JPH04300587A - 洗濯機の運転表示装置 - Google Patents
洗濯機の運転表示装置Info
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- JPH04300587A JPH04300587A JP3066012A JP6601291A JPH04300587A JP H04300587 A JPH04300587 A JP H04300587A JP 3066012 A JP3066012 A JP 3066012A JP 6601291 A JP6601291 A JP 6601291A JP H04300587 A JPH04300587 A JP H04300587A
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Landscapes
- Control Of Washing Machine And Dryer (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は液体,粉末などの洗剤に
より衣類を洗浄する洗濯機における洗濯液の状態を検知
するためのセンサーなど、各種の洗濯に必要の情報を検
知センサーの検知状態を判り易く、ビジュアルに表示す
る装置に関する。
より衣類を洗浄する洗濯機における洗濯液の状態を検知
するためのセンサーなど、各種の洗濯に必要の情報を検
知センサーの検知状態を判り易く、ビジュアルに表示す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の表示は布量,布質検知センサーの
表示を点滅させてセンサー検知状態を表示する方式は日
立において採用している。また従来も各行程におけるせ
んとうの表示の先頭を点滅させて進行状態を表示してい
る。各行程におけるセンサー検知状態、及び各行程にお
ける洗濯物の仕上り具合をビジュアルに表示する方式は
本発明だけである。
表示を点滅させてセンサー検知状態を表示する方式は日
立において採用している。また従来も各行程におけるせ
んとうの表示の先頭を点滅させて進行状態を表示してい
る。各行程におけるセンサー検知状態、及び各行程にお
ける洗濯物の仕上り具合をビジュアルに表示する方式は
本発明だけである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、単に
センサーの動作と時間経過の進行状態を表示しているだ
けであり、センサーの検知による制御によって変化する
洗濯物の仕上り状態も含めたビジュアル表示を可能とす
る。
センサーの動作と時間経過の進行状態を表示しているだ
けであり、センサーの検知による制御によって変化する
洗濯物の仕上り状態も含めたビジュアル表示を可能とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、各センシング行程毎に異なったドットマークを設け
、そのドットマークもドット数の異なる数種のパターン
を点滅させながらパターンを変えてゆくことによって判
り易く表示することとした。
に、各センシング行程毎に異なったドットマークを設け
、そのドットマークもドット数の異なる数種のパターン
を点滅させながらパターンを変えてゆくことによって判
り易く表示することとした。
【0005】
【作用】本発明によれば、使用者に現在のセンシング行
程を知らしめるとともに各行程の仕上り状態,進行状態
をひとめでわからせることができる。
程を知らしめるとともに各行程の仕上り状態,進行状態
をひとめでわからせることができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を各図面に基づいて説明する
。
。
【0007】本発明を採用した洗濯機は図1に示すよう
に鋼板製の外枠1内に吊り棒2および防振装置3,4本
によって外槽4を吊架する構成になっている。
に鋼板製の外枠1内に吊り棒2および防振装置3,4本
によって外槽4を吊架する構成になっている。
【0008】洗濯時の水を溜める外槽4内には洗濯兼脱
水槽5を回転自在に設ける。洗濯兼脱水槽には、多数の
脱水孔5aを設ける。洗濯兼脱水槽中央には洗濯撹拌用
のパルセータ6が配設されている。外槽4底面には駆動
用モータ7,脱水,洗濯切換用クラッチ8,クラッチ作
動および排水弁開閉用の排水バルブモータ9を設置する
とともに、底面側壁には洗濯液の電導度を測定する高周
波電導度センサー10(以下電導センサーという)の電
極部が外槽4底面を貫通して水中に浸漬するよう設置さ
れている。
水槽5を回転自在に設ける。洗濯兼脱水槽には、多数の
脱水孔5aを設ける。洗濯兼脱水槽中央には洗濯撹拌用
のパルセータ6が配設されている。外槽4底面には駆動
用モータ7,脱水,洗濯切換用クラッチ8,クラッチ作
動および排水弁開閉用の排水バルブモータ9を設置する
とともに、底面側壁には洗濯液の電導度を測定する高周
波電導度センサー10(以下電導センサーという)の電
極部が外槽4底面を貫通して水中に浸漬するよう設置さ
れている。
【0009】図2より電導センサー10はステレンス又
は黄銅の表面にカーボン印刷を施し電極部と外部接続用
端子部10cを合成樹脂製センサーケース10aにイン
サートモールドされており、これを外槽4底部に接着剤
11で接着固定する構成になっている。この時、電極1
0bとセンサーケース10aは略同一平面としている。
は黄銅の表面にカーボン印刷を施し電極部と外部接続用
端子部10cを合成樹脂製センサーケース10aにイン
サートモールドされており、これを外槽4底部に接着剤
11で接着固定する構成になっている。この時、電極1
0bとセンサーケース10aは略同一平面としている。
【0010】また、外槽4底部から電極までの高さHは
、脱水時に相対アンバランス量を低減させるために外槽
内に若干水を溜めた状態から脱水する残水起動方式の残
水水位と同一かそれ以下の高さとしている。
、脱水時に相対アンバランス量を低減させるために外槽
内に若干水を溜めた状態から脱水する残水起動方式の残
水水位と同一かそれ以下の高さとしている。
【0011】更に、高さHより低い位置には洗濯兼脱水
槽の脱水穴5aを設けない構成となっている。
槽の脱水穴5aを設けない構成となっている。
【0012】トップカバー12後部には操作パネル部1
3が設けられており、操作パネル部13内には水道水栓
からの水を槽内に給水する給水電磁弁14を設ける。給
水電磁却14の出口は直接洗濯兼脱水槽5に給水する。 槽内給水口15aと槽カバー16に設けられた外槽4と
洗濯兼脱水槽の間に給する、センサー給水口15bら分
岐されている(給水電磁弁14とセンサー給水口15b
はフレキシブルなホースで接続されている。)。センサ
ー給水口15bの略真下には、電導センサー10が位置
している。操作パネル13内には更に外槽4の水位を検
知する水位センサー(図示せず)、洗濯機を制御するた
めの制御基板17,表示部が配置されている。制御基板
は図3に示す如く電源スイッチ18を介し、制御を司ど
るマイコン,電源回路,LED表示回路,外部操作スイ
ッチ回路,ソレノイド出力回路,出力回路、および電導
センサー10制御用の高周波発振回路,センサー読込回
路などから構成されている。
3が設けられており、操作パネル部13内には水道水栓
からの水を槽内に給水する給水電磁弁14を設ける。給
水電磁却14の出口は直接洗濯兼脱水槽5に給水する。 槽内給水口15aと槽カバー16に設けられた外槽4と
洗濯兼脱水槽の間に給する、センサー給水口15bら分
岐されている(給水電磁弁14とセンサー給水口15b
はフレキシブルなホースで接続されている。)。センサ
ー給水口15bの略真下には、電導センサー10が位置
している。操作パネル13内には更に外槽4の水位を検
知する水位センサー(図示せず)、洗濯機を制御するた
めの制御基板17,表示部が配置されている。制御基板
は図3に示す如く電源スイッチ18を介し、制御を司ど
るマイコン,電源回路,LED表示回路,外部操作スイ
ッチ回路,ソレノイド出力回路,出力回路、および電導
センサー10制御用の高周波発振回路,センサー読込回
路などから構成されている。
【0013】電導度センサー10は絶縁トランス17a
を介して、電導センサー10の電極10b間の状態(水
のみ,洗剤濃度,汚れ量など)に応じて変化するインピ
ーダンスの変化をセンサー読込回路により絶縁トランス
17aの一次側電圧の変化でとらえマイコンに入力し、
予め記憶させたデータとの比較演算により、外槽4内の
洗濯液の種類,状態および衣類の種類を検知するもので
ある。
を介して、電導センサー10の電極10b間の状態(水
のみ,洗剤濃度,汚れ量など)に応じて変化するインピ
ーダンスの変化をセンサー読込回路により絶縁トランス
17aの一次側電圧の変化でとらえマイコンに入力し、
予め記憶させたデータとの比較演算により、外槽4内の
洗濯液の種類,状態および衣類の種類を検知するもので
ある。
【0014】次に洗濯機の動作と電導センサー10によ
る制御方法を説明する。洗剤,洗濯物を投入し電源スイ
ッチを「入」にして、操作スイッチにより「標準」全自
動コースを設定し「スタート」ボタンを押すと、全自動
運転を実行する。
る制御方法を説明する。洗剤,洗濯物を投入し電源スイ
ッチを「入」にして、操作スイッチにより「標準」全自
動コースを設定し「スタート」ボタンを押すと、全自動
運転を実行する。
【0015】まず始めに給水電磁弁14が開き、給水を
開始する。次に給水が規定された布量センシング水位ま
で達すると一旦給水を停止し、衣類の量を検知し設定水
位を決めるため、約30秒間撹拌する布量センシング行
程を実行する。この時、表示部の「布量」が点滅し布量
センシング状態を表す。
開始する。次に給水が規定された布量センシング水位ま
で達すると一旦給水を停止し、衣類の量を検知し設定水
位を決めるため、約30秒間撹拌する布量センシング行
程を実行する。この時、表示部の「布量」が点滅し布量
センシング状態を表す。
【0016】次に布量により自動設定された水位まで給
水し、衣類の質を検知するための布質センシング行程を
実行する。この時、表示部は「布量」が消灯し、「布質
」が点滅して布質センシング状態を表す。布量,布質セ
ンシングデータに基づき、洗い,すすぎ,脱水の時間,
方式などファジィ制御で決定し、洗濯を開始する。 この時の給水終了後の電導度の値VWSを測定する。こ
の時表示部は、「汚れ」マークのみAパターンで点滅し
、洗いの初期状態を表す。次に2〜5分間撹拌後の電導
度VW2を測定しマイコンに記憶する。この時「汚れ」
マークは汚れの落ち具合によりBパターンからCパター
ンに点滅しながら変化する。さらに洗い撹拌終了直前の
電導度VWfを測定する。表示部は汚れが落ちていれば
マークをすべて消灯後「汚れ」表示及び枠も消灯して、
洗い行程の終了を表示する。
水し、衣類の質を検知するための布質センシング行程を
実行する。この時、表示部は「布量」が消灯し、「布質
」が点滅して布質センシング状態を表す。布量,布質セ
ンシングデータに基づき、洗い,すすぎ,脱水の時間,
方式などファジィ制御で決定し、洗濯を開始する。 この時の給水終了後の電導度の値VWSを測定する。こ
の時表示部は、「汚れ」マークのみAパターンで点滅し
、洗いの初期状態を表す。次に2〜5分間撹拌後の電導
度VW2を測定しマイコンに記憶する。この時「汚れ」
マークは汚れの落ち具合によりBパターンからCパター
ンに点滅しながら変化する。さらに洗い撹拌終了直前の
電導度VWfを測定する。表示部は汚れが落ちていれば
マークをすべて消灯後「汚れ」表示及び枠も消灯して、
洗い行程の終了を表示する。
【0017】洗いが終了するとすすぎ1回目の排水,脱
水行程を実行し、この時の排水は完全に水が抜けるまで
実行され、排水終了後の電導度VDfを測定する。
水行程を実行し、この時の排水は完全に水が抜けるまで
実行され、排水終了後の電導度VDfを測定する。
【0018】次にすすぎの給水を開始し規定水位までの
給水が完了した時の電導度VRS1 を測定し、すずき
の撹拌を実行する。そしてすすぎ撹拌終了直前のすすぎ
1回目の電導度VRf1 を測定しマイコンに記憶する
。
給水が完了した時の電導度VRS1 を測定し、すずき
の撹拌を実行する。そしてすすぎ撹拌終了直前のすすぎ
1回目の電導度VRf1 を測定しマイコンに記憶する
。
【0019】次に2回目の排水,脱水,すすぎ行程を実
行する。2回目のすすぎも1回目のすすぎとほぼ同様の
行程を実行し、給水完了後およびすすぎ撹拌終了直前の
電導度を測定し、各々の値をVRS2およびVRf1
とし、マイコンに記憶する。この時、すすぎ表示部の「
にごり」部の表示は、すすぎ1回目の給水完了まではに
ごりマイコンのみAパターンで点滅し、Bパターンの点
滅に変わる。次に撹拌終了直前のすすぎ具合により、規
定濃度まですすげていればCパターンに変わる。次に、
すすぎ2回目の撹拌終了前のすすぎ具合により規定濃度
まですすげていればマークをすべて消灯した後、「にご
り」文字,枠を消灯しすすぎの終了を表示する。
行する。2回目のすすぎも1回目のすすぎとほぼ同様の
行程を実行し、給水完了後およびすすぎ撹拌終了直前の
電導度を測定し、各々の値をVRS2およびVRf1
とし、マイコンに記憶する。この時、すすぎ表示部の「
にごり」部の表示は、すすぎ1回目の給水完了まではに
ごりマイコンのみAパターンで点滅し、Bパターンの点
滅に変わる。次に撹拌終了直前のすすぎ具合により、規
定濃度まですすげていればCパターンに変わる。次に、
すすぎ2回目の撹拌終了前のすすぎ具合により規定濃度
まですすげていればマークをすべて消灯した後、「にご
り」文字,枠を消灯しすすぎの終了を表示する。
【0020】すすぎが終了すると最終の脱水行程を開始
する。脱水時には洗濯物に含まれる水が遠心力により、
外槽4にはじき出され外槽4の壁面に沿って下降し、電
導センサー10の電極部間に到達し、前記センサー出力
が変化する。脱水時間が経過すれば洗濯物からでる水の
量も徐々に少なくなり、脱水時の電導度出力の値がほぼ
空気の値に近くなる。ここで最終すすぎ撹拌直前の電導
度VRf2 と排水時に測定した空気の電導度VDfと
の間にある閾値VS を設け、脱水開始から前記閾値を
下まわるまでの時間Tを測定する。この時の「しぼり」
表示部は、脱水のしぼり具合に応じて「しぼり」マーク
のみがAパターンからCパターンまで順次点滅しながら
変化し、脱水終了時はマーク,文字,枠すべてが消灯し
て脱水の終了を表す。
する。脱水時には洗濯物に含まれる水が遠心力により、
外槽4にはじき出され外槽4の壁面に沿って下降し、電
導センサー10の電極部間に到達し、前記センサー出力
が変化する。脱水時間が経過すれば洗濯物からでる水の
量も徐々に少なくなり、脱水時の電導度出力の値がほぼ
空気の値に近くなる。ここで最終すすぎ撹拌直前の電導
度VRf2 と排水時に測定した空気の電導度VDfと
の間にある閾値VS を設け、脱水開始から前記閾値を
下まわるまでの時間Tを測定する。この時の「しぼり」
表示部は、脱水のしぼり具合に応じて「しぼり」マーク
のみがAパターンからCパターンまで順次点滅しながら
変化し、脱水終了時はマーク,文字,枠すべてが消灯し
て脱水の終了を表す。
【0021】以上の様に給水,洗い,すすぎ,脱水の各
洗濯行程における電導度を測定し各値をマイコンに記憶
させ、予めプログラムされているデータとの比較,演算
することにより次の様に各工程の実行時間,行程を制御
し最適洗濯コースを実行させるとともに各行程における
センサーの検知状態及び各行程の進行状況をひとめで見
ることができる。
洗濯行程における電導度を測定し各値をマイコンに記憶
させ、予めプログラムされているデータとの比較,演算
することにより次の様に各工程の実行時間,行程を制御
し最適洗濯コースを実行させるとともに各行程における
センサーの検知状態及び各行程の進行状況をひとめで見
ることができる。
【0022】標準コースを設定し布量センシングを行な
い水位が設定されると、予めプログラムされた布量に応
じた標準コースが決定される。例えば、布量4.0kg
、高水位が設定された時は「洗い9分,すすぎ1回目
脱水2分撹拌2分,すすぎ2回目脱水2.5分撹拌2.
5分,脱水5分」となり、以下の如く洗濯,すすぎ,脱
水の各行程の時間および回数を補正する。
い水位が設定されると、予めプログラムされた布量に応
じた標準コースが決定される。例えば、布量4.0kg
、高水位が設定された時は「洗い9分,すすぎ1回目
脱水2分撹拌2分,すすぎ2回目脱水2.5分撹拌2.
5分,脱水5分」となり、以下の如く洗濯,すすぎ,脱
水の各行程の時間および回数を補正する。
【0023】(1)洗剤の投入方法による「洗剤溶け具
合」検知 現在の洗剤(特に合成洗剤および粉石鹸をいう。)は、
投入方法によって溶け具合が異なる。例えば、予め水に
溶かした場合および洗濯槽の底部に投入し、洗濯を行っ
た場合の洗剤は溶けやすく、一方、衣類を投入後および
前記布量検知後に洗剤を投入した場合の洗剤は溶けにく
く、洗い落ちのバラツきあるいは洗剤が衣類に付着した
まま洗濯が完了する場合がある。特に洗濯容量が多くな
る程この傾向がある。
合」検知 現在の洗剤(特に合成洗剤および粉石鹸をいう。)は、
投入方法によって溶け具合が異なる。例えば、予め水に
溶かした場合および洗濯槽の底部に投入し、洗濯を行っ
た場合の洗剤は溶けやすく、一方、衣類を投入後および
前記布量検知後に洗剤を投入した場合の洗剤は溶けにく
く、洗い落ちのバラツきあるいは洗剤が衣類に付着した
まま洗濯が完了する場合がある。特に洗濯容量が多くな
る程この傾向がある。
【0024】従って上記問題を解消するため、前記した
電導度の値VWSとVW2との演算により洗剤の溶け具
合を検知し、洗濯時間および水流の強さを補正する。
電導度の値VWSとVW2との演算により洗剤の溶け具
合を検知し、洗濯時間および水流の強さを補正する。
【0025】(2)汚れの多少による「洗い落ち具合い
」の検知 汚れ量の多少により洗濯行程中の電導度が変化するため
、前記電導度の値VWS,VW2およびVWfによる演
算結果にて、洗濯液中の汚れ度合いを検知することによ
り、泥および油汚れ等の汚れの種類を検知することがで
き、洗濯時間および水流の強さを補正することにより、
洗い落ちの優れた洗濯機となる。
」の検知 汚れ量の多少により洗濯行程中の電導度が変化するため
、前記電導度の値VWS,VW2およびVWfによる演
算結果にて、洗濯液中の汚れ度合いを検知することによ
り、泥および油汚れ等の汚れの種類を検知することがで
き、洗濯時間および水流の強さを補正することにより、
洗い落ちの優れた洗濯機となる。
【0026】(3)「洗剤種類」の検知洗剤は、液体お
よび粉末洗剤(合成洗剤および粉石鹸)に大別され、液
体洗剤の電導度は洗剤濃度に対し変化量が小さく、粉末
洗剤の電導度は変化量が大きい傾向にあり、前記電導度
の値VWfとVRS1 との演算により洗剤種類を判別
し、その洗剤に合致したすすぎの時間および回数,すす
ぎ方式(溜め又は注水すすぎ等)を補正することにより
、特に液体洗剤はすすぎ具合が早く、すすぎ過ぎによる
水の無駄使い防止や、粉石鹸のすすぎを十分に行うこと
により、すすぎ不足による衣類の黄ばみ等の不具合の防
止を図るものである。
よび粉末洗剤(合成洗剤および粉石鹸)に大別され、液
体洗剤の電導度は洗剤濃度に対し変化量が小さく、粉末
洗剤の電導度は変化量が大きい傾向にあり、前記電導度
の値VWfとVRS1 との演算により洗剤種類を判別
し、その洗剤に合致したすすぎの時間および回数,すす
ぎ方式(溜め又は注水すすぎ等)を補正することにより
、特に液体洗剤はすすぎ具合が早く、すすぎ過ぎによる
水の無駄使い防止や、粉石鹸のすすぎを十分に行うこと
により、すすぎ不足による衣類の黄ばみ等の不具合の防
止を図るものである。
【0027】(4)洗剤液濃度および衣類の種類による
「すすぎ具合い」の変更 同一のすすぎ方式を行なった場合に、初期の洗剤濃度お
よび洗濯する衣類の種類によって最終すすぎ液の濃度が
異なる。すなわち衣類が同一の場合、洗剤濃度が濃い場
合はすすぎが不充分となり、薄い場合はすすぎ過ぎ(水
のむだ)となる恐れがある。又、洗剤液が同一の場合に
おいて、木綿の衣類の場合洗剤の脱着性が悪いため充分
にすすぐ必要があり、化繊類の場合脱着性が良く、軽く
すすぐだけで充分すすげる結果となる。
「すすぎ具合い」の変更 同一のすすぎ方式を行なった場合に、初期の洗剤濃度お
よび洗濯する衣類の種類によって最終すすぎ液の濃度が
異なる。すなわち衣類が同一の場合、洗剤濃度が濃い場
合はすすぎが不充分となり、薄い場合はすすぎ過ぎ(水
のむだ)となる恐れがある。又、洗剤液が同一の場合に
おいて、木綿の衣類の場合洗剤の脱着性が悪いため充分
にすすぐ必要があり、化繊類の場合脱着性が良く、軽く
すすぐだけで充分すすげる結果となる。
【0028】そこで、すすぎ具合いの検知は前記電導度
の値VRS1 とVRf1 およびVRS2 とVRf
2 との演算により、すすぎ撹拌液の電導度を検知し、
予め決められた規定濃度以下になるまですすぎを実行し
、かつ洗濯液濃度,衣類の種類に応じたすすぎ方式とす
ることにより、満足するすすぎが得られるものである。
の値VRS1 とVRf1 およびVRS2 とVRf
2 との演算により、すすぎ撹拌液の電導度を検知し、
予め決められた規定濃度以下になるまですすぎを実行し
、かつ洗濯液濃度,衣類の種類に応じたすすぎ方式とす
ることにより、満足するすすぎが得られるものである。
【0029】特に、最終すすぎのすすぎ具合い検知結果
、すすぎ不足と判定され、注水すすぎがある設定時間追
加された場合に、前記注水すすぎ設定時間終了後の電導
度を再度測定し、すすぎ不足と判定された場合には更に
注水すすぎを追加すれば更に満足の行くすすぎとするこ
とができる。前記2回の注水すすぎが完了した場合には
すすぎ度合に関係なく、最終脱水に移行するものとし、
電導センサー10の故障,誤動作による多量のむだ水使
用を防止してある。
、すすぎ不足と判定され、注水すすぎがある設定時間追
加された場合に、前記注水すすぎ設定時間終了後の電導
度を再度測定し、すすぎ不足と判定された場合には更に
注水すすぎを追加すれば更に満足の行くすすぎとするこ
とができる。前記2回の注水すすぎが完了した場合には
すすぎ度合に関係なく、最終脱水に移行するものとし、
電導センサー10の故障,誤動作による多量のむだ水使
用を防止してある。
【0030】(5)「衣類の種類(木綿,化繊など)」
の検知 洗濯する衣類の質に対するすすぎ方式および脱水時間を
考えると水分(洗剤分を含む。)の脱着しにくい木綿類
はすすぎ方式の変更および脱水時間を長くする事により
、すすぎ具合いおよび脱水率を向上させることができる
。また、脱着性の良い,化繊,混紡類は短時間のすすぎ
および脱水で上記性能は十分である。
の検知 洗濯する衣類の質に対するすすぎ方式および脱水時間を
考えると水分(洗剤分を含む。)の脱着しにくい木綿類
はすすぎ方式の変更および脱水時間を長くする事により
、すすぎ具合いおよび脱水率を向上させることができる
。また、脱着性の良い,化繊,混紡類は短時間のすすぎ
および脱水で上記性能は十分である。
【0031】そこで衣類の種類検知は前記電導度の値V
WfとVRS1 との演算により、より正確な衣類の質
を判定することができ、このデータを基にすすぎ方式お
よび脱水時間を決定し木綿類は脱水率の向上,化繊,混
紡類はしわが少なく最高の脱水率を得ることができる最
適すすぎおよび脱水時間を自動設定するものである。
WfとVRS1 との演算により、より正確な衣類の質
を判定することができ、このデータを基にすすぎ方式お
よび脱水時間を決定し木綿類は脱水率の向上,化繊,混
紡類はしわが少なく最高の脱水率を得ることができる最
適すすぎおよび脱水時間を自動設定するものである。
【0032】(6)洗濯物の量および種類による「含水
量」の検知による脱水時間の補正 (5)項にて衣類の種類による脱水時間が決定されるが
、実際には衣類の量,メカロスなどにより定速回転に至
るまでの時間が異なり、実質脱水時間に相違が出るため
、必要脱水時間を補正する必要がある。補正する方法と
して、脱水時の水分の飛び出しを前述の方法で電導度セ
ンサー10で検知し、前記電導度の値VRf2 とVD
fとの間にある閾値VS を設け、電導度の出力が脱水
開始から前記閾値を下まわるまでの時間Tを測定する。 この時間Tの長短により、脱水時間を補正することによ
り、布量および布質に合致した最適な脱水時間を決定す
る。
量」の検知による脱水時間の補正 (5)項にて衣類の種類による脱水時間が決定されるが
、実際には衣類の量,メカロスなどにより定速回転に至
るまでの時間が異なり、実質脱水時間に相違が出るため
、必要脱水時間を補正する必要がある。補正する方法と
して、脱水時の水分の飛び出しを前述の方法で電導度セ
ンサー10で検知し、前記電導度の値VRf2 とVD
fとの間にある閾値VS を設け、電導度の出力が脱水
開始から前記閾値を下まわるまでの時間Tを測定する。 この時間Tの長短により、脱水時間を補正することによ
り、布量および布質に合致した最適な脱水時間を決定す
る。
【0033】又、前記閾値VS は最終すすぎ撹拌終了
直前の電導度VRf2 が、使用水の硬度および温度に
より変動するため、これを補正し、精度の高い含水量検
知を可能とするものであり、閾値VS は下記式の演算
にて求め、Nの値にて最適閾値が決定される。
直前の電導度VRf2 が、使用水の硬度および温度に
より変動するため、これを補正し、精度の高い含水量検
知を可能とするものであり、閾値VS は下記式の演算
にて求め、Nの値にて最適閾値が決定される。
【0034】閾値VS ={(VRf2+VDf)/N
}+VDf以上の電導度センサー10による各種検知方
法は、布量および布質に合致した最適水位毎に補正値を
マイコンにテーブル化することにより、きめ細かな制御
を可能とする。
}+VDf以上の電導度センサー10による各種検知方
法は、布量および布質に合致した最適水位毎に補正値を
マイコンにテーブル化することにより、きめ細かな制御
を可能とする。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、使用者に現在のセンシ
ング行程を知らしめるとともに各行程の仕上り状態,進
行状態をひとめでわからせることができるため、使用者
が安心して洗濯を機会に任せることができるとともに、
洗濯機の動作を誤って判断し、故障として修理依頼する
ことも防止できるという効果がある。
ング行程を知らしめるとともに各行程の仕上り状態,進
行状態をひとめでわからせることができるため、使用者
が安心して洗濯を機会に任せることができるとともに、
洗濯機の動作を誤って判断し、故障として修理依頼する
ことも防止できるという効果がある。
【図1】一実施例を搭載した洗濯機の断面図。
【図2】洗濯液状態検知センサーのA−A断面図。
【図3】コントローラブロック回路図。
【図4】印加電圧周波数と電導度の関係を示した図。
【図5】洗濯各工程におけるセンサー制御方式の一実施
例を示した図。
例を示した図。
【図6】洗濯各工程におけるセンサー制御方式の一実施
例を示した図。
例を示した図。
【図7】洗濯各工程におけるセンサー制御方式の一実施
例を示した図。
例を示した図。
【図8】洗濯各工程におけるセンサー制御方式の一実施
例を示した図。
例を示した図。
【図9】洗濯各工程におけるセンサー制御方式の一実施
例を示した図。
例を示した図。
【図10】洗濯機の表示部を示した図。
【図11】センサーモニタ動作説明図。
4…外槽、5…洗濯兼脱水槽、6…パルセータ、7…モ
ータ、10…電導度センサー。
ータ、10…電導度センサー。
Claims (2)
- 【請求項1】洗濯機の洗濯行程中において布量,布質,
洗濯液などを検知する各種センサーを設置したものにお
いて、どのセンサーが動作中であるか、また各センサー
の動作における進行状況,検知状況および洗濯物の仕上
り状態がビジュアルに判別できることを特徴とした洗濯
機の運転表示装置。 - 【請求項2】特許請求の範囲第1項において、各センサ
ーの運転状況,洗濯物の仕上り状態のビジュアル表示を
各行程の各種ドットマークを点滅しながら、そのドット
数を減らすことにより判別することを特徴とした洗濯機
の運転表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06601291A JP3212103B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 洗濯機の運転表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06601291A JP3212103B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 洗濯機の運転表示装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001001788A Division JP2001218996A (ja) | 2001-01-09 | 2001-01-09 | 洗濯機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04300587A true JPH04300587A (ja) | 1992-10-23 |
JP3212103B2 JP3212103B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=13303608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06601291A Expired - Fee Related JP3212103B2 (ja) | 1991-03-29 | 1991-03-29 | 洗濯機の運転表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3212103B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0686721A1 (en) * | 1994-06-09 | 1995-12-13 | Whirlpool Europe B.V. | Method for optimising water utilisation in a washing machine, washing-drying machine or the like during the use thereof |
WO1998035088A1 (en) * | 1997-02-06 | 1998-08-13 | Honeywell Inc. | Method for characterizing the nature of fluid in machine for washing articles |
JP2011067312A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Panasonic Corp | 洗濯機 |
CN113282066A (zh) * | 2021-05-24 | 2021-08-20 | 浙大城市学院 | 一种设备状态信息归一化采集方法 |
-
1991
- 1991-03-29 JP JP06601291A patent/JP3212103B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0686721A1 (en) * | 1994-06-09 | 1995-12-13 | Whirlpool Europe B.V. | Method for optimising water utilisation in a washing machine, washing-drying machine or the like during the use thereof |
WO1998035088A1 (en) * | 1997-02-06 | 1998-08-13 | Honeywell Inc. | Method for characterizing the nature of fluid in machine for washing articles |
JP2011067312A (ja) * | 2009-09-25 | 2011-04-07 | Panasonic Corp | 洗濯機 |
CN113282066A (zh) * | 2021-05-24 | 2021-08-20 | 浙大城市学院 | 一种设备状态信息归一化采集方法 |
CN113282066B (zh) * | 2021-05-24 | 2022-04-01 | 浙大城市学院 | 一种设备状态信息归一化采集方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3212103B2 (ja) | 2001-09-25 |
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