JPH0430975Y2 - - Google Patents

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JPH0430975Y2
JPH0430975Y2 JP1989138446U JP13844689U JPH0430975Y2 JP H0430975 Y2 JPH0430975 Y2 JP H0430975Y2 JP 1989138446 U JP1989138446 U JP 1989138446U JP 13844689 U JP13844689 U JP 13844689U JP H0430975 Y2 JPH0430975 Y2 JP H0430975Y2
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pot
pot body
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lead wire
plug
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JP1989138446U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はポツト本体を回動自在とした電気式ジ
ヤーポツトに関する。
(ロ) 従来の技術 従来此種の電気式ジヤーポツトは、実公昭48−
41596号公報、特公昭58−13176号公報、実開昭59
−117430号公報に開示されているように、ポツト
自体の位置を動かさなくとも吐出口の向きを変え
られるように回転板を本体底部に設けているが、
吐出口の向きを変えようとして本体を回転させる
とコードが本体に巻き付いて簡単に離脱してしま
い本来の湯沸かしあるいは保温という機能を果た
せなくなつてしまうという問題点が発生してい
た。
この問題を解決するため実公昭58−39627号公
報に示される電気ポツトにおいては、ポツト本体
を固定台上に回転自在に支持するとともに電源コ
ードを固定台に接続し、ポツト本体を回転させて
もコードが巻き付かないようにしている。ところ
が、このポツトにおいては、ポツト本体と固定台
の電気的な接続を、ポツト本体側に固定した接触
子と固定台側に設けた円板状の導電体からなる回
転摺接式の給電機構を介して行つているので、長
期間の使用に伴う摩耗、あるいは長期間の不使用
に伴う錆付きなどによつて接点間に接触不良が生
じやすく、湯沸かしや保温という機能を果たせな
くなるという問題が生じる。
また、電源と接続された円板状の導電体は、ポ
ツト本体の回転に応じて接触子との接触を維持す
べく広範囲に露出しておく必要があり、ポツトの
ような水を扱うものにおいては、電源に接続した
導電体を広範囲に露出しておくことは、漏電によ
る感電事故の発生原因となり、安全性を確保でき
ないという問題も生じる。
(ハ) 考案が解決しようとする課題 そこで本考案は、ポツト本体の回転に伴う電源
コードの巻き付きを防止する電気式ジヤーポツト
において、固定台とポツト本体の電気接続を確実
に行い湯沸かしや保温という機能を確実に果たす
ことができるとともに、漏電による感電事故の発
生を防止して安全性を高めることを課題とするも
のである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本考案は、ポツト本体と、このポツト本体を回
動自在に支持する固定台とを備え、電源コードの
プラグを着脱自在に接続するプラグ受けを前記固
定台に設けた電気式ジヤーポツトにおいて、前記
固定台と前記ポツト本体間にそれらを電気的に接
続するリード線を設け、このリード線を介して前
記プラグ受けに供給される電源を前記ポツト本体
に供給するとともに、前記ポツト本体と前記固定
台間に前記ポツト本体と前記固定台間の回転角を
所定範囲に抑制するストツパーを設けたものであ
る。
(ホ) 作用 本考案は上記のように、固定台とポツト本体間
にそれらを電気的に接続するリード線を設け、こ
のリード線を介して電源をポツト本体に供給する
構成としているので、ポツト本体を回動させても
固定台に接続した電源をポツト本体に確実に供給
することができ、湯沸かしや保温という機能を確
実に果たすことができるとともに、電源の露出部
分を従来に比べて大幅に少なくして漏電による感
電事故の発生を防止し、安全性を高めることがで
きる。さらに、ポツト本体と固定台間の回転角を
所定範囲に抑制するストツパーを設けたから、ポ
ツト本体を回動させてもリード線が必要以上によ
じれることがなく、リード線の断線や離脱事故を
防止することが可能となる。
(ヘ) 実施例 本考案における一実施例を以下第1図及び第2
図に基づき説明する。
1は固定台ベースであつて、側壁2に電源から
のコードの磁石式プラグ3bを止めるプラグ受け
3aを設け、底面4略中央部に上方に向けて凹部
5aを形成し、該凹部5aの周壁5bの適所には
開口5cを穿設している。
6は周側壁7と前記固定台1の側壁2に嵌合す
る嵌合部8を形成すると共に略中央部に下方へ突
設した当接段部9を形成せる置台であつて、後述
せる収容体14を含む貯湯及び注出のための機構
を上置してポツト本体を構成しており、元来ポツ
ト本体の底面に位置していた底板に相当するもの
である。また、前記当接段部9の中央には連通口
10を開設すると共に該連通口10を延設し前記
凹部5aの開設孔5bと回動自在に嵌合される円
筒部11を形成しているものである。
12は中央が空洞である支持体であつて、該支
持体12の上端は前記連通口10上面に拡開して
いると共に、下端を前記円筒部11下端において
外方に向けて拡開しており、ちようど置台6と固
定台1凹部5aとを回動自在に挟持するよう構成
している(第1図参照)。
13,13……はリード線で、該リード線1
3,13……の一端は置台6上に載置され液体を
収容せる収容体14の下面に設けた温度調節手段
としてのサーミスタ15および収容体14内部の
内容液の加熱・保温を行なうヒータ16と接続
し、他端は前記サーミスタ15の検知する温度に
基づいてヒータ16に通電したり通電を停止した
りするコントロール回路17に接続されている
(第2図参照)。固定台とポツト本体間の電気的接
続をリード線で行なうことにより、回転摺接式の
ものに比べて錆、摩耗に起因する接続不良の発生
を防止できる。
次に前述せる構成における動作について簡単に
説明する。ポツト上面に配置せる押圧体を押圧す
ることにより液体を収容せる収容体14内に空気
が送り込まれその空気の圧力によつて液体が吐出
管bを通して押し上げられ吐出口aから送出され
るものであつて、吐出口aの向きを変える場合に
は、置台6は本体側に付随しているため吐出口a
の動きと同方向に回転する。このとき固定台1は
静止しているが見方を変えれば置台6に対して吐
出口aの動きとは逆の方向に回転するのと同じで
あることはいうまでもない。ここでリード線1
3,13……は支持体12内を挿通配線してある
ため置台6の回転時リード線13,13……は回
転角が小さくて済むのでよじれを生ずる可能性が
少ない。いま第3図に示すように置台6に小突起
8a及び固定台1にストツパー8bを設ければ固
定台1に対する置台6の最大回転角θを抑制で
き、更に優れたリード線13,13……のよじれ
に対する保護が期待できるものと思われる。また
支持体12はリード線13,13……を束ねる役
目を果たしているため部品の有効な利用が図られ
ている。そして電源コードの磁石式プラグ3bを
止めるプラグ受け3aを固定台1の側壁2に設け
たため、吐出口aの向きを変えてもコードがポツ
ト本体に巻き付くことがないのでプラグ3bがプ
ラグ受け3aから離脱しない。また固定台1と置
台6との取付けに複雑さがないため組立て作業が
容易に行なえる。
(ト) 考案の効果 以上のように本考案によれば、固定台とポツト
本体間にそれらを電気的に接続するリード線を設
け、このリード線を介して電源をポツト本体に供
給する構成としているので、従来の回転摺接式の
給電機構を用いたものに比べて、ポツト本体を回
動させても固定台に接続した電源をポツト本体に
確実に供給することができ、湯沸かしや保温とい
う機能を確実に果たすことができるとともに、電
源の露出部分を少なくして漏電による感電事故の
発生を防止し、安全性を高めることができる。さ
らに、ポツト本体と固定台間の回転角を所定範囲
に抑制するストツパーを設けたから、ポツト本体
を回動させてもリード線が必要以上によじれるこ
とがなく、リード線の断線や離脱事故を防止して
湯沸かしや保温という機能を一層確実に果たすこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すポツトの縦断
断面図、第2図は第1図の要部拡大図、第3図は
置台にストツパーを設けた場合の置台を下面から
見た図である。 1……固定台、3a……プラグ受け、6……置
台、13……リード線(内部コード)、a……吐
出口。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ポツト本体と、該ポツト本体を回動自在に支持
    する固定台とを備え、電源コードのプラグを着脱
    自在に接続するプラグ受けを前記固定台に設けた
    電気式ジヤーポツトにおいて、前記固定台と前記
    ポツト本体間にそれらを電気的に接続するリード
    線を設け、このリード線を介して前記プラグ受け
    に供給される電源を前記ポツト本体に供給すると
    ともに、前記ポツト本体と前記固定台間に前記ポ
    ツト本体と前記固定台間の回転角を所定範囲に抑
    制するストツパーを設けたことを特徴とする電気
    式ジヤーポツト。
JP1989138446U 1989-11-29 1989-11-29 Expired JPH0430975Y2 (ja)

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JP1989138446U JPH0430975Y2 (ja) 1989-11-29 1989-11-29

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JPH0282227U JPH0282227U (ja) 1990-06-26
JPH0430975Y2 true JPH0430975Y2 (ja) 1992-07-27

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ID=31400793

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839627U (ja) * 1981-09-07 1983-03-15 立花 利朗 そろばん珠

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59117430U (ja) * 1983-01-26 1984-08-08 象印マホービン株式会社 液体容器の回転底の構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839627U (ja) * 1981-09-07 1983-03-15 立花 利朗 そろばん珠

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Publication number Publication date
JPH0282227U (ja) 1990-06-26

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