JPH04299744A - インタプリタ形言語によるプログラムのデバッグ方法 - Google Patents

インタプリタ形言語によるプログラムのデバッグ方法

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JPH04299744A
JPH04299744A JP3064902A JP6490291A JPH04299744A JP H04299744 A JPH04299744 A JP H04299744A JP 3064902 A JP3064902 A JP 3064902A JP 6490291 A JP6490291 A JP 6490291A JP H04299744 A JPH04299744 A JP H04299744A
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JP
Japan
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task
interpreter
debug
debugger
program
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JP3064902A
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Inventor
Kazunobu Maeda
前田 和伸
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機において、マル
チタスク環境でのユーザのソフトウェア開発に使用され
るインタプリ形言語によるプログラムのデバッグ方法に
関わるものである。
【0002】
【従来の技術】計算機における、ユーザのソフトウェア
開発には各種の高級言語が使用される。これら高級言語
は大きくはコンパイル形言語とインタプリタ形言語に分
類される。インタプリタ形言語はソースプログラム中の
各命令を解読しながら実行していくタイプの言語で、代
表的なものとしてBASIC言語などがある。以下、イ
ンタプリタ言語の代表的なものとして一般に使用されて
いるBASIC言語を例にインタプリタ言語のマルチタ
スク環境でのデバッグ方法について説明する。
【0003】図7はマルチタスク環境での従来のインタ
プリタ形言語を使用する計算機の構成の例を示したもの
である。図7において、1は計算機本体、2はインタプ
リタ形言語を実行するインタプリタタスク、4は出力装
置であり、ここではCRT表示装置が使用されている。 6は入力装置であり、ここではキーボードが使用されて
いる。インタプリタタスク2はキーボード6などを介し
て入力された、即ち、ユーザが作成したインタプリタ形
言語のソースプログラムを翻訳実行し、その結果をCR
T4に表示する。
【0004】図8はインタプリタタスク2の動作の概略
を示すフローチャートを示したものであり、インタプリ
タタスク2の動作の概略を図9を使用して説明する。イ
ンタプリタタスク2は、ステップ80で実行を開始し、
ステップ81にてソースプログラム中の一命令を解読す
る。次に、ステップ82にて解読した命令を実行し、ス
テップ91に戻る。以上の動作の繰り返しにより、イン
タプリタタスク2はユーザの作成したソースプログラム
を翻訳実行していく。
【0005】次に、従来のインタプリタ形言語によるプ
ログラムのデバッグ方法について説明する。例えば、デ
バッグ作業において、変数の内容を参照したいとき、従
来は、プログラム中の変数の内容を参照したいプログラ
ム上の位置に、変数の内容を表示する命令文(BASI
Cの場合はPRINT文)を挿入し、即ちプログラムを
変更して、このプログラムの実行時に表示を行わせる必
要があった。
【0006】図9はこの例を示したものであり、100
行目の「A=A+B」を実行後、変数Aの内容を参照し
たい場合であり、105行として変数の内容を表示する
命令文「PRINTA」を挿入している。このプログラ
ムが実行されると100行目実行後、105行が実行さ
れ、CRT4上に変数Aのこの時点での内容が表示され
る。ただし、このCRT4上での表示位置は、BASI
C言語の場合、該当時点でのプログラムの表示の状況に
より決り、通常、ユーザがプログラムで表示することを
意図したCRT4の表示状態を乱す場合が多い。
【0007】例えば、あるプログラムの位置で実行を中
断したいとき従来のインタプリタ方式の言語では、プロ
グラム中の実行を中断したい位置に実行を中断する命令
文(BASICの場合はSTOP文)を挿入し、即ちプ
ログラムを変更して実行時に中断を行わせる必要があっ
た。図10はこの例を示したものであり、200行目の
「A=A+D」を実行後、プログラム中の実行を中断し
たい場合であり、205行として実行を中断する命令文
「STOP」を挿入している。このプログラムが実行さ
れると200行目実行後、205行が実行され、実行中
断命令であるためプログラムの実行が中断される。この
とき実行中断を示すインタプリタタスクのメッセージが
CRT4上に表示される。ただし、このCRT4上での
表示位置は、BASIC言語の場合、該当時点でのプロ
グラムの表示の状況により決り、通常、ユーザの意図し
たCRT4の表示状態を乱す場合が多かった。
【0008】また、実際のデバッグ作業においては、プ
ログラム中断後、各変数の内容を参照するため変数内容
を表示させたり、また、変数内容を変更するため変数へ
の値代入命令を実行したり、また、次の変数参照のため
や次の中断のためにプログラム中に命令文を挿入するな
どの操作を行うため、さらにユーザの意図したCRT4
の表示状態を乱してしまう場合が多かった。
【0009】また、他にも、デバッグ作業のためにプロ
グラム中に命令分を挿入しなければならず、デバッグ作
業によりプログラムが変更されてしまい、デバッグ作業
の完了後、それが不具合の発生原因となる危険があった
【0010】また、マルチタスク環境においてデバッグ
を行う場合、従来例としてデバッグ対象のインタプリタ
タスクのみをデバッグモードなどの特別な状態に設定し
てデバッグを行う方法がある。特別状態に設定されたイ
ンタプリタタスクの入出力などは、例えば、ある特別な
端末に出力される、また、ファイルにロギングされるな
どの方法で他のインタプリタタスクの入出力より分離さ
れる。ただし、この方法では、デバッグ対象となってい
るインタプリタタスク以外はデバッグできない。また、
特定のインタプリタタスクのみデバッグ対象とするので
、複数のインタプリタタスクを関連を持たせながらデバ
ッグすることは難しい。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
インタプリタ形言語のデバッグ方法では、デバッグの作
業に伴い、ユーザの意図したCRT表示を乱してしまい
、プログラムの実行結果の正否の判断が困難になり、デ
バッグ作業を阻害する問題点があると共に、デバッグ作
業に伴い、プログラム中にデバッグ作業のための命令を
挿入するなど、ユーザの作成したプログラムに変更を加
えなければならず、デバッグ作業の完了後、その変更が
不具合発生の原因となる危険があるなどの問題点があっ
た。
【0012】さらに、以上のようなデバッグ方法では、
マルチタスク環境においてインタプリタタスクが複数に
なり相互に関係をもち動作するプログラムをデバッグす
る場合、デバッグ作業が困難となることが予想されるな
どの問題点があった。
【0013】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたものであって、ユーザの意図したCR
T表示を乱すことなく、また、ユーザの作成したプログ
ラムに変更を加えることなく、さらに、マルチタスク環
境における複数のインタプリタタスクのデバッグ作業を
も容易に行なうことが可能なインタプリタ形言語による
プログラムのデバッグ方法を得ることを目的とし、さら
に、無駄な待ち時間をなくし、マルチタスク環境におけ
る複数のインタプリタタスクのデバッグ作業をより能率
的に行うことが可能なインタプリタ形言語によるプログ
ラムのデバッグ方法を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係わるイン
タプリタ形言語によるプログラムのデバッグ方法は、イ
ンタプリタ形言語によるプログラムを実行するインタプ
リタタスクと、上記プログラムのデバッグを行うデバッ
ガタスクと、デバッガタスク専用の表示装置および入力
装置とを備えた計算機システムにおける上記プログラム
のデバッグ作業に際し、上記デバッガタスク専用の入力
装置からデバッグ命令を入力する段階と、上記デバッガ
タスクにて、入力された上記デバッグ命令を解読し、上
記デバッグ命令により指示された内容をデバッグ要求と
して上記インタプリタタスクへ出力する段階と、上記プ
ログラムを実行中の上記インタプリタタスクにて、上記
デバッグ要求に対する実行結果を上記デバッグ要求に対
する回答として上記デバッガタスクに出力する段階と、
上記回答を上記デバッガタスク専用の表示装置に表示す
る段階とからなる。
【0015】また、第2の発明に係わるインタプリタ形
言語によるプログラムのデバッグ方法は、インタプリタ
形言語によるプログラムを実行する複数のインタプリタ
タスクと、上記プログラムのデバッグを行うデバッガタ
スクと、デバッガタスク専用の表示装置および入力装置
とを備えた計算機システムにおける上記プログラムのデ
バッグ作業に際し、上記デバッガタスクにて、上記デバ
ッガタスク専用の入力装置からデバッグ命令を入力し、
入力された上記デバッグ命令を解読し、上記デバッグ命
令により指示された内容をデバッグ要求として上記複数
のインタプリタタスクの内の上記デバッグ命令により指
定のインタプリタタスクへ出力する処理を行う段階と、
上記指定のインタプリタタスクからの上記デバッグ要求
に対する回答を待つことなく、次のデバッグ命令を入力
して解読し、上記複数のインタプリタタスクの内の上記
次のデバッグ命令により指定されたインタプリタタスク
へ出力する処理を行う段階と、上記デバッガタスクにお
ける上記処理とは非同期に、上記指定のインタプリタタ
スクからの回答があった時点でその回答を上記デバッガ
タスク専用の表示装置に表示する段階とからなる。
【0016】
【作用】第1の発明においては、上記デバッガタスク専
用の入力装置からデバッグ命令を入力し、デバッガタス
クにて、入力された上記デバッグ命令を解読し、上記デ
バッグ命令により指示された内容をデバッグ要求として
インタプリタタスクへ出力し、インタプリタ形言語によ
るプログラムを実行中の上記インタプリタタスクにて、
上記デバッグ要求に対する実行結果を上記デバッグ要求
に対する回答として上記デバッガタスクに出力し、上記
回答をデバッガタスク専用の表示装置に表示する。
【0017】また、第2の発明においては、デバッガタ
スクにて、デバッガタスク専用の入力装置からデバッグ
命令を入力し、入力された上記デバッグ命令を解読し、
上記デバッグ命令により指示された内容をデバッグ要求
として複数のインタプリタタスクの内の上記デバッグ命
令により指定のインタプリタタスクへ出力する処理を行
い、上記指定のインタプリタタスクからの上記デバッグ
要求に対する回答を待つことなく、次のデバッグ命令を
入力して解読し、上記複数のインタプリタタスクの内の
上記次のデバッグ命令により指定されたインタプリタタ
スクへ出力する処理を行い、上記デバッガタスクにおけ
る上記処理とは非同期に、上記指定のインタプリタタス
クからの回答があった時点でその回答を上記デバッガタ
スク専用の表示装置に表示する。
【0018】
【実施例】実施例1.第1の発明の実施例を図1〜図3
により説明する。図中、従来例と同一符号で示されたも
のは従来例のそれと同一、もしくは同等なものを示す。 図1はこの発明の方法を用いた計算機の構成を示す図で
ある。図1において、3はユーザのデバッグ命令を実行
するデバッグタスク、5はデバッグタスク専用出力装置
でありインタプリタタスク用出力装置と同じくCRT表
示装置が使用されており、7はデバッグタスク専用入力
装置でありインタプリタタスク用入力装置と同じくキー
ボードが使用されている。8はデバッガタスク3よりイ
ンタプリタタスク2へデバッグ要求を送るデバッグ要求
手段を示しており、9はデバッグ要求に対してのインタ
プリタタスク2よりデバッガタスク3へ回答を返す回答
手段を示している。
【0019】次に動作について説明する。インタプリタ
タスク2は従来どうりキーボード6などより入力された
、ユーザの作成したインタプリタ形言語のプログラムを
解読実行し、その結果などをCRT4に表示する。ユー
ザはデバッガタスク3にキーボード7よりデバッグ命令
を入力し変数の内容の表示、プログラム実行の任意位置
での中断などを指示する。例えば、変数の内容を見ると
きなどは、ユーザはキーボード7より、デバッグ命令を
入力する。デバッガタスク3はその指定された変数の参
照を行うデバッグ要求を、インタプリタタスク2にデバ
ッグ要求手段8により送り、回答を待つ。インタプリタ
タスク2はそのデバッグ要求を処理し、その変数の内容
を回答として回答手段9により返し、デバッガタスク3
はその内容をCRT5に表示する。
【0020】図2はデバッグタスク3及びインタプリタ
タスク2の動作の概略についてフローチャートにより示
したものである。まず、デバッグタスク3及びインタプ
リタタスク2の動作の概略を図2を使用して説明する。 デバッガタスク3は、ステップ20にて動作を開始し、
ステップ21にて、デバッグ命令がキーボード7からユ
ーザにより入力されるのを待ち、それを受けつける。次
にステップ22にて、デバッグ命令により指示された内
容をデバッグ要求として、デバッグ要求手段8により、
インタプリタタスク2に送り、ステップ23により、イ
ンタプリタタスク2からの回答を待つ。
【0021】一方、インタプリタタスク2は、ステップ
30で動作を開始し、まずステップ31にて、ソースプ
ログラム中の一命令を解読し、ステップ32にて解読し
た命令を実行する。次に、ステップ33にてデバッガタ
スク3よりデバッグ要求があるかをチェックする。デバ
ッグ要求がある場合は、ステップ34を実行する。デバ
ッグ要求がない場合にはステップ31へ戻る。ステップ
34にて、デバッガタスク2よりデバッグ要求手段8に
より送られてきたデバッグ要求を受け取り、ステップ3
5にてそのデバッグ要求を処理する。次に、ステップ3
6でその処理結果を回答とし回答手段9によりデバッガ
タスク3に返し、ステップ31へ戻る。
【0022】インタプリタタスク2は、適当なタイミン
グでそのデバッグ要求を処理し、その結果を回答とし、
回答手段9によりデバッグタスク3に返す。適当なタイ
ミングとは、例えば、プログラムの一命令実行毎などで
ある。デバッグタスク3は、ステップ24においてその
回答を受けとると、ステップ25にて、CRT5にその
回答を表示する。以上の動作の繰り返しによりインタプ
リタタスク2は、ユーザの作成したソースプログラムを
翻訳実行しつつ、かつ、本実施例では一命令実行完了毎
のタイミングにてデバッグ要求を処理する。
【0023】図3は本発明によりデバッグ作業を実施し
た場合のCRT5の表示例である。図3において、41
(PRINTA)はデバッグ命令であり、ここでは変数
Aの内容を参照することをデバッガタスク3に指示して
いる。デバッガタスク3はこのデバッグ命令41にて、
デバッグ要求をデバッグ要求手段8によりインタプリタ
タスク2に送り回答を待つ。42はデバッグ命令41に
対する回答表示であり、変数Aの本時点での内容が示さ
れている。これは、インタプリタタスク2がデバッガタ
スク3に回答手段9を介して返した回答をデバッガタス
ク3が表示したものである。
【0024】実施例2.図4は第2の発明の一実施例を
示したものである。図4において、2A〜2Cはインタ
プリタ形言語を実行する複数個のインタプリタタスクで
あり、順にNoがつけられている。なお、インタプリタ
タスク用であるCRT4、キーボード6は複数存在する
インタプリタタスク2A〜2Cが共有する。8A〜8C
はデバッガタスク3より各インタプリタタスク2A〜2
Cへのデバッグ要求を送るデバッグ要求手段を示してお
り、9A〜9Cはデバッグ要求に対しての各インタプリ
タタスク2A〜2Cよりデバッガタスク3への回答を返
す回答手段を示している。
【0025】各インタプリタタスク2A〜2Cは従来ど
うりキーボード6などより入力された、ユーザの作成し
たインタプリタ形言語のプログラムを解読実行し、その
結果などをCRT4に表示する。ユーザはデバッガタス
ク3にキーボード7よりデバッグ命令を入力し、インタ
プリタタスク2A〜2Cのうち、特定のものの変数の内
容の表示、プログラム実行の任意位置での中断などを指
示する。例えば、任意の指定行で実行を停止させるよう
な場合は、その行に実行が到達するまでに時間がかかる
場合がある。本項の発明はそのような場合に大変有効で
あり、デバッガタスク3は、デバッグ命令により指示さ
れた指定行での停止をデバッグ要求としてインタプリタ
タスク2に送った後、回答を待つことをせずに、他のデ
バッグ命令の入力を受け付けるようになっているため、
停止要求により停止するまでの時間をユーザは他のイン
タプリタタスク2のデバッグ作業に使用することができ
る。インタプリタタスク2より返される回答はデバッグ
要求とは非同期に処理される。デバッガタスク3はイン
タプリタタスク2より回答を返された任意の時点でその
回答を表示する。
【0026】図5はデバッグタスク3の動作の概略につ
いてフローチャートにより示したものである。デバッグ
タスク3の動作の概略を図5を使用して説明する。デバ
ッグタスク3の動作フローは図5で示すA、および、B
の2つの部分より成り立っており、各部は独立した個々
のタスクとして非同期に動作している。デバッガタスク
3のA部は、まずステップ51により、デバッグ命令が
キーボード7より入力されるのを待ち、それを受けつけ
る。なお、本項でのデバッグ命令にはデバッグの対象と
なるインタプリタタスク2を特定するためのNo指示も
含まれている。次にステップ52にて、デバッグ命令に
より指示されたものをデバッグ要求としてNo指示にて
特定されたインタプリタタスク2にデバッグ要求手段8
を介して送る。次に、回答を待つことなく、再びステッ
プ51により、デバッグ命令がキーボードより入力され
るのを待ち、それを受け付ける。
【0027】デバッガタスク3のB部は、上記A部の動
作とは非同期に動作しており、ステップ61により、イ
ンタプリタタスク2よりの回答を待つ。インタプリタタ
スク2は、適当なタイミングでデバッグタスク3より送
られてきたデバッグ要求を処理し、回答を回答手段9に
よりデバッグタスク3に返す。デバッグタスク3のB部
は、ステップ62においてその回答を受けとる。次にス
テップ65により、CRT5にその回答を表示する。な
お、インタプリタタスク2の動作については実施例1の
場合と同様である。
【0028】図6は本発明によりデバッグ作業を実施し
た場合のCRT5の表示例である。図6において、71
、72、74はデバッグ命令であり、順に、インタプリ
タタスク2C(No3)のプログラム実行を200行に
て中断させること、および、インタプリタタスク2A(
No1)の変数Aの内容を参照すること、および、イン
タプリタタスク2A(No1)のプログラム実行を10
0行にて中断させることをデバッガタスク3に指示して
いる。73、75はデバッグ命令71、72に対しての
回答表示であり、ここではインタプリタタスク2A(N
o1)の変数Aの本時点での内容、および、インタプリ
タタスクC(No3)のプログラム実行が200行で中
断されたことが示されている。
【0029】デバッガタスク3のA部はデバッグ命令7
1を入力された時点で、インタプリタタスク2C(No
3)にデバッグ要求を行い、回答を待つことなく、次の
デバッグ命令の入力を受け付ける。次に、デバッグ命令
72により、インタプリタタスク2A(No1)に同様
にデバッグ要求を行い次のデバッグ命令の入力を受け付
ける。73はデバッグ命令72に対する回答の表示であ
り、時間をかけず即座に回答が返ったため、デバッガタ
スク3のB部により次行に表示されている。次に、デバ
ッグ命令74の入力により、デバッガタスク3のA部は
、インタプリタタスク2A(No1)にデバッグ要求を
行い次のデバッグ命令の入力を受け付ける。75はデバ
ッグ命令71に対する回答の表示であり、この時点でイ
ンタプリタタスク2C(No3)のプログラム実行が2
00行に到達し停止したため回答が返り、デバッガタス
ク3のB部により表示されたものである。
【0030】上記実施例ではデバッグ命令として、変数
の内容の参照命令、プログラム実行の中断命令を示した
が、他にも、変数への代入命令、プログラムの実行再会
命令などを追加してもよい。
【0031】以上のように、実施例1によれば、デバッ
ガタスク専用の入力装置及び出力装置を備えたデバッガ
タスクにより、設けることにより、ユーザの意図したC
RT表示を乱すことなくデバッグ作業を行うことが可能
である。また、デバッガタスクとそのデバッグ要求手段
と回答手段により、ユーザの作成したプログラムに変更
を加えることなく、かつ、マルチタスク環境における複
数のインタプリタタスクのデバッグ作業をも容易に行な
うことが可能である。
【0032】また、実施例2によれば、インタプリタよ
りの回答を待たず次のデバッグ命令を受け付け、それと
は非同期にインタプリタよりの回答があった時点でその
回答を受け取り表示するようにしたことにより、ユーザ
がインタプリタタスクからの回答に待たされることなく
、デバッグ作業を能率的に行うことが可能である。
【0033】
【発明の効果】以上のように、第1の発明によれば、イ
ンタプリタ形言語によるプログラムを実行するインタプ
リタタスクと、上記プログラムのデバッグを行うデバッ
ガタスクと、デバッガタスク専用の表示装置および入力
装置とを備え,上記プログラムのデバッグ作業に際し、
上記デバッガタスク専用の入力装置から入力されたデバ
ッグ命令を解読し、デバッグ要求を上記インタプリタタ
スクへ出力し、上記プログラムを実行中の上記インタプ
リタタスクから上記デバッグ要求に対する回答を上記デ
バッガタスクに出力し、上記デバッガタスク専用の表示
装置に表示するようにしたので、上記インタプリタタス
クの実行結果を表示する表示装置に表示されたユーザの
意図した画面を乱すことなく、かつ、ユーザの作成した
プログラムに変更を加えることなく、インタプリタタス
クのデバッグ作業を行うことができる方法が得られる効
果がある。
【0034】また、第2の発明によれば、インタプリタ
形言語によるプログラムを実行する複数のインタプリタ
タスクと、上記プログラムのデバッグを行うデバッガタ
スクと、デバッガタスク専用の表示装置および入力装置
とを備え、上記プログラムのデバッグ作業に際し、上記
デバッガタスク専用の入力装置から入力された上記デバ
ッグ命令を解読し、デバッグ要求を上記複数のインタプ
リタタスクの内の上記デバッグ命令により指定のインタ
プリタタスクへ出力する処理を行い、上記指定のインタ
プリタタスクからの上記デバッグ要求に対する回答を待
つことなく、次のデバッグ命令を入力して上記処理を行
い、上記デバッガタスクにおける上記処理とは非同期に
、上記指定のインタプリタタスクから回答があった時点
でその回答を上記デバッガタスク専用の表示装置に表示
するようにしたので、上記インタプリタタスクの実行結
果を表示する表示装置に表示されたユーザの意図した画
面を乱すことなく、かつ、ユーザがインタプリタタスク
からの回答に待たされることなく、マルチタスク環境に
おける複数のインタプリタタスクのデバッグ作業を能率
的に行うことができる方法が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の一実施例による計算機システムの
構成図である。
【図2】図1に示したデバッガタスク及びインタプリタ
タスクの動作概略フローチャートである。
【図3】図1に示したCRTの表示例である。
【図4】第2の発明の一実施例による計算機システムの
構成図である。
【図5】図4に示したデバッガタスクの動作の概略フロ
ーチャートである。
【図6】図4に示したCRTの表示例である。
【図7】従来例としての計算機システムの構成図である
【図8】従来例におけるインタプリタタスクの動作の概
略フローチャートである。
【図9】従来例において変数の内容を表示させる場合の
デバッグ方法の例である。
【図10】従来例においてプログラム実行を中断させる
場合のデバッグ方法の例である。
【符号の説明】
1  計算機本体 2  インタプリタタスク 3  デバッガタスク 4  インタプリタタスク用CRT(出力装置)5  
デバッガタスク用CRT(出力装置)6  インタプリ
タタスク用キーボード(入力装置)7  デバッガタス
ク用キーボード(入力装置)8  デバッグ要求手段 9  回答手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  インタプリタ形言語によるプログラム
    を実行するインタプリタタスクと、上記プログラムのデ
    バッグを行うデバッガタスクと、デバッガタスク専用の
    表示装置および入力装置とを備えた計算機システムにお
    ける上記プログラムのデバッグ作業に際し、上記デバッ
    ガタスク専用の入力装置からデバッグ命令を入力する段
    階と、上記デバッガタスクにて、入力された上記デバッ
    グ命令を解読し、上記デバッグ命令により指示された内
    容をデバッグ要求として上記インタプリタタスクへ出力
    する段階と、上記プログラムを実行中の上記インタプリ
    タタスクにて、上記デバッグ要求に対する実行結果を上
    記デバッグ要求に対する回答として上記デバッガタスク
    に出力する段階と、上記回答を上記デバッガタスク専用
    の表示装置に表示する段階とからなるインタプリタ形言
    語によるプログラムのデバッグ方法。
  2. 【請求項2】  インタプリタ形言語によるプログラム
    を実行する複数のインタプリタタスクと、上記プログラ
    ムのデバッグを行うデバッガタスクと、デバッガタスク
    専用の表示装置および入力装置とを備えた計算機システ
    ムにおける上記プログラムのデバッグ作業に際し、上記
    デバッガタスクにて、上記デバッガタスク専用の入力装
    置からデバッグ命令を入力し、入力された上記デバッグ
    命令を解読し、上記デバッグ命令により指示された内容
    をデバッグ要求として上記複数のインタプリタタスクの
    内の上記デバッグ命令により指定のインタプリタタスク
    へ出力する処理を行う段階と、上記指定のインタプリタ
    タスクからの上記デバッグ要求に対する回答を待つこと
    なく、次のデバッグ命令を入力して解読し、上記複数の
    インタプリタタスクの内の上記次のデバッグ命令により
    指定されたインタプリタタスクへ出力する処理を行う段
    階と、上記デバッガタスクにおける上記処理とは非同期
    に、上記指定のインタプリタタスクからの回答があった
    時点でその回答を上記デバッガタスク専用の表示装置に
    表示する段階とからなるインタプリタ形言語によるプロ
    グラムのデバッグ方法。
JP3064902A 1991-03-28 1991-03-28 インタプリタ形言語によるプログラムのデバッグ方法 Pending JPH04299744A (ja)

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JP3064902A Pending JPH04299744A (ja) 1991-03-28 1991-03-28 インタプリタ形言語によるプログラムのデバッグ方法

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JP (1) JPH04299744A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5880752A (ja) * 1981-11-09 1983-05-14 Fujitsu Ltd デバッグサポート装置
JPS62267841A (ja) * 1986-05-16 1987-11-20 Omron Tateisi Electronics Co プログラムデバツグ装置
JPS63177231A (ja) * 1987-01-17 1988-07-21 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 並列プログラムデバグ方式

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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