JPH0430751Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0430751Y2 JPH0430751Y2 JP2836684U JP2836684U JPH0430751Y2 JP H0430751 Y2 JPH0430751 Y2 JP H0430751Y2 JP 2836684 U JP2836684 U JP 2836684U JP 2836684 U JP2836684 U JP 2836684U JP H0430751 Y2 JPH0430751 Y2 JP H0430751Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductive layer
- solid insulating
- insulating member
- ground conductive
- solid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 31
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 16
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 6
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
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- 238000011109 contamination Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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Landscapes
- Gas-Insulated Switchgears (AREA)
- Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
この考案は、信頼性の向上を図るようにした固
体絶縁開閉装置に関する。
体絶縁開閉装置に関する。
固体絶縁開閉装置は、通電導体を固体絶縁物で
囲繞し、その固体絶縁物表面に金属溶射（メタリ
コン）等によつて導電層（通常は接地される。）
を形成した母線部、断路部、しや断部等が組合わ
され、例えば第１図のように構成されている。
囲繞し、その固体絶縁物表面に金属溶射（メタリ
コン）等によつて導電層（通常は接地される。）
を形成した母線部、断路部、しや断部等が組合わ
され、例えば第１図のように構成されている。
第１図において、１はケーブル等と接続される
母線部、２は真空しや断器等を内蔵し、非常時等
に通電をしや断するしや断部、３はしや断部２を
母線部１から切り離す断路部である。
母線部、２は真空しや断器等を内蔵し、非常時等
に通電をしや断するしや断部、３はしや断部２を
母線部１から切り離す断路部である。
第２図は従来の断路部３を示す図である。図に
おいて、４はしや断部２と接続された導体、５は
母線部１と接続された導体、６は導体４と５を接
続した接触子で、例えば導体５と固着され、導体
４の端部に構成された可動接触子４ａが着脱可能
な固定接触子７が構成される。８は導体４を径方
向に囲繞した固体絶縁部材で、所定の絶縁材料で
構成され可動接触子４ａが所定の長さ露出されて
いる。９は固体絶縁部材８の外周にメタリコン等
によつて設けられた接地導電層、１０は導体５を
径方向に囲繞した所定の絶縁材料からなる固体絶
縁部材で、固体接触子７が所定の長さ露出されて
いる。１１は固体絶縁部材１０の外周に設けられ
た接地導電層である。
おいて、４はしや断部２と接続された導体、５は
母線部１と接続された導体、６は導体４と５を接
続した接触子で、例えば導体５と固着され、導体
４の端部に構成された可動接触子４ａが着脱可能
な固定接触子７が構成される。８は導体４を径方
向に囲繞した固体絶縁部材で、所定の絶縁材料で
構成され可動接触子４ａが所定の長さ露出されて
いる。９は固体絶縁部材８の外周にメタリコン等
によつて設けられた接地導電層、１０は導体５を
径方向に囲繞した所定の絶縁材料からなる固体絶
縁部材で、固体接触子７が所定の長さ露出されて
いる。１１は固体絶縁部材１０の外周に設けられ
た接地導電層である。
このように構成された第２図のものは、導体４
と５とが接触子４ａと７とによつて接続され、各
導体４，５をそれぞれ囲繞した固体絶縁部材８，
１０は所定の間隔をあけて対向し、各固体絶縁部
材８，１０はそれぞれに設けられた接地導電層
９，１１がそれぞれ接地され、４，８，９が協働
して着脱可能とされている。
と５とが接触子４ａと７とによつて接続され、各
導体４，５をそれぞれ囲繞した固体絶縁部材８，
１０は所定の間隔をあけて対向し、各固体絶縁部
材８，１０はそれぞれに設けられた接地導電層
９，１１がそれぞれ接地され、４，８，９が協働
して着脱可能とされている。
ところが従来のものは、可動接触子４ａと固定
接触子７との接触を確実とする固体絶縁部材８，
１０間の間〓に、長時間の運転によつて徐々に塵
埃が侵入し、固体絶縁部材８，１０の表面が汚損
される。これによつて、各導体４，５と接地導電
層９，１１間の沿面絶縁耐力が低下し、絶縁破壊
を生じるおそれがあり、しかも絶縁耐力の低下を
検出することが困難である。このように従来のも
のは、信頼性の向上が困難であるという欠点があ
つた。
接触子７との接触を確実とする固体絶縁部材８，
１０間の間〓に、長時間の運転によつて徐々に塵
埃が侵入し、固体絶縁部材８，１０の表面が汚損
される。これによつて、各導体４，５と接地導電
層９，１１間の沿面絶縁耐力が低下し、絶縁破壊
を生じるおそれがあり、しかも絶縁耐力の低下を
検出することが困難である。このように従来のも
のは、信頼性の向上が困難であるという欠点があ
つた。
この考案は上部欠点を解消するためにされたも
ので、それぞれの接地導電層の各対向端部に外周
を囲繞した第１の接地導電層と所定の絶縁間隔を
あけて第２の接地導電層を設けた構成とすること
により、固体絶縁部材表面の漏洩電流を測定し汚
損状態を監視できるようにした固体絶縁開閉装置
を提供する。
ので、それぞれの接地導電層の各対向端部に外周
を囲繞した第１の接地導電層と所定の絶縁間隔を
あけて第２の接地導電層を設けた構成とすること
により、固体絶縁部材表面の漏洩電流を測定し汚
損状態を監視できるようにした固体絶縁開閉装置
を提供する。
第３図にこの考案の一実施による接続部を示
す。図において、４〜８，１０は従来と同様であ
る。１２は固体絶縁部材８の外周に所定長さの端
部を残して設けられた第１の接地導電層、１４は
第１の接地導部材１２と所定の絶縁間隔１３をあ
けて端部に設けられた第２の接地導電層、１５は
固体絶縁部材１０の外周に所定の長さの端部を残
して設けられた第１の接地導電層、１７は第１の
接地導電層１５と所定の絶縁間隔１６をあけて端
部に設けられた第２の接地導電層、１８は第２の
接地導電層、１４，１７と接地Ｅ間に設けられた
電流測定装置である。
す。図において、４〜８，１０は従来と同様であ
る。１２は固体絶縁部材８の外周に所定長さの端
部を残して設けられた第１の接地導電層、１４は
第１の接地導部材１２と所定の絶縁間隔１３をあ
けて端部に設けられた第２の接地導電層、１５は
固体絶縁部材１０の外周に所定の長さの端部を残
して設けられた第１の接地導電層、１７は第１の
接地導電層１５と所定の絶縁間隔１６をあけて端
部に設けられた第２の接地導電層、１８は第２の
接地導電層、１４，１７と接地Ｅ間に設けられた
電流測定装置である。
このような第３図に示す接続部は、固体絶縁開
閉装置の運転によつて、それぞれの導体４，５と
接地接続された接地導電層１２，１５間に漏れ電
流が流れ、電流測定装置１８で測定される。この
漏れ電流は、固体絶縁部材８，１０の対向した表
面が清浄てあればその沿面絶縁抵抗も高く、漏れ
電流も微小な値である。
閉装置の運転によつて、それぞれの導体４，５と
接地接続された接地導電層１２，１５間に漏れ電
流が流れ、電流測定装置１８で測定される。この
漏れ電流は、固体絶縁部材８，１０の対向した表
面が清浄てあればその沿面絶縁抵抗も高く、漏れ
電流も微小な値である。
また、固体絶縁部材８，１０の対向面が汚損す
ると、沿面絶縁抵抗が低下し、漏れ電流の増加で
電流測定装置１８の指示値も大きくなる。
ると、沿面絶縁抵抗が低下し、漏れ電流の増加で
電流測定装置１８の指示値も大きくなる。
したがつて、例えば所定の期間をあけて漏れ電
流を測定し、漏れ電流値の変化の管理することに
よつて、接続部の絶縁診断が可能となる。
流を測定し、漏れ電流値の変化の管理することに
よつて、接続部の絶縁診断が可能となる。
以上説明したように、接離される一対の導体をそ
れぞれ径方向を固体絶縁部材で囲繞して外周にそ
れぞれ接地導電層を設け、各固体絶縁部材の対向
面間に所定の間隔を設けたものにおいて、各接地
導電層を固体絶縁部材の外周に所定の長さの端部
を残して設けた第１の接地導層とこの第１の接地
導電層と所定の絶縁間隔をあけて第２の接地導電
層とを設けた構成とすることにより、各固体絶縁
部材の対向面の沿面絶縁抵抗を管理することが可
能となり、点検、手入れによつて絶縁破壊の危険
を防止する。これによつて信頼性が向上する。
れぞれ径方向を固体絶縁部材で囲繞して外周にそ
れぞれ接地導電層を設け、各固体絶縁部材の対向
面間に所定の間隔を設けたものにおいて、各接地
導電層を固体絶縁部材の外周に所定の長さの端部
を残して設けた第１の接地導層とこの第１の接地
導電層と所定の絶縁間隔をあけて第２の接地導電
層とを設けた構成とすることにより、各固体絶縁
部材の対向面の沿面絶縁抵抗を管理することが可
能となり、点検、手入れによつて絶縁破壊の危険
を防止する。これによつて信頼性が向上する。
第１図は固体絶縁開閉装置の正面図、第２図は
従来のものを示す正面図、第３図はこの考案の一
実施例を示す正面図である。 図において、４は導体、４ａは可動接触子、５
は導体、７は固定接触子、８，１０は固体絶縁部
材、１２，１５は第１の接地導電層、１３，１６
は絶縁間隔、１４，１７は第２の接地導電層であ
る。なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を
示す。
従来のものを示す正面図、第３図はこの考案の一
実施例を示す正面図である。 図において、４は導体、４ａは可動接触子、５
は導体、７は固定接触子、８，１０は固体絶縁部
材、１２，１５は第１の接地導電層、１３，１６
は絶縁間隔、１４，１７は第２の接地導電層であ
る。なお、各図中同一符号は同一又は相当部分を
示す。
Claims (1)
- 端部がそれぞれ軸方向に対向して配置された一
対の導体の各対向部に接離可能な固定接触子と可
動接触子とを設け、上記それぞれの接触子が露出
するように上記それぞれの導体を径方向に所定の
固体絶縁部材で囲繞して上記固体絶縁部材の外周
に接地導電層を設け、上記固定接触子と上記可動
接触子とが接触状態にあるとき上記それぞれの固
体絶縁部材が所定の間隔をあけて対向するように
したものにおいて、それぞれの上記接地導電層を
上記固体絶縁部材の外周に所定の長さの端部を残
して設けた第１の接地導電層とこの第１の接地導
電層と所定の絶縁間隔をあけて上記端に設けた第
２の接地導電層とで構成したことを特徴とする固
体絶縁開閉装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2836684U JPH0430751Y2 (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2836684U JPH0430751Y2 (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6148537U JPS6148537U (ja) | 1986-04-01 |
| JPH0430751Y2 true JPH0430751Y2 (ja) | 1992-07-24 |
Family
ID=30526172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2836684U Expired JPH0430751Y2 (ja) | 1984-02-27 | 1984-02-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0430751Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-02-27 JP JP2836684U patent/JPH0430751Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6148537U (ja) | 1986-04-01 |
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