JPH04299546A - 電気回路部品の熱圧着方法及びその装置 - Google Patents
電気回路部品の熱圧着方法及びその装置Info
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- JPH04299546A JPH04299546A JP8982691A JP8982691A JPH04299546A JP H04299546 A JPH04299546 A JP H04299546A JP 8982691 A JP8982691 A JP 8982691A JP 8982691 A JP8982691 A JP 8982691A JP H04299546 A JPH04299546 A JP H04299546A
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Landscapes
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Wire Bonding (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】プリント基板等の電気回路部品に
おける電気的接続部同士をその間に電気的接続部材を介
在させて圧着する方法及びその装置に関する。
おける電気的接続部同士をその間に電気的接続部材を介
在させて圧着する方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来におけるプリント基板同士を
接続するための熱圧着方法及びその装置を示す模式図、
図7は部分拡大図であり、図中1,2は電気回路部品で
あるプリント基板等の基板、3は両基板1,2間に介在
される電気的接続部材、50はプレスを示している。図
7に明らかな如く基板1,2はその一面(又は両面)に
プリント配線を施すと共に、その一側辺寄りの位置には
電気的接続部1a,2a を集めて配列形成してあり、
また電気的接続部材3は図7に示す如く電気的絶縁材料
からなる保持体3aに穿った複数の孔3b夫々に金等の
導電部材3cを充填し、その一端部は保持体の一面に、
また導電部材の他端部は保持体の他面に夫々露出させる
と共に、夫々保持体の表面から僅かに盛り上がらせて形
成してある。
接続するための熱圧着方法及びその装置を示す模式図、
図7は部分拡大図であり、図中1,2は電気回路部品で
あるプリント基板等の基板、3は両基板1,2間に介在
される電気的接続部材、50はプレスを示している。図
7に明らかな如く基板1,2はその一面(又は両面)に
プリント配線を施すと共に、その一側辺寄りの位置には
電気的接続部1a,2a を集めて配列形成してあり、
また電気的接続部材3は図7に示す如く電気的絶縁材料
からなる保持体3aに穿った複数の孔3b夫々に金等の
導電部材3cを充填し、その一端部は保持体の一面に、
また導電部材の他端部は保持体の他面に夫々露出させる
と共に、夫々保持体の表面から僅かに盛り上がらせて形
成してある。
【0003】電気的接続部材3に設けてある導電部材3
cの一端部に基板1の電気的接続部1aを、また導電部
材3cの他端部に基板2の電気的接続部2aを夫々対向
させた状態で電気的接続部材3を基板1,2間に挟み込
んで重ね合せ、この状態でプレス50におけるヒータ内
蔵の上,下盤51,52 間に配設されている。各上,
下盤51,52 は夫々断熱材53,54 を介在させ
て基板B、加圧部Pに固定されており、基板1,2の電
気的接続部1a,2a 、電気的接続部材3の導電部材
3cを350〜400 ℃に加熱しつつ所定の圧力で加
圧するようになっている。基板1,2の電気的接続部1
a,2a と電気的接続部材3の導電部材3cとが相互
に加熱状態で圧着せしめられ、固相金属拡散により合金
化した状態で相互に電気的に接続されることとなる。
cの一端部に基板1の電気的接続部1aを、また導電部
材3cの他端部に基板2の電気的接続部2aを夫々対向
させた状態で電気的接続部材3を基板1,2間に挟み込
んで重ね合せ、この状態でプレス50におけるヒータ内
蔵の上,下盤51,52 間に配設されている。各上,
下盤51,52 は夫々断熱材53,54 を介在させ
て基板B、加圧部Pに固定されており、基板1,2の電
気的接続部1a,2a 、電気的接続部材3の導電部材
3cを350〜400 ℃に加熱しつつ所定の圧力で加
圧するようになっている。基板1,2の電気的接続部1
a,2a と電気的接続部材3の導電部材3cとが相互
に加熱状態で圧着せしめられ、固相金属拡散により合金
化した状態で相互に電気的に接続されることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところでこのような従
来方法及び装置にあってはプレス50の上,下盤51,
52 をヒータによる加熱状態下で完全な平行に調節す
るのが難しく、上,下盤51,52 、基板1,2に反
りが発生して、基板1,2と電気的接続部材3とを均一
な圧力で圧着するのが難しく、圧着不良が多発し、歩留
りが低いという問題があった。この対策として各基板1
,2の電気的接続部1a,2a と電気的接続部材3の
導電部材3cとを各一個づつ個別に圧着する方法及び装
置も提案されているが、電気的接続部1a,2a 、導
電部材3cの数が、例えば1000個以上になると作業
能率が悪いという難点があった。
来方法及び装置にあってはプレス50の上,下盤51,
52 をヒータによる加熱状態下で完全な平行に調節す
るのが難しく、上,下盤51,52 、基板1,2に反
りが発生して、基板1,2と電気的接続部材3とを均一
な圧力で圧着するのが難しく、圧着不良が多発し、歩留
りが低いという問題があった。この対策として各基板1
,2の電気的接続部1a,2a と電気的接続部材3の
導電部材3cとを各一個づつ個別に圧着する方法及び装
置も提案されているが、電気的接続部1a,2a 、導
電部材3cの数が、例えば1000個以上になると作業
能率が悪いという難点があった。
【0006】本発明はかかる事情に鑑みなされたもので
あって、その目的とするところは、多数の電気回路部品
の電気的接続部間に電気的接続部材の導電部材を介在さ
せて均一に圧着せしめ得るようにした電気回路部品の熱
圧着方法及びその装置を提供するにある。
あって、その目的とするところは、多数の電気回路部品
の電気的接続部間に電気的接続部材の導電部材を介在さ
せて均一に圧着せしめ得るようにした電気回路部品の熱
圧着方法及びその装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電気回路部
品の熱圧着方法は、電気的絶縁材からなる保持体に夫々
絶縁状態に多数の導電部材を設け、各導電部材の一端は
保持体の一面に、また他端は保持体の他面に夫々露出さ
せた電気的接続部材を挟んで、夫々電気的接続部を備え
た電気回路部品を対向させ、両電気回路部品の電気的接
続部同士を前記電気的接続部材の導電部材を介して相互
に熱圧着する方法において、電気的接続部材を介在させ
て両電気回路部品同士を部分的に挾圧して、複数の導電
部材と電気的接続部毎に圧着せしめることを特徴とする
。また本発明に係る電気回路部品の熱圧着装置は、電気
的絶縁材からなる保持体に夫々絶縁状態に多数の導電部
材を設け、導電部材の一端は保持体の一面に、また他端
は保持体の他面に夫々露出させた電気的接続部材を挟ん
で、夫々電気的接続部を備えた電気回路部品を対向させ
、両電気回路部品の電気的接続部同士を電気的接続部材
の導電部材を介して相互に熱圧着する装置において、一
方の電気回路部品表面の一部に圧接する弧状面を備えた
加圧盤と、該加圧盤をその孤状面を電気回路部品に圧接
しつつ揺動させる手段と前記電気回路部品に加えるべき
加圧盤の荷重を調節する荷重調節手段とを具備すること
を特徴とする。
品の熱圧着方法は、電気的絶縁材からなる保持体に夫々
絶縁状態に多数の導電部材を設け、各導電部材の一端は
保持体の一面に、また他端は保持体の他面に夫々露出さ
せた電気的接続部材を挟んで、夫々電気的接続部を備え
た電気回路部品を対向させ、両電気回路部品の電気的接
続部同士を前記電気的接続部材の導電部材を介して相互
に熱圧着する方法において、電気的接続部材を介在させ
て両電気回路部品同士を部分的に挾圧して、複数の導電
部材と電気的接続部毎に圧着せしめることを特徴とする
。また本発明に係る電気回路部品の熱圧着装置は、電気
的絶縁材からなる保持体に夫々絶縁状態に多数の導電部
材を設け、導電部材の一端は保持体の一面に、また他端
は保持体の他面に夫々露出させた電気的接続部材を挟ん
で、夫々電気的接続部を備えた電気回路部品を対向させ
、両電気回路部品の電気的接続部同士を電気的接続部材
の導電部材を介して相互に熱圧着する装置において、一
方の電気回路部品表面の一部に圧接する弧状面を備えた
加圧盤と、該加圧盤をその孤状面を電気回路部品に圧接
しつつ揺動させる手段と前記電気回路部品に加えるべき
加圧盤の荷重を調節する荷重調節手段とを具備すること
を特徴とする。
【0008】
【作用】本発明にあってはこれによって、対向する多数
の電気回路部品における電気的接続部と、電気的接続部
材における導電部材とを所定数毎に加熱しつつ均一な圧
力で圧着せしめることが可能となる。
の電気回路部品における電気的接続部と、電気的接続部
材における導電部材とを所定数毎に加熱しつつ均一な圧
力で圧着せしめることが可能となる。
【0009】
【実施例】以下本発明をその実施例を示す図面に基づき
具体的に説明する。
具体的に説明する。
【0010】(実施例1)図1は本発明に係る電気回路
部品の熱圧着方法及びその装置を示す模式図、図2は部
分拡大断面図であり、図中1,2は電気回路部品である
プリント基板等の基板、3は電気的接続部材、4はヒー
タ4a,熱電対4bを内蔵した支持台、5は加圧盤、B
に基台を示している。基板1,2は図2に明らかな如く
従来と同様に基板1,2はその一面(又は両面)にプリ
ント配線(図示せず)が施され、また一側辺寄りの位置
に電気的接続部1a,2a が集められて配列形成され
ており、また電気的接続部材3は電気的絶縁材料からな
る保持体3aに穿った複数の孔3b夫々に金等の導電部
材3cを充填し、その一端部を保持体3aの表面から僅
かに盛り上がらせて形成してある。
部品の熱圧着方法及びその装置を示す模式図、図2は部
分拡大断面図であり、図中1,2は電気回路部品である
プリント基板等の基板、3は電気的接続部材、4はヒー
タ4a,熱電対4bを内蔵した支持台、5は加圧盤、B
に基台を示している。基板1,2は図2に明らかな如く
従来と同様に基板1,2はその一面(又は両面)にプリ
ント配線(図示せず)が施され、また一側辺寄りの位置
に電気的接続部1a,2a が集められて配列形成され
ており、また電気的接続部材3は電気的絶縁材料からな
る保持体3aに穿った複数の孔3b夫々に金等の導電部
材3cを充填し、その一端部を保持体3aの表面から僅
かに盛り上がらせて形成してある。
【0011】基台B上に所定の間隔を隔てて移動位置決
め可能な一対のストッパ6a,6b が支設されており
、両ストッパ6a,6b 間に断熱材8を介在させて支
持台4を配設し、この支持台4上に両基板1,2が電気
的接続部材3の一面に露出する導電部材3cの一端に対
向して基板1の電気的接続部1aを、また導電部材3c
の他端に対向して基板2の電気的接続部2aを夫々対向
させた状態で重ね合せて配置され、基板1の上方から加
圧盤5にて加圧を行うようになっている。加圧盤5は所
定曲率の円弧状に湾曲した加圧面5aを有する扇形に形
成され加圧面5aに沿ってヒータ5b,熱電対5cを内
蔵し、またその曲率中心0点を図3に示す如く加圧装置
10を構成するアーム11に軸支されている。
め可能な一対のストッパ6a,6b が支設されており
、両ストッパ6a,6b 間に断熱材8を介在させて支
持台4を配設し、この支持台4上に両基板1,2が電気
的接続部材3の一面に露出する導電部材3cの一端に対
向して基板1の電気的接続部1aを、また導電部材3c
の他端に対向して基板2の電気的接続部2aを夫々対向
させた状態で重ね合せて配置され、基板1の上方から加
圧盤5にて加圧を行うようになっている。加圧盤5は所
定曲率の円弧状に湾曲した加圧面5aを有する扇形に形
成され加圧面5aに沿ってヒータ5b,熱電対5cを内
蔵し、またその曲率中心0点を図3に示す如く加圧装置
10を構成するアーム11に軸支されている。
【0012】図3は加圧装置10の側面図であり、基台
B上の中央部に基板1,2を配置するストッパ6a,6
b が、またその片側に支柱12が、更に他側に退避用
エアシリンダ13がロール13a を取付たロッド13
b を上向きにした状態で配設されている。支柱12は
その下端部をリニアガイド14にて基台B上に支持され
、矢符で示す如く左,右方向に移動可能に立設されてい
る。この支柱12には下端近傍にナット部材12a が
設けられ、これにはボールネジ12b が挿通されてお
り、ボールネジ12b の一端は、基板B上に設けた支
持板12c に軸支されると共に、ベルトを介してモー
タMに連繋せしめられ、該モータMの駆動によって支柱
12を矢符で示す如く左右方向に往復揺動せしめ得るよ
うになっている。
B上の中央部に基板1,2を配置するストッパ6a,6
b が、またその片側に支柱12が、更に他側に退避用
エアシリンダ13がロール13a を取付たロッド13
b を上向きにした状態で配設されている。支柱12は
その下端部をリニアガイド14にて基台B上に支持され
、矢符で示す如く左,右方向に移動可能に立設されてい
る。この支柱12には下端近傍にナット部材12a が
設けられ、これにはボールネジ12b が挿通されてお
り、ボールネジ12b の一端は、基板B上に設けた支
持板12c に軸支されると共に、ベルトを介してモー
タMに連繋せしめられ、該モータMの駆動によって支柱
12を矢符で示す如く左右方向に往復揺動せしめ得るよ
うになっている。
【0013】支柱12の上端にはアーム11がその一端
部を軸11aにて枢支され、該軸11a 回りに上,下
方向に回動可能となっている。アーム11の他端部には
これと直角に垂設したロッド11b を介して重錐11
c を吊設し、また略中央には加圧盤5が軸11d 回
りに矢符で示す如く左,右方向に揺動可能に枢支されて
いる。
部を軸11aにて枢支され、該軸11a 回りに上,下
方向に回動可能となっている。アーム11の他端部には
これと直角に垂設したロッド11b を介して重錐11
c を吊設し、また略中央には加圧盤5が軸11d 回
りに矢符で示す如く左,右方向に揺動可能に枢支されて
いる。
【0014】またアーム11にはエアシリンダ13のロ
ール13a と対向する位置にガイドレール11e が
固定されており、エアシリンダ13の駆動によってロー
ル13a をガイドレール11e に当接させ、アーム
11を持ち上げることにより、アーム11をその一端部
の軸11a を中心にして実線で示す位置と一点鎖線で
示す位置とに移動させて加圧盤5をストッパ6a,6b
間から退避させ、またストッパ6a,6b 間にて基
板1上に当接せしめ得るようになっている。
ール13a と対向する位置にガイドレール11e が
固定されており、エアシリンダ13の駆動によってロー
ル13a をガイドレール11e に当接させ、アーム
11を持ち上げることにより、アーム11をその一端部
の軸11a を中心にして実線で示す位置と一点鎖線で
示す位置とに移動させて加圧盤5をストッパ6a,6b
間から退避させ、またストッパ6a,6b 間にて基
板1上に当接せしめ得るようになっている。
【0015】而してこのような熱圧着装置10にあって
は、退避用エアシリンダ13を駆動して、アーム11を
軸11a 回りに回動させ、一点鎖線で示す位置に退避
させた状態で止めねじ6cを緩めてストッパ6a,6b
を所定の間隔に開き、両ストッパ6a,6b 間に断
熱材8,支持台4を配置し、その上に電気的接続部材3
を基板1,2間に挟んで重ね合わて配置し、ストッパ6
a又は6bを止ねじ6cにて移動位置決めする。支持台
4のヒータ4a、及び加圧盤5のヒータ5bを作動し、
熱電対4b,5c の検出値をモニターしつつ、基板1
,2を340 〜400 ℃の範囲に設定し、また重錘
11cを所定の重量に設定する。
は、退避用エアシリンダ13を駆動して、アーム11を
軸11a 回りに回動させ、一点鎖線で示す位置に退避
させた状態で止めねじ6cを緩めてストッパ6a,6b
を所定の間隔に開き、両ストッパ6a,6b 間に断
熱材8,支持台4を配置し、その上に電気的接続部材3
を基板1,2間に挟んで重ね合わて配置し、ストッパ6
a又は6bを止ねじ6cにて移動位置決めする。支持台
4のヒータ4a、及び加圧盤5のヒータ5bを作動し、
熱電対4b,5c の検出値をモニターしつつ、基板1
,2を340 〜400 ℃の範囲に設定し、また重錘
11cを所定の重量に設定する。
【0016】次に退避用エシリンダ13を退入させて加
圧盤5の下面中央部を重錘11c の荷重で基板2の上
面中央部に圧接させ、この状態でモータMを駆動し、支
柱12、アーム11を破線で示す位置迄後退させてゆく
。これによって加圧盤5はその枢支点である軸11d
がA点位置迄移動する結果、加圧盤5は軸11d 回り
に回転して基板2上面に対する圧接位置を順次左側に移
してゆくこととなる。なおこのとき加圧盤5の一端部は
ストッパ6aの壁面に摺接しているため基板2との間に
滑りを生じることなく転動してゆくこととなる。これに
よって基板1,2の電気的接続部1a,2a と電気的
接続部材3の導電部材3aとは加圧盤5の圧接転動によ
って複数個づつ順次的に圧着されてゆくこととなる。
圧盤5の下面中央部を重錘11c の荷重で基板2の上
面中央部に圧接させ、この状態でモータMを駆動し、支
柱12、アーム11を破線で示す位置迄後退させてゆく
。これによって加圧盤5はその枢支点である軸11d
がA点位置迄移動する結果、加圧盤5は軸11d 回り
に回転して基板2上面に対する圧接位置を順次左側に移
してゆくこととなる。なおこのとき加圧盤5の一端部は
ストッパ6aの壁面に摺接しているため基板2との間に
滑りを生じることなく転動してゆくこととなる。これに
よって基板1,2の電気的接続部1a,2a と電気的
接続部材3の導電部材3aとは加圧盤5の圧接転動によ
って複数個づつ順次的に圧着されてゆくこととなる。
【0017】加圧盤5が破線で示す如くその一辺がスト
ッパ6aの内面と平行となる位置に達するとモータMを
逆転し、加圧盤5の他辺をストッパ6bの内面と平行と
なる位置に迄転動させる。このような動作を複数回反復
して圧着を終了する。なお加圧盤5の両端部と接するス
トッパ6a,6b の内面を凹面に形成し、加熱盤5と
基板2との間に滑りを生じないようにしてもよい。また
基板2に対する加圧盤5の滑りを防止するため加圧面5
aに交叉する多数の凹線を形成して粗面としてもよい。
ッパ6aの内面と平行となる位置に達するとモータMを
逆転し、加圧盤5の他辺をストッパ6bの内面と平行と
なる位置に迄転動させる。このような動作を複数回反復
して圧着を終了する。なお加圧盤5の両端部と接するス
トッパ6a,6b の内面を凹面に形成し、加熱盤5と
基板2との間に滑りを生じないようにしてもよい。また
基板2に対する加圧盤5の滑りを防止するため加圧面5
aに交叉する多数の凹線を形成して粗面としてもよい。
【0018】なお、上述の実施例では基板1,2の電気
的接続部1a,2a と電気的接続部材3の導電部材3
cとは1:1に対応した構成について示したが、導電部
材3cの複数個が各電気的接続部1a,2a と対応す
るようピッチを小さくして形成してもよく、この場合は
基板1,2と電気的接続部材3とはおおよその位置合わ
せをするのみで相互に対向させることが可能となり作業
能率が一層向上する。
的接続部1a,2a と電気的接続部材3の導電部材3
cとは1:1に対応した構成について示したが、導電部
材3cの複数個が各電気的接続部1a,2a と対応す
るようピッチを小さくして形成してもよく、この場合は
基板1,2と電気的接続部材3とはおおよその位置合わ
せをするのみで相互に対向させることが可能となり作業
能率が一層向上する。
【0019】(実施例2)この実施例2においては実施
例1に示す加圧盤5に代えて加圧ロール25を用いる。 図4は本発明の実施例2の実施状態を示す模式図である
。 図中25は加圧ロールであって両端部を図示しない支持
脚に軸支されており、支持脚にて加圧ロール25を基板
2表面に対し所定の荷重を加えつつ左,右方向に往復移
動させて、基板1,2の電気的接続部1a,2a と電
気的接続部材3の導電部材3aとを加圧しつつ接着させ
るようになっている。なお、この加圧ロール25の周面
近傍にヒータ、熱電対を設けてよいことは勿論である。 また加圧ロール25の周面は滑り止めのために粗面とし
てもよい。他の構成及び作用は実施例1と実質的に同じ
であり、対応する部位に同じ番号を付して説明を省略す
る。
例1に示す加圧盤5に代えて加圧ロール25を用いる。 図4は本発明の実施例2の実施状態を示す模式図である
。 図中25は加圧ロールであって両端部を図示しない支持
脚に軸支されており、支持脚にて加圧ロール25を基板
2表面に対し所定の荷重を加えつつ左,右方向に往復移
動させて、基板1,2の電気的接続部1a,2a と電
気的接続部材3の導電部材3aとを加圧しつつ接着させ
るようになっている。なお、この加圧ロール25の周面
近傍にヒータ、熱電対を設けてよいことは勿論である。 また加圧ロール25の周面は滑り止めのために粗面とし
てもよい。他の構成及び作用は実施例1と実質的に同じ
であり、対応する部位に同じ番号を付して説明を省略す
る。
【0020】(実施例3)この実施例3にあっては実施
例1の加圧盤5に代えて基板1,2の幅寸法よりも小さ
い寸法のプレスにて基板2の一部を所定圧力で加圧した
後、これを一旦上昇して所定寸法だけ左又は右に移動さ
せ、上述の動作を反復してゆくようになっている。なお
、プレス35の加圧面近傍にヒータ,熱電対を設けても
よい。他の構成は実施例1の場合と実質的に同じであり
、対応する部分には同じ番号を付して説明を省略する。
例1の加圧盤5に代えて基板1,2の幅寸法よりも小さ
い寸法のプレスにて基板2の一部を所定圧力で加圧した
後、これを一旦上昇して所定寸法だけ左又は右に移動さ
せ、上述の動作を反復してゆくようになっている。なお
、プレス35の加圧面近傍にヒータ,熱電対を設けても
よい。他の構成は実施例1の場合と実質的に同じであり
、対応する部分には同じ番号を付して説明を省略する。
【0021】
【発明の効果】以上の如く、本発明方法及びその装置に
あっては、電気的接続部材を挟んで重ねた電気回路部品
を、その一部づつ順次狭圧して全ての電気的接続部同士
を圧着せしめることとしているから、機械的誤差,熱歪
誤差,経年変化の影響が少なく、また一括圧着に比較し
て圧着精度が高く、またシングルポイント接合に比較し
て作業能率が高く、圧荷重が均一となるため特性にばら
つきも生じない等、本発明は優れた効果を奏するもので
ある。
あっては、電気的接続部材を挟んで重ねた電気回路部品
を、その一部づつ順次狭圧して全ての電気的接続部同士
を圧着せしめることとしているから、機械的誤差,熱歪
誤差,経年変化の影響が少なく、また一括圧着に比較し
て圧着精度が高く、またシングルポイント接合に比較し
て作業能率が高く、圧荷重が均一となるため特性にばら
つきも生じない等、本発明は優れた効果を奏するもので
ある。
【図1】本発明に係る熱圧着方法及びその実施例を示す
模式図である。
模式図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】熱圧着装置の具体的構成を示す側面図である。
【図4】本発明の実施例2の実施状態を示す模式図であ
る。
る。
【図5】本発明の実施例3の実施状態を示す模式図であ
る。
る。
【図6】従来方法及びその装置の模式図である。
【図7】図6の部分拡大図である。
1,2 基板
3 電気的接続部材
4 支持台
5 加圧盤
6a ,6b ストッパ
10 加圧装置
11 アーム
12 支柱
13 エアシリンダ
25 加圧ロール
35 プレス
Claims (2)
- 【請求項1】 電気的絶縁材からなる保持体に夫々絶
縁状態に多数の導電部材を設け、各導電部材の一端は保
持体の一面に、また他端は保持体の他面に夫々露出させ
てなる電気的接続部材を挟んで、夫々電気的接続部を備
えた電気回路部品を対向させ、両電気回路部品の電気的
接続部同士を前記電気的接続部材の導電部材を介して相
互に熱圧着する方法において、電気的接続部材を介在さ
せて両電気回路部品同士を部分的に挾圧し、複数の導電
部材と電気的接続部毎に圧着せしめることを特徴とする
電気回路部品の熱圧着方法。 - 【請求項2】 電気的絶縁材からなる保持体に夫々絶
縁状態に多数の導電部材を設け、導電部材の一端は保持
体の一面に、また他端は保持体の他面に夫々露出させて
なる電気的接続部材を挟んで、夫々電気的接続部を備え
た電気回路部品を対向させ、両電気回路部品の電気的接
続部同士を電気的接続部材の導電部材を介して相互に熱
圧着する装置において、一方の電気回路部品表面の一部
に圧接する弧状面を備えた加圧盤と、該加圧盤をその孤
状面の一部を電気回路部品に圧接しつつ揺動させる手段
と、前記電気回路部品に加えるべき加圧盤の荷重を調節
する手段とを具備することを特徴とする電気回路部品の
熱圧着装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8982691A JPH04299546A (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 電気回路部品の熱圧着方法及びその装置 |
EP92103025A EP0501358B1 (en) | 1991-02-25 | 1992-02-24 | Connecting method and apparatus for electric circuit components |
DE69216658T DE69216658T2 (de) | 1991-02-25 | 1992-02-24 | Vorrichtung und Verfahren zur Verbindung elektrischer Bauelemente |
US08/206,270 US6015081A (en) | 1991-02-25 | 1994-03-07 | Electrical connections using deforming compression |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8982691A JPH04299546A (ja) | 1991-03-27 | 1991-03-27 | 電気回路部品の熱圧着方法及びその装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04299546A true JPH04299546A (ja) | 1992-10-22 |
Family
ID=13981562
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8982691A Pending JPH04299546A (ja) | 1991-02-25 | 1991-03-27 | 電気回路部品の熱圧着方法及びその装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04299546A (ja) |
-
1991
- 1991-03-27 JP JP8982691A patent/JPH04299546A/ja active Pending
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