JP2617776B2 - トラクタ用耕耘作業機のエプロン - Google Patents

トラクタ用耕耘作業機のエプロン

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JP2617776B2
JP2617776B2 JP63212334A JP21233488A JP2617776B2 JP 2617776 B2 JP2617776 B2 JP 2617776B2 JP 63212334 A JP63212334 A JP 63212334A JP 21233488 A JP21233488 A JP 21233488A JP 2617776 B2 JP2617776 B2 JP 2617776B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、トラクタ用耕耘作業機のエプロンに関し、
特に耕耘作業機の後部にマルチング装置を装着して、耕
耘作業と同時にマルチング作業を行う際に効果を発揮す
るエプロンの改良に関するものである。
【従来の技術】
従来、トラクタの後部に装着され、エプロンを有する
耕耘作業機のさらに後部にマルチング装置を装着するト
ラクタ用耕耘作業機が知られており、そのエプロンは、
耕耘部(例えば耕耘ロータ)で耕耘された耕耘土壌の表
面を整地,均平する働きを有するものである。そして、
整地された耕耘土壌の上にマルチフイルムを敷設して播
種したり苗移植を行うようにしている。
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記エプロンは、耕土表面を整地,均平す
る働きをするだけなので、その後にマルチフイルムを敷
設するときにマルチ畦に成形し直してフイルムを敷設し
て両側を覆土して押えるなどの作業を必要としている。 本発明は上記の事情に鑑みなされたもので、エプロン
部分でマルチ畦を成形するようにし、また、通常の整地
作業を行うエプロンにも容易に変更しうるトラクタ用耕
耘作業機のエプロンを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、 .トラクタの後部に装着され、エプロン10を有する耕
耘作業機1のさらに後部にマルチング装置15を装着する
トラクタ用耕耘作業機において、 上記エプロン10部分に、マルチング用畦を成形するマ
ルチエプロン25を、該マルチエプロン25の上縁に形成し
た重なりしろ25a,25bをエプロン本体10aの下縁部に対し
挿脱することにより、着脱可能としたことを特徴として
いる。 .上記マルチエプロンの重なりしろ25a,25bを、エプ
ロン本体10aの下縁裏面側に設けた板ばね26に対しては
め込み式としたことを特徴としている。 .上記マルチエプロン25に代えて平板状のエプロン板
を板ばね26に対して着脱可能に設けたことを特徴として
いる。
【作用】
上記の構成によって、耕耘された土壌をマルチエプロ
ンによりマルチ畦を成形してからマルチング作業を行
い、マルチエプロンは必要に応じて着脱でき、通常のエ
プロンとしても使用される。
【実 施 例】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。 第3図において、符号1はロータリ耕耘作業機で、こ
の耕耘作業機1は、本体2の前部に設けた連結部3を図
示しない4輪形式の農用トラクタの3点リンクヒッチに
連結させ、本体2から前方に突出させた入力軸4にトラ
クタのTPO軸からの動力が伝達される。本体2の下方に
は、センタードライブ式の伝動ケース5を介して動力伝
達され、アップカット方向に回転して耕耘作業を行う耕
耘ロータ6が配設されており、この耕耘ロータ6に装備
されている耕耘爪7は、縦刃部の先端においてほぼ直角
に側方に突出させて横刃部を設け、この横刃部にすくい
画を形成したものである。 耕耘ロータ6の上側にはシールドカバー8が配設さ
れ、シールドカバー8の左右両側にサイドカバー9が設
けられている。また、シールドカバー8の後端部にはエ
プロン10が上下方向に回動可能に枢支され、このエプロ
ン10と、本体2から後方に延出するように前端を枢支さ
れた支持アーム11との間にコンプレッションロッド12が
設けられている。支持アーム11の後端には左右方向に延
びる断面が方形をしたツールバー13が取付けられ、この
ツールバー13に、ゲージホイール14とマルチング装置15
とが取付けられている。また支持アーム11は、本体2の
上方に設けた上下動調節機構16により上下動調節がさ
れ、上記コンプレッションロッド12は圧力調整レバー17
によってそのばね圧が調節可能である。 マルチング装置15は、マルチフィルムロール18がガイ
ド19によって案内されてマルチフィルムを繰出すように
支持し、マルチフィルムに穿設されている播種穴(移植
穴)位置に播種管20を介して播種する播種機21を設け、
この播種機21の後方に鎮圧ローラ22,フイルム押えロー
ル23,培土ディスク24等を設けている。 上記エプロン10は、第1図および第2図に示すよう
に、エプロン本体10aの後部に設けた台形の開口に対
し、エプロン本体10aの下縁裏面側に設けた3個の板ば
ね26を介してマルチエプロン25が着脱可能に設けられて
いる。このマルチエプロン25は、耕耘ロータ6により耕
耘されて後方に放てきされる耕土を、マルチフィルムに
よって被覆するかまぼこ形状に成形する形状を有し、エ
プロン本体10aとの接合部にはばね板26に嵌め込まれ、
内方から押圧される重なりしろ25a,25b,25bをマルチエ
プロン25の上縁に設けている。マルチエプロン25を取外
したときは、この部分に平板状のエプロン板(図示せ
ず)が板ばね26により嵌め込まれるようになっている。 上記耕耘ロータ6は、第4図に示すように、伝動ケー
ス5に軸支された耕耘軸27の軸周にリブ28,28に支持さ
れた爪座29に耕耘爪7を装着し、耕耘軸27の外端にフラ
ンジ30を介して連結された延長耕耘軸31の外周に耕耘爪
7を取付けて構成している。そして、伝動ケース5寄り
の中央部分は、爪座29を介して取付けられる耕耘爪7に
より比較的深耕が行われ、これに対し延長耕耘軸31部分
の耕耘爪7では中央部分より浅耕が行われて、深耕部分
が上記マルチエプロン25により成形されるマルチ畦形成
部分に対応している。 また、耕耘ロータ6を、第5図に示すサイドドライブ
形式にしてもよいものである。この場合は、伝動ケース
5aと支持フレーム32との間に耕耘軸27を軸架し、この耕
耘軸27に中央部分においてはリブ28に支持された爪座29
に耕耘爪7を取付けたもの、耕耘軸27に直接固着した爪
座29に耕耘爪7を取付けたもの、耕耘軸27に直接耕耘爪
7を取付けたもの、の3段階の深さの耕耘作業が行える
ようにしたもので、その中央部分の深耕部分に対応して
マルチエプロン25が配設されている。 このような構成のトラクタ用耕耘作業機のエプロンに
おいては、ロータリ耕耘作業機1の後部にマルチング装
置15を装着して作業するとき、耕耘ロータ6では、幅方
向中央部分が深耕され、その左右両側部分は浅耕され、
深耕部分の耕土がマルチエプロン25によってマルチ畦に
成形される。このマルチ畦に対し、マルチフィルムロー
ル18から繰出されるフィルムが被覆され、マルチフィル
ムの播種穴に播種機21の播種管20から播種され、マルチ
フィルムの上面は鎮圧ローラ22により鎮圧され、左右両
側端部はフィルム押えロール23により押えられ、その押
えられた部分に培土ディスク24により浅耕部分の耕土が
培土されてマルチフィルムが畦から剥離しないように押
えられる。播種された種子が発芽して成育するとき、中
央部分が深耕されているので、例えば根菜類の場合では
発育が促進され、良質のものが生産される。 上記マルチエプロン25は、その重なりしろ25a,25bを
板ばね26に押圧されてエプロン本体10aと重合している
ので、耕耘ロータ6から後方に放てきされる耕土がマル
チエプロン25の隙間から漏れ出すことがなく、また、マ
ルチエプロン25のエプロン本体10aへの着脱は、板ばね2
6へ嵌め込み,抜出すだけでよいから、特別の工具を要
することなく簡単に着脱できる。また、エプロン10位置
においてマルチ畦が形成されるので、マルチ畦を形成す
るための他の部材を必要とせず、マルチング装置15の前
後長さを短くできて機体バランスが良好となる。 上記ロータリ耕耘作業機1を単独で耕耘作業に用いる
ときは、マルチエプロン25を取外し、この部分に平板状
のエプロン板を板ばね26に嵌め込んで作業すれば、従来
のロータリ耕耘作業装置と同様の耕耘整地,均平作業が
行える。このとき、耕耘ロータ6は、耕耘軸27に耕耘爪
7を均一の耕深となるように装着した従来と同様の耕耘
ロータにしてもよい。
【発明の効果】
以上説明したように本発明のトラクタ要耕耘作業機の
エプロンによれば、以下のような効果が得られる。 (1).エプロン10部分に、マルチング用畦を成形する
マルチエプロン25を、該マルチエプロン25の上縁に形成
した重なりしろ25a,25bをエプロン本体10aの下縁部に対
し挿脱することにより、着脱可能としたから、耕耘され
た耕土をマルチエプロン25によりマルチ畦に成形してマ
ルチフィルムの敷設に都合がよく、マルチ畦を成形する
ための他の部材が省略できると共に、マルチング装置15
の前後方向の長さが短縮できて機体バランスが良好とな
る。 (2).マルチエプロンの重なりしろ25a,25bを、エプ
ロン本体10aの下縁裏面側に設けた板ばね26に対しては
め込み式としたから、エプロン本体10aへのマルチエプ
ロン25の着脱操作が簡単,容易に短時間で交換すること
ができる。また、マルチエプロン25を装着した作業中
に、エプロン本体10aとの隙間から耕土が漏れ出すこと
がない。 (3).マルチエプロン25に代えて平板状のエプロン板
を板ばね26に対して着脱可能に設けたから、耕耘作業機
1を、マルチング装置15との同時作業に、また、マルチ
エプロン25部分に平板状のエプロン板を装着して通常の
耕耘作業の両方に用いることができる。また、マルチン
グ作業と耕耘作業との切換えが簡単,容易に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエプロンの平面図、第2図はその断面図、第3
図はトラクタ用耕耘作業機にマルチング装置を装着した
状態の全体側面図、第4図は耕耘ロータの部分正面図、
第5図は耕耘ロータの他の実施例を示す正面図である。 1……ロータリ耕耘作業機、2……本体、3……連結
部、4……入力軸、5……伝動ケース、6……耕耘ロー
タ、7……耕耘爪、8……シールドカバー、9……サイ
ドカバー、10……エプロン、10a……エプロン本体、11
……支持アーム、12……コンプレッションロッド、13…
…ツールバー、14……ゲージホイール、15……マルチン
グ装置、16……上下動調節機構、17……圧力調整レバ
ー、18……マルチフィルムロール、19……ガイド、20…
…播種管、21……播種機、22……鎮圧ローラ、3……フ
ィルム押えロール、24……培土ディスク、25……マルチ
エプロン、25a,25b…重なりしろ、26……板ばね、27,31
……耕耘軸、28……リブ、29……爪座、30……フラン
ジ、31……延長耕耘軸、32……支持フレーム。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】トラクタの後部に装着され、エプロン(1
    0)を有する耕耘作業機(1)のさらに後部にマルチン
    グ装置(15)を装着するトラクタ用耕耘作業機におい
    て、 上記エプロン(10)部分に、マルチング用畦を成形する
    マルチエプロン(25)を、該マルチエプロン(25)の上
    縁に形成した重なりしろ(25a,25b)をエプロン本体(1
    0a)の下縁部に対し挿脱することにより、着脱可能とし
    たことを特徴とするトラクタ用耕耘作業機のエプロン。
  2. 【請求項2】上記マルチエプロンの重なりしろ(25a,25
    b)を、エプロン本体(10a)の下縁裏面側に設けた板ば
    ね(26)に対してはめ込み式としたことを特徴とする請
    求項1記載のトラクタ用耕耘作業機のエプロン。
  3. 【請求項3】上記マルチエプロン(25)に代えて平板状
    のエプロン板を板ばね(26)に対して着脱可能に設けた
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のトラクタ用耕耘
    作業機のエプロン。
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