JPH01257552A - 加工設備 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被加工物に対する切削、穿孔、溶接などの加
工を自動的に行えるようにした加工設備に関するもので
ある。

従来の技術 従来、この種の加工設備としては、たとえば特開昭６１
−７１０５号公報に見られるように、上下方向ならびに
水平方向に複数のプール部を有する棚と、この棚の前面
に沿った一定経路上を走行自在でかつ昇降体を有する出
し入れ装置と、一定経路を中にして前記棚とは反対側に
配設した加工装置と、被加工物を支持するパレットから
構成したものが提供されている。この従来構造によると
、出し入れ装置の走行動と、昇降体の昇降動と、昇降体
上に設けた出し入れ具の横方向出退勤との組合せ動作に
よって、目的とするプール部と加工装置との間でパレッ
トの受は渡しが行える。

発明が解決しようとする課題 上記の従来構造によると、プール部と加工装置との間で
の受は渡し時に、かなりの距離の走行動と、かなりの高
さの昇降動とが行われることから相当の時間を費し、そ
の間は加工装置が停止されることになって能率が悪い、
また被加工物はパレットを介して取扱れることがら、そ
の段取り時間が必要になるとともに、パレットへ載置し
た底面に対する加工が行えない。

本発明の目的とするところは、加工機に対する被加工物
の受は渡しを短時間で行え、しかも被加工物を直接に取
扱える加工設備を提供する点にある。

課題を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の加工設備は、一定経
路上を走行自在でかつ昇降体に横方向出退自在な出し入
れ具を有する出し入れ装置を設け、前記一定経路の一側
部に被加工物クランプ装置を有する加工機を設け、前記
一定経路の他側部でかつ前記加工機に対向する位置に仮
置台を設け、この仮は台の下方に、前記被加工物クラン
プ装置に対向する位置決め装置を設け、前記一定経路に
並行して完成品払出しコンベヤを設けている。

作用 かかる本発明構成よると、加工前の被加工物は位置決め
装置によって位置決めされる。この被加工物は、出し入
れ具の出退勤と昇降体の昇降動との組合せ動作によって
、位置決め装置上から加工機へと移され、そして加工機
のクランプ装置に保持される。所期の加工を終えた被加
工物は、出し入れ装置によって加工機から取出されたの
ち、対向している仮置台に移され、そして下方の位置決
め装置上の新たな被加工物が前述したようにして加工機
に移されるのであり、この間に出し入れ装置は走行動し
ない、加工機が所期の加工を行っている時間中に、仮置
台上の被加工物は出し入れ装置に受取られ、そして走行
動によって搬送されたのち完成品払出しコンベヤに渡さ
れる。

実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。

１は出し入れ装置で、床レール２に車輪３を介して支持
されるとともに、天井レール４にローラ５を介して案内
されて一定経路６上で走行自在となる６すなわち出し入
れ装置１は、前記車輪３やローラ５を取付けた走行機体
７と、この走行機体７の一部を成す前後一対のポスト８
に案内されて昇降自在な昇降体９と、この昇降体９上に
横方向出退自在に設けた出し入れ具（フォーク）　１０
と、前記車輪３に連動すべく走行機体７の下部に設けた
走行駆動装置１１と、前記昇降体９に連動すべく走行機
体７に設けた昇降駆動装置１２とからなる６前記一定経
路６の一側部には、経路方向で所定間隔置きに複数（実
施例では３）の加工機１３が設けられ、これら加工機１
３はそれぞれ被加工物１４のクランプ装置１５を有する
。このクランプ装置１５は一対のクランプ腕１６を有し
、これらクランプ腕１６はそれぞれのシリンダ装置１７
によって互いに接近離間自在に構成される。またクラン
プ腕１６は２水平方向の受は部１６ａと、この受は部１
６ａの基端側から立設した当て部１６ｂとによりＬ形に
構成される。

前記一定経路６の他側部でかつ前記加工機１３に対向す
る位置に、それぞれ仮置台１８が架枠１９を介して設け
られる。この仮置台１８は上段に位置し、そして下方の
下段部分には前記クランプ装置１５に対向する位置決め
装置２０が設けられる。さらに位置決め装置２０へ被加
工物１４を搬入するための供給コンベヤ２１が配設され
る。前記加工機１３群の外方には、前記一定経路６に並
行して完成品払出しコンベヤ２２が設けられ、その始端
部には昇降自在な一時受は台２３が設けられる。

次に上記実施例において加工作業を説明する。

被加工物１４は長尺であって、クレーンや搬送り車など
他の搬送装置を介して供給コンベヤ２１の始端に渡され
、そして長さ方向とは直交する方向に搬送されて終端に
達し、ここで位置決め装置２０によって位置決めされる
。なお供給コンベヤ２１上には複数の被加工物１４がス
トレージされており、位置決め装置２０部の被加工物１
４が取出されるに応じて、自動的に順送りされる６加工
機１３において被加工物１４は、シリンダ装置１７の作
動で互いに接近動したクランプ腕１６間で支持されてお
り、ここで被加工物１４は、両受は部１６ａ間に載せら
れてレベル合せが行われるとともに、両光て部１６ｂ間
で挟持されて長さ方向の位置決めが成されている。この
ようにクランプ装［１５で支持した被加工物１４に対し
て所期の加工作業が自動的に遂行される。そして所定の
作業を終えた信号によって、完成品払出しコンベヤ２２
に対向するホームポジションに停止していた出し入れ装
置１が走行し、該当する加工機１３に対向して停止する
。そして出し入れ具１０を横方向に突出させて、完成し
た被加工物１４の下方に位置させたのち２両クランプ腕
１６を互いに離間動させることで、クランプを解除した
被加工物ｊ４を出し入れ具１０上に渡せる。次いで出し
入れ具１０を進入させて被加工物１４を昇降体９内に位
置させるとともに、昇降体９を上昇させて被加工物１４
を仮置台１８に対向させる。そして出し入れ具１０を前
述とは逆の横方向に突出させたのち昇降体９を少し下降
させることで被加工物１４を仮置台１８上に渡せる。引
続いて出し入れ具１０は退入動され、そして昇降体９の
下降によって位置決め装置２０に対向される。次いで出
し入れ具１０を位置決め装置２０側へ突出させ、昇降体
９を少し上昇させることで、位置決めされていた新たな
被加工物１４を持上げる。

そして出し入れ具１０を退入動させ、引続いて反対側に
突出動させることで、被加工物１４を両受は部１６ａの
上方に位置させる。次いで昇降体９を下降させることで
被加工物１４を両受は部］、６ａ間に載置でき、そして
両クランプ腕１６を互いに接近動させることで面出て部
１６ａ間で長さ方向の位置修正が行われる。このように
してクランプした被加工物１４に対して所期の加工が行
われるのであり、このとき出し入れ具１０はすでに退入
動している。出し入れ装置１による出し入れ作業は各加
工機１３に対して行われるのであり、そして加工中の時
間を利用して仮置台１８上の完成した被加工物１４が取
除かれる。すなわち被加工物１４は出し入れ具１０を介
して出し入れ装置１に受取られ、そして走行動によって
完成品払出しコンベヤ２２の側方に搬送される。

次いで出し入れ具１０の突出と下降とによって被加工物
１４は上昇位置にある一時受は台２３上に渡され、そし
て−時受は台２３を下降させることで完成品払出しコン
ベヤ２２上に渡されて払出し搬送される。

発明の効果 上記構成の本発明によると、加工機で所期の加工を終え
た被加工物は、出し入れ装置によって加工機から取出し
たのち仮置台に移すことができ、そして下方の位置決め
装置で位置決めしてなる新たな被加工物を、出し入れ装
置によって加工機に移すことができる。この間に出し入
れ装置は走行動しないことから被加工物の出し入れ（入
れ換え）は短時間で行うことができ、加工機の停止時間
を最小にして稼動率を」二げることかできる。また位置
決め装置による位置決めとクランプ装置の保持とによっ
て被加工物を直接に取扱うことができ、パレット、なら
びにその段取り時間を不要にできるとともに、加工対象
面を拡大することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示し、第１図は概略平面図、
第２図は正面図、第３図は要部の斜視図である。 １・・・出し入れ装置、６・・・一定経路、７・・・走
行機体、８・・・ポスト、９・・・昇降体、１０・・・
出し入れ具。 １３・・・加工機、１４・・・被加工物、１５・・・ク
ランプ装置、１６・・・クランプ腕、１８・・・仮置台
、２０・・・位置決め装置、２１・・・供給コンベヤ、
２２・・完成品払出しコンベヤ、２３・・・−時受は台
。 代理人　　　森　　本　　義　　弘 第２図 Ｈ３図 μｈ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、一定経路上を走行自在でかつ昇降体に横方向出退自
   在な出し入れ具を有する出し入れ装置を設け、前記一定
   経路の一側部に被加工物クランプ装置を有する加工機を
   設け、前記一定経路の他側部でかつ前記加工機に対向す
   る位置に仮置台を設け、この仮置台の下方に、前記被加
   工物クランプ装置に対向する位置決め装置を設け、前記
   一定経路に並行して完成品払出しコンベヤを設けたこと
   を特徴とする加工設備。