JPH0429693Y2 - - Google Patents

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JPH0429693Y2
JPH0429693Y2 JP1984123567U JP12356784U JPH0429693Y2 JP H0429693 Y2 JPH0429693 Y2 JP H0429693Y2 JP 1984123567 U JP1984123567 U JP 1984123567U JP 12356784 U JP12356784 U JP 12356784U JP H0429693 Y2 JPH0429693 Y2 JP H0429693Y2
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JP
Japan
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wheel
movable frame
seeding
frame
movable
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JP1984123567U
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、播種機に関するものである。
<従来の技術> 播種機は、作溝器、播種部及び後部鎮圧輪を前
後方向に備え、作溝器で圃場に作溝し、その溝に
播種部から種子を落下させた後、覆土して鎮圧輪
で鎮圧するようにしている。この種の播種機に
は、ロータリ耕耘装置の後方に装着するもの、或
いはロータリ耕耘装置を介さずにトラクタに装着
するもの等がある。
<考案が解決しようとする問題点> しかし、これら何れの形式においても、従来、
作溝器の前方側の前処理はなされておらず、ロー
タリ耕耘跡の圃場に直接作溝器で作溝して行くた
め、播種深さが一定しないという欠点があつた。
即ち、耕耘跡の土塊に大小差があれば、作溝深さ
がその土塊によつて変動し、土塊の大きい所では
浅くなるので、深さが一定しなかつた。これは、
圃場の均平度、土質等の条件によつても影響を受
ける。
<問題点を解決するための手段> 本考案は、このような従来の問題点を解決する
ための具体的手段として、作溝器24、播種部2
5及び後部鎮圧輪27を前後に備えた播種機にお
いて、播種器固定枠19に平行リンク32を介し
て可動枠22を上下動自在に牽引連結し、この可
動枠22に作溝器24と播種部25とを設け、播
種部25の後方に後部鎮圧輪27を備えた播種機
において、可動枠22に、作溝器24の前方に位
置する整地用鎮圧輪23を設けると共に、この整
地用鎮圧輪23と作溝器24とを、平行リンク3
2と可動枠22との連結部の前後に振分けて配置
し、可動枠22の前記連結部を下方に付勢するバ
ネ34を設けたものである。
<作用> 播種作業に際しては、作溝器24に先行して整
地用鎮圧輪23が圃場を鎮圧し整地する。そし
て、その整地跡を作溝器24で作溝し、播種部2
5で播種、後部鎮圧輪27で覆土鎮圧して行く。
整地用鎮圧輪23及び作溝器24はバネ34で下
方に付勢され、平行リンク32、可動枠22の上
下によつて圃場の起伏に追従する。
<実施例> 以下、図示の実施例について本考案を詳述する
と、第1図及び第2図において、1はロータリ耕
耘装置で、ロータリ耕耘部2、ロータリカバー
3、ゲージ支持枠4、ゲージ輪5等を備えて成
り、このロータリ耕耘装置1はトラクタの後方に
三点リンク機構を介して着脱自在に取付けられて
いる。6は横方向のツールバーで、取付具7、平
行リンク8等を介してゲージ支持枠9のヒツチ部
10後方に取付けられている。取付具7はゲージ
支持枠9に着脱自在に取付けられた取付腕11
と、この取付腕11に枢着された縦枠12とを有
し、縦枠12はハンドル13付きの調整杆14に
より角度調整可能である。平行リンク8は縦枠1
2とツールバー6の取付ブラケツト15との間に
設けられており、ツールバー6は平行に上下動可
能であり、その上下位置はハンドル16付きの調
整杆17により調整可能である。
18は播種機であつて、ツールバー6に横方向
等間隔おきに複数個、例えば4個設けられてい
る。各播種機18は固定枠19、繰出し装置2
0、ホツパー21、可動枠22、整地用鎮圧輪2
3、作溝器24、播種シユート25、覆土デイス
ク26、後部鎮圧輪27等を有する。固定枠19
はツールバー6に後方突出状に取付けられ、この
固定枠19上に繰出し装置20及びホツパー21
が取付けられている。繰出し装置20は繰出しロ
ール28を有し、その繰出しロール28には各播
種機18にわたつて1本の駆動軸29が挿通され
ている。そして中央の播種機18間に接地駆動輪
30が配置され、その駆動輪30から伝動ケース
31内の巻掛伝動機構、駆動軸29を介して各繰
出しロール28が駆動される。可動枠22は固定
枠19の下方側に配置され、平行リンク32及び
取付ブラケツト33を介して固定枠19に着脱自
在でかつ上下動自在に装着されると共に、平行リ
ンク32と可動枠22との連結部が下方に押下げ
られるように、引張バネ34で下方に付勢されて
いる。可動枠22には繰出し装置20の下方に対
応して播種シユート25が取付けられている。播
種シユート25は播種部を構成するものであつ
て、この播種シユート25に、作溝器24を構成
する回転型の作溝デイスク35及びこれに摺接す
るシユー36が取付けられると共に、その後方の
覆土デイスク26の取付腕37が上下動自在に枢
着されている。覆土デイスク26は取付腕37と
可動枠22との間に設けられた弾下機構38によ
り下方に付勢されている。整地用鎮圧輪23はこ
れと作溝器24と平行リンク32と可動枠22と
の連結部の前後に振分けられるように、作溝器2
4の前方に配置されており、可動枠22前端のブ
ラケツト39に横軸40により回転自在に枢着さ
れている。後部鎮圧輪27は覆土後に鎮圧するも
のであつて、実施例では左右2組の播種機19に
わたる長さを有し、左右の取付腕41でツールバ
ー6の取付具42に上下動自在に枢支43されて
いる。なお、左右の取付腕41は連結部材44で
連結されている。45はスクレーパーである。
次に上記構成における作用を説明する。ロータ
リ耕耘装置1、播種機18等はトラクタ後方に装
着されており、ロータリ耕耘と同時に播種作業を
行なうようになつている。即ち、ロータリ耕耘部
2で圃場を耕耘し、その耕耘跡をロータリカバー
3で均平する。続いて、第3図に示すように可動
枠22に設けられた整地用鎮圧輪23が作溝器2
4の前方を鎮圧して整地し、その整地跡を作溝器
24の作溝デイスク35とシユー36とによつて
所定深さの溝46を形成する。この場合、鎮圧輪
23から作溝器24の下方側へ突出した部分が作
溝深さとなり、鎮圧輪23で整地した跡を作溝す
るので、作溝深さが一定する。特に、砕土の悪い
土塊があつても、それを鎮圧輪23で強制的に鎮
圧し整地するので、作溝深さの安定した作業が可
能である。また可動枠22は平行リンク32で支
持しているので、圃場に起伏があれば、可動枠2
2が平行的に上下動を行ない、鎮圧輪23及び作
溝器24は一定の関係を保つたままで圃場に追従
する。一方、接地駆動輪30からの動力によつて
繰出し装置20がホツパー21内の種子を順次繰
出すので、その種子は播種シユート25を経て溝
へと落下し播種される。そして、播種後に覆土デ
イスク26で覆土した後、鎮圧輪27で鎮圧して
行く。
バネ34は可動枠22を下方に付勢し得れば良
く、他の部位に設けても良い。播種機18を上昇
させたときには、平行リンク32が上下に重なり
合つて可動枠22の一定以下への下降を制限する
が、ストツパーで制限するようにしても良い。
後部鎮圧輪27は第4図に示すように支持して
も良い。即ち、取付腕41を固定枠19後端部の
ブラケツト47に枢支48し、この取付腕41を
弾下機構49で下方に付勢するようにすることも
可能であり、このようにすれば鎮圧輪27の弾下
機構49で鎮圧できる。ただし、この場合には、
鎮圧輪27は各播種機18毎に独立させて設ける
方が望ましい。
後部鎮圧輪27は各播種機18にわたる1本物
としても良い。
<考案の効果> 本考案によれば、作溝器の前方に整地用鎮圧輪
を設け、これで整地した跡を作溝器で作溝するよ
うにしているので、一定深さの作溝ができ、確実
な播種が可能である。また作溝器を大きくする必
要がなく、小型化できる。しかも作溝器及び整地
用鎮圧輪を、平行リンクで固定枠に支持した可動
枠に取付けているので、これらは常に一定の関係
を保つたままで圃場に追従し、確実な鎮圧、作溝
が可能である。また可動枠をバネで下方に付勢し
ているので、整地用鎮圧輪を小型、軽量にするこ
とも可能である。しかも、整地用鎮圧輪と作溝器
は平行リンクと可動枠との連結部の前後に振分け
て配置し、かつバネで可動枠の前記連結部を下方
に付勢しているので、バネの付勢力が整地用鎮圧
輪と作溝器との両者に作用し、鎮圧、作溝を共に
更に確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は同要部の破断平面図、第3図は作用説明図、
第4図は別の実施例を示す側面図である。 18……播種機、19……固定枠、22……可
動枠、23……整地用鎮圧輪、24……作溝器、
25……播種シユート、27……後部鎮圧輪、3
2……平行リンク、34……引張バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 播種器固定枠19に平行リンク32を介して可
    動枠22を上下動自在に牽引連結し、この可動枠
    22に作溝器24と播種部25とを設け、播種部
    25の後方に後部鎮圧輪27を備えた播種機にお
    いて、可動枠22に、作溝器24の前方に位置す
    る整地用鎮圧輪23を設けると共に、この整地用
    鎮圧輪23と作溝器24とを、平行リンク32と
    可動枠22との連結部の前後に振分けて配置し、
    可動枠22の前記連結部を下方に付勢するバネ3
    4を設けたことを特徴とする播種機。
JP12356784U 1984-08-11 1984-08-11 播種機 Granted JPS6137723U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12356784U JPS6137723U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 播種機

Applications Claiming Priority (1)

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JP12356784U JPS6137723U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 播種機

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Publication Number Publication Date
JPS6137723U JPS6137723U (ja) 1986-03-08
JPH0429693Y2 true JPH0429693Y2 (ja) 1992-07-17

Family

ID=30682315

Family Applications (1)

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JP12356784U Granted JPS6137723U (ja) 1984-08-11 1984-08-11 播種機

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019146565A (ja) * 2018-02-26 2019-09-05 クーン ソシエテ アノニムKuhn Societe Anonyme 複合農業機械用の播種ユニットと、この播種ユニットを含む複合農業機械

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Publication number Publication date
JPS6137723U (ja) 1986-03-08

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