JP2002249333A - 光ファイバの製造方法 - Google Patents

光ファイバの製造方法

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JP2002249333A
JP2002249333A JP2001041667A JP2001041667A JP2002249333A JP 2002249333 A JP2002249333 A JP 2002249333A JP 2001041667 A JP2001041667 A JP 2001041667A JP 2001041667 A JP2001041667 A JP 2001041667A JP 2002249333 A JP2002249333 A JP 2002249333A
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rods
core
manufacturing
refractive index
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JP2001041667A
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Masatoshi Tanaka
正俊 田中
Shinya Yamatori
真也 山取
Shigeki Koyanagi
繁樹 小柳
Moriyuki Fujita
盛行 藤田
Masataka Nakazawa
正隆 中沢
Hirokazu Kubota
寛和 久保田
Satoki Kawanishi
悟基 川西
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B37/01Manufacture of glass fibres or filaments
    • C03B37/012Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments
    • C03B37/01205Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments
    • C03B37/01211Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments by inserting one or more rods or tubes into a tube
    • C03B37/01217Manufacture of preforms for drawing fibres or filaments starting from tubes, rods, fibres or filaments by inserting one or more rods or tubes into a tube for making preforms of polarisation-maintaining optical fibres
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
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    • C03B2201/30Doped silica-based glasses doped with metals, e.g. Ga, Sn, Sb, Pb or Bi
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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B2203/36Dispersion modified fibres, e.g. wavelength or polarisation shifted, flattened or compensating fibres (DSF, DFF, DCF)
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    • C03BMANUFACTURE, SHAPING, OR SUPPLEMENTARY PROCESSES
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    • C03B2205/08Sub-atmospheric pressure applied, e.g. vacuum

Abstract

(57)【要約】 【課題】製造が容易で、かつ、光ファイバの横断面の任
意の位置に熱膨張係数や屈折率等の物理特性の異なる材
質や細孔を配置できる光ファイバの製造方法を提供す
る。 【解決手段】母材1の中心に高濃度Geドープ石英の第
1コアロッド21を1本、その周りに低濃度Geドープ
石英の第2コアロッド22を6本配置し、その周りに石
英のクラッドロッド4をサポートパイプ6の内壁まで最
密充填する。この母材1を塩素ガスで脱水酸基処理し
て、ロッドの隙間を真空ポンプで減圧にしながら線引き
すると、径方向に階段状の屈折率分布を有する光ファイ
バ2(DSC型)になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバは、母材である1本の円柱棒
材を線引き(加熱延伸)することで作製される。母材の
作製は、例えばMCVD、OVD、VADなどの方法で
行われる。径方向に屈折率分布を有する光ファイバで
は、母材の段階で既に光ファイバ内部の径方向の屈折率
分布を形成しておく。例えば、希土類ドープファイバで
あれば、母材のコア部に希土類をドープしておき、ま
た、分散シフトファイバやノンゼロ分散シフトファイ
バ、分散補償ファイバ等は、コア部の屈折率分布がDS
C(Dual Shape Core)型、W型等の複雑な形状となる
ように母材にGe、F等をドープしておく。
【0003】また、偏波保存ファイバ、マルチコアファ
イバ等では、光ファイバ横断面の特定の位置、例えばコ
アの両側に物理特性(熱膨張係数や屈折率等)の異なる
材質を配置する必要があるので、母材のその特定位置に
軸方向に穴を開けて、そこに物理特性の異なる材料を差
し込んで母材を完成させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、径方向に屈折
率分布を有する光ファイバの母材を作製するときには、
所望の光学特性を得るため、屈折率分布を精密に制御す
る必要がある。そのためには添加物のドープ量を径方向
で高度に制御しなくてはならない。このドープ量の精密
な制御は難しく、製品の歩留まり、製造コストに問題が
ある。また、屈折率分布が複雑すぎると事実上製造は不
可能である。
【0005】また、偏波保存ファイバ、マルチコアファ
イバ等では、母材に一定のサイズの穴を軸方向全長に開
ける必要があるが、この穴開けは困難な工程であり、さ
らに長尺の穴を開けるのは難しいため、大型の母材を作
製することが困難である。これらのことより、偏波保存
ファイバ、マルチコアファイバ等でも、やはり製造工程
において製品の歩留まり、製造コストに問題がある。
【0006】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的とするところは、製造が容易で、
かつ、光ファイバの横断面の任意の位置に熱膨張係数や
屈折率等の物理特性の異なる材質や細孔を配置できる光
ファイバの製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、母材を石英ロッドを束ねて形成し、任意の位置の
ロッドに予め添加物をドープしておく光ファイバの製造
方法とした。
【0008】具体的には、請求項1に係る発明は、複数
の石英のロッドを束ねて母材とし、該母材を線引きして
光ファイバとすることを特徴とする光ファイバの製造方
法である。
【0009】このような構成であれば、複数の石英ロッ
ドを束ねるだけで容易に光ファイバを製造できる。ま
た、石英ロッドの組み合わせで、任意の構造の母材を形
成でき、従って任意の構造の光ファイバを製造できる。
【0010】次に、請求項2に係る発明は、請求項1に
おいて、特定の物理的性質を与えるために上記ロッドの
少なくとも1本に添加物をドープしておくことを特徴と
する光ファイバの製造方法である。
【0011】ここで特定の物理的性質というのは、通常
の屈折率や非線形屈折率、光増幅機能などの光学的性質
や、熱膨張係数などのことである。これら特定の物理的
性質を与えるための添加物としては、Ge、F、B、希
土類元素等を挙げることができる。
【0012】本発明の構成であれば、母材を形成するロ
ッドの束の任意の位置に添加物をドープしたロッドを配
置することで、種々の機能を有する光ファイバを容易に
製造することができる。
【0013】次に、請求項3に係る発明は、請求項1又
は2において、上記母材を塩素により脱水酸基処理する
ことを特徴とする光ファイバの製造方法である。
【0014】このような構成であれば、水酸基除去を容
易に行うことができて、光損失の少ない光ファイバを得
ることができる。
【0015】次に、請求項4に係る発明は、請求項1〜
3のいずれかにおいて、上記ロッド間の隙間を大気圧よ
り低い状態にして該ロッド同士を融着させることを特徴
とする光ファイバの製造方法である。
【0016】このような構成であれば、大気圧より低い
状態で母材を加熱して、隣接するロッド間を一体に融着
させることで、ロッド間の隙間が消失して、光ファイバ
となったときにロッド間の隙間がボイドとなって残るこ
となく均一な光ファイバを得られる。
【0017】次に、請求項5に係る発明は、請求項1〜
4のいずれかにおいて、上記ロッドを石英のサポートパ
イプの中に充填して母材としたことを特徴とする光ファ
イバの製造方法である。
【0018】このような構成であれば、母材の取り扱い
が容易であり、安定した品質の光ファイバを得ることが
できる。
【0019】次に、請求項6に係る発明は、請求項1〜
5のいずれかにおいて径方向に屈折率分布を備えるよう
に屈折率の異なる上記ロッドを配置することを特徴とす
る光ファイバの製造方法である。
【0020】ここで、径方向に屈折率分布を備えている
というのは、光ファイバの横断面において、屈折率が光
ファイバ中心から同心円状に変化していることである。
【0021】本発明の構成であれば、分散スロープ特性
や実効コア断面積、非線形性等の光伝搬特性がバランス
良く調整されたW型や三重クラッド型、凹ガイド型等の
光ファイバを容易に得られる。
【0022】次に、請求項7に係る発明は、請求項1〜
5のいずれかにおいて、上記光ファイバの横断面におい
て屈折率分布が中心軸に関して非軸対称(90度回転
時)となるように屈折率の異なる上記ロッドを配置する
ことを特徴とする光ファイバの製造方法である。
【0023】ここで屈折率分布が非軸対称(90度回転
時)であるとは、光ファイバを中心軸の周りに90度回
転させたときに、回転前の屈折率分布と回転後の屈折率
分布とが異なっていることであり、このことにより複屈
折が生じる。
【0024】本発明の構成であれば、複屈折が生じるの
で偏波保存ファイバを容易に得ることができる。
【0025】次に、請求項8に係る発明は、請求項1〜
5のいずれかにおいて、上記光ファイバの横断面におい
てコアに付与されている応力が中心軸に関して非軸対称
(90度回転時)となるように熱膨張係数の異なる上記
ロッドを配置することを特徴とする光ファイバの製造方
法である。
【0026】コアに付与されている応力とは、例えば、
コア近辺にボロニア(B23)をドープしたシリカガラ
スを配置した時に、線引きによりドープ部は無ドープ部
より大きく収縮するため、コアをドープ部の方へ引っ張
っている力のことであり、また、コアを圧縮している応
力もある。この応力が非軸対称(90度回転時)である
と、複屈折が生じる。
【0027】本発明の構成であれば、複屈折が生じるの
で偏波保存ファイバを容易に得ることができる。
【0028】次に、請求項9に係る発明は、請求項1〜
5のいずれかにおいて、複数のコアを備えていることを
特徴とする光ファイバの製造方法である。
【0029】このような構成であれば、マルチコアファ
イバを容易に得られる。
【0030】次に、請求項10に係る発明は、請求項1
〜9のいずれかにおいて、一部の上記ロッドをキャピラ
リーと置換し、細孔が残存するように線引きすることを
特徴とする光ファイバの製造方法である。
【0031】このような構成であれば、軸方向に延びる
細孔を有した光ファイバ、例えばサイドトンネルファイ
バを容易に得ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0033】−実施形態1− 図1に実施形態1に係る光ファイバ2とその母材1の横
断面を示す。本実施形態に係る光ファイバ2は、コア8
にGeとErとがドープされ、クラッド7には何もドー
プされていなくて、全体として光増幅機能を有してい
る。図中の光ファイバ2の下に示した屈折率分布のよう
に、屈折率はコア8の部分だけが高くなっている。
【0034】<製造方法>実施形態1に係る光ファイバ
の製造方法について説明する。
【0035】母材1は、多数の石英のロッド3、4を束
ねて、石英のサポートパイプ6の中に充填して作製され
る。母材1の中心には、GeとErがドープされた直径
500μmの石英のコアロッド3が1本配置され、その
周囲にコアロッド3と同径の石英のクラッドロッド4を
内径10mmのサポートパイプ6の内壁まで最密充填し
ていく。図1中の5のクラッド部にもクラッドロッド4
が充填されている。
【0036】このようにして母材1を作製したら、次に
塩素ガスによってロッド3、4表面及びサポートパイプ
6内壁に残存する水酸基を除去する。水酸基が残存して
いると光ファイバの伝送損失が大きくなるので好ましく
ない。水酸基除去は、図14に示すように、母材1の両
端部に管12、13を接続して行う。塩素ガス導入管1
2から塩素ガスが約1000℃に加熱した母材1の中に
50ml/分の流量で流入していき、化学反応により水
酸基が除去され、反応したガスと未反応の塩素ガスの混
合ガスが排出管13へと流出する。この処理を1時間行
う。なお、11はロッド充填部分である。
【0037】次に、母材1を線引き、即ち加熱延伸して
光ファイバ2とする(図15)。母材1の加熱延伸する
端部とは反対側の端部にパイプ16を接続し、パイプ1
6の他端は真空ポンプに繋いで、ロッド充填部分11を
200〜300Paに減圧する。ヒーター15により加
熱された母材1は、ロッド充填部分11のロッド間の隙
間が大気圧より低い状態になっているので、隣接ロッド
同士が融着して一体化し、ロッド間の隙間は消失する。
融着後または融着と同時に母材1は延伸されて、直径1
25μmの光ファイバ2となって巻き取り機で巻き取ら
れる。
【0038】線引き時に母材を一度に製品の光ファイバ
とせずに、一旦径を1/3〜1/2ぐらいに加熱延伸し
て小径母材として、該小径母材を別のサポートパイプに
挿入して、これを光ファイバに線引きする方法(ROD
IN TUBE法)も好ましく挙げられる。このよう
にすると、一度に光ファイバに線引きする場合に比べ
て、ロッド径は同じでも光ファイバのコア径を小さくす
ることができる。逆にロッド径を大きくしても、小さな
ロッド径で一度に光ファイバに線引きする場合と同じコ
ア径を得ることができる。
【0039】この場合、ロッド間の隙間を大気圧より低
くするのは、元の母材から小径母材にする工程でも良い
し、小径母材とサポートパイプから光ファイバに線引き
する工程でも良いが、前者の工程で行うとロッド間の隙
間が確実に消失するので好ましい。
【0040】−変形例1−1− 図2に実施形態1の変形例1−1に係る光ファイバ2と
その母材1の横断面を示す。本変形例が実施形態1と異
なる点は、母材1においてコア部分を7本のコアロッド
3で構成している点である。母材1の中心部に7本のコ
アロッド3を六角形に配置しているので、実施形態1よ
り大きなコア径の光ファイバ2となる。
【0041】本変形例は、コア部分以外の構成や製造方
法等は、実施形態1と同じである。
【0042】−実施形態2− 図3に実施形態2に係る光ファイバ2とその母材1の横
断面を示す。本実施形態は、複数の石英ロッドに添加物
をドープして特定の屈折率とし、それらを適宜に配置さ
せて径方向に屈折率分布を生じさせている。
【0043】具体的には、本実施形態は図3の屈折率分
布に示すように、中心を高屈折率の第1コア31とし、
その周囲に中屈折率の第2コア32を配置し、第2コア
32の周りを低屈折率のクラッド7とする階段型(DS
C型)の光ファイバである。
【0044】本実施形態の光ファイバは、コア径変動等
に対して零分散波長が変動しにくく、曲げ損失特性も優
れている。さらに、実効コア断面積も大きいので、分散
シフトファイバ、ノンゼロ分散シフトファイバ、分散フ
ラットファイバとして使用することができる。
【0045】本実施形態の光ファイバの製造方法である
が、基本的には実施形態1の製造方法と同じである。ま
ず、多数の石英ロッドを束ねて母材1を作製する際に、
母材1の中心にGeを高濃度にドープした石英の第1コ
アロッド21を1本配置し、その周りを6本のGeを低
濃度にドープした石英の第2コアロッド22で取り囲
む。第1コアロッド21と第2コアロッド22とが同一
径であるので、第2コアロッド22は、全体として六角
形となって一重に第1コアロッド21を取り囲むことに
なる。さらにその周りに多数の石英のクラッドロッド4
をサポートパイプ6の内壁まで最密充填していく。な
お、クラッドロッド4はコアロッド21、22と同一径
である。これ以降の工程は、実施形態1の製造方法での
説明と同じである。
【0046】−変形例2−1− 図4に実施形態2の変形例2−1に係る光ファイバ2と
その母材1の横断面を示す。本変形例も径方向に屈折率
分布を備えているが、具体的には図4の屈折率分布に示
すように、中心を高屈折率の第1コア31とし、その周
囲に低屈折率の第2コア32を配置し、第2コア32の
周りに中屈折率の第3コア33を配置して、その外側を
低屈折率(第2コア32と同じ屈折率)のクラッド7と
するセグメント型の光ファイバである。
【0047】本変形例の光ファイバは、コア径変動等に
対して零分散波長が変動しにくく、曲げ損失特性も優れ
ている。さらに、実効コア断面積も大きいので、分散シ
フトファイバ、ノンゼロ分散シフトファイバ、分散フラ
ットファイバとして使用することができる。
【0048】本変形例の製造方法であるが、まず、多数
の石英ロッドを束ねて母材1を作製する際に、母材1の
中心にGeを高濃度にドープした石英の第1コアロッド
21を1本配置し、その周りを6本の石英の第2コアロ
ッド22で取り囲む。第1コアロッド21と第2コアロ
ッド22とが同一径であるので、第2コアロッド22
は、全体として六角形となって一重に第1コアロッド2
1を取り囲むことになる。さらにその周りを12本のG
eを低濃度にドープした石英の第3コアロッド23で取
り囲む。第3コアロッド23は第2コアロッド22と同
一径であるので、全体として六角形となって一重に第2
コアロッド22を取り囲むことになる。第3コアロッド
23の周りに多数の石英のクラッドロッド4をサポート
パイプ6の内壁まで最密充填していく。なお、クラッド
ロッド4はコアロッド21、22、23と同一径であ
る。これ以降の工程は、実施形態1の製造方法での説明
と同じである。
【0049】−変形例2−2− 図5に実施形態2の変形例2−2に係る光ファイバ2と
その母材1の横断面を示す。本変形例も径方向に屈折率
分布を備えている。具体的には図5の屈折率分布に示す
ように5種類の屈折率があり、高い方から低い方へ順に
A、B、C、D、E屈折率とすると、中心をA屈折率の
第1コア31とし、その周囲にE屈折率の第2コア32
を配置する。第2コア32の周りにB屈折率の第3コア
33を、さらにその周囲にD屈折率の第4コア34を配
置して、その外側をC屈折率のクラッド7とする四重ク
ラッド型の光ファイバである。
【0050】本変形例の光ファイバは、コア径変動等に
対して零分散波長が変動しにくく、曲げ損失特性も優れ
ている。さらに、実効コア断面積も大きくて、マイナス
の分散スロープを有しているので、分散シフトファイ
バ、ノンゼロ分散シフトファイバ、分散フラットファイ
バ、分散補償ファイバとして使用することができる。
【0051】本変形例の製造方法であるが、まず、多数
の石英ロッドを束ねて母材1を作製する際に、母材1の
中心にGeを高濃度にドープした石英の第1コアロッド
21を1本配置し、その周りを6本のFを高濃度にドー
プした石英の第2コアロッド22で、さらにその周りを
12本のGeを低濃度にドープした石英の第3コアロッ
ド23で取り囲む。第3コアロッド23の周りを18本
のFを低濃度にドープした石英の第4コアロッド24で
取り囲み、その外側に多数の石英のクラッドロッド4を
サポートパイプ6の内壁まで最密充填していく。なお、
全てのコアロッド、クラッドロッドは同一径であり、第
2〜第4コアロッドは、全体として六角形の一重の環状
となっている。これ以降の工程は、実施形態1の製造方
法での説明と同じである。
【0052】−変形例2−3− 図6に実施形態2の変形例2−3に係る光ファイバ2と
その母材1の横断面を示す。本変形例も径方向に屈折率
分布を備えているが、具体的には図6の屈折率分布に示
すように、中心を低屈折率の第1コア31とし、その周
囲に高屈折率の第2コア32を配置し、その外側を低屈
折率(第1コア31と同じ屈折率)のクラッド7とする
凹ガイド型の光ファイバである。
【0053】本変形例の光ファイバは、コア径変動等に
対して零分散波長が変動しにくく、曲げ損失特性も優れ
ている。さらに、実効コア断面積も大きく、分散スロー
プが低いのでので、分散シフトファイバ、ノンゼロ分散
シフトファイバ、分散フラットファイバとして使用する
ことができる。
【0054】本変形例の製造方法であるが、まず、多数
の石英ロッドを束ねて母材1を作製する際に、母材1の
中心に石英の第1コアロッド21を1本配置し、その周
りを6本のGeをドープした石英の第2コアロッド22
で取り囲む。第1コアロッド21と第2コアロッド22
とが同一径であるので、第2コアロッド22は、全体と
して六角形となって一重に第1コアロッド21を取り囲
むことになる。第2コアロッド22の周りに多数の石英
のクラッドロッド4をサポートパイプ6の内壁まで最密
充填していく。なお、クラッドロッド4はコアロッド2
1、22と同一径である。これ以降の工程は、実施形態
1の製造方法での説明と同じである。
【0055】−変形例2−4− 図7に実施形態2の変形例2−4に係る光ファイバ2と
その母材1の横断面を示す。本変形例も径方向に屈折率
分布を備えているが、具体的には図7の屈折率分布に示
すように、中心を高屈折率の第1コア31とし、その周
囲に低屈折率の第2コア32を配置し、その外側を中屈
折率のクラッド7とするW型の光ファイバである。
【0056】本変形例の光ファイバは、コア径変動等に
対して零分散波長が変動しにくく、曲げ損失特性も優れ
ている。さらに、実効コア断面積も大きく、マイナスの
分散スロープを有しているので、分散シフトファイバ、
ノンゼロ分散シフトファイバ、分散フラットファイバ、
分散補償ファイバとして使用することができる。
【0057】本変形例の製造方法であるが、まず、多数
の石英ロッドを束ねて母材1を作製する際に、母材1の
中心にGeをドープした石英の第1コアロッド21を1
本配置し、その周りを6本のFをドープした石英の第2
コアロッド22で取り囲む。第1コアロッド21と第2
コアロッド22とが同一径であるので、第2コアロッド
22は、全体として六角形となって一重に第1コアロッ
ド21を取り囲むことになる。第2コアロッド22の周
りに多数の石英のクラッドロッド4をサポートパイプ6
の内壁まで最密充填していく。なお、クラッドロッド4
はコアロッド21、22と同一径である。これ以降の工
程は、実施形態1の製造方法での説明と同じである。
【0058】−変形例2−5− 図8に実施形態2の変形例2−5に係る光ファイバ2と
その母材1の横断面を示す。本変形例も径方向に屈折率
分布を備えている。具体的には図8の屈折率分布に示す
ように4種類の屈折率があり、高い方から低い方へ順に
A、B、C、D屈折率とすると、中心をA屈折率の第1
コア31とし、その周囲にD屈折率の第2コア32を配
置する。第2コア32の周りにB屈折率の第3コア33
を配置して、その外側をC屈折率のクラッド7とする三
重クラッド型の光ファイバである。
【0059】本変形例の光ファイバは、コア径変動等に
対して零分散波長が変動しにくく、曲げ損失特性も優れ
ている。さらに、実効コア断面積も大きくて、マイナス
の分散スロープを有しているので、分散シフトファイ
バ、ノンゼロ分散シフトファイバ、分散フラットファイ
バ、分散補償ファイバとして使用することができる。
【0060】本変形例の製造方法であるが、まず、多数
の石英ロッドを束ねて母材1を作製する際に、母材1の
中心にGeを高濃度にドープした石英の第1コアロッド
21を1本配置し、その周りを6本のFをドープした石
英の第2コアロッド22で、さらにその周りを12本の
Geを低濃度にドープした石英の第3コアロッド23で
取り囲む。その外側に多数の石英のクラッドロッド4を
サポートパイプ6の内壁まで最密充填していく。なお、
全てのコアロッド、クラッドロッドは同一径であり、第
2、第3コアロッドは、全体として六角形の一重の環状
となっている。これ以降の工程は、実施形態1の製造方
法での説明と同じである。
【0061】−実施形態3− 図9に実施形態3に係る光ファイバ2とその母材1の横
断面を示す。本実施形態は、コア形状が扁平であり、そ
のため屈折率分布が中心軸に関して非軸対称(90度回
転時)となって複屈折を生じる。なお、屈折率分布は示
していないが、コア8の方がクラッド7より屈折率が高
い。本実施形態の光ファイバは、偏波保存ファイバとし
て使用される。
【0062】本実施形態の光ファイバの製造方法である
が、まず、多数の石英ロッドを束ねて母材1を作製する
際に、母材1の中心にGeを高濃度にドープした石英の
コアロッド3を2本並べて配置し、その周囲に多数の石
英のクラッドロッド4をサポートパイプ6の内壁まで最
密充填していく。これ以降の工程は、実施形態1の製造
方法での説明と同じである。
【0063】−実施形態4− 図10に実施形態4に係る光ファイバ2とその母材1の
横断面を示す。本実施の形態は、コアの屈折率分布が中
心軸に関して非軸対称(90度回転時)となっていて複
屈折を生じている光ファイバである。具体的には、高屈
折率の第1コア31を2本並べて、2本の中屈折率の第
2コア32をそれぞれ両方の第1コア31に隣接するよ
うに配置する。そして、その周りを低屈折率のクラッド
7とする4分割コア光ファイバである。本実施形態の光
ファイバは、偏波保存ファイバとして使用される。
【0064】本実施形態の光ファイバの製造方法である
が、まず、多数の石英ロッドを束ねて母材1を作製する
際に、母材1の中心にGeを高濃度にドープした石英の
第1コアロッド21を2本隣り合わせに横に並べて配置
し、Geを低濃度にドープした石英の第2コアロッド2
2をその2本に隣接するように上下に1本ずつ配置す
る。その周囲に多数の石英のクラッドロッド4をサポー
トパイプ6の内壁まで最密充填していく。これ以降の工
程は、実施形態1の製造方法での説明と同じである。
【0065】−実施形態5− 図11に実施形態5に係る光ファイバ2とその母材1の
横断面を示す。本実施形態は、コアに付与されている応
力が中心軸に関して非軸対称(90度回転時)となって
いて複屈折を生じている光ファイバである。具体的に
は、高屈折率のコア8の両側に少量のクラッド7を介在
させて応力付与部36を1つずつ配置して、その周りを
低屈折率のクラッド7としているパンダファイバであ
る。本実施形態の光ファイバは、偏波保存ファイバとし
て使用される。
【0066】本実施形態の光ファイバの製造方法である
が、まず、多数の石英ロッドを束ねて母材1を作製する
際に、母材1の中心にGeを高濃度にドープした石英の
コアロッド3を1本配置し、その周りを6本の石英のク
ラッドロッド4で囲む。B(ボロン)をドープした石英
の応力付与ロッド26を3本で三角形を形成して、一つ
の頂点をコアロッド3に向けてクラッドロッド4の横に
配置する。コアロッド3に関して配置した応力付与ロッ
ド26と対称の位置にも同様に3本の応力付与ロッド2
6を配置する。それから、その周囲に多数のクラッドロ
ッド4をサポートパイプ6の内壁まで最密充填してい
く。これ以降の工程は、実施形態1の製造方法での説明
と同じである。
【0067】B(ボロン)をドープした石英の応力付与
ロッドは、石英の数倍の熱膨張係数を有するため、線引
き後の収縮が石英に比べて大きく、光ファイバ2ではコ
アに対して図中の横方向に引っ張る応力を及ぼし、縦方
向には圧縮する応力を及ぼす。
【0068】−実施形態6− 図12に実施形態6に係る光ファイバ2とその母材1の
横断面を示す。本実施形態は、コア8の両側に細孔38
を有するサイドトンネルファイバであり、複屈折を生じ
ていて、偏波保存ファイバとして使用される。
【0069】本実施形態の光ファイバの製造方法である
が、まず、多数の石英ロッドを束ねて母材1を作製する
際に、母材1の中心にGeをドープした石英のコアロッ
ド3を1本配置し、その周りを6本の石英のクラッドロ
ッド4で囲む。隣り合う2本のクラッドロッド4に接す
るように石英のキャピラリー28を1本配置する。コア
ロッド3に関して配置したキャピラリー28と対称の位
置にもう1本のキャピラリー28を配置する。それか
ら、その周囲に多数のクラッドロッド4をサポートパイ
プ6の内壁まで最密充填していく。これ以降の工程は、
実施形態1の製造方法での説明と同じである。なお、キ
ャピラリー28はコアロッド3、クラッドロッド4と同
一径であり、孔径は外径の1/2である。また、キャピ
ラリー28は、線引き後も確実に細孔を保持するよう
に、両端を封止してから他のロッドと束ねて母材1とす
ることが好ましい。
【0070】また、上記キャピラリーは、比較的大径の
円筒部材であるキャピラリー母材を加熱延伸して細径化
する線引き加工によって形成すればよい。
【0071】−実施形態7− 図13に実施形態7に係る光ファイバ2とその母材1の
横断面を示す。本実施形態は、4本のコア8を有するマ
ルチコアファイバである。該光ファイバは、1本で多数
の信号を同時に伝送することができる。
【0072】本実施形態の光ファイバの製造方法である
が、まず、多数の石英ロッドを束ねて母材1を作製する
際に、母材1の中心近辺にGeをドープした石英のコア
ロッド3を4本、互いに隣接しないように配置する。互
いに隣接しないようにするためには、2本のコアロッド
3の間に少なくとも1本の石英のクラッドロッド4を配
置すればよい。ここでは、4本のコアロッド3が長方形
をなしていて、短辺の部分は2本のコアロッド3間に1
本のクラッドロッド4が配置され、長辺の部分は2本の
コアロッド3間に2本以上のクラッドロッド4が配置さ
れる距離が保持されている。それから、その周囲に多数
のクラッドロッド4をサポートパイプ6の内壁まで最密
充填していく。これ以降の工程は、実施形態1の製造方
法での説明と同じである。
【0073】以上の実施形態1〜7、変形例1−1、2
−1〜5では、線引きの条件によって、光ファイバ横断
面におけるコアや応力付与部の形状は変化するので、図
1〜13の光ファイバ2の内部構造は、模式的に示して
いる。例えば、図中では円形で示しているコア構造は、
必ずしも円形とはならずに六角形等になる場合もある
が、上述の光学的な機能を発揮すれば、形状は円形でな
くても構わない。
【0074】また、以上の実施形態1〜7、変形例1−
1、2−1〜5は、本発明のいくつかの例を示したもの
に過ぎず、本発明はこれらに限定されない。ロッドやキ
ャピラリーは、径が異なるものが複数種類混在していて
も構わない。キャピラリーの孔径も、もっと小さかった
りもっと大きかったりしても良い。添加物も所望の物理
的性質が得られれば、P、Yb、Nd等どのようなもの
でも構わない。ロッドやキャピラリーの断面形状も円形
に限定されず、多角形や楕円等でも構わない。
【0075】また、製造方法も一例を示しただけなの
で、例えば、サポートパイプを用いないで光ファイバを
製造しても良いし、コストや品質のために他の工程を導
入しても良い。脱水酸基処理の各条件や加熱融着時の減
圧条件等も実施形態1に示した条件に限定されない。
【0076】クラッドや低屈折率が必要な部分では、純
粋石英のロッドや、Fドープ石英ロッドの代わりにキャ
ピラリーを用いると、石英との屈折率差を容易に大きく
できるので好ましい。実施形態6においては、サイドト
ンネルとなるキャピラリーよりも孔径が小さいキャピラ
リーをクラッド部に用いることが好ましい。
【0077】キャピラリーをロッドと一緒に束ねて母材
とした場合には、線引き後に細孔が残存するよう、上述
のようにキャピラリーの両端を封止しておいても良い
し、一端を封止しても良く、他の方法で細孔を保持して
も良い。
【0078】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に述べる効果を奏する。
【0079】石英ロッドを束ねて母材を形成し、その中
の任意のロッドに予め添加物をドープしておいて光ファ
イバを製造するので、光増幅や偏波保持、分散シフト等
の種々の機能を有する光ファイバを低コストで得られ
る。また、複雑な構造の光ファイバを容易に得ることが
できる。
【0080】石英ロッドを束ねた母材を塩素処理するの
で、伝送損失の少ない光ファイバを得られる。
【0081】石英ロッドを束ねた母材を大気圧より低い
状態で加熱融着させるので、ロッド間の隙間が消失して
均一な構造の光ファイバを得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1に係る光ファイバとその母材の横断
面図である。
【図2】変形例1−1に係る光ファイバとその母材の横
断面図である。
【図3】実施形態2に係る光ファイバとその母材の横断
面図である。
【図4】変形例2−1に係る光ファイバとその母材の横
断面図である。
【図5】変形例2−2に係る光ファイバとその母材の横
断面図である。
【図6】変形例2−3に係る光ファイバとその母材の横
断面図である。
【図7】変形例2−4に係る光ファイバとその母材の横
断面図である。
【図8】変形例2−5に係る光ファイバとその母材の横
断面図である。
【図9】実施形態3に係る光ファイバとその母材の横断
面図である。
【図10】実施形態4に係る光ファイバとその母材の横
断面図である。
【図11】実施形態5に係る光ファイバとその母材の横
断面図である。
【図12】実施形態6に係る光ファイバとその母材の横
断面図である。
【図13】実施形態7に係る光ファイバとその母材の横
断面図である。
【図14】本発明の塩素ガスによる水酸基除去工程を示
す図である。
【図15】本発明の線引き工程を示す図である。
【符号の説明】
1 母材 2 光ファイバ 3 コアロッド 4 クラッドロッド 5 クラッド部 6 サポートパイプ 7 クラッド 8 コア 11 ロッド充填部分 12 塩素ガス導入管 13 排出管 15 ヒーター 16 パイプ 21 第1コアロッド 22 第2コアロッド 23 第3コアロッド 24 第4コアロッド 26 応力付与ロッド 28 キャピラリー 31 第1コア 32 第2コア 33 第3コア 34 第4コア 36 応力付与部 38 細孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山取 真也 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 小柳 繁樹 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 藤田 盛行 兵庫県伊丹市池尻4丁目3番地 三菱電線 工業株式会社伊丹製作所内 (72)発明者 中沢 正隆 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 久保田 寛和 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 川西 悟基 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 4G021 BA01 HA05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の石英のロッドを束ねて母材とし、
    該母材を線引きして光ファイバとすることを特徴とする
    光ファイバの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 特定の物理的性質を与えるために上記ロッドの少なくと
    も1本に添加物をドープしておくことを特徴とする光フ
    ァイバの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2において、 上記母材を塩素により脱水酸基処理することを特徴とす
    る光ファイバの製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかにおいて、 上記ロッド間の隙間を大気圧より低い状態にして該ロッ
    ド同士を融着させることを特徴とする光ファイバの製造
    方法。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかにおいて、 上記ロッドを石英のサポートパイプの中に充填して母材
    としたことを特徴とする光ファイバの製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれかにおいて径方向
    に屈折率分布を備えるように屈折率の異なる上記ロッド
    を配置することを特徴とする光ファイバの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 上記光ファイバの横断面において屈折率分布が中心軸に
    関して非軸対称(90度回転時)となるように屈折率の
    異なる上記ロッドを配置することを特徴とする光ファイ
    バの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 上記光ファイバの横断面においてコアに付与されている
    応力が中心軸に関して非軸対称(90度回転時)となる
    ように熱膨張係数の異なる上記ロッドを配置することを
    特徴とする光ファイバの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜5のいずれかにおいて、 複数のコアを備えていることを特徴とする光ファイバの
    製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかにおいて、 一部の上記ロッドをキャピラリーと置換し、細孔が残存
    するように線引きすることを特徴とする光ファイバの製
    造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102249535A (zh) * 2010-05-17 2011-11-23 住友电气工业株式会社 光纤制造方法、光纤以及光纤母材
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