JPH04295357A - 歯科用患者椅子 - Google Patents

歯科用患者椅子

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JPH04295357A
JPH04295357A JP3353474A JP35347491A JPH04295357A JP H04295357 A JPH04295357 A JP H04295357A JP 3353474 A JP3353474 A JP 3353474A JP 35347491 A JP35347491 A JP 35347491A JP H04295357 A JPH04295357 A JP H04295357A
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JP
Japan
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chair
pillow
backrest
reference point
patient
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3353474A
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English (en)
Inventor
Klaus Stoeckl
クラウス シユテツクル
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Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JPH04295357A publication Critical patent/JPH04295357A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G15/00Operating chairs; Dental chairs; Accessories specially adapted therefor, e.g. work stands
    • A61G15/02Chairs with means to adjust position of patient; Controls therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61GTRANSPORT, PERSONAL CONVEYANCES, OR ACCOMMODATION SPECIALLY ADAPTED FOR PATIENTS OR DISABLED PERSONS; OPERATING TABLES OR CHAIRS; CHAIRS FOR DENTISTRY; FUNERAL DEVICES
    • A61G2203/00General characteristics of devices
    • A61G2203/30General characteristics of devices characterised by sensor means
    • A61G2203/42General characteristics of devices characterised by sensor means for inclination

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Accommodation For Nursing Or Treatment Tables (AREA)
  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、患者のための座部、
背もたれ及び枕を備える椅子上部を高さ調節可能にかつ
長手方向移動可能に保持する台枠と、少なくとも椅子上
部の高さ調節及び長手方向移動のための制御可能な駆動
部を備える調節装置と、少なくとも枕及び背もたれの調
節のための別の調節装置とを備える歯科用患者椅子に関
する。
【0002】
【従来の技術】歯科用患者椅子では座部、背もたれ、ヘ
ッドレストのような支持部を必要な治療姿勢に応じて、
機械式又は電気機械式又は液圧式の適当な調節装置によ
り変更することが知られている。その際この種の調節は
これらの支持部の位置を相互に、かつ壁、床、椅子台板
のような固定の基準面に対し相対的に変更することがで
きる。
【0003】更に一般に用いられる治療位置を制御プロ
グラムにより決定することが知られており、この制御プ
ログラムは固定的にもまた個々に変更可能にも構成する
ことができる。一般に最近の患者椅子はキー操作により
必要な場合に呼び出すことができる三つの制御プログラ
ムを備える。
【0004】種々の治療位置を比較的容易にキー操作に
より呼び出し設定できることは治療者(医師及び/又は
助手)にとって楽であるが、例えば背もたれ及び/又は
枕の傾斜位置を治療中に変更しなければならないときに
、椅子を再びあらかじめ最適の作業姿勢に調節された位
置へ再調節しなければならないことは治療者にとって厄
介である。すなわち治療位置のこの種の変更の際に、必
然的に患者の「口元基準点」すなわち患者の口の準備個
所の範囲に決定できる基準点が水平及び垂直な基準面に
関して変化し、このことは治療者及びその装置(器具支
持台、トレーなど)の位置の修正が変更された治療位置
に適合させるために必要となるという結果を招く。
【0005】患者交替の場合にも同じことが当てはまる
。なぜならば一たび一方の患者に対して最適の作業条件
に調節された治療位置は、一般に異なる身長を有する他
方の患者の場合にはもはや最適に調和せず、それゆえに
修正しなければならないからである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明の課題は、こ
れに対して改善を行い、特に治療位置の変更の場合及び
患者又は治療者の交替の場合にも、調節された椅子位置
の厄介な修正及び再調節が不必要である歯科用患者椅子
を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この課題はこの発明に基
づき、患者のための座部、背もたれ及び枕を備える椅子
上部を高さ調節可能にかつ長手方向移動可能に保持する
台枠と、少なくとも椅子上部の高さ調節及び長手方向移
動のための制御可能な駆動部を備える調節装置と、少な
くとも枕及び背もたれの調節のための別の調節装置と、
調節可能な椅子各部に付設され椅子各部のそれぞれの実
際位置を検出する位置センサと、枕に従属する基準点の
位置に相応する目標値を入力し記憶させるための装置と
、制御兼演算ユニットとを備え、この制御兼演算ユニッ
トが枕の実際位置に応じて基準点の実際値を算出し、背
もたれ及び/又は枕の位置が変化した場合に、基準点の
入力された目標値に応じて実際値を一定に維持する趣旨
で椅子上部の高さ調節及び長手方向移動のための駆動部
を調節することを特徴とする歯科用患者椅子により解決
される。
【0008】
【作用効果】この発明に基づき患者椅子を治療の開始前
に治療しようとする患者に合わせた最適の「口元基準点
」に調節することが可能である。そしてこの最適に調節
された「口元基準点」は治療の経過中に背もたれ及び/
又は枕の傾斜位置の変更を行う場合にも維持されたまま
であり、このことは治療者がその作業姿勢、装置及び器
具類を変更する必要がないということを意味する。それ
により作業人間工学の明らかな簡単化及び改善を達成す
ることができる。
【0009】最適に調節された「口元基準点」の維持は
、調節された「口元基準点」のための枕の位置が目標値
として記憶され、枕又は背もたれの角度位置の変更によ
りそれ自体変化する「口元基準点」があらかじめ調節さ
れた「口元基準点」へ向かって修正されることにより行
われるのが有利である。この修正は背もたれ又は枕の変
更中に自動的に行われ、それにより患者頭部が実際上「
口元基準点」を中心として回転させられるのが有利であ
る。
【0010】「口元基準点」は既に述べたように枕に従
属する基準点であり、この基準点は例えば平均の大きさ
の患者頭部、いわゆる「標準患者頭部」の開かれた口の
角二等分線及び半分の長さ上に置くことができる。基準
点は枕の座標により決定される平面を出発点として、経
験的に求められ「標準患者頭部」の寸法に相応し前記平
面からこの点までの垂直距離に等しい値を加算すること
により算出することができる。
【0011】その際下記の考慮を出発点とする。
【0012】空間における支持部の位置はx−y−z座
標系の各面により記述することができる。この座標系を
二次元(三次元は患者体位に対してあまり意義が無い)
と見なすと、支持部の位置を一つの直線により簡単化し
て、二つの点又は一つの点と一つの角度関係により座標
系の中で決定することができる。例えば背もたれの位置
をx−y座標系の任意に選択可能な原点に関して、背も
たれが水平な基準面に関して占める角度によるか、又は
背もたれの長手平面上に延びる一つの直線上に存在する
二つの点のx、y座標により決定することができ、その
際一方の座標(x)は垂直な基準面(壁、キャビネット
、器具台座)までの距離を表し、他方の座標(y)は水
平な基準面(床)までの距離を表す。
【0013】従って「口元基準点」をx−y座標系の座
標により垂直及び水平な基準面に関して正確に決定する
ことができる。この座標は目標値としてコンピュータ中
に記憶し絶えず実際値と比較することができる。値が相
違する場合には椅子上部が高さ調節及び/又は長手方向
移動により「口元基準点」を維持するように、入力され
た目標値に応じて調節される。
【0014】調節された「口元基準点」は変更可能な量
として入力できるのが有利である。「口元基準点」がx
方向に変更されると、患者に隣接する器具類(キャビネ
ット)への適合が可能となるので有利である。これに対
して「口元基準点」がy方向にだけ変更されると、治療
者の身長への適合が可能となるので有利である。
【0015】これについて指摘すれば、「口元基準点」
の前記の変更は器具類と治療者身長と患者身長とへの適
合の趣旨で、治療の変更のときの背もたれ及び/又は枕
の傾斜位置の変更の際の「口元基準点」の前記の維持に
必ずしも結びつけられる必要は無く、また「口元基準点
」のこの変更はおそらくそれ自体として有利でもある。
【0016】枕は比較的長い背もたれを備える患者椅子
の場合従って患者の頭が背もたれ自体の上に載る場合に
は、背もたれに対し長手方向に調節可能な枕として構成
され、枕の範囲に相応の位置センサが設けられる。すな
わち例えば患者頭部の接触圧力に応答する位置センサの
形で背もたれ自体に枕の範囲に位置センサを設けること
も考えられ、この位置センサにより患者頭部の位置を背
もたれに関して検出することができる。
【0017】枕を背もたれに対し少なくとも長手方向に
調節可能に保持された別個のヘッドレストとして設け、
ヘッドレスト保持部とこれに対し固定の背もたれとの間
に相応の位置センサを設けるのが特に有利である。位置
センサにより検出された値は、支持部の位置を水平及び
垂直な基準面に関して決定する前記x−y座標系の座標
値に相応することができる。
【0018】プログラムにより決定された一つ又は複数
の体位体系を用いると特別な長所が得られる。例えばダ
ルムシュタット人間工学研究所により作り上げられたこ
の種の体位体系(ローメルト(W. Rohmert)
/マインツェル(I. Mainzer)/ツィップ(
P. Zipp )共著「人間工学の視野における歯科
医(Der Zahnarzt im Blickfe
ld Ergonomie )」参照)の場合には、治
療者の選択された作業高さ又は作業量に応じて個々の椅
子位置を自由に選択可能な基準高さ(y座標)に調節す
ることができる。最適に調節された「口元基準点」に相
応するこれらの値が記憶されると、用いられる体位体系
の全プログラムがこの調節された最適の「口元基準点」
を指向する。 プログラム入力された任意の治療姿勢を呼び出す際に、
すべての作業姿勢に対する作業高さすなわち「口元基準
点」を表す基準点の高さばかりでなく垂直な基準面まで
の水平方向の距離も維持される。異なる身長を有する別
の患者に対しては、椅子上部が枕を異なる身長に適合し
てx方向及びy方向に再調節することにより、この最適
な「口元基準点」が維持される。
【0019】
【実施例】次にこの発明に基づく歯科用患者椅子の複数
の実施例を示す図面により、この発明を詳細に説明する
【0020】図1は側面略図で歯科用患者椅子を示す。 患者椅子は定置の台枠1を備え、この台枠には全体を符
号2で示された椅子上部が高さ調節可能に保持されてい
る。台枠は台座1a及びこれに対して高さ調節可能な台
枠上部1bを備える。椅子上部2は台枠上部1bに沿っ
て調節可能な支持台3を備え、この支持台には椅子の座
部4及び背もたれ5が保持されている。背もたれ5には
更に枕6が長手方向に移動可能に(矢印10参照)配置
されている。椅子上部2を椅子の高さ方向及び長手方向
に調節する(矢印7、8参照)ために、相応の制御可能
な駆動部A1、A2が設けられている。同じことは背も
たれ5に対しても当てはまり、背もたれの傾斜位置は制
御可能な駆動部A3により矢印9の方向に変更すること
ができる。調節駆動部の配置はそれ自体知られているの
で配置の詳細な説明は省略する。これについては本来液
圧式ばかりでなく空気圧式、望ましくは電動式の駆動部
も用いられることだけを指摘する。
【0021】調節可能な椅子各部には位置センサG1〜
G4が付設され、これらの位置センサにより椅子各部の
それぞれの実際位置を水平及び垂直な基準面に関して検
出することができる。センサG1、G2、G4は直線変
位センサであるが、センサG3は角度センサとして構成
されている。
【0022】位置センサにより、x軸が水平な基準面望
ましくは床の面上にありy軸が垂直な基準面望ましくは
台枠1から所定の距離aを有する室壁の面上に置かれて
いるx−y座標系に関して、椅子各部2〜6の位置を明
確に定義することができる。例えば背もたれ5の位置を
背もたれに沿って延びる直線が通る二つの点P1、P2
の座標により及び/又は基準面に関する傾斜角αにより
決定することができる。
【0023】符号Mにより略示された「標準患者頭部」
Hの「口元基準点」が示され、「口元基準点」Mの位置
は座標系において座標xM 、yM により決定される
。ここでは準備個所に相応する基準点とすべき「口元基
準点」Mを、開かれた患者の口の上あごと下あごとの間
の角二等分線上でかつ「口の深さ」のほぼ半分のところ
にあるように定義することができるので有利である。こ
の「口元基準点」Mから背もたれ5の両点P1、P2を
通って延びる前記平面までの垂直距離bが生じる。それ
ゆえに「口元基準点」Mは、経験的に求められる平均的
な患者頭部(標準患者頭部)Hの寸法を根拠として、明
確にx−y座標系上で決定することができる。
【0024】背もたれ5の傾斜位置が例えば破線で示さ
れた位置5′へ変更されると、必然的に「口元基準点」
Mの位置が座標系に関して寸法Δx、Δyだけ変化する
。両位置M、M′の比較から明らかに分かるように、「
口元基準点」の変化は治療者の作業姿勢の変化をも意味
する。従って実施例では治療者はその作業姿勢及びこの
作業姿勢に調節された器具と装置の位置をも寸法Δx、
Δyだけ修正しなければならない。
【0025】この発明に基づく第1の提案によれば、背
もたれの傾斜位置の変更の際に椅子上部の高さ調節及び
長手方向移動をもたらす調節駆動部A1とA2が同期し
て「口元基準点」を維持又は一定に保持するように調節
されることにより、この修正が回避される。詳細な説明
は図5に示すブロック線図の説明の際に行う。この同期
調節の結果は図2に示されている。図1に示された位置
に相応する実線で示された初期位置から、背もたれの傾
斜位置が変更された場合に一点鎖線で示された位置が生
じる。従って背もたれの傾斜位置が変更される間に、同
期して椅子上部が一方では寸法Δyだけ低く移動させら
れ、また他方では基準面y従って治療者の方へ向かって
寸法Δxだけ移動させられ、その際「口元基準点」は変
化しない。
【0026】この発明の別の提案によれば図2に更に示
すように、「口元基準点」Mをy方向に単独に変更し例
えば符号yM1で示された位置へもたらすことができる
。 この種の変更により治療者の身長への適合が可能となる
ので有利である。例えば治療者が座った治療位置から立
った治療位置へ移ろうとして「口元基準点」がy方向へ
変更されると、背もたれ及び/又は枕の傾斜位置のあら
ゆる変化の際に新しい「口元基準点」(yM1)を前記
のように再び維持できるので有利である。
【0027】図3は患者椅子の別の有利な変形例を示す
。この変形例は、枕6が別個のヘッドレストとして構成
され、このヘッドレストが矢印11、12の方向へ(比
較的短く構成された)背もたれ5に対して調節可能に配
置され、座部4及び背もたれ5が一緒に矢印13の方向
へ支持台3に対して傾動できる、ということにより前記
の実施例と異なっている。それに応じて適当な調節装置
A4、A5、A6及び相応のセンサG4、G5、G6が
設けられている。センサG4、G5により背もたれに対
し相対的なヘッドレストの位置を検出することができる
。調節装置A4、A5は人手により操作可能な調節装置
とすることができる。同様にここでも電動調節駆動部の
使用を考えることができまた有利である。矢印11の方
向へのヘッドレスト6の調節のために例えば背もたれ5
の内部に調節電動機を配置することができ、この調節電
動機はラックなどを介して符号14で示されたヘッドレ
スト支持体(差し込み棒)を調節する。
【0028】矢印11に応じて背もたれに沿って調節可
能な枕6により、異なる身長(ここでは小さい患者に対
しては破線で示された位置H′が相応する)を有する患
者に対するヘッドレスト位置の変更の際に、前記のよう
に椅子上部が寸法Δx、Δyだけ「口元基準点」Mを維
持するように修正されることにより、「口元基準点」M
を種々の患者身長に適合させることが可能であり、それ
により治療者はその作業姿勢及びこれに従属する器具及
び装置を変更する必要は無い。
【0029】図4は図3に示す椅子を、二つの異なる治
療に対して一般に用いることができる二つの異なる椅子
位置で示す。実線により示された第1の椅子位置は例え
ば治療者が座って下あごを治療するのに適しており、他
方では破線で示された第2の位置は治療者が座って上あ
ごを治療するために一般に用いることができる。制御プ
ログラムにより決定される両椅子位置は共通な「口元基
準点」Mを有し、点Mは実線により示された第1の位置
から破線で示された第2の位置への移行の際に維持され
る。このことは結局患者頭部が治療位置のこの変更の間
に専ら「口元基準点」Mを中心として回転させられるこ
とを意味する。
【0030】図5に示すブロック線図により、図1及び
図2に示すこの発明の実施例に基づく椅子の作用及び別
の長所を説明する。
【0031】既に説明したようにこの実施例の椅子は三
つの制御可能な駆動部A1、A2、A3を有し、これら
の駆動部は電動駆動部とするのが有利である。これらの
駆動部は電力出力回路20及びA−D変換器21を介し
て中央ユニット22(CPU)により制御される。相対
的に調節可能な椅子各部の間、すなわち台座と台枠上部
の間、台枠上部と支持台の間、並びに座部と背もたれ及
び枕との間には、例えばポテンショメータの形の相応の
センサG1〜G4が設けられ、これらのセンサはその相
対位置に応じて調節道程に相応する信号を中央ユニット
22に供給する。制御可能な駆動部に相応して三つのス
イッチS1〜S3が設けられ、これらのスイッチにより
椅子上部の高さ調節及び長手方向移動並びに背もたれの
傾斜を導入することができる。駆動部A1〜A3の制御
は直列のインタフェース23を介して同様に中央ユニッ
ト22から行われる。
【0032】符号P1〜Pnはプログラム選択キーを示
し、これらのキーにより直列なインタフェース23及び
中央ユニット22を介してプログラム記憶装置24から
種々の椅子プログラムを呼び出すことができる。これら
のプログラムは個々に入力可能なプログラムとするか、
又は人間工学的観点から作り上げられた基準に基づき或
る歯の治療に対し完全に或る椅子位置が割り当てられて
いる体位体系から成る椅子プログラムとすることができ
る。この種の体位体系は例えば前記文献「人間工学の視
野における歯科医」に記載されている。
【0033】符号25により「口元基準点」Mのx、y
の値を目標値として記憶することができる記憶装置が示
されている。これらの記憶された目標値は、図2により
治療者の身長に適合させるために説明したように、y値
が平均的な身長に相応する平均値から上又は下に向かっ
て変更されることにより、入力ユニット26により直列
なインタフェース23を介して中央装置22中で修正す
ることができる。この修正値は表示器27に表示され、
プログラム選択キーP1〜Pnにより椅子プログラムの
呼び出しの際に自動的に考慮される。
【0034】選択キー28により選択的に最適な「口元
基準点」を一方では座っての治療のためにまた他方では
立っての治療のために呼び出すことができる。
【0035】制御プログラムすなわちプログラム記憶装
置24において人体計測表が利用され、この表により治
療者の身長に相応する「口元基準点」が立っての又は座
っての治療に対して設定されるのが有利である。しかし
ながらこのソフトウェアによる基準値は一定ではなく、
望まれる限り個人的な基準に基づき治療者により個々に
修正できるのがおそらく合目的的である。
【0036】中央ユニット22の作動プログラムは符号
29により示されている。
【0037】患者椅子のメーカにより所定の治療及び治
療者身長に対する種々の「口元基準点」が既に設定され
相応のプログラム中に組み込まれるのが有利である。こ
の設定された値は治療者により必要のある場合にプログ
ラムの書き換えにより変更することができる。
【0038】治療者が「口元基準点」自体のための目標
値を調節しようとするとき、この調節は下記のように行
われる。
【0039】患者が椅子に座ったとき治療者は、「口元
基準点」従って準備個所の中央が治療者にとって有利な
作業姿勢に置かれるような、治療に対し適した位置に椅
子を持って来る。この位置に到達すると記憶装置入力キ
ー30を介しての相応のトリガ過程に基づきx、y値が
目標値として記憶装置25に与えられる。その際中央ユ
ニット22は相応のセンサG1〜G4により測定された
値を検出し、角度値は中央ユニットの演算装置の中で相
応に編集される。その後に例えば上あごから下あごへ又
はその逆に治療個所の変更が導入されて背もたれの傾斜
位置が変更されると、センサG1〜G3のそのとき生じ
た実際値が中央ユニットの中で記憶装置25からの目標
値と比較され、その際相違があれば椅子は長手方向移動
及び高さ調節の趣旨で「口元基準点」Mが維持されるよ
うに変更される。従って背もたれの傾斜位置の変更の際
に同期して椅子上部の高さ位置及び長手方向位置がx−
y平面に関して変化する。
【0040】治療者がその姿勢を例えば座った姿勢から
立った姿勢へ変更するか、又は異なる身長の治療者が患
者椅子のそばで作業することが生じると、治療者は入力
ユニット26を用いて「口元基準点」のy値を意識的に
変更する。「口元基準点」のこの種の変更により、プロ
グラム記憶装置24中に記憶されたすべてのプログラム
がこの「口元基準点」へ修正される。
【0041】位置センサG4は前記のように、枕6が背
もたれ上に置かれ背もたれに沿って移動できるときに、
適当な感圧センサにより構成することができる。この感
圧センサは患者頭部が枕6上に加える接触圧力に応じて
位置に相応する量を中央ユニットに与える。
【0042】図1及び図2に示す実施例のための前記ブ
ロック線図と同様に、図3及び図4に示す実施例のため
の制御装置も働き、この制御装置の場合には枕6が別個
のヘッドレストとして形成される。このヘッドレストは
背もたれ5に沿って調節可能にかつ更に軸受を中心とし
て矢印12の方向に傾動可能に配置され、また更に椅子
上部全体が支持部3に対して傾動可能に配置される。こ
の実施例の場合には駆動部A4〜A6は同様に電動駆動
部とするのが合目的的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に基づく患者椅子の第1の実施例の側
面略図である。
【図2】図1に示す患者椅子の同期調節を説明する側面
略図である。
【図3】患者椅子の第2の実施例の側面略図である。
【図4】図3に示す患者椅子の同期調節を説明する側面
略図である。
【図5】図1に示す患者椅子のための制御装置のブロッ
ク線図である。
【符号の説明】
1  台枠 2  椅子上部 4  座部 5  背もたれ 6  枕(ヘッドレスト) 22  中央ユニット 24  プログラム記憶装置 25  目標値記憶装置 26  入力装置 27  表示装置 30  記憶装置入力キー A1〜A6  駆動部(調節装置) G1〜G6  位置センサ H  患者頭部 M  口元基準点 P1〜Pn  プログラム選択キー S1〜S3  スイッチ b  距離 x、y  実際値 xM 、yM   目標値

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  患者のための座部(4)、背もたれ(
    5)及び枕(6)を備える椅子上部(2)を高さ調節可
    能にかつ長手方向移動可能に保持する台枠(1)と、少
    なくとも椅子上部(2)の高さ調節及び長手方向移動の
    ための制御可能な駆動部(A1、A2)を備える調節装
    置と、少なくとも枕(6)及び背もたれ(5)の調節の
    ための別の調節装置(A3〜A6)と、調節可能な椅子
    各部(2〜6)に付設され椅子各部のそれぞれの実際位
    置を検出する位置センサ(G1〜G6)と、枕(6)に
    従属する基準点(M)の位置に相応する目標値(xM 
    、yM )を入力し記憶させるための装置(S1〜S3
    ;30、25)と、制御兼演算ユニット(22)とを備
    え、この制御兼演算ユニットが枕(6)の実際位置に応
    じて基準点(M)の実際値(x、y)を算出し、背もた
    れ(5)及び/又は枕(6)の位置が変化した場合に、
    基準点(M)の入力された目標値に応じて実際値を一定
    に維持する趣旨で椅子上部(2)の高さ調節及び長手方
    向移動のための駆動部(A1、A2)を調節することを
    特徴とする歯科用患者椅子。
  2. 【請求項2】  患者のための座部(4)、背もたれ(
    5)及び枕(6)を備える椅子上部(2)を高さ調節可
    能にかつ長手方向移動可能に保持する台枠(1)と、少
    なくとも椅子上部(2)の高さ調節及び長手方向移動の
    ための制御可能な駆動部(A1、A2)を備える調節装
    置と、少なくとも枕(6)及び背もたれ(5)の調節の
    ための別の調節装置(A3〜A6)と、調節可能な椅子
    各部(2〜6)に付設され椅子各部のそれぞれの実際位
    置を検出する位置センサ(G1〜G6)と、複数の種々
    の椅子位置のために調節可能な椅子各部の位置を決定す
    る量を入力し記憶させるための装置(P1〜Pn、24
    )と、枕(6)に従属する基準点(M)の位置に相応す
    る目標値(xM 、yM )を入力し記憶させるための
    装置(S1〜S3;25、30)と、種々の椅子位置の
    ために調節可能な椅子各部の座標値(x、y)を共通な
    基準点(M)の目標値(xM 、yM )に基づいて決
    定する制御兼演算ユニット(22)と、種々の椅子位置
    のうちの一つに到達するために制御可能な駆動部(A1
    〜A3)を作動させる装置(P1〜Pn)とを備えるこ
    とを特徴とする歯科用患者椅子。
  3. 【請求項3】  基準点(M)のための目標値(xM 
    、yM )を変更することができる入力装置(26)が
    設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の椅子
  4. 【請求項4】  入力装置(26)が基準点(M)の目
    標値(xM 、yM )を垂直(y)方向に変更するこ
    とを特徴とする請求項3記載の椅子。
  5. 【請求項5】  入力装置(26)により治療者の身長
    を代表する目標値を決定できることを特徴とする請求項
    4記載の椅子。
  6. 【請求項6】  入力装置(26)に表示装置(27)
    が付設されていることを特徴とする請求項3ないし5の
    一つに記載の椅子。
  7. 【請求項7】  基準点(M)が、大きさを経験的に決
    定された平均の患者頭部に枕(6)から所定の距離(b
    )を置いて設けられた「口元基準点」により規定される
    ことを特徴とする請求項1ないし6の一つに記載の椅子
  8. 【請求項8】  基準点(M)が患者の身長に応じて背
    もたれ(5)に対する枕(6)の調節により調節される
    ことを特徴とする請求項1ないし7の一つに記載の椅子
  9. 【請求項9】  患者頭部(H)を所定の位置に固定し
    背もたれ(5)の長手方向に調節可能に保持された枕(
    6)が設けられ、この枕には患者頭部の接触の際に信号
    を出す位置センサ(G4)が付設されていることを特徴
    とする請求項1ないし8の一つに記載の椅子。
  10. 【請求項10】  位置センサ(G4)として患者頭部
    (H)の接触圧力に応答する圧力センサが設けられるこ
    とを特徴とする請求項9記載の椅子。
  11. 【請求項11】  枕が背もたれ(6)に対して長手方
    向に調節可能に保持されたヘッドレスト(6)として構
    成され、その際保持部と背もたれ(5)の間に枕の調節
    道程を検出するセンサ(G4)が設けられることを特徴
    とする請求項1ないし10の一つに記載の椅子。
JP3353474A 1990-12-19 1991-12-17 歯科用患者椅子 Withdrawn JPH04295357A (ja)

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