JPS606893Y2 - テープレコーダのミユート回路 - Google Patents

テープレコーダのミユート回路

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JPS606893Y2
JPS606893Y2 JP1978148071U JP14807178U JPS606893Y2 JP S606893 Y2 JPS606893 Y2 JP S606893Y2 JP 1978148071 U JP1978148071 U JP 1978148071U JP 14807178 U JP14807178 U JP 14807178U JP S606893 Y2 JPS606893 Y2 JP S606893Y2
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JP
Japan
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time
mute
tape
speed
switching
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JP1978148071U
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JPS5567518U (ja
Inventor
健二 武藤
Original Assignee
ヤマハ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はテープレコーダのミュート回路に関する。
一般にテープレコーダのプレイスタート時においては、
テープが規定の速度に達するまでに(テープ駆動用モー
タが規定の回転数に達するまでに)一定の時間を要すた
め、この時間内で異常音が再生される問題がある。
したがって、従来特にテープレコーダの高級機等におい
ては、プレイスタート時において一定の時間再生系信号
系路をミュートし、これによって前記異常音が再生され
るのを防止するようにしている。
ところで、上記の問題を信号系路をミュートさせて解決
する場合に、テープレコーダのテープ走行速度が複数段
、例えば高速、低速の2段階に切換えられるように構成
されている場合には、プレイスタート時においてテープ
が規定の速度に達するまでの時間、すなわちモータが規
定の回転数に達するまでの時間がテープの高速走行時と
同低速走行時とで異なるため、これら各テープ走行時に
信号系路を一律の時間をもってミュートした場合に、ミ
ュート時間に過不足が生じて信号系路を良好にミュート
し得ない問題があった。
すなわち、不足であれば異常音が再生されてしまうし、
また、逆に過剰であれば、本来ミュートしなくても良い
正常音が欠落してしまい、いずれも問題となる。
この考案は上記の事情に鑑み、テープ走行速度が切換え
られた場合においても、常に最適な過不足のないミュー
ト時間を設定することができるテープレコーダのミュー
ト回路を提供するものであり、テープの走行速度を複数
段に切り換える第1の切換手段と、ミュート時間を決定
する時定数回路の時定数値を前記走行速度に対応する複
数の値に切換える第2の切換手段とを有し、これら第1
、第2の切換手段が互いに連動するように構成されてい
ることを特徴としている。
以下、この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図はこの考案をテープ走行速度が2段階に切換えら
れるように構成されたテープレコーダに適用した場合の
実施例を示すもので、図中符号1はキャプスタン駆動用
のモータを示し、2はモータ1に切換スイッチ3を介し
て電力を供給する電源を示す。
モータ1は所謂2スピードモータに構成されており、電
源2から入力端子IHに電力の供給を受けたとき、すな
わち切換スイッチ3(第1の切換手段)の切換接点3a
を接点3bに接触させたときに高速の回転数H(rpm
)で回転し、電源2から入力端子ILに電力の供給を受
けたとき、すなわち前記切換接点3aを接点3cに接触
させたときに低速の回転数L (rpm)で回転するよ
うになっている。
このモータ1は、その起動特性がこの種一般の2スピー
ドモータの起動特性と同様であり、第2図に示すように
、設定した回転数がL (rpm)のとき起動開始から
同回転数L(rpm)に達するまでの時間t1(sec
)を有し、設定した回転数がH(rpm)のとき起動開
始から同回転数がH(rpm)に達するまでt2(Se
C)を有する。
この場合、モータ1の回転数によって決まるテープ走行
速度は、例えばモータ1の回転数がH(rpm)である
ときに9.5 (cm/5ec)、同回転数がL (r
pm)であるときに4.76 (cm /5ec)等で
ある。
一方、図において符号4はこのテープレコーダの再生系
信号系路を示し、再生ヘッド5で捕捉された信号が再生
アンプ6によって増幅され、その増幅出力がライン出力
端子9から取出されるようになっている。
そして上記信号系路4には、次に詳述するミュート回路
10によってプレイスタート時における異常音再生防止
のためのミュートがかけられるようになっている。
ミュート回路10は、信号系路4をミュートさせるミュ
ーティングゲート用のトランジスタQ工と、このトラン
ジスタQ1をドライブするトランジスタQ2とを有して
構成されており、プレイスタート時に信号系路4をミュ
ートさせる時間が前記切換スイッチ3によって設定され
るテープ走行速度に応じて切換わるように構成されてい
る。
すなわちミュート回路10において、その入力端子11
には図示しないモード切換釦を操作してモードを1スト
ツプヨとした場合に+e(v)、モードを1プレイヨと
した場合にo (v)となるミュート信号(第3図参照
)が印加されるようになっている。
入力端子11は抵抗12を介してトランジスタQ2のベ
ースに接続されており、同ベースは直列接続された抵抗
13.14を介して接地されている。
そして抵抗13.14の接続点はコンデンサ15を介し
て接地され、更にコンデンサ16と切換スイッチ17(
第2の切換手段)との直列回路を介して接地されている
切換スイッチ17は前記切換スイッチ3と連動するよう
に構成されており、切換スイッチ3の切換接点3aを接
点3bに接触させたとき〔モータ1の回転数がH(rp
m)に設定されたとき〕に切換接点17aが接点17b
に接触してコンデンサ16が抵抗14、コンデンサ15
に並列接続され、切換スイッチ3の切換接点3aを接点
3cに接触させたとき〔モータ1の回転数がL (rp
m)に設定されたとき〕に切換接点17aが接点17c
に接触してコンデンサ16が抵抗14、コンデンサ15
から切離されるようになっている。
またトランジスタQ2は、そのコレクタが正電源端子1
8に接続され、エミッタが抵抗19を介してトランジス
タQ工のベースに接続され、同ベースは抵抗20を介し
て負電源端子21に接続されている。
またトランジスタQ□は、そのコレクタが前記再生アン
プ6の出力端と出力端子7との間の信号線路22に接続
され、エミッタが接地されている。
次に上記の構成からなる回路の動作について説明する。
いま例えばモードが1ストツプヨ状態にある場合には、
入力端子11に電圧十e (v)が印加されており、し
たがってこのとき同人力端子11から抵抗12を介して
トランジスタQ2のベースに所定のバイアス電流が供給
されて同トランジスタQ2が1オンヨし、これに伴って
トランジスタQ1が1オンヨして信号線路22が接地さ
れ、信号系路4にミューティングが掛けられている。
この状態においてモードを1プレイヨにすると、入力端
子11の電圧がo (v)となり、したがってトランジ
スタQ2.Q1が1オフヨヘ移行しようとする。
しかしながらここでコンデンサ15(またはコンデンサ
15.16)に蓄えられた電荷がトランジスタQ2のベ
ースに供給され、この結果トランジスタQ2. Q□は
コンデンサ15(またはコンデンサ15.16)と抵抗
14との時定数に応じた所定時間だけ1オンヨを継続腰
やがて1オフヨとなる。
このように、信号系路4に掛けられたミューティングは
、モードが1プレイヨに設定された瞬間に即刻解除され
ることはなく、一定の時間を経た後解除され、このとき
の異常音再生が防止される。
上記の動作において、モータ1の速度がH(rpm)に
設定されている場合、すなわちテープ走行速度が高速(
9,5cm/5ec)に設定されている場合には、切換
スイッチ3,17が連動する関係にあることから、前記
コンデンサ16が抵抗14、コンデンサ15に並列接続
され、このときのプレイスタート時における信号系路4
のミュート時間、すなわちトランジスタQ、、Q2の1
オンヨ時間が抵抗14(値R1)とコンデンサ15(値
C1)、16(値C2)との時定数R1(C1+02)
で決定される。
またモータ1の速度がL (rpm)に設定されている
場合、すなわちテープ走行速度が低速(4,76cm/
sec ) ニ設定すレテイル場合ニハ、回路から前記
コンデンサ16が切離され、このときの前記信号系路4
のミュート時間が抵抗14とコンデンサ15の時定数R
1・C工で決定される。
したがって、上記の各時定数とモータ1がL (rpm)、H(rpm)の各規定回転数に達するまで
の時間娼、t2とを、 h≦R1・C1 昂≦R1(CI + 02) の関係が得られるように設定しておけば、プレイスター
ト時における前記信号系路4のミュート時間を設定され
た各テープ走行速度に応じて過不足なく適切に得ること
ができる。
なお、上記の実施例においては、テープレコーダの走行
速度が2段階に切換えられる場合について説明したが、
テープ走行速度の切換段数は2段階以上の複数段であっ
てよい。
また、上記実施例においては、ミュート回路10は信号
線路22をショートするものであったが、これに限らず
信号系路4のいずこかを開放してミュート動作をなすも
のであってもよい。
以上説明したように、この考案によれば、テープ駆動用
モータの起動時から所定時間再生系信号系路をミュート
するようにしたテープレコーダのミュート回路において
、前記テープの走行速度を複数段に切り換える第1の切
換手段と、前記ミュート時間を決定する時定数回路の時
定数値を前記走行速度に対応する複数の値に切り換える
第2の切換手段とを有し、これら第1、第2の切換手段
が互いに連動するように構成したので、所望のテープ走
行速度を選択すると、同時にそのテープ走行速度に対応
する最適な過不足のないミュート時間が選択されるので
、ミュート不足による異常音発生やミュート過剰による
正常者の不要な欠落を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す回路図、第2図は第
1図中に示すモータの起動特性を示す図、第3図は第1
図中に示す入力端子に印加されるミュート信号の波形図
である。 1・・・・・・モータ、10・・・・・・ミュート回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テープ駆動用モータの起動時から所定時間再生系信号系
    路をミュートするようにしたテープレコーダのミュート
    回路において、前記テープの走行速度を複数段に切り換
    える第1の切換手段と、前記ミュート時間を決定する時
    定数回路の時定数値を前記走行速度に対応する複数の値
    に切り換える第2の切換手段とを有し、これら第1、第
    2の切換手段が互いに連動するように構成されているこ
    とを特徴とするテープレコーダのミュート回路。
JP1978148071U 1978-10-27 1978-10-27 テープレコーダのミユート回路 Expired JPS606893Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1978148071U JPS606893Y2 (ja) 1978-10-27 1978-10-27 テープレコーダのミユート回路

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Publication Number Publication Date
JPS5567518U JPS5567518U (ja) 1980-05-09
JPS606893Y2 true JPS606893Y2 (ja) 1985-03-07

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ID=29130122

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Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5240737U (ja) * 1975-09-17 1977-03-23
JPS5377511A (en) * 1976-12-20 1978-07-10 Sony Corp Recorder/reproducer

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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