JPH04308903A - 産業用ロボットの補間制御方法 - Google Patents

産業用ロボットの補間制御方法

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JPH04308903A
JPH04308903A JP3099739A JP9973991A JPH04308903A JP H04308903 A JPH04308903 A JP H04308903A JP 3099739 A JP3099739 A JP 3099739A JP 9973991 A JP9973991 A JP 9973991A JP H04308903 A JPH04308903 A JP H04308903A
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JP
Japan
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interpolation
tool
axis
robot
angle
Prior art date
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Withdrawn
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JP3099739A
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English (en)
Inventor
Kiyoshi Kanitani
清 蟹谷
Kazuo Hariki
針木 和夫
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Nachi Fujikoshi Corp
Original Assignee
Nachi Fujikoshi Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、先端にツールが取り付
けられ、ツール先端の位置を決定する、2軸以上の手首
軸及び3軸以上の主軸を有する多関節型産業用ロボット
の、ツール先端の直線補間又は円弧補間制御を行う産業
用ロボットの補間制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の多関節型産業用ロボットの補間制
御方法としては、例えば特開昭56−062783号公
報に開示するような、各軸の現在位置角度情報及び各軸
の指令信号であるリードアウト直交座標XYZ成分を入
力し、補間点各軸指令角度情報を得るロボットの補間制
御方法があった。さらに例えば特開昭57−05541
4号公報に開示するような、ロボット取付面を基準とす
る座標系において、手首先端に取り付けられたツールの
姿勢を一定に保つという点のみに着目した、姿勢制御方
式があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の上記方法に示す
では、例えば図3で示す幾何学モデルのロボットで説明
すると、各動作軸の回転角度を、主軸1軸から3軸をθ
1 からθ3 とし、手首軸4軸から6軸をθ4 から
θ6 とし、各軸の現在位置角度情報から、教示点jに
おける各軸の補間点指令信号であるθ1oからθ6oを
得る場合、ツールの姿勢と、ツール空間座標リードアウ
ト直交座標XYZ成分p1j(x1j、y1j、z1j
)、を与えて、周知の連立方程式をたてて、先ず主軸1
軸から3軸のθ1oからθ3oを求め、次いで求まった
θ1oからθ3oを周知の連立方程式に代入して手首軸
4軸から6軸のθ4oからθ6oを決定していた。
【0004】しかしながら、周知の連立方程式を使用し
て演算するときは、解が2個出て角度が求まらなかった
ためロボットが停止すること等がある。例えば図3で示
す幾何学モデルで手首軸5軸の回転角度θ5oが0°に
近い極めて小さい値のとき4軸の回転角度θ4oを決定
できないことが起こった。これは4軸の下軸である3軸
の軸心と、5軸の上軸である6軸の軸心とがほぼ一致す
ると、4軸回転角度θ4oと6軸回転角度θ6oの効果
が同一となり、動作を決定出来なくなることに相当する
。又この近傍では例え解が求まったとしても、各軸の指
令動作量が大き過ぎると手首軸の不自然な動作となった
。本発明の課題はかかる従来技術の課題を解消した、解
が求まらなかったためロボットが停止すること、又は各
軸の動作指令の変化量が大き過ぎて手首軸の不自然な動
作を招くこと等のない多関節型産業用ロボットの補間制
御方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、特許
請求の範囲記載の産業用ロボットの補間制御方法を提供
することにより、上述した従来技術の課題を解決した。
【0006】
【実施例】本発明の実施例につき図面を参照して説明す
る。図1は本発明の実施例産業用ロボットの補間制御方
法を示すブロック図である。図2は本発明の実施例産業
用ロボットの補間制御装置全体を示すブロック図で、ロ
ボットアーム5を制御するロボットの制御装置は、処理
装置であるCPU1と、システムプログラムを格納する
ROM2と、システムプログラムの作業領域及びロボッ
トの動作プログラムを格納するRAM3と、ロボットア
ーム5の動作を制御するサーボ制御回路4と、を有する
。図3はロボットの座標軸及び各軸動作を幾何学モデル
で示した概略構成図である。
【0007】ROM2は、計算プログラムである、ロボ
ットの取付面を基準とする座標系でのツール6の姿勢及
びツール先端の座標を同時に制御する第1の補間演算手
段21と、ロボットの手首動作軸の角度を予め独立に各
軸毎に決定しツール先端の座標を主軸の座標値のみで決
定する第2の補間演算手段22と、を内蔵する。RAM
3には、記憶部として上記第1及び第2の補間演算手段
21、22を切り換えるための、角度範囲を指定する補
間方法切換角度31を有する。
【0008】本発明の実施例産業用ロボットの補間制御
方法を示す図1のブロック図、及び図3のロボットの座
標軸及び各軸動作を示す幾何学モデルを使用して、本発
明産業用ロボットの補間制御方法を説明する。以下簡単
化するため、ツール6先端の位置を決定する、各動作軸
の回転角度を、主軸1軸から3軸をθ1 からθ3 と
し、手首軸4軸から6軸の回転角度をθ4 からθ6 
とし、第n軸の各動作軸の回転角度をθn とすると、
各座標軸の回りの回転のマトリックスを記号でCxn、
Cyn、Cznで示すと、
【0009】
【数1】
【0010】で、表わされる。図3で、手首軸4軸から
6軸の回転角度をθ4 からθ6 とし、かつ第1アー
ム7及び第2アーム8の長さを、それぞれL1 、 L
2 とし、ツール6のなす姿勢を手首先端のツール取付
面に定義した座標系をEwx、Ewy、Ewzとする。 ここで、Ewx、Ewy、Ewzは、ツール取付面に定
義したx、y、z軸上の各単位ベクトルを、ロボット取
付面に定義した座標系(地面基準の座標系)で表記した
ものである。この時、ツール先端は、手首先端のツール
取付面で定義したx、y、z座標系で(x6 、y6 
、z6 )の位置にあるものとする。いま、現在位置P
1 における各軸の回転角度(θ11からθ61)が与
えられたとき、ツール先端の現在位置P1 の空間座標
P1 (x1 、y1 、z1 )と、教示点2である
到達点におけるツール先端位置P2 の空間座標P2 
(x2 、y2 、z2 )、及びツールの姿勢Ewx
、Ewy、Ewzとは、次の関係で与えられる。
【0011】
【数2】
【数3】
【0012】ツールの姿勢Ewx、Ewy、Ewzと空
間座標P(x、y、z)とを与えて、ツール先端の補間
経路点の各軸の角度を決定する各軸の指令角度信号θ1
オからθ6オを決定する場合、上述した特開昭57−0
55414号公報に開示する方法では、上記(1)式を
、(2)、(3)及び(4)式を用いて、
【0013】
【数4】
【0014】のように変形し、x、y、z各々の式に展
開し、未知数θ1oからθ3oの3個を含む、x、y、
zに関する3式の連立方程式として1軸から3軸の指令
角度信号θ1oからθ3oを求める。次いでこの求まっ
たθ1oからθ3oを、以下に示す数5のように、上記
(2)及び(3)式に代入して手首4、5、6軸の角度
3軸の指令角度信号θ4oからθ6oを決定するもので
あった。
【0015】
【数5】
【0016】図1は、上記第1及び第2の補間演算手段
21、22の処理内容を示し、ブロック11では、RA
Mに記憶されているロボットの動作プログラム32から
、各軸の角度で実現すべき位置が記述されている、ロボ
ットの現在位置である出発点P1 における各軸の回転
角度(θ11からθ61)と、直線補間で移動すべき到
達点P2 (教示点2)における各軸の回転角度(θ1
2からθ62)とを取り出す。そして出発点P1 及び
到達点P2 のツール先端空間座標P1(x1 、y1
 、z1 )及びP2 (x2 、y2 、z2 )と
、これら各点のツールの姿勢Ewx1 、Ewy1 、
Ewz1 :Ewx2 、Ewy2 、Ewz2 、と
を、上述した特開昭57−055414号公報に開示す
る上記(1)、(2)、(3)及び(4)式を用いて求
める。
【0017】次にブロック12で、RAM3の移動速度
33から取り出した移動速度と、補間計算の時間間隔と
から、例えば上述した特開昭56−062783号公報
に開示するような周知の方法を用いて、経路点の座標P
o (xo 、yo 、zo )とツールの姿勢Ewx
o 、Ewyo 、Ewzo とを決定する。そしてブ
ロック13で、経路点の座標Po (xo 、yo 、
zo )とツールの姿勢Ewxo 、Ewyo 、Ew
zo とより上記式(5)より1軸から3軸の指令角度
信号θ1oからθ3oを求め、次いでこの求まったθ1
oからθ3oを、上記式(5)より手首4、5、6軸の
角度3軸の指令角度信号θ4oからθ6oを求める。
【0018】ブロック14で、このときθ4oからθ6
oが求まらない場合、又はブロック15でθ4oからθ
6oが求まってもθ4oからθ6oの値が、前の計算サ
イクルで求めた値θ4oo からθ6oo と大きくか
け離れている場合即ちθ4oからθ6oの、θ4oo 
からθ6oo に対する変化量が予め設定した値より大
きい場合、のいずれの場合も自動的に以下の第2の補間
演算手段22に切り換えて計算する。
【0019】又、ブロック16でθ4oo からθ6o
o に対する変化量が予め設定した値より小さい場合で
も、特定の手首軸例えばθ5oの値がRAM3に記憶さ
れた補間方法切換指定角度31内に入ると、自動的に第
2の補間演算手段22に切り換えて解を求めるようにさ
れている。 これは手首軸の動きの連続性を重視し、解が求まらなく
近傍で予め補間方法を切り換えてしまうものである。
【0020】次にブロック17以下で示す第2の補間演
算手段22の具体的計算プログラムを示す。ブロック1
7はで出発点P1 における各軸の回転角度(θ11か
らθ61)及び到達点P2 における各軸の回転角度(
θ12からθ62)から、出発点P1 及び到達点P2
 のツール先端空間座標P1 (x1 、y1 、z1
 )及びP2 (x2 、y2 、z2 )を,求める
。そしてブロック18で、第1の補間演算手段21と同
様に経路点の座標Po (xo 、yo 、zo )を
求めるが、この場合第2の補間演算手段22ではツール
の姿勢を決定する代わりに、分割数をmとして例えば:
  θ4o=θ41+(θ42−θ41)/m  のよ
うに、θ41からθ61と、 θ42からθ62の角度
から按分して独立にθ40からθ60を決定するように
されている。 今、
【0021】
【数6】
【0022】となる。この(8)式は(5)式と同様、
x、y、z各々の3つの式にθ1oからθ3oの3つの
未知数であり、θ10からθ30として解が求まる。以
上によりθ10からθ60が決定される。こうして第1
の補間演算手段21で解が求まらない場合でも、又は求
まった解の通りに動かすとロボットアームの手首軸が不
自然な動きをしてしまう場合でも、第2の補間演算手段
22に切り換えることにより、ツール先端が直線軌跡上
を移動しながら、かつ自然な動きを実現することが可能
となった。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
ツールの姿勢を含めて制御する第1の補間演算手段にお
いてツール先端の補間経路点の各軸の角度を決定する解
が求まらない場合でも、又は求まった解の通りに動かす
とロボットアームの手首軸が不自然な動きをしてしまう
場合でも、第2の補間演算手段に自動的に切り換えるこ
とにより、ツール先端が直線軌跡上を移動しながら、か
つ手首軸の自然な動きを実現することが可能となる産業
用ロボットの補間制御方法を提供するものとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例産業用ロボットの補間制御方法
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例産業用ロボットの補間制御装置
全体を示すブロック図である。
【図3】ロボットの座標軸及び各軸動作を幾何学モデル
で示した概略構成図である。
【符号の説明】
2  ROM 3  RAM 21  第1の補間演算手段 22  第2の補間演算手段 31  補間方法切換角度

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端にツールが取り付けられ、ツール先端
    の位置を決定する、2軸以上の手首軸及び3軸以上の主
    軸を有する多関節型産業用ロボットの、ツール先端の補
    間制御において、前記ロボットの制御装置はシステムプ
    ログラムを格納するROMと、システムプグラムの作業
    領域及びロボットの動作プログラムを格納するRAMと
    、を有し、前記ROMは、前記ロボットの取付面を基準
    とする座標系でのツールの姿勢及びツール先端の座標を
    同時に制御する第1の補間演算手段と、前記ロボットの
    手首動作軸の角度を予め独立に各軸毎に決定しツール先
    端の座標を前記主軸の座標値のみで決定する第2の補間
    演算手段と、を同時に持ち、先ず前記第1の補間演算手
    段によりツール先端の補間経路点の各軸の角度を決定す
    る解を求め、前記第1の補間演算手段により解が求まら
    ない場合又は第1の補間演算手段により求まった補間経
    路点の各軸の角度を決定する各解と各その前の位置の値
    との差が予め設定した値より大きい場合に、自動的に前
    記第2の補間演算手段に切り換えて各解を求めて前記ロ
    ボットの制御を行うことを特徴とする産業用ロボットの
    補間制御方法。
  2. 【請求項2】前記RAMは予め設定した補間方法切換指
    定角度を有し、特定の手首軸の前記補間経路点の角度が
    前記補間方法切換指定角度内に入ると、自動的に前記第
    2の補間演算手段に切り換えて各解を求めて前記ロボッ
    トの制御を行うことを特徴とする請求項1項記載の産業
    用ロボットの補間制御方法。
JP3099739A 1991-04-05 1991-04-05 産業用ロボットの補間制御方法 Withdrawn JPH04308903A (ja)

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JPH04308903A true JPH04308903A (ja) 1992-10-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006252172A (ja) * 2005-03-10 2006-09-21 Toyota Motor Corp 設備位置・状態監視装置

Cited By (1)

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Effective date: 19980711