JPH0430995B2 - - Google Patents
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- JPH0430995B2 JPH0430995B2 JP9989585A JP9989585A JPH0430995B2 JP H0430995 B2 JPH0430995 B2 JP H0430995B2 JP 9989585 A JP9989585 A JP 9989585A JP 9989585 A JP9989585 A JP 9989585A JP H0430995 B2 JPH0430995 B2 JP H0430995B2
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Landscapes
- Luminescent Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は螢光体、詳しくは緑色発光の螢光体に
関するものである。
関するものである。
従来の技術
従来、2価のユーロピウムと2価のマンガンで
付活されたアルミン酸塩螢光体としては、特公昭
−52−22836号公報に記載されているように、た
とえばBa0.9Eu0.1Mg1.8Mn0.2Al16O27なる化学組成
で表される2価のユーロピウムと2価のマンガン
で付活されたバリウムアグネシウムアルミネート
螢光体が知られていた。
付活されたアルミン酸塩螢光体としては、特公昭
−52−22836号公報に記載されているように、た
とえばBa0.9Eu0.1Mg1.8Mn0.2Al16O27なる化学組成
で表される2価のユーロピウムと2価のマンガン
で付活されたバリウムアグネシウムアルミネート
螢光体が知られていた。
発明が解決しようとする問題点
このような従来の2価のユーロピウムと2価の
マンガンで付活されたバリウムマグネシウムアル
ミネート螢光体は、波長450nmおよび515nmに
ピークを有する発光を示し、その2つの発光ピー
ク強度比を付活剤である2価のユーロピウムと2
価のマンガンの濃度によつて調節できるために、
たとえば無定形セレンまたはセレン合金からなる
光導電体を用いた電子写真装置の露光用光源とし
て上記螢光体を塗布した螢光ランプを用いた場合
には、使用している光導電体の感光生とコピー原
稿に対する感色性のマツチングをとることができ
るという特長を有しており、電子写真装置用など
を中心として多用されてきている。
マンガンで付活されたバリウムマグネシウムアル
ミネート螢光体は、波長450nmおよび515nmに
ピークを有する発光を示し、その2つの発光ピー
ク強度比を付活剤である2価のユーロピウムと2
価のマンガンの濃度によつて調節できるために、
たとえば無定形セレンまたはセレン合金からなる
光導電体を用いた電子写真装置の露光用光源とし
て上記螢光体を塗布した螢光ランプを用いた場合
には、使用している光導電体の感光生とコピー原
稿に対する感色性のマツチングをとることができ
るという特長を有しており、電子写真装置用など
を中心として多用されてきている。
しかしながら、近年電子写真装置の小形化およ
び高速化に対応して、光源部品についても小形化
および高出力化が求められており、従来の2価の
ユーロピウムと2価のマンガンで付活されたバリ
ウムマグネシウムアルミネート螢光体を用いた場
合には、初期の光出力は満足なものであるが、寿
命の光出力低下が大きく、その使用条件は制約さ
れていた。
び高速化に対応して、光源部品についても小形化
および高出力化が求められており、従来の2価の
ユーロピウムと2価のマンガンで付活されたバリ
ウムマグネシウムアルミネート螢光体を用いた場
合には、初期の光出力は満足なものであるが、寿
命の光出力低下が大きく、その使用条件は制約さ
れていた。
本発明はこのような問題点を解決するためにな
されたもので、劣化特性を改善した2価のユーロ
ピウムと2価のマンガンで付活されたバリウムマ
グネシウムアルミネート螢光体を提供するもので
ある。
されたもので、劣化特性を改善した2価のユーロ
ピウムと2価のマンガンで付活されたバリウムマ
グネシウムアルミネート螢光体を提供するもので
ある。
問題点を解決するための手段
この問題点を解決するために、本発明者らは2
価のユーロピウムと2価のマンガンで付活された
バリウムマグネシウムアルミネート螢光体につい
て詳細な実験を行つた結果、この螢光体にさらに
少量の酸化イツトリウム、酸化ガドリニウムを固
溶させることによつて紫外線励起による発光出力
の低下を伴うことなく、螢光ランプに適用した場
合の光束維持率が改良されることを見出した。
価のユーロピウムと2価のマンガンで付活された
バリウムマグネシウムアルミネート螢光体につい
て詳細な実験を行つた結果、この螢光体にさらに
少量の酸化イツトリウム、酸化ガドリニウムを固
溶させることによつて紫外線励起による発光出力
の低下を伴うことなく、螢光ランプに適用した場
合の光束維持率が改良されることを見出した。
すなわち、2価のユーロピウムと2価のマンガ
ンで付活されたバリウムマグネシウムアルミネー
ト螢光体において、その化学組成が一般式 (Ba,Eu)O・x(Mg,Mn)O・yLn2O3・
zAl2O3 (ただし、0.8≦x≦3.0,0<y≦0.5、4≦z≦
8,LnはYおよびGdから選ばれた少なくとも1
種の元素) で表される場合に、紫外線励起による発光強度の
低下を伴うことなく螢光ランプに適用した場合の
光束維持率が改良されることが認められた。
ンで付活されたバリウムマグネシウムアルミネー
ト螢光体において、その化学組成が一般式 (Ba,Eu)O・x(Mg,Mn)O・yLn2O3・
zAl2O3 (ただし、0.8≦x≦3.0,0<y≦0.5、4≦z≦
8,LnはYおよびGdから選ばれた少なくとも1
種の元素) で表される場合に、紫外線励起による発光強度の
低下を伴うことなく螢光ランプに適用した場合の
光束維持率が改良されることが認められた。
作 用
この構成により、酸化イツトリウムや酸化ガド
リニウムが螢光体中に少量固溶することになり、
螢光体結晶の安定化がはかられるために、発光強
度の低下を伴うこともなく、かつ螢光ランプに適
用した場合にも劣化の小さい特性が得られること
になる。
リニウムが螢光体中に少量固溶することになり、
螢光体結晶の安定化がはかられるために、発光強
度の低下を伴うこともなく、かつ螢光ランプに適
用した場合にも劣化の小さい特性が得られること
になる。
実施例
本発明の螢光体において、酸化イツトリウムや
酸化ガドリニウム添加による螢光体の劣化特性改
良は、その添加量(y)が0.5を越えた領域につ
いても認められたが、螢光体の紫外線励起による
発光強度の低下を伴うために実用上の制限となつ
た。すなわち、第1図は本発明の螢光体における
酸化イツトリウム(曲線1)および酸化ガドリニ
ウム(曲線2)の添加量に対する相対輝度の変化
を示したものであり、0<y≦0.5の範囲で相対
輝度の低下はみられないことがわかる。また、第
2図は本発明の螢光体をガラス管径16mmの15Wア
パーチヤー形螢光ランプ(A)に適用した場合のライ
フ特性を従来の螢光体のものと比較して示したも
のである。第2図中、曲線3は本発明による螢光
体である。
酸化ガドリニウム添加による螢光体の劣化特性改
良は、その添加量(y)が0.5を越えた領域につ
いても認められたが、螢光体の紫外線励起による
発光強度の低下を伴うために実用上の制限となつ
た。すなわち、第1図は本発明の螢光体における
酸化イツトリウム(曲線1)および酸化ガドリニ
ウム(曲線2)の添加量に対する相対輝度の変化
を示したものであり、0<y≦0.5の範囲で相対
輝度の低下はみられないことがわかる。また、第
2図は本発明の螢光体をガラス管径16mmの15Wア
パーチヤー形螢光ランプ(A)に適用した場合のライ
フ特性を従来の螢光体のものと比較して示したも
のである。第2図中、曲線3は本発明による螢光
体である。
(Ba0.8,Eu0.2)O・2(Mg0.8,Mn0.4)O・
0.03Y2O3・7Al2O3を用いた前期アパーチヤー形
螢光ランプ(15W)のライフ特性であり、曲線4
は同様に (Ba0.8,Eu0.2)O・2(Mg0.8,Mn0.2)O・
0.01Gd2O3・7Al2O3の、また曲線5は従来の螢光
体である。
0.03Y2O3・7Al2O3を用いた前期アパーチヤー形
螢光ランプ(15W)のライフ特性であり、曲線4
は同様に (Ba0.8,Eu0.2)O・2(Mg0.8,Mn0.2)O・
0.01Gd2O3・7Al2O3の、また曲線5は従来の螢光
体である。
(Ba0.8,Eu0.2)O・2(Mg0.8,Mn0.2)O・
7Al2O3のライフ特性を示したものである。第2
図から明らかなように、本発明の螢光体は従来の
ものに比べて明らかにそのライフ特性が改善され
ている。さらに、本発明にかかる螢光体の場合、
そのAl2O3量(z)が4>zまたは8<zの領域
においては、従来と同様に発光強度の著しい低下
があり、実用的ではないことが認められた。ま
た、Mgo量(x)についても同様な理由により、
0.8>xまたは3<xの領域において良好な螢光
体は得られなかつた。
7Al2O3のライフ特性を示したものである。第2
図から明らかなように、本発明の螢光体は従来の
ものに比べて明らかにそのライフ特性が改善され
ている。さらに、本発明にかかる螢光体の場合、
そのAl2O3量(z)が4>zまたは8<zの領域
においては、従来と同様に発光強度の著しい低下
があり、実用的ではないことが認められた。ま
た、Mgo量(x)についても同様な理由により、
0.8>xまたは3<xの領域において良好な螢光
体は得られなかつた。
以下、本発明の実施例について説明する。
実施例 1
炭酸バリウム(BaCO3)15.78g、塩基性炭酸
マグネシウム(3MgCO3・Mg(OH)2・3H2O)
15.46g、酸化アルミニウム(Al2O3)69.97g、
酸化イツトリウム(Y2O3)6.77g、フツ化アル
ミニウム(AlF3)2.35g、酸化ユーロピウム
(Eu2O3)3.52g、炭酸マンガン(MnCO3)4.60
gをアルミナボールミルに入れてよく混合する。
これをアルミナルツボに入れ、還元性雰囲気中に
おいて温度1200℃で数時間焼成する。次にアルミ
ナボールミル中で充分に粉砕混合し、水を通過さ
せた還元性気流中において温度1300℃で数時間焼
成して螢光体を得た。得られた螢光体の組成は
(Ba0.8Eu0.2)O・2(Mg0.8Mn0.2)O・
0.3Y2O3・7Al2O3であつた。この螢光体の紫外線
励起による相対輝度は酸化イツトリウムを含まな
い従来の螢光体(Ba0.8Eu0.2)O・2(Mg0.8
Mn0.2)O・7Al2O3に比べて102%と位置が認め
られた。また、管径16mmのアパーチヤー形15W螢
光ランプ(FL15A70・G−51/41T16)を作製
し、ランプ電流0.4Aで点灯したライフテストに
おいて500時間後の光束維持率を測定したところ、
この発明の螢光体の500時間点灯後の光束維持率
は88%であり、従来の螢光体を用いたものが80%
であるのに比べて明らかに改善されていた。
マグネシウム(3MgCO3・Mg(OH)2・3H2O)
15.46g、酸化アルミニウム(Al2O3)69.97g、
酸化イツトリウム(Y2O3)6.77g、フツ化アル
ミニウム(AlF3)2.35g、酸化ユーロピウム
(Eu2O3)3.52g、炭酸マンガン(MnCO3)4.60
gをアルミナボールミルに入れてよく混合する。
これをアルミナルツボに入れ、還元性雰囲気中に
おいて温度1200℃で数時間焼成する。次にアルミ
ナボールミル中で充分に粉砕混合し、水を通過さ
せた還元性気流中において温度1300℃で数時間焼
成して螢光体を得た。得られた螢光体の組成は
(Ba0.8Eu0.2)O・2(Mg0.8Mn0.2)O・
0.3Y2O3・7Al2O3であつた。この螢光体の紫外線
励起による相対輝度は酸化イツトリウムを含まな
い従来の螢光体(Ba0.8Eu0.2)O・2(Mg0.8
Mn0.2)O・7Al2O3に比べて102%と位置が認め
られた。また、管径16mmのアパーチヤー形15W螢
光ランプ(FL15A70・G−51/41T16)を作製
し、ランプ電流0.4Aで点灯したライフテストに
おいて500時間後の光束維持率を測定したところ、
この発明の螢光体の500時間点灯後の光束維持率
は88%であり、従来の螢光体を用いたものが80%
であるのに比べて明らかに改善されていた。
実施例 2
炭酸バリウム(BaCO3)15.78g、塩基切性炭
酸マグネシウム(3MgCO3・Mg(OH)2・3H2O)
15.46g、酸化アルミニウム(Al2O3)69.97g、
酸化ガドリニウム(Gd2O3)3.63g、フツ化アル
ミニウム(AlF3)2.35g、参加ユーロピウム
(Eu2O3)3.52g、炭酸マンガン(MnCO3)4.60
gをアルミナボールミルを用いて混合し、以下実
施例1と同様にして螢光体を得、ランプを作製
し、500時間点灯後の光束維持率を測定した。得
られた螢光体の組成は(Ba0.8Eu0.2)O・2
(Mg0.8Mn0.2)O・0.1Gd2O3・7Al2O3であり、前
記と同様の相対輝度は102%、500時間点灯後の光
出力維持率は84%と従来の螢光体のものが80%で
あるのに比べて明らかに改善されていた。
酸マグネシウム(3MgCO3・Mg(OH)2・3H2O)
15.46g、酸化アルミニウム(Al2O3)69.97g、
酸化ガドリニウム(Gd2O3)3.63g、フツ化アル
ミニウム(AlF3)2.35g、参加ユーロピウム
(Eu2O3)3.52g、炭酸マンガン(MnCO3)4.60
gをアルミナボールミルを用いて混合し、以下実
施例1と同様にして螢光体を得、ランプを作製
し、500時間点灯後の光束維持率を測定した。得
られた螢光体の組成は(Ba0.8Eu0.2)O・2
(Mg0.8Mn0.2)O・0.1Gd2O3・7Al2O3であり、前
記と同様の相対輝度は102%、500時間点灯後の光
出力維持率は84%と従来の螢光体のものが80%で
あるのに比べて明らかに改善されていた。
実施例 3
炭酸バリウム(BaCO3)15.78g、塩基性炭酸
マグネシウム(3MgCO3・Mg(OH)2・3H2O)
18.55g、酸化アルミニウム(Al2O3)50.00g、
酸化イツトリウム(Y2O3)11.29g、フツ化アル
ミニウム(AlF3)1.68g、酸化ユーロピウム
(Eu2O3)3.52g、炭酸マンガン(MnCO3)0.92
gをアルミナボールを用いて混合し、以下実施例
1と同様にして螢光体を得、ランプを作製し500
時間点灯後の光出力維持率を測定した。得られた
螢光体の組成は(Ba0.8Eu0.2)O・2(Mg0.96
Mn0.04)O・0.5Y2O3・5Al2O3であり、前記と同
様の相対輝度は101%、500時間点灯後の光出力維
持率は85%と従来のものに比べて明らかに改善さ
れていた。
マグネシウム(3MgCO3・Mg(OH)2・3H2O)
18.55g、酸化アルミニウム(Al2O3)50.00g、
酸化イツトリウム(Y2O3)11.29g、フツ化アル
ミニウム(AlF3)1.68g、酸化ユーロピウム
(Eu2O3)3.52g、炭酸マンガン(MnCO3)0.92
gをアルミナボールを用いて混合し、以下実施例
1と同様にして螢光体を得、ランプを作製し500
時間点灯後の光出力維持率を測定した。得られた
螢光体の組成は(Ba0.8Eu0.2)O・2(Mg0.96
Mn0.04)O・0.5Y2O3・5Al2O3であり、前記と同
様の相対輝度は101%、500時間点灯後の光出力維
持率は85%と従来のものに比べて明らかに改善さ
れていた。
実施例 4
炭酸バリウム(BaCO3)17.76g、塩基性炭酸
マグネシウム(3MgCO3・Mg(OH)2・3H2O)
13.52g、炭酸アルミニウム(Al2O3)60.59g、
酸化ガドリニウム(Gd2O3)1.09g、フツ化アル
ミニウム(AlF3)1.01g、酸化ユーロピウム
(Eu2O3)1.76g、炭酸マンガン(NnCO3)4.02
g、ホウ酸(H3BO3)0.03gをアルミナボールミ
ルに入れてよく混合し、以下実施例1と同様にし
て螢光体を得、ランプを作製し、500時間点灯後
の光出力維持率を測定した。得られた螢光体の組
成は (Ba0.9Eu0.1)O・1.75(Mg0.8Mn0.2)・
0.03Gd2O3・6Al2O3であり、前記と同様の相対輝
度は104%、500時間点灯後の光出力維持率は84%
と従来のものに比べて明らかに改善されていた。
マグネシウム(3MgCO3・Mg(OH)2・3H2O)
13.52g、炭酸アルミニウム(Al2O3)60.59g、
酸化ガドリニウム(Gd2O3)1.09g、フツ化アル
ミニウム(AlF3)1.01g、酸化ユーロピウム
(Eu2O3)1.76g、炭酸マンガン(NnCO3)4.02
g、ホウ酸(H3BO3)0.03gをアルミナボールミ
ルに入れてよく混合し、以下実施例1と同様にし
て螢光体を得、ランプを作製し、500時間点灯後
の光出力維持率を測定した。得られた螢光体の組
成は (Ba0.9Eu0.1)O・1.75(Mg0.8Mn0.2)・
0.03Gd2O3・6Al2O3であり、前記と同様の相対輝
度は104%、500時間点灯後の光出力維持率は84%
と従来のものに比べて明らかに改善されていた。
発明の効果
以上説明したように、本発明によれば、2価の
ユーロピウムと2価のマンガンで付活されたバリ
ウムアグネシウムアルミネート螢光体において、
その化学組成を一般式 (Ba,Eu)O・x(Mg,Mn)O・yLn2O3・
zAl2O3 (ただし、0.8≦x≦3.0,0<y≦0.5、4≦z≦
8,LnはYおよびGdから選ばれた少なくとも1
種の元素) で表される螢光体としたので、螢光体結晶の安定
化がはかられ、紫外線励起による発光強度の低下
を伴うことなく劣化特性の改善された螢光体を提
供することができるものである。したがつて、本
発明の螢光体はたとえば各種OA機器用の小形・
高出力螢光ランプに適用しても満足なライフ特性
を示す螢光ランプとすることができるものであ
る。
ユーロピウムと2価のマンガンで付活されたバリ
ウムアグネシウムアルミネート螢光体において、
その化学組成を一般式 (Ba,Eu)O・x(Mg,Mn)O・yLn2O3・
zAl2O3 (ただし、0.8≦x≦3.0,0<y≦0.5、4≦z≦
8,LnはYおよびGdから選ばれた少なくとも1
種の元素) で表される螢光体としたので、螢光体結晶の安定
化がはかられ、紫外線励起による発光強度の低下
を伴うことなく劣化特性の改善された螢光体を提
供することができるものである。したがつて、本
発明の螢光体はたとえば各種OA機器用の小形・
高出力螢光ランプに適用しても満足なライフ特性
を示す螢光ランプとすることができるものであ
る。
第1図は本発明の実施例による酸化イツトリウ
ムおよび酸化ガドリニウムの最適添加量に関する
実験データを示す図、第2図は螢光ランプに適用
した場合のライフ特性を従来の螢光体のものと比
較して示す図である。
ムおよび酸化ガドリニウムの最適添加量に関する
実験データを示す図、第2図は螢光ランプに適用
した場合のライフ特性を従来の螢光体のものと比
較して示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 2価のユーロピウムと2価のマンガンで付活
されたアルミン酸塩螢光体において、その化学組
成が一般式 (Ba,Eu)O・x(Mg,Mn)O・yLn2O3・
zAl2O3 (ただし、0.8≦x≦3.0,0<y≦0.5、4≦z≦
8,LnはYおよびGdのうちから選ばれた少なく
とも1種の元素)で表されることを特徴とする螢
光体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9989585A JPS61258893A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 螢光体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9989585A JPS61258893A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 螢光体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61258893A JPS61258893A (ja) | 1986-11-17 |
JPH0430995B2 true JPH0430995B2 (ja) | 1992-05-25 |
Family
ID=14259506
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9989585A Granted JPS61258893A (ja) | 1985-05-10 | 1985-05-10 | 螢光体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61258893A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100326438B1 (ko) * | 1994-11-25 | 2002-06-22 | 김순택 | 적색발광형광조성물 |
KR960022936A (ko) * | 1994-12-30 | 1996-07-18 | 윤종용 | 적색 발광 형광 조성물 |
-
1985
- 1985-05-10 JP JP9989585A patent/JPS61258893A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61258893A (ja) | 1986-11-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |