径
方向外側に向けて延在しており、その半径方向外側の端
部には開閉用のハンドル18が設けられている。また、
バルブ17は、その接続口19が水平方向に向けられて
おり、この接続口19を介して外部のホース等との接続
が可能になっている。
【0011】下側鏡板13は、容器本体14の下面を形
成するものであって、その中央部が最下端部となるよう
に下側に湾曲した曲面で形成されている。また、上側鏡
板12及び下側鏡板13には、それぞれ上側ステー20
及び下側ステー21が溶接により接合されている。上側
ステー20は、その上端面22が中空の円板状に形成さ
れたものであり、その中空となった内周縁部には上方に
突出する環状リブ23が形成されている。下側ステー2
1は、その下端面24が中空の円板状に形成されたもの
であり、その中空となった内周縁部25の径が上記環状
リブ23の外径よりわずかに大きく形成されている。ま
た、下端面24の外径は、上側ステー21の上端面22
の外径より小さく形成されている。
【0012】また、上記容器本体14は、LPガスボン
ベとして使用される50kg型の内容積のものに相当し、
その高さが胴板11の外径より小さく形成されている。
さらに、下側ステー21の下端面24の外径は、この下
端面24から上側ステー21の上端面22までの高さよ
り大きく形成されている。
【0013】上記のように構成されたガスボンベにおい
ては、バルブ17が壁部16に取り付けられているの
で、バルブ17全体が溝15内に納まり、バルブ17が
上側鏡板12から上方に突き出すことがない。また、外
部のホース等への接続は、バルブ17の水平方向に向け
られた接続口19により行ない、バルブ17の開閉は、
ガスボンベの横方向に向けられたハンドル18を操作す
ることにより行なう。さらに、ガスボンベを2段に重ね
ると、上側ステー20の上端面22の外径が下側ステー
21の下端面24の外径より大きいので、下端面24の
全面が上端面22に接する状態になる。また、上端面2
0の環状リブ23が下端面24の内周縁部25に嵌まっ
た状態になる。
【0014】上記のように構成されたガスボンベによれ
ば、バルブ17が溝15内に収納されているから、この
バルブ17が上側鏡板12から上側に突き出すことがな
い。しかも、バルブ17が溝15にあって上側鏡板12
によって保護されているから、バルブ17を保護するた
めのキャップなどを用いる必要がない。したがって、バ
ルブ17やキャップが上側鏡板12から上方に突き出す
のを防止することができ、よって全体の高さを低く抑え
ることができる。しかも、キャップが不要な分、コスト
の低減を図ることができる。
【0015】また、容器本体14の高さが胴板11の外
径より小さいことから重心が低くくなっており、しかも
下端面24の外径が、この下端面24から上端面22ま
での高さより大きく形成されているから、設置時の安定
性が極めてよい。したがって、2段重ねた状態に安全に
設置することができる。そして、バルブ17が上側鏡板
12から突き出していないから、上側ステー20及び下
側ステー21の高さを低くすることができ、上下の容器
本体14を接近させることができる。したがって、上側
に重ねたガスボンベの重心を下げることができるので、
2段重ねて設置した際のガスボンベの安定性をさらに向
上させることができる。
【0016】さらに、2段重ねた状態では、下側ステー
21の下端面24の全面が上側ステー20の上端面22
に接し、上端面20の環状リブ23が下端面24の内周
縁部25に嵌まった状態になるから、上下のガスボンベ
を確実に接続することができる。
【0017】なお、上記実施例においては、上側鏡板1
2に断面凹状の溝15を形成したが、この溝15は、壁
部16から半径方向外側に平面状に広がるように形成し
た凹部であってもよいことはいうまでもない。
【0018】
【考案の効果】この考案によれば、鏡板の中央部の垂直
に陥没する壁部にバルブを取り付けているから、このバ
ルブが凹部内に納まり鏡板から上側に突き出すことがな
い。しかも、バルブが凹部内にあって、鏡板全体で保護
されているから、バルブを保護するキャップ等を用いる
必要がない。したがって、バルブやキャップが鏡板から
上方に突き出るのを防止することができ、これにより全
体の高さを低く抑えることができる。しかも、キャップ
が不要な分、コストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例として示したガスボンベの
半断面図。
【図2】同ガスボンベの鏡板に形成した溝の半径方向外
側からの矢視図
【図3】従来例として示したガスボンベの半断面図。
【符号の説明】
12 鏡板(上側鏡板) 14 容器本体 15 凹部(溝) 16 壁部 17 バルブ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面がこの上面中央部を頂上として曲面
    状に膨らむ鏡板で形成された容器本体と、この容器本体
    の前記鏡板の中央部に取り付けられたバルブとを備えた
    ガスボンベであって、 前記鏡板には、前記中央部からほぼ垂直に陥没する壁部
    を起点にして半径方向の外側に延びる凹部を形成し、前
    記バルブを、前記壁部に取り付けて前記凹部内に延在さ
    せていることを特徴とするガスボンベ。
JP9560691U 1991-11-21 1991-11-21 ガスボンベ Expired - Lifetime JP2546235Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9560691U JP2546235Y2 (ja) 1991-11-21 1991-11-21 ガスボンベ

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JP9560691U JP2546235Y2 (ja) 1991-11-21 1991-11-21 ガスボンベ

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Publication Number Publication Date
JPH0545397U JPH0545397U (ja) 1993-06-18
JP2546235Y2 true JP2546235Y2 (ja) 1997-08-27

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