JPH04308076A - 昇華性物質真空蒸着装置 - Google Patents
昇華性物質真空蒸着装置Info
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- JPH04308076A JPH04308076A JP3070819A JP7081991A JPH04308076A JP H04308076 A JPH04308076 A JP H04308076A JP 3070819 A JP3070819 A JP 3070819A JP 7081991 A JP7081991 A JP 7081991A JP H04308076 A JPH04308076 A JP H04308076A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/24—Vacuum evaporation
- C23C14/243—Crucibles for source material
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SiO2 ,SiO等
の昇華性物質を加熱する加熱装置を有した昇華性物質真
空蒸着装置に関する。
の昇華性物質を加熱する加熱装置を有した昇華性物質真
空蒸着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、紙、プラスチック・フィルム等の
基板にSiO2 ,SiO等の昇華性物質を蒸着する薄
膜形成は、図2に示すような装置で行なわれている。
基板にSiO2 ,SiO等の昇華性物質を蒸着する薄
膜形成は、図2に示すような装置で行なわれている。
【0003】図2において、巻取りリール6によりコイ
ル状に巻かれた基板1は、蒸着室2内にデフレクタロー
ル3および冷却ロール4を介して巻取りリール5に連絡
して装填されている。基板1は、蒸着室2内が排気ポン
プユニット12により所定の真空度に達した後、巻取り
リール6より走行し、冷却ロール4上で蒸着時の加熱に
よる温度上昇を減ずるように冷却されながら、蒸着装置
7により蒸着され、巻取りリール5に巻き取られる。
ル状に巻かれた基板1は、蒸着室2内にデフレクタロー
ル3および冷却ロール4を介して巻取りリール5に連絡
して装填されている。基板1は、蒸着室2内が排気ポン
プユニット12により所定の真空度に達した後、巻取り
リール6より走行し、冷却ロール4上で蒸着時の加熱に
よる温度上昇を減ずるように冷却されながら、蒸着装置
7により蒸着され、巻取りリール5に巻き取られる。
【0004】蒸着装置7は図3に示すように、蒸着材8
、基板1の巾方向に一定間隔を置いて複数個配設され且
つ蒸着材8を収納する収納容器9および、該容器9の加
熱装置10から構成され、蒸着材8を走行基板1に向け
蒸発させる。
、基板1の巾方向に一定間隔を置いて複数個配設され且
つ蒸着材8を収納する収納容器9および、該容器9の加
熱装置10から構成され、蒸着材8を走行基板1に向け
蒸発させる。
【0005】例えば、アルミニウムを蒸着する場合に、
従来用いていた収納容器9の材料は、グラファイトであ
るが、SiO2 ,SiO等の昇華性物質を蒸着する場
合の適切な収納容器9の材料は、まだ知られていなかっ
た。
従来用いていた収納容器9の材料は、グラファイトであ
るが、SiO2 ,SiO等の昇華性物質を蒸着する場
合の適切な収納容器9の材料は、まだ知られていなかっ
た。
【0006】この蒸着の時、蒸発した蒸発材8は、直上
のみならず、斜め方向にも広がって飛ぶため基板1から
外れた冷却ロール4自体に付着しないよう基板1の両端
部と隙間を有し、かつ、両端部とオーバラップするよう
に位置してエッジマスク11が設置されている。
のみならず、斜め方向にも広がって飛ぶため基板1から
外れた冷却ロール4自体に付着しないよう基板1の両端
部と隙間を有し、かつ、両端部とオーバラップするよう
に位置してエッジマスク11が設置されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の装置は、図3の
ように収納容器9を走行基板1の巾方向に複数個配設し
ているので、巾方向に蒸着膜厚みに分布ができる。収納
容器9内で反応を伴って蒸発せしめる場合、例えばSi
O2 ,Siを収納容器に入れ、高温でSiO2 +S
i→2SiO (気体)の反応をおこさせてSiO蒸
気を得ることとしている。 このとき、反応の発生位置である収納容器9の位置に依
存して、巾方向に蒸着膜厚みに分布ができる。
ように収納容器9を走行基板1の巾方向に複数個配設し
ているので、巾方向に蒸着膜厚みに分布ができる。収納
容器9内で反応を伴って蒸発せしめる場合、例えばSi
O2 ,Siを収納容器に入れ、高温でSiO2 +S
i→2SiO (気体)の反応をおこさせてSiO蒸
気を得ることとしている。 このとき、反応の発生位置である収納容器9の位置に依
存して、巾方向に蒸着膜厚みに分布ができる。
【0008】一方、蒸着材の蒸発速度は蒸着材の温度が
高い程大きい。従って、蒸着材が溶融する物質の場合は
、収納容器内で蒸着材が溶融し蒸着材の温度はほぼ均一
になるため従来の加熱装置においても問題ないが、蒸着
材が昇華性物質の場合は、溶融しないため蒸着材内部に
空隙が存在し、該空隙が熱伝導を低くして見掛け上熱伝
導率が小さくなる。蒸着材内部では、該蒸着材の見掛け
の熱伝導率に応じた温度差が発生し、従来の装置のよう
に蒸発面以外の部分から加熱すると収納容器の温度が高
くなり、該容器の耐熱性、あるいは該容器と蒸着材との
反応による容器材料の消耗等の問題があった。
高い程大きい。従って、蒸着材が溶融する物質の場合は
、収納容器内で蒸着材が溶融し蒸着材の温度はほぼ均一
になるため従来の加熱装置においても問題ないが、蒸着
材が昇華性物質の場合は、溶融しないため蒸着材内部に
空隙が存在し、該空隙が熱伝導を低くして見掛け上熱伝
導率が小さくなる。蒸着材内部では、該蒸着材の見掛け
の熱伝導率に応じた温度差が発生し、従来の装置のよう
に蒸発面以外の部分から加熱すると収納容器の温度が高
くなり、該容器の耐熱性、あるいは該容器と蒸着材との
反応による容器材料の消耗等の問題があった。
【0009】本発明は上記技術水準に鑑み、従来技術の
有する不具合を解消し、基板に昇華性物質を均一に蒸着
させることができ、かつ昇華性物質と収納容器との反応
による該容器の消耗の問題が生じない昇華性物質真空蒸
着装置を提供しようとするものである。
有する不具合を解消し、基板に昇華性物質を均一に蒸着
させることができ、かつ昇華性物質と収納容器との反応
による該容器の消耗の問題が生じない昇華性物質真空蒸
着装置を提供しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る華性物質
真空蒸着装置は、昇華性物質を蒸着する昇降性物質真空
蒸着装置において、蒸着物質を収納する溶着容器をグラ
ファイトで該蒸着物質をとり囲むように構成し、該収納
容器に蒸着物質の蒸発面積より断面積の小さいスリット
状のノズルを設けた加熱体を設置してなることを特徴と
するものである。
真空蒸着装置は、昇華性物質を蒸着する昇降性物質真空
蒸着装置において、蒸着物質を収納する溶着容器をグラ
ファイトで該蒸着物質をとり囲むように構成し、該収納
容器に蒸着物質の蒸発面積より断面積の小さいスリット
状のノズルを設けた加熱体を設置してなることを特徴と
するものである。
【0011】請求項2に係る昇華性物質真空蒸着装置は
、収納容器の内表面に、SiC膜を形成したことを特徴
とするものである。
、収納容器の内表面に、SiC膜を形成したことを特徴
とするものである。
【0012】
【作用】請求項1及び請求項2の発明においては、以下
のような作用を有する。
のような作用を有する。
【0013】収納容器内の蒸発面積より狭い断面積のス
リット状の2次元ノズルを設置することによって、蒸発
したガスはノズル部で加速され、巾方向に均一な流速で
噴出する。
リット状の2次元ノズルを設置することによって、蒸発
したガスはノズル部で加速され、巾方向に均一な流速で
噴出する。
【0014】蒸発面に対向して、加熱体を設置すること
によって、蒸発面は直接放射加熱され、蒸発潜熱を補わ
れる。従って、蒸着材料内で最高温度を示す部分は蒸発
面になる。
によって、蒸発面は直接放射加熱され、蒸発潜熱を補わ
れる。従って、蒸着材料内で最高温度を示す部分は蒸発
面になる。
【0015】スリット状の2次元ノズルを構成する材料
の温度は蒸発面温度以上となるため、スリットのノズル
内表面に蒸着材が凝固することがない。
の温度は蒸発面温度以上となるため、スリットのノズル
内表面に蒸着材が凝固することがない。
【0016】さらに、請求項2の発明においては、Si
O膜により、SiO及びSiO2 等の蒸気を、他の成
分のガス発生の影響を小さくしつつ、発生させる。
O膜により、SiO及びSiO2 等の蒸気を、他の成
分のガス発生の影響を小さくしつつ、発生させる。
【0017】
【実施例】本発明の第1実施例に昇華性物品真空蒸着装
置を図1に示し、この図に基づき本実施例を説明する。
置を図1に示し、この図に基づき本実施例を説明する。
【0018】図1(a),(b)及び(c)に本発明の
第1実施例として、SiO蒸発装置の構成を示す。 (a)は該実施例装置の断面図、(b)は被誘導加熱体
の平面図、(c)は同側面図である。
第1実施例として、SiO蒸発装置の構成を示す。 (a)は該実施例装置の断面図、(b)は被誘導加熱体
の平面図、(c)は同側面図である。
【0019】図1において、100は蒸着材(SiO,
Si,SiO2 の混合ペレット)、101は走行基板
、102は誘導加熱コイル、103は被誘導加熱体、1
04は収納容器、105は防熱板、106は断熱レンガ
、107はノズル部、108はノズル部107を構成す
る壁面である。
Si,SiO2 の混合ペレット)、101は走行基板
、102は誘導加熱コイル、103は被誘導加熱体、1
04は収納容器、105は防熱板、106は断熱レンガ
、107はノズル部、108はノズル部107を構成す
る壁面である。
【0020】すなわち、収納容器104は、蒸着材10
0を収納し蒸発させる部材であり、被誘導加熱体103
には、壁面108にスリット状のノズル部107が形成
されていて、このノズル部107より蒸発した材料が噴
出することとなる。尚、収納容器104及び被誘導加熱
体103の材質は、グラファイトである。
0を収納し蒸発させる部材であり、被誘導加熱体103
には、壁面108にスリット状のノズル部107が形成
されていて、このノズル部107より蒸発した材料が噴
出することとなる。尚、収納容器104及び被誘導加熱
体103の材質は、グラファイトである。
【0021】そして、蒸着材100の蒸発面に対向して
被誘導加熱体103の下面が構成されるように、被誘導
加熱体103を収納容器104の上部に設置する。
被誘導加熱体103の下面が構成されるように、被誘導
加熱体103を収納容器104の上部に設置する。
【0022】また、該被誘導加熱体103および収納容
器104の周囲は、防熱板105で覆われている。収納
容器104は図1(a)に示すように断熱レンガ106
の上に、被誘導加熱体103は図1(b),(c)に示
すように収納容器104の上に設置される。
器104の周囲は、防熱板105で覆われている。収納
容器104は図1(a)に示すように断熱レンガ106
の上に、被誘導加熱体103は図1(b),(c)に示
すように収納容器104の上に設置される。
【0023】被誘導加熱体103は誘導加熱コイル10
2によって生じる交番磁界によって誘導加熱され、さら
に収納容器104内の空間を介して蒸着材100の蒸発
面を放射加熱する。蒸着材100の蒸発面は放射加熱さ
れSiOを蒸発する。蒸発したSiOは、収納容器のノ
ズル部107で幅方向(図1(a)上、紙面に垂直方向
)に速度分布が均一化され、収納容器104の外へ噴出
し、走行基板101に蒸着する。
2によって生じる交番磁界によって誘導加熱され、さら
に収納容器104内の空間を介して蒸着材100の蒸発
面を放射加熱する。蒸着材100の蒸発面は放射加熱さ
れSiOを蒸発する。蒸発したSiOは、収納容器のノ
ズル部107で幅方向(図1(a)上、紙面に垂直方向
)に速度分布が均一化され、収納容器104の外へ噴出
し、走行基板101に蒸着する。
【0024】次に、本発明の第2実施例を図1に基づき
説明する。
説明する。
【0025】第2実施例としては、図1に示す収納容器
104及び被誘導加熱体103の内表面にSiC膜を形
成したものを採用した。
104及び被誘導加熱体103の内表面にSiC膜を形
成したものを採用した。
【0026】従って、第1実施例において、蒸着開始時
に、収納容器104内で発生したSiOガスが収納容器
104及び被誘導加熱体103と反応して、COガスを
発生し真空度が低下する虞れを有していたが、第2実施
例では、このような虞れが生じないこととなる。
に、収納容器104内で発生したSiOガスが収納容器
104及び被誘導加熱体103と反応して、COガスを
発生し真空度が低下する虞れを有していたが、第2実施
例では、このような虞れが生じないこととなる。
【0027】つまり、第2実施例によれば、COガス発
生による真空度低下を解決し、良質の蒸着膜を得ること
が可能となった。
生による真空度低下を解決し、良質の蒸着膜を得ること
が可能となった。
【0028】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明に係る昇華
性物質真空蒸着装置によれば、昇華性物質を品質を向上
しつつ走行基板の幅方向均一に蒸着することができる。 さらに、収納容器の温度を必要以上に高くする必要がな
くなり、収納容器の消耗も防止される。
性物質真空蒸着装置によれば、昇華性物質を品質を向上
しつつ走行基板の幅方向均一に蒸着することができる。 さらに、収納容器の温度を必要以上に高くする必要がな
くなり、収納容器の消耗も防止される。
【0029】また、ノズルを構成する部材が加熱体で形
成されていて、ノズルの温度が蒸発面温度以上に保たれ
るため、ノズル内表面に蒸着材が凝固することがない。
成されていて、ノズルの温度が蒸発面温度以上に保たれ
るため、ノズル内表面に蒸着材が凝固することがない。
【図1】本発明の実施例に係るSiO蒸発装置を表した
ものであり、(a)はSiO蒸発装置の断面図、(b)
は(a)に表わされる被誘導加熱体の平面図、(c)は
(a)に表わされる被誘導加熱体の側面図である。
ものであり、(a)はSiO蒸発装置の断面図、(b)
は(a)に表わされる被誘導加熱体の平面図、(c)は
(a)に表わされる被誘導加熱体の側面図である。
【図2】従来の技術による昇華性物質の真空蒸発装置の
構成図である。
構成図である。
【図3】図2に示す装置における昇華性物質の収納容器
の配置を表す説明図である。
の配置を表す説明図である。
1,101 走行基板
2 蒸着室
3 デフレクタロール
4 冷却ロール
5,6 巻取りリール
7 蒸着装置
8 蒸着材
9,104 収納容器
10 加熱装置
102 誘導加熱コイル
103 被誘導加熱体
105 防熱板
106 断熱レンガ
107 ノズル部
108 ノズル部を構成する壁面
Claims (2)
- 【請求項1】 昇華性物質を蒸着する昇華性物質真空
蒸着装置において、蒸着物質を収納する収納容器をグラ
ファイトで該蒸着物質をとり囲むように構成し、該収納
容器に蒸着物質の蒸発面積より断面積の小さいスリット
状のノズルを設けた加熱体を設置してなることを特徴と
する昇華性物質真空蒸着装置。 - 【請求項2】 収納容器の内表面に、SiC膜を形成
したことを特徴とする請求項1記載の昇華性物質真空蒸
着装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3070819A JPH04308076A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 昇華性物質真空蒸着装置 |
EP91122029A EP0510259B1 (en) | 1991-04-03 | 1991-12-20 | Apparatus for vacuum deposition of a sublimable substance |
DE69111593T DE69111593T2 (de) | 1991-04-03 | 1991-12-20 | Vorrichtung zum Vakuum-Aufdampfen von einer sublimierbaren Substanz. |
US07/815,198 US5272298A (en) | 1991-04-03 | 1991-12-31 | Apparatus for vacuum deposition of sublimative substance |
KR1019920005605A KR940011707B1 (ko) | 1991-04-03 | 1992-04-03 | 승화성물질 진공증착장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3070819A JPH04308076A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 昇華性物質真空蒸着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04308076A true JPH04308076A (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=13442567
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3070819A Withdrawn JPH04308076A (ja) | 1991-04-03 | 1991-04-03 | 昇華性物質真空蒸着装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5272298A (ja) |
EP (1) | EP0510259B1 (ja) |
JP (1) | JPH04308076A (ja) |
KR (1) | KR940011707B1 (ja) |
DE (1) | DE69111593T2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003502494A (ja) * | 1998-11-12 | 2003-01-21 | フレックス プロダクツ インコーポレイテッド | 直線開口蒸着装置および被覆方法 |
JP2017186603A (ja) * | 2016-04-05 | 2017-10-12 | 株式会社アルバック | 蒸発源、真空蒸着装置および真空蒸着方法 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4310745C2 (de) * | 1993-04-01 | 1999-07-08 | Siemens Ag | Verfahren zum Herstellen von SiC-Einkristallen und Vorrichtung zur Durchführung des Verfahrens |
JPH08269696A (ja) * | 1995-03-28 | 1996-10-15 | Nisshin Steel Co Ltd | Mgの蒸発方法 |
CH692000A5 (de) * | 1995-11-13 | 2001-12-31 | Unaxis Balzers Ag | Beschichtungskammer, Substratträger hierfür, Verfahren zum Vakuumbedampfen sowie Beschichtungsverfahren. |
AU2522299A (en) * | 1999-02-05 | 2000-08-25 | Applied Films Gmbh & Co. Kg | Device for coating substrates with a vaporized material under low pressure or ina vacuum using a vaporized material source |
KR20030038689A (ko) * | 2000-08-10 | 2003-05-16 | 신닛테츠가가쿠 가부시키가이샤 | 유기 el 소자의 제조방법 및 장치 |
KR100490537B1 (ko) * | 2002-07-23 | 2005-05-17 | 삼성에스디아이 주식회사 | 가열용기와 이를 이용한 증착장치 |
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