JPH04298727A - ファインダー・撮影光学系 - Google Patents

ファインダー・撮影光学系

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Publication number
JPH04298727A
JPH04298727A JP9056791A JP9056791A JPH04298727A JP H04298727 A JPH04298727 A JP H04298727A JP 9056791 A JP9056791 A JP 9056791A JP 9056791 A JP9056791 A JP 9056791A JP H04298727 A JPH04298727 A JP H04298727A
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JP
Japan
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lens
movable
optical axis
movable mirror
finder
Prior art date
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Pending
Application number
JP9056791A
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English (en)
Inventor
Nobuaki Ono
信昭 小野
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH04298727A publication Critical patent/JPH04298727A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2227/00Photographic printing apparatus
    • G03B2227/32Projection printing apparatus, e.g. enlarging apparatus, copying camera
    • G03B2227/325Microcapsule copiers

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、銀塩カメラ及び電子映
像カメラ等における撮影系一体型のファインダー・撮影
光学系に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、カメラの光学系にあって
は、撮影光学系とは別にファインダ光学系を備えた構造
の光学系があるが、この構造には、各光学系での光軸が
互いにずれていることが原因して、近距離被写体になる
ほど撮影範囲とファインダ視野とがずれを生じてしまい
、正確なフレーミングが行なえない問題があった。特に
、変倍可能な光学系を用いたカメラの場合、長焦点側に
おいて上述した傾向が顕著となり、いわゆる、パララッ
クスが増加することになるので、従来より、これを減少
させることあるいは無くすことが求められていた。
【0003】そこで、このような要求を達成するために
、従来では、反射部材を用いて光路を分割するようにし
た構造が提案されており、一例としては、ズームレンズ
の郡内に反射部材用スペースを設けて光路を分割するこ
とでファインダ光束を取り出しようにしたり(例えば、
USP.4838668号明細書)、撮影系の一部を移
動させ、そこに反射部材を挿入してファインダ光束を取
りだすようにしたり(例えば、特開昭2−59735号
公報)、さらには、ファインダ系の一部に反射部材を設
けて撮影系の光束をファインダ光束として導くようにし
た(例えば、特開昭2−16532号公報)構造が提案
されている。
【0004】上述したように、反射部材を用いて光路を
分割する構造としては、さらに、一眼レフカメラにおけ
る撮影レンズ系とフィルム面との間にクイックリターン
ミラーを配置し、ファインダ光束を取りだすものがある
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のコン
パクトカメラ(一般にレンズシャッター方式のカメラが
多い)の多くは、撮影光学系とは別にファインダー光学
系を持っており、これらの各光学系の光軸が互いにずれ
ていることから、近距離の被写体になるほどその撮影範
囲とファインダーの視野とがずれを起こし、正確なフレ
ーミングができなくなる。これは、パララックスと言わ
れ、コンパクトカメラにおける従来からの大きな欠点で
あった。特に、近年の変倍可能なカメラでは、その長焦
点側において、その傾向が顕著となる。このため、この
パララックスを減少、あるいは、解消させることが、こ
の種の光学系における従来からの大きな課題となってい
る。
【0006】従来、このパララックスを解消し得た実例
として、いわゆる一眼レフカメラがある。しかしながら
、この一眼レフカメラは、周知のように、その撮影レン
ズ系とフィルム面の間にクイックリターンミラーを配設
して、そのファインダー光束を取り出すように構成され
、そのクイックリターンミラーの後方に配設されたペン
タプリズムと接眼レンズの構造が複雑、且つ、大型にな
るため、コンパクトさを要求されるカメラには不向きと
なる不具合があった。
【0007】また、USパテント4838668号公報
に記載されているように、ズームレンズの群内に反射部
材用のスペースを設けてファインダー光束を取り出す方
法では、常に撮影系の同じ位置からファインダー光束を
取り出そうとするため、その空間を作るための条件が撮
像系に課せられて、この撮像系のレンズ構成が複雑にな
る不具合がある。
【0008】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、コンパクトカメラでありながら
、その撮影光学系からファインダー光束を取り出して、
カメラの大型化を防ぎながらそのパララックスを解消す
るファインダー・撮影光学系を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、撮影レンズの前方に可動凹レンズを配
置するとともに、この撮影レンズの後方に第1可動ミラ
ーと、この第1可動ミラーと常に平行な位置関係を維持
する第2可動ミラーとを配置し、撮影時は、上記撮影レ
ンズの光軸上から上記可動凹レンズを退避させるととも
に、上記撮影レンズの光軸上に上記第1可動ミラーを移
動させて、上記撮影レンズを通過した被写体からの光を
上記第1可動ミラーで反射した後、上記第2可動ミラー
を介して感光面へ結像させ、ファインダー観察時は、上
記撮影レンズの光軸上に上記可動凹レンズを移動させる
とともに、上記撮影レンズの光軸上から上記第1可動ミ
ラーを退避させて、上記可動凹レンズと撮影レンズで構
成される虚像ファインダーにより被写体の観察を行うフ
ァインダー・撮影光学系において、上記撮影レンズの光
軸に対して垂直方向に直線運動により上記可動凹レンズ
を移動させ、上記撮影レンズの光軸方向に沿って直線運
動により上記撮影レンズを移動させるとともに、上記各
可動ミラーを回動させて、ファインダー観察時と撮影時
との光学系の配置を切換える光学系配置切換手段を具備
する構成とする。
【0010】また、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、撮影レンズの前方に可動凹レンズを配置するとと
もに、この撮影レンズの後方に第1可動ミラーと、この
第1可動ミラーと常に平行な位置関係を維持する第2可
動ミラーとを配置し、撮影時は、上記撮影レンズの光軸
上から上記可動凹レンズを退避させるとともに、上記撮
影レンズの光軸上に上記第1可動ミラーを移動させて、
上記撮影レンズを通過した被写体からの光を上記第1可
動ミラーで反射した後、上記第2可動ミラーを介して感
光面へ結像させ、ファインダー観察時は、上記撮影レン
ズの光軸上に上記可動凹レンズを移動させるとともに、
上記撮影レンズの光軸上から上記第1可動ミラーを退避
させて、上記可動凹レンズと撮影レンズで構成される虚
像ファインダーにより被写体の観察を行うファインダー
・撮影光学系において、上記撮影レンズの光軸に対して
回転運動により上記可動凹レンズを移動させ、上記撮影
レンズの光軸方向に沿って直線運動により上記撮影レン
ズを移動させるとともに、上記各可動ミラーを回動させ
て、ファインダー観察時と撮影時との光学系の配置を切
換える光学系配置切換手段を具備する構成とする。
【0011】さらに、本発明は、上述の課題を解決する
ために、物体側より凹レンズと凸レンズによって構成さ
れる光学系の前方に可動凸レンズ群を配置するとともに
、この光学系の後方に可動ミラーを配置し、ファインダ
観察時は、上記可動凸レンズ群を光軸上より退避させる
とともに、上記可動ミラーも光軸上より退避させて、上
記凹レンズと凸レンズによって構成される虚像式ファイ
ンダとなり、撮影時は、上記虚像式ファインダの光軸上
へ上記可動凸レンズ群と上記可動ミラーを移動させ、上
記可動凸レンズ群と虚像式ファインダレンズを通過した
被写体からの光を上記可動ミラーで反射した後、固定ミ
ラーを介して感光面へ結像させる構成とする。
【0012】また、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、物体側より凹レンズと凸レンズによって構成され
る光学系の前方に可動凸レンズ群を配置するとともに、
この光学系の後方に第1可動ミラーを配置し、ファイン
ダ観察時は、上記可動凸レンズ群を光軸上より退避させ
るとともに、上記第1可動ミラーも光軸上より退避させ
て、上記凹レンズと凸レンズによって構成される虚像式
ファインダとなり、撮影時は、上記虚像式ファインダの
光軸上へ上記可動凸レンズ群と上記第1可動ミラーを移
動させ、上記可動凸レンズ群と虚像式ファインダレンズ
を通過した被写体からの光を上記第1可動ミラーで反射
した後、第2可動ミラーを介して感光面へ結像させる構
成とする。
【0013】さらに、本発明は、上述の課題を解決する
ために、物体側より順に光軸上より退避可能に配置され
た正の屈折力をもつ第1レンズ群と、上記光軸上を移動
可能に配置された負の屈折力をもつ第2レンズ群と、上
記光軸上を移動可能に配置された正の屈折力をもつ第3
レンズ群とにより構成された撮影光学系において、撮影
時は、上記撮影光学系の後方光軸上へ可動ミラーを配置
し、上記撮影光学系を通過した被写体からの光を上記可
動ミラーで反射させた後、固定ミラーを介して感光面へ
結像させ、ファインダ観察時は、上記第1レンズ群を光
軸上より退避させ、上記第2レンズ群および上記第3レ
ンズ群を瞳側へ移動させるとともに、上記可動ミラーを
光軸上より退避させ、上記第2レンズ群と上記第3レン
ズ群とで構成される虚像式ファインダとなるように構成
した構成とする。
【0014】また、本発明は、上述の課題を解決するた
めに、物体側より順に光軸上より退避可能に配置された
正の屈折力をもつ第1レンズ群と、上記光軸上を移動可
能に配置された負の屈折力をもつ第2レンズ群と、上記
光軸上を移動可能に配置された正の屈折力をもつ第3レ
ンズ群とにより構成された撮影光学系において、撮影時
は、上記撮影光学系の後方光軸上へ第1可動ミラーを配
置し、上記撮影光学系を通過した被写体からの光を上記
第1可動ミラーで反射させた後、第2可動ミラーを介し
て感光面へ結像させ、ファインダ観察時は、上記第1レ
ンズ群を光軸上より退避させ、上記第2レンズ群および
上記第3レンズ群を瞳側へ移動させるとともに、上記第
1可動ミラーを光軸上より退避させ、上記第2レンズ群
と上記第3レンズ群とで構成される虚像式ファインダと
なるように構成した構成とする。
【0015】
【作用】本発明によれば、上記光学系配置切換手段によ
って、上記撮影レンズの光軸に対して垂直方向に直線運
動により上記可動凹レンズが移動され、上記撮影レンズ
の光軸方向に沿って直線運動により上記撮影レンズが移
動されるとともに、上記各可動ミラーが回動されて、フ
ァインダー観察時と撮影時との光学系の配置が切換わる
【0016】また、本発明によれば、上記光学系配置切
換手段によって、上記撮影レンズの光軸に対して回転運
動により上記可動凹レンズが移動され、上記撮影レンズ
の光軸方向に沿って直線運動により上記撮影レンズが移
動されるとともに、上記各可動ミラーが回動されて、フ
ァインダー観察時と撮影時との光学系の配置が切換わる
【0017】さらに、本発明によれば、可動ミラーを回
動させるだけの動作で、そのファインダ光学系と、撮影
光学系とが切り替わる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図によって詳細に説
明する。但し、本明細書の記述から明らかに想起し得る
範囲の構成・作用、及び本発明の前記並びにその他の目
的と新規な特徴については、説明の煩雑化を避ける上か
ら、その図示並びに開示を省略、もしくは簡略化する。
【0019】本発明によるファインダー・撮影光学系は
、図1乃至図4に示すように、撮影レンズ1の前方に可
動凹レンズ9を配置するとともに、この撮影レンズ1の
後方に第1可動ミラー4と、この第1可動ミラー4と常
に平行な位置関係を維持する第2可動ミラー10とを配
置して構成されている。ここで、撮影レンズ1、第1可
動ミラー4、可動凹レンズ9、及び、第2可動ミラー1
0は、光学系配置切換手段Aによって、撮影レンズ1の
光軸Oに対して垂直方向に直線運動により可動凹レンズ
9が移動され、撮影レンズ1の光軸方向に沿って直線運
動により撮影レンズ1が移動されるとともに、各可動ミ
ラー4,10が回動されて、ファインダー観察時と撮影
時との光学系の配置が切換わるように構成されている。
【0020】図1、及び、図2に示す第1の実施例にお
ける光学系配置切換手段Aは、第1ラック2、第2ラッ
ク3、第3ラック8、第1ピニオン5、第2ピニオン6
、及び、ギヤ7で構成されている。第1ラック2と第2
ラック3とは、光軸Oと平行に、撮影レンズ1の上下の
各部位に、それぞれ取付けられている。第1ピニオン2
は、第1可動ミラー4の支軸に、第1可動ミラー4と一
体に装着されており、第1ラック2と噛み合っている。 第3ラック8は、光軸Oに対して垂直方向に、可動凹レ
ンズ9に取付けられている。第2ピニオン6は、回転自
在に軸支されており、第2ラック3及び第3ラック8と
それぞれ噛み合っている。ギヤ7は、第2可動ミラー1
0の支軸に、第2可動ミラー10と一体に装着されてお
り、第2ピニオン6と噛み合っている。
【0021】これらの、第1ラック2、第2ラック3、
第3ラック8、第1ピニオン5、第2ピニオン6、及び
、ギヤ7は、平生、つまり、被写体のファインダー観察
時において、図1に示すように、カメラの接眼枠12寄
りの位置に撮影レンズ1を移動させ、この撮影レンズ1
の光軸O上に可動凹レンズ9を移動させるとともに、撮
影レンズ1の光軸O上から第1可動ミラー4及び第2可
動ミラー10を退避させた状態でそれぞれの駆動が停止
され、且つ、カメラのシャッターボタンの押下時、つま
り、被写体の撮影時に、図2に示すように、カメラの接
眼枠12から離隔した被写体寄りの位置に撮影レンズ1
を移動させ、撮影レンズ1の光軸O上から可動凹レンズ
9を退避させるとともに、撮影レンズ1の光軸O上に第
1可動ミラー4及び第2可動ミラー10を移動させるま
で、カメラのシャッター機構(図示せず)の動作等に連
動してそれぞれ駆動され、この状態で、被写体の撮影が
完了するまでそれらの駆動が一時的に停止されるように
、その駆動量及び駆動タイミングが予め設定されている
【0022】すなわち、この第1の実施例の光学系によ
れば、そのファインダー観察時は、図1に示すように、
光学系配置切換手段Aにより、撮影レンズ1の光軸O上
に可動凹レンズ9が移動される。このとき、撮影レンズ
1は、可動凹レンズ9と一体の第3ラック8の移動に伴
う第2ピニオン6の回転により、第2ラック3を介して
、カメラの接眼枠12寄りの位置に移動される。従って
、この可動凹レンズ9の移動により、可動凹レンズ9と
撮影レンズ1とが干渉することは無い。
【0023】また、第1可動ミラー4は、撮影レンズ1
の移動により、この撮影レンズ1と一体の第1ラック2
の移動に伴う第1ピニオン5の回転によって、撮影レン
ズ1の光軸O上から退避される。従って、この撮影レン
ズ1の移動により、撮影レンズ1と第1可動ミラー4と
が干渉することも無い。
【0024】さらに、このファインダー観察時には、撮
影レンズ1の移動によって、この撮影レンズ1と一体の
第2ラック3の移動に伴う第2ピニオン6の回転により
ギヤ7が回転されて、第2可動ミラー10が第1可動ミ
ラー4と平行な位置に回動される。この第2可動ミラー
10の回動により、カメラのファインダー側から感光面
11に通じる光路を遮蔽する位置に第2可動ミラー10
が移動されるので、ファインダー観察時における感光面
11へのファインダー光束の侵入が防止されて、ファイ
ンダー観察時の感光体(フィルム等)の”かぶり”が解
消される。
【0025】上述のように、この第1の実施例のファイ
ンダー観察時には、可動凹レンズ9と撮影レンズ1で構
成される虚像ファインダーにより被写体の観察が行われ
る。
【0026】一方、この第1の実施例の光学系による撮
影時は、図2に示すように、撮影レンズ1の光軸O上か
ら可動凹レンズ9を退避させる。
【0027】この可動凹レンズ9の移動により、撮影レ
ンズ1は、可動凹レンズ9と一体の第3ラック8の移動
に伴う第2ピニオン6の回転により、第2ラック3を介
してカメラの被写体寄りの位置に移動される。また、こ
の撮影レンズ1の移動により、この撮影レンズ1と一体
の第1ラック2の移動に伴う第1ピニオン5の回転によ
って、第1可動ミラー4が撮影レンズ1の光軸O上に移
動される。
【0028】さらに、この撮影時には、撮影レンズ1の
移動によって、この撮影レンズ1と一体の第2ラック3
の移動に伴う第2ピニオン6の回転によりギヤ7が回転
されて、第2可動ミラー10が第1可動ミラー4と平行
な位置に回動される。このとき、前述のファインダー観
察時と同様、撮影レンズ1の移動により、可動凹レンズ
9と撮影レンズ1とが干渉したり、撮影レンズ1と第1
可動ミラー4とが干渉することは無い。
【0029】従って、この第1の実施例における被写体
の撮影時には、撮影レンズ1を通過した被写体からの光
が、第1可動ミラー4で反射された後、第2可動ミラー
10を介して感光面11へ結像される。
【0030】次ぎに、本発明の第2の実施例を説明する
。図3、及び、図4に示す第2の実施例における光学系
配置切換手段Aは、第1ラック2、第2ラック3、第1
ピニオン5、第3ピニオン13、及び、第4ピニオン1
4で構成されている。
【0031】第1ラック2と第2ラック3とは、第1の
実施例の場合と同じく、光軸Oと平行に、撮影レンズ1
の上下の各部位に、それぞれ取付けられている。
【0032】第1ピニオン2は、第1可動ミラー4の支
軸に、第1可動ミラー4と一体に装着されており、第1
ラック2と噛み合っている。第3ピニオン13は、第2
可動ミラー10の支軸に、第2可動ミラー10と一体に
装着されており、第2ラック3と噛み合っている。第4
ピニオン14は、可動凹レンズ9の回動軸に、可動凹レ
ンズ9と一体に装着されており、第1ラック2と噛み合
っている。なお、この第4ピニオン14は、第2ラック
3と噛み合うように配設しても良い。
【0033】これらの第1ラック2、第2ラック3、第
1ピニオン5、第3ピニオン13、及び、第4ピニオン
14は、第1の実施例の場合と同様に、平生、つまり、
被写体のファインダー観察時において、図3に示すよう
に、カメラの接眼枠12寄りの位置に撮影レンズ1を移
動させ、この撮影レンズ1の光軸O上に可動凹レンズ9
を移動させるとともに、撮影レンズ1の光軸O上から第
1可動ミラー4及び第2可動ミラー10を退避させた状
態でそれぞれの駆動が停止され、且つ、カメラのシャッ
ターボタンの押下時、つまり、被写体の撮影時に、図4
に示すように、カメラの接眼枠12から離隔した被写体
寄りの位置に撮影レンズ1を移動させ、撮影レンズ1の
光軸O上から可動凹レンズ9を退避させるとともに、撮
影レンズ1の光軸O上に第1可動ミラー4及び第2可動
ミラー10を移動させるまで、カメラのシャッター機構
(図示せず)の動作等に連動してそれぞれ駆動され、こ
の状態で、被写体の撮影が完了するまでそれらの駆動が
一時的に停止されるようにその駆動量及び駆動タイミン
グが予め設定されている。
【0034】すなわち、この第2の実施例の光学系によ
れば、そのファインダー観察時は、図3に示すように、
光学系配置切換手段Aにより、撮影レンズ1の光軸O上
に可動凹レンズ9が移動される。このとき、撮影レンズ
1は、可動凹レンズ9と一体の第4ピニオン14の回転
により、第1ラック2を介して、カメラの接眼枠12寄
りの位置に移動される。
【0035】従って、この可動凹レンズ9の移動により
、可動凹レンズ9と撮影レンズ1とが干渉することは無
い。また、第1可動ミラー4は、撮影レンズ1の移動に
より、この撮影レンズ1と一体の第1ラック2の移動に
伴う第1ピニオン5の回転によって、撮影レンズ1の光
軸O上から退避される。従って、この撮影レンズ1の移
動により、撮影レンズ1と第1可動ミラー4とが干渉す
ることも無い。さらに、このファインダー観察時には、
撮影レンズ1の移動によって、この撮影レンズ1と一体
の第2ラック3の移動により第3ピニオン13が回転さ
れて、第2可動ミラー10が第1可動ミラー4と平行な
位置に回動される。また、この第2可動ミラー10の回
動により、カメラのファインダー側から感光面11に通
じる光路を遮蔽する位置に第2可動ミラー10が移動さ
れるので、ファインダー観察時における感光面11への
ファインダー光束の侵入が防止されて、ファインダー観
察時の感光体(フィルム等)の”かぶり”が解消される
。上述のように、この第2の実施例のファインダー観察
時には、可動凹レンズ9と撮影レンズ1で構成される虚
像ファインダーにより被写体の観察が行われる。
【0036】一方、この第2の実施例の光学系による撮
影時は、図4に示すように、撮影レンズ1の光軸O上か
ら可動凹レンズ9を退避させる。この可動凹レンズ9の
移動により、撮影レンズ1は、可動凹レンズ9と一体の
第4ピニオン14の回転により、第1ラック2を介して
カメラの被写体寄りの位置に移動される。また、この撮
影レンズ1の移動により、この撮影レンズ1と一体の第
1ラック2の移動に伴う第1ピニオン5の回転によって
、第1可動ミラー4が撮影レンズ1の光軸O上に移動さ
れる。さらに、この撮影時には、撮影レンズ1の移動に
よって、この撮影レンズ1と一体の第2ラック3の移動
に伴う第3ピニオン13の回転により、第2可動ミラー
10が第1可動ミラー4と平行な位置に回動される。 このとき、前述のファインダー観察時と同様、撮影レン
ズ1の移動により、可動凹レンズ9と撮影レンズ1とが
干渉したり、撮影レンズ1と第1可動ミラー4とが干渉
することは無い。従って、この第1の実施例における被
写体の撮影時には、撮影レンズ1を通過した被写体から
の光が、第1可動ミラー4で反射された後、第2可動ミ
ラー10を介して感光面11へ結像される。
【0037】次ぎに、図5、および、図6によって、本
発明の第3の実施例を説明する。図5、および、図6に
おいて、物体側より凹レンズ301と凸レンズ302に
よって構成される光学系の前方に配置された可動凸レン
ズ303は、歯車304と一体で回転するように部材3
05で連結されている。この光学系の後方の可動ミラー
306には、その支軸となる一端に歯車307が取付け
られていて、この可動ミラー306と一体で回転するよ
うに構成されており、この歯車307が歯車304と噛
み合っている。
【0038】この光学系のファインダ観察時は、図5に
示すように、可動凸レンズ303を光軸O上より退避さ
せ、部材305,歯車304,歯車307によって、可
動ミラー306も同時に光軸O上から退避される。この
結果、凹レンズ301と凸レンズ302によって構成さ
れる虚像式ファインダにより被写体の観察が行なわれる
【0039】一方、この光学系の撮影時は、図6に示す
ように、凹レンズ301と凸レンズ302の光軸上へ可
動凸レンズ303を配置するとともに、部材305,歯
車304,歯車307によって、可動ミラー306も同
時に光軸O上に移動させる。この結果、可動凸レンズ3
03,凹レンズ301,凸レンズ302によって構成さ
れる光学系を通過した被写体からの光が、可動ミラー3
06で反射された後、固定ミラー308を介して感光面
309に結像される。
【0040】次ぎに、図7、および、図8によって、本
発明の第4の実施例を説明する。図7、および、図8に
おいて、物体側より凹レンズ401と凸レンズ402に
よって構成される光学系の前方に配置された可動凸レン
ズ403は、歯車404と一体で回転するように部材4
05で連結されている。この光学系の後方の第1可動ミ
ラー406には、その支軸となる一端に歯車407が取
付けられていて、この第1可動ミラー406と一体で回
転するように構成されており、この歯車407が歯車4
04と噛み合っている。
【0041】第2可動ミラー408は、第1可動ミラー
406と同様に、この光学系から外れた部位に支軸40
9によって揺動自在に支持されている。また、この第2
可動ミラー408は、その自由端部が、第1可動ミラー
406の自由端部に、連結部材410を介して四節回転
リンク状に連結されることによって、第1可動ミラー4
06に対して常に平行な位置関係を維持するように構成
されている。
【0042】この光学系のファインダ観察時は、図7に
示すように、可動凸レンズ403を光軸O上より退避さ
せ、部材405,歯車404,歯車407によって、第
1可動ミラー406も同時に光軸O上から退避される。 この結果、凹レンズ401と凸レンズ402によって構
成される虚像式ファインダにより被写体の観察が行なわ
れる。その際、光軸O上から第1可動ミラー406が退
避される動作に連動して、連結部材410により第2可
動ミラー408が、ファインダ側から感光面411に通
じる光路を遮蔽する位置に回動されるので、このファイ
ンダ観察時における感光面411へのファインダ光束の
侵入が防止されて、ファインダ観察時の感光面411の
”かぶり”が解消される。
【0043】一方、この光学系の撮影時は、図8に示す
ように、支軸409の回動によって光軸O上に可動凸レ
ンズ403を配置するとともに、第1可動ミラー406
、および、第2可動ミラー408を、連結部材410を
介してそれぞれ連動させながら光軸上に移動させる。 この結果、可動凸レンズ403,凹レンズ401,凸レ
ンズ402によって構成される光学系を通過した被写体
からの光は、第1可動ミラー406で反射された後、第
2可動ミラー408を介して感光面411に結像される
【0044】次ぎに、図9、および、図10によって、
本発明の第5の実施例を説明する。図9、および、図1
0に示すように、物体側より順に、光軸O上より退避可
能に配置された正の屈折力をもつ第1レンズ群501と
、光軸上を移動可能に配置された負の屈折力をもつ第2
レンズ群502と、光軸上を移動可能に配置された正の
屈折力をもつ第3レンズ群503とにより構成された撮
影光学系において、第1レンズ群501は、ピニオンギ
ヤ504と一体で回転するように部材505で連結され
ている。この光学系の後方の可動ミラー506には、そ
の支軸となる一端にピニオンギヤ507が取付けられて
いて、可動ミラー506と一体で回転するように構成さ
れており、このピニオンギヤ507は、ラックギヤ50
8とピニオンギヤ504との両方と噛み合っている。 ラックギヤ508には、第2レンズ群502、および、
第3レンズ群503が連結されており、これらの第2レ
ンズ群502、および、第3レンズ群503は、光軸O
に対して移動可能に配設されている。
【0045】この光学系の撮影時は、図9に示すように
、第2レンズ群502と第3レンズ群503の光軸上へ
第1レンズ群501を配置するとともに、部材505,
ピニオンギヤ504,ピニオンギヤ507によって、可
動ミラー506も同時に光軸O上に移動させる。 この結果、第1レンズ群501,第2レンズ群502,
第3レンズ群503によって構成される光学系を通過し
た被写体からの光が、可動ミラー506で反射された後
、固定ミラー509を介して感光面510に結像される
【0046】一方、この光学系のファインダ観察時は、
図10に示すように、第1レンズ群501を光軸O上よ
り退避させ、部材505,ピニオンギヤ504,ピニオ
ンギヤ507によって、可動ミラー506も同時に光軸
O上から退避させる。このとき、ピニオンギヤ507の
回転によってラックギヤ508を動かし、第2レンズ群
502、および、第3レンズ群503を瞳側へ移動させ
る。この結果、第2レンズ群502と第3レンズ群50
3によって構成される虚像式ファインダにより被写体の
観察が行なわれる。
【0047】次ぎに、図11、および、図12によって
、本発明の第6の実施例を説明する。図11、および、
図12に示すように、物体側より順に、光軸O上より退
避可能に配置された正の屈折力をもつ第1レンズ群60
1と、光軸上を移動可能に配置された負の屈折力をもつ
第2レンズ群602と、光軸上を移動可能に配置された
正の屈折力をもつ第3レンズ群603とにより構成され
た撮影光学系において、第1レンズ群601は、ピニオ
ンギヤ504と一体で回転するように部材605で連結
されている。この光学系の後方の第1可動ミラー606
には、その支軸となる一端にピニオンギヤ607が取付
けられていて、第1可動ミラー606と一体で回転する
ように構成されており、このピニオンギヤ607は、ラ
ックギヤ608とピニオンギヤ604との両方と噛み合
っている。ラックギヤ608には、第2レンズ群602
、および、第3レンズ群603が連結されており、これ
らの第2レンズ群602、および、第3レンズ群603
は、光軸Oに対して移動可能に配設されている。第2可
動ミラー609は、第1可動ミラー606と同様に、こ
の光学系から外れた部位に支軸610によって揺動自在
に軸支されている。また、この第2可動ミラー609は
、その自由端部が、第1可動ミラー606の自由端部に
、連結部材611を介して四節回転リンク状に連結され
ることによって、第1可動ミラー606に対して常に平
行な位置関係を維持するように構成されている。
【0048】この光学系の撮影時は、図11に示すよう
に、第2レンズ群602と第3レンズ群603の光軸上
へ第1レンズ群601を配置するとともに、部材605
,ピニオンギヤ604,ピニオンギヤ607によって、
第1可動ミラー606を同時に光軸O上に移動させる。 この結果、第1レンズ群601,第2レンズ群602,
第3レンズ群603によって構成される光学系を通過し
た被写体からの光が、第1可動ミラー606で反射され
た後、第2可動ミラー609を介して感光面612に結
像される。
【0049】一方、この光学系のファインダ観察時は、
図12に示すように、第1レンズ群601を光軸O上よ
り退避させ、部材605,ピニオンギヤ604,ピニオ
ンギヤ607によって、第1可動ミラー606を同時に
光軸O上から退避させる。このとき、ピニオンギヤ60
7の回転によってラックギヤ608を動かし、第2レン
ズ群602、および、第3レンズ群603を瞳側へ移動
させる。この結果、第2レンズ群602と第3レンズ群
603によって構成される虚像式ファインダにより被写
体の観察が行なわれる。その際、光軸O上から第1可動
ミラー606が退避される動作に連動して、連結部材6
11により第2可動ミラー609が、ファインダ側から
感光面612に通じる光路を遮蔽する位置に回動される
ので、このファインダ観察時における感光面612への
ファインダ光束の侵入が防止されて、ファインダ観察時
の感光面612の”かぶり”が解消される。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、その光学系配置切換手
段の各構成部材のうちの何れか1つの部材、例えば、第
1可動ミラーを回動させるだけの動作で、そのファイン
ダー光学系と、撮影光学系とを切り替えることができ、
その機構が簡素化される。
【0051】また、本発明によれば、撮影光学系が、被
写体からの光をミラーで2回反射させるように構成され
ているので、その光路長、すなわち、カメラの全長が短
縮される。
【0052】さらに、本発明によれば、そのファインダ
ー観察時に、カメラのファインダー側から感光面に通じ
る光路を遮蔽する位置に第2可動ミラーが移動されるの
で、ファインダー観察時における感光面へのファインダ
ー光束の侵入が防止される。
【0053】また、本発明によれば、そのファインダー
観察時において、撮影レンズの接眼面とカメラの接眼枠
との距離を短くすることができる。
【0054】さらに、本発明によれば、そのファインダ
ー光学系と撮影光学系との光軸が共通となるので、上述
のような利点を奏しながら、カメラのパララックスを皆
無とすることができるので、そのフレーミング精度の向
上に大きく寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるファインダー観
察時の光学系の概略図である。
【図2】本発明の第1の実施例における撮影時の光学系
の概略図である。
【図3】本発明の第2の実施例におけるファインダー観
察時の光学系の斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施例における撮影時の光学系
の斜視図である。
【図5】本発明の第3の実施例におけるファインダー観
察時の光学系の概略図である。
【図6】本発明の第3の実施例における撮影時の光学系
の概略図である。
【図7】本発明の第4の実施例におけるファインダー観
察時の光学系の概略図である。
【図8】本発明の第4の実施例における撮影時の光学系
の概略図である。
【図9】本発明の第5の実施例における撮影時の光学系
の概略図である。
【図10】本発明の第5の実施例におけるファインダー
観察時の光学系の概略図である。
【図11】本発明の第6の実施例における撮影時の光学
系の概略図である。
【図12】本発明の第6の実施例におけるファインダー
観察時の光学系の概略図である。
【符号の説明】
1      撮影レンズ 2      第1ラック 3      第2ラック 4,406,606      第1可動ミラー5  
    第1ピニオン 6      第2ピニオン 7      ギヤ 8      第3ラック 9,303,403      可動凸レンズ10,4
08,609    第2可動ミラー11,309,4
11,510,612    感光面12    接眼
枠 13    第3ピニオン 14    第4ピニオン A      光学系配置切換手段 301,401      凹レンズ 302,402      凸レンズ 308,509      固定ミラー501,601
      第1レンズ群502,602      
第2レンズ群503,603      第3レンズ群
O      光軸

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影レンズの前方に可動凹レンズを配置す
    るとともに、この撮影レンズの後方に第1可動ミラーと
    、この第1可動ミラーと常に平行な位置関係を維持する
    第2可動ミラーとを配置し、撮影時は、上記撮影レンズ
    の光軸上から上記可動凹レンズを退避させるとともに、
    上記撮影レンズの光軸上に上記第1可動ミラーを移動さ
    せて、上記撮影レンズを通過した被写体からの光を上記
    第1可動ミラーで反射した後、上記第2可動ミラーを介
    して感光面へ結像させ、ファインダー観察時は、上記撮
    影レンズの光軸上に上記可動凹レンズを移動させるとと
    もに、上記撮影レンズの光軸上から上記第1可動ミラー
    を退避させて、上記可動凹レンズと撮影レンズで構成さ
    れる虚像ファインダーにより被写体の観察を行うファイ
    ンダー・撮影光学系において、上記撮影レンズの光軸に
    対して垂直方向に直線運動により上記可動凹レンズを移
    動させ、上記撮影レンズの光軸方向に沿って直線運動に
    より上記撮影レンズを移動させるとともに、上記各可動
    ミラーを回動させて、ファインダー観察時と撮影時との
    光学系の配置を切換える光学系配置切換手段を具備する
    ことを特徴とするファインダー・撮影光学系。
  2. 【請求項2】撮影レンズの前方に可動凹レンズを配置す
    るとともに、この撮影レンズの後方に第1可動ミラーと
    、この第1可動ミラーと常に平行な位置関係を維持する
    第2可動ミラーとを配置し、撮影時は、上記撮影レンズ
    の光軸上から上記可動凹レンズを退避させるとともに、
    上記撮影レンズの光軸上に上記第1可動ミラーを移動さ
    せて、上記撮影レンズを通過した被写体からの光を上記
    第1可動ミラーで反射した後、上記第2可動ミラーを介
    して感光面へ結像させ、ファインダー観察時は、上記撮
    影レンズの光軸上に上記可動凹レンズを移動させるとと
    もに、上記撮影レンズの光軸上から上記第1可動ミラー
    を退避させて、上記可動凹レンズと撮影レンズで構成さ
    れる虚像ファインダーにより被写体の観察を行うファイ
    ンダー・撮影光学系において、上記撮影レンズの光軸に
    対して回転運動により上記可動凹レンズを移動させ、上
    記撮影レンズの光軸方向に沿って直線運動により上記撮
    影レンズを移動させるとともに、上記各可動ミラーを回
    動させて、ファインダー観察時と撮影時との光学系の配
    置を切換える光学系配置切換手段を具備することを特徴
    とするファインダー・撮影光学系。
  3. 【請求項3】物体側より凹レンズと凸レンズによって構
    成される光学系の前方に可動凸レンズ群を配置するとと
    もに、この光学系の後方に可動ミラーを配置し、ファイ
    ンダ観察時は、上記可動凸レンズ群を光軸上より退避さ
    せるとともに、上記可動ミラーも光軸上より退避させて
    、上記凹レンズと凸レンズによって構成される虚像式フ
    ァインダとなり、撮影時は、上記虚像式ファインダの光
    軸上へ上記可動凸レンズ群と上記可動ミラーを移動させ
    、上記可動凸レンズ群と虚像式ファインダレンズを通過
    した被写体からの光を上記可動ミラーで反射した後、固
    定ミラーを介して感光面へ結像させることを特徴とする
    ファインダー・撮影光学系。
  4. 【請求項4】物体側より凹レンズと凸レンズによって構
    成される光学系の前方に可動凸レンズ群を配置するとと
    もに、この光学系の後方に第1可動ミラーを配置し、フ
    ァインダ観察時は、上記可動凸レンズ群を光軸上より退
    避させるとともに、上記第1可動ミラーも光軸上より退
    避させて、上記凹レンズと凸レンズによって構成される
    虚像式ファインダとなり、撮影時は、上記虚像式ファイ
    ンダの光軸上へ上記可動凸レンズ群と上記第1可動ミラ
    ーを移動させ、上記可動凸レンズ群と虚像式ファインダ
    レンズを通過した被写体からの光を上記第1可動ミラー
    で反射した後、第2可動ミラーを介して感光面へ結像さ
    せることを特徴とするファインダー・撮影光学系。
  5. 【請求項5】物体側より順に光軸上より退避可能に配置
    された正の屈折力をもつ第1レンズ群と、上記光軸上を
    移動可能に配置された負の屈折力をもつ第2レンズ群と
    、上記光軸上を移動可能に配置された正の屈折力をもつ
    第3レンズ群とにより構成された撮影光学系において、
    撮影時は、上記撮影光学系の後方光軸上へ可動ミラーを
    配置し、上記撮影光学系を通過した被写体からの光を上
    記可動ミラーで反射させた後、固定ミラーを介して感光
    面へ結像させ、ファインダ観察時は、上記第1レンズ群
    を光軸上より退避させ、上記第2レンズ群および上記第
    3レンズ群を瞳側へ移動させるとともに、上記可動ミラ
    ーを光軸上より退避させ、上記第2レンズ群と上記第3
    レンズ群とで構成される虚像式ファインダとなるように
    構成したことを特徴とするファインダー・撮影光学系。
  6. 【請求項6】物体側より順に光軸上より退避可能に配置
    された正の屈折力をもつ第1レンズ群と、上記光軸上を
    移動可能に配置された負の屈折力をもつ第2レンズ群と
    、上記光軸上を移動可能に配置された正の屈折力をもつ
    第3レンズ群とにより構成された撮影光学系において、
    撮影時は、上記撮影光学系の後方光軸上へ第1可動ミラ
    ーを配置し、上記撮影光学系を通過した被写体からの光
    を上記第1可動ミラーで反射させた後、第2可動ミラー
    を介して感光面へ結像させ、ファインダ観察時は、上記
    第1レンズ群を光軸上より退避させ、上記第2レンズ群
    および上記第3レンズ群を瞳側へ移動させるとともに、
    上記第1可動ミラーを光軸上より退避させ、上記第2レ
    ンズ群と上記第3レンズ群とで構成される虚像式ファイ
    ンダとなるように構成したことを特徴とするファインダ
    ー・撮影光学系。
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