JPH04301803A - イメージファイバ - Google Patents

イメージファイバ

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JPH04301803A
JPH04301803A JP3089403A JP8940391A JPH04301803A JP H04301803 A JPH04301803 A JP H04301803A JP 3089403 A JP3089403 A JP 3089403A JP 8940391 A JP8940391 A JP 8940391A JP H04301803 A JPH04301803 A JP H04301803A
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JP
Japan
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core
image
refractive index
image circle
fiber
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JP3089403A
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Katsuyuki Seto
克之 瀬戸
Tomoaki Toritani
智晶 鳥谷
Naoki Shamoto
尚樹 社本
Kouji Tsumanuma
孝司 妻沼
Kazuo Sanada
和夫 真田
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Fujikura Ltd
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Fujikura Ltd
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  • Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、イメージファイバ、
特に近年需要の増加している医療用細径イメージファイ
バに関するものである。
【0002】
【従来の技術】イメージファイバは、画素を構成する多
数のコアが所定間隔をおいて規則正しく並べられたもの
で、従来のコアには屈折率が等しいものが用いられてい
た。近年医療用に使用されるイメージファイバは、細径
化が進みそれに伴って画素となるコア径も次第に小さく
なってきた。細径化を図り、かつ鮮明な画像を得るため
にはコアとクラッドの比屈折率差を大きくとる必要があ
り、コアには屈折率をシリカベースよりもさらに上げる
ために多量のドーパントとしてのGeが添加されること
となり、またクラッドにはふっ素などの屈折率をシリカ
ベースよりも下げるドーパントがさらに添加されること
となり、その結果、これら多数のコアからなるイメージ
サークル部は非常に軟化温度の低いガラス組成から構成
されることとなってきた。
【0003】一般に、イメージファイバの製法は、ジャ
ケットとなる石英管の中に、コア−クラッド型の光ファ
イバ素線を多数詰込んで母材となし、これを線引きして
全体が溶融一体化された、共通のクラッド内に多数のコ
アを有するイメージサークルとジャケットとからなるイ
メージファイバとするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような製法で作られるイメージサークルの元になる光フ
ァイバ素線のコア、クラッド部が軟化温度が低い組成の
ものであると、溶融一体化時に生じる石英管の圧縮によ
ってコアが変形してしまう。このコアの変形の程度は石
英管の圧縮力が大きく作用する、イメージサークルの外
周部付近に位置するコアほど大である。また、線引き時
イメージファイバ母材は上端部は支持されているが下端
はフリーなため、溶融状態にある先端のテーパ状のネッ
クダウン部が揺動して捩じられることがあり、得られた
イメージファイバのコアが曲り、その長さ、ひいては光
路長が外周部付近ほど長くなるということがあった。こ
れらコアの変形や曲りに伴う光路長の不均一さは、特定
の波長の光の伝送を妨げ、結果として全波長領域の伝搬
が不可能となりカットオフ波長に相当する色の光が減衰
して伝送画像において元の色が再現されないという問題
を生じさせていた。本発明者等は、この問題を解決すべ
く鋭意検討の結果、コア−クラツド間の比屈折率差を大
きくするとコアの変形や曲りに伴うカットオフの影響が
小さくなることを知見した。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、以上の観点
からイメージサークルを構成するコアの屈折率を、その
中心部に位置するコアから順次外側に向かうにつれて大
になるようにすることにより上記課題を解決した。
【0006】
【作用】イメージサークル外周部付近に位置するコアの
屈折率が中心部よりも大きくされているので、一定の屈
折率を持つクラッドとの比屈折率差は中心部に位置する
コアよりも相対的に大きくなり、コアの変形や曲りの大
きなイメージサークル外周部に生じるカットオフの影響
が低減される。
【0007】
【実施例】図1は、この発明によるイメージファイバの
断面図である。図において、1は多数のコア10とこれ
らコアを囲む共通のクラッド12とからなるイメージサ
ークル、2はこのイメージサークルを囲むジャケットで
ある。なお、コア10は、例えばドーパントとしてGe
が添加されたSiO2 ガラスからなるもので、Ge添
加量はイメージサークルの中心部に位置するコアよりも
外側のコアの方が次第に増加されている。共通のクラツ
ド12は、例えばふつ素が添加されたSiO2 ガラス
からなつており、ふっ素の添加量はどの部分をとつても
均一である。したがって、コアとクラッドの比屈折率差
を見ると、イメージサークルの中心部に位置するものの
方が外側のそれと比較して相対的に低くなつている。
【0008】(具体例)直径20mmのGeドープSi
O2 コア用ロッドを5種類容易した。すなわち、Ge
の添加量を変えてSiO2 の屈折率と比較して、それ
ぞれ2.8%、2.9%、3.0%、3.1%、3.2
%増のものである。これら5本のコア用ロッドの周りに
プラズマ外付け法により5mm厚さにふつ素添加SiO
2 クラッド層を設けた。ふっ素の添加量は5本のロッ
ドとも全て等しく、SiO2 の屈折率と比較して1.
0%とした。これらロツドをそれぞれ線引きして直径2
50μmのファイバ素線とし、ついで長さ500mmに
なるように切断した。そして、内径18mm、外径20
mmの石英管内に、その中央部付近に比屈折率差が最も
小さい光ファイバ素線を配置し、それから順次外側に向
かって比屈折率差が大きい光ファイバ素線を配置し全部
の本数を6000本とした。こうして得られた母材を最
高温度2200℃の線引き炉に導いて先端から溶融線引
きして直径300μmのイメージファイバとし、その上
にタンデムでUV樹脂コートを施した。
【0009】こうして得られたイメージファイバの画像
は、その周辺部においても色彩に変化がなく全波長領域
が伝送されたものであつた。
【0010】
【発明の効果】この発明は、以上のようにイメージファ
イバにおける画素となるコアの屈折率を、イメージサー
クル中心部に位置するコアから順次外側に位置するコア
に向かって大になるように構成したので、製造時に特に
イメージサークルの外側に位置するコアに生じる変形や
曲りによる特定波長のカットオフを軽減して全波長領域
にわたっての伝送を可能になし、以て安定した色彩の画
像を伝送できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のイメージファイバの断面図である。
【符号の説明】
1  イメージサークル 2  ジャケット 10  コア 12  共通のクラッド

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  多数の画素となるコアが所定間隔をお
    いて共通のクラッド内に配列されてイメージサークルを
    構成してなるイメージファイバにおいて、前記コアの屈
    折率がイメージサークルの中心部に位置するコアから外
    側に位置するコアに向かって順次大になされてなるイメ
    ージファイバ。
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