JPS5927250Y2 - まほうびん - Google Patents
まほうびんInfo
- Publication number
- JPS5927250Y2 JPS5927250Y2 JP11539180U JP11539180U JPS5927250Y2 JP S5927250 Y2 JPS5927250 Y2 JP S5927250Y2 JP 11539180 U JP11539180 U JP 11539180U JP 11539180 U JP11539180 U JP 11539180U JP S5927250 Y2 JPS5927250 Y2 JP S5927250Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magic
- lower body
- ribs
- bottle
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は合成樹脂製の上胴と下胴とを螺合により一体化
し、螺合部の外面が隙間なくかつ面一となるように構成
したまほうびんに関するものである。
し、螺合部の外面が隙間なくかつ面一となるように構成
したまほうびんに関するものである。
従来、この種のまほうびんの場合、胴径が大きく寸法バ
ラツキがありしかも気温変化が激しいときには、合成樹
脂は熱膨張率が犬であるため、上胴と下胴との螺合部に
段差や緩みが生じやすい。
ラツキがありしかも気温変化が激しいときには、合成樹
脂は熱膨張率が犬であるため、上胴と下胴との螺合部に
段差や緩みが生じやすい。
また、上胴と下胴との螺合の緩みを防止するために、螺
合部に１個の止めネジを締付けていたが、これでは止め
ネジとは反対側に位置する螺合部の内側が内方へ引張ら
れ、この螺合部に口が開いた様な隙間が生じるという欠
点がある。
合部に１個の止めネジを締付けていたが、これでは止め
ネジとは反対側に位置する螺合部の内側が内方へ引張ら
れ、この螺合部に口が開いた様な隙間が生じるという欠
点がある。
本考案は上記従来の欠点に鑑みてなされたもので、胴径
が大きく気温変化が激しくても、上胴と下胴との螺合部
に段差や緩みが生じることなく、かつ止めネジを締付け
ても螺合部に隙間か生じることがないとともに、製作の
容易なまほうびんを提供することを目的とする。
が大きく気温変化が激しくても、上胴と下胴との螺合部
に段差や緩みが生じることなく、かつ止めネジを締付け
ても螺合部に隙間か生じることがないとともに、製作の
容易なまほうびんを提供することを目的とする。
以下、本考案をその実施例である添付図面にしたがって
説明する。
説明する。
第１図は本考案にがかるまほうびんの一例を示し、１は
上胴、９は下胴で、これらはいずれも合成樹脂にて一体
成形されたものである。
上胴、９は下胴で、これらはいずれも合成樹脂にて一体
成形されたものである。
上胴１の上端には把手２０両端を回動自在に支承する突
片３．３が突設されており、正面部には注水口４が設け
られ、中央部には全体５が螺合している。
片３．３が突設されており、正面部には注水口４が設け
られ、中央部には全体５が螺合している。
上胴１の下端部には第２図、第３図に示すごとく外ねじ
６ａを有する内周壁６が全周に突設されており、この内
周壁６の外側には段部７が形成され、かつ段部７下面（
接合面）には全周に凹溝８が形成されている。
６ａを有する内周壁６が全周に突設されており、この内
周壁６の外側には段部７が形成され、かつ段部７下面（
接合面）には全周に凹溝８が形成されている。
一方、下胴９の底部中央には線上体１０が螺合しており
、この線上体１０によって真空製二重瓶からなる中瓶１
１が締上げ固定されている。
、この線上体１０によって真空製二重瓶からなる中瓶１
１が締上げ固定されている。
下胴９の上端部には内ねじ１２ａを有する外周壁１２が
全周に突設されており、この外周壁１２の上面（接合面
）には全周あるいは少なくとも正面部を含む複数箇所に
リブ１３が突設されている。
全周に突設されており、この外周壁１２の上面（接合面
）には全周あるいは少なくとも正面部を含む複数箇所に
リブ１３が突設されている。
前記上胴１と下胴９とは、内周壁６の外ねじ６ａと外周
壁１２の内ねじ１２ａとを互いに螺合させることにより
一体化され、このとき、上下に対向する接合面に設けた
凹溝８とリブ１３とが嵌合し、上胴１と下胴９との螺合
部の外面が隙間なく面一となる。
壁１２の内ねじ１２ａとを互いに螺合させることにより
一体化され、このとき、上下に対向する接合面に設けた
凹溝８とリブ１３とが嵌合し、上胴１と下胴９との螺合
部の外面が隙間なく面一となる。
その後、背面側の螺合部に外方より止めネジ１４を螺入
することにより、上胴１と下胴９とが相対回転しないよ
うに固定される（第１図参照）。
することにより、上胴１と下胴９とが相対回転しないよ
うに固定される（第１図参照）。
止めネジ１４を締付けたとき、上胴１が第２図中矢印方
向に引張られるが、凹溝８とリブ１３とが嵌合している
ので上胴１と下胴９との螺合部が相対移動せず螺合部の
段差や緩みを生じない。
向に引張られるが、凹溝８とリブ１３とが嵌合している
ので上胴１と下胴９との螺合部が相対移動せず螺合部の
段差や緩みを生じない。
従来の場合には、第５図に示すごとく上胴１と下胴９と
が単に螺合しているに過ぎないため、止めネジ１４を締
付けたときや外的な衝撃力を受けたとき、上胴１が図中
一点鎖線で示すごとく下胴９に対して相対移動し、上胴
１と下胴９との螺合部に隙間あるいは段差が生じると（
・う欠点がある。
が単に螺合しているに過ぎないため、止めネジ１４を締
付けたときや外的な衝撃力を受けたとき、上胴１が図中
一点鎖線で示すごとく下胴９に対して相対移動し、上胴
１と下胴９との螺合部に隙間あるいは段差が生じると（
・う欠点がある。
とくに、胴径が太きいまほうびんを気温変化の激しい場
所で使用した場合に、この傾向が著しい。
所で使用した場合に、この傾向が著しい。
本考案は、凹溝８とリブ１３との嵌合によって前記の欠
点を除去するものである。
点を除去するものである。
なお、前記実施例では上胴１に凹溝８を、下胴９にリブ
１３を設げたが、これに限らず、例えば第４図に示すご
とく上胴１に外周壁１５を設けるとともに下胴９に内周
壁１７を設け、外周壁１５の下面（接合面）にリブ１６
を、下胴９の段部１８上面（接合面）に凹溝１９を設け
てもよ（・。
１３を設げたが、これに限らず、例えば第４図に示すご
とく上胴１に外周壁１５を設けるとともに下胴９に内周
壁１７を設け、外周壁１５の下面（接合面）にリブ１６
を、下胴９の段部１８上面（接合面）に凹溝１９を設け
てもよ（・。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば上胴と下
胴との上下に対向する接合面に凹溝とリブとを設け、上
胴と下胴とを螺合させたとき凹溝とリブとが嵌合するよ
うにしたので、止めネジの締付力や外的衝撃力が加わっ
ても、上胴と下胴との螺合部外面に隙間が生じたり、螺
合が外れる心配もない。
胴との上下に対向する接合面に凹溝とリブとを設け、上
胴と下胴とを螺合させたとき凹溝とリブとが嵌合するよ
うにしたので、止めネジの締付力や外的衝撃力が加わっ
ても、上胴と下胴との螺合部外面に隙間が生じたり、螺
合が外れる心配もない。
とくに、胴径が大きく気温変化の激しい場所で使用され
るまほうびんに対して本考案は有効であり、合成樹脂特
有の寸法バラツキも前記凹溝とリブとの嵌合によっであ
る程度吸収することができる。
るまほうびんに対して本考案は有効であり、合成樹脂特
有の寸法バラツキも前記凹溝とリブとの嵌合によっであ
る程度吸収することができる。
しかも、前記凹溝とリブとは、ねじ成形部に存在しない
ため金型設計が容易に行なえるという利点をも有する。
ため金型設計が容易に行なえるという利点をも有する。
第１図は本考案にがかるまほうびんの一例の縦断面図、
第２図は第１図のＡ部拡大図、第３図は上胴と下胴とを
分離した状態におけるＡ部拡大図、第４図は本考案の他
の実施例のＡ部拡大図、第５図は従来のまほうびんにお
けるＡ部拡大図である。 １・・・・・・上胴、６・・・・・・内周壁、６ａ・・
・・・・外ねじ、γ・・・・・・段部、８・・・・・・
凹溝、９・・・・・・下胴、１２・・・・・・外周壁、
１２ａ・・・・・・内ねじ、１３・・・・・・リブ、１
４・・・・・・止めネジ、１５・・・・・・外周壁、１
６・・・・・・リブ、１７・・・・・・内周壁、１８・
・・・・・段部、１９・・・・・・凹溝。
第２図は第１図のＡ部拡大図、第３図は上胴と下胴とを
分離した状態におけるＡ部拡大図、第４図は本考案の他
の実施例のＡ部拡大図、第５図は従来のまほうびんにお
けるＡ部拡大図である。 １・・・・・・上胴、６・・・・・・内周壁、６ａ・・
・・・・外ねじ、γ・・・・・・段部、８・・・・・・
凹溝、９・・・・・・下胴、１２・・・・・・外周壁、
１２ａ・・・・・・内ねじ、１３・・・・・・リブ、１
４・・・・・・止めネジ、１５・・・・・・外周壁、１
６・・・・・・リブ、１７・・・・・・内周壁、１８・
・・・・・段部、１９・・・・・・凹溝。
Claims (1)
- 合成樹脂製の上胴と下胴とを螺合により一体化して、螺
合部の外面が隙間なくかつ面一となるように構成したま
ほうびんにおいて、前記上胴と下胴との上下に対向する
接合面の一方に凹溝を設け、他方に前記凹溝に嵌合する
リブを突設したことを特徴とするまほうびん。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11539180U JPS5927250Y2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 | まほうびん |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11539180U JPS5927250Y2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 | まほうびん |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5738639U JPS5738639U (ja) | 1982-03-02 |
| JPS5927250Y2 true JPS5927250Y2 (ja) | 1984-08-07 |
Family
ID=29476319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11539180U Expired JPS5927250Y2 (ja) | 1980-08-14 | 1980-08-14 | まほうびん |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927250Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58136046U (ja) * | 1982-03-08 | 1983-09-13 | タイガー魔法瓶株式会社 | 魔法瓶 |
-
1980
- 1980-08-14 JP JP11539180U patent/JPS5927250Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5738639U (ja) | 1982-03-02 |
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