JPH04306436A - 自然蒸発式加湿器 - Google Patents

自然蒸発式加湿器

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Publication number
JPH04306436A
JPH04306436A JP3071259A JP7125991A JPH04306436A JP H04306436 A JPH04306436 A JP H04306436A JP 3071259 A JP3071259 A JP 3071259A JP 7125991 A JP7125991 A JP 7125991A JP H04306436 A JPH04306436 A JP H04306436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
humidifying
air passage
humidifying element
air
stopped
Prior art date
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Pending
Application number
JP3071259A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Tanaka
稔 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP3071259A priority Critical patent/JPH04306436A/ja
Publication of JPH04306436A publication Critical patent/JPH04306436A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば全熱交換器ユニ
ットや暖房機能を備えた空気調和機などにおいて室内空
気の乾燥を防止するために使用される自然蒸発式加湿器
に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にこの種の加湿器は、例えば特開平
1−102227号公報に開示されている。その構造で
は毛細管現象を生じさせる加湿布などで構成した加湿エ
レメントを常時空気通路内に配置し、この加湿エレメン
トの一部を水槽内の水中に浸漬することにより、吸上げ
た水を空気に含ませて室内空気の乾燥を防止するように
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように上記従来の
構造では、加湿運転を必要としない夏期などにおいても
、加湿エレメントは常時空気通路内に配置されていたの
で、空気流に含まれた塵埃などが加湿エレメントの表面
に付着する結果、加湿エレメントの吸水能力を低下させ
、寿命が低下するという不具合があった。また加湿エレ
メントは空気通路に空気を送るファンの送風抵抗になる
ので、ファンを運転する際に、加湿運転を必要としない
夏期などにおいても加湿エレメントによる圧損を補える
程度の余分な電力を必要としていた。
【0004】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、加湿エレメントの吸水寿命を延ばし、ファンの省力
化を図ることのできる自然蒸発式加湿器を提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の自然蒸発式加湿器は、加湿用の水を貯留する
水槽と、水槽内に一部を浸漬させた加湿エレメントとを
備え、上記加湿エレメントを、加湿運転時に空気通路内
に配置させ、加湿運転停止時に空気通路の外側に移動さ
せる加湿エレメント移動手段を設けたことを特徴として
いる。
【0006】
【作用】本発明によれば、加湿エレメント移動手段は、
加湿運転時に加湿エレメントを空気通路内に配置し、加
湿運転停止時に空気通路の外側に移動する。その結果、
加湿運転停止時において加湿エレメントは空気流に接触
しにくくなるので、空気流に含まれる塵埃も加湿エレメ
ントに付着しにくくなる。また加湿運転停止時における
空気通路の開口面積が大きくなり、ファンの送風抵抗が
小さくなる。
【0007】
【実施例】以下、実施例を示す添付図面によって詳細に
説明する。図1に示すように、本発明の一実施例である
加湿器10は、例えば天井吊形の空気調和機11内に開
示されている。この空気調和機11は、天井12と天井
板13との間の空間14に配置されており、空気調和機
11の外郭を構成するケーシング15には、空気吸込口
16と、吸引した空気を吐出する空気吹出口17とが形
成されており、ケーシング15の内部の、空気吸込口1
6と空気吹出口17との間には、空気が流通する所定幅
の空気通路Aが構成されている。ケーシング15の内部
には、上流側から順次、空気吸引用のファン18と、フ
ァン18によって吐出された空気の熱交換処理を行なう
熱交換器19とが配置されている。そしてこの熱交換器
19の下流側に加湿器10が配置されている。なお熱交
換器19と加湿器10の下方には、ドレンパン20が配
置されている。
【0008】図2に示すように加湿器10は、例えば連
続気泡の親水性多孔性樹脂で一体成形された加湿エレメ
ント21を備えている。加湿エレメント21は、空気流
通方向に対して直角に延びる加湿部21aと、加湿部2
1aの上端から平行に空気流通方向下流側へ延びる水導
入部21bと、水導入部21bの先端部から下方へ延び
る吸上部21cとを備えている。そして吸上部21cは
水槽22の上面から水槽22内の水に浸漬している。
【0009】図3及び図4にも示すように、水槽22は
加湿エレメント21の水導入部21bを貫通するシャフ
ト28を回転自在に支持している。シャフト28の一端
部は、水槽22の側壁に固定されたギヤードモータ29
と接続されており、このギヤードモータ29によって右
廻り(矢印C1方向)または左廻り(矢印C2方向)に
回転するように構成されている。このギヤードモータ2
9は空気調和機11の制御部11aと電気的に接続して
おり、上記空気調和機11が冷房に設定されている場合
には、右廻りに回転し、暖房に設定されている場合には
左廻りに回転するように構成されている。
【0010】図4に示すように上記シャフト28には、
例えばギヤードモータ側に右ねじ28aが螺設され、反
対側に左ねじ28bが螺設されており、両ねじ28a、
28bは、それぞれシャフト中間部28cの近傍にまで
延びている。上記シャフト28の各ねじ28a、28b
には1対のナット30、31が螺合しており、各ナット
30、31は、上記加湿エレメント21の内、シャフト
中間部28cを挾んで対向するものに固着されている。 従って各ナット30、31は、シャフト28が右廻りに
回転すると、それぞれシャフト中間部28cから離れる
方向へ移動し、左廻りに回転するとそれぞれ中間部28
cに接近する方向へ移動することになる。なお各加湿エ
レメント21の間及び加湿エレメント21と水槽22の
内壁との間には、リターンスプリングとしての圧縮コイ
ルばね32が縮設されている。
【0011】ナット30が固着している加湿エレメント
21には、空気通路Aの下流側へ延びる操作棒33が固
定されており、操作棒33は、全加湿エレメント21が
空気通路A内に配置されたことを検出する第1の検出ス
イッチ34と、空気通路Aの外側(一部または全ての加
湿エレメント21が空気通路Aの外に出る側)に配置さ
れたことを検出する第2の検出スイッチ35の何れか一
方に択一的に接するように構成されている。各検出スイ
ッチ34、35も、上述した制御部11aに接続されて
おり、ギヤードモータ29の回転中に何れか一方の検出
スイッチ34、35が操作棒33を検出すると、上記制
御部11aがギヤードモータ29の回転を停止するよう
に構成されている。そしてこれら制御部11a、シャフ
ト28、ギヤードモータ29、ナット30、31などが
加湿エレメント移動手段を構成している。
【0012】次に動作を説明する。図2、図3に示す加
湿運転状態にある空気調和機11を冷房運転に切換えた
場合、制御部11aがギヤードモータ11aを駆動する
ことにより、ギヤードモータ29は検出センサ35が操
作棒33を検出するまでシャフト28を左廻りに回転さ
せる。これによりシャフト28の各ねじ28a、28b
に螺合しているナット30、31は、互いにシャフト中
間部28cから離れる方向に移動するので、加湿エレメ
ント21は、圧縮コイルばね32のばね力に抗しながら
空気通路Aの両外側に移動し、図4に示す加湿運転停止
状態に配置する。そして図1に示す空気調和機11のフ
ァン18が作動し、室内の空気が空気調和機11の空気
吸込口16からケーシング15の内部に吸引されると、
空気流は熱交換器19を経由した後、加湿エレメント2
1にほとんど接触せずに空気吹出口17から室内に戻さ
れる。
【0013】なお図4に示す加湿運転停止状態にある空
気調和機11を暖房運転に切換えた場合、制御部11a
がギヤードモータ11aを駆動することにより、ギヤー
ドモータ29は検出センサ34が操作棒33を検出する
までシャフト28を右廻りに回転させる。これによりシ
ャフト28の各ねじ28a、28bに螺合しているナッ
ト30、31は、互いにシャフト中間部28cに接近す
る方向に移動するので、加湿エレメント21は、圧縮コ
イルばね32のばね力によって図2、図3に示す加湿運
転状態に配置される。
【0014】以上説明したように本実施例においては、
加湿エレメント移動手段である制御部11a、シャフト
28、ギヤードモータ29、ナット30、31などによ
って加湿運転停止時に加湿エレメント21を空気通路A
の外側に移動させることができるので、加湿運転停止状
態において加湿エレメント21は空気流に接触しにくく
なり、空気流に含まれる塵埃も加湿エレメント21に付
着しにくくなる。従って加湿エレメント21の吸水能力
の低下が防止され、寿命を延ばすことができる。また加
湿運転停止時における空気通路Aの開口面積が大きくな
るので、ファン18の送風抵抗が小さくなり、加湿運転
を必要としない夏期などにおいては冬期よりも少ない電
力でファン18を運転することができる。
【0015】なお本発明の加湿器10を、全熱交換器ユ
ニットにも採用できることはいうまでもない。また本発
明を具体化するに当たり、加湿運転と運転停止とに応じ
て加湿エレメント21を駆動させることにより、冬期で
も省力化を図ることができるようにしてもよい。さらに
ギヤードモータ29に代えて手動ハンドルでシャフト2
8を回転させることにより、加湿エレメント21を移動
させる構成にしてもよい。或いは加湿エレメント21の
加湿部21cが空気通路Aの外側に移動するように、加
湿エレメント21を回動させるようにしてもよく、その
他特許請求の範囲内で種々の設計変更が可能であること
はいうまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自然蒸発式
加湿器によれば、加湿エレメント移動手段によって加湿
運転停止時に加湿エレメントを空気通路の外側に移動さ
せることができるので、加湿運転停止時において加湿エ
レメントは空気流に接触しにくくなり、空気流に含まれ
る塵埃も加湿エレメントに付着しにくくなる。従って加
湿エレメントの吸水能力の低下を防止し、寿命を延ばす
ことができる。また加湿運転停止時における空気通路の
開口面積が大きくなるので、ファンの送風抵抗が小さく
なり、加湿運転を必要としない夏期などにおいては冬期
よりも少ない電力でファンを運転することができ、省力
運転を行なうことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る加湿器を採用した空気調和機の断
面概略図である。
【図2】本発明の要部斜視図である。
【図3】本発明の加湿運転時における要部平面図である
【図4】本発明の加湿運転停止時における要部平面図で
ある。
【符号の説明】
10      自然蒸発式加湿器 11      空気調和機 11a    制御部(加湿エレメント移動手段の一部
)18      ファン 21      加湿エレメント 22      水槽 28      シャフト(加湿エレメント移動手段の
一部)29      ギヤードモータ(加湿エレメン
ト移動手段の一部) 30      ナット(加湿エレメント移動手段の一
部)31      ナット(加湿エレメント移動手段
の一部)A      空気通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加湿用の水を貯留する水槽(22)と、水
    槽(22)内に一部を浸漬させた加湿エレメント(21
    )とを備え、上記加湿エレメント(21)を、加湿運転
    時に空気通路内に配置させ、加湿運転停止時に空気通路
    (A) の外側に移動させる加湿エレメント移動手段(
    11a)(28)(29)(30)(31) を設けた
    ことを特徴とする自然蒸発式加湿器。
JP3071259A 1991-04-03 1991-04-03 自然蒸発式加湿器 Pending JPH04306436A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3071259A JPH04306436A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 自然蒸発式加湿器

Applications Claiming Priority (1)

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JP3071259A JPH04306436A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 自然蒸発式加湿器

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Publication Number Publication Date
JPH04306436A true JPH04306436A (ja) 1992-10-29

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ID=13455548

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JP3071259A Pending JPH04306436A (ja) 1991-04-03 1991-04-03 自然蒸発式加湿器

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JP (1) JPH04306436A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101900377A (zh) * 2009-05-29 2010-12-01 Lg电子株式会社 换气装置及换气装置的控制方法
JP2021055897A (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 加湿装置

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