JPH04295211A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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Publication number
JPH04295211A
JPH04295211A JP3060550A JP6055091A JPH04295211A JP H04295211 A JPH04295211 A JP H04295211A JP 3060550 A JP3060550 A JP 3060550A JP 6055091 A JP6055091 A JP 6055091A JP H04295211 A JPH04295211 A JP H04295211A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
busbar
double
line
disconnectors
Prior art date
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Pending
Application number
JP3060550A
Other languages
English (en)
Inventor
Ikuo Hirao
平尾 郁夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3060550A priority Critical patent/JPH04295211A/ja
Publication of JPH04295211A publication Critical patent/JPH04295211A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[発明の目的]
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、2組の二重母線を有す
る四重母線方式の送電線において、ブッシングを有する
回線を引き出すために使用されるガス絶縁開閉装置に関
する。
【0003】
【従来の技術】接地金属容器内に、SF6 ガスなどの
絶縁ガスと共に充電部を収納して成るガス絶縁開閉装置
は、優れた絶縁信頼性、環境との調和性、据付スペース
の縮小などの利点を有するため、最近では、変電所や開
閉所などにおいて広く採用されている。
【0004】一方、電力の安定供給の要請から、系統の
分離や主要機器の保守点検などの運用面の自由度が大き
い複母線方式も主要な電力系統に採用されている。この
複母線方式には、各種のものが知られているが、なかで
も2組の二重母線を互いに連係接続させた四重母線は、
今後の系統の多重化や複雑化に対応する一つの手段とし
て、注目されている。
【0005】図3は、このような四重母線から線路回線
を引き出す場合の単線結線図、図4及び図5は、同じく
従来の機器の配置構成を示す平面図と側面図である。な
お、図4及び図5の従来技術において、各主母線として
は3相一括形のガス絶縁母線が使用され、断路器や遮断
器などは単相形の機器が使用されている。
【0006】図中、それぞれ2重母線を構成する甲母線
1aと乙母線1b、丙母線1cと丁母線1dは、所定の
相間寸法を確保して平行に配置され、四重母線を構成し
ている。
【0007】各母線1a〜1dの上部には、それぞれ母
線側の断路器2a〜2dがその口出部を母線の軸方向と
直角に向けて、しかも各断路器2a〜2dが同軸上にな
るように配置され、電気的には直列に接続されている。 これらの断路器2a〜2dは、一例として甲母線1aの
側方に母線の軸方向と直角に配置された遮断器5に対し
て、接地開閉器3及び計器用変流器4を介して接続され
ている。この遮断器5は、更に計器用変流器4、接地開
閉器3及び断路器2を介して線路側ブッシング6に接続
されている。
【0008】この従来技術において、図4のように、四
重母線から複数の線路回線A,Bを引き出すには、各線
路回線の線路側ブッシング6の気中絶縁距離を確保する
必要がある。しかし、そのため四重母線のすべてを必要
とする気中絶縁距離分延長することは、母線長の増大を
招き、ガス絶縁開閉装置の据付スペースの増大を招く。 そのため、通常は、図4の線路回線Bのように、各断路
器2a〜2dと遮断器5との間に3相一括形の補助母線
7を設けている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来技術においては、母線側の断路器2a〜2dを4
台直列に接続しているため、母線側断路器で万一事故が
あった場合、特に遮断器5に一番近い断路器2aで事故
があった場合、その回線はもちろん他の健全な母線側断
路器2b〜2dまでも、事故が復旧するまで使用するこ
とができなくなり、二重母線をダブル化して四重母線と
した意味がなくなると言う問題があった。
【0010】本発明は、上述の如き従来技術の問題点を
解消するために提案されたもので、その目的は、二重母
線のいずれかの系統の断路器が故障しても、他の系統に
は影響が生じることがなく、四重母線化のメリットを十
分発揮できるガス絶縁開閉装置を提供することにある。
【0011】[発明の構成]
【0012】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のガス絶縁開閉装置は、平行に配置された
甲母線と乙母線から成る第1の二重母線と、同じく平行
に配置された丙母線と丁母線から成る第2の二重母線と
を、その間に線路回線引き出し用の補助母線を配置する
に足る間隔を保って、平行に配置し、これら2系統の二
重母線の間には、各母線と平行に補助母線を配置し、前
記甲母線と乙母線の上部にはそれぞれ断路器を設けると
共に、丙母線と丁母線の上部にもそれぞれ断路器を設け
、各系統の母線の断路器同士を接続すると共に、互いに
接続された各系統の断路器を、二重母線の間に配置され
た補助母線に接続し、この補助母線に線路回線引き出し
用の遮断器を接続したことを特徴とする。
【0013】
【作用】このような構成を有する本発明のガス絶縁開閉
装置においては、各系統の二重母線に設けた断路器は、
それぞれ独自に補助母線に接続されているので、一方の
系統の断路器が故障しても、他の系統の断路器まで停止
させる必要がない。その結果、一方の系統に事故が生じ
ても他方の系統がそれをカバーすると言う、四重母線方
式の利点が十分発揮される。
【0014】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2に従
って具体的に説明する。なお、前記図3ないし図5に示
した従来技術と同一の部分については、同一の符号を付
し、説明は省略する。
【0015】本実施例において、平行に配置された甲母
線1aと乙母線1bから成る第1の二重母線と、同じく
平行に配置された丙母線1cと丁母線1dから成る第2
の二重母線が、その間に2系統の線路回線A,Bの引き
出し用の補助母線7A,7Bを配置するに足る間隔Lを
保って、平行に配置されている。これら2系統の二重母
線の間には、各母線と平行にA,B2回線の3相一括形
補助母線7A,7Bが配置されている。
【0016】第1の二重母線を構成する甲母線1aと乙
母線1bの上部には、それぞれA回線用とB回線用の断
路器2a,2bが設けられると共に、第2の二重母線を
構成する丙母線1cと丁母線1dの上部にもそれぞれA
回線用とB回線用の断路器2c,2dが設けられている
。そして、第1の二重母線では、A回線用の断路器2a
と2bが接続母線8Aで、B回線用の断路器2aと2c
が接続母線8Bによって接続されている。また、第2の
二重母線では、A回線用の断路器2cと2dが接続母線
9Aで、B回線用の断路器2cと2dが接続母線9Bに
よって接続されている。
【0017】更に、互いに接続された各系統の断路器は
、二重母線の間に配置された補助母線7Aまたは7Bに
対して、接続母線10Aまたは10Bにより接続されて
いる。そして、補助母線10Aまたは10Bは、それぞ
れに線路回線引き出し用の遮断器5Aまたは5B、断路
器2Aまたは2B、接地開閉器3Aまたは3Bを介して
線路側ブッシング6Aまたは6Bに接続されている。
【0018】このような構成を有する本実施例のガス絶
縁開閉装置においては、2系統の2重母線の断路器2a
,2bと2c,2dとがそれぞれ補助母線7A,7Bに
接続され、従来技術のように全断路器が直列に接続され
ることがない。そのため、いずれかの系統の断路器が故
障しても、他の系統の断路器はその影響を受けることが
ないので、システム全体の信頼性が向上する。
【0019】しかも、本実施例では、各断路器と回線側
の遮断器とを接続する補助母線を2系統の二重母線の間
に配置し、その上方に接続母線を立体的に配置したので
、据付スペースの有効利用が図れる。また、2系統の二
重母線を間隔を保って配置したため、母線間に保守点検
用のスペースも確保でき、クレーンその他の重機の搬入
も容易である。
【0020】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、引き出す回線としては、線路回線以外に
変圧器回線にも適用でき、また引き出す回線数を増減す
ることも可能である。更に、補助母線を単相形としたり
、電力ケーブル方式とすることもできる。また、回線引
き出し用遮断器には、図1のような線路用ブッシング以
外に、母線やケーブルヘッドを接続することもできる。
【0021】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、2系統の
二重母線を所定の間隔を保って配置し、その間に回線引
き出し用の補助母線を配置すると言う簡単な手段により
、信頼性に優れ、保守点検も容易なガス絶縁開閉装置を
提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガス絶縁開閉装置の一実施例を示す平
面図
【図2】図1のガス絶縁開閉装置の側面図
【図3】四重
母線から線路回線を引き出すガス絶縁開閉装置の単線結
線図
【図4】従来のガス絶縁開閉装置の一例を示す平面図

図5】図4のガス絶縁開閉装置の側面図
【符号の説明】
1a〜1d…母線 2a〜2d…母線側の断路器 3…接地開閉器 4…計器用変流器 5…遮断器 6…線路側ブッシング 7…補助母線 8〜10…接続母線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行に配置された甲母線と乙母線から成る
    第1の二重母線と、同じく平行に配置された丙母線と丁
    母線から成る第2の二重母線とを、その間に回線引き出
    し用の補助母線を配置するに足る間隔を保って、平行に
    配置し、これら2系統の二重母線の間には、各母線と平
    行に補助母線を配置し、前記甲母線と乙母線の上部には
    それぞれ断路器を設けると共に、丙母線と丁母線の上部
    にもそれぞれ断路器を設け、各系統の母線の断路器同士
    を接続すると共に、互いに接続された各系統の断路器を
    、二重母線の間に配置された補助母線に接続し、この補
    助母線に回線引き出し用の遮断器を接続したことを特徴
    とするガス絶縁開閉装置。
JP3060550A 1991-03-25 1991-03-25 ガス絶縁開閉装置 Pending JPH04295211A (ja)

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JP3060550A JPH04295211A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 ガス絶縁開閉装置

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JPH04295211A true JPH04295211A (ja) 1992-10-20

Family

ID=13145511

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JP3060550A Pending JPH04295211A (ja) 1991-03-25 1991-03-25 ガス絶縁開閉装置

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JP (1) JPH04295211A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103825204A (zh) * 2014-03-04 2014-05-28 北京仙络科技发展有限公司 配电设备

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103825204A (zh) * 2014-03-04 2014-05-28 北京仙络科技发展有限公司 配电设备

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