JPH04301731A - 半導体圧力センサ - Google Patents

半導体圧力センサ

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Publication number
JPH04301731A
JPH04301731A JP6724091A JP6724091A JPH04301731A JP H04301731 A JPH04301731 A JP H04301731A JP 6724091 A JP6724091 A JP 6724091A JP 6724091 A JP6724091 A JP 6724091A JP H04301731 A JPH04301731 A JP H04301731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
silicon plate
pressure
silicon
pressure sensor
oxide film
Prior art date
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Pending
Application number
JP6724091A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Aga
阿賀 敏夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Corp filed Critical Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体圧力センサに関し
、更に詳しくは、差圧伝送器における過大圧保護機構の
改善に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の圧力センサの一例の構成図
である。図において、1はボディであり、一方の側面に
は低圧側の測定圧力PLが作用する金属からなる第1の
シールダイヤフラム2が設けられ、他方の側面には高圧
側の測定圧力PHが作用する金属からなる第2のシール
ダイヤフラム3が設けられ、内部には金属からなる過大
圧保護ダイヤフラム4が設けられている。
【0003】上記構成において、シールダイヤフラム2
または3に過大圧力が加えられた場合、過大圧保護ダイ
ヤフラム4は破線で示すように対向するボディに着座し
、一定以上の圧力がセンサに加わらないようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の構成によれば、金属が伸縮することから、■
過大圧前後に出力のヒステリシスが発生し、精度劣化を
招く。
【0005】■寸法的に大きくなり、小形化が難しい。 等の問題がある。
【0006】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的は、それ自体に過大圧保護機
構が設けられた構造が簡単で小形化が可能な半導体圧力
センサを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る本発明は、一方の面に圧力検出素子が形成された第1
のシリコンプレートと、一方の表面に中央部分を除くよ
うにして酸化膜が形成され、中央部分には圧力を導入す
る穴が形成された第2,第3のシリコンプレートとで構
成され、前記第1のシリコンプレートの両面には中央部
分及び酸化膜が対向するように第2,第3のシリコンプ
レートがそれぞれ接合されたことを特徴とするものであ
る。
【0008】
【作用】第1のシリコンプレートは、両面のシリコンプ
レートの圧力導入穴に導入される圧力の差に応じてたわ
む。そして、一方の圧力が大きくなった場合には対向す
るシリコンプレートの壁に押し当てられ、過大圧力によ
る破損から保護される。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳
細に説明する。
【0010】図1は、本発明に係る半導体圧力センサを
用いた差圧測定器の全体構造図である。図において、1
0はボディであり、上部ボディ11と下部ボディ12と
で構成されている。上部ボディ11の内部には半導体圧
力センサ30を支持する支持台20が固着されている。 半導体圧力センサ30は支持台20に低融点ガラスで接
合されている。支持台20の一部には半導体圧力センサ
30の信号線を外部の信号リード線22に接続するため
のハーメチック端子21が形成されている。上部ボディ
11と支持台20との接合部及び上部ボディ11と下部
ボディ12の接合部は溶接で固着されている。
【0011】図2は半導体圧力センサ30の組立工程図
である。 (工程A)第1のシリコンプレート31の一方の面には
圧力検出素子として例えばピエゾ抵抗素子32が形成さ
れ、内部には該ピエゾ抵抗素子32に接続される拡散リ
ード33が形成されている。そして、該ピエゾ抵抗素子
32が形成された表面には中央部分を除くようにして酸
化膜34が形成されている。
【0012】第2のシリコンプレート35の一方の表面
には中央部分を除くようにして酸化膜36が形成され、
中央部分には圧力を導入する穴37が形成されている。
【0013】第3のシリコンプレート38の一方の表面
には中央部分を除くようにして酸化膜39が形成され、
中央部分には圧力を導入する穴40が形成されている。
【0014】なお、各シリコンプレート31,35,3
8の酸化膜34,36,39が形成されない領域の形状
は円形でも矩形でもよい。 (工程B)第1のシリコンプレート31のピエゾ抵抗素
子32が形成され酸化膜34が形成された表面に第2の
シリコンプレート35の酸化膜36が形成された表面を
重ね合わせ、800℃〜1000℃に加熱して熱圧着す
る。これにより得られる接合強度は単結晶シリコンと同
等で強い。 (工程C)第1のシリコンプレート31の裏面を研磨し
て薄肉にした後、中央部分を除くようにして酸化膜41
を形成する。 (工程D)工程Cで形成された酸化膜41に第3のシリ
コンプレート38の酸化膜39が形成された表面を重ね
合わせ、800℃〜1000℃に加熱して熱圧着する。 (工程E)第1のシリコンプレート31の酸化膜34に
穴をあけて拡散リード34とのコンタクトを取り、ハー
メチック端子21と接続する。
【0015】これにより、各シリコンプレート31,3
5,38の酸化膜34,36,39及び41が形成され
ていない中央部分で、最大変位が酸化膜34,36,3
9及び41の膜厚で決定されるシリコンダイヤフラムが
構成される。
【0016】このような構成において、通常の差圧ΔP
(=PH−PL)の測定は、該差圧ΔPによるシリコン
ダイヤフラム上の応力をピエゾ抵抗素子32で検出し、
電気信号として出力する。この場合、大きな静圧中でも
測定できる。
【0017】そして、過大圧が例えば図3のようにPH
側に作用した場合、第1のシリコンプレート31はPL
側の第3のシリコンプレート38に着座し、破壊は防止
される。これに対し、過大圧がPL側に作用した場合に
は第1のシリコンプレート31はPH側の第2のシリコ
ンプレート35に着座して破壊は防止される。
【0018】このように構成することにより、従来のよ
うな過大圧保護のためのダイヤフラムは不要になるので
全体の構造が簡単になり、小形にできる。
【0019】なお、第1のシリコンプレート31の厚さ
、酸化膜34,36,39及び41の膜厚及び中央部分
の寸法は、差圧レンジや過大圧の大きさに応じて適切に
選定する。
【0020】また、ダイヤフラムのたわみの検出にあた
っては、ダイヤフラム部分に電極を形成して静電容量の
変化として検出してもよいし、ダイヤフラム部分にビー
ムを形成してビームの振動変化として検出してもよい。
【0021】また、図4に示すように、第2のシリコン
プレート35の表面にピエゾ抵抗素子等の圧力センサ4
2を形成しておけば、静圧による変形応力が検出でき、
静圧を測定できる。
【0022】また、図4と同様に、第2のシリコンプレ
ート35の表面に演算回路を形成することにより集積形
圧力センサが構成できる。
【0023】また、過大圧が加わった場合に着座する各
シリコンプレート31,35,38の接触部分に窒化膜
等の保護膜を形成してもよい。
【0024】更に、図5に示すように第2のシリコンプ
レート35も他のシリコンプレート31,38と同一の
寸法にし、第2のシリコンプレート35にコンタクト用
の微細穴43をあけてAlなどの電極を付着させ、コン
タクト部を形成してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、以下のような効果が得られる。
【0026】■本発明の半導体圧力センサは、それ自体
にシリコンの微細加工による過大圧保護機構が設けられ
た構造であって、差圧系全体の構造が簡単になり、小形
にできる。
【0027】■過大圧保護機構は、シリコンとその酸化
膜で構成されるので、金属ダイヤフラムによる過大圧保
護機構に比べてヒステリシスが小さくなる。
【0028】■半導体圧力センサは、集積回路の製造工
程と同様で大量生産に適しており、機械部品の小形化と
合わせて低価格の差圧計が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る半導体圧力センサを用いた差圧測
定器の全体構造図である。
【図2】本発明に係る半導体圧力センサの一実施例を製
造する工程の説明図である。
【図3】本発明に係る半導体圧力センサの動作説明図で
ある。
【図4】本発明の他の実施例の構成図である。
【図5】本発明の他の実施例の構成図である。
【図6】従来の過大圧保護機構の一例の構成図である。
【符号の説明】
30    半導体圧力センサ 31    第1シリコンプレート 32    ピエゾ抵抗素子 33    拡散リード 34,36,39,41    酸化膜(SiO2)3
5    第2シリコンプレート 37,40    圧力導入穴 38    第3シリコンプレート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  一方の面に圧力検出素子が形成された
    第1のシリコンプレートと、一方の表面に中央部分を除
    くようにして酸化膜が形成され、中央部分には圧力を導
    入する穴が形成された第2,第3のシリコンプレートと
    で構成され、前記第1のシリコンプレートの両面には中
    央部分及び酸化膜が対向するように第2,第3のシリコ
    ンプレートがそれぞれ接合されたことを特徴とする半導
    体圧力センサ。
JP6724091A 1991-03-29 1991-03-29 半導体圧力センサ Pending JPH04301731A (ja)

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JP6724091A JPH04301731A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 半導体圧力センサ

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JP6724091A JPH04301731A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 半導体圧力センサ

Publications (1)

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JPH04301731A true JPH04301731A (ja) 1992-10-26

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ID=13339197

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JP6724091A Pending JPH04301731A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 半導体圧力センサ

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JP (1) JPH04301731A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013190325A (ja) * 2012-03-14 2013-09-26 Azbil Corp 差圧発信器

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