JPH0430662Y2 - - Google Patents

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JPH0430662Y2
JPH0430662Y2 JP1984123275U JP12327584U JPH0430662Y2 JP H0430662 Y2 JPH0430662 Y2 JP H0430662Y2 JP 1984123275 U JP1984123275 U JP 1984123275U JP 12327584 U JP12327584 U JP 12327584U JP H0430662 Y2 JPH0430662 Y2 JP H0430662Y2
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JP
Japan
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transistor
tape recorder
dubbing
speed
switch
Prior art date
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JP1984123275U
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JPS6137123U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案はテープレコー
ダ、特に1つのケース内に2つのテープレコーダ
装置を収納したいわゆるダブル型テープレコーダ
の改良に関する。
[従来の技術] 従来1つのテープレコーダケー
スに2つ以上のテープレコーダ装置を収納した、
いわゆるダブル型テープレコーダが考案され、且
つ商品化されているものもある。
このようなテープレコーダではテープレコーダ
装置A(又はテープレコーダ装置B)で再生され
た信号をテープレコーダ装置B(又はテープレコ
ーダ装置A)で録音する、いわゆるダビング操作
が容易である点、およびテープレコーダ装置Aか
らテープレコーダ装置Bへ、又はその逆の連続再
生/録音による長時間の連続再生/録音が可能と
なる等の利点を有し、特にカセツトテープレコー
ダデツキ又はカセツトテープレコーダに採用され
てきている。
更に前記ダビング操作の時間を短縮する為に、
前記ダビング操作時のみ両方のテープレコーダ装
置のテープ走行速度を速く(たとえばカセツトテ
ープレコーダでは通常では4.75cm/secの定速走
行であるが、ダビング操作時のみ9.5cm/secの高
速走行)できるようにしたテープレコーダも考案
され且つ実用に供されている。
[問題点を解決するための手段] この考案は、
2以上のテープレコーダ装置を1つのケースに収
納したテープレコーダであつて、一方のテープレ
コーダ装置の再生信号が他方のテープレコーダ装
置で録音可能で、且前記動作を定速用スイツチと
高速用スイツチによりそれぞれの駆動モーターの
速度を可変せしめことにより低速と高速の異なつ
たテープ速度で可能ならしめ又、前記動作を示す
2値信号の一方である「HIGH」レベルを示すダ
ビング信号を発生せしめるようにしたテープレコ
ーダにおいて、少なくとも一対の半導体素子より
なるフリツプフロツプと、当該フリツプフロツプ
を構成する前記半導体素子のそれぞれのベースに
それぞれの一端を接続した前記定速用スイツチ及
び高速用スイツチと、前記ダビング信号を入力と
し、前記フリツプフロツプの一方の半導体素子が
「OFF」状態にのみ前記ダビング信号を出力する
制御回路と、前記制御回路の入力端に接続されダ
ビング信号が入力されたときのみ前記高速用スイ
ツチの他端をアースに接続する回路と、前記制御
回路の出力端に接続されダビング信号が入力され
たときのみ前記定速用スイツチの他端をアースに
接続する回路と、前記ダビング信号が入力された
とき駆動モータを高速駆動するための駆動モータ
ー制御回路を具備するテープレコーダである。
[作用] この考案は上記構成によりダビング操
作に先だつて選択したテープ走行速度はダビング
中においてはテープ走行速度切換スイツチの操作
に関係なく最初に設定されたテープ走行速度を維
持できダビング中のテープ走行速度の変化に伴う
ボツプ音が発生したり、駆動用モータの回転切換
時の過渡音が発生し、これが録音されるべきテー
プに録音されてしまいこれによる再生音の音質劣
化を防止することができるに至つたものである。
[実施例] 第1図に示すこの考案実施例回路に
ついて述べると、トランジスタ1のコレクタは抵
抗を介して電圧源(+B)に、抵抗を介してトラ
ンジスタ2のベースにそれぞれ接続され、トラン
ジスタ2のコレクタは抵抗を介して電圧源(+
B)に、抵抗を介してトランジスタ1のベースに
それぞれ接続される。
又、トランジスタ1およびトランジスタ2のそ
れぞれのエミツタはそれぞれ接地され、前記トラ
ンジスタ1およびトランジスタ2のそれぞれのベ
ースは抵抗21,22を介してそれぞれ接地され
ている。
なお抵抗21の抵抗値は電源投入時にトランジ
スタ1が「ON」となるように抵抗22の抵抗値
より大きく設定してある。
当該回路Aは周知のフリツプフロツプ回路を構
成する。
一方、前記トランジスタ1のベースはスイツチ
11(定速用)を介してトランジスタ3のコレク
タに、前記トランジスタ2のベースはスイツチ1
2(高速用)を介してトランジスタ4のコレクタ
にそれぞれ接続され、前記トランジスタ3のベー
スは抵抗を介して電圧源(+B)およびトランジ
スタ5のコレクタに、前記トランジスタ4のベー
スは抵抗を介して電圧源(+B)およびトランジ
スタ6のコレクタにそれぞれ接続され、前記トラ
ンジスタ5およびトランジスタ6のそれぞれのエ
ミツタは接地されている。
前記トランジスタ3および5は定速用スイツチ
11をアースに断続するための接続回路C1を、
前記トランジスタ4および6は高速用スイツチ1
2をアースに断続するための接続回路C2を構成
する。
更に前記トランジスタ5のベースは抵抗を介し
てトランジスタ7のコレクタに、トランジスタ6
のベースは抵抗を介してトランジスタ7のエミツ
タにそれぞれ接続されている。
前記トランジスタ7のベース−エミツタ間は抵
抗を介して接続され、ベースは更に抵抗を介して
トランジスタ8のコレクタに接続され、前記トラ
ンジスタ8のベースは抵抗を介してトランジスタ
2のコレクタにそれぞれ接続され、エミツタは接
地されている。
前記トランジスタ7および8は入力信号たるダ
ビング信号の出力を制御する制御回路を構成す
る。
そして、前記トランジスタ7のエミツタにはケ
ースのパネル面等に配置されたダビングスイツチ
(図示せず)の操作によつて、一方のテープレコ
ーダ装置が録音状態に設定された時に発生する信
号および他方のテープレコーダ装置が同時に再生
状態に設定された時に発生する信号が共に出力さ
れた場合のみ存在する、2値信号の[HIGH]信
号(+5V)、つまりダビング信号が入力されるよ
うにしてあり、トランジスタ7のコレクタはテー
プレコーダ装置Aおよびテープレコーダ装置Bの
それぞれの駆動用モータ制御回路31a,31b
にそれぞれ接続してある。
なお各モータ制御回路31a,31bはトラン
ジスタ7のコレクタに2値信号の[HIGH]信号
(+5V)が出力された場合高速駆動を、2値信号
の[LOW]信号(OV)が出力された場合定速
駆動を行うように設定してある。
次に、上記回路構成のこの考案実施例の動作を
説明すると、電源[ON]時には前述のごとくト
ランジスタ1が[ON]、トランジスタ2が
[OFF]となり、一方トランジスタ3およびトラ
ンジスタ4はそれぞれ[ON]、トランジスタ8
は[ON]となり、その結果トランジスタ7は
[OFF]となつている。
又、ダビング信号は存在しないのでトランジス
タ6は[OFF]となりトランジスタ5も[OFF]
となる。
次に定速でダビング操作を行う場合スイツチ1
1を[ON]にするとトランジスタ1が[OFF]、
トランジスタ2が[ON]となりトランジスタ8
が[OFF]となる。
ここでダビングスイツチを操作してダビング信
号を発生せしめてもトランジスタ7が[OFF]
となつているので、当該トランジスタ7のエミツ
タに入力されたダビング信号はコレクタに出力さ
れない。
したがつてモーター駆動制御回路31a,31
bにはそれぞれ[LOW]信号が入力されるので
定速によるダビング動作が行なわれる。
この状態において、スイツチ12を[ON]に
すると、ダビング信号によりトランジスタ6が
[ON]となつており、それによりトランジスタ
4が[OFF]となつているのでスイツチ12の
[ON]、[OFF]に関係なくトランジスタ2のベ
ース電位は変化しないのでモータ駆動制御回路3
1a,31bはそれぞれ定速駆動を継続すること
ができる。
次に一旦動作を停止した後、高速ダビング操作
を行うためスイツチ12を[ON]にするとトラ
ンジスタ1が[ON]、トランジスタ2が
[OFF]、トランジスタ3およびトランジスタ4
は[ON]、トランジスタ5およびトランジスタ
6は[OFF]となる。
一方トランジスタ2が[OFF]となることに
よりトランジスタ8が[ON]となる。
ここで前述の通りダビングスイツチを動作する
ことによりダビング信号がトランジスタ7のエミ
ツタに印加され当該トランジスタ7が[ON]と
なりコレクタは[HIGH]信号を出力する。
したがつて、モーター駆動制御回路31a,3
1bにはそれぞれ[HIGH]信号が入力されるの
で高速駆動を呈し高速ダビング動作が行なわれる
こととなる。
この際、スイツチ11を[ON]したとしても
トランジスタ7の[HIGH]出力によりトランジ
スタ5が[ON]となつており、その結果トラン
ジスタ3が[OFF]となつているのでスイツチ
11の[ON]、[OFF]に関係なくトランジスタ
1のベース電位は変化しないので高速ダビング動
作を継続することができる。
[考案の効果] 以上に実施例で詳細に説明した
ように、この考案のテープレコーダにおいてはダ
ビング時においてはダビング開始時に設定した速
度がダビング中に速度切換スイツチの動作に関係
なく継続されるので、従来のようにダビング中の
不注意による操作ミス等による再生音質の劣化を
防止することができる実用上の効果を有するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案実施例回路図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 2以上のテープレコーダ装置を1つのケースに
    収納したテープレコーダであつて、一方のテープ
    レコーダ装置の再生信号が他方のテープレコーダ
    装置で録音可能で、且前記動作を定速用スイツチ
    と高速用スイツチによりそれぞれの駆動用モータ
    ーの速度を可変せしめことにより定速と高速の異
    なつたテープ速度で可能ならしめ又、前記動作を
    示す2値信号の一方である「HIGH」レベルを示
    すダビング信号を発生せしめるようにしたテープ
    レコーダにおいて、少なくとも一対の半導体素子
    1,2よりなるフリツプフロツプAと、当該フリ
    ツプフロツプAを構成する前記半導体素子のそれ
    ぞれのベースにそれぞれの一端を接続した前記定
    速用スイツチ11及び高速用スイツチ12と、前
    記ダビング信号を入力とし、前記フリツプフロツ
    プの一方の半導体素子2が「OFF」状態にのみ
    前記ダビング信号を出力する制御回路Bと、前記
    制御回路Bの入力端に接続されたダビング信号が
    入力されたときのみ前記高速用スイツチ12の他
    端をアースに接続する回路C2と、前記制御回路
    Bの出力端に接続されダビング信号が入力された
    ときのみ前記定速用スイツチ11の他端をアース
    に接続する回路C1と、前記ダビング信号が入力
    されたとき駆動用モータを高速駆動するための駆
    動用モーター制御回路31a,31bを具備する
    ことを特徴とするテープレコーダ。
JP12327584U 1984-08-11 1984-08-11 テ−プレコ−ダ Granted JPS6137123U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12327584U JPS6137123U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 テ−プレコ−ダ

Applications Claiming Priority (1)

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JP12327584U JPS6137123U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 テ−プレコ−ダ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6137123U JPS6137123U (ja) 1986-03-07
JPH0430662Y2 true JPH0430662Y2 (ja) 1992-07-23

Family

ID=30682027

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12327584U Granted JPS6137123U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 テ−プレコ−ダ

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Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5928559Y2 (ja) * 1981-04-28 1984-08-17 松下電器産業株式会社 受信機
JPS5974524U (ja) * 1982-11-12 1984-05-21 パイオニア株式会社 ダブルデツキテ−プレコ−ダ

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Publication number Publication date
JPS6137123U (ja) 1986-03-07

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