JPH0260501A

JPH0260501A - トラクタ用耕耘作業機のエプロン

Info

Publication number: JPH0260501A
Application number: JP21233488A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiro Ishida; 和弘石田
Original assignee: Kobashi Industries Co Ltd
Current assignee: Kobashi Industries Co Ltd
Priority date: 1988-08-26
Filing date: 1988-08-26
Publication date: 1990-03-01
Anticipated expiration: 2012-06-04
Also published as: JP2617776B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】【産業上の利用分野】

本発明は、トラクタ用耕耘作業機のエプロンに関し、特
に耕耘作業機の後部にマルチング装置を装着して、耕耘
作業と同時にマルチング作業を行う際に効果を発揮する
エプロンの改良に関するものである。

【従来の技術】

従来、トラクタの後部に装着され、エプロンを有する耕
耘作業機のさらに後部にマルチング装置を装着するトラ
クタ用耕耘作業機が知られており、そのエプロンは、耕
耘部（例えば耕耘ロータ）でＪＪＦ耘された耕耘土壌の
表面を整地、均平する動きを有するものである。そして
、整地されたｎ［耘土壌の上にマルチフィルムを敷設し
て播種したり苗移植を行うようにしている。

【発明が解決しようとする課題］ところで、上記エプロンは、机上表面を整地。均平する働きをするだけなので、その後にマルチフィルムを敷設するときにマルチ吐に成形してフィルムを敷設して両側を覆土して押えるなどの作業を必要としている。本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、エプロン部分でマルチ吐を成形するようにし、また通常の整地作業を行うエプロンにも容易に変更しうるトラクタ用耕耘作業機のエプロンを提供することを目的とする。【課題を解決するための手段】

上記の目的を達成するために本発明は、■、トラクタの
後部に装置され、エプロンを有する耕耘作業機のさらに
後部にマルチング装置を装置するトラクタ用耕耘作業機
において、上記エプロン部分に、マルチング用畦を成形
するマルチエプロンを設けたこと、 ■、上記マルチエプロンを、エプロン本体に対し若脱可
能としたこと、 ■、上記マルチエプロンを、エプロン本体に対して裏面
側に重なりしろを有して、板ばねによりはめ込み式とし
たこと、 ■、上記マルチエプロンに代えて平板状のエプロン板を
６脱可能に設けたことを特徴とするものである。

【作　　　用】

上記の構成によって、耕耘された土壌をマルチエプロン
によりマルチ吐を成形してからマルチング作業を行い、
マルチエプロンは必要に応じて着脱でき、通常のエプロ
ンとしても使用される。

【実　施　例】

以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。第３図において、？１号ｌはロークリ１片耘作業機で、
この耕耘作業機１は、本体２の前部に設けた連結部３を
図示しない４輪形式の農用トラクタの′う点リンクヒツ
チに連結させ、本体２から前方に突出させた人力輔４に
トラクタのＴＰＯ軸からの動力が伝達される。本体２の
下方には、センタドライブ式の伝動ケース５を介して動
力伝達を受け、アップカット方向に回転してυ１耘作業
を行うυ［耘ロータ６か配設されており、このＪＪＩ　
ｋロータ６に装備されているυ［耘爪７は、縦刃部の先
端においてほぼ直角に側方に突出させて横刃部を設け、
この横刃部にすくい面を形成したものである。耕耘ロータ６の上側にはシールドカバー８か配設され、
シールドカバー８の左右両側にサイドカバー９が設けら
れている。また、シールドカバ８の後端部にはエプロン
ＩＯか上下方向に回動可能に枢支され、このエプロンＩ
Ｏと、本体２から後方に延出するように前端を枢支され
た支持アーム１１との間にコンプレッションロッド１２
か設けられている。支持アーム１１の後端には左右方向
に延びる断面か方形をしたツールバー１３が取付けられ
、このツールバー１３に、ゲージホイール１４とマルチ
ング装置１５とか取付けられている。また支持アーム１
１は、本体２の上方に設けた上下動調節機構ＩＧにより
上下動調節がされ、上記コンプレ・ンションロッド１２
は圧力調整レバー１７によってそのばね圧が１２．１節
Ｉｌｌ能である。マルチング装置１５は、マルチフィルムロール１８がガ
イド１９によって案内されてマルチフィルムを繰出すよ
うに支持し、マルチフィルムに穿設されている播種穴（
移植穴）位置に播種管２０を介して播種する播種機２１
を設け、この播種機２１の後方に鎮圧ローラ２２．フィ
ルム押えロール２３．培土ディスク２４等を設けている
。上記エプロン１０は、第１図および第２図に示すように
、エプロン本体１０ａの後部に設けた台形の開口に対し
、３個の板ばね２６を介してマルチエプロン２５が着脱
可能に設けられている。このマルチエプロン２５は、υ
［耘ロータ６により耕耘されて後方に放てきされるυ１
土を、マルチフィルムによって被覆するかまぼこ形状に
成形する形状を有し、エプロン本体１０ａとの接合部に
はばね板２６に１俣め込まれ、内方から押圧される重な
りしろ２５ａ、２５ｂ２５ｂヲ設けている。マルチエプ
ロン２５を取外したときは、この部分に平板状のエプロ
ン板（図示せず）が板ばね２６により嵌め込まれるよう
になっている。上記耕耘ロータ６は、第４図に示すように、伝動ケース
５に軸支された耕耘軸２７の軸周にリフ２８゜２８に支
持された爪座２９にυト耘爪７を装着し、υ［転軸２７
の外端にフランジ３０を介して連結された延長耕耘軸３
■の外周に耕耘爪７を取付けて構成している。そして、
伝動ケース５寄りの中央部分は、爪座２９を介して取付
けられる耕耘爪７により比較的深耕が行われ、これに対
し延長ＪＪＩ［転軸３１部分の耕耘爪７では中央部分よ
り浅耕が行われて、深Ｊ）１部分が上記マルチエプロン
２５により成形されるマルチ吐形成部分に対応している
。また、耕耘ロータ６を、第５図に示すサイドドライブ形
式にしてもよいものである。この場合は、伝動ケース５
ａと支持フレーム３２との間に１ノ［転軸２７を輔架し
、この耕耘軸２７に中央部分においてはリブ２８に支持
された爪座２９にｎ［耘爪７を取付けたもの、υ［転軸
２７に直接固着した爪座２９に耕耘爪７を取付けたもの
、耕耘軸２７に直接耕耘爪７を取付けたもの、の３段階
の深さの４ル耘作業が行えるようにしたもので、その中
央部分の深耕部分に対応してマルチエプロン２５が配設
されている。このような構成のトラクタ用耕耘作業機のエプロンにお
いては、ロークリ耕耘作業機ｌの後部にマルチング装置
１５を装着して作業するとき、耕耘ロータ６では、幅方
向中央部分が深耕され、その左右両側部分は浅耕され、
深Ｖ［部分のυト土カ（マルチエプロン２５によってマ
ルチ吐に成形される。このマルチ畦に対し、マルチフィ
ルムロール１８から繰出されるフィルムが被覆され、マ
ルチフィルムの播種穴に播種機２１の播種管２０から播
種され、マルチフィルムの上面は鎮圧ローラ２２により
鎮圧され、左右両側端部はフィルム押えロール２３によ
り押えられ、その押えられた部分に培土ディスク２４に
より浅耕部分のυ［上が培土されてマルチフィルムが畦
から剥離しないように押えられる。播種された種子が発
芽して成育するとき、中央部分がｉりＪＪ）されている
ので、例えば根菜類の場合では発育か促進され、良質の
ものが生産される。上記マルチエプロン２５は、その重なりしろ２５ａ。２５ｂを板ばね２６に押圧されてエプロン本体１０ａと
重合しているので、１ノ［耘ロータ６から後方に放出さ
れる耕土がマルチエプロン２５の隙間から１１れ出すこ
とがなく、また、マルチエプロン２５のエプロン本体Ｌ
Ｏａへの若脱は、板ばね２６へ嵌め込み、抜出すだけで
よいから、特別の工具を要することなく簡単に前説でき
る。また、エプロン１０位置においてマルチ吐が形成さ
れるので、マルチ畦を形成するための他の部材を必要と
せず、マルチング装置１５の前後長さを短くできて機体
バランスが良好となる。なお、マルチエプロン２５は、
板ばね２６による前説に限らずボルト・ナツトを用いて
前説できるようにしてもよい。上記ロータリ１′Ｊ［耘作業機１を単独で用いるときは
、マルチエプロン２５を取外し、この部分に・１也板状
のエプロン板を板ばね２６に嵌め込んで作業すれば、従
来のロークリ耕耘作業装置と同様の整地。均平作業が行える。このとき、耕耘ロータ６は、耕耘軸
２７に耕耘爪７を均一のｊＪＩ深となるように装着した
従来と同様の耕耘ロータにしてもよい。【発明の効果］以上説明したように本発明のトラクタ用耕耘作業機のエ
プロンによれば、以下のような効果が得られる。（Ｉ）、エプロン部分にマルチエプロンを設けたから、
耕耘された耕土をマルチ吐に成形してマルチフィルムの
敷設に都合がよく、また、マルチ吐を成形するための他
の部材が省略できると共に、マルチング装置の前後方向
の長さが短縮できて機体バランスが良好となる。（２）、マルチエプロンをエプロン本体に対し前説可能
としたから、耕耘作業機を、マルチング装置との同時作
業に、また、マルチエプロン部分に平板状のエプロン板
を装着して通常の耕耘作業の両方に用いることができる
。（３）、マルチエプロンをエプロン本体と重なりしろを
有して板ばねにより前説するようにしたから、エプロン
本体への前説操作が簡単、容易に短時間で交換でき、ま
た、マルチエプロンを装着した作業中に隙間から耕土が
Ｍれ出すことがない。（４）、マルチエプロンに代えて平板状のエプロン板を
る脱可能としたから、エプロン板を装着してυ［耘作業
機単独の作業ができ、また、マルチング作業との切換え
が簡単、容易に行える。

【図面の簡単な説明】

第１図はエプロンの平面図、第２図はその断面図、第３
図はトラクタ用耕耘作業機にマルチング装置を装むした
状態の全体側面図、第４図は耕耘ロータの部分正面図、
第５図はｎ［耘ロータの他の実施例を示す正面図である
。［・・・ロータリｉＪ１耘作業機、２・・・本体、３・
・・連結部、４・・・入力軸、５・・・伝動ケース、Ｇ
・・・耕耘ロータ、７・・・耕耘爪、８・・・シールド
カバー、９・・・サイドカバー　１０・・・エプロン、
１０ａ・・・エプロン本体、１１・・・支持アーム、１
２・・・コンプレッションロッド、１３・・・ツールバ
ー　１４・・・ゲージホイール、１５・・・マルチング
装置、１６・・・上下動調節機構、１７・・・圧力１週
整レバー　１８・・・マルチフィルムロール、１９・・
・ガイド、２０・・・播種管、２１・・・播種機、２２
・・・鎮圧ローラ、３・・・フィルム押えロール、２４
・・・培土ディスク、２５・・・マルチエプロン、２５
ａ　、　２５ｂ・・・重なりしろ、２Ｇ・・・板ばね、
２７．３１・・・υ［転軸、２８・・・リブ、２９・・
・爪座、３０・・・フランジ、３１・・・延長耕耘軸、
３２・・・支持フレーム。第２

Claims

【特許請求の範囲】

（１）トラクタの後部に装着され、エプロンを有する耕
耘作業機のさらに後部にマルチング装置を装着するトラ
クタ用耕耘作業機において、上記エプロン部分に、マルチング用畦を成形するマルチ
エプロンを設けたことを特徴とするトラクタ用耕耘作業
機のエプロン。
（２）上記マルチエプロンを、エプロン本体に対し着脱
可能としたことを特徴とする請求項（１）記載のトラク
タ用耕耘作業機のエプロン。
（３）上記マルチエプロンを、エプロン本体に対して裏
面側に重なりしろを有して、板ばねによりはめ込み式と
したことを特徴とする請求項（１）および（２）記載の
トラクタ用耕耘作業機のエプロン。
（４）上記マルチエプロンに代えて平板状のエプロン板
を着脱可能に設けたことを特徴とする請求項（１）ない
し（３）記載のトラクタ用耕耘作業機のエプロン。