JPH043055Y2 - - Google Patents

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JPH043055Y2
JPH043055Y2 JP10304386U JP10304386U JPH043055Y2 JP H043055 Y2 JPH043055 Y2 JP H043055Y2 JP 10304386 U JP10304386 U JP 10304386U JP 10304386 U JP10304386 U JP 10304386U JP H043055 Y2 JPH043055 Y2 JP H043055Y2
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JP
Japan
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handrail
connecting rod
cap
balustrade
baluster
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JP10304386U
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JPS638323U (ja
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  • Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、バルコニー・階段などに使用され
る手摺において、笠木の高さ調節を行える手摺子
と笠木の連結装置に関するものである。
〔従来技術〕
従来この種の連結装置としては、次に述べるも
のが、一般に知られている。
鍔を挟んで一側に手摺子である中空状主杆内
へ嵌挿される嵌挿突部が、また他側に笠木に固
定される固定突部がそれぞれ形成されている止
着片を介して、主杆と笠木とを取着することと
する。
そして止着片嵌挿突部の中空状主杆内への嵌
挿量を調節することで、笠木の高さ変化に対処
するもの。(実公昭54−23129号公報参照) 手摺子である支柱の上端部が挿着される挿着
溝が形成されている上部継手を介して、上部継
手の外面から上部継手および支柱を貫通し、支
柱内に嵌合している上部継手に螺合する螺子に
より、支柱と笠木である手摺本体とを取着する
こととする。
そして上部継手挿着溝への支柱の嵌挿量を調
節することで、手摺本体の高さ調節を行うも
の。(実開昭51−15017号公報参照) 手摺子上端に設けた上ねじを笠木である手摺
へ螺合することで、手摺子と手摺とを取着する
こととする。
そして手摺子を、上手摺子の下部外周の上ね
じ溝を連結筒の内周上部の連結用上ねじ溝に螺
合すると共に、下手摺子の上部外周の下ねじ溝
を連結筒の内周下部の連結用下ねじ溝に螺合し
て構成し、手摺の高さ調節を自在としたもの。
(実開昭56−89840号公報参照) 〔この考案が解決すべき問題点〕 しかしのものは、笠木に固定した止着片の嵌
挿突部を中空状主杆内へ嵌挿してあるだけなので
主杆を強固に取付けることはできない。またの
ものは、螺子により支柱と手摺本体とを強固に取
付けることができるが、螺子を上部継手の外面か
ら螺合させるので体裁が良くない。さらにのも
のは、連結筒を操作して高さ調節を行つた場合に
上下手摺子の上下ねじ溝が露出してしまうので、
外観意匠を損なうことになる。またの手摺子は
上下手摺子と、連結筒の三部材から構成されてい
るので、グラ付いたり、ねじ部がゆるんだりする
ことがあり、手摺子の強度が損なわれてしまう等
の問題点がある。
この考案は前述した事情に鑑み創案されたもの
で、その目的は笠木の高さ調節が可能であると共
に、強度を損なうことなく、しかも連結部の体裁
も良好な手摺子と笠木の連結装置を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案の連結装置によれば手摺子内へ一端が
嵌挿され、他端が笠木に取付けられている連結杆
を備えてなり、手摺子外周面に形成されている外
方へ開口した溝条部内から作用する固着具によつ
て笠木と手摺子とを固定することとする。
そして溝条部に長手方向全長へ化粧ビードを装
着すると共に、化粧ビードの押圧固定を可能とし
て本体上端部の手摺子と連結杆との取合い部にキ
ヤツプを嵌着し、外観意匠を良くしたものであ
る。
〔実施例〕
以下この考案の連結装置を図示した実施例によ
つて説明する。
連結装置1は、基盤2上に立設した手摺子3の
上端部に連結杆4を介して笠木5を取着しており
外方へ開口する溝条部6が長手方向に連続して形
成されている断面中空状の手摺子3と、この手摺
子3の中空部3aに一端が嵌挿され、また他端が
笠木5に固定されている連結杆4と、手摺子3お
よび連結杆4を手摺子3の溝条部6内から固定す
る固着具7とからなつている。(第1図〜第7図
参照)なおこの実施例の固着具7は、溝条部6内
に形成されている長孔6aを頭部が溝条部6内と
なるように貫通し、手摺子3内の連結杆4の一端
部に螺合している固着ビスである。
手摺子3は、中空部3aを有する断面略円形パ
イプ状に形成されており、その軸線を通る垂直線
上に二条の溝条部6が形成されている。そしてこ
の手摺子3は、その中空部3a内に嵌挿しており
基盤2中のアンカー8に溶着して立設している支
持杆9によつて支持されている。なおこの支持杆
9と手摺子3とは、手摺子3および連結杆4の場
合と同様に、固着ビス10によつて固着されてい
る。
またこの手摺子3の各溝条部6,6には、その
開口部を塞ぐように長手方向全長へ化粧ビード1
1が装着されている。さらに手摺子3上端部の連
結杆4との取合い部には、手摺子3の上端部が嵌
合可能な嵌合凹部12aと、この嵌合凹部12a
に連通しており、連結杆4の一端が貫通可能な貫
通孔12bとを有しており、化粧ビード11の押
圧固定が可能なキヤツプ12が嵌着されている。
連結杆4は、手摺子3の溝条部6と対向する面
が平面で肉厚となつており、中空部4aを有する
断面略円形状に形成されている。そして肉厚の平
面部4bに固着ビス10が螺合するビス孔4cが
設けられている。なおこの連結杆4の他端に取付
けられる笠木5は、笠木5の下端面に取付けられ
ている取付金具13の突部13aを連結杆4の中
空部4a内へ嵌挿し、この突部13aに連結杆4
の平面肉厚部から螺合する固着ビス10によつて
固着されている。
このような構成からなる連結装置1によつて笠
木5と手摺子3の連結を行うには、まず基盤2上
に立設した支持杆9で手摺子3を支持すると共に
この手摺子3の中空部3a内へ連結杆4の一端を
嵌挿して固着具7によつて仮止めする。
次に取付金具13を利用して、連結杆4の他端
に笠木5を取付け固定する。そして固着具7をゆ
るめ長孔6aを利用して、連結杆4を手摺子3内
で摺動させる。このことにより、連結杆4の手摺
子3内への嵌挿量を調節し、笠木5の高さ調節を
行う。
次に笠木5の高さ調節が完了したら、固着具7
を溝条部6内から締付けて、手摺子3と連結杆4
とを固着すると共に、各溝条部6,6に化粧ビー
ド11を装着する。
そして手摺子3と連結杆4との取合い部にキヤ
ツプ12を装着して化粧ビード11を押圧固定す
ると共に、手摺子3が貫通する貫通孔を有する台
座14を手摺子3の下端部に取付ける。
このようにして手摺子3と笠木5との連結作業
が完了する。
第8図および第9図は、階段等のように笠木5
が傾斜して取付けられる場合を示したものであ
る。
このようにこの考案の連結装置によれば取付金
具13および連結杆4を介して、手摺子3と笠木
5とが取付けられているので、手摺子3および笠
木5に特別な加工を施す必要がなく、連結杆4の
他端をカツトするだけで対処することができる。
また手摺子3は、支持杆9に取付けられて立設
されているので、手摺子3および手摺子3に取付
けられる連結杆4、笠木5を損傷により交換する
必要がある場合、または意匠変えをする時などに
手摺子3を抜き取つて交換することで容易に対処
することができる。
なおこの考案の手摺子は、前述した実施例のも
のに限らずに、「実用新案登録請求の範囲」の欄
で記載した構成を有するものであれば、断面形状
取付け状態等はどのようなものでもよい。
〔考案の効果〕 連結杆の一端を笠木に固定し、かつ他端を手
摺子の中空内に嵌挿する構成により極めて簡単
容易に笠木の高さ調節を行うことができる。
連結杆の他端を手摺子の中空内に嵌挿し、該
連結杆および手摺子を固着具にて固定したので
連結強度が極めて大きい。
連結杆および手摺子を溝条部内から固着具に
て固定すると共に、該溝条部に化粧ビードを装
着したことにより、前記固着具が視覚されない
ことと、手摺子の長手方向に形成された溝条部
の全長に渡り化粧ビードが装着してあることが
相俟て、極めて意匠性の良好な、かつバリエー
シヨンの豊富な手摺子を得ることができる。
手摺子上端部と連結杆との取合い部にキヤツ
プを配設すると共に、該キヤツプにより前記化
粧ビードを押圧固定したことにより、化粧ビー
ドの上端をしつかりと固定できると共に、前記
取合い部の意匠性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図のA部拡大詳細図、第2図はこ
の考案の連結装置が使用されている手摺を示す正
面図、第3図は第2図のB−B線断面図、第4図
は第1図のC−C線断面図、第5図は第1図のD
−D線断面図、第6図は第1図のE−E線断面図
第7図は第3図のF部部分破断拡大図、第8図は
この考案の連結装置を階段に使用した状態を示す
正面図、第9図は第8図のG部詳細拡大図であ
る。 1……連結装置、2……基盤、3……手摺子、
3a……中空部、4……連結杆、4a……中空
部、4b……平面部、4c……ビス孔、5……笠
木、6……溝条部、6a……長孔、7……固着
具、8……アンカー、9……支持杆、10……固
着ビス、11……化粧ビード、12……キヤツ
プ、12a……嵌合凹部、12b……貫通孔、1
3……取付金具、13a……突部、14……台
座。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基盤2上に立設した手摺子3上端部に連結杆4
    を介して笠木5を取着する連結装置1であり、 外方へ開口する溝条部6が長手方向に連続して
    形成されている断面中空状の手摺子3と、この手
    摺子3の中空部3aに一端が嵌挿され、また他端
    が前記笠木5に固定されている連結杆4と、前記
    手摺子3および連結杆4を前記手摺子3の溝条部
    6内から固定する固着具7とからなり、 前記手摺子3の溝条部6には化粧ビード11が
    装着されていると共に、前記手摺子3と連結杆4
    との取合い部には前記化粧ビード11の押圧固定
    を可能としたキヤツプ12が配設されていること
    を特徴とする手摺子と笠木の連結装置。
JP10304386U 1986-07-04 1986-07-04 Expired JPH043055Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10304386U JPH043055Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

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JP10304386U JPH043055Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

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Publication Number Publication Date
JPS638323U JPS638323U (ja) 1988-01-20
JPH043055Y2 true JPH043055Y2 (ja) 1992-01-31

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10304386U Expired JPH043055Y2 (ja) 1986-07-04 1986-07-04

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JPS638323U (ja) 1988-01-20

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