JPH04309423A - 加工機に対するパレットの搬出入装置 - Google Patents

加工機に対するパレットの搬出入装置

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JPH04309423A
JPH04309423A JP3073357A JP7335791A JPH04309423A JP H04309423 A JPH04309423 A JP H04309423A JP 3073357 A JP3073357 A JP 3073357A JP 7335791 A JP7335791 A JP 7335791A JP H04309423 A JPH04309423 A JP H04309423A
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elevator
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processing machine
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Kiju Kawada
川田 喜重
Yukio Uchino
内野 幸雄
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばレーザ加工機
などの加工機にワークを支持したパレットをパレットス
トッカから出し入れ可能にした加工機に対するパレット
の搬出入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、素材あるいは製品を支持したパレ
ットを収納しておくストッカとしての自動倉庫は知られ
ている。この自動倉庫と例えばレーザ加工機などの加工
機とはある程度の距離を有して配置されている。したが
って、自動倉庫から素材を取り出して加工機にて加工を
行なう場合には一旦自動倉庫よりローディング装置を介
して加工機まで運んでいる。また、加工機にて加工され
た製品はアンローディング装置を介して自動倉庫に運ん
でいるのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したご
とく、従来技術においてはストッカと加工機との間で、
素材あるいは製品を搬入する際には、ローディング装置
およびアンローディング装置が必要であると共に、介在
しているから、素材をストッカから加工機へ搬入する時
間と、製品を加工機からストッカへ搬出する時間に相当
の時間がかかるという問題があった。
【0004】この発明の目的は、上記問題を改善するた
め、加工機の脇にストッカを配置して、素材あるいは製
品を支持したパレットを加工機およびストッカに搬出入
する時間を従来より短時間で自動的に行な得るようにし
た加工機に対するパレットの搬出入装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、素材あるいは製品を支持したパレット
を収納自在な棚を複数段に備えてなるパレットストッカ
に、上記棚に対して、出入りするパレットを支持するエ
レベータを上下動自在に設け、このエレベータがパレッ
トを支持するパレット支持部を、パレットを支持する支
持状態とパレットを解放する不支持状態とに切換自在に
設けて加工機に対するパレットの搬出入装置を構成した
【0006】前記加工機に対するパレットの搬出入装置
において、複数のパレットストッカを隣接して設け、各
パレットストッカに上下動自在に備えた各エレベータを
一体的に設けてなることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】この発明の加工機に対するパレット搬出入装置
を採用することにより、素材あるいは製品を支持したパ
レットを収納自在な棚を複数段に備えてなるパレットス
トッカに上下動自在なエレベータを上下動せしめてパレ
ットストッカの棚に収納されている素材を支持したパレ
ットの棚に位置決めして、その棚から素材を支持したパ
レットをエレベータ上に送り出す。この際にエレベータ
に切換自在に設けられたパレット支持部を切換えて支持
状態にして素材を支持したパレットをパレット支持部に
支持せしめる。次いでエレベータを下降せしめてパレッ
ト支持部を切換えて不支持状態にして素材を支持したパ
レットを加工機に搬入する。
【0008】次いで、加工機で加工された製品を支持し
たパレットをエレベータの所に移動し、パレット支持部
を切換えて支持状態にして製品を支持したパレットを支
持せしめてエレベータを上昇せしめて空の棚の位置に位
置決めして棚へ搬出し、パレット支持部を切換えて製品
を支持したパレットは棚に収納される。
【0009】したがって、パレットストッカと加工機と
の間にはローディング装置やアンローディング装置を設
けずに、エレベータに切換自在なパレット支持部を設け
ただけで、素材や製品を支持したパレットをパレットス
トッカより短時間でかつ自動的に搬出入される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳
細する。
【0011】図1、図2および図3を参照してまず本発
明の第1実施例を説明する。図1、図2および図3にお
いて、加工機としてのレーザ加工機1が床面上に配置さ
れていると共に、このレーザ加工装置1における左側の
後側(図1において左側の上方側)に素材Wや製品Gを
支持するパレットPを収納自在な棚3を複数段に備えた
パレットストッカ5が配置されている。
【0012】まず、前記レーザ加工機1の具体的につい
て説明すると、レーザ加工機1には床面上にX軸方向へ
延伸した箱型形状のベース7が設けられている。このベ
ース7上のY軸方向における両側にはX軸方向へ延伸し
たガイドレール9が敷設されている。このガイドレール
9には複数のガイド部材11を介してテーブル13が図
示省略の駆動モータによってX軸方向へ移動自在に設け
られている。
【0013】このテーブル13上には素材Wを支持した
短形形状のパレットPが載置され、このパレットPは図
2においてテーブル13の右側に設けられた複数のクラ
ンプ部材15によってクランプ、アンクランプされるよ
うになっている。このワーククランプ部材15はすでに
公知の構造のものを用いているので、詳細な説明を省略
する。前記パレットPのX軸方向における両側前後には
、図1に示されているように例えば4個のガイドローラ
17が回転自在に支承されている。
【0014】上記構成により、図示省略の駆動モータを
駆動せしめることにより、素材Wを支持したパレットP
をクランプ部材15によってクランプされたテーブル1
3がガイド部材11を介してガイドレール9に案内され
ながらX軸方向へスムーズに移動されることになる。
【0015】前記ベース7内には図3に示されているご
とく、チップコンベア19が設けられていると共に、チ
ップコンベア19の図3において左側における下方には
移動可能なスクラップボックス21が配置されている。
【0016】前記ベース7におけるX軸方向の中央部寄
りにはコラム23が立設されており、このコラム23上
には片持式で支持フレーム25がY軸方向へ延伸して設
けられている。この支持フレーム25の下部内における
X軸方向の両側には、Y軸方向へ延伸した支持ブロック
27R,27Lが設けられている。この各支持ブロック
27R,27L上にはガイドレール29R,29Lが設
けられており、このガイド部材29R,29LにはY軸
方向へ移動自在なY移動体31が設けられている。
【0017】上記構成により、図示省略の駆動モータに
より例えばボールねじ、ナット部材の伝達装置を介して
Y軸移動体31が複数のガイドレール29R,29Lを
介してY軸方向へスムーズに移動されることになる。
【0018】前記Y軸移動体31には図示省略の駆動装
置により例えばボールねじ、ナット部材を介してZ軸移
動体33がZ軸方向へ移動されるようになっている。こ
のZ軸移動体33の下部にはA軸回転体35がA軸方向
(Z軸移動体33の軸心回り)に回動されるように設け
られていると共に、A軸回転体35の下部にはB軸方向
(A軸回転体35に直交した軸心回り)に回動されるよ
うに設けられている。しかも、B軸回転体37の下部に
はレーザノズル39が装着されている。
【0019】したがって、レーザノズル39はX軸、Y
軸、Z軸、A軸およびB軸方向の5軸に対して移動かつ
回動されることになり、3次元形状(立体形状)の素材
Wに対して3次元のレーザ加工が行なわれるようになっ
ている。
【0020】前記コラム23の脇部(図1において右部
)にはレーザ発振器41が配置されており、このレーザ
発振器41で発振されたレーザビームは複数のベンドミ
ラーを経てレーザノズル39から照射されて素材Wにレ
ーザ加工が行なわれる。
【0021】また、前記ベース7のほぼ中央部における
前側(図1において下側)にはレーザ加工装置1を種々
制御するNC装置43が配置されている。さらにレーザ
加工が行なわれる前記ベース7には吸引ダクト45の一
端が挿入されていると共に、吸引ダクト45の他端は吸
引ボックス47に接続されている。また、前記ベース7
の下部には残材や小製品を収納するケース49が設けら
れている。
【0022】前記ベース7の左側における後側(図1に
おいて上側、図2において右側)には前記パレットスト
ッカ5の枠組された左右のサイドフレーム51R,51
Lが立設されており、このサイドフレーム51Rと51
Lとの間における上部には上部フレーム51Uが接続さ
れている。また、サイドフレーム51R,51Lの内側
におけるZ軸方向には適宜な間隔で複数段の棚3が設け
られており、この各段の棚3には素材Wまたは製品Gを
支持し、外側に複数のガイドローラ17を回転自在に支
承したパレットPが支持されて収納されるようになって
いる。
【0023】前記上部フレーム51Uのほぼ中央部には
支持ビーム53が接続されており、この支持ビーム53
の前後には図1に示されているように、支持ブラケット
55が設けられている。この後部の支持ブラケット55
にはギアボックス57が取付けられており、このギアボ
ックス57には駆動モータ59が連動連結されている。 前記ギアボックス57には回転自在なワイヤドラム61
が支承されている。
【0024】前記サイトフレーム51R,51Lにおけ
る前側の隅には図3に示されているように、ブラケット
63を介してプーリ65が回転自在に支承されている。 前記ワイヤドラム61にはワイヤ67,69の一端が取
付けられていると共に、ワイヤ67,69の他端はエレ
ベータ71が取付けられている。
【0025】上記構成により、駆動モータ59を駆動せ
しめると、ギアボックス57を介してワイヤドラム61
が回転される。このワイヤドラム61が回転されると、
ワイヤ67,69がワイヤドラム61に巻取られること
によりエレベータ71が上昇される。また、駆動モータ
59を逆回転せしめると、ワイヤドラム61からワイヤ
67,69が戻されてエレベータ71が下降されること
になる。
【0026】前記エレベータ71は、図1〜図3に加え
て図4を併せて参照するに、X軸方向へ延伸した支持フ
レーム73を備えており、この支持フレーム73の両側
における後部に支持ブロック75R,75Lが一体化さ
れており、この支持ブロック75R,75Lには溝付ロ
ーラ77R,77Lが回転自在に支承されている。
【0027】また、前記支持フレーム73の両側におけ
る下部にはZ軸方向へ延伸した支持ブロック79R,7
9Lが一体化されており、この支持ブロック79R,7
9Lには前記溝付ローラ77R,77Lと同じ溝付ロー
ラ81R,81Lが回転自在に支承されている。前記溝
付ローラ77Rと81R;77Lと81Lは互いに90
度に向い合って取付けられていて、エレベータ71が上
下動される際にサイドフレーム51R,51Lの前側支
柱に案内されてエレベータ71がスムーズに移動される
ことになる。
【0028】前記支持ブロック79R,79LにはY軸
方向へ延伸した支持アーム83R,83Lの一端が一体
化されている。この支持アーム83R,83LのY軸方
向における前後には図4に示されているように、スプロ
ケット85R,85L;87R,87Lが回転自在に支
承されており、このスプロケット85Rと87R;85
L,87Lにはそれぞれチエン89R,89Lが巻回さ
れている。このチエン89R,89Lの先端部には、前
記パレットPの先端部に形成された凹部溝PG に係合
される係合部材としてのピン91R,91Lが取付けら
れている。
【0029】前記支持ブロック79R,79Lにはスプ
ロケット93R,93Lが回転自在に支承されており、
このスプロケット93R,93Lには軸95R,95L
を介して別のスプロケット97R,97Lが回転自在に
支承されていると共に、このスプロケット97R,97
Lは前記チエン89R,89Lに噛合されている。
【0030】前記支持フレーム73内にはX軸方向へ延
伸した回転自在なシャフト99が図示省略の駆動モータ
に伝達部材を介して連動連結されており、このシャフト
99の両側にはスプロケット101R,101Lが支承
されている。このスプロケット101R,101Lと前
記スプロケット93R,93Lにはチエン103R,1
03Lが巻回されている。
【0031】上記構成により、図示省略の駆動モータを
駆動せしめると、伝達部材を介してシャフト99が回転
される。このシャフト99が回転されることにより、ス
プロケット101R,101L、チエン103R,10
3L、スプロケット93R,93L,97R,97Lを
介してチエン89R,89LがY軸方向へ走行される。 チエン89R,89LがY軸方向の例えば図4において
右方向へ回転走行すると、チエン89R,89Lに取付
けられたピン91R,91Lも同方向に移動し、ピン9
1R,91LがパレットPの凹部溝PG に入り込むと
共に、さらに移動走行せしめることによってパレットP
が図4に矢印で示したごとくY軸方向の左方へ移動され
ることになる。また、チエン89R,89Lを逆方向へ
回転走行せしめると、パレットPは矢印方向と逆方向の
右方へ移動されることになる。
【0032】前記支持アーム83R,83Lの適宜位置
には下方へ複数のピン105が突出して設けられており
、このピン105にはリンク107の一端に形成された
穴109に装着されていると共に、リンク107の他端
には上方へ突出したピン111がパレットPに設けられ
たローラ17を支持するパレット支持部としてのY軸方
向へ延伸したローラガイド部材113に形成された穴1
15に装着されている。
【0033】前記ローラガイド部材113は、前記支持
アーム83Lに対してリンク107の作動により左右方
向へ出し入れすべく切換自在に設けられている。例えば
図5に示されているように、リンク107のうちの前方
のリンク107の左側に延長してブラケット117を一
体化せしめると共に、このブラケット117には長穴1
19が形成されている。
【0034】一方、前記支持アーム83Lの側面には例
えばブラケット121を介して流体シリンダ123が取
付けられており、この流体シリンダ123に装着された
ピントントロッド125の先端には連結部材127を介
して上下方向へ延伸したロッド129が取付けられてい
る。しかも、このロッド129の先端は前記ブラケット
117に形成された長穴119内に挿入されている。
【0035】上記構成により、流体シリンダ123を作
動せしめてピストンロッド125を図5に矢印で示した
ごとく縮めると、ロッド129を介して平行リンク10
7がピン107を支点として回動し、ローラガイド部材
113が図5に示した状態から右方へ移動し、前記パレ
ットPのローラ17がこのローラガイド部材113上に
載って支持されることになる。なお、図5に示した状態
のローラガイド部材113はパレットPのローラ17を
支持されておらず解放した不支持状態を示しているもの
である。
【0036】このローラガイド部材113を平行リンク
107の回動で支持アーム83Lに対して出し入れされ
てパレットPのローラ17を支持する支持状態と、解放
する不支持状態との切換えを説明したが、支持アーム8
3Rに対するローラガイド部材113の出し入れによる
切換え機構は同じであるから詳細な説明を省略する。ま
た、ローラガイド部材113の出し入れ機構は上記の機
構に限定されることなく、他の機構によっても構わない
【0037】上記構成より、パレットストッカ5におけ
る複数段からなる棚3に収納された素材Wを加工機とし
てのレーザ加工機1へ搬出し、レーザ加工機1で素材W
に例えば3次元加工を行なって得られた製品Gをパレッ
トストッカ5の棚3に収納せしめる一連の動作を説明す
る。
【0038】まず、駆動モータ59を駆動せしめてワイ
ヤドラム61を回転せしめてワイヤ67,69を介して
エレベータ71を上昇せしめ、これから加工すべき素材
Wが収納されている棚3をNC装置43で予め選択して
おくと、選択された棚3の位置にエレベータ71が停止
して位置決めされる。この間に、流体シリンダ123を
作動せしめると、平行リンク107が回動してローラガ
イド部材113が支持アーム83R,83Lの内側へ突
出しパレットPのローラ17を支持せしめる状態にして
おく。
【0039】次に、図示省略の駆動モータにより、シャ
フト99を回転せしめることにより、チエン89R,8
9Lを図4に示したごとく例えば時計方向回りに走行移
動せしめると、棚3に収納されているパレットPの凹部
PG にピン91R,91Lが入り込み係合される。こ
の状態において、前記チエン89R,89Lを逆方向へ
移動せしめると、パレットPのローラ17がローラガイ
ド部材113に載ってエレベータ71上に支持される。 この状態でエレベータ71を下降端位置まで下降せしめ
て停止し、平行リンク107を逆方向へ回動せしめると
、図4に示した不支持状態となるため、素材Wを支持し
たパレットPがテーブル13上に乗り移り、テーブル1
3をX軸方向の所定位置へ移動せしめてクランプ部材1
5でテーブル13にパレットPをクランプする。
【0040】次に、パレットPをクランプ部材15でク
ランプしたテーブル13をX軸方向へ適宜に移動せしめ
ると共に、レーザノズル39をY軸、,Z軸,A軸およ
びB軸方向へ移動、回動せしめることによって、レーザ
発振器41で発振されたレーザビームをレーザノズル3
9から素材Wに照射せしめることによって素材Wに3次
元のレーザ加工が行なわれる。
【0041】素材Wにレーザ加工が終了すると、テーブ
ル13をX軸方向へ移動せしめてエレベータ71の下方
位置に停止して位置決めする。エレベータ71を下降端
位置まで下降せしめると共に、平行リンク107を回動
せしめると、ローラガイド部材113が支持アーム83
R,83Lの内側へ移動されて、ローラ17ガイド部材
113上に加工された製品Gを支持したパレットPのロ
ーラ17が支持される。
【0042】次に、チエン89R,89Lを走行移動せ
しめてピン91R,91LをパレットPの凹部溝PG 
に係合させる。この状態でエレベータ71を上昇せしめ
て空の棚3の位置に停止し位置決めすると共に、チエン
91R,91Lを走行移動せしめることにより、パレッ
トPのローラ17がローラガイド部材113上を移動し
、棚3上に乗り移り収納された状態となると、ピン91
R,91LがパレットPの凹部溝PG が外されて製品
Gを支持したパレットPが棚3に収納されることになる
【0043】上記の動作を繰返すことによって棚3に収
納されている素材Wを次々とレーザ加工機1でレーザ加
工が行なわれて製品Gが得られて棚3に収納されること
になる。
【0044】このように、パレットストッカ5の棚3に
収納されている素材Wを搬出してレーザ加工機1でレー
ザ加工を行なうと共に、レーザ加工された製品Gをパレ
ットストッカ5の棚3に収納する場合に、エレベータ7
1を上下動せしめると共に、このエレベータ71にパレ
ット支持部としてのローラガイド部材113を、パレッ
トPを支持する支持状態とパレットPを解放する不支持
状態とに切換自在に設けてあるので、従来のローディン
グ、アンローディング装置を必要とせずに直接的に素材
Wあるいは製品Gをパレットストッカ5とレーザ加工機
1との間で搬出入できる。したがって、搬出入時間を従
来に比べて短時間で行なうことができると共に自動的に
行なうことができる。
【0045】次に、図6,図7,図8および図9を参照
して本発明の第2実施例を説明する。図6,図7,図8
および図9において、レーザ加工機1の構成並びに作用
については前述した第1実施例とほぼ同じであるため、
同じ部品には同一符号を付して説明を省略し、異なる点
についてのみ説明する。
【0046】すなわち、コラム23がベース7のほぼ中
央部寄りの前側(図6において下側)立設されており、
NC装置43が前記コラム23の右側に配置されている
と共に、レーザ発振器41がコラム23の左側に配置さ
れている。それ以外の構成は第1実施例と同じであるか
ら説明を省略する。
【0047】パレットストッカ5は前記第1実施例では
前記ベース7の後側に配置されているが、この第2実施
例においては、前記ベース7の左側および右側の後側に
隣接してパレットストッカ5R,5Lが配置されている
。すなわち、このパレットストッカ5R,5Lにはそれ
ぞれ枠組された左右のサイドフレーム51R,51Lが
立設されており、この各サイドフレーム51R,51L
との間における上部には上部フレーム51Uが接続され
ている。また、左側のサイドフレーム51Rと右側のサ
イドフレーム51Lの上,下部には支持フレーム131
,133で接続されている。さらに、各サイトフレーム
51R,51Lの内側おけるZ軸方向には適宜な間隔で
複数段の棚3が設けられており、この各段の棚には素材
Wまたは製品Gを支持し、外側に複数のガイドローラ1
7を回転自在に支承したパレットPが支持されて収納さ
れるようになっている。
【0048】前記支持フレーム131のほぼ中央部には
前後方向へ延伸した支持ビーム53が接続されており、
この支持ビーム53の前後には、図6に示されているよ
うに、支持ブラケット55が設けられている。この後部
の支持ブラケット55にはギアボックス57が取付けら
れており、このギアボックス57には駆動モータ59が
連動連結されている。前後ギアボックス57には回転自
在なワイヤドラム61が支承されている。
【0049】前記左側のパレット5Rにおけるサイドフ
レーム51Rと左側のパレット5Lにおけるサイドフレ
ーム51Lの前の隅には図8に示されているように、ブ
ラケット63を介してプーリ65が回転自在に支承され
ている。前記ワイヤドラム61にはワイヤ67,69の
一端が取付けられていると共に、ワイヤ67,69の他
端はエレベータ71に取付けられている。また、ワイヤ
68の一端はワイヤドラム61に取付けられていると共
に、ワイヤ68の他端はエレベータ71のほぼ中央部に
取付けられている。
【0050】上記構成により、駆動モータ59を駆動せ
しめると、キアボックス57を介してワイヤドラム61
が回転される。このワイヤドラム61が回転されると、
ワイヤ67,68,69がワイヤドラム61に巻取られ
ることによりエレベータ71が上昇される。また、駆動
モータ59を逆回転せしめると、ワイヤドラム61から
ワイヤ67,68,69が戻されてエレベータ71が下
降されることになる。
【0051】前記エレベータ71は、図6〜図8に加え
て図10を併せて参照するに、X軸方向へ延伸した支持
フレーム73を備えており、この支持フレーム73の中
央部における両側における後部に支持ブロック75R,
75Lが一体化されており、この支持ブロック75R,
75Lには溝付ローラ77R,77Lが回転自在に支承
されている。
【0052】また、前記支持フレーム73および中央部
の両側における下部にはZ軸方向へ延伸した支持ブロッ
ク79R,79Lが一体化されており、この中央部にお
ける支持ブロック79R,79Lには前記溝付ローラ7
7R,77Lと同じ溝付ローラ81R,81Lが回転自
在に支承されている。前記溝付ローラ77Rと81R;
77Lと81Lは互いに90度に向い合って取付けられ
ていて、エレベータ71が上下動される際にサイドフレ
ーム51R,51Lの前側支柱に案内されてエレベータ
71がスムーズに移動されることになる。
【0053】また前記支持フレーム73の両側には支持
ブロック135R、135Lの下部にはブラケット13
7R,137Lが取付けられており、このブラケット1
37R,137Lには右側のパレットストッカ5Rのサ
イドフレーム51Rと左側のパレットストッカ5Lのサ
イドフレーム51Lの前隅に案内される一対のガイドロ
ーラ139R,139Lが回転自在に支承されている。 したがって、一対のガイドローラ139R,139Lは
エレベータ71が上下動される際の案内の役目を果して
いる。
【0054】前記両側および中央部の支持ブロック79
R,79LにはY軸方向へ延伸した支持アーム83R,
83Lの一端が一体化されている。この各支持アーム8
3R,83Lにはローラガイド部材113がすでに図1
0で示したごとき構造で取付けられていて、このローラ
ガイド部材113は図4に示されたものと同じように、
平行リンク107で出し入れすべく切換え自在に設けら
れていると共に作用もほぼ同じであるので、同じ部品に
は同一符号を付して説明を省略する。また、パレットP
がローガイド部材113に支持されてパレットストッカ
5R,5Lにおける各段の棚3に搬出入される構造並び
に作用も、図4および図5とほぼ同じであるから同一部
品に同一符号を付して説明を省略する。
【0055】上記構成により、例えばパレットストッカ
5R,5Lにおける複数からなる棚3に収納された素材
Wを加工機としてのレーザ加工機1へ搬出し、レーザ加
工機1で素材Wに例えば3次元加工を行なって得られた
製品Gをパレットストッカ5R,5Lの棚3に収納せし
める一連の動作を説明する。
【0056】まず、駆動モータ59を駆動せしめてワイ
ヤドラム61を回転せしめてワイヤ67,68,69を
介してエレベータ71を上昇せしめ、これから加工すべ
き素材Wが収納されている例えばパレットストッカ5R
の棚3をNC装置43で予め選択しておくと、選択され
た棚3の位置にエレベータ71が停止して位置決めされ
る。この間に、パレットストッカ5R側における流体シ
リンダ123を作動せしめると、平行リンク107が回
動してローラガイド部材113が支持アーム83R,8
3Lの内側へ突出しパレットPのローラ17を支持せし
める状態にしておく。
【0057】次に、図示省略の駆動モータにより、シャ
フト99を回転せしめることにより、チエン89R,8
9Lを図4に示したごとく例えば時計方向回りに走行移
動せしめると、棚3に収納されているパレットPの凹部
PG にピン91R,91Lが入り込み係合される。こ
の状態に、前記チエン89R,89Lを逆方向へ移動せ
しめると、パレットPのローラ17がローラガイド部材
113に載ってエレベータ71上に支持される。この状
態でエレベータ71を下降端位置まで下降せしめて停止
し、平行リンク107を逆方向へ回動せしめると、図4
に示した不支持状態となるため、素材Wを支持したパレ
ットPがテーブル13上に乗り移り、テーブル13をX
軸方向の所定位置へ移動せしめてクランプ部材15でテ
ーブル13にパレットPをクランプする。
【0058】次に、パレットPをクランプ部材15でク
ランプしたテーブル13をX軸方向へ適宜に移動せしめ
ると共に、レーザノズル39をY軸、,Z軸,A軸およ
びB軸方向へ移動、回動せしめることによって、レーザ
発振器41で発振されたレーザビームをレーザノズル3
9から素材Wに照射せしめることによって素材Wに3次
元のレーザ加工が行なわれる。
【0059】素材Wに3次元のレーザ加工を行なってい
る間に、エレベータ71を上昇せしめてパレットストッ
カ5Lにおける複数段の棚3に収納されている素材Wの
うちからNC装置43の制御に基づいて次に加工する素
材Wを選択し、選択された素材Wを支持したパレットP
の棚3上にエレベータ71を停止し位置決めする。そし
て、棚3からエレベータ71に素材Wを支持したパレッ
トPを搬出する。この際、ガイドローラ部材113は平
行リンク107の回動により支持状態にしてあるため、
素材Wを支持したパレットPはローラガイド部材113
上に支持される。次いで、エレベータ71を下降せしめ
て下降端よりややわずかの上昇位置に停止させておく。
【0060】前記レーザ加工機1で加工していた素材W
の加工が終了すると、テーブル13がX軸方向へ移動さ
れてパレットストッカ5R側におけるエレベータ71の
下方位置に停止して位置決めされる。エレベータ71を
下降端位置まで下降せしめると共に、平行リンク107
を回動せしめると、ローラガイド部材113が支持アー
ム83R,83Lの内側へ移動されて、ローラガイド部
材113上に加工された製品Gを支持したパレットPの
ローラ17が支持される。
【0061】次に、チエン89R,89Lを走行移動せ
しめてピン91R,91LをパレットPの凹部溝PG 
に係合させる。また、パレットストッカ5L側における
エレベータ71上に支持されている素材Wを支持したパ
レットPはテーブル13上にガイドローラ部材113を
不支持状態にすると共に、エレベータ71から素材Wを
外して載置される。この状態でエレベータ71上を上昇
せしめて空の棚3の位置に停止し位置決めすると共に、
チエン91R,91Lを走行移動せしめることにより、
パレットPのローラ17がローラガイド部材113上を
移動し、棚3上に乗り移り収納された状態となると、ピ
ン91R,91LがパレットPの凹部溝PG が外され
て製品Gを支持したパレットPが棚3に収納されること
になる。この間にテーブル13上に載置された素材Wは
レーザ加工機1でレーザ加工を行なう。そして、素材W
にレーザ加工を行なっている間に、パレットストッカ5
Rの棚3から素材Wをエレベータ71にのせて待機させ
る。
【0062】上記の動作を繰返すことによってパレット
ストッカ5Rと5Lの棚3に収納されている素材Wを交
互に次々とレーザ加工機1でレーザ加工が行なわれて製
品Gが得られて棚3に収納されることになる。
【0063】このように、パレットストッカ5R,5L
の棚3に収納されている素材Wを搬出してレーザ加工機
1でレーザ加工を行なうと共に、レーザ加工された製品
Gをパレットストッカ5R,5Lの棚3に収納する場合
に、エレベータ71を上下動せしめると共に、このエレ
ベータ71にパレット支持部としてのローラガイド部材
113を、パレットPを支持する支持状態とパレットP
を解放する不支持状態とに切換自在に設けてあるので、
従来のローディング、アンローディング装置を必要とせ
ずに直接的に素材Wあるいは製品Gをパレットストッカ
5R,5Lとレーザ加工機1との間で搬出入できる。し
たがって、この第2実施例においては、前述した第1実
施例と同じ効果を有すると共に、さらに第1実施例より
もレーザ加工機1を一時的に停止させることなく、連続
的にレーザ加工を行なうことができるからレーザ加工機
1の稼動率をよりアップでき、生産性の向上を図ること
ができる。
【0064】なお、この発明は、前述した実施例に限定
されることなく、適宜の変更を行なうことにより、その
他の態様で実施し得るものである。本実施例では、加工
機として3次元加工用のレーザ加工機1で説明したが、
2次元加工用のレーザ加工機でも、また、プラズマ加工
機などその他の加工機であっても構わない。
【0065】また、パレットストッカ5(5R,5L)
とエレベータ71との間で素材Wあるいは製品Gを搬出
入する機構はフックなどでパレットPをひっかけて出し
入れする機構などであっても構わない。さらに、平行リ
ンク107を回動せしめてガイドローラ部材113をパ
レットPの支持状態と不支持状態に切換え自在に設けた
例で説明したが、ラックアンドピニオンや、ボールねじ
とナット部材などによる機構でも行なうようにしても構
わない。
【0066】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明より理解され
るように、この発明によれば、特許請求の範囲に記載さ
れたとおりの構成であるから、パレットストッカと加工
機との間でエレベータに素材あるいは製品を支持するパ
レットを支持状態と不支持状態に切換自在なパレット支
持部が設けてあることにより、従来のローディング,ア
ンローディング装置を用いることなく、直接的にパレッ
トを搬出入できる。したがって、搬出入時間を従来に比
べて短時間で行なうことができると共に自動的に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を実施した一実施例の平面図である。
【図2】図1における右側から見たやつ拡大した側面図
である。
【図3】図1における正面図である。
【図4】上下動自在なエレベータの斜視図である。
【図5】エレベータに支持したローラガイド部材を出し
入れする切換機構の一例を示した斜視図である。
【図6】この発明を実施した他の実施例の平面図である
【図7】図6における左側からみたやつ拡大した側面図
である。
【図8】図6における正面図である。
【図9】レーザ加工機部分のみを取出した正面図である
【図10】図6に示されているエレベータの斜視を示し
た斜視図である。
【符号の説明】
1  レーザ加工機(加工機) 3  棚 5,5R,5L  パレットストッカ 13  テーブル 39  レーザノズル 71  エレベータ 107  リンク 113  ローラガイド部材(パレット支持部)117
  ブラケット 123  流体シリンダ 129  ロッド P  パレット W  素材 G  製品

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  素材あるいは製品を支持したパレット
    を収納自在な棚を複数段に備えてなるパレットストッカ
    に、上記棚に対して出入りするパレットを支持するエレ
    ベータを上下動自在に設け、このエレベータがパレット
    を支持するパレット支持部を、パレットを支持する支持
    状態とパレットを解放する不支持状態とに切換自在に設
    けてなることを特徴とする加工機に対するパレットの搬
    出入装置。
  2. 【請求項2】  複数のパレットストッカを隣接して設
    け、各パレットストッカに上下動自在に備えた各エレベ
    ータを一体的に設けてなることを特徴とする請求項1記
    載の加工機に対するパレットの搬出入装置。
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