JP2005055795A - 偏波保持光ファイバ及びこの偏波保持光ファイバを用いた光波長変換器 - Google Patents

偏波保持光ファイバ及びこの偏波保持光ファイバを用いた光波長変換器 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、偏波クロストークを小さな値にでき、しかも非線形性に優れ、非線形光学現象を利用した光信号処理に好適な偏波保持光ファイバ及び該偏波保持光ファイバを用いた光波長変換器を提供することにある。
【解決手段】 偏波保持光ファイバにおいて、クラッドに対する第1コアの比屈折率差△1が1.8%以上、クラッドに対する第2コアの比屈折率差△2が−0.1%以下、応力付与部材の間隔Rと第1コア径D1との比R/D1が2.5乃至10、第1コア径D1と第2コア径D2との比D1/D2が0.3乃至0.8、波長1550nmにおける非線形係数が15/W/Km以上、カットオフ波長が1500nm以下、波長1550nmにおける分散、分散スロープ及び偏波クロストークが−9ps/nm/km乃至9ps/nm/km、0.029ps/nm/km以下、−20dB/100m以下である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、非線形性に優れた偏波保持光ファイバ及びこの偏波保持光ファイバを用いた光波長変換器に関するものである。
近年、光信号伝送における高速化、高容量化、長距離伝送が益々求められており、このために光信号の処理速度の高速化や長距離伝送を達成するための信号処理技術が必要となってきている。
光信号処理技術の一つとして、光信号を電気信号に変換し、変換された電気信号を信号処理して、再び光信号に戻す方法が挙げられる。しかし、この方法では光信号をわざわざ電気信号に変え、これをまた光信号に変える処理を伴うため高速な信号処理には不向きであった。
これに対して光信号を光のまま処理する全光信号処理技術がある。この処理技術は光信号を電気信号に変えることなく、光信号を直接光信号として扱うため高速な光信号処理が可能となる。
ところで全光信号処理技術には、光信号を伝送する光ファイバ内で生ずる非線形光学現象を利用する方法、あるいは非線形性の高い物質からなる光導波路中で生ずる非線形現象を利用する方法等がある。
前者の光ファイバ内で発生する非線形光学現象を利用した全光信号処理技術は、高速処理が可能であると同時に伝送損失も小さくできるため近年、特に注目されている。この光ファイバ内で生ずる非線形現象としては四光波混合、自己位相変調、相互位相変調、ブリュリアン散乱等が挙げられる。これらのなかで四光波混合を利用した波長変換や、自己位相変調を利用したパルス圧縮、波形整形等の光信号処理技術が既に報告されている。
四光波混合は、2波長以上の光を光ファイバに導入したとき、非線形現象により特定の規則を持って新たな波長の光が生ずる現象である。前述した光信号処理技術では、この新たな波長の光が生ずる現象を波長変換に利用しようとするものである。また、この四光波混合を利用した波長変換は、多数の信号波長を一括して波長変換できるという利点を有している。
また、自己位相変調や相互位相変調を利用することにより、伝送中に劣化した波形を整形し、長距離伝送を可能とする全光信号処理が可能となる。
ところで、このような光ファイバ内での四光混合や自己位相変調といった非線形現象を利用した波長変換、波形整形といった光信号処理技術を適用するためには、光ファイバとして非線形現象を大きく起し得る光ファイバ、すなわち高非線形性を有する光ファイバが必要となる。
さらにまた、非線形現象を利用した光信号処理は、偏波状態に大きく影響される。そのため、使用する光ファイバの偏波保持特性もまた重要である。
高い非線形性を有し、かつ偏波保持特性をも有する光ファイバとして特許文献1により提案された偏波保持光ファイバがある。
この偏波保持光ファイバは、前記特許文献1の図15にその横断面図が、そして図16にその特性値が示されている。
特開2002−207136号公報
ところで前記特許文献1に開示されている偏波保持光ファイバの場合、コアの両側に設けられている応力付与部材の位置、具体的には両応力付与部材のコアに対する位置あるいは両者の間隔をどの程度にしたら良いのか等が明確に示されていない。そのため、この偏波保持光ファイバの製造に際して、偏波クロストークやビート長の調整が難しい、という問題があった。具体的には偏波クロストークを所望する許容値にするのが難しい、という問題があった。
そこで本発明の目的は、偏波クロストークを所望の小さな値にでき、しかも非線形性に優れ、非線形光学現象を利用した光信号処理に好適な偏波保持光ファイバを容易に製造し提供することにある。またこの偏波保持光ファイバを用いた光波長変換器を提供することにある。
前記目的を達成すべく請求項1記載の本発明の偏波保持光ファイバは、コアと、該コアの外周に設けられたクラッドと、前記コアの両側に設けられた2つの応力付与部材とを備えた石英ガラス系の偏波保持光ファイバであって、前記コアは、中心部に位置する第1コアと該第1コアの外周に設けられた第2コアからなり、前記第2コアは前記第1コアより低い屈折率を有し、前記クラッドは前記第2コアより高くかつ前記第1コアより低い屈折率を有し、前記クラッドに対する前記第1コアの比屈折率差△1が1.8%以上、前記クラッドに対する前記第2コアの比屈折率差△2が−0.1%以下であり、前記応力付与部材の間隔Rと前記第1コアの直径D1との比R/D1が2.5乃至10、前記第1コアの直径D1と前記第2コアの直径D2との比D1/D2が0.3乃至0.8であり、波長1550nmにおける非線形係数が15/W/Km以上であり、カットオフ波長が1500nm以下であり、波長1550nmにおける分散が−9ps/nm/km乃至9ps/nm/km、波長1550nmにおける分散スロープが0.029ps/nm/km以下であり、かつ波長1550nmにおける偏波クロストークが−20dB/100m以下であることを特徴とするものである。
このようにしてなる本願請求項1記載の偏波保持光ファイバによれば、偏波クロストークが所望する許容範囲内にある偏波保持光ファイバを容易に製造でき、しかも非線形性に優れ、非線形光学現象を利用した光信号処理に好適な偏波保持光ファイバを提供することができる。
また本願請求項2記載の偏波保持光ファイバは、前記請求項1記載の偏波保持光ファイバにおいて、前記応力付与部材の間隔Rと前記第1コアの直径D1との比R/D1が2.5乃至3.7であることを特徴とするものである。
このようにR/D1を2.5乃至3.7すると、より確実に所望値内にある充分小さな偏波クロストークが得られ好ましい。
本願請求項3記載の偏波保持光ファイバは、前記請求項2記載の偏波保持光ファイバにおいて、前記応力付与部材の間隔Rが7μm乃至17μmであること特徴とするものである。
このようにコアの両側に位置する両応力付与部材の間隔Rを規定することにより、より確実に、かつ容易に所望値内にある偏波クロストークの小さい偏波保持光ファイバを製造することができる。
本願請求項4記載の偏波保持光ファイバは、前記請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の偏波保持光ファイバにおいて、前記第1コアの直径D1と前記第2コアの直径D2との比D1/D2が0.4乃至0.7であり、波長1550nmにおける非線形係数が20/W/Km以上、波長1550nmにおける分散が−1ps/nm/km乃至1ps/nm/kmであり、カットオフ波長が1400nm以下であり、波長1550nmにおける分散スロープが0.019ps/nm/km以下、波長1550nmにおけるビート長が5mm以下であり、かつ波長1550nmにおける直径10mmでの曲げ損失が0.1dB/m以下であることを特徴とするものである。
このようにしてなる本願請求項4記載の偏波保持光ファイバによれば、偏波クロストークのみならずビート長も所望する許容範囲内にある偏波保持光ファイバを容易に製造でき、しかも非線形性に優れ、非線形光学現象を利用した光信号処理に好適な偏波保持光ファイバを提供することができる。
また本願請求項5記載の偏波保持光ファイバは、前記本願請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の偏波保持光ファイバにおいて、前記クラッドに対する前記第1コアの比屈折率差△1とクラッドに対する前記第2コアの比屈折率差△2とが下記関係を満たすことを特徴とするものである。
(△2)<−0.52・(△1)+1
このようにしてなる本願請求項5記載の偏波保持光ファイバによれば、偏波保持光ファイバの分散の絶対値を小さくでき、しかもカットオフ波長を1400nm以下にできる非線形性に優れ、非線形光学現象を利用した光信号処理に好適な偏波保持光ファイバを容易に製造することができる。
さらに本願請求項6記載の偏波保持光ファイバは、前記本願請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の偏波保持光ファイバにおいて、前記クラッドに対する前記第2コアの比屈折率差△2が−0.8%以下であり、前記第2コアに対する前記第1コアの比屈折率差△3が3.5%以上であることを特徴とするものである。
このようにしてなる本願請求項6記載の偏波保持光ファイバによれば、偏波保持光ファイバの分散スロープが小さく、しかもカットオフ波長を1400nm以下にできる非線形性に優れ、非線形光学現象を利用した光信号処理に好適な偏波保持光ファイバを提供することができる。
本願請求項7記載の偏波保持光ファイバは、前記本願請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の偏波保持光ファイバにおいて、前記応力付与部材はボロンが添加された石英ガラスであり、前記クラッドはフッ素が添加された石英ガラスであり、前記応力付与部材の前記クラッドに対する比屈折率差△4が−0.1%以下若しくは0.1%以上であることを特徴とするものである。
このようにしてなる本願請求項7記載の偏波保持光ファイバによれば、偏波保持光ファイバ同士を接続するような場合に、応力付与部材の位置確認が容易になり接続が容易になる。
また本願請求項8記載の光波長変換器は、前記本願請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の偏波保持光ファイバを使用したことを特徴とするものである。
このようにしてなる光波長変換器によれば、波長変換性に優れた光波長変換器を提供できる。
以上のように本発明の偏波保持光ファイバによれば、偏波クロストークを所望の小さな値にでき、しかも非線形性に優れ、非線形光学現象を利用した光信号処理に好適な偏波保持光ファイバを容易に製造できる。また光波長変換特性に優れた光波長変換器を提供することができる。
図1〜図9を用いて本発明の偏波保持光ファイバ及びこの偏波保持光ファイバを用いた光波長変換器の実施例を詳細に説明する。
図1に本発明の石英ガラス製偏波保持光ファイバの一実施例の断面模式図を示し、図2には図1における偏波保持光ファイバ10の屈折率分布の一例を示している。図1に示すように本願発明の偏波保持光ファイバ10は、コア3と、その外周に設けられたクラッド4からなり、このコア3は中心部に位置する第1コア1と、その外周に設けられた第2コア2からなっている。またコア3を挟んで、コア3の両側には応力付与部材5、5が設けられている。図1では省略しているが、通常このクラッド4の外側には紫外線硬化性樹脂等からなる樹脂被覆が施される。
ところで前記クラッド4に対する第1コア1の比屈折率差△1は、1.8%以上である必要がある。その理由は△1が1.8%未満では、十分な非線形現象が得られないからである。因みにより確実に非線形現象を誘起するためには、好ましくは△1を2.5%以上、さらに好ましくは3.5%以上にする。石英ガラスに、例えばゲルマニウムを添加することにより第1コア1の屈折率をこのように高くすることができる。
またこのクラッド4はフッ素が添加された石英ガラスであることが好ましい。クラッド4にフッ素を添加することにより、クラッド4に対する第1コア1の比屈折率差△1を大きくすることが容易となり、大きな非線形係数を有する偏波保持光ファイバが得られる。
さらにクラッド4にフッ素を添加することによりその軟化温度を下げることができる。その結果、光ファイバ母材を線引きして本発明の偏波保持光ファイバを得る際、線引温度を下げることができ、伝送損失の低い偏波保持光ファイバを得ることが容易になる。
また第2コア2は、第1コア1より低い屈折率を有し、かつクラッド4より低い屈折率を有している。さらに第2コア2のクラッド4に対する比屈折率差△2は−0.1%以下である必要がある。好ましくは−0.8%以下にする。その理由は−0.1%を超えると、具体的には−0.05%であったりすると、カットオフ波長が長波長となるとともに、分散スロープが大きくなるからである。
そして第2コア2も、前記クラッド4同様に石英ガラスにフッ素を添加することによりその屈折率を低くすることができる。
ところで第1コア1のクラッド4に対する比屈折率差△1を大きくすると非線形係数は大きくできるものの、カットオフ波長が長波長となり、かつまた分散スロープも大きくなる。そのため例えば第1コア1のクラッド4に対する非屈折率差△1を2.5%以上にする場合は、第2コア2のクラッド4に対する非屈折率差△2を−0.8%以下にすることが特に好ましい。
また、第1コア1の第2コア2に対する比屈折率差△3は、3.5%以上であることが好ましい。その理由は、△3が3.5%以上であると十分な非線形現象が得られやすくなるからである。
尚、本願明細書において、上記各比屈折率差△1、△2、△3及び△4は以下の各式(1)〜(4)により定義される。
△1={(nc1−n)/nc1}・100 (1)
△2={(nc2−n)/nc2}・100 (2)
△3={(nc1−nc2)/nc1}・100 (3)
△4={(n−n)/n}・100 (4)
ここで前記各式中、nc1は第1コア1の最大屈折率、nc2は第2コア2の最小屈折率、nは応力付与部材5の屈折率、そしてnはクラッド4の屈折率である。またnは△4が正の符号となる場合には最大屈折率、負の符号となる場合には最小屈折率とする。
ところで、非線形性を示す指標として自己位相変調による非線形位相シフトが挙げられるが、この非線形位相シフトは下記式(5)により示される。
φNL=(2π/λ)・(n/Aeff)・I・Leff (5)
ここで、φNLは非線形位相シフト、λは波長、nは非線形屈折率、Aeffは有効断面積、Iは光強度、そしてLeffは実効長を示している。
また(2π/λ)・(n/Aeff)が非線形係数を示している。
式(5)から、非線形位相シフトを大きくするには、非線形屈折率nを大きくし、有効断面積Aeffを小さくすればよいことがわかる。ゲルマニアの非線形屈折率は石英ガラスのそれより大きいので、第1コア1にゲルマニウムを多く添加することより光ファイバの非線形屈折率nを大きくすることができる。また第1コア1とクラッド4の比屈折率差を大きくすることにより、有効断面積Aeffを小さくすることができる。従って、第1コア1にゲルマニウムを添加して第1コア1の屈折率を高くすることが好ましい。
次に図3にシミュレーションによるカットオフ波長λcとクラッド4に対する第1コア1の比屈折率差△1、クラッド4に対する第2コア2の比屈折率差△2の関係を示す。
ここで、カットオフ波長λcとは、ITU−T(国際電気通信連合)G.650で定義するカットオフ波長λcをいう。その他、本明細書で特に定義しない用語についてはITU−T G.650における定義、測定方法に従うものとする。
尚、ここでは波長1550nmにおける分散が0ps/nm/kmとなり、かつ波長1550nmにおける分散スロープが小さくなるD1/D2が0.5の場合で△1と△2の関係を示している。
図3に示すようにクラッド4に対する第1コア1の比屈折率差△1とクラッド4に対する第2コア2の比屈折率差△2は下記関係を満たすことが好ましい。
(△2)<−0.52・(△1)+1
クラッド4に対する第1コア1の比屈折率差△1とクラッド4に対する第2コア2の比屈折率差△2との関係が上記関係を満たさないと、波長1550nmにおける分散の絶対値を小さくすることと、カットオフ波長を1400nm以下にすることとを同時に満たすことが難しくなる。
因みに、第2コア2のクラッド4に対する比屈折率差△2は−0.1%以下とする必要がある。なぜなら−0.1%を超えるとカットオフ波長が長波長、すなわち1400nm以上となるからである。第1コア1に添加するゲルマニウムを増して第1コア1のクラッド4に対する比屈折率差△1を増すことにより大きな非線形性が得られるが、単に第1コア1の屈折率を高くするだけであるとカットオフ波長が長波長にシフトしてしまう。それ故、△2は−0.1%以下とする。
また本発明において応力付与部材5、5は、コア3を挟んだ状態でその両側に設けられている。この応力付与部材5としては、例えばボロンを含む石英ガラス、あるいはゲルマニウムを含む石英ガラス等が用いられる。
これらは純粋な石英ガラスより大きな熱膨張係数を有するので、線引き後に応力付与部材5に引張り歪が生じる。これによりコア領域の一定方向に応力が付与されることになり、偏波保持が発現する。
前記応力付与部材5のクラッド4に対する比屈折率差△4は−0.1%以下若しくは0.1%以上であることが好ましい。
その理由は、−0.1%を超え0.1%未満では、クラッド4との屈折率差が小さくなるため、クラッド4と応力付与部材5との区別がつき難く、応力付与部材5の位置を認識し難くなるからである。
その結果、例えば、本発明の偏波保持光ファイバ10同士、あるいは本発明の偏波保持光ファイバ10と別の偏波保持光ファイバとを接続する際、両光ファイバの偏波面を揃えるため、応力付与部材5の位置を認識した上で接続する必要があるが、前述のように応力付与部材5、5のクラッド4に対する位置が識別し難いと、接続作業が困難になる。
そして応力付与部材5としては、ボロンを添加した石英ガラスが好ましい。ボロンを添加した石英ガラスは、純石英ガラスより低い屈折率を有する。
非線形現象に利用される偏波保持光ファイバでは非線形現象をできるだけ大きく発現する必要があるため、第1コア1と第2コア2およびクラッド4との屈折率差を大きくし、非線形係数を大きくすることが望まれる。この際、クラッド領域に設けられる応力付与部材5の屈折率がクラッド4より高いと、有効コア断面積Aeffを大きくし、大きな非線形現象を得るには不利となる。このため応力付与部材5には純石英ガラスより低い屈折率を有するボロンを添加した石英ガラスを用いることが好ましい。
またこの応力付与部材5のクラッド4に対する比屈折率差△4は、−0.8%〜−0.2%であることがより好ましい。その理由は、非線形性を得るためには応力付与部材5のクラッド4に対する比屈折率差は−0.2%以下が好ましく、一方−0.8%未満、すなわち−0.9%のような値になると応力付与部材5の製造そのものが容易ではなくなるからである。
さらにまた図1に示すように第1コア1の直径をD1とし、コア3を挟んでその両側に設けられた2つの応力付与部材5、5の間隔をRとしたき、R/D1の値は2.5〜10とする必要がある。より好ましくは2.5以上3.7以下とする。
その理由は、R/D1が10を超えると偏波クロストークを小さくできなくなるとともにビート長を小さくできなくなるからである。
ここで、図2に示すように第1コア1の直径D1は第1コア1においてクラッド4と等しい屈折率となる位置を結ぶ線の長さとしている。また第2コア2の直径D2は第2コア2とクラッド4との境界領域において、△2の1/2の屈折率となる位置を結ぶ線の長さとしている。
さらにまた、2つの応力付与部材5、5間の間隔Rは、2つの応力付与部材5、5の最短間隔を示すものであり、△4の1/2の屈折率となる位置同士を結ぶ線の長さとしている。
因みに、前述したようにR/D1を3.7以下とすると、十分に小さな偏波クロストークが得られ好ましい。
ところで非線形性を大きくするために第1コアとクラッドとの比屈折率差を大きくした本願偏波保持光ファイバでは、第1コア1の直径が、通常のシングルモード光ファイバと比較して小さくなっている。そのためR/D1の値をあまり小さくすると、応力付与部材5を設ける際の加工が難しくなる。そのためR/D1の値は2.5以上である必要がある。また、R/D1が2.5未満になると応力付与部材5が第2コア2に近過ぎたり最悪接触したりするため、やはり応力付与部材5を設ける際の加工が困難になり好ましくない。
また応力付与部材5、5の間隔Rは7μm乃至17μmであることが好ましい。その理由は、応力付与部材5、5の間隔Rが17μmを超えると偏波クロストークを小さくすることが難しくなるとともにビート長を小さくすることが難しくなるからである。
一方、応力付与部材5、5の間隔Rが7μm未満になると、応力付与部材5が第2コア2に近くなり過ぎ、偏波保持光ファイバの製造が困難になる。具体的には、この偏波保持光ファイバを得るために、線引き前の光ファイバ母材に穴を明け、応力付与部材5、5をこの穴に挿入する際、光ファイバ母材が割れ易くなる、という問題がある。
また本発明において、偏波保持光ファイバの長さ100mで、かつ波長1550nmにおける偏波クロストークは−20dB以下であることが好ましい。その理由は、−20dB/100mを超えると十分な偏波保持性能が得られなくなるからである。
またさらに波長1550nmにおけるビート長は5mm以下であることが好ましい。その理由は、ビート長が5mmを超えると十分な偏波保持性能が得られなくなる恐れがあるからである。
また本発明の偏波保持光ファイバは波長1550nmにおける分散が−9〜9ps/nm/kmであることが好ましい。その理由は、本発明の偏波保持光ファイバが属する、いわゆる石英系光ファイバにおいて、伝送損失が最も小さくなるCバンドと呼ばれる波長1.55μm帯を中心とした波長帯域で信号処理を行う際、波長1550nmにおける偏波保持光ファイバの分散が−9ps/nm/km未満であると、波長変換や波形整形等の非線形現象を利用した光信号処理効率が低下するからである。
また分散が9ps/nm/kmを超えた場合にも、波長変換や波形整形等の非線形現象を利用した光信号処理効率が同様に低下してしまう。分散はより好ましくは−1〜1ps/nm/kmである。
加えて波長1550nmにおける分散スロープは0.029ps/nm/km以下であることが好ましい。非線形現象を利用いた光信号処理は、光ファイバの分散にも大き作用されるが、分散スロープが0.029ps/nm/kmを超えると、分散の波長依存性が大きくなり広い波長範囲での安定した信号処理が難しくなる。
例えば、四光波混合を利用した波長変換では、変換帯域のポンプ波長依存性が大きくなる問題を生ずる。分散スロープはより好ましくは0.019ps/nm/km以下であり、さらに好ましくは0.009ps/nm/km以下である。
また、本発明の偏波保持光ファイバは、波長1550nmにおける直径10mmの曲げ損失が0.1dB/m以下であることが好ましい。曲げ損失が0.1dB/m以上であると光ファイバをコイル化したときに損失が大きくなる恐れがあるからである。
次に特性シミュレーションに基づいて本発明の偏波保持光ファイバを説明する。
前述したように第2コア2のクラッド4に対する比屈折率差△2は−0.1%以下とする必要がある。−0.1%を超えるとカットオフ波長が長波長、すなわち1400nm以上となるからである。第1コア1に添加するゲルマニウムを増して第1コア1のクラッド4に対する比屈折率差△1を増すことにより大きな非線形性が得られるが、単に第1コア1の屈折率を高くするだけであるとカットオフ波長が長波長にシフトしてしまう。
しかしながら第2コア2の屈折率差を小さくすることにより、第1コア1の屈折率差を高くしてもカットオフ波長が長波長となることを防ぐことができる。特に、第2コア2のクラッド4に対する比屈折率差は−0.8%以下とすることが好ましい。第2コア2のクラッド4に対する比屈折率差を−0.8%以下とするには、例えば、第2コア2となる石英ガラススート体をフッ素あるいはフッ素化合物を含む雰囲気下で加圧状態でガラス化すればよい。
さて第1コア1の直径D1と第2コア2の直径D2の比D1/D2としたとき、D1/D2は0.3〜0.8である必要がある。好ましくは0.4〜0.7とする。
図1に示す構造の偏波保持光ファイバに関して、第1コア1の直径D1と第2コア2の直径D2の比D1/D2=Daを変化させたとき、すなわち第1コア径D1及び第2コア径D2以外のパラメーターを実施例1の値に固定し、第1コア径D1及び第2コア径D2の比D1/D2=Daを変化させたときの分散スロープ、実効断面積Aeff及びカットオフ波長λcの変化、すなわちシミュレーションの結果を各々図4、図5及び図6に示す。
尚、これらの図4〜6では、1550nmにおける分散が零となるように第1コア径D1と第2コア径D2を調整している。
図4からDa(D1/D2)が0.8を超える場合、及びDa(D1/D2)が0.3を下まわると分散スロープの値が許容範囲よりも大きくなってしまうことがわかる。
また図5からDa(D1/D2)が小さい程、実効断面積Aeffは小さくなる。すなわち、モードフィールド径も小さくなり、高い非線形定数を得る点で有利となることがわかる。そしてDa(D1/D2)が0.8を超えるとAeffが許容範囲よりも大きくなってしまうことがわかる。
図6からDa(D1/D2)が小さい程、カットオフ波長λcは短くできることがわかる。Daが0.8を超えるとカットオフ波長が1400nm以上になってしまうことがわかる。
前述したシミュレーション結果も考慮して図7、図8の実施例1〜3に示す偏波保持光ファイバを各々製造した。また製造したこれら各偏波保持光ファイバの特性を測定した結果を図9に示す。尚、図9において、カットオフ波長以外の特性は波長1550nmにおける特性を示すものとする。
いずれの実施例の偏波保持光ファイバも偏波クロストークを所望の小さな値、すなわち−20dB/100m以下の−28dB/100m以下にでき、しかも非線形係数も所望する値である15/W/Km以上の15.5/W/Km以上にできた。加えてビート長も4.3〜4.7mmの範囲に収まり、所望していた5mm以下にすることができた。
このように前記各実施例1〜3の各偏波保持光ファイバは偏波クロストークが小さく、非線形性にも優れ、それ故非線形光学現象を利用した光信号処理に好適な偏波保持光ファイバであることがわかる。
尚、前記各実施例に示す偏波保持光ファイバの製造は以下の方法により行った。この方法は、例えば、ゲルマニウムのドープにより純石英ガラスに対する比屈折率差が例えば2%に調整された石英ガラスからなる第1コア材をVAD法を用いて製造した。このコア材の外周に、SiCl4 ガスを酸水素火炎分解してスートを堆積させて多孔質体を形成した。次いでこれをClを含むHe中で加熱し脱水し、さらにFSi4とHeを含む雰囲気下で加熱し透明ガラス化させることにより、フッ素をドープした石英ガラスからなる第2コア材を設けた。
さらにこの外周上に、SiCl4 ガスを酸水素火炎分解してスートを堆積させて多孔質体を形成し、次いでこれをClを含むHe中で加熱し脱水し、さらにHeを含む雰囲気下で透明ガラス化させ、石英ガラスからなるクラッド材を設けた。
このようにして、例えばクラッドに対する比屈折率差が2.8%の第1コア材の外周に、クラッドに対する比屈折率差が−1.0%のフッ素をドープした第2コア材と、さらにその外周に石英ガラスからなるクラッド材を設けた光ファイバ母材を得た。
得られた光ファイバ母材の両端に、割れ防止のため石英ガラスからなる部材を融着接続した。このように光ファイバ母材の両端に石英ガラスからなる部材を接続することにより、以後の工程における光ファイバ母材の亀裂発生や破損が低減される。
光ファイバ母材の両端に石英ガラス製部材を融着接続した後、接続した両端の石英ガラス部材の部分で光ファイバ母材の軸方向に対し垂直に切断面が平坦になるように切断した。そして切断した平坦面から、コア材を挟んだ両側に応力付与部材を挿入するための穴明けを行った。しかる後、予め用意しておいた穴の内径より小さい外径を有するボロン添加石英ガラスからなる応力付与部材をこの穴の中に挿入した。
応力付与部材が挿入された光ファイバ母材を線引炉の母材投入口の上方に設けられた母材一体化炉に導入して加熱し、両者を軟化させ一体化させた。応力付与部材と一体化させた光ファイバ母材の温度が下がり固化すると、光ファイバ母材と応力付与部材の熱膨張係数の著しい違いから、光ファイバ母材が割れてしまう恐れが高い。そのため、光ファイバ母材と応力付与部材を一体化させた後はこれを冷却することなくそのまま線引炉に導入し、所定の光ファイバ外径になるように線引きして偏波保持光ファイバを得た。
線引きされたガラス製偏波保持光ファイバには、線引き後直ちに、例えば紫外線硬化性樹脂、あるいは熱硬化性樹脂からなる樹脂被覆を設けた。樹脂被覆が紫外線硬化性樹脂の場合なら、被覆ダイスを使用してガラス製偏波保持光ファイバの外周に樹脂を塗布し、紫外線を照射してこれを硬化させた後、リールに巻き取った。
ところで本発明の偏波保持光ファイバの製造は前述の製造方法に限定されるものではなく、例えば光ファイバ母材の合成方法としては、VAD法の他にMCVD法あるいはOVD法等既存の気相成長法が適用可能であることはいうまでもない。
ところで前述した本願発明の偏波保持光ファイバを外径約180mmのドラムに巻き、波長変換器を得た。この波長変換器の特性を調べたところ、広い帯域で優れた波長変換特性を示した。
本発明の偏波保持光ファイバの断面模式図である。 図1における偏波保持光ファイバの屈折率分布の一例を示す図である。 シミュレーションによるカットオフ波長λcと比屈折率差△1、比屈折率差△2の関係を示すグラフである。 シミュレーションによる第1コア径D1及び第2コア径D2の比D1/D2=Daと分散スロープの関係を示すグラフである。 シミュレーションによる第1コア径D1及び第2コア径D2の比D1/D2=Daと実効断面積Aeffの関係を示すグラフである。 シミュレーションによる第1コア径D1及び第2コア径D2の比D1/D2=Daとカットオフ波長λcの関係を示すグラフである。 本発明の各実施例の構造を示す表である。 本発明の各実施例の構造を示す表である。 本発明の各実施例の特性を示す表である。
符号の説明
1 第1コア
2 第2コア
3 コア
4 クラッド
5 応力付与部材

Claims (8)

  1. コアと、該コアの外周に設けられたクラッドと、前記コアの両側に設けられた2つの応力付与部材とを備えた石英ガラス系の偏波保持光ファイバであって、前記コアは、中心部に位置する第1コアと該第1コアの外周に設けられた第2コアからなり、前記第2コアは前記第1コアより低い屈折率を有し、前記クラッドは前記第2コアより高くかつ前記第1コアより低い屈折率を有し、前記クラッドに対する前記第1コアの比屈折率差△1が1.8%以上、前記クラッドに対する前記第2コアの比屈折率差△2が−0.1%以下であり、前記応力付与部材の間隔Rと前記第1コアの直径D1との比R/D1が2.5乃至10、前記第1コアの直径D1と前記第2コアの直径D2との比D1/D2が0.3乃至0.8であり、波長1550nmにおける非線形係数が15/W/Km以上であり、カットオフ波長が1500nm以下であり、波長1550nmにおける分散が−9ps/nm/km乃至9ps/nm/km、波長1550nmにおける分散スロープが0.029ps/nm/km以下であり、かつ波長1550nmにおける偏波クロストークが−20dB/100m以下であることを特徴とする偏波保持光ファイバ。
  2. 前記応力付与部材の間隔Rと前記第1コアの直径D1との比R/D1が2.5乃至3.7であることを特徴とする請求項1記載の偏波保持光ファイバ。
  3. 前記応力付与部材の間隔Rが7μm乃至17μmであること特徴とする請求項2記載の偏波保持光ファイバ。
  4. 前記第1コアの直径D1と前記第2コアの直径D2との比D1/D2が0.4乃至0.7であり、波長1550nmにおける非線形係数が20/W/Km以上、波長1550nmにおける分散が−1ps/nm/km乃至1ps/nm/kmであり、カットオフ波長が1400nm以下であり、波長1550nmにおける分散スロープが0.019ps/nm/km以下、波長1550nmにおけるビート長が5mm以下であり、かつ波長1550nmにおける直径10mmでの曲げ損失が0.1dB/m以下であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の偏波保持光ファイバ。
  5. 前記クラッドに対する前記第1コアの比屈折率差△1とクラッドに対する前記第2コアの比屈折率差△2とが下記関係を満たすことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の偏波保持光ファイバ。
    (△2)<−0.52・(△1)+1
  6. 前記クラッドに対する前記第2コアの比屈折率差△2が−0.8%以下であり、前記第2コアに対する前記第1コアの比屈折率差△3が3.5%以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の偏波保持光ファイバ。
  7. 前記応力付与部材はボロンが添加された石英ガラスであり、前記クラッドはフッ素が添加された石英ガラスであり、前記応力付与部材の前記クラッドに対する比屈折率差△4が−0.1%以下若しくは0.1%以上であることを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の偏波保持光ファイバ。
  8. 前記請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の偏波保持光ファイバを使用したことを特徴とする光波長変換器。




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