JPH04303309A - 無端ベルトコンベヤ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、搬送ベルト部分と戻り
ベルト部分を有し、上記の両ベルト部分は連続的なフラ
ットシ−トによって形成され、該フラットシ−トの幅は
、第１及び第２の側縁に区画されて、有効な搬送領域の
幅に対応する幅に形成されている、無端ベルトコンベヤ
ト及び該無端ベルトコンベヤの無端カ−ブドベルトとし
ての使用方法に関する。

【０００２】

【従来の技術】上記無端ベルトコンベヤは公知であり、
特に、種々のサイズの貨物を搬送するのに適している。 何故ならば、コンベヤベルトによって形成されたベルト
状カ−ペット（Ｂａｎｄｔｅｐｐｉｃｈ）　には、搬送
される貨物が引っ掛かって動けなくなる間隙も縁部もな
いからである。

【０００３】しかし、上記無端ベルトコンベヤの欠点は
、幅の広いコンベヤベルトが搬送・方向転換ロ−ラによ
って貨物を横方向に運搬する傾向にあることである。 搬送・方向転換ロ−ラの極僅かの横方向の移動又は平行
性エラ−があれば、コンベヤベルトは貨物を横方向に運
搬してしまう。こうした欠点を除くために、コンベヤベ
ルトを側方で案内する追加の手段を使用しなければなら
ない。こうした追加の手段は湾曲した無端ベルトコンベ
ヤには必須である。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、直線
状又は湾曲状の搬送ベルト部分に適した、無端ベルトコ
ンベヤ用の簡単な側方の案内手段を提供することである
。該案内手段は、側方及びベルトコンベヤの上方に追加
の空間を必要としないように構成することが好ましい。

【０００５】

【問題を解決するための手段】上記課題は、両側縁の間
に於て、ベルト部分の少なくとも一方に沿って案内手段
が設けられ、該案内手段は上記ベルト部分に対して、直
角方向に向かう案内力、並びに該ベルト部分の平面内で
該ベルト部分の運動方向に対して直角に向かう案内力を
印加するように形成されることにより達成される。

【０００６】

【実施例】図面は無端カ−ブドコンベヤとして形成され
た無端ベルトコンベヤを示している。該無端ベルトコン
ベヤはテ−ブル１を有し、該テ−ブル１は無端ベルト３
用の平らな支持・摺動面２を形成し、無端ベルト３は連
続的なフラットシ−トにより構成されている。図面には
、無端ベルトの上側搬送ベルト部分が示されており、該
上側搬送ベルト部分は円錐形の方向転換ロ−ル４及び５
をめぐって案内されている。該方向転換ロ−ル４及び５
は回転自在にテ−ブル１に支承され、駆動モ−タ６は一
方の方向転換ロ−ル４を駆動する。無端ベルト３はコン
ベヤの有効幅を限定する２本の側縁７及び８によって限
定されている。

【０００７】外側の側縁８の領域では、テ−ブル１の摺
動面２は無端ベルト３の移動方向と平行な開口部９を有
する。搬送ベルト部分の下側、戻りベルト部分では上側
に取着された案内エレメント１０は一定の間隔で開口部
９内を接触しつつ通過する。各案内エレメント１０は無
端ベルト３に取着されたＬ字形部材１１を有し、該Ｌ字
形部材１１には２個の走行ロ−ラ１２及び１３が回転自
在に支承されている。案内エレメント１０を構成する２
個の走行ロ−ラ１２及び１３の回転軸は直交しており、
一方の走行ロ−ラ１２の軌道輪は摺動面に対して平行に
、他方の走行ロ−ラ１３の軌道輪は摺動面２に対して直
角に向けられている。摺動面２に対し平行な走行ロ−ラ
１２はテ−ブル１に設置された案内手段すなわち案内面
１４上を転動するので、無端ベルト３が円錐形の方向転
換ロ−ル４及び５からカ−ブの中心の方に外れることは
ない。直線的に移動する無端ベルトコンベヤに於て、移
動方向と直角に作用する側方案内手段を設けるために、
案内面１４と平行でテ−ブル１に固く取付けられた案内
面を設けることができる。この案内面は第２図に於て一
点鎖線によって略示されており、該案内面は走行ロ−ラ
１２又はＬ字形部材１１と協働する。

【０００８】テ−ブル１には、走行ロ−ラ１３のために
、摺動面２に対して平行な案内面１５が更に設けられ、
走行ロ−ラ１３は案内面１５上を転動する。従って、無
端ベルト３の搬送ベルト部分を摺動面２との接触は維持
される。

【０００９】湾曲した無端ベルトコンベヤでは、案内手
段を両方の側縁の一方の側縁の領域、好ましくは外側の
側縁の領域に取着すれば十分である。平行かつ円筒状の
ロ−ルを具備している直線状の無端ベルトコンベヤでは
、案内手段を好ましくは両方の側縁の領域に取着するの
が好ましい。しかし、直線状のコンベヤベルト部分に対
しては、案内手段を一方の側縁の領域と限らず側縁のい
ずれかの領域に取着し、図２に一点鎖線で示された案内
面によって側方案内を確実にすることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】図１は湾曲した無端ベルトコンベヤの平面図、

【図２】図２は案内手段を示している図１の線ＩＩ−Ｉ
Ｉに沿ったベルト部分断面拡大図、である。

【符号の説明】

２…平面、４，５…方向転換ロ−ル、７、８…側縁、９
…開口部、１０…案内エレメント、１４，１５…案内手
段。

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】　　搬送ベルト部分と戻りベルト部分を有
   し、上記の両ベルト部分は連続的なフラットシ−トによ
   って形成され、該フラットシ−トの幅は、第１及び第２
   の側縁（７，８）に区画されて、有効な搬送領域の幅に
   対応する幅に形成されている、無端ベルトコンベヤに於
   いて、上記の両側縁（７，８）の間に於て、上記ベルト
   部分の少なくとも一方に沿って案内手段（１０，１４，
   １５）が設けられ、該案内手段は上記ベルト部分に対し
   て、直角方向に向かう案内力、並びに該ベルト部分の平
   面内で該ベルト部分の運動方向に対して直角に向かう案
   内力を印加すること、を特徴とする無端ベルトコンベヤ
   。
2. 【請求項２】　　前記案内手段（１０，１４，１５）は
   、前記ベルト部分の移動方向に対して平行方向に延びか
   つ前記ベルト部分を確実に案内する案内手段（１４，１
   ５）を有すること、を特徴とする請求項１に記載の無端
   ベルトコンベヤ。
3. 【請求項３】　　前記案内手段（１０，１４，１５）は
   、前記ベルト部分と結合されかつ前記案内手段（１４，
   １５）に沿って確実に案内される案内エレメント（１０
   ）を有すること、を特徴とする請求項２に記載の無端ベ
   ルトコンベヤ。
4. 【請求項４】　　前記案内手段（１０，１４，１５）は
   少なくとも前記搬送ベルト部分に設けられていること、
   を特徴とする請求項１乃至３のいずれか１に記載の無端
   ベルトコンベヤ。
5. 【請求項５】　　前記搬送ベルト部分は、好ましくはテ
   −ブル状の平面（２）によって形成される平面で支持さ
   れていること、を特徴とする請求項４に記載の無端ベル
   トコンベヤ。
6. 【請求項６】　　前記案内手段（１４，１５）は前記平
   面（２）の下側に設置されていること、を特徴とする請
   求項５に記載の無端ベルトコンベヤ。
7. 【請求項７】　　前記テ−ブル状の平面（２）は移動方
   向に対し平行な開口部（９）を有し、前記搬送ベルト部
   分と結合された案内エレメント（１０）は前記開口部（
   ９）内を接触しつつ通過し、前記案内手段（１４，１５
   ）と確実に協働すること、を特徴とする請求項６に記載
   の無端ベルトコンベヤ。
8. 【請求項８】　　前記案内手段（１４，１５）は２つの
   案内面すなわち移動方向に対し平行な案内面と、前記平
   面（２）に対して垂直な案内面を有し、前記搬送ベルト
   部分と結合する案内エレメント（１０）の構成部材が前
   記案内面の間を摺動又は回転しつつ案内されること、を
   特徴とする請求項５乃至７のいずれか１に記載の無端ベ
   ルトコンベヤ。
9. 【請求項９】　　前記案内手段（１４，１５）は、前記
   平面（２）の下側に、該平面（２）に対して平行な案内
   面（１５）を有し、該案内面（１５）は前記搬送ベルト
   部分と反対方向に向いており、前記搬送ベルト部分と結
   合された案内エレメント（１０）の構成部材は前記案内
   面（１５）に接触しつつ摺動又は回転して案内されるこ
   と、を特徴とする請求項５乃至８のいずれか１に記載の
   無端ベルトコンベヤ。
10. 【請求項１０】　　前記案内手段（１０，１４，１５）
    は前記両方の側縁（７，８）のうちの１の領域に設けら
    れていること、を特徴とする請求項１乃至９のいずれか
    １に記載の無端ベルトコンベヤ。
11. 【請求項１１】　　前記案内手段（１０，１４，１５）
    は前記両方の側縁（７，８）の領域に設けられているこ
    と、を特徴とする請求項１乃至９のいずれか１に記載の
    無端ベルトコンベヤ。
12. 【請求項１２】　　２個の円錐形の方向転換ロ−ル（４
    ，５）と、各々の内側の側縁（７）が短く、外側の側縁
    （８）が長く形成されている搬送及び戻りベルト部分と
    を具備する無端カ−ブドベルトを用いることにより、請
    求項１乃至７及び１０のいずれか１に記載の無端ベルト
    コンベヤを無端カ−ブドベルトとして使用する方法にお
    いて、前記案内手段（１０，１４，１５）は移動方向に
    対し平行かつ平面（２）に対し垂直な案内面（１４）を
    有し、前記案内エレメント（１０）の、前記搬送ベルト
    部分と結合された構成部材（１２）は、前記案内面（１
    ４）がカ−ブの中心から外側に向けられた力を前記案内
    エレメント（１０）に印加するように、前記案内面（１
    ４）上を摺動又は回転しつつ案内されること、を特徴と
    する使用方法。
13. 【請求項１３】　　前記案内手段（１０，１４，１５）
    は、前記平面（２）の下側に、該平面（２）に対し平行
    な案内面（１５）を有し、該案内面（１５）は前記搬送
    ベルト部分と反対に向いており、前記搬送ベルト部分と
    結合された案内エレメント（１０）の構成部材（１２）
    は、前記案内面（１５）に接触しつつ摺動又は回転して
    案内されること、を特徴とする請求項１２に記載の無端
    カ−ブドベルト。