JPS627846Y2 - - Google Patents

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JPS627846Y2
JPS627846Y2 JP19176082U JP19176082U JPS627846Y2 JP S627846 Y2 JPS627846 Y2 JP S627846Y2 JP 19176082 U JP19176082 U JP 19176082U JP 19176082 U JP19176082 U JP 19176082U JP S627846 Y2 JPS627846 Y2 JP S627846Y2
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JP
Japan
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screw
threaded portion
exterior body
resin part
thread
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JP19176082U
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JPS5994606U (ja
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
  • Moulding By Coating Moulds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の分野 本考案は、内周面あるいは外周面にネジを一体
成形した樹脂部品のネジ構造に関するものであ
る。
従来技術とその問題点 従来、例えばまほうびん等において、合成樹脂
製外装体の下端部に底体を螺着する場合、外装体
10に第1図に示すごとくネジ11を一体成形す
る必要がある。
ところが、ネジ11の必要なせん断強度を得る
ためにネジ巾aを大きくすると、外装体10の肉
厚tをネジ巾の2倍(t=2a)以上にしなけれ
ば、外装体10の外面に必ず“成形ひけ”12が
生じ、成形不良をきたしてしまう。そのため、外
装体10の肉厚が必然的に大きくなり、外装体1
0が重くなるばかりか樹脂消費量が増すという欠
点があつた。
そこで、所望のネジ強度を維持したままで外装
体10の肉厚tとネジ巾aとを双方とも小さくす
るために、ネジを多条ネジとしたり螺合代を長く
とるなどの方法も採られているが、これでは成形
が困難であるばかりか、組立時に何回転も螺合さ
せなければならず、組立が厄介であつた。
考案の目的 本考案はかかる従来の問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、ネジの必要なせん断強度を
満足しながら、外装体の肉厚を大きくせずに“成
形ひけ”を有効に防止でき、かつ成形および組立
も容易な樹脂部品のネジ構造を提供することにあ
る。
考案の構成 上記目的を達成するために、本考案は樹脂部品
に一体成形されるネジを、ネジ山部とこのネジ山
部の荷重作用面とは反対面に突出する複数のリブ
とで形成したものである。
実施例 以下、本考案の一実施例を添付図面にしたがつ
て説明する。
第2図は本考案をまほうびんの外装体1に適用
した例を示し、この外装体の上部には栓取付部2
と注口部3とが形成され、背面には把手4が一体
成形されている。また、外装体1の下端部内面に
は断続的に複数個のネジ5が一体に形成されてい
る。このネジ5は、第3図,第4図に示すごとく
薄肉のネジ山部6と、このネジ山部の荷重作用面
6aとは反対面(下面)に突出する複数個のリブ
7とで形成されている。
上記ネジ山部6のネジ巾をbとし、リブ7を含
むネジ5全体のネジ巾をaとすると、外装体1の
肉厚tが少なくともネジ山部6のネジ巾bの2倍
(t=2b)だけあれば、外装体1の外面に“成形
ひけ”が生じる必配はない。また、荷重作用面6
aに作用するせん断応力はリブ7に分散されるの
で、リブ7を含むネジ5のネジ巾aが従来のネジ
(第1図参照)のネジ巾と同様であれば、従来と
ほぼ同様のネジせん断強度を維持することができ
る。したがつて、外装体1の肉厚を薄くしても
“成形ひけ”を生じることなく、しかもネジ5と
しても必要な強度を十分に満足することができ
る。
逆に、ネジ山部6のネジ巾bを従来のネジ巾a
と同寸法にすれば、ネジ5のせん断強度は大巾に
増すので、それだけ螺合代を短縮することがで
き、例えば外装体1に螺合される底体等の部品を
1回転以内で螺着させることも可能となる。特
に、まほうびんの底体を螺着する場合には、底体
で中瓶を締め上げる関係上、上記ネジ5には極め
て大きなせん断応力が作用するため、本考案のよ
うなネジ構造を適用すると、極めて効果的であ
る。
なお、上記実施例ではまほうびんの外装体の内
周面に内ネジを設けた例を示したが、これのみに
限らず、例えば本考案にかかるネジを外装体に螺
着される底体等の外周面に設けてもよい。この場
合には、リブをネジ山部の荷重作用面とは反対面
である上面側に設ければよい。さらに、本考案に
かかるネジは、上記実施例のごとく樹脂部品の周
面に断続的に設けたものに限らず、従来と同様に
連続的に設けたものでもよい。
考案の効果 以上のように、本考案によれば、樹脂部品のネ
ジをネジ山部とこのネジ山部の荷重作用面とは反
対面に突出するリブとで形成したので、ネジのせ
ん断強度を大巾に向上させることができる一方、
ネジ山部のネジ巾寸法を小さくしても十分なネジ
強度を得ることができるので、樹脂部品の肉厚を
薄くしても表面に“成形ひけ”が生じない。ま
た、ネジ山部の荷重作用面とは反対面にリブを突
設するという簡単な構成でせん断強度を大巾に向
上させることができるので、ネジを多条ネジとし
たり螺合代を長くする必要がなく、成形および組
立が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の樹脂部品のネジ構造の断面図、
第2図以下は本考案を示し、第2図はまほうびん
の外装体の縦断面図、第3図はその一部拡大図、
第4図はネジの拡大斜視図である。 1……外装体(樹脂部品)、5……ネジ、6…
…ネジ山部、6a……荷重作用面、7……リブ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 内周面あるいは外周面にネジを一体成形した
    樹脂部品において、上記ネジを、ネジ山部と該
    ネジ山部の荷重作用面とは反対面に突出する複
    数個のリブとで形成したことを特徴とする樹脂
    部品のネジ構造。 (2) 上記ネジは、筒状樹脂部品の内周面に形成さ
    れた内ネジであることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の樹脂部品のネジ構
    造。
JP19176082U 1982-12-17 1982-12-17 樹脂部品のネジ構造 Granted JPS5994606U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19176082U JPS5994606U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 樹脂部品のネジ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19176082U JPS5994606U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 樹脂部品のネジ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5994606U JPS5994606U (ja) 1984-06-27
JPS627846Y2 true JPS627846Y2 (ja) 1987-02-24

Family

ID=30412859

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19176082U Granted JPS5994606U (ja) 1982-12-17 1982-12-17 樹脂部品のネジ構造

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JP (1) JPS5994606U (ja)

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Publication number Publication date
JPS5994606U (ja) 1984-06-27

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