JPH04307744A - テープキャリアの実装方法および液晶表示装置の製造方法 - Google Patents
テープキャリアの実装方法および液晶表示装置の製造方法Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
ィッドサーキット等のテープキャリアの実装構造および
実装方法に関する。
における部品相互間の配線接続部材として、合成樹脂等
よりなる可撓性基材フィルム上に配線を施してなる、い
わゆるフレキシブルプリンティッドサーキット(以下、
FPCという)が多く用いられている。特に、液晶表示
装置等における液晶表示パネルと、その駆動制御回路基
板とを接続する場合には、上記のようなFPC上に、L
SI等の液晶駆動用の半導体チップを実装したものが用
いられている。
本の配線群を1単位とし、これをテープ状の基材フィル
ム上に連続的に多数形成した、いわゆるテープキャリア
が用いられている。また前記のような半導体チップを実
装するものにあっては、1つの半導体チップに対する複
数本の入出力用配線群を1単位とし、これを基材フィル
ム上に連続的に多数形成し、その各配線群のインナーリ
ード部に半導体チップをTAB(Tape Autom
ated Bonding)方式等で実装したテープキ
ャリアが用いられている。
の基材フィルムから配線群を所定単位毎に打抜いて使用
するもので、従来は基材フィルムから配線群を含む領域
を完全に打ち抜いて分離し、非テープ状態で配線接続を
行っていた。そのため、配線接続工程の自動化が困難あ
るいは、自動化しても生産効率が上がらない等の不具合
があった。
228号において、前記の配線群を固定用テープにより
基材フィルムに固定することによって、配線群が所定単
位毎に打ち抜かれた後も、テープ状態のままで配線接続
が行えるようにすることを提案した。図5はその一例を
示すもので、図において1は長尺なテープ状の基材フィ
ルムであり、その基材フィルム1上に配線群2を多数形
成すると共に、その配線群2のインナーリード部にLS
I等の液晶駆動用の半導体チップ3がTAB方式等によ
り実装されている。Tは各配線群2のアウターリード部
および隣り合う配線群2・2間の基材フィルム上に連続
的に貼着した異方性導電接着テープ等の固定用テープ、
Lは配線群2を所定単位毎に打抜く際の打抜きカットラ
インで、そのカットラインLと固定用テープTとの交差
部の基材フィルム1上に予めスリット孔4を形成し、そ
のスリット孔4を跨ぐようにして上記固定用テープTが
貼着されている。そして、上記カットラインLに沿って
打抜く際に、スリット孔4の内側部分をカットしないよ
うにして固定用テープTの切断を防止し、配線群2が打
抜かれた後も、上記固定用テープTにより配線群2が基
材フィルム1に連結された状態に保持されるようにして
、テープ状態のままで配線接続(アウターリードボンデ
ィング)を行えるようにしたものである。
に打抜かれた配線群2を固定用テープTによって基材フ
ィルム1に連結保持させるようにしても、必ずしも確実
にかつ平滑にテープ状態に保持させることができない等
の不具合があった。特に上記図5のようにテープキャリ
アの幅方向一側のみに固定用テープを貼着するものは、
保持力が不足し勝ちであり、また往々にして打抜いた部
分が捩じれてテープが切れる等のおそれがあった。
れたもので、上記の打抜いた部分が捩じれたり、脱落す
ることなく基材フィルムに確実に保持され、平滑なテー
プ状態のままで搬送および配線接続を行うことのできる
テープキャリアの実装構造および実装方法を提供するこ
とを目的とする。
めに本発明は、以下の構成としたものである。即ち、本
発明によるテープキャリアの実装構造は、基材フィルム
上に配線群を多数連続的に形成してなり、その配線群を
所定単位毎に基材フィルムから打抜いて実装するテープ
キャリアにおいて、上記の基材フィルムから打抜く領域
のテープキャリア長手方向両側の幅方向中央部に連結部
を残して打抜き、その打抜いた後も配線群が上記連結部
を介して基材フィルムに連結保持されるようにしたこと
を特徴とする。また本発明によるテープキャリアの実装
方法は、基材フィルム上に配線群を多数連続的に形成し
てなり、その配線群を所定単位毎に基材フィルムから打
抜いて実装するテープキャリアにおいて、上記の基材フ
ィルムから打抜く領域のテープキャリア長手方向両側の
幅方向中央部に連結部を残して打抜き、その打抜かれた
配線群が上記連結部によって基材フィルムに連結保持さ
れたテープ状態のままで配線接続を行うようにしたこと
を特徴とする。
装構造は、基材フィルムから打抜く領域のテープキャリ
ア長手方向両側の幅方向中央部に連結部を残して打抜き
、その打抜いた後も配線群が上記連結部を介して基材フ
ィルムに連結保持されるようにしたので、打抜かれた配
線群が連結部を介して基材フィルムに良好に連結保持さ
れ、平滑かつ確実にテープ状態に維持させることが可能
となる。また本発明によるテープキャリアの実装方法は
、基材フィルムから打抜く領域のテープキャリア長手方
向両側の幅方向中央部に連結部を残して打抜き、その連
結部によって打抜かれた配線群が基材フィルムに連結保
持されたテープ状態のままで配線接続を行うようにした
ので、上記のテープ状態が確実に保持された状態で容易
にかつ連続的に配線接続を行うことが可能となる。
造の一実施例を示す平面図であり、前記図4と同一の機
能を有する部材には同一の符号を付して説明する。図示
例は各半導体チップ3に対する入出力用の配線群2を1
単位毎に、打抜きカットラインLに沿って打抜き、その
各打抜き部のテープキャリア長手方向(図1で左右方向
)両側の幅方向(図1で上下方向)中央部に連結部5を
残すようにしたものである。この場合、上記の各連結部
5に隣接するカットラインLの端部には、図示例のよう
に貫通小孔6を形成するを可とする。その貫通小孔6の
形成時期や形成手段等は適宜であり、例えば前記の配線
群2をカットラインLに沿って打抜く前もしくは後に打
抜きパンチ等で形成する、あるいは上記カットラインL
に沿って配線群2を打抜く際に同時に形成することもで
きる。
図2はその一例を示すもので、同図(a)は貫通小孔6
を円形に形成した例、同図(b)は連結部近傍のカット
ラインLと略直交方向にスリット状に形成した例、同図
(c)は連結部近傍のカットラインLと略直交する方向
を長軸とする長円形に形成した例、同図(d)は連結部
近傍のカットラインLと略平行な方向を長軸とする長円
形に形成した例、同図(e)は貫通小孔6を多角形(方
形)に形成した例である。上記例のうち貫通小孔6を、
図2の(a)のように円形、もしくは同図(c)・(d
)のように長円形に形成するものは、基材フィルム1に
破れ等が発生しにくい利点がある。
接するカットラインLの端部にのみ貫通小孔6・6を形
成したが、必要に応じて上記両貫通小孔6・6の中間部
にも別途貫通小孔を形成してもよい。図3はその一例を
示すもので、同図(a)〜(e)は、それぞれ前記図2
の(a)〜(e)におけるカットライン端部の貫通小孔
6・6の中間部に別途円形の貫通小孔7を形成した例を
示す。上記のようにカットライン端部の貫通小孔6・6
の中間部に別途貫通小孔7を形成すると、その両側に前
記の連結部5が残ることとなり、前記のカットラインL
で打抜いた部分が捩じれにくくなる等の利点がある。な
お上記中間部の貫通小孔7は、上記図3の(a)〜(e
)においては円形に形成したが、その形状は任意であり
、例えば各カットライン端部の貫通小孔6と同一形状に
形成してもよい。
液晶表示装置等に実装するに当たっては、前記連結部5
を残し、カットラインLに沿って打抜いた状態で配線接
続工程に導き、各配線群の配線接続端子を接続すべき電
極基板や回路基板等にボンディングするもので、その際
、上記カットラインLで打抜いた部分は上記連結部5で
基材フィルム1に連結されているので、テープ状態のま
まで配線接続工程に移送もしくは搬送供給することがで
きる。
路基板等にボンディングする際に、連結部5を例えば図
4の(a)に示すようにカッター8等で切断するもので
、その場合、図示例のようにカットラインLの端部に貫
通小孔6を形成したものにあっては、上記カッター8の
位置が多少ずれても、貫通小孔6のカットラインLと直
交方向の幅寸法の範囲内であれば連結部5を切断できる
ものである。また前記図3のようにカットライン端部の
貫通小孔6・6の中間部に貫通小孔7を形成するものに
あっては、例えば図4の(b)に示すように刃先が略V
字形のカッター9を用い、そのV字形刃先の先端9aを
中央の貫通小孔7内に進入させて切断するようにすれば
、その中央の貫通小孔7をカッター9の位置決め孔とし
て利用することもできる。また上記の一連の作業は、前
記のように所定単位毎に打抜かれる配線群2を、連結部
5を介して基材フィルム1に連結保持させるようにした
ことにより、テープ状態のままで連続的に行うことがで
きると共に、容易に自動化することも可能となるもので
ある。
5の従来例と同様に固定用テープTによっても、打抜か
れる配線群2を基材フィルム1に連結固定するようにし
たもので、上記のように固定用テープTを併用すれば、
打抜かれる配線群2と基材フィルム1とを更に確実に連
結保持させることができる。上記の固定用テープTは2
箇所以上設けてもよく、又その固定用テープTとして配
線群2の配線接続端子を他の部材、例えば液晶表示装置
における電極基板や回路基板等に導電接続するための異
方性導電接着テープ等を用いれば、配線接続作業を簡略
化することも可能である。ただし、上記の構成は本発明
においては必ずしも必要不可欠なものではなく、固定用
テープTおよびそのテープの切断を防ぐためのスリット
孔4は省略することもできる。
ップを実装したものを例示したが、半導体チップを実装
しないものにも適用できる。また実施例は液晶表示装置
に適用する場合を例にして説明したが、例えばプリンタ
のサーマルヘッドや、その他の各種電子機器にも適用可
能であり、テープキャリア実装を用いるあらゆる実装分
野に適用できる。
キャリアの実装構造は、基材フィルムから打抜く領域の
テープキャリア長手方向両側の幅方向中央部に連結部を
残して打抜き、その打抜いた後も配線群が上記連結部を
介して基材フィルムに連結保持されるようにしたので、
打抜くべき配線群と基材フィルムとを平滑かつ確実にテ
ープ状態に維持させることができるもので、前記従来の
ように打抜き部の片側を固定用テープで固定する場合の
ように不用意に捩じれたり、脱落するのを確実に防止す
ることができる。また本発明によるテープキャリアの実
装方法は、基材フィルムから打抜く領域のテープキャリ
ア長手方向両側の幅方向中央部に連結部を残して打抜き
、その打抜かれた配線群が上記連結部によって基材フィ
ルムに連結保持されたテープ状態のままで配線接続を行
うようにしたので、配線接続を安定した状態で連続的に
行うことが可能となり、実装作業の能率向上に効果があ
る。
施例を示す平面図。
の拡大平面図。
示す要部の拡大平面図。
る状態を示す斜視図。
平面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 基材フィルム上に配線群を多数連続的
に形成してなり、その配線群を所定単位毎に基材フィル
ムから打抜いて実装するテープキャリアにおいて、上記
の基材フィルムから打抜く領域のテープキャリア長手方
向両側の幅方向中央部に連結部を残して打抜き、その打
抜いた後も配線群が上記連結部を介して基材フィルムに
連結保持されるようにしたことを特徴とするテープキャ
リアの実装構造。 - 【請求項2】 前記の各連結部に隣接する打抜きカッ
トラインの端部に貫通小孔を形成したことを特徴とする
テープキャリアの実装構造。 - 【請求項3】 基材フィルム上に配線群を多数連続的
に形成してなり、その配線群を所定単位毎に基材フィル
ムから打抜いて実装するテープキャリアにおいて、上記
の基材フィルムから打抜く領域のテープキャリア長手方
向両側の幅方向中央部に連結部を残して打抜き、その打
抜かれた配線群が上記連結部によって基材フィルムに連
結保持されたテープ状態のままで配線接続を行うように
したことを特徴とするテープキャリアの実装方法。
Priority Applications (2)
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---|---|---|---|
JP09963291A JP3158480B2 (ja) | 1991-04-04 | 1991-04-04 | テープキャリアの実装方法および液晶表示装置の製造方法 |
JP2000138759A JP3367511B2 (ja) | 1991-04-04 | 2000-05-11 | テープキャリアの実装方法および液晶表示装置の製造方法 |
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Related Child Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000138759A Division JP3367511B2 (ja) | 1991-04-04 | 2000-05-11 | テープキャリアの実装方法および液晶表示装置の製造方法 |
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Family
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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1991
- 1991-04-04 JP JP09963291A patent/JP3158480B2/ja not_active Expired - Lifetime
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